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津別町議会 令和5年第5回定例会 2023年6月20日

津別町個別施設計画について

2023年6月20日、津別町議会の一般質問で、山内彬議員が「津別町個別施設計画について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
山内彬 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 9番 山内彬

〔登壇〕 ただいま、議長より発言のお許しをいただきましたので、先に通告の質問2項目につきまして、よろしくお願いをしたいと思います。最初に、津別町個別施設計画、いわゆる公共施設の個別施設計画について、この3月に計画書ができたということで我々議員等についてこの計画書を配付されておりま― 44 ―す。詳しい説明はあまりなかったのですけれども、そのことについてお伺いしたいと思います。まず、津別町のインフラ全体における整備の基本的な方針として、平成 28 年度に「津別町公共施設等総合管理計画」を策定されております。これに基づき、今回の個別の施設ごとの具体的な対応方針を定める計画として、令和5年3月に「津別町個別施設計画」を策定されたものです。この計画は 10 年計画として、5年ごとに適宜見直されて進めるということになっております。そこで次の点についてお伺いしたいと思います。この計画で施設整備の基本的な方針は掲げておりますが、これを推進するにあたって、具体的にどのように進めるのかお伺いをしたいというふうに思います。2項目めの質問として、個別計画を進めるにあたって、町民の情報共有を図るべきではないか、この2点についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

山内議員さんの津別町個別施設計画についてお答え申し上げます。はじめに、個別施設計画の具体的な進め方についてですが、この計画は 128 施設 172棟を対象施設として策定したもので、第3章において施設整備の基本的な方針を定め、第4章では施設分類ごとに長寿命化の実施計画を定めています。進め方としましては、第1には、この施設整備の基本的な方針や長寿命化実施計画の方針に基づくこととしますが、施設の老朽化率や利用状況、今後の利活用見込み、地域からの要望などを踏まえ、まずは施設を所管する担当課において方向性を検討することとなります。実施に向けては、毎年度7月から9月にかけて翌年度に実施しようとする主要事業の取りまとめを行い、町長、副町長、財政担当課と事業担当課によるヒアリングを行っています。また、その中では翌年度に実施する事業のほかにも、今後5年間で予定する施設の修繕や改修計画について、「公共施設等維持補修・機器更新計画」として取りまとめを― 45 ―行っており、中長期的な維持管理等に係るトータルコストの縮減や、財政状況も勘案し予算の平準化を図り、優先度を見極めながら、施設を維持管理していくのか、あるいは施設の廃止や解体、民間への貸与や譲渡等について検討していくことになると考えています。次に、個別計画を進めるための町民への情報共有については、この計画を誰もが閲覧できるように、ホームページに公表してまいります。また、施設の維持補修や統廃合などを検討していく段階では、関係する地域住民の方々や自治会など、議会に対してもご協議申し上げ、合意を得ながら進めてまいりたいと考えています。施設の整備に関する考え方についてですが、基本的な考え方について整理して答弁とさせていただきます。なお、渡邊議員の質問でもお答えしましたが、重要案件については、協議会の設置の必要性も含め、議会と協議をしながらの計画執行となります。以上、答弁とさせていただきますので、よろしくお願いします。

質問 9番 山内彬

〔登壇〕 今、お答えをいただきましたけども、この個別計画の目的ということを、この個別計画の1ページの「はじめに」のところに掲げております。これを読んで解釈すると、町長の答弁では基本的な方針や云々ということで、この計画を進めていきたいというふうにお答えをしておりますけれども、今回の個別施設の個別計画をつくって、具体的な方針をここで書いている中身を見ますと、具体的な対応方針を定める計画としてと、この始めに書いてあります。今回の個別計画をもとにして、おそらく個別ごとの具体的な対応方針をそれぞれ定めて進めるのではないかと私は思っておりましたけれども、今の答弁では、今までのやり方と何も変わらないような感じの進め方なんですけども、このインフラの長寿命化含めて、個別計画を国が策定するようにというふうに、今、法律で進めておりますけれども、これについては、それぞれの自治体の公共施設、用地含めて長期的におそらく人口減少含めてそれぞれの自治体のこれまでに整備された施設がそれぞれ使われなくなったり、改修が相当必要になるということから、将来の財政計画に非常に影響が出るということから、おそらく個別的にきちっとした具体的な計画をつくって進めるべきではないかな― 46 ―というふうに読み取れるものですから、それについて町長はどういうふうに考えているのか、再度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

本来的にやれば、計画を今年はこの施設、来年はこの施設というふうな形で、きちんとした形でできればいいというふうには思いますが、ご承知のとおり国の財政状況によって毎年度の交付税の増減もあったり、さまざまな形があります。この計画そのものが総合管理計画ということで、人口減少、そして大きく広がっていった公共施設を縮小していくべきではないかと、あるいは長寿命化していくべきではないかということで、国の方針のもとに全国の各自治体でつくってほしいということで、それに対しての国としての財政措置というのも出てきております。それは公共施設等適正管理推進事業債というお金を貸してくれるということであります。通称、公適債と呼んでおりますけれども、90%の充当率でありまして、そしてものによっては交付税措置が 50%ということで、多くは 50%から 30%の間という形になっております。残念なのは公共施設を解体する部分はこれも借りられるのですけれども、交付税措置はないということであります。こういう状況の中で、どんどんそれに基づいて、これだけを頼りにしてやっていくということは非常に危険なことでもありますので、新規にやらなければならない事業もたくさんございますので、それらのために事前に毎年主要事業のヒアリングをやっておりますし、そして予算編成の時点では財政の見通しがよりはっきりしてきますので、それにおいてAランク、Bランク、Cランクとつけたものの、Aはやるというふうになりますけれども、Bの部分は、これはもう1年待とうとか、これは何とかやっていこうだとか、そういう判断をしながら進めているということでありますので、現実に即して進めているということであります。どういう施設がどういうふうな状態になっているということは、しっかりおさえておく必要がありますので、写真を含めて、皆さんのお手元にもあるかと思いますけれども、津別町個別施設計画ということで、それぞれの施設の状況等も、ちょっと写真写りが悪いのですけれどもお示ししていますので、それらも参考にして、そして現場にも行って決定をしていくということで進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。― 47 ―

質問 9番 山内彬

〔登壇〕 町長の考えもわからないではないのですけれども、この計画は、長期的に財政負担がどうなるかということが、これからの自治体運営について非常に大事なことになるのではないかなと、そういうことで国は 10 年計画で前期、後期ということで優先順位を決めて、この個別の施設の将来 10 年の計画について検討しなさいということではないかなというふうに思います。ですから5年で優先順位を決めて、どこを先にやるかと、その辺りをきちんと見極めて、どれぐらいの財政負担がかかるのか、かつ、これをいかに進めるかということを、町長の答弁では施設を所管する担当課で方向を検討するというふうになっておりますけれども、これは今までのやり方で、やはり津別町の担当課ではなく、町の行政の中に一つ公共施設の個別計画を進めるにあたって基本方針を定めて、それを検討する組織をつくって進めるべきではないかなというふうに思います。それで、128 施設、172 棟の施設が個別計画で出ておりますけれども、これまで先送りした古い使われない廃止すべき建物が多く見受けられます。おそらくそれを処理するとなると、相当、財政負担も伴うのではないかなと思います。維持管理していく上で、必要な施設をいかに維持管理して使えるまで使おうという費用と、それから廃止して解体して処分する、そういう費用も当然かかってくるのではないかなと思います。この 128 施設の 172 棟の中で、もう相当放置して町民の方からすると、いつまでも放置した形が続いていると、やはり町の基本的なきちっとした方針を定めていないものですからわかりづらいと、そういうことではないかなと思います。今回、ホームページでこの個別計画を示すというふうにしておりますけれども、行政財産は公有施設含めて町民の財産になりますので、それあたりきちんと町民に情報を、この2番目の質問でもしましたけれども、きちっと示して、理解を求めながら進めるべきではないかなと思います。

答弁 町長 佐藤多一

これまでも、この計画がつくられる前も議会はもちろんのことでありますけれども、その前の委員会だとか、あるいは町民等に冊子等も配ったりしております。例えばですけれども、議員もご承知のとおり、豊永にはかつてものす― 48 ―ごい数の職員住宅がありました。そこを全て取り壊しを行っているわけでありますけれども、それにあわせて住生活基本計画というのを小さなパンフレットにして、わかりやすい形で広報で町民の皆さまにお知らせをしたりとか、さまざまな取り組みを進めているところです。今回こうして個別の、これまでも不必要になった部分、あるいは老朽化したものは取り壊しを毎年毎年進めているところでありますけれども、対応しなくちゃならない部分というのは、よりこの個別計画の中で鮮明になってきています。例えば、お手元にないかもしれませんけれども、個別計画の中の 21 ページには評価結果というのがあって、その中でこの中でいけば退避施設、この中に幾つか何棟かあるわけですけれども、Bの4棟というところがDランクになっていまして、これも1棟だけがDということで、早急に対応する必要があるというようなことにもなっています。ですから、こういうようなことだとか、さまざまありますので、優先されるとすれば、こういうものが先になってくるだろうというふうに思いますので、これは主要事業の中で、この夏に提出される中では当然出てくるかというふうに思いますけれども、その財源をどうしていくのか、何が見込めるのかだとか含めて、そして現地も含めて確認をして、一つ一つ進めていくという形になりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 9番 山内彬

〔登壇〕 大体お答えの内容はわかりますけども、そこで、今までのやり方をやはりきちんとわかりやすいように行政組織の中で全体が情報共有できるように、津別町公有財産活用や処分に関する基本方針をきちんと定めて、その中にこのもろもろも活用や廃止して処分する、また施設のみならず公有の用地についても、この中に網羅して基本方針を定めて進めるべきじゃないかなと思います。これをきちんと定めることによって、公共施設、土地など全ての財産の活用、処分について一貫した考え方をもって、やはりこれを広く町民に明らかにすることによって公有財産の適正な管理の徹底と公平、公正で透明性のある活用や処分を推進してはどうかということで、できれば進めてほしいと思いますので、町長の考えがこのことについて考えがあればお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

最初の答弁でもお答えしましたとおりでありますけれども、こういう計画が出来上がりましたので、これにはっきりした今年の令和5年の3月につくっておりますので、これに基づいて進めていくということになります。この計画もホームページ上にアップしていきますと、やっぱり興味のある方はそれなりにチェックをされるでしょうし、そしてこうなっているのかと、エッセンスの部分については、毎年発行しています「津別町のしごと」だとか、そういったものを活用してお知らせをするということもあっていいかなというふうに思いますので、これに施設計画だけではなくて、さまざまな行政の政策も含めていろんな広報もそうですし、動画だとかさまざまな形で、あるいは町政町民懇談会だとか、さまざまな形で進めておりますので、今後ともそういう形でいろんな媒体を使いながら伝えることは伝えていきたいと、そしてご意見も伺っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 9番 山内彬

〔登壇〕 私が申し上げているのは、やはり5年、10 年というレベルで、この個別計画のことについて維持管理、それから処分を含めた財政的な負担がどうなるかということを見極める必要があるのではないかなということで、5年間でおそらくはじけると思いますので、これぐらいの費用がかかると、10 年ではこれぐらいかかると、やはりそういうものをきちっと出さなければ、毎年毎年予算要求したから、そこで判断するというものではないかなというふうに思いますので、できたら、そういうものをきちんとしていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。

出典:津別町議会 令和5年第5回定例会 2023年6月20日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる