猿払村議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日
海岸侵食について
2025年3月11日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「海岸侵食について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。
- 質問者
- 野村雅男 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 野村雅男
4点について質問をさせていただきたいと思います。一番目、海岸侵食についてであります。国道238号線、浜猿防災、浜頓別町と猿払村の防災工事、このうちの知来別工区、旧シネシンコから知来別間が、昨年の12月3日に開通をしたところでございます。ぐっと高く上がりまして、浜の見通しもよくなりました。計画されてから15年目の完成と私が記憶しているところでございます。15年ほど前には、海岸侵食もかなり進んでおりましたから。稚内開発建設部の説明によりますと、海岸侵食が進んでいるため、海岸のほうは、都道府県が担当するという大義前提がありまして、北海道がこの護岸を担当すると。開発の国道も、少しずつ侵食が進んで、国道の通行に支障があるような状況が何度も来ていたので、北海道に何回も何年も申し入れたそうでございますが、当時の北海道はどうしていたのでしょうか。さっぱり反応するような、そしてきちっとするような施策の返事等検討がなかったと。しびれを切らして、開発建設部は決断をして、この上に上がるルートをつくるとの説明でありました。しかし、この12月3日、開通したところでございますが、くしくも、もう少し知来別の視点から、元漁協の工場あたりの前ですか、昭和50年代ぐらいに海岸侵食の護岸をやっていたのですけれど、そこの部分が根本で、ブロックが破損してしまったという事態になりました。侵食が相当進んできていると。村長さんもその状況は、随時把握していると思いますが、12月に新聞紙上で稚内市において自民党の移動政調会、武部副大臣さん、あるいはまた吉田、三好道議、それから開発建設部、北海道の皆さん方の中で、海岸侵食対策について、猿払村長さんが要望を行ったという記事が出ておりました。その要望した内容についてお知らせをいただければと考えます。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまの野村議員さんの質問にお答えさせていただきたいと思います。当日行った要望内容ということでございますので、その要望について説明させていただきたいと思います。当日行った具体的な要望内容については、本村は37キロメートルの海岸線に面しており、特に浸食を受けている箇所として、北側から本間食品ホタテ加工場、知来別市街地に面する海岸、猿払村漁業協同組合ホタテ総合加工場及び採苗施設、ササキ石油ガソリンスタンド、浜鬼志別漁港からさるふつ公園までの海岸、旧ライダーハウスやませ食堂の6箇所を掲げ、要望内容としては、今後の被害増大を防ぐため、早期の消波堤の新設。また海岸侵食については、抜本的な解決に向けた対策をそれぞれ要望しているところでございます。その都度、現在は浜鬼志別のポンプ室のところは終わりましたけれども、今はササキ石油さんと採苗施設間の整備をしていただいております。急にはできませんけれども、毎年こういう要望をしっかりさせていただいて、海岸侵食を防いでいただく要望をさせていただいています。
質問 野村雅男
今年に入りましてから、昨年12月3日に開通した、その続きである知来別の市街地の外れから、この本間食品のところを外れるルート、その第一弾が既に発注になりました。海岸浸食、私も今までに何回か村長さんに質問、要望しているところでありますけれども、根本的には浸食は止まっていないです。村営牧場の下、さるふつ公園のところまでの間も、昔はあそこに道路があって、家もあって、そして岬のすぐ手前には秋鮭番屋の建物や人家があった。そして山側のほうに国道がずっと通っていた状況でございますが、家建つ場所も国道の場所も今はなく、山の近くまで来ているのです。あと50年もしたら今の通行している道路はなくなるのではないか。そういうふうに感じます。秋鮭番屋もなくなって、その辺に住んでいた人がいなくなってから50年以上になっています。それでこれだけ進んできているわけですから。これから50年先になりますと、多分、村営牧場のところにも黙って放置していたら食い込んでくる状況と思います。まだ遅くないと思うのです。稚内市もずっとこう見ていると稚内市は、西海岸のほうも人が住んでいたからブロックが要所要所に入っているのです。西稚内とかはほとんど侵食がないと。あったのでしょうけれど、私の目には侵食があったと映っていないです。抜海の方に行ったら話は別になると思いますけれど。猿払村の中で離岸堤、一番効果的なのが知来別の港から向こうの稚内側のほうです。完全に離岸堤の後に海岸から砂がついて、浜は回復しています。しかし、離岸堤外れたところは完全に侵食の対象になっています。ですから、離岸堤を作っていただく。農林水産海岸と言われる浅茅野台地の浜も小松水産さんの元あった場所とか、あるいは川谷漁業さんの場所があったところ、そういうところは離岸堤が2箇所入っているのです。離岸堤の2箇所入っているところは、浜が少し海のほうへ戻っていっています。しかし、ただブロックだけ置いたと、そこは逆にそのブロックの周りを海岸浸食している状況です。このことについて、もっと強く村長さんの力で国会議員の先生方、あるいは開発さん、それから北海道、もう少し強く押していただいて、急にぽんぽんやれとは言いませんけれども、要所要所を少しずつ始めてもらえるような、そのような施策を進めていただきたいと思いますけれど。その考え方について、村長さんはどう考えられますか。
答弁 村長 伊藤浩一
確かに議員おっしゃるとおり、ふるさとの家の前のところについては、毎年、前浜清掃に行くたびに浸食されていると。その部分については、開発にお願いをして、現場調査をしていただいて将来的に国道が削られてしまっては、背後に村営牧野もありますので、その部分については農地海岸の部分は全道の副会長をやらせてもらっていますので、その中でしっかり国のほうにも、必ず要望に行っています。背後に農地がありますので海岸集落の部分については土地連の役員やらせてもらっていますので、その部分については、しっかりと要望しておりますので、小松さんの番屋などのところは選定も含めて、しっかりとやっていただける形の中で、毎年2回、要望を農水省にさせていただいております。引き続きしっかりと要望させていただきますし、また国道を守るという部分については、開発のほうにしっかり要望もしてまいりますし、全部開発で調査をしていただいておりますので、これからそういうことを含めながら、改めて要望してまいりたいということです。
質問 野村雅男
15年前に知来別で開発の説明会ありましたときに、開発さんの説明の中で北海道の対応とか、そういう形で開発は決めた説明がありました。私も一番最後になって、質問したのですけれど、今の村長さんに言ったお話も質問しました。それと離岸堤をつくる。あるいは新設の道路をつくる。これどちらも税金です。国民の皆さん方が納めた税金の中からつくっているわけです。それが開発の考え方と道の考え方と全然違って、道は金を投入できない、開発は投入できる。それだったら、この道路をつくる工事費の分を何とか海岸浸食に使えませんかというような質問を私しました。そしたら自分たちのそれぞれの担当区域、道が海岸の担当で、私たちは交通を守るというのが仕事です。そしたら、開発さんで特例とか使っているところないのですか。直接、護岸をやっているところはないのですかと質問しましたら、全くなくはない、特例で一部ありますという話はしておりましたけれど。別に私みたいなものは質問したってやるものはやってしまいます。そこから15年経ってできました。またこれから第二弾、知来別の市街過ぎてから、本間食品を迂回するルートです。それも工事発注になっていますから。地元から強い要望を出していくということが、そういうことの基になると思いますので、継続して、ひとつ村長さんが先頭に立っていただいて、陳情していただきたいと考えます。