みんなの議会

新ひだか町議会 令和3年第7回定例会 2021年12月15日

(1)主要道道静内中札内線の通行止め区間の改修整備促進対策について/(2)海岸保全区域の海岸侵食対策及び高潮・波浪等の被害復旧対策について/(3)今年度事業箇所の進捗実態と遅延の箇所の推進への取組はについて

2021年12月15日、新ひだか町議会の一般質問で、城地民義議員が「主要道道静内中札内線の通行止め区間の改修整備促進対策について」「海岸保全区域の海岸侵食対策及び高潮・波浪等の被害復旧対策について」「今年度事業箇所の進捗実態と遅延の箇所の推進への取組はについて」について質問し、企画課長 柴田隆、建設課長 野垣尚久、町長 大野克之が答弁しました。

質問者
城地民義 議員
答弁者
企画課長 柴田隆、建設課長 野垣尚久、町長 大野克之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 城地民義

おはようございます。通告どおり、2点について御質問させていただきます。まず、1点目でございますが、日高山脈の国立公園化に踏まえまして、「主要道道静内中札内線の通行止め区間の改修整備促進対策について」でございます。このルートは、御承知のとおり、静内中札内線の総延長が100.9キロメートルのルートでございます。現在開通している区間につきましては、日高山脈を貫く21.3キロメートルの未開通区間を除き、総延長79.6キロメートルであります。そのうち静内側の整備状況は、起点が静内御園交点から13.18キロメートルは改良舗装済みでありまして、終点は静内ダムゲートまでとなっております。しかしながら、残る33.27キロメートルの残区間につきましては砂利道の未改良の状況の中でありまして、さらに現在は通行止めの道路管理となっております。このたびの日高山脈襟裳国定公園の国立公園化の方針を踏まえまして、地域活性化のもととなる観光道路として、この道道静内中札内線の有効活用を模索すべきであると考えております。そのためには当面の改修整備ルートといたしまして1つと、それから次のステップへの改修整備ルートとしての整備促進対策を図るべきと考えますが、次の点についてお伺いします。1点目、町としての今日の取組状況は、どのような形で取り組んでいるのかをお伺いいたします。2点目、先ほど言いました現在通行止め区間となっておりますが、運用の段階では北海道は高見ダムの河川治水管理のために現在使用しておりますし、また北海道電力株式会社におきましては、上流域にあります東の沢ダムも含めて7か所の水力発電ダムの管理を行っている重要な道路だというふうに認識しております。そしてまた、この7か所の北海道電力株式会社が管理しております水力発電ダムの管理の内容につきましても、発電の能力につきましては30万1,800キロワットということでございまして、一般住宅に換算しますと約11万戸相当の供給となると聞いております。こういった重要な施設の中でありまして今日まで日常車両通行道路として利用しておりますが、この現状と実態を踏まえた改修整備促進対策の町としての考えはいかがかお伺いいたします。3点目、現在通行止め区間の静内ダムゲートからナナシ沢付近の道道高見終点までの砂利道の未改良区間ですが、この区間を観光振興を含めた地域活性化のため、当面の改修整備ルートとして高見ダムエリア並びにペテガリ山荘をつなぐ東の沢橋までの区間を改修整備促進要望をすべきと考えますが、お伺いいたします。4点目、今後の課題への取組のために終点の中札内村との連携を図るべきと考えますが、いかがかお伺いいたします。次、2点目の「海岸保全区域の海岸侵食対策及び高潮・波浪等の被害復旧対策について」お伺いいたします。近年の低気圧などによります異常気象に伴いまして、前浜海岸沿いの海岸侵食や高潮、波浪等により既存の護岸、離岸堤、突堤、消波工等の施設が沈下、そしてまた決壊をし、海岸防護の機能が損なわれている状況に見受けられています。このことは、少なくても漁業への影響もあると考えられます。そういった観点から、災害から海岸を防護するために護岸、離岸堤などの海岸保全施設の補修、改良、新設等による対策を推進する必要があると思いますが、その取組についてお伺いいたします。1点目、海岸管理の現状と関係機関との協議経過についてです。静内海岸延長、いわゆる静内と三石、2つに分かれておりますが、まず1つ目は静内海岸延長が調べますと1万8,667メートルあります。そのうち、北海道が指定管理している延長が1万4,025メートルで、さらにこの内訳を調べますと、国の河川局に関わる部分の延長が1万257メートル、それから漁港等の周辺の水産庁に関わる部分が8,768メートルあるということになっております。それから次に三石地区の海岸延長でございますが、1万4,462メートルございまして、そのうち北海道が指定管理しております延長が1万2,005メートルとなっております。これの内訳も申しますと、このうち三石につきましては国の河川局管轄が9,575メートル、そして、水産庁管轄の漁港周辺でございますが、2,430メートルの管理となっております。これらの海岸保全施設としての現状と町としての推進対策の考えをお伺いいたしたいと思います。2点目です。「今年度事業箇所の進捗実態と遅延の箇所の推進への取組は」についてでございますが、これにつきましてはいわゆる国の交付金事業、災害復旧事業、それから北海道の単独事業、それぞれあると思いますが、それらについての今年度の事業の内容についてお伺いいたします。最後に3点目です。駒場海岸は旧JR北海道管理区間が838メートルあります。この復旧は現在行われておりますが、この復旧の状況と今後の完成に向けての推進への考えはどうなっているのか、財源も含めてお伺いをいたします。以上、御質問いたしますので、よろしく御答弁のほどお願いいたします。

答弁 企画課長 柴田隆(企画課長は2022年3月まで)

おはようございます。城地議員から御質問の大きな1点目、「主要道道静内中札内線の通行止め区間の改修整備促進対策について」御答弁申し上げます。主要道道静内中札内線は、日高と十勝を最短で結ぶ道路として、地場産業の振興や地域経済の発展など様々な効果が期待されておりましたが、平成15年に北海道が未改良区間の新規改築工事は行わないとする方針を決定しまして、その後、平成15年8月の台風被害、また9月の十勝沖地震の被害によりまして現道に土砂崩れなどの危険箇所が多数発生したため、現在では静内ダムゲートから約34キロメートルが通行止め区間となっております。そこで、御質問の1点目、「町としての取組状況」についてですが、平成15年に北海道が当該道路建設事業の凍結を決定したことを受けまして、平成16年3月に当時の静内町と北海道との間で「静内地域活性化検討協議会」が設立され、今後における現道の活用と維持管理、また地域の活性化に関する対応方策などにつきまして毎年のように会議を重ねているところでありまして、町としましてはこの機会を活用しながら、現道における通行止めの早期解除を継続的に要望してきたところでございます。しかしながら、18年が経過してもなお通行できる見通しが立たないことから、今般、国立公園化に進んでいることも視野に入れた中で、町から北海道に対しまして改めて実務者レベルの検討の場を設けることを要望し、本年10月に第1回目の「実務者ワーキング会議」が開催されたところでございます。次に、2点目のダムの河川治水管理や発電所管理のために日常的に北電等の車両が通行している状況を踏まえた改修整備促進の考えについてですが、通行止め区間の通行につきましては、道路管理者となる北海道の室蘭開発建設部に申請し、許可を受ける必要があり、現状ではインフラ整備や緊急時、目的に十分な公共性が認められる場合など真にやむを得ないと認めたものに限り、使用者の一切の責任をもって通行許可されている状況でございます。町としましても作業車両等が日常的に往来している状況も踏まえ、安全性の確保と通行止めの解除あるいは緩和などを継続的に要請しているところでございます。次に、3点目の高見ダムエリア及びペテガリ山荘をつなぐ東の沢橋までの改修整備促進要望についてですが、当町としましても多くの方が登山あるいは自然探勝などを楽しむことができるよう通行可能な状態にすることを継続的に求めているところでございます。道路管理者である北海道としましても継続的に改修工事等を進めていただいているところでありますが、予算に限りがある中、頻発する災害により、危険箇所を修繕してもまた新たな危険箇所が発生するという状況にございまして、通行止め解除などの見通しが立たない状況であるとの説明を受けております。最後に、4点目の「中札内村との連携」ですが、道路建設が進んでいた当時は活発に同村と交流を重ねておりましたが、事業凍結以降につきましては、観光振興の面でつながりが続いている部分はございますが、道道整備という視点で連携している実績はなく、今後におきましても道道整備という点に関しまして中札内村と連携を図る考えは持ってございません。

答弁 建設課長 野垣尚久(建設課長は2025年3月まで)

おはようございます。城地議員からの御質問の大きな項目の2点目、「海岸保全区域の海岸侵食対策及び高潮・波浪等の被害復旧対策について」御答弁申し上げます。御質問の1点目、「海岸管理の現状と関係機関との協議経過について」ですが、初めに海岸の区分から説明させていただきます。海岸用地につきましては、国が管理している公共海岸と国以外のJR北海道などが管理している公共海岸以外の海岸に大別されます。さらに、公共海岸は、所管省庁別に国土交通省の水管理・国土保全局所管の建設海岸、農林水産省の農村振興局所管の農地海岸、農林水産省の水産庁所管の漁港海岸、国土交通省の港湾局所管の港湾海岸に分けられます。それぞれの海岸用地の管理者については、港湾海岸は日高管内では港湾を有する浦河町とえりも町になり、建設海岸、農地海岸、漁港海岸は北海道となっております。当町におきましては、海岸総延長3万3,139メートルのうち、建設海岸が2万5,647メートル、漁港海岸が7,492メートルとなっております。また、海岸の保全につきましては、海岸用地管理者であります北海道が海岸法の規定により海岸保全区域を定め、海岸施設の整備や維持管理を行っており、当町の海岸では2万5,662メートルが海岸保全区域に指定されているところでございます。関係機関との協議経過といたしましては、毎年度、町と室蘭建設管理部との間において実施している社会資本整備推進会議において、河川、砂防、道路、海岸施設の管理及び整備について要望や意見交換を行っているところでございまして、昨年度におきましても2月19日開催の会議において海岸保全区域の整備・維持管理について要望しております。町内の海岸保全区域の現状は、海岸の老朽化が進み、特に近年波浪が強くなっている傾向がありますことから越波被害が多く、砂浜の後退も多く見受けられる状況でございます。このため室蘭建設管理部に対しまして、駒場海岸ほかの老朽化している施設におきましては補修改良等事業を要望しており、海岸町地区では越波、破堤防止のため既設護岸の補修改良933メートル、浦和地区では越波と浸食対策のため離岸堤新設3基で延長300メートル、延伸5基で延長100メートル、護岸新設830メートル、東静内地区では越波、浸食、破堤防止のため既設護岸の改良復旧450メートル、護岸新設700メートル、離岸堤改良9基で延長36メートル、消波堤設置70メートル、春立地区では越波、破堤防止のため既設護岸の補修改良320メートルを要望しております。また、三石越海町地区では、越波対策と破堤対策のため既設護岸の補修改良と消波堤設置400メートル、旭町地区では越波対策のため消波堤かさ上げ150メートル、東蓬莱地区では現況護岸の改良と延伸など、鳧舞地区では損傷の激しい三石海浜公園内の中央突堤と東突堤の補修及び海浜部の整地を要望しております。整備に関する基本的な考え方につきましては、室蘭建設管理部から住宅地など背後財産を有する箇所を優先的に検討していると伺っております。次に、2点目の「今年度事業箇所の進捗実態と遅延箇所の推進への取組」についてですが、現在、室蘭建設管理部では交付金事業で駒場海岸の高潮対策事業、道単独事業で東蓬莱海岸の特別対策整備事業を施工中であり、駒場海岸は今年度で工事完了の予定でありますが、東蓬莱海岸は計画延長417.2メートルのうち377.2メートルまで完成しており、残りは翌年度以降施工予定と伺っております。また、今年度は、三石海浜公園の中央突堤において一部堤体の補修が実施されたとのことでございます。なお、室蘭建設管理部からは、予算が限られている中で北海道全体で多くの要望箇所があるため事業が思うように進まない状況でありますが、交付金事業、道単独助事業などを使い分けながら、今後も事業化に向けて予算要望を続け、早期着手すべく進めていきたいと伺っております。次に、3点目の「駒場海岸(旧JR北海道管理区間838メートル)の復旧状況と今後推進への考えは」についてですが、静内駒場の海岸護岸は、平成28年8月30日に岩手県に上陸し、31日に日本海に抜けた台風10号の接近で発生した高波により護岸が決壊するなど甚大な被害を受けておりますが、この被災した施設はJR北海道が所有し、管理している鉄道護岸になりますことから、JR北海道による補修工事が実施されており、その後、北海道による高潮対策事業により海岸護岸と並行に車検場を中心として延長400メートルについて平成30年から消波堤の施工が行われており、令和3年度に完成見込みとなっていることを確認しております。静内駒場の海岸護岸につきましては、海岸法による海岸保全区域に指定されていないその他の区域になりますが、JR日高線の廃止に伴いJR北海道と北海道の協議により、JR北海道側の拠出金を原資として北海道が補修工事を行い、工事完成に併せて海岸保全区域に指定し、北海道が維持管理を引き継ぐ方法で進められていると伺っております。その範囲につきましては、消波堤の施工範囲を含めた417メートルになりますが、令和3年度までに現地調査を終え、JR北海道と補修工法などについて現在協議が進められており、この協議が調い次第、町に説明していただけるものと伺っているところです。なお、この区間の施工時期につきましては、現在協議中ということもありますので、今の段階では公表することができないということでございます。今後も町民の安心、安全な生活を守るために、引き続き海岸の早期整備について要望してまいりますので、御理解をお願いいたします。以上で御答弁とさせていただきます。

再質問 16番 城地民義

答弁ありがとうございました。それでは、何点か再質問させていただきます。まず最初に、道道静内中札内線の関係ですけれども、町としての取組、10月にワーキンググループも含めて担当者段階で北海道との協議を行ったという答弁でございました。新聞等で国立公園の指定の予定を見ますと、令和4年12月頃が国立公園化される予定だと。当初はもう少し早かったのですけれども、そんなような状況でございます。それは別といたしまして、それまでの間にこの道道静内中札内線についての新ひだか町のエリアについては、国立公園の網には今の段階ではかかっていないのですけれども、やはり観光道路も含めてこれから地域の活性化のためには、この道路の有効活用を働きかけるべきだという考えの中で町も北海道と協議しているということでございまして、今後さらに来年12月の予定なのですけれども、それまでの間に積極的に北海道との協議をしながら、さらなる有効活用も含めて少しでも交通が解除されるような形の中でどういうような取組を今後進めていこうとしているのか。何回かの協議を重ねるかと思いますけれども、スケジュール的には現段階ではどんなような協議を進めようとしているのかをお伺いいたします。

答弁 企画課長 柴田隆(企画課長は2022年3月まで)

お尋ねの件でございますが、先ほど壇上の答弁の中で本年10月に実務者レベルのワーキング会議というものを開催したと申し上げましたけれども、その趣旨としては、議員がおっしゃっているとおり、国立公園化も視野に何とか通行できるような方策がないものだろうかということを実務レベルで膝突き合わせて議論しませんかということの趣旨でございます。まだ第1回目でございまして、現状の道路の状況だとかそういうものの確認ですとか、今後に向けた検討の視点だとかその程度しか話しておりません。実は、その前段に7月に北海道と町の連携で1度現地の視察も行っておりまして、確かに一部崩れている箇所とかも多々あるのもこの目で確認もしている中で、一般通行を完全に許すという状況にはないのかなという根本的な認識は持ってございますが、ただ先ほど議員からの御質問の中にもありましたけれども、日々工事車両や作業車両が入っている状況の中で、何らかの条件付でも構わないので、そういう方法がないのかということで検討を進めてまいりたいと考えてございます。今後の状況としましては、年明けに第2回目のワーキング会議を予定をしておりますが、何回と決めてはおりませんが、できれば国立公園化に向けて少しでも利活用が試行的でもいいので、進むような方策がないのかという視点で取り組んでまいりたいと考えてございます。

再質問 16番 城地民義

分かりました。難しいというか、課題はありますけれども、今、課長が言ったように積極的に強く要請していくことが望ましいと考えておりますので、今後努力されると思いますが、よろしくお願いしたいと思います。それで、2点目のほうに移ります。2点目の質問の中の高見ダムの関係ですけれども、これは先ほど答弁ございましたように私も調べさせてもらいましたけれども、現実は静内川の治水の河川の流水の調整管理のために北海道も常時通っているルートでございます。それから、北海道電力は水力発電で、歴史のある水力発電でございまして、先ほど質問で申し上げましたけれども、あそこは7つのダムを北海道電力が管理しているという重要なダム管理施設でございまして、これらの管理するには常時毎日極端な豪雨がない限りはその現場まで行って施設の管理を行っているという実態と私は聞いておりますし、そういう状況であると把握しております。そういった重要な施設であることも踏まえまして、やはり公共的な施設であるし、そして今は石炭だとか、いろんな炭素化の問題で、国は水力発電も含めて、今後の将来も含めてクリーンエネルギーの水力発電を非常に重要視されていると私は認識しており、これらを鑑みましても公共的な道路として、一部の実際に使う事業者だけではなく、町行政としてもそういった部門での力を連携をしながら、一日でも早く、そしてある程度安全な道路として整備・改修するように一層努力をされていると思いますけれども、新たな視点で、そういったクリーンエネルギーというような、そういう観点からも北海道あるいは国に対して何らかの協議をすべきと考えておりますが、その点についてお伺いします。

答弁 企画課長 柴田隆(企画課長は2022年3月まで)

先ほど壇上で、この事業凍結したときに当時の静内町と北海道との間で静内地域活性化協議会というものを設立しました。今現在でも毎年のようにやっておりますが、そのスタートのときの共通認識の中で現道の1車線通行、これは最低限確保していきましょうということで北海道と確認し合っております。現実として、その後の被災等によりましてなかなか1車線通行を自由にという形にはなっておりませんけれども、そこの共通認識は18年たった今も変わっておりませんので、そこを目標に、引き続き必要な動きをしてまいりたいと考えてございます。

再質問 16番 城地民義

そのとおりだと思います。ですから、産業道路というか、今言ったような利活用が非常に重要な道路ですので、北海道が管理している道路ですから、町はお願いするだとかそういった間接的な考え方で要望していくしかないのかなと思いますけれども、しかしながら当町としては非常に重要な施設だし、日高管内、北海道にとってもこの水力発電の施設があるということは、これは地球がある以上は半永久的に続くものと考えております。それで、この北海道電力の水力発電で、調べますと2018年に新しい水力発電を改修の中でセッティングしているのです。その管理に非常に利用されていると。そして、プラスして静内に関わる北海道電力の高見ダム、静内ダムを含めた7か所のダムについては、北海道では京極町の水力発電に次ぐ2番目の重要なダムだと聞いております。私も調べたのですが、ほとんどのダム管理の中では、道路は通常この今言われる静内の高見ダム、静内の管理するダムへの道路は砂利道のような狭くて非常に難しい道路ということになると思いますけれども、もう少し管理をしてあげて、町として強く要望して、将来、水力発電というのは半永久的に残るわけですから、先ほど言いました公共的な産業道路という中で強く要望・要請をするのが今後のためにも重要なことではないかと考えております。要望するのでしょうけれども、現実として先ほど課長から答弁あったように予算がないということですから、予算ないという話になれば何も前へは進みませんけれども、違った意味でこのクリーンエネルギーの施設があるのだよと、北海道でも2番目の重要な施設があるのだと、地域の活性化のためにも必要なのだということを訴えていくべきだと考えていますけれども、改めて答弁をお願いします。

答弁 企画課長 柴田隆(企画課長は2022年3月まで)

繰り返しになるかもしれませんけれども、引き続き現道の通行を目途に北海道との協議あるいは要望活動等を継続して行ってまいりたいと考えてございます。

再質問 16番 城地民義

それと、あと1点、課長も先ほど現場を見たというのですが、あの道路、北海道の道道です。道路の構造としては幅の狭い1車線に今なっていると思うのですが、通常は250メートルに1か所ぐらいは待避所を設けて、普通の車両が交差できるような構造になっています。もしそれが多少の土砂崩れで通行が不可能なところがあるとすれば、少なくても待避所を道路構造令にのっとって250メートルに1か所ぐらい設けるような対応を今後していくことによって、ある程度通行が可能になるかと思います。その辺りも含めて北海道と協議してもらうことが望ましいのかと思いますが、この点については答弁要りません。それから、もう一つは365日――1年間道路を通行するということは、冬期間は除雪等があって、こういう場所は難しいと思いますけれども、協議はされているのかと思いますが、少なくとも春から秋の時期に一時的にでもいいから道路状況が万全なときに今までのデータを取りながら通行させるというような、そういう要望も必要だし、私も近くに行ってみましたけれども、ある程度通行が可能なところもあると思いますので、その点はどういうふうに考えているのか。少なくても北海道電力の人方は施設の管理、北海道の方々もダムの水源調整の管理に通っているわけですから、その部分について春から秋の間の部分的に条件のいいときに試行的に通すというような取組もさらに協議をすべきかと思いますけれども、もう一度お願いいたします。

答弁 企画課長 柴田隆(企画課長は2022年3月まで)

先ほど平成15年に静内地域活性化協議会をつくったときの町と北海道の共通認識の話をさせていただきました。そのときに現道1車線通行を何とか確保していくのだということで確認し合っておりますが、加えまして冬期間も1車線通行ができるような除雪をしてまいるということを確認し合ってございます。現状この通行止めの区間の中で、北海道電力の車両等が通る際の除雪の現状まではちょっと今把握しておりませんけれども、最終目標としてはそこを目指しているところでございます。

再質問 16番 城地民義

よろしくお願いしたいと思います。それから、最後になりますけれども、中札内との関連で、中札内においては本町と同じように「道道静内中札内線対策会議」ということで、会則をつくって、行政のトップだとか、あるいは漁協、それから議会議員、議員の関係委員長だとか、あるいは商工会、観光に関わるもの、そういった方々が対策会議の構成員となって、毎年、関係する機関が一日でも早く対応できるようにという形の中で協議されていると。本町もやっているということなのですが、改めて聞きたいのは、本町は対策協議会にどういったようなメンバーが入って協議されているのか。それと、道道静内中札内線の中札内側は帯広開発建設部ですけれども、その協議の中で今後の意見も含めて現道の有効活用と維持管理ということで強く要望をしておりますし、それから開発道路区間における未完成の道路構造物については適切な維持管理を行うとともに、土砂の流出の防止や道路のり面の緑化などの必要な環境保全を講じること、それから北海道管理区間及び開発道路区間の未改良区間においては、道路の利用状況を勘案して1車線の通行を確保すること、落石だとかそういった部分がございますけれども、それについては道路パトロールや定期的に専門業者による点検などを実施して、適切な防災対策で一日も早く通行できるようにしてほしいと協議をされて、積極的にやられているのです。ですから、我が町もやっているのかもしれませんけれども、私が記憶している段階ではその辺の情報が私には入ってきていないのです。毎年やっているということなのですが、どのような形で、もし委員の人方の意見が何かあれば、その意見も含めてお聞かせ願えればいいのですが。

答弁 企画課長 柴田隆(企画課長は2022年3月まで)

今、中札内村との連携ということでお話しされておりましたが、当時はあったのかもしれませんけれども、現状、中札内村とこの道路整備について同じテーブルに着いて議論をしている会はございません。今、私が毎年会議を重ねていると言ったのは、静内地区の部分でございまして静内活性化協議会の構成員としましては、現状の新ひだか町プラス北海道の本庁、日高振興局、胆振振興局の関係部局のメンバーが入って、年に1回現状の確認と今後の方策について議論を毎年のように重ねているということでございます。

再質問 16番 城地民義

現段階ではそういう組織体制ということですけれども、長い将来に向けて、他の村のことを言う必要はないと思いますが、重要な将来に向かっての道路でございますので、関係機関の状況、あるいは農協だとか観光協会だとか、あるいはこれ見ますと議会の所管の委員長だとかそういう人方が入って、毎年向こうは帯広開発建設部と協議されているのです。そういったことは今は別にしても、重要路線として将来に向けて模索していくことも私は大事かなとも思います。その考えはないのかどうか。それと、もう一つ、これで終わりますけれども、せんだって「日高山脈は宝の山」ということで、これは幌村会長さんのところで我々議員にも配付されてきましたけれども、ここにも静内中札内線の将来に向かっての在り方についてうたっているのです。ですから、これも将来に向けてはやはり地域の活性化のために重要なルートだというふうになっていますけれども、その点も含めて今現在で考えていることがあればお伺いします。

答弁 町長 大野克之

城地議員から再三再四にわたり中札内線のことにつきまして御質問いただいて、何となく担当課長と平行線になっているような感じがあるものですから、私のほうからちょっと考え方をお話ししたいと思います。まず、今お聞きになっている中札内の村と我が町の関係について、関係性を深めていったほうがいいのでないのかという御趣旨だと思いますが、先ほど担当課長が答弁した中では観光面、そういうところについてはきちっと中札内の村長さんも知らない仲ではないので、森田さんは知らない仲ではないので、その辺については連携も図りながら、実際我々の職員も中札内に行っていろんなことを勉強したり、交流したりしております。ただ、今塞がっているトンネルを開けて道路を通すかということを将来にわたって考えながら交流するということは、私はナンセンスだというふうに思っています。あのトンネルを開ける、その後きちっとした道路をもう一回再開発する、これは数百億円、あるいは1,000億円になるのかもしれませんけれども、莫大な投資が必要になります。私どもが今できる範囲で何を求めていくかということは、城地議員と同じ気持ちでありまして、今ある現存の道路を何とか通してもらいたいと。そういうことを一歩一歩進めているところであります。それで、そういう中において事業者の人が通っているから、大切な道路だから、そこをちゃんともうちょっときれいにして動けるようにしようやということは、これ当然な考え方でありますけれども、我々が主張するところにおいては、まずは地域振興、地域の活性化を図る上でここのところは大事なところなのだと。だから、我々としてここのところ時間を区切ってでも、日にちを区切ってでもまずを入れさせてくれと、そのための整備をしてくれということをお願いしているところであります。それで、ずっと十何年も一向に進んでいないという状況もありまして、今年私も現場に行きました。もう町長になってから2回ぐらい奥のトンネルまで見に行っておりますけれども、そういう中において実務者レベルで何ができるのだ、どうしてできないのだということを突き詰めていこうということで、北海道のほうにもお願いして、今のような協議体をつくって活動しているところでございます。根本にある気持ちは一緒でございまして、国立公園化になるに当たって、国立公園のところまで入れないところというのは、この管内7町のところで私どものところが恐らく唯一だと思います。国立公園の区域が定まったときに町からそこに行けませんよ、この沢から行けませんよ、三石側から行けるところあるかもしれませんけれども、そういうことを踏まえると、この辺についてはしっかりと地域の振興のためにこうなのだということを訴えていく必要があるのではないかというふうに思っています。北海道の立場として考えたときに、やはり限られた予算の中でどこに重点的に何をやるか、そういうところで北海道も苦しんでいるところはあるかもしれませんけれども、我々は地域のことをどう考えて、どうやっていくのだと、そういうところをしっかりと訴えていく必要があると思っていますので、御理解を賜ればと思います。

再質問 16番 城地民義

誤解を招いたら困りますので、これだけは。町長さん先ほど開発道路のところでトンネルで中札内までつなぐというような、私はそういう質問はしていませんから、その点は誤解しないでください。将来に向かって、現道のいわゆるトンネルの手前まで北海道が管理している部分について一日も早く、毎年やらなくても季節の間で通れるような形で北海道と協議していただきたいという質問でございますので、私は開発道路が約30キロぐらいあるのかもしれませんけれども、あの日高山脈のトンネルを早く開通すれという趣旨で質問したわけでございませんので、その点御理解賜りたいと思います。次に移ります。海岸保全の関係ですけれども、いろいろ答弁ございましたので、何点か質問させてもらいます。今回、課長からもいろいろ答弁いただきましたけれども、町として北海道に対していろいろ要望しております。非常に危険な箇所というか、浸食されている箇所。要望はされているのですけれども、現実には実行の段階では先ほどから言うように予算が難しくて進まないということでございますが、災害復旧でやっているというところはあまりないのでしょうか。災害に該当するような部分があるのでないかと思いますけれども、ここ数年、災害でやっているところは、交付金ではやっていると今聞きましたけれども、その辺りは町としてどういうふうに捉えているのか。

答弁 建設課長 野垣尚久(建設課長は2025年3月まで)

最近の話でいきますと、災害復旧として工事が行われたというのは春立海岸で被災を受けたところをこれまでに災害復旧として進められて、完成しているところでございます。ただ、今現在災害として実施している箇所はないと伺っております。

再質問 16番 城地民義

災害査定を受けられるような写真だとか、現状を見てもらってやれば一番早く復旧できるのだと考えておりますけれども、現在そういうところはあまりないということですね。最後のほうの駒場の部分にちょっと戻ります。駒場はJR北海道の関係で838メートル整備することになっているけれども、整理しますと838メートルの400メートルはJR北海道関連の予算で整備は終わっているけれども、では838メートルから400メートル引くと438メートル、そのうちの417メートルが今の答弁で今後実施に向けて終わるのだということなのですが、答弁ではこれらの財源がJR北海道の交付金ではなくて事業でやっているとも聞こえるし、北海道に移管されたのだから北海道の予算でやっているとも聞こえるのですけれども、私がこの辺り心配するのは、JR北海道の責任の中でJR日高線が廃止になった分を応急的にやるのは、それは当然の義務だと思うのですが、それが北海道に振られて、そして北海道が予算をそちらのほうに重点的に配分するということになれば、それでなくても海岸事業は大きな予算をかけていかないとできないわけですから、100メートルで例えば離岸堤であれば1億円もするような予算になります。その点は、全て838メートルのJR日高線跡の護岸の復旧は、今後ともJR北海道関連の予算でやるから、北海道の予算は使わないのだと捉えてよろしいのかどうか、その点。

答弁 建設課長 野垣尚久(建設課長は2025年3月まで)

議員が言われた今回417メートルが最終的に海岸保全区域として指定をして、北海道が整備・管理していくということになるのですが、残りの部分について大きく違うのは、背後地に住宅等がなくて、保全するものが少ないということで、またその護岸についてもまだそこまで損傷を受けていないということを確認しておりまして、現在、あそこはまだそのまま鉄道保安として残していって、今後、護岸に損傷が大きく見られてくる場合においてはまた検討して、海岸保全区域に指定をしていくというような方法で進められていくのではないかと思います。ですから、今のところは、先ほど私が壇上で答弁したとおり、417メートルまでが北海道の管理として今のところ進めていくということでございます。〔何事か言う人あり〕

答弁 建設課長 野垣尚久(建設課長は2025年3月まで)

400メートルについては、JR北海道も今原資として北海道が受託工事で実施するのですけれども、その残った部分についてはまだこれから、まだ協議の土俵に乗っているわけではないので、今後、損傷が見られてきた場合にまた改めて協議をしていくということになると思います。

再質問 16番 城地民義

ちょっと私ものみ込み悪くて申し訳ないです。もう一回確認したい。そうすると、417メートルの分は今後JR北海道との関連で、施行主体は北海道だけれども、財源のことを私は言っているのです。財源は北海道の海岸、国の海岸関連の予算を食い込むではなく、JR北海道から来るから北海道の海岸の予算については心配ないよというふうに取っていいのですね。

答弁 建設課長 野垣尚久(建設課長は2025年3月まで)

その400メートルについては、もう既にJR北海道と北海道側と協議が済んでいて、JR北海道からいただいたお金で北海道が工事を進めるということで、それは話はもう決定しております。その部分については、財源としては心配することはないと理解していただきたいと思います。

再質問 16番 城地民義

大事なことだから聞きたいのですが、838メートルあるでしょう。そのうち質問した400メートルはJR北海道の予算でやるのでしょう。あと引いた438メートルのうちの417メートル、町のことはいいけれども、その分を北海道の管理だから北海道の予算、国の予算でやるのではなく、あくまでもその責務の中で復旧全てはJR北海道の関連予算でやるから、ほかでの予算の食い込みはないよという、そのことを聞きたいだけです。

答弁 建設課長 野垣尚久(建設課長は2025年3月まで)

大変申し訳ありませんでした。その残りの部分については、まだ施設そのものがJR北海道の所有物になっておりますので、その管理についてはこれからも今のところはJR北海道が管理をしていくということになります。今後その護岸が損傷を受けて、背後地に大きな影響を及ぼす恐れがあるというふうになったときに改めてまた協議をして、場合によっては海岸保全区域の指定を広げていくというふうになれば北海道が管理することになると思いますけれども、今のところはJR北海道が管理をしていくということで御理解ください。

再質問 16番 城地民義

それと、もう一点、ちょっと遡りますけれども、三石の海岸の突堤、東突堤の部分については一部北海道で応急手当てしたということなのですが、私も現地によく行っていますけれども、あの部分が相当やられていますし、先日も畑端議員が質問していました。私は、前にも見て、質問していますけれども、あの状況であれば一般的には災害復旧事業で査定受けている内容なのです。なぜ受けなかったのかというのは私も不思議です。今後においてあれだけ崩れたものをさらに決壊されれば災害復旧の対象に取ってもらえるような部分で、それは多分越波とか何かで、低気圧でもって台風や何かが来たときに状況の写真を撮ったりなんかしなければならないと思いますけれども、その辺りのところは町が大変忙しいと思いますが、そういう部分をキャッチして、道に要望してやることによって早く原形復旧できるのではないかと思います。最初に私が言った災害復旧にならなかったというのは、町としてどういうふうに捉えているのかだけお答え願います。

答弁 建設課長 野垣尚久(建設課長は2025年3月まで)

鳧舞海岸につきましては、先ほど駒場海岸とか春立海岸と同様に平成28年の台風10号で甚大な被害というのが起きているのだと思います。ただ、災害等の指定に取り上げるかどうかについては、あくまで管理者であります北海道になりますので、確かに議員のおっしゃるとおり、災害として申請をして、災害復旧としてやっていくというのがすごく事業としては進めやすいのだと思いますけれども、残念ながらその平成28年に限ってはそこが対象になっていないというのは事実です。それ以上はちょっと町からもそれを災害復旧としてやってくれと申し上げることもできませんので、残念ながらそこは御理解していただきたいと思います。

再質問 16番 城地民義

2点の質問についてこれで終わらせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。

出典:新ひだか町議会 令和3年第7回定例会 2021年12月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる