下川町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月16日
(1)気候変動枠組の国際的な動向の把握について/(2)世界に通用する下川町の強み・地域ブランドについて/(3)総合グランドの今後とワークショップ、ファシリテーターといった町民参加の方法について
2015年12月16日、下川町議会の一般質問で、奈須憲一郎議員が「気候変動枠組の国際的な動向の把握について」「世界に通用する下川町の強み・地域ブランドについて」「総合グランドの今後とワークショップ、ファシリテーターといった町民参加の方法について」について質問し、町長 谷一之、環境未来都市推進課長 長岡哲郎、税務住民課長 宮丸英之、総務課長 駒井英洋が答弁しました。
- 質問者
- 奈須憲一郎 議員
- 答弁者
- 町長 谷一之、環境未来都市推進課長 長岡哲郎、税務住民課長 宮丸英之、総務課長 駒井英洋
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。
質問 4番 奈須憲一郎
それでは、一般質問通告しました内容に基づきまして、大きく三点について一般質問いたします。まず、一点目、気候変動枠組の国際的な動向の把握について質問いたします。一問一答方式により行います。11月22日から27日の日程で開催された、EU主催の日欧都市政策対話事業、第2回日欧都市交流会議に参加するため、議会代表の私を含む5名の下川訪問団で、ドイツのライプツィヒ市、及びスウェーデンのベクショー市へ行ってまいりました。その経験を踏まえ、質問いたします。下川町のペア都市であるベクショー市は、1996年に化石燃料ゼロ宣言を議会で全会一致採択し、大規模な木質バイオマス熱電併給施設を整備するなど、2030年のゴールに向け着実な成果を挙げている「ヨーロッパで最もグリーンな都市」です。そのベクショー市は、私たちの訪問後、フランスのパリで開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議、通称COP21に参加しています。下川町はまだその域に達していませんが、環境未来都市のビジョンの中には下川で培ったノウハウの海外移出も含まれており、近年森林国際フォーラムを主催していることから、こうした国際的な動向について少なくとも情報を把握し、今後の対応を見極める必要があります。そこで町長にお聞きします。一点目、COP21での議論の概要及び日本、下川町の取組への影響について。二点目、特に途上国が自国の森林を保全するため取り組んでいる活動に対し、経済的な利益を国際社会が提供する試みであるREDD+(レッドプラス)と下川町の森林吸収量活用などの取組との関係について。三点目、国際フォーラム開催後の国際社会との継続的な関係構築の状況について。以上、三点についてまずお伺いします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
奈須議員の「気候変動枠組の国際的な動向の把握について」の御質問にお答えしたいと思います。御案内のとおり、本町は 2050 年までに 1990 年比で地域内のCO2 排出量を 66%削減させるとともに、森林吸収量を 4.5 倍に高める大きな目標を掲げ、2008 年…平成 20 年でありますけれども…国の環境モデル都市に選定され、木質バイオマスのエネルギー活用、カーボンオフセットの推進、地域材の利用促進など、環境と経済活動を結びつけた低炭素社会の構築を目指し、積極的に事業を進めているところでございます。このような中、11 月 30 日から 12 月 12 日までの間、温暖化対策における 2020 年以降の新しい枠組み等を協議する「国連気候変動枠組条約第 21 回締約国会議」、いわゆるCOP21 がフランス、パリで開催されたところであります。御質問の一点目、COP21 での議論概要及び日本、下川町の取組に対する影響についてでありますが、気温上昇を 2℃未満に抑制することなどの数項目にわたる合意文書案を議長国であるフランスが提案し、合意文章案に基づき協議がなされ、先進国、新興国、途上国それぞれ立場の違いから温暖化対策に関する資金支援などを巡る各国間の意見対立もあり、会期が延長されたものの「パリ協定」の合意に至ったところでございます。今回の「パリ協定」の採択によりまして、温暖化対策は既に個々の国の利害問題から国境を越えた人類の課題であるとの認識がなされたものであり、日本における影響としては今後様々考えられるものの、経済発展を遂げた先進国の責任として積極的な温暖化対策を講じていくべきと認識しているところであります。次に、御質問の二点目につきましては、温暖化による気候変動の原因となる森林減少・森林劣化を防ぐため、森林保全の重要度が増し、特に途上国の森林保全が緊急課題であると認識されているところであります。そこで途上国が取り組む森林保全活動に対し、資金支援をする「REDD+(レッドプラス)」につきまして、既に 2013 年のCOP19において基本的な枠組みが決められておりました。しかしながらこれまで自主的な取組とされており、今回の採択を受け、今後「REDD+」が国連下の法的拘束力を持つものとなることが予想されますので、より実効性が高まると考えております。下川町といたしましても、詳細情報の収集に努め、今後の動向を見極めてまいりたいと思います。情報の収集に当たりましては、本町の環境未来都市推進アドバイザーである国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問の末吉竹次郎氏が今回のCOP21 に参加していることもあり、的確な情報の把握に努めてまいりたいと思います。また、今回のCOP参加は見合わせましたが、同じくアドバイザーである日本大学の小林紀之教授から、COP21 における「REDD+」等の位置付けについて詳細情報をいただけるとの連絡もあり、併せて各省庁からの情報収集等に努めてまいりたいと思います。次に、三点目の、国際フォーラム開催後の国際社会との継続的な関係構築の状況についてでありますが、国際森林フォーラムは平成 25 年 2 月と平成 27 年 2 月の 2 回開催してきており、平成 25 年では林業・林産システムの革新、森林バイオマスを活用したエネルギーの完全自給、担い手対策、森林文化創造、平成 27 年では地域資源を活用した再生可能エネルギーの導入を最重要施策と位置付けることを下川宣言として採択しているところであります。これらの基調の中、これまでデンマークやドイツ、スウェーデン、オーストリアなどと情報・技術の交流を進め、本町における最適なエネルギー施策の構築を目指しているところでございます。特に、再生可能エネルギー活用の先進地であるデンマークとの関わりでは、熱利用に 110 年以上の歴史があるデンマークの技術を学び、下川町が目指す森林バイオマス地域熱電併給システム構築のため、デンマークのグリーンエネルギー企業群との会合や関連施設の視察などを通じた検討も行ってきているところでございます。また、FSC森林認証、カーボンオフセット、森林環境教育の取組が東南アジア、南米、アフリカ諸国に注目され、「JICAプロジェクト」としての視察が定例化され、情報・技術の移転が図られているところでございます。さらに、来年 2 月、アメリカのポートランドで開催される「環境未来都市」構想推進国際フォーラムにおいて、下川町の取組事例についての発表機会を内閣府からいただいたところであり、情報の発信に努めてまいりたいと思います。いずれにいたしましても、本町がこれまで取り組んできたバイオマスエネルギー活用やカーボンオフセットなどの先駆的な事業の背景には、「シンク・グローバル アクト・ローカル」…いわゆる世界的にものを見、考え、地域でいかに行動するか…この考え方に基づくものでございまして、今後におきましても、これまでの考え方を継承し、皆様とともに戦術・戦略を練り、新たな課題解決に向けてチャレンジしてまいりたいと存じます。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上です。
質問 4番 奈須憲一郎
今、答弁いただいた内容の中で、下川町が先進的に取り組んだ成果として、国際的なパイプも強化されているということを改めて認識しました。そして今の答弁の中でもありましたが、この「REDD+(レッドプラス)」については、今回のパリの前段で基本的な枠組みが進んでいて、そして既に途上国に対して日本の企業が具体的なプロジェクトとして関わっているという情報を得ています。そういった中ではやはり日本が得意とするようなICTの技術を活用して、森林の動態を衛生情報などから把握して、現状把握しながら、そして様々なプロジェクトに役立てていく。今、本町が正に取り組んでいるようなGIS・GPSの情報を活用したような森林施業体系も関わってくるようなことが国際プロジェクトとして進んでいるという中で、そういった動きが今この国際的な気候変動を何とか抑制しようと国際社会が進んでいる中で、下川町もただ見ているだけではなくてですね、積極的に関わっていくことが必要なのではないか。そういったところに下川町としての知名度を上げながらビジネスチャンスも生まれてくるものと考えますが、そういった点についてはどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
既に関係する省庁と連携をしたり、海外の主要都市、あるいは国とも連携をさせて、いろいろ技術交流や情報交流をさせていただいております。さらに、先ほどもお二方ほどお名前を申し上げましたけども、この方以外にも多くの学識者の方々、あるいは研究者の方々と、それぞれのポジションで連携させていただいて、様々な情報を共有しながら下川の施策にあったものにつくり上げていきたいなと思っているところでございます。以上です。
質問 4番 奈須憲一郎
やはり下川町だけの人員の中で、海外も含めた国際的な事業を進めるのは困難かと思いますので、そういった協力も仰ぎながらということが大切だと思います。そこで、もう一歩踏み込んだ時に、やはりこういったプロジェクトを積極的に進めていくに当たっての人材確保、それは同時に財源確保が必要となると思います。現状はそういった途上国の森林保全を推進するために、先に進んでいる先進国が資金提供するという枠組みですが、下川町の財政状況を考えると自分たちがお金を出しながらというのは難しい。そういった時に自主財源をいかに確保するか、それは午前中の答弁の中にもありましたが、様々なファンディングのツールが発達している中で、多様なやり方があると思います。そういったファンディングの仕組みを活用しながら下川町で資金調達をして、そして任期付きの職員を採用し、そうした国際プロジェクトを海外の現地の途上国と日本を代表するような企業、そして下川町のプロジェクトでチームでやっていく、そういった枠組みも考えられるかと思いますが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
これは行政ばかりではなくて、民間事業者はもちろんのことでありますが、経営資源には人・物・金・情報というのが必要になってくると思います。そういう意味では、それを動かす人材というのが非常に必要になってきますので、行政職員の採用はもとより、民間事業者の方々にもそういう採用の面で支援できるものがあれば、情報提供や資金的な面で、どういうかたちで応援することができるのかと、そのへんも今後検討していきたいなと思っております。また、財源確保という面では、午前中にも申し上げましたけども、行政が補助金を見出すということは大事なことではありますけども、民間事業者の方々がクラウドファンディングや、あるいはまた地域の中で事業活動を行って、自主財源を積極的につくり上げていくということがこれからは必要になってくるんではないかと。今、取り組んでおります、上名寄集住化の検討委員会の中でも、社会的企業というのをひとつその中で構築していきたいというのがございますけども、正しくこの社会的企業あたりが一つのファンディングをしっかりと見出せるような、そういう仕組みづくりもこれから必要になってくるんではないかと思っているところでございます。以上です。
質問 4番 奈須憲一郎
先週、町長は東京に行かれて、日経BP環境経営フォーラムだったと思うんですが、そちらと連携したフォーラムを開催するなど、企業との繋がりも下川町、今、盛んに広がっております。また、アロマ環境協会という財団法人との連携も進む中で、そういったところをもう一歩踏み込んで、こちらからそういった資金提供を依頼しながら、こういったプロジェクトで国際貢献していきたいというような提案型の活動も考えられるかと思います。そういった展開について、既に動いているものなどありましたらお聞かせください。
答弁 環境未来都市推進課長 長岡哲郎(環境未来都市推進課長は2015年12月まで)
12 月 10 日、東京の有明で、日経エコロジー主催でございましたけども、未来共生型シンポジウムを下川のみで開催をさせていただきました。企業の方々中心に 140 名余りの方々が来られまして、下川の技術を持っておられる方、事業をやっておられる方にプレゼンテーションをやっていただいて、マッチング等々も行ってきました。こんなことができますよというので何件か商談がまとまりつつあるものもございます。それと、先端技術を活用した中で、奈須議員が言われた森林の成長量把握みたいなところは、今ある大学の方からお話をいただいて、大学の方で衛星を上げているので、ハイパーセンサーを使って、そしてドローンを使って、地上部の研究ができないかどうかと、その成長量を確認できないかと。これができると非常に途上国においても森林の劣化、保全等々に効果が…経費が安くできるということで、下川でプロジェクトをどうだというお話もいただいております。まだ未確定でございますけれども、そういった外の人材と企業さんも含めて連携を図りながら戦略・戦術を練っていきたいなというふうに思っております。
質問 4番 奈須憲一郎
今後非常に期待のできる答弁だったと思います。ただ、日本ではかなりトップの位置に近づいてきたなという感があるんですが、やはり今回の海外の視察の中で、ヨーロッパ…北欧の先進的な取組から比べると、やはりちょっと一段まだ遅れていると。そういった中では、下川が今日本の代表としてそういった先進的な事例を吸収しながら、アジアにローカライズして地域に合わせたかたちで展開していくという中で、今後下川の役割というのがあるのかなと思います。そうした先進国とアジアとの中間にいる日本…下川というスタンスが必要だと思います。それで、今、国内ではアライアンスというかたちで同じような規模の自治体との協定を進めた中で、お互い切磋琢磨してやっていくような仕組みがありますが、こうした国際版のようなかたちでアライアンス、若しくは姉妹都市提携、こちらからするとヨーロッパから学ぶ部分が多くて、そしてそのノウハウをアジアに展開していくという意味では、ちょっと対等な協定とは違うと思うので、また別な枠組みが必要かと思いますが、そういった国際的な連携のやり方もあると思います。そういった今後の展開について何か考えがあるのか、準備中のものがあるのか。あと、国際交流という点ではカナダのケノーラ市との姉妹都市…友好都市提携があったと思いますが、そちらの現状は今はどうなっているのか、それについてお聞かせください。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
アライアンスの考え方というのは非常にこれから大事になってくるんではないかと。特に、広域による連携、連動した取組、共通したテーマという…こういうところをしっかり抱きながら取り組んでいく必要があろうかと思います。ただ、国際都市の連携の中で、あまり重たいように姉妹交流というのをつくってしまうと、姉妹交流を維持するための事業展開だけになってしまう可能性がありますので、それはお互いが目的としているテーマをきちっと見定めて、そして技術交流をするなり、あるいはまた経済交流をするなりと、そういうかたちづくりをしていきたいなと思っています。それからケノーラ等については税務住民課長の方から…。
答弁 税務住民課長 宮丸英之(税務住民課長は2015年12月まで)
ケノーラ市との姉妹都市の件でございますけども、一時人材交流と研修交流がございましたけども、現在はケノーラ市の都合だと思いますけども、一時交流が中断している状況にございます。
質問 4番 奈須憲一郎
ケノーラ市との交流が今一旦落ち着いているというようなかたちで、新しいことを始めるにもちょうどいい機会かなと思いますので、そういったことについても今後検討していただければと思います。それに当たってはやっぱり、ケノーラ市との交流があった頃には高校生なんかも向こうに行ったりして、現地で英語の環境に身を置く機会があったかと思うんですが、今ちょっとそういったことが途絶えている中で、やはり国際社会の中での役割を果たすときの英語力というのを、自分自身無さを今回痛感したこともありまして、義務教育の中でやる机上の勉強と実際に人と触れ合う中での、特に会話力…コミュニケーション力というのは全然違うなというのを痛感したところでありますが、そういった部分で国際的なコミュニケーション力を鍛えるという意味での英語力、英語教育の今後のあり方について、どのようにお考えでしょうか。また、下川町の情報発信をやっぱり…今回もアメリカのポートランドで…国際的な場で情報発信するという段階になってくると、ホームページについては英語対応が必要な時期がきているのではないかと考えますが、それについても併せてお聞かせください。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
下川町における英語教育、当然指導助手も入れながらですね、教育委員会に籍を置いて、そして小中高と回っていろいろと指導していただいているところでございますが、それだけではやっぱり英語を普及していくというのは限界があろうかと思います。そういう意味では、これから少し戦略的にそのへんどういうかたちづくりをしていいのかというのをちょっと検討してまいりたいと思っております。ホームページの関係についても、これももう少し必要性をしっかりと把握しながら、ただ作っただけでは駄目でしょうから、このへんも必要性をしっかりと検証しながら、それからホームページに掲載すべきかどうかという、これも検討していきたいなと思います。以上です。
質問 4番 奈須憲一郎
一点目については最後の質問にしたいと思いますが、こうした国際的な環境の会議の一番大本といいますと、私が記憶する中では 1992 年、リオデジャネイロでの地球サミットだったと思います。実は、今回、スウェーデンを訪問する中で、いろいろスウェーデンの環境の取組が先進的な理由というのを調べましたら、このリオデジャネイロの地球サミットを受けて、本来であれば各国、各地域が地域の行動計画、ローカルアジェンダ 21 というものを立てるようになっていたというか推奨されていたんですね。ところが、それをきちんと実行した国や地域とそうじゃない地域とのかなりの開きがありまして、スウェーデンについては、これは国を挙げてやろうということで、1996 年秋には全てのコミューンという単位ですが、これが今回ベクショーもベクショーコミューンといいますが市の単位で全ての市が作成したと。これに当たっては住民参加で意思決定する前にきちんと、環境ってそもそも何なんだ、持続可能な社会は何なんだという環境教育から…大本から始めて、何年もかけてですね、そして地域的な全体的な理解を得た上で、議会が全会一致するような。そして、スウェーデンでは国会で次の世代に渡すことなく、この環境問題を解決するというような宣言もしております。やはりこういった足元の…草の根の環境的な理解、議論があった上で行動計画が立ち、そしてこういった国際社会をリードするような取組に発展していっているのだということを知りました。下川町は今、環境未来都市ということで非常に大きな目標を掲げているところですが、やはり様々な国の事業のスケジュールの中で、行政がやっぱりリードしていく中で決められたことも多いと思います。これを今一度ですね、地域住民が足元から、そもそも論からどうあるべきかということをですね議論して、国に提出した目標は達成していく必要はあると思うんですが、町民の理解、議論が促進されるようなかたちでフォトマップの草の根からの活動が必要だと考えますが、その点いかがでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
正しくそのとおりでございまして、下川町でも様々な環境に関わる住民参加の取組がされてまいりましたので、これは引き続き継続してまいりたいなと思っております。さらに、これは全国的にですね、もう少し温室効果ガスについての取組が反映できるように、様々なところで…下川町がどこまでできるか分かりませんけれども、いろいろとできる限りのことを発信してまいりたいなと思っております。以上です。
質問 4番 奈須憲一郎
発信というか、やはり草の根からの活動、それはやはり具体的な何かを示す前に、町民が今何を感じているのか、そして町民がどの程度の理解度にあるのかというところの認識なり対話から始まるものだと思います。そういった町民との対話というものをどういうふうに組み立てていくかということが、ずっとこの間、議論になっているわけですが、やっぱりこの環境というものについての対話の場が必要だと考えます。その点についていかがお考えでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
環境そのものの良い意味がですね、生き物を対象にして、そしてその影響がどういう具合にあるかという意味合いだと私は認識しております。そういう意味では、この環境という言葉自体も住民の皆さんにしっかり理解していただくということが大事でしょうし、それを学ぶ機会が必要なんではないかと。その中に先ほどの温室効果ガスとか、あるいはまたこういう世界的な動きだとか、いろんな情報を得る機会をそれぞれの場でつくることができたら、また一つ住民意識も高まってくるんではないかと思っているところでございます。以上です。
質問 4番 奈須憲一郎
それでは、一点目についてはここで質問を終えたいと思います。続いて、二点目、世界に通用する下川町の強み・地域ブランドについてお聞きします。今回のベクショー市訪問で、改めて木質バイオマスエネルギー活用では、下川町はまだまだ世界のトップレベルの域には至っていないことを痛感いたしました。ただ、木質バイオマスエネルギー活用という森林活用の一分野ではなく、森林の総合的な活用に対しては、ベクショー市の方からも高い評価を得たと感じています。やはり、下川町の強みは、持続可能な森林資源供給を目指した循環型の森林経営という1次産業。その森林からの資源を余すことなく活用するゼロエミッションの森林資源活用という2次産業。さらに、森が森であること自体を価値に換える森林環境教育などの3次産業。これら川上から川下までの森林総合産業、森林6次産業が下川町という小流域で発展し続けていることだと再認識しました。この強みを地域ブランドとして確立し、世界に発信するときが来たのではないでしょうか。ここで過去の資料を見ると、下川町が合併問題に揺れた後、単独を決意して策定した地域自律プランの中で、産業振興のゴールとして「自然・社会・産業が調和した美しく豊かに続いてゆく持続可能な社会へ しもかわブランドの確立」を掲げ、そこに括弧書きで「森林ミュージアム」という言葉が出てきます。下川町が今まさに体現しつつある姿を端的に表現した言葉ではないでしょうか。町長に次の二点について見解を問います。一、世界に通用する下川町の強み・地域ブランドについて。二、森林ミュージアムについてお聞きします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
「世界に通用する下川町の強み・地域ブランドについて」の質問に答えたいと思います。下川町は、循環型森林経営の確立を基盤とするゼロエミッションの木材加工、FSC森林認証取得、木質バイオマスエネルギー利用、産業クラスター、カーボンオフセット、森林環境教育への取組が高い評価を受けまして、これまで「環境モデル都市」、「環境未来都市」、「バイオマス産業都市」など国のモデル地域として、数々選定されたところでございます。この選定を機に、国内外からの視察なども増え、下川町の知名度についても高まりつつあると感じており、この流れを止めぬよう町政を推進してまいりたいと存じます。さて、御質問の一点目の、世界に通用する下川町の強み・地域ブランドにつきましては、私も下川町の強みは、循環型森林経営、木材加工、バイオマスエネルギー、CO2吸収源、森林環境教育など森林総合産業を創造することであり、地域の優位性であると考えております。そこで、森林資源の活用を中心に地域の魅力や強みをいかす地域ブランドの創出、そして下川町全体を売り込むためのタウン・プロモーションが必要と考えており、準備を進めるよう職員に指示をしているところでございます。具体的には、先に策定をいたしました「下川町まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、産業振興と雇用の創出を図るための手段として、「産業活性化支援機構の拡充」を掲げており、その中で、農業・林業・林産業・商工業・観光業などの下川町の産業及び取組などを総合的に売り込む組織体を形成してまいりたいと考えております。次に、二点目の御質問の、森林ミュージアムについてでございますが、森林ミュージアムは、平成 10 年に設立した産業クラスター研究会の中で検討、平成 12 年の中間報告にて、町内にある様々な魅力・強みなどをトレイルで繋ぎ、町全体を博物館とする構想だったと認識をしており、その後、地域自律プランにおいて社会経済のブランドとして引用されたものだと考えております。いずれも、地域全体のブランドとして「森林ミュージアム」をとらえており、今後取り組む「タウン・プロモーション」につきましても、これまで同様の価値を共有するものと考えております。また、「森林ミュージアム」の名称につきましては、今後協議すべきと考えております。以上申し上げまして、答弁といたします。
質問 4番 奈須憲一郎
使っている言葉は、また別な言葉ですが、一定程度共通認識にあると理解いたしました。それで、具体的にこの地域ブランドの確立、タウン・プロモーションを行っていく上で、この産業活性化推進機構の拡充、そして組織体を形成していくということで、具体的な政策が出てまいりましたが、この産業活性化機構というのが、ここ数箇月の議論の中で盛んに出てきています。現状については、商工会、町、産業クラスター、そして町外のシンクタンクという中で理解していますが、これを具体的に法人化するなりして、組織化して、人的補強もしていくという理解でよろしいでしょうか。
答弁 環境未来都市推進課長 長岡哲郎(環境未来都市推進課長は2015年12月まで)
法人化にするかしないかというのは、これからの考えでございますが、まず任意団体…法人化という選択肢あるかと思いますけども、来年度については任意団体として活動していただくという方向で今進めております。
質問 4番 奈須憲一郎
必ずしも法人化が必要だとは考えませんが、この間、様々な場面で話を聞く一方で、活動の実態ですとか、組織の顔が見えないようなところがありますので、やはりその点は重要な施策に絡む組織形成でありますので、町民の方にも分かりやすいような透明性を持った説明が必要だと考えます。ただ、やっぱりこうしたかたちで地域全体の売り込みを図っていくというのは必要な政策だと感じています。森林ミュージアムに関しては、この答弁にあったとおり、産業クラスター研究会の中で、その一グループが主体的に活動して出てきた概念です。これについては出てもう15年ほど経ちますので、当時の状況と今とはまた違ってきている。そして今、下川環境未来都市というのも看板として掲げているところもあるので、必ずしもこの言葉にこだわる必要はないと思いますが、ただこの活動の経過をまとめた中間報告の報告書をみますと、非常に熱心に下川の地域全体を丹念に歩いて調べて、その中で次代的な位置付けだとか、町内での関わり合い…いわゆるグランドデザイン…地域を総合的に俯瞰した中で、各施設や人がどういった連関をしていくのか、それを総合的にまとめたのを生きた…箱物ではない、そのまま地域が博物館、森林ミュージアムというかたちでまとめたものと理解していまして、これは現状でも全く古びたものではなくて、近隣でもミュージアム構想を持った中川町や音威子府の取組もありまして、これは非常に今後も参考になるというかベースになる取組だと考えております。そういった中で、温故知新といいましょうか…こうしたものを土台としながら、下川全体のグランドデザインを描いていく中に、過去のこうした資料が活用できると思いますので、こうしたものをベースに、今の下川だったらどうだろうというような対話が起きるような場を仕掛けてはどうなのか。この間ずっとグランドデザインという話をしてるんですが、やはりなかなかイメージしづらい中で、下川町全体を俯瞰するというのはこういうことなんだよという一つの足掛かりとして、この森林ミュージアム構想というのをベースに町民のみんなで話してみてはどうかと思いますが、それについてはいかがでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
森林ミュージアムについては、私も存じ上げております。グランドデザインをしっかりしたものとしてつくっていこうという、そういう理念があったんではないかなと思ってます。いずれにしても、今下川町、環境未来都市ということで選定を受けておりますので、大きなコンセプトとしてはそういう環境未来都市という枠組みで考えながら、しかしその一方で、施策的にはこの森林ミュージアムのような様々な森林に関わるような政策をつくっていくというのが一つ大事なのではないかなと思っております。もう一つは、イベント的にはアイスキャンドルミュージアムというのに、冬期間でも下川町の人たちがいきいきと暮らせるような冬の暮らしをつくっていこうということで、全町をミュージアム化したという表現を使っております。そういう意味では、こういうキャッチコピーとか、あるいはフレーズというのは非常に大切なことではないかなと思っておりますので、そのへん十分見極めてつくっていきたいなと思っております。また、ベクショー市のお話が前段にありましたけども、ここもやっぱりヨーロッパ一環境に優しい町宣言という、こういうようなフレーズをしっかりと打ち出してですね、そして全市民が一丸となって取り組んできたという背景が参考例でございますので、こういうことをお手本にしながら今後進めてまいりたいと思います。以上です。
質問 4番 奈須憲一郎
アイスキャンドルの中でもミュージアム構想というのを持ったなかでやったりしていますので、町民にとっても一つの…地域全体をみるという意味では足掛かりとしていいのではないかと思います。そして海外に今回行って、やっぱり環境という大きな括りの中では、なかなか差別化できないなというのを感じまして、ところが今回、ちょうどCOP21 で「REDD+(レッドプラス)」がほぼその枠組みの中で動き出すだろうという中では、今まで森林を…植林だけしか認められなかったところが、森林をつかいながら保っていく…保全という概念ですね、森林保全自体に国際社会が資金提供して、それが炭素クレジットの中でも認められるという中で、これは正に下川町が今まで実践してきたことをパッケージとして海外に移出できるチャンスだと考えています。そういった中では、環境未来都市というのは国の中の位置付けとしてはいいんですが、国際社会に出て行く中では、森林を前面に打ち出した中でその総合的な活用をやってきた下川だということを一言で海外に向けて発信できるような言葉が必要なのではないか。その一つの手掛かりとして、足掛かりとして森林ミュージアム構想というのはここで一度提案いたしました。それでは、次の質問に移りたいと思います。三点目、最後になりますが、総合グランドの今後とワークショップ、ファシリテーターといった町民参加の方法について。総合グランドについては、過去に理事者見解のテーマになるなど、今後が課題になっています。これまでの公共事業では、庁舎内で素案を固めてしまってから、財源獲得、住民説明という流れで、協働とは程遠い状態にありました。この総合グランドの今後については、前町政で予算化されたものはなく、先日の臨時会で議決した宿泊施設のように差し迫った緊急性の高い案件でもないことから、新町政の試金石になる事案となります。総合グランドの今後について、どういう方針で取り組むのか、町長の見解を問います。また、6月の第2回定例会の中での、私の自治基本条例第9条(町民参加の方法と時期)についての一般質問での質疑の中で、町長は、ワークショップ、ファシリテーターといった町民参加の方法に対し、次が町長の答弁内容ですが、「これからの審議会とか、あるいはまたいろんな会議の場ではこういう方法も…全てがこれが良いとは言いませんけれども、こういうことが応用できればいいなということで考えるところであります。」と答弁していることから、これについては総合グランドの今後についての協働の進め方とも関連するため、ワークショップ、ファシリテーターといった町民参加の方法について、次の三点を町長に質問します。一点目、この半年間で職員にどのような指示を出したのか。二点目、研修など学習の機会を設けたのか。三点目、様々な会議の場で試してみたことがあるのか。以上、町長にお伺いします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
「総合グランドの今後について」という御質問でございますので、答弁させていただきます。総合グランドにつきましては、かつては野球やソフトボールなどスポーツと冬期のイベントに利用されていたところでございますが、現在は、サッカー少年団のみの利用となっている状況にございます。今後の利活用については、現在利用しているサッカー少年団と体育協会、スポーツ少年団本部、軟式野球連盟、各学校長に今後の利用について検討をお願いするとともに、併せて庁舎内に体育施設等検討委員会を設置しまして、今後の利活用の可能性について検討を進めているところでございます。今後、多くの町民の皆様から意見をいただく場を設けてまいりたいと考えており、来年度中には方針を定めたいと考えております。次に、「ワークショップ、ファシリテーターといった町民参加の方法について」の一つ目の御質問でございますが、この半年間でどのような指示を出したのかということにつきましては、私は、町長就任時に職員に対しまして、豊かなコミュニケーションをつくることをお願いし、五つの要素として、一つには、職員間や住民との間に話し合いのステージをつくっていただきたいと申しました。二つ目には、人の話にしっかりと耳を傾けていただきたい。三つ目には、自分の意思を明確に伝えていただきたい。四つ目には、必要とする情報を共有していただきたい。五つ目には、感情を効果的に伝えていただきたいということを伝えたところでございます。ファシリテーターの役割というのは、議論に対して中立な立場で、調整しながら、合意形成や相互理解に向けて深い議論がなされるよう調整する重要な存在でございまして、職員にも身に付けていただきたいと考えているところであります。二つ目の、研修など学習の機会を設けたのかにつきましては、さきに申し上げましたように、職員には、そのあるべき姿を伝えところでございまして、その姿は地域のファシリテーターであると考えております。現在まで、ファシリテーターに関しての研修は行っておりませんが、今後、研修受講の機会を設けるとともに、様々な会議などの機会を通じて、職員の能力向上に努めてまいる所存でございます。三つ目の、様々な会議の場で試してみたことがあるのかについては、自治基本条例の策定をはじめ、都市計画マスタープラン、桜ヶ丘公園下整備計画、旧駅前活性化計画、総合戦略、上名寄集住化住宅計画等の議論の中でワークショップを開催しまして、町民の皆様から様々な御意見をいただいた経過がございまして、事業の円滑な推進のため、今後におきましても、必要に応じてワークショップの手法を取り入れてまいりたいと思うところでございます。以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。
質問 4番 奈須憲一郎
就 任 か ら 8 か月 経 とう と し てい る なか で 、6 月 に 前 向 きに 検 討 する と いう 答 弁が あ り まし た が、 し かし な が ら今 聞 いた 印 象で は 、 大まか な 方 針、 考 え方 に つい て は 職員 に 示し た もの の 、 具体 的 にそ う いっ た ワ ークシ ョ ッ プな り ファ シ リテ ー タ ーを 導 入す る よう な 会 議の も ち方 を 実施 、 指 示した よ う なこ と がな か った よ う に聞 こ えま し た。そ し て答 弁 の三 つ 目に つ い ては 、 これ は 新体 制 以 前の も のも 含 まれ て お りまし て 、 ちょ っ と分 か りま せ ん でし た ので 、 改め て 新 体制 、 新町 長 にな っ て から開 催 し た会 議 の中 で 、今 ま で とは 違 う新 し い手 法 を 試し た こと が ある の か 、それ に つ いて お 伺い し ます 。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
前 に も 答 弁 し た か も し れ ま せ ん が 、 総 合 計 画 の 中 で 一 部そ う い うワ ー クシ ョ ップ 的 な もの を やり ま した の で 、総 務 課長 か ら… 。
答弁 総務課長 駒井英洋(総務課長は2016年3月まで)
総 合計 画 審議 会 の中 で 、総合 戦 略関 係 の部 会 を 設置 させ て い た だ い て お り ま す 。 そ の 中 で は む し ろ … 行 政 か ら そ う い う か た ち を お 願い し た わ け で は な い ん で す が 、 部 会 員 の 皆 様 が 自 主 的 に 審 議 の 方 法 を ど う い うふ う に す る か と い う こ と を 考 え て い た だ き ま し て 、 ワ ー ク シ ョ ッ プ 的 な 審 議 の方 法 を 用 い て や っ て い た だ い て お り ま す 。 今 行 っ て お り ま す 総 合 計 画 審 議 会 につ き ま し て も 、 で き る だ け 審 議 の 時 間 を 多 く と り た い と い う こ と で 、 部 会 の 始め と 終 わ り に は 委 員 さ ん 方 で 話 す 機 会 を 設 け ら れ て 、 必 要 な 時 に 必 要 な 担 当 課が 呼 ば れ て い く と い う よ う な … 一 応 ス ケ ジ ュ ー ル は 作 っ て い る ん で す が 、 そ うい う ふ うに 委 員さ ん 方主 体 で 会議 を 進め て いる 状 況 でご ざ いま す 。
質問 4番 奈須憲一郎
今 、総 務 課 長か ら 答弁 を い ただ い た内 容 は、非 常に 素晴ら し い 事例 だ と思 い ます 。 そ うい っ た新 し い兆 し が …今 回 、私 が 質問 し た 趣旨以 上 に 、町 長 の指 示 では な く 町民 か ら主 体 的に 生 ま れて き てい る 新し い 取 組とし て 、 こう し た活 動 が生 ま れ てい る とい う こと を 積 極的 に 町と し ても 広 報 などを 通 じ て、 や っぱ り 町民 の 主 体的 な 動き と いう こ と で紹 介 して い って は ど うかな と 思 いま す 。そ れ とで す ね 、今 、名 寄 市 で第 2次 名寄 市総 合 計 画の 策 定を 行 って い る とこ ろで す が 、そ の 中で 市 民ワ ー ク ショ ッ プと い うか た ち で 60人 の方 が 参加 し て 、その 中 で ワー ル ドカ フ ェと い う 手法 を 取っ て 、そ し て ファ シ リテ ー ター を 中 に入れ て と いう か たち で 進め て い ます 。そ し て 12月 14日 には 第 2回が 開催 さ れ たと 聞い て い ます 。 この 名 寄市 の 動 きに つ いて 、 どの よ う にお 考 えか 。 また 、 こ のワー ル ド カフ ェ とい う 手法 の 特 長に つ いて 、 どう い っ た認 識 でい ら っし ゃ る のかお 伺 い しま す 。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
私 自 身 も … こ れ 前 に も 答 弁 し ま し た け れ ど も 、 こ の ワ ーク シ ョ ッ プ と か ワ ー ル ド カ フ ェ の 経 験 を ず っ と し て お り ま し て 、 下 川 町 で も 過去 に は 21 世 紀 委員 会と い う 題目 で …委 員 会名 は ち ょっ と 違う ん です け ど も、そう い う か た ち で … か な り 多 く の 方 々 で ワ ー ク シ ョ ッ プ を し て 、 一 つ の 成 果 品 をつ く り 上 げ た と い う こ と が ご ざ い ま す 。 ま た 、 ワ ー ル ド カ フ ェ も 最 近 流 行 し てい る 一 つ の 戦 略 的 な 会 合 で ご ざ い ま し て 、 こ う い う 取 組 と い う の も 下 川 町 で 先進 的 に や っ て い く 必 要 が あ る で な い か と 思 っ て い ま す 。 決 し て 名 寄 市 が や っ てい る こ と は 新 し い こ と で は な く て で す ね 、 こ う い う 手 法 が そ れ ぞ れ 地 域 で 多 く起 き て い る と い う の は 間 違 い な い こ と で ご ざ い ま す の で 、 下 川 町 も そ の へ ん の必 要 性 を 見 極 め な が ら 、 必 要 な と き に は 必 ず そ う い う の を 開 催 で き る よ う に して ま い りた い なと 考 えて お り ます 。 以上 で す。
質問 4番 奈須憲一郎
名 寄 市で は こう い った 活 動 が進 ん でい て 、聞 く と ころ によ る と 参 加 し た 方 が 、 や っ ぱ り 今 ま で は こ う い っ た 会 議 は な か な か 発 言 で き なか っ た ん だ け ど 、 こ の ワ ー ル ド カ フ ェ と い う 手 法 で は 、 参 加 者 が 何 人 で あ ろ うと 4~ 5 人 の 小 グル ープ に 分 けた な かで や ると い う 手法 で ある た め、ま た様 々 なフ ァ シ リ テ ー タ ー の 介 入 、 会 議 を 始 め る 前 の 条 件 設 定 な ど に よ っ て 非 常 に 話 しや す い 雰 囲 気 で 、 今 ま で 言 え な か っ た よ う な こ と が 言 え た と い う よ う な 、 非 常に 前 向 き な 感 想 も 出 て い る と 聞 い て い ま す 。 そ れ を 踏 ま え た 上 で 、 ど う い っ た計 画 が で き る か と い う の は 今 後 に な る と 思 い ま す が 、 ワ ー ル ド カ フ ェ と い う 手法 の 良 いと こ ろは 、参加 者 が 何人 で あろ うと 4~ 5 人 の グル ー プに 分 け るな か で 、発 言 の 機会 が 増え る とい う こ とで す ね。 お そら く 4~5 人 のグ ル ープ で 20~ 30分 話 し たな か では 、1 人 1 回 ぐ ら い は発 言 の機 会 が ある で あろ う と。な かな か 話す の が 苦 手 だ と い う 方 に つ い て は 、 テ ー ブ ル に 広 げ た 模 造 紙 で 絵 を 描 い た り 、言 葉 を 書 い た り 、 そ う い う 参 加 の 仕 方 も あ り 、 聞 き 役 も 重 要 だ よ と い う よ う なや り 方 な ん で す が 、 今 、 下 川 の 様 々 な 場 面 で 置 き 去 り 感 を 持 っ た 方 と い う 言 葉が で て い ま す が 、 そ れ は や っ ぱ り 会 議 な ん か に 参 加 し て も な か な か 発 言 で き ない 、 そ も そ も 会 議 の や り 方 が 発 言 で き る よ う な 体 制 に な っ て な か っ た り 、 雰 囲気 で あ っ た り 、 様 々 な も の が あ る と 思 い ま す 。 こ れ を 解 消 す る 手 段 と し て ワ ール ド カ フ ェ と い う も の が あ る と 思 い ま す 。 こ の 一 か 月 ぐ ら い の 間 で 盛 ん に 行 政懇 談 会 、住 民 説明 会 、公 区 懇 談会 を 開催 さ れて 、 そ れぞ れ …住 民 説明 会 では 27人 、 公 区懇 談 会で は 109 人 と い う参 加 があっ た と 聞い て いま す が、 そ れ ぞれ 発言 者 数 と い う の は 、 そ の う ち の ど れ ぐ ら い か と い う の は … 正 確 な 数 字 は な く てい い ん で す が 、 印 象 と し て ど の 程 度 な の か と い う 認 識 で し ょ う か 。 ま た 、 そ れで 住 民 の 声 を 聞 い た と い う ふ う に な る の か ど う か と い う こ と に つ い て 、 見 解 をお 伺 い しま す 。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
5 会 場 … 私 全部 出 ました け ど も、数 は今 デ ータ あ り ませ んの で 答 え ら れ ま せ ん け ど も 、 地 域 に よ っ て は か な り 多 く 出 し て い た だ い た と ころ も あ り ま す 。 質 問 が 多 か っ た ん で す け も 、 意 見 と し て い ろ い ろ 提 案 し て い ただ い た も の が ご ざ い ま す の で 、 し っ か り と そ の へ ん は 受 け 止 め な が ら 進 め て いき た い なと 思 って い ます 。そ れ から 公 区懇 談 会の や り 方が 統 一さ れ てい な い とい う のが 午 前中 の 質 問にご ざ い まし た けど も 、公 区 懇 談会 イ コー ル ワー ル ド カフ ェ 的に や れる か ど うかと い う のは 、 これ か らち ょ っ と議 論 して 、 要す る に グル ー プ分 け をし て い ったと き に 本当 に その 意 見が き ち っと で るの か どう か と いう 問 題も あ りま す の で、そ う い うと こ ろは こ れか ら 検 証し て いき た いと 思 っ て、 28年度 に 向け て 良 い方向 に つ くり 上 げて い きた い な と思 っ てい ま す。 以 上 でご ざ いま す 。
質問 4番 奈須憲一郎
28 年 度に 向 けて です が 、 28 年 度 にな る前 に で すね … そし て こ の 質 問 の 大 本 の と こ ろ で す が 、 総 合 グ ラ ン ド の 今 後 に つ い て 、 既 に 庁 舎内 に 検 討 委 員 会 を 設 置 し て い る と い う こ と で し た が 、 庁 舎 内 で あ ら か た 決 め てし ま う と 、 そ の か た ち か ら そ れ ほ ど 崩 す こ と な く 、 あ と は 補 助 金 な り を 探 し て事 業 実 施 と い う 傾 向 が 非 常 に 強 い と 思 い ま す … 今 ま で の や り 方 で は 。 そ う じ ゃな い 中 で 検 討 が 進 め ら れ て い る と は 思 い ま す が 、 や は り 今 の 段 階 で … ま だ 白 紙に 近 い 段 階 の 中 で 町 民 が 総 合 グ ラ ン ド の 今 後 に つ い て い ろ ん な 意 見 が 言 え る よう な 、 そ れ を 聞 い て そ れ が そ の ま ま に な る と い う こ と で は な く て で す ね 、 ま ずは ど ん な声 が ある の か知 る 、 そう い う場 面 を設 け て はい か が で し ょう か 。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
現 在 使 わ れ て い る 団 体 等 、 そ れ か ら 関 係 す る ス ポ ー ツ 団体 等 、 こ う い う と こ ろ に … 学 校 も 含 め て で す ね 、 投 げ か け を し て 今 い ろ い ろ と意 見 を い た だ い て い る と こ ろ で ご ざ い ま す が 、 ま ず は 今 ま で 使 用 さ れ て い た方 々 の 意 見 を し っ か り 受 け 止 め て い き た い な と 。 そ れ で 、 町 民 の 皆 さ ん の そ うい う 場 も 当 然 こ れ か ら つ く っ て い か な け れ ば な ら な い ん で す が 、 た だ 理 想 的 なこ と ば か り 言 わ れ て も 、 最 終 的 に は 全 然 出 さ れ た 意 見 が 反 映 さ れ な か っ た と いう こ と が あ り ま す の で 、 一 定 程 度 こ う い う 条 件 を 示 し な が ら 、 そ の 中 で 住 民 の皆 さ ん が 自 由 に 意 見 が 言 え る 、 そ う い う よ う な こ と も 一 つ の や り 方 で は な い かと 考 え て お り ま す の で 、 そ う い う 取 組 を 持 つ た め に も 、 庁 舎 内 で そ の 考 え 方 をで す ね 、 少 し ま と め て い き た い な と い う こ と で 今 進 め て い る と こ ろ で す 。 以 上で す 。
質問 4番 奈須憲一郎
午 前 中の 議 論の 中 でも あ り まし た が 、や はり 前 の 体制 のや り 方 を 否 定 す る な か で 、 別 な や り 方 を 求 め て 今 の 新 し い 体 制 が 生 ま れ た も のと 私 は 認 識 し て お り ま す 。 そ う い っ た 中 で 大 き な 方 向 性 、 大 き な 考 え 方 に つ いて は 、 町 長 は 職 員 に 示 し て い る と い う こ と で 、 そ れ は も ち ろ ん 指 示 待 ち で は いけ な い 、 一 人 一 人 が 自 分 の 考 え で 動 く 、 こ う し た 考 え 方 に 基 づ く 組 織 運 営 は 現在 の 主 流 で も あ り ま す 。 そ う い っ た 考 え 方 に 基 づ く や り 方 に つ い て は 否 定 す ると こ ろ で は あ り ま せ ん 。 た だ 、 し か し で す ね 、 や っ ぱ り 今 ま で の や り 方 で ず っと や っ てき て 、しか も行 政 と いう 枠 組み の 中で 、失 敗 がな か なか 認め ら れ ない 、失 敗 を 認 め に く い 組 織 の 中 で 、 今 ま で と は 違 う や り 方 を す る と い う こ と は 、 今ま で の 自 分 の や り 方 を 否 定 す る と い う こ と で 、 な か な か 自 分 の 判 断 で は や り にく い と こ ろ が あ り ま す 。 そ れ を や る の が や は り リ ー ダ ー シ ッ プ … 新 し く で き た体 制 の リ ー ダ ー が ま ず 具 体 的 に 指 示 を し て 、 ま ず は や っ て み よ う 、 失 敗 を 恐 れず チ ャ レ ン ジ し よ う と い う か た ち で 具 体 的 な 指 示 を 出 す の が 、 ま ず 最 初 の 一 歩か と 思 いま す 。そ の 点に つ い ては 町 長い か がお 考 え でし ょ うか 。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
全 然 異 論 は ご ざ い ま せ ん 。 そ の 手 法 の や り 方 を 前 後 は どう す る か と い う こ と 、 柔 軟 に や っ て い き た い と い う こ と で す 。 例 え ば 、 総 合 グラ ン ド の 場 合 に 、 今 、 水 銀 灯 が あ り ま す か ら 、 こ う い う と こ ろ の 条 件 提 示 を 一応 示 し て 、 あ と 何 年 間 は 使 え る と か … 最 低 限 の 道 路 は 、 こ こ に は 入 れ る と か 、そ う い う よ う な と こ ろ を ま ず 庁 舎 内 で 一 応 共 有 し て で す ね 、 そ う い う 中 で 示 して 、 そ し て 町 民 の 皆 さ ん が 自 由 に 話 せ る 、 こ う い う 中 で こ う い う も の が で き るん で は な い か と か 、 運 用 は こ う で な い か と か 、 そ う い う こ と が 必 要 で は な い かと 。 そ れ が 逆 の 場 合 も あ る と 思 う ん で す よ ね 。 そ う い う こ と で 、 決 し て そ れ に凝 り 固 ま っ て 言 っ て い る わ け じ ゃ な い ん で す 。 町 が つ く っ て 町 民 に 後 出 し で やる と い う こ と で は な く て で す ね 。 最 後 に 町 民 の 皆 さ ん が せ っ か く 言 っ た 意 見 が全 部 引 っ く り 返 っ て し ま っ た ん で は 、 元 も 子 も あ り ま せ ん の で 、 最 低 限 の 条 件提 示 を し て で す ね 、 そ の 中 で 議 論 で き る と い う の が い い ん で は な い か な と 思 って お り ます 。 以上 で す。
質問 4番 奈須憲一郎
今 の 答弁 を お聞 き しま す と、現 在、庁 舎内の 検 討 会で やっ て い る の は 、 そ う し た 町 民 と の 対 話 に 向 け た 準 備 段 階 の 情 報 収 集 に 当 た る 部分 、 や っ ぱ り 公 的 資 金 も 投 入 さ れ て い る 場 所 で あ る か ら 、 そ う い っ た も の の いろ ん な 状況 を きち ん と把 握 し た上 で、そ こで素 案 を 固め て しま う ので は な くて 、あ く ま で も 町 民 と の 対 話 を 目 指 し て 、 そ の 前 段 の 情 報 収 集 を 行 っ て い る 。 そ れが あ ら か た で き た あ か つ き に は 町 民 と と も に 考 え て い く と い う 考 え 方 で よ ろ しい で し ょう か …そ れ につ い て は理 解 しま し た。こ の 町民 参 加、 協 働を ど う 行っ て いく か とい う の は再 三 、再 四 にわ た り 、本会 議 の みな ら ず委 員 会等 で も 指摘 し てい る とこ ろ で あり ま すの で 、具 体 的 な一歩 を 是 非踏 み 出し て いた だ き たい 。 町民 は 切に そ れ を望 ん でい る とい う こ とを最 後 改 めて お 伝え し まし て 、 私の 質 問を こ れで 閉 じ たい と 思い ま す。最 後 、町 長 から 一 言あ り ま した ら …。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
奈 須 議 員 が 常 に 言 わ れ て お り ま す 、 住 民 の 声 を 聞 い て 、そ し て 協 働 の あ り 方 を し っ か り と い う こ と で 、 協 働 の あ り 方 に つ い て は 何 回 も答 弁 さ せ て い た だ い て お り ま す が 、 い ず れ に し て も 官 か ら 民 へ と い う 今 の 流 れと い う の は ど う し て も 現 実 の 問 題 で ご ざ い ま す の で 、 住 民 の 皆 さ ん が 自 立 で きて 、 そ し て 自 分 た ち が 運 営 で き て 、 そ し て 自 分 た ち が 喜 び を 感 じ る と い う も のに つ く っ て い く 必 要 が あ る ん で な い か と 思 っ て ま す の で 、 そ う い う こ と も 目 標に し な が ら 、 行 政 と し て は 何 が 支 援 で き る か 、 そ し て 何 が 補 完 で き る か と い うこ と を しっ か り考 え てい き た いな と 思い ま す。 よ ろ しく お 願い し ます 。