みんなの議会

猿払村議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日

公営住宅の建設計画について

2019年9月10日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「公営住宅の建設計画について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 伊藤浩一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

通告の順に従いまして、質問をさせていただきたいと思います。最初に公営住宅の建設計画について。既存の住宅は、大変建設年度の古いものが多いと、そういう印象を持っております。耐用年数を超えているものも見られるように、私自身は感じております。ちょうど浜鬼志別は宅地造成ということで既存の公営住宅の跡地のすべて公営住宅を、相当年数が経っておりましたし解体をしたところでございます。他の地区につきましても、知来別地区あるいは浜猿払地区、それから鬼志別地区においても相当数そういう建設年度が耐用年数を経過しているものが見られる。その上で今、民間アパートが年度によって2棟、あるいは3棟みたいな形で建っていますけど、公営住宅の方はここ5年間ぐらいの間に2棟、あるいは3棟ぐらいしか実績がないように見ているところでございますが、この実態というのはどのように把握されているのか。実態を教えていただきたい。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの野村議員のご質問にお答えをさせていただきます。まず、耐用年数を超えているものも相当数あるということで、実態はどうなっているのかということにつきましては、公営住宅法による耐用年数は、木造で30年・ブロック造りで45年となっておりまして、村営住宅の全体の管理戸数は現在228戸、それに対して130戸、率にして57%の住宅が耐用年数を経過しているという状況に至っております。

質問 野村雅男

今、全体で228戸のうち130戸が耐用年数を経過している。50%以上というかたちになります。これから村はどういうふうにこの公営住宅の建設をされていくのか。ここ何年かの経緯を見ていますと、役場の職員住宅と申しますか、役場の職員さんが多く入っていると言った方がいいのか、単身者向けの住宅をここ2年ぐらいの間に2棟ないし3棟ぐらい造っておりますけれども、そしたら民間アパートもどんどんどんどん増えてきている状況にある。しかし、民間アパートは家賃がやっぱり少なくとも5万5千円以上、それに電気代、水道代、そういう燃料代とか、それとやっぱり固定費で7万円あるいは冬場になると8万円を超えるようなそういう維持を擁する費用になって、それに耐えうる年収のある方ばかりだといいのですけれども、そうでなければやっぱりなかなか民間アパートに移っていけない世帯も数多くいると。そういうふうに認識をしているわけですけど。そういう対策は村として必要ないという考え方なのか。これからどういうふうに展開を考えているのかお聞きをしたい。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。村の今後の公営住宅の建設計画ということで、答弁をさせていただきたいというふうに思っております。現在、村では平成24年度から令和3年度までの10年間を期間とする公営住宅等長寿命化計画を現在策定しておりまして、耐用年数を経過する住宅ストックが増加していくことを見据え、効率的な管理運営を進めてまいりました。この計画に基づく昨年度までの実績につきましては、新規建設を公営住宅14戸、単身者向け16戸の計30戸を実施した他、長寿命化改修工事を54戸、解体を40戸それぞれ行っております。また、本年度から令和3年度までの計画では、現在、公営住宅の新規建設はなく超寿命化改修工事40戸、解体工事24戸。それぞれ計画をしているという状況になっております。以上です。

質問 野村雅男

平成24年から令和3年までの公営住宅の建設計画の中で、改修あるいは解体したものの数字は今お聞きいたしましたが、これからもまだ残り2年間で、解体と改修はあるけど、それに伴う新たな建設はないという考え方でよろしいでしょうか。それと必要があるのかないのか。そのことも含めて村長の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。一応、10カ年の計画の中で、令和3年度までにつきましては新築の公営住宅の建設の予定はしておりません。その後、村内の住宅需要・供給によっては、その計画の中で必要かどうかということを残りの3年間で、計画策定の準備をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 野村雅男

新築の予定はないということですね。建設はゼロだという考え方のようですが、もう少し見通しというのですか。村内でも非常にこの各事業所、それから村関連のそういう仕事をされている方を募集しても、今まではなかなか来なかった。しかし、やはりそういう中で住宅等を整備した中でそういう募集をしていかないと、来られる方も住宅のないところにはもう来ないと思うのですよ。条件が良くても、です。村長さんのおかげで子育て、そのいうものにつきましては、非常に理解があってそういう面では大変村の評価は上がっていると思いますが、実際に住む段階になって、住む住宅もない、また今年度は令和元年度ですけど、あと2年の中でこの計画を改めていくということも私は必要ではないのかな。前向きに考えていって。これは改めて考えていっていただきたいということで。今は、村長さんはまだ令和3年までは建設計画ないということなので。それで1つの提案です。だいぶ前にも私提案したことがございます。木造一戸建て、公営住宅の構想について少し以前になりますけど、たぶん7年くらい前、この猿払村の民間アパートのこういう構想が始まる前に十勝管内の更別村と、それから東川町などの民間アパートの、現実にやってどんどん建てられている様子を視察してまいりました。大変印象に残ったのは本当に、東川町ではこれからもいわゆる鉄骨RC2階建ての1棟4戸、そういう公営住宅はもう建てないと。建てても35年もかかってやっぱり維持経費も掛かって、しまいには壊さなければいけない。そういうような部分を民間アパートに切りかえていくのと、それとこれからは木造一戸建てで将来耐用年数、木造の民間の住宅であれば耐用年数は大体法定で18年。今木造の公営住宅の場合は、耐用年数30年というふうに聞いておりますけど、民間の普通の我々がやっている税務上の簿記につきましては、耐用年数18年ぐらいで計算をしていくと。そういうものから見ていたら、やっぱり18年ぐらい経った時点でその時に住んでおられる方が希望すれば、売却も可能で、そうすることによってそのまま買われて住まれる方もいらっしゃるでしょうし、あるいはまた入らなくてそのまま借りても、買った場合も村の方で営繕費、維持費は掛からない。そして、最初からそういうものを目的にしてお借りをした段階で、入ろうとするのであれば入られる方も丁寧にお使いいただいて、周りの環境もきれいにしていただいて、そうすることによって次にまた自分たちが取得したものはまたそれなりに自分達で手を入れるなり、住んでいただけるのではないかなと。村の公営住宅の長寿命化計画の何とか今なされておりますけれども、1棟4戸で1400万円という金額も掛かって、それで少し寿命は短くなりますけれどもあくまでもそれは目安であって、やっぱり木造で30年経ったら耐用年数は来ますよね。ですから、そういう意味からいったら木造1戸建て。考え方としては土地をもう少し効率的に、まだまだ宅地化できるところはあるのではないのかな。猿払村、結構広いと思うのです。また、鬼志別ばかりではなくて知来別、浜鬼志別とかそういうところに、あるいは浅茅野とか浜猿払とかそういうところでも一戸建てが通用するのではないのかな、そんなふうに考えているところです。村長さんはこれに対してどのようなご意見をお持ちか、お聞きいたします。

質問 野村雅男

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。一戸建てという部分で限定をした中で答弁させていただきたいと思います。公営住宅を一戸建てとした場合については、議員がおっしゃるようなメリットもあると思います。その反面、建設コストや入居者家賃の上昇につながるなどのデメリットもあるというふうに考えております。また、行政財産という住民の共有財産でもあることから、既存入居者への特定での売却制度というものについては、現状は難しいのではないかというふうに考えております。ただ、1棟2戸・1棟3戸という形の中で公営住宅を建設しておりますので、それが一戸一戸になると、どうしても最初に入った方々が占有権を持ってしまうという形になるので、それが行政財産から普通財産で耐用年数を過ぎて売り払いをするという場合については、やはり公募をするという形にしていかなければならないというようなことも考えられますし、今も答弁させてもらいましたけど建設コストがやはり高くなるのだろうなという状況もありますので、今のところ非常に難しいなと考えておりますが、先ほど答弁したとおり令和3年度までの計画がありますので、それまでにこういうことも可能かどうか、財政的なことを含めながら検討させていただきたいというふうに思っております。以上です。

質問 野村雅男

今、村長さんから答弁いただきましたけど、確かに一戸当たりだと建設コストは高いですね。ですが、大事に使ってもらって維持コストが安くなればそれもいいと思いますし、法的な問題があるようですが、村の方も勉強をしていただいて、あるいはそういう制度が国として受け入れてもらえないと。やはり公営住宅も、村は単独の資金ばかりではないと。そういう状況もございますので、ぜひいいお話だなと。それは真似ではないですけど、東川町で実際やられているというふうに聞いておりましたので、ぜひまた勉強してデメリットの部分、あるいは公平性を欠く、そういう部分はひとつまた勉強されて検討いただきたいと思います。

出典:猿払村議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる