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猿払村議会 平成29年第3回定例会 2017年9月13日

地域ブランドについて

2017年9月13日、猿払村議会の一般質問で、山森清志議員が「地域ブランドについて」質問し、村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章が答弁しました。

質問者
山森清志 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 山森清志

次の質問に移りたいと思います。地域ブランドについてお伺いします。29年度村政執行方針の中で、地域ブランドについて「商品開発や特産品開発に向けた体制の充実及び人材育成」と述べていますが、今年度の商品開発で一品目の新商品が畜産振興公社で生産販売が開始されました。しかし、生産個数にも限界があり品薄状態になり得る可能性が懸念される状況であります。今後、生産体制の安定を図る計画があるのか、また新たな商品開発に着手する計画の有無、さらに安定生産には人材の確保も不可欠と考えますが、人材育成を含めた体制強化の計画があるのかお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。地域ブランドの確立につきましては、安定した供給を行う生産体制が必要でありますことから、商品製造における推進体制は、現在、畜産振興公社職員並びに地場産品開発係で協働した体制が構築されておりますが、今後も既存製品の品質安定、新商品の開発を視野に入れた、製造経験のある職員の採用を検討しつつ、あわせて民間事業者のノウハウを取り入れた職員育成に努めて生産体制の強化、安定に努めてまいりたいと思います。また、新商品開発につきましては、前の定例会の時に10年で5品目の目標設定とご答弁させていただきました。現在も試作品の製造を行っておりますし、来年度以降も既存製品のブラッシュアップとあわせ、新商品開発については、挑戦をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 山森清志

まず人材の確保という部分で、今現在進行中であるというふうに思いますけども、あそこは特殊ですよね、畜産振興公社というのは。ただ働く人もいれば、技術者も中にいるわけですよね。それも含めてね、今検討中であるというのは、ただ職員を募集するという部分なのか、それとも技術的にいろいろなノウハウを持っている方を選定しようとしてるのかという部分をお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

今は技術者の取得に向けてやっております。一度だけお会いしましたけれども、その方について今後どういう検討をしていってもらえるかという形の中で、一応お話をさせていただいております。以上です。

質問 山森清志

技術者の方が今後、実際に猿払に来ていただいて勤めていただけるというのはこれからのことになると思いますけども、本当にもちろん一般の従業員の方も必要ですけども、技術者というものが本当に足りないと。今あそこに1名の方ですか、技術者の方がおりますけどもね、あそこに勤めている方に聞きますと、本当に助かると。いろんなノウハウも知ってるだろうし、製品開発にも携わってもらえるというふうなことを聞いています。その辺は今後の推移を見守っていきたいと思いますけども、質問の中にありましたけど今年度、実際に塩バターですか、できましたよね。完成してどんどん需要が結構あるようなお話を聞いてますけども、これこの間ちょっと聞いた話ですけど、あの塩バターがどうして生まれたのかという部分で、突然塩バターって出てきたわけではないですよね。誰かが何かを言ったから塩バターになったわけであってね、そのなんかマスコミで騒いだわけでもないだろうし、突然なんか塩バターって出てきたんですよね。というのは、今おもてなしツアーだとか移住定住ツアーに来た方が猿払を好きになってくれてね、その方がなんか塩バターがあったら良いですねっていう一言から始まったっていう、ちょっとこれ確認は取れてませんけど、本人に聞いた話です。言った本人が言ってました。私たちが提案した物をつくっていただきましてありがとうございますと言われたことがあるんですけども、本当になんかその小さいことでね、それは技術者が突然塩バターって言ったわけじゃなくて、本当に猿払住民以外の方が提案したことが現実にこう品物になったと、どんどんどんどん需要が増えてきてるって聞いてます。そういうことも含めてね、技術者の方も当然これは必要ですし、ほかの人の意見というのをどんどん聞いて、住民だってねいろんなことを考えていると思うんですよ。畜産振興公社に1週間に1回ですか、2回ですかわかりませんけども、ソーセージとかハムとかベーコンとか作りに来てる方いますよね、グループでね。あの方たちだってね、なんか商品ありませんかって言ったらもしかするとね、こんなの簡単にできますよみたいなこと言ってくるかもしれないですよね。もちろんあそこにそれだけの生産能力があるのかということは別にしても、商品開発という部分だけを考えてみればそういうことも必要ではないかというふうに思ってます。また、あそこは今何人ですか、本当に少ない人数で製造やってますよね。あの体制で仮に来年度一人の方が技術者として来てくれたとしても、それで十分な体制を取っていけるのかという部分でね、もうこれ計算できていると思うんですよ。今後、需用がどんどん増えていかなければならないわけですから、まだまだ人手不足というのは解消されないのではないかと思いますけども、その辺の認識というものがあるのかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 副村長 眞野智章

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。先ほど村長が言ったように、技術者の部分についてはですね、今現状2名の技術者がいるわけですけど、今あそこで実習をやっている実は村民の方、いわゆるベーコンを作ったり、いろいろな実習も含めてやっている経過がございます。今後どうしようかということを考えた時に、いわゆる実習を含めてですね、村民の方にやっぱり夢や生きがいや希望を与えるというところでいくと、ベーコン事業とかですねやはり肉製品とか、そういう将来へ向かってのいろんな六次産品をつくるというところも含めてですね、現状今1名の方に打診をしている状態ではございますけども、最終的には人間がやはり作るわけでありまして、今現状では製品を作る段階ではですね、人手という不足については認識をしておりますけども、これについてはやはり施設の規模もあわせて、いわゆる本当にその今塩バターの形も言われておりますけども、現状の消費期限、今作った形の中では4カ月程度です。これをですね今現状、例えば1年まで今冷蔵品ですけども冷凍をしながらですね、1年まで延ばすとかそういうソフト面の試作試験をですね今現状やってるわけでございまして、販路も含めていろいろな製造の保管方法、あるいはその辺を含めてソフト的にもう少し研究をしながら、何が一番、本当に施設を拡大することが良いことなのか、人間が足りなくてその分増やしたほうが良いのか、保存の方法によっては人員がこの程度で良いのかというところも含めて、もう少し検証させていただきたいと思います。以上です。

質問 山森清志

今副村長のほうから施設の部分で拡大したほうが良いのか、それとも現状のままでやっていったほうが良いのかという部分もありますけども、次の質問にその部分も関連してますんで、次の質問にいきたいと思います。特産品というものはその地域を代表する商品であり、地域の特徴を表すものであります。開発するには研究推進を図る必要があり、そのための人材確保も必要であります。また、販売するには安定生産が絶対条件であり、設備投資も検討しなければならないと考えます。同時に販路の確保も必要であり、開発・生産・販売までを含めた体制の実施計画を熟考しなければなりません。特産品の開発について執行方針の中で述べていますが、方針に変わりはないのかお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただ今のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。今年度掲げました執行方針に変わりはございませんが、議員のおっしゃるとおり開発・生産・販売までを含めたトータルで考えていかなければ、特産品開発は成功しないというふうに思っております。このことから、誰が、どのような商品を、どれだけ、いつ必要としているのかといったようなリサーチ活動や各バイヤーへの積極的な営業展開を行う中で、様々な情報を収集し、様々な条件に対応できるか否かを判断していかなければならず、そのためには執行方針で掲げた手法を継続していくべきであると考えております。以上です。

質問 山森清志

特産品というからには、商品需要に対して安定的に供給されなければならないですよね。ちなみにですけども、国が認定する特産品ってものがあります。国が知的財産権を認めるという部分ですけども、地域団体商標制度ですか、この部分で実際は53.4%しか認定されないと、それだけ厳しい審査があって、初めて国の認定を受けて本物の特産品と言われるそうであります。その特産品っていうものの例えば、今現在あるものは漁組さんで販売している干し貝柱だとかああいうものは猿払村の特産品と言ってもいいのではないか、あそこまでいくと本当に特産品であると言えると思いますけども、あれに類似したというか同じような知名度のあるものを今後、猿払村で開発していくというふうに執行方針の中で述べているわけですよ。先ほど副村長が言った、施設を大きくしたほうが良いのか、今のままでいったほうが良いのか、施設の部分で答弁ありましたけど、今の施設を大きくできないのであれば、これは当然、安定生産するには機械化するしかないわけですよね、設備投資をして。その部分を含めて、あの中でその設備投資を今後行っていくのか、それとも根本的なものの考え方をして何年先になるかわかりませんけどもね、新たにちゃんとした施設を今後建設していくのかという部分は、頭の中にあると思うんですけども、その辺のことをお聞きしたいと思います。

答弁 副村長 眞野智章

先ほど申し上げましたけども、設備の部分の投資については、なかなか今現状ですぐにということにはならないというふうに認識をしております。ただし、先ほど申し上げましたけども、例えばソフト面、いわゆる製造期限、いろんなものを試してそれに基づいて、当然販路も出てくると思います。その試験結果に基づいていろんな販路を拡大して、最終的に需要がものすごく延びてくる場合については、ハードのほうに手をつけていかなければいけないというふうに認識はしております。ただし、今現状では試験をですねやはりデータを取るには1年ぐらいの時間が要するというふうになっておりますので、その部分のデータが出てから、検討をしていきたいというふうに思っています。以上です。

質問 山森清志

その消費期限の部分うんぬんという部分で、もう少し消費期限を延ばしたいという答弁でしたけども、それはもちろん今ある現状の、先ほど言った塩バターですか、その部分の話だと思いますけど、もちろんそれは当然のことだと思います。ただし、これから開発しようとしている新製品っていう部分をもし、もしじゃないな、さっき村長も答弁したとおり開発しますと言ったわけですから、考えてそこをまた同時に販路を模索していきながら、いろいろな部分を含めてね開発と生産と販売というものをトータルに考えていかなければ、何もできないですね。製品は開発しました、でも販路はありません、販路はありますけども製品がありませんという部分はこれ許されないわけでありましてね。特産品というものはそれだけハードルが高いという部分も含めて、それだけお墨付きをもらえるという部分だと思ってます。国の認定を受けるまでに当然これ特産品という部分を目指すわけですけども、その中で先ほど言ったように認めてもらえない商品もあれば、これはオーケーだと認定を受ける商品もあるわけですよね。簡単に特産品って言いますけど、ものすごくハードルが高い部分なんですよね。ですからその辺も含めてね、先ほどの質問にもありましたけども、トータルにこれ同時進行していかなければならない部分だと思いますのでね、今後しっかりと熟考しながら検討していただきたいと思います。答弁はいりません。次の質問に移りたいと思います。地域ブランドの開発は、独自の開発であれば早期開発自体は可能でありますが、ニーズ調査や動向の先取り等は単独では捉えきれないと考えます。執行方針の中でも「食品開発機関との連携強化」と述べているように、専門機関と連携することでニーズ調査や動向の先取りが可能だと考えますが、現状として専門機関との連携の実施は行われているのか、また、今後計画されているのかお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただ今のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。このたび販売を開始しました「塩バター」また、昨年より販売を開始しておりますチーズ製品「ホタコロ」につきましても、製品化にあたり関係機関からのご意見を参考とさせていただいたところでございます。今後におきましても、来月に関係大学の方が畜産振興公社へ訪れる予定となっておりますので、現在販売している商品等に対するご意見をいただく機会を設けることとなっております。また、蛇足ではございますが、先ほど議員からのご質問の中にありました、今回の塩バターの開発の関係でございますけれども、今現在、移住定住ハウスのほうに来ておられるご夫婦がたまたま移住体験ツアーの中で本村にお越しいただいて、猿払村をすごく気に入っていただいた中で、この方については海外旅行も含めてですねいろんな所に旅行されている方で、今海外のほうでは塩バター、岩塩を含めた塩バターがすごく流行しているんだということで、猿払村については非常に良い牛乳があるのでぜひ作ってみてはどうかというようなご意見をいただきました。また、過去の議員のご質問にありましたとおり、最北の村と最南端の町や村と連携して何か事業ができないかという形の中でご意見もいただきましたので、猿払村の牛乳とそれからこの塩バターを作るにあたって、フランスだとかいろんな各地方の外国も含めて塩を取り寄せてですね、うちの牛乳とコラボしながら塩バターの開発に至った経過でございます。その中でストーリー性を持った中で、最北の村の牛乳と最南端の沖縄のほうの村の塩を使った中で今回の塩バターを開発させていただきました。そういうストーリー性を持った中で今回売り込みも含めてですね、そういう形の中で商品の開発に至ったという経緯でございます。以上です。

質問 山森清志

今のお話の答弁の中にストーリー性、容器を見てそれがわかるようになっていましたっけ。なっていました、はい、いいです。じゃあまず専門機関との連携という部分で、まあいろいろ村としても模索をしているようでございますけども、これはお話を聞くだとかアドバイスを受けるという部分はもちろん当然あって然るべきだと思いますけども、それをじゃあどういうふうに落とし込んでいくのかというか、生かしていくのかという部分にまで考えているのか、ただ話を聞いてああそうですか、そうですかっていうんじゃなくてね、それをどのように落とし込んでいくのかという部分も、これ考えていかなければならないと思うんですよね。連携ということを考えた時にね、それも連携ですけども商品はちゃんとできあがるまで連携していけるのか。大学の教授うんぬんと言いましたけども、たぶんその教授はアドバイスをしただけであってね、ちゃんと最後まで面倒という言い方はちょっとおかしいですけど、してくれるのかということを考えた時にね、いろんなところの方のお話を聞くというのは、当然これ必要なことですけど、最後までちゃんと連携していけるのかという部分で、お話を聞いただけで終わらないことを考えていかなければならないと思うんですけども、その辺のことは考えているんでしょうか。お伺いしたいと思います。

答弁 副村長 眞野智章

今のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。来月ですね酪農学園の食品加工の専門的な教授さんがこちらにお見えになって、いろいろな今のチーズ、バターを含めた意見をいただくと、そこに技術者も含めていろんな意見交換をさせていただいて、最終的にきちっとしたブラッシュアップをかけていきたいというふうにも思っておりますし、江別のほうの食品加工技術センターについては、いろんな技術指導あるいは製品の開発指導についてはですね、この塩バターを含めチーズを開発した時も含めてですね、いろんな技術助言もいただき、最終的に製品になるまでの力もお貸しいただいたと。今後についてもいろんな新製品ができる段階においては、ご尽力をいただけるというふうにお話をいただいておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。

質問 山森清志

今の副村長の答弁の中に、江別のこれ食加研ですよね。これ以前私も食加研の話をしたことがあると思いますけど、そういったことがほかにもたくさんあります。例えば、中小機構とかいうこれも独立行政法人ですけども、全国展開しているものがあって、北海道にも本部があるようですけどもいろんな組織があって、そういう組織というのは独立行政法人ですから最後まで面倒を見る仕組みにもなってるんですよね。食加研ももちろんそうです。だからそういうところと連携してしっかりとね、商品開発をして恥ずかしくないものをつくっていただきたいと。なおかつ、先ほどもちらっと言ってましたけど、どこで、誰が、何を、どのように売るのかという部分も含めてね、本当に今すぐにでもねこれ検討していかなければものはできあがってこないと思います。本気になってやっていってほしいなと思いますけども、もちろんこれ猿払村には資源というものが限られています。その限られた地域の資源というものをどのようにこれ生かしていくのかという部分も、今後考えていかなければならないと、掘り起こしてみなければわからない部分もありますのでね、まだ資源として活用されていない部分もたくさんあると思うんでね、それも含めて食品ももちろんそうですけども、ほかの部分に関しても地域資源の掘り起こしというものを今後とも進めていただきたいと思っております。答弁はいりません。

出典:猿払村議会 平成29年第3回定例会 2017年9月13日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる