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猿払村議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日

人材育成事業について

2018年3月6日、猿払村議会の一般質問で、山森清志議員が「人材育成事業について」質問し、村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章が答弁しました。

質問者
山森清志 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 山森清志

では次の質問にいきます。最後の質問です。人材育成事業についてお伺いします。平成30年度の村政執行方針でも述べている人材育成に関する方針では、主に学生を対象とした事業方針になっていますが、近い将来の人材確保が目的であると考えます。しかし、国の制度にも同様な奨学金制度があり、本村で制度を構築し実施した場合、国の制度との兼ね合いはどのようになるのか。また、国の制度には貸与型と給付型の奨学金制度があり、本村の奨学金制度を活用した場合の給付者のメリットはどのようなものになるのか。さらに人材育成と人材確保の観点から学生だけではなく社会人の資格取得などへの支援制度の考えはないのかお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。村政執行方針でも述べておりますとおり、村の未来を担う人材の育成を推進するため、現在奨学金の貸付制度の構築に向けて検討しております。これは本村出身者の進学を支援することで有用な人材の育成を図るものであり、日本学生支援機構や各学校等が行っている奨学金制度を補完する形での制度構築を考えております。利用者が最も多い奨学金制度であります日本学生支援機構の奨学金制度に関しましては、議員ご質問のとおり給付型の奨学金と貸与型の奨学金に大別されまして、給付型の奨学金につきましては住民税非課税世帯や生活保護世帯などの経済的に極めて困難な学生が給付対象となっております。また、貸与型の奨学金につきましては、学生の学力基準と学生の属する家計支持者の所得条件により無利子または有利子の貸与が受けられる制度となっております。村の貸付制度の素案といたしましては、貸与型によるもので国では短期大学からの貸付としておりますが、村の素案では高校進学からとし、高校等で月額2万円、大学等で月額3万円の無利子による貸付、償還につきましては、卒業後一年据置の8年の償還期間としております。また、制度の性質や民間の教育ローンとの兼ね合いもありますことから一定の所得制限により対象者を限定したいというふうに考えております。また、村内における就業を促進し、人材の確保と村への定住や移住を促進するため、村内において人材が不足している指定業種に就職または起業する方を対象に、学生時に借り受けた各種奨学金の返済に対する支援制度の創設についても、現在検討しております。社会人の資格取得などの支援制度につきましては、資格は多岐に渡るものと考えますが、国における資格取得支援制度の有効な活用を村内企業等に促しながら、その上で課題と意見を拝聴しながら検討してまいりたいというふうに考えております。いずれにしましても、制度構築につきましては現在関係部署等において調整中でありますが、平成31年度からの運用に向け、素案がまとまり次第、提案させていただきたいというふうに考えております。以上です。

質問 山森清志

今の村長の答弁の中では、さまざまな部分で学生も含め、社会人も含めて支援する制度を構築したいという意志があるという認識でいいと思いますけど、例えばこれ学生なんかだとよく聞く話で奨学金もらっちゃうとそこに帰ってこなくちゃならないんで、あえて奨学金を使わないという人がいるそうです。まあこれは稚内市とか色んな所で聞きましたけど確かにありがたいものなんだけども、帰ってこなければならないんでね。あえて使わないで、苦しくても奨学金を使わないという人もいるそうです。そういう人もまあ今後この村にいるかどうかわかりませんけど、そういう部分もやっぱりあるんで、ただこちら側が一方的に出します、出しますと言うんじゃなくて、受け取る側がどう考えるかという部分もありますから。それと国の制度との違いをはっきりさせなかったらならないわけですから、確かに生活が困窮している方に対しては、国の支援は手厚くなっています。だからと言ってうちの村にもそういう方がいないわけではないですから、その時に国の制度のほうが良いから国にいきますと、国にいった場合にはどこに行っても良いわけですから、そっちのほうで利用してますよね。そういうことも含めて、実際にじゃあこの今この社会人じゃなくてその学生の部分です。学生の部分の奨学金を構築してその事業実施した場合に、どのぐらいの学生が集まれるかというその予測みたいなものができているのでしょうか。お聞きしたいと思います。

答弁 副村長 眞野智章

ご答弁をさせていただきます。まず最初にメリットの部分ですけども、今現在、村として考えている素案としては、先ほど村長が言ったように貸与型という形で、国の貸与型の部分でいくとですね、やはり所得制限含めて給付額も大学の部でいくと3万円から6万円の範囲だというところもありますし、大学院でいくと5万円から12万円の範囲だというところもあります。先日、3月4日の道新でも出てたと思うんですけども、大学のいわゆる進学費用、いわゆる準備、出願する費用とかですね、学校納付金とか教科書代、単純にその部分、引っ越し代も含めて平均170万円というふうにも言われてます。これを含めて道内の保護者については、意見等で四苦八苦をしていると。その中にはとても道外に行きたいという学生もいますけどもそんな余裕が無いと、いわゆるできるだけ夢を叶えてやりたいというそういう意見も載っていました。村としては、やはりこの国の支援制度だけではですね、なかなか進学したくてもできない人も中には出てくるのかなというふうにも思ってます。そういう意味で補完としてですね少し上乗せをしながらしかも国の大学からじゃなくて、村には高校もありませんので高校から支援をして、最終的には貸与型ですから、戻してもらう制度にはなりますけれども、できればその2本目の部分を含めて、いわゆる村内に帰ってきていただいて、いわゆる専門的な技術も含めて身に付けていただいて、村内で仕事に就いていただいて、将来の村の村づくりを担っていただければという意向も兼ねて今現在2つの制度をいわゆる貸与型と給付型、村内での就職を前提とした、民間企業に勤めたり色んなところで手助けする部分で給付型というところも現在考えておりますけども、いずれにしても先ほど村長も言ってとおりあくまでも素案の段階ですから、でき次第ですね議員の皆さんにもご相談をさせていただきたいなというふうに思ってます。素案がやはりできないとPRもできないというところもありますので、現状としては早急に素案固めをして人数固めも含めて、これは財政的な面、費用の面も当然予算の面もあると思いますので素案の段階できちっとこうある程度の費用がどのくらいになるのかっていうところも含めて提示していかなきゃいけないというふうに思ってますので、よろしくお願いいたします。

質問 山森清志

せっかくこういう仕組みを作るわけですから、ぜひ仕組みを作っても利用する人がいないとなってくるとこれは全然計画倒れになってしまうのでね。ぜひやるんであればきちんとした計画を練って使っていただくと、そういう制度を使っていただくということを進めていただきたいと思います。ただ、もう一つちょっと疑問なのがこれ村の奨学金使って尚且つ国の奨学金って、ちょっと基本的なものですけど、使えるものなんですかね。重複できて使えるものなのかというのをお聞きしたいと思います。

答弁 副村長 眞野智章

ご答弁させていただきます。現在でも色々な町の奨学金と、あるいは国でいう日本学生支援機構の奨学金と併設しながら借りるところも、実際には生徒もいますので、その部分については問題ないというふうに認識をしております。以上です。

質問 山森清志

そうしますと、重複した場合にこれ今、村の場合はまだ素案ですけども、今、村の考えているその奨学金の金額ですよね。と、その国の奨学金を使った場合のその最大奨学金の金額というのはどのぐらいになるか今おわかりですか。お聞きしたいと思います。

答弁 副村長 眞野智章

ご答弁させていただきます。ちょっと国のほうはその幅がありますので、最大限6万円としても大学に行った場合については72万の4ですから、約300万円くらいになると思います。それで村の予算としては一応今高校でいくと2万円なので年間24万ですか。それの3年間、高校でいけば36万円。大学でいけば3万円なので、36万の4年ですから、130万円くらいです。総体で合わせると150万円を超えてきますし、国の部分でいくと、いわゆる200万円、約300万円近い金もなりますけど、まあ借り方にもよると思いますけども、これはやっぱり家計の考え方でですね、最終的には学生が返していかなきゃいけない、あるいは親が返していかなきゃいけないというところもありますからその借り方の部分についてはご家庭の中できちっと協議をしながらですね最大限どのくらい借りられるのかというところは議論になってくると思います。ただし、村としてはその部分で最大限間口を広げた中で、国の制度にプラスするような形の中で準備をしたいなというふうに思ってます。以上です。

質問 山森清志

やはり国の奨学金ですから、それなりの金額になると思いますけど、最大、借りるとなると結構なものになると思いますけど、制度を作る側としては、関係ないのかもしれませんけども、返済に困ってうんぬんという話も、最近あんまり聞きませんけど、ちょっと前まではありましたよね。もう奨学金全然払えないという人もいるようですんでね。それは今この場で議論することではないのでやめますけども、ぜひとも使いやすい制度を作っていただきたいと思います。それからもう一つの質問にあった社会人に対してのその資格取得うんぬんに関して、先ほど村長言ってましたように考えているということですけども、何故これ今言ってるかというと人手不足に関して、例えばですよ、例えば大型の免許を取りに行ってくださいと、これ一つの例ですけどね。行ってくれたら村も施設で働けますよだとか、その村に関わる事業の中で、そういう免許を取るために出すっていう、取得資金ですか。出すっていうことを考えないものなのかなという気はします。と言うのは、例えば今民間の加工場なんかでは免許を取りに行けと言って、旅費から宿泊費から全部含めて、小型車しか持ってない人に中型車取って、尚且つ同時に大型車も取ってもらって重機の大特の免許も取ってもらってという、全部出してやるからまず取りに行ってくれと、そして離職しないようにうちのところにいてくれよという部分も含めてそれはもう実際に民間で始まってるんです。その行政版と言ったらおかしいですけど、そういう似たようなことをやって人材確保をしていくっていうことも考えられないのかなと思いますけども、それについてお伺いしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。まず、第1点としては、国の制度にあります支援制度がありますので、これはキャリアアップのために各企業が申請をして受けるような制度がありますので、多分そういうの各企業さんのほうでなかなかご存じない方もおられるかと思いますので1回ハローワークのほうと相談をして、誰かに来ていただいて、そういうような勉強会というのも必要なのかなというふうに思ってます。また、社会人に対してというよりは、村としてはできれば企業に勤めていただいて、その企業に補助金を出してそして色んな免許の取得をしていただくような形のほうが私は良いのではないかというふうに思ってますので、今議員のご提案あったとおり個人に重機だとか大型を取っていただいてどこかに勤めてもらうというよりはどこかの企業に勤めていただいて、その企業に対して従業員のスキルアップのために、キャリアアップのためにどうだいというところで今後検討していきたいなというふうに考えております。

質問 山森清志

確かに国などでそういう制度、確かにあることはあります。ただ、私がなぜ今こういうこと言ったかというと、その企業に出しちゃうと後々ね問題点が色々出てくるんじゃないかという気もして、逆に私のほうが控えめというか抑え気味に質問したんですけども、本当はそこまでやっていただければ全然問題ないんですけども、せめてその村に関わることであればということで質問させていただきました。逆になんか質問者と答弁者が逆になったような気もしますけども、そこまでやっていただけるんであれば、その気があるんであればそれをやっていただきたいと思いますけども、結構免許がなくて仕事を辞めるとか何とかっていう話もたまに聞きますし、それも含めてこれだけ人が減ってどうするんだって話になってるわけですから、役場庁舎の中もそうですし民間企業の中でもそうですし、この奨学金制度も含めて、その資格取得の支援制度ってものを今後できるだけ早く進めていただきたいと思います。補助金をやっぱり使うことになると思うんですよ。国や道の補助金使うことになると思いますけども、その辺のこと今村長言ったような補助金もあります。ありますけども、今年度もう実際に使えるのかどうかっていうのもあります。その担当課としてどの辺までそれを把握しているのかというのを聞きたいんですけども、いかがでしょうか。

答弁 副村長 眞野智章

ご答弁をさせていただきます。国のほうの、民間いわゆる企業への資格支援としては、先ほど村長もスキルアップのための部分というふうなお話をされましたけど、一つには教育訓練給付金というところもあると思います。これについては基本的には求職者だけじゃなくて今の働いている人たちのスキルアップも含めた旅費も含めた形の中で、そういう訓練給付金というのもございますのでその辺も含めて今年度も国のほうの部分は、道庁のほうにも確認をさせていただきましたけれども、基本的には国のほうの制度は、これは継続されてあるということなんで、この辺のPRはしっかりして最終的には企業のほうにもいわゆる費用を掛けないような形でハローワークの人たちも、そういうような講習会を村内で開いてもらったりとか、例えばほかに行くとなればやっぱり企業の旅費の負担とかも当然出てきますので、できれば国のほうにお願いしてそういうような支援制度をこの村内でいわゆる研修みたいのできないかというところも含めて働きかけていければなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 山森清志

検討したいということなんで、了解しました。本日これ一般質問として、大きく分けて4つ質問をしましたけども色々議論ありましたけども、ぜひやると言ったからにはぜひスピード感を持って、役場一体となって進めていただきたいと。またこれが来年の今頃の一般質問で出てこないように私も願いながら、質問を終わりたいと思います。

出典:猿払村議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる