みんなの議会

猿払村議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日

海岸侵食対策について

2019年9月10日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「海岸侵食対策について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 伊藤浩一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

2番目に移りたいと思います。海岸侵食対策について。これも以前にお聞きした質問でございます。猿払村の海岸は約30km あるとされております。昔のホタテ漁の全盛期の頃から比較すると、たぶん相当著しく後退している。そういう現状にある。これは何が原因かと申しますか、世界的・地球的な規模で潮位がだいたいここ100年くらいで10cm。千年ぐらい前で10cm。ですから急激にここ100年ぐらいで潮位が上がっているとそういう記事を見たことはあります。南の方の島も大変環境に良い島ですけど、やっぱり潮位が上がってきて生活が脅かされている。そういうテレビの光景も目にします。ただ、やっぱり猿払村もあるいは北海道や日本全体がそうだと思いますが、海岸線の後退が本当に年を追うごとに大きくなっている。10年ぐらい前に私はそれまでなかなか自分の仕事もあって手伝いをできていませんですけど、自治会長という立場にもなったので猿払村の海岸のごみ清掃に初めて参加するようになったのが多分10年前だと思います。ちょうどホタテ工場のところから浜鬼志別側に向けて歩いて、その頃はホタテ工場の裏も普通にちゃんと砂浜があって結構、何人か歩いていて漁師の3輪のバイクみたいので来てちょっと大きいごみみたいのがあったらそれに積んで持って行ったりして、我々はただ歩いて、ちょっと拾うと言ってもみんな先に行って拾ってくれるという状況だったのですけど。しかし、それも3年ほどしたらもう全然後ろに行けないですよね。そして、生コンさんの裏側、波消というのですか。波返し、防波堤ですね。それももうその後、ちょっと機会のあった時に見てももうバンバン波が来ていて、あるいはまたそこの猿払鉄工さんとこのあとでブロックが積まれ、そして新しくホタテ工場が建設されたところも本当に全部長くコンクリートブロックが入って、今年の夏、ちょっとエサヌカ海岸を、海岸通りの方を2度ほど通らせていただきました。そうしたら、ちょうど小松さんが前に生活をされていたとあるいは川谷さんの場所、その2箇所に離岸堤が設置をされております。その川谷さんの前の方の浜は、もうブロックがびっしり入っておりまして、ですけどそのブロックの入っているところは逆にブロックが沈んでいる状態、あるいはまた端っこと端っこの方は逆に砂がそぎ取られている。そのような光景を今年の夏見て参りました。ですけど、その離岸堤のあるところ、川谷さんの立て場、あるいはまた本間さんの立て場のところの離岸堤のある場所は、やっぱり離岸堤があって、そしてそれに向かって砂浜がこっちに付いていって、出て行っているのを目の当たりにさせていただいたところでございます。一番ポピュラーなのは知来別の港を過ぎて、市街地からの向こう側です。そこも離岸堤ができてそして、かなり波を叩いていたのですけど、離岸堤ができてからは砂浜がどんどんどんどんついた。それから最近は通らなくなりましたけど富磯海岸ですね。あそこも相当この波消しを叩いていたのですけど沖の方に消波ブロックを積んでいたらしまいに砂が全部付いていった。東浦の海岸も見ましたし、それから声問の町の中を少し湾に突起して出ていますよね。そこは全部もう海岸ブロックですね。それから、稚内の港過ぎて、はまなすの海岸は全部ブロックですね。それから西稚内海岸も、それから恵山泊の方も全部ブロックが入ってる。沖合にです。ですから、ブロックを積んだら良いのか。あるいはまたその離岸堤にした方がいいのかとまたいろいろあるのでしょうけどやっぱりこれだけ砂浜がなくなってる。インディギルカ号の下のところも昔は本当にあそこでキャンプやあるいはバーベキューをたくさん置いてやったこともありますけど、今は跡も影もありません。そして、岬から手前の方も実際はインディギルカ号が遭難した時は神 源一郎の家も確かにあって、あの下が昔は国道だった。エサンベへ向かう中の国道だったということも明快にしるされているところです。今はその国道さえも波に取られて行っているそういう状況でございます。それで前にそういうお話をしたことはありますので、村長さんもいろんな機会あるごとにまた国の方とかそれから代議士さんですとか、そういう方々にお会いすることがあると思いますけど、村長さん自身がこの海岸の浸食についてどのようにお考えになっているのか。それから今後また、どのようにこの海岸保全をどうして行きたいのか。そこをひとつお聞きをしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。まず始めに、毎年議員さんには前浜清掃にご協力いただきましてどうもありがとうございます。引き続き、どうぞよろしくお願いしたいというふうに思っております。それでは、海岸侵食の対策につきましては、私も議員と同様に、早急に対策を進めていかなければならないというふうに当然、認識をしております。この事から毎年、北海道建設部に対し整備に関する要望書を提出している他、漁協関係者とともに宗谷総合振興局や北海道建設部、水産庁に出向き、陳情活動により実情を訴える中で、早急に対策を進めていただけるよう毎年数度にわたって要望活動などを続けているのが現状でございます。なお、村内の海岸は建設海岸・漁港海岸・農地海岸にそれぞれ区分されておりますが、議員ご指摘の箇所は北海道が管理する建設海岸となります。国管理の農地海岸であるエサヌカ海岸とは異なりますが、道が行う建設海岸の侵食対策では、費用対効果の面から即効性のある消波堤の整備が順次行われておりますが、住民の財産を守ることはもとより、漁業にも影響の少ない手法について、引き続き道とも協議を進めながら事業の進捗も含めて要望活動をしてまいりたいというふうに思っております。また、エサヌカ線の農地海岸というところにつきましては、今年度は僕も農地海岸の協議会の副会長という役職をやらせていただいています。今年度につきましては、1億9200万円の予算をつけていただき、護岸工の部分を工事させていただいております。また、令和2年度以降も含めてそこのところをしっかり砂がつくような形の中で、要望活動をしていきたいというふうに思っております。また、危惧されております、毎年僕もほたて総合加工場、ササキ石油株式会社のスタンド、山田さんの鉄鋼ブロック、あそこのところもすき間が途中まで消波ブロックは来ているのですが、すき間の空いているところもありますので、そこをきっちり、またでもブロックを作っていただける形、それから一昨年はあそこの消波ブロックが浸食してしまったという形の中で、浜猿払から急遽ブロックを持ってきてもらって整備をしてもらったという形になりますけれども、それは断片的なものなのであり恒久的な形の中でしっかりやっていただきたいということも含めながら、また引き続き要請陳情活動をしていきたいいうふうに思っております。以上です。

質問 野村雅男

エサヌカ海岸につきましては後背地に大変大きな農業・農地があると。それを保全をしなければならないという形で農林海岸に指定されているということは私もお聞きしております。今、村長さん副会長さんをやられて今年も1億9200万円ですか、予算をつけられている。しかし、そこは大変ですね。ブロックばかりではなく、離岸堤を作って。離岸堤のところは非常に砂の付きが前に迫り出してきている。そういう状況でございますし、無駄とは言いませんけどブロックのところは本当にどんどんどんどん浸食がもう本当にブロックから角のところは中の方にえぐりが入っていといういう状況でございます。やっぱり、いろんな言っても大変なところもあると思いますけれども我々も議会としてもやっぱりそういう対策を考えてやっぱりいろんなところに機会があるごとにやっぱり陳情にお願いするようなそういう対策も必要ではないというのかなと思います。しかし、現実を見ても向こうの方まだ村の農地を守るという形でまだそこまではいってないのが現状ですけど、実際は人の住んでいるところ、あるいはもうすぐ道路の下のそういうところまで来ている、あるいは商売の場所がある。それから工場、その重要な猿払海岸このホタテの工場があるあるいはまた知来別の方に行きましても本間さんの後ろのところも相当数やっぱり段差になっているというのも事実でございます。そういうところについてはやっぱり強力に今ただブロックを置くだけこれはもうほんとにやっぱりそういうところにやっぱり離岸堤をつくっていただいてやっぱり少しずつ何と言うのですか。中に来るのを防ぐ。やっぱり今のままでいけば、またそのせっかく置いていただいた応急的に置いたということではないとは思いますけど、せっかくおいていただいたブロックもまた沈んでしまう。これの現実は浜鬼志別の港を過ぎて今はだいぶ伸びてきました藤本水産安田さんのところも今また出まして今は米澤さんの所まで行こうかなと、そういうところでございますけれどもそこから先は本当に散々たる結果だと思うのです。ですから、やっぱりそういうところも石籠を置いたりブロックを置いたりしてるんですけど。そこもほとんど年を追うごとに沈んでいるのが現状です。ですから、もう少し恒久的なそういう対策をしていただきたいなと思います。それから、今それがそれだけ浸食するのが原因でシネシンコ、今の仮置き場から知来別。それから知来別からまだ本間食品さんまでですか。山に上がる道路になってしまっているんです。しかし、考えてみたら同じ税金ですよ。別に国に払っているか道に払っているかですよ。国が出してくれるかと道が出すかなのですよ。勝手に、勝手にと言ったらおかしいですけどもこっちの海の方に少し投資をしていただければ今の道路を改良するだけで充分間に合うと思うのですよ。わざわざ山の方に道路をつけなくてもです。本当にそういう東京流に考えているというか。開発建設部の職員さん方の全部北海道出身の人ではない。北海道出身の人だから悪いわけではないでしょうけど。やっぱりふるさとというのはそういうところに対してのきしゃくのそういうものがないのかね。簡単にポンポンと上がってしまって僕はやっぱり下の方の昔、ホタテが採れていた生活の場所が、今はなくなってもそこに残るようなそういうものを可能であれば残してあげたいなと思います。村長さんも一生懸命やっていただいて、くださっているということになのでこれ以上の話はいたしませんけど、ぜひ村民の皆様方も同じような思いを思っていらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思います。今後、私達もできる限りいろいろな対策を、あるいは要望事項をお届けをするのと、村長さん自身もあるいは村上げてそういうことを考えていただいてこのことは1つでも進むような形をつくっていただきたいとお願いを申し上げましてこれで質問終わらせていただきます。

出典:猿払村議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる