猿払村議会 平成24年第2回定例会 2012年6月27日
介護保険制度の将来について
2012年6月27日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「介護保険制度の将来について」質問し、保健福祉課長 荒井輝彦、副村長 三浦高志、国民健康保険病院事務長 二津忠明が答弁しました。
- 質問者
- 眞田勝也 議員
- 答弁者
- 保健福祉課長 荒井輝彦、副村長 三浦高志、国民健康保険病院事務長 二津忠明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 眞田勝也
次に、介護保険制度の将来について。通告でいろいろ書いています。それで、国の実態というのは今、試算された実態はこうなっていますということです。村での将来試算がなされていれば、お伺いしたいということと、今年4月から介護保険料の改定がされたと。保険料額は、どのぐらい村でなっているのだろうかと。厚生労働省の審議会が、負担の限界として5,000円。これが果たして超えてないのか。今後、負担増はあっても負担減は考えられない。こういう状況の中で、先ほど荒井課長も言いました。それと保険計画の中でも、給付をすれば保険料が上がるから改正します、というような表現に なっていますけども、あまりにも知恵がなさすぎる。それで、負担と給付のあり方、これについて、やはり見直す時期に来ているだろうと。国の示す基準の中でやっていけば、もう到底やっていけないでしょうと。豊富町が、実は全道一高いと報道されました。町長のコメントとしては、給付水準が高いから負担は当然だ。確かにそうでしょう。これを見直す時期に来てると思いますけれど、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 荒井輝彦(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答え申し上げます。私、前段で村における保険料額は、いくらかということで、私のほうから御答弁させていただきます。本村の現行の介護保険料につきましては、第4期の介護保険事業計画を策定した平成21年度から変わらずの、そして今年3月の介護保険条例の改正の際に説明もさせていただきましたが、準備基金を取り崩しながら会計運営をさせていただくと、そういう前提で平成24年度から平成26年度までの第5期も、3か年間据え置きで5,000円という保険料にしております。しかしながら、眞田議員が前段で言われた部分とちょっと乖離する部分があるかもしれませんが、利用者や給付額の変動で、十分保険料増が見込まれるということで、第6期、平成27年度からの計画策定に向けまして、今年度、平成24年度の保険料の給付等を見ながら、慎重に検討を進めたいというふうに考えております。御理解をお願いいたします。
答弁 副村長 三浦高志(副村長は2013年9月まで)
負担と給付のあり方に関してのお尋ねでありましたけれども、介護認定を受けられた方のケアプランを作成するのはケアマネージャーでございます。ケアマネー ジャーさんからもですね、そういった情報でも、サービスを受けるということによって、どうしても1割負担が発生するわけですから、負担を少なくするためにサービスを受けるのを遠慮したいと、そういう相談が実際にあるというふうに聞いています。介護が必要であってもですね、サービス支援を受けることによって、その状態を補完しながら、応じた自立的な生活ができると。そのための制度が介護保険制度ですけれども、金銭的な負担があるがゆえに、この制度の利用を控えてしまうという、そういった実態もあるということですから、大変悲しいことです。大変な大きな問題だなというふうに思っております。議員も御承知のように、高齢者の負担というのは、法律で定められました所得に応じて、介護保険料が設定をされております。5,000円と担当課長が申し上げましたけれども、本村では6段階に、所得に応じて分けられていて、うちの基準は御本人が非課税という、それの4段階の方で、これは金額が所得の金額で分けるわけですけれども、4段階の方で年額6万円と。したがって、 5,000円と。もちろん、それよりも安い方も、保険料としては少ない方もいらっしゃいますし、所得が高ければ、多ければ、高い方もいらっしゃるわけです。しかし、6万円という、月額 5,000円というのがですね、1割負担と同じように大きな負担となっているのだろうというふうに思っております。この仕組みだとか負担のあり方についてはですね、厚生労働省の社会保障審議会のお話が議員からもありましたけれども、一昨年、昨年とですね、介護保険部会の中で、税と社会保障の一体改革における介護分野の制度見直しということの中で、増加する負担、これを公平に分担するための能力に応じた負担要素、これをもう少し、きちんと整理しようということと、あわせて低所得者への配慮という視点から、非常に論議はされているというふうに聞いております。6,000円が限界ではないかというのは、この介護保険部会の中で意見としてあったということです。審議会が限界だと定めたわけではないですけれども、そういう意見が出ているというのは事実なわけです。しかし、論議がされているのは事実ですから、国レベルでの改善の方向に、まずは期待を一応しておきたいなというふうにも思います。こうした中で、村が独自に、そういった負担の軽減、特に低所得者の方々への負担軽減施策が取れないかということです。介護保険制度と、いわゆる特別会計という仕組みと、全く無視した対応はできないと考えますけれども、保険料を低く抑える、あるいは、そのサービス利用に伴う1割負担を低減する検討、工夫の余地はあるのではないかというふうに私は思っています。それはですね、一つには今年度から、介護保険法等の一部改正がありましたけれども、その中で、介護予防・日常生活支援総合事業というのが創設されました。これも介護保険制度の枠組みの中の事業ですけれども、例えば、多様なマンパワーや社会資源の活用をもっと図ろうという、そういった呼びかけがあります。もっと保険者や自治体は考えなさいということですね。それから、利用者の視点に立った柔軟な対応や、既存の枠組みに捕らわれないサービス提供の可能性を、もっと支援が必要な人のために事業として何かできないのか、という見方ですね。それから、そういったことで事業を起こしても、利用料については当然、介護保険の枠組みの中ですから負担をするというのが原則ですけれども、地域の実情に応じて市町村において決定できる、というふうになっています。そうすると、財源、交付税そのものは国と、都道府県と、保険者である市町村と、これが50 パーセントを負担をすると。それから、被保険者である40歳から64歳までの2号の被保険者が、現在は29パーセントの負担をすると。平成24年度からですね。それから、65歳以上の1号被保険者、いわゆる高齢者の方々が21パーセント分を負担するというふうになっておりますけれども、しかし、利用者負担を減らすという部分では、きっと柔軟な対応はできるのではないかというふうに私は思っております。では具体的に、どういう方法というのは、まだ平成24年度からスタートしておりません。それはですね、いわゆる保健師だとか、一般の今の我々が抱えている行政関係のマンパワー以外のですね、それから、介護事業者以外のマンパワーだとか、多様なそういった社会資源の確保という点で、事業の受け皿、企画、整備というのが、村では遅れているという実態があります。これは、今期の介護保険事業計画に、お渡しをした中には入っておりませんけれども、これは次年度に向けてですね、計画変更してでも企画をきちんと練る必要があるなと。取り組む価値があるというふうに思っています。それから、先ほどお話をさせていただきました、6月から村長指示で私を座長としてということで、保健福祉課スタッフを中心に政策検討会議を実施しているのですが、その中の議論、話題の一つにですね、村単独事業事業として、既に今、一般会計で実施をしておりますけれども、自立支援を含めた、要介護者等介護サービス利用支援手当というのがあります。この支給内容、方法をもう少し見直しをして、もっと柔軟な対応だとか、あるいは拡充をできないだろうかと。それによってサービスを控えている方々の負担をですね、結果的には手当をもっと広げるという視点ですけれども、そのことによって1割負担の利用者負担を減らすことができるというような視点でですね、意見が今、出ておりますから、これをですね、もう少し整理をして議論を深めて、村長の決断を仰ぎたいなというふうに思っているところです。介護保険制度と全く別にですね、介護が必要な方、支援が必要な方へのサービスを、一般会計で、そっくり補ってできるかというのは、なかなか、やはり難しいところがありますけれども、工夫次第では少し介護保険に対する負担をですね、個々人の御負担を軽減する方法はあるかなというふうに思っているところです。以上です。
質問 眞田勝也
全国の基準の中でも、高い町村と低い町村の差は、3,800円ぐらいと。こういう現実があるようですね。全国一高い新潟県の関川村については6,680円。これはテレビで報道されていました。一番低いのは、北海道の奥尻町だとか津別町の2,800円。これは、しかし負担と給付の関係だけなのだろうかと。私ちょっと疑問なのです。それでこれだけの差がつくのかなと。であればですよ、保険料が高くなる理由、原因というのが、高齢の比率が高い所。所得水準が低い。それと給付水準が高い。だから、保険料も高くなるということらしいですね、基本的には。しかし、うちの村はどうかというと、高齢者比率がですね、先ほど、これでいけば 21.9パーセントですね、平成23年度で。極めて低いのですよ、管内的に見ても。それと、所得水準はどうかというと、高いですね、漁業などは。安くはないはずです。決して低くはない。給付水準が特別高いのか。そこなのですね。ですから、そこをもう少し現実的に見てもらうと。それと先ほど言ったように、負担の保険料についても65歳以上が21パーセント、40歳から65歳が29パーセント、そのうち国費がどう、道費がどうで、ということで調整交付金として会計の運営の5パーセントを上積みして交付していると。しかし、そういうもの、調整できていないですね、全然。できていれば一定水準に抑えられるはずですけれど、できていないというのが現実です。ですから、今、副村長が言われたように、一般会計から丸々持ち出しという形は難しいでしょう、制度の中で。ですから、それをやれと言っているわけではないです。制度の中で、今、副村長が 言ったように、いろいろなやり方があるでしょう、知恵を出せばと。そこを、もう少し分析していただきたい。高負担、高給付があるから、すぐ保険料を上げるという、先ほどの課長の、そういうような形に結び付いてくるというのは、ちょっと納得できないと。もう少し知恵を出してもらいたい。そういうことで要請しておきたいと思います。それで特にですね、1割の負担が重くて給付を控えるというのは、これはもう制度の崩壊ですよ。副村長、そう思いませんか。制度がもう既に壊れているのですよ。給付を受けたくても、1割の負担に耐えられないから受けないなら、制度はいらないのではないですか。しかし、そういう弱い立番の人が受けたいのですよ。受ける制度ですよ。荒井課長、分かりますか、そこのあたり。そこに光を当てなければ。それを、おざなりにするのであれば、制度はいらないということ。私はそういうふうに。ですから、会計運営上も柔軟に対応していただきたいというふうに要望しておきたいと。以上で、この問題については終わらせていただきますけれども、これは、やはり持続可能な制度にするために、どうするということを、テレビで座談会をやっていまして、聞いていました。ある学者がこう言っていました。考えられる施策。国費の負担増。被保険者の年齢の引き下げ。今の 40歳を、30歳、20歳に下げていきますか、ということですね。増額分の年金をアップさせる方法だとか、利用者負担の増。1割から2割に上げようと。そのようなことだったら何とか持続はできますよと。ですけど、光は全然見えないですね。ですから、そのあたり、高所得者であれば負担増。これは上げることについては私は賛成します。所得が1000万円ある人の7万円、8万円と、年金生活、国民年金でギリギリの生活をしている人たちの7万円、8万円は大きく違います。そんなには掛からないでしょうけれども、所得の計算からいえばね。そのようなことで、柔軟にこれは対応していただきたいというふうに思います。それと、介護産業という位置付け、と言ったら不謹慎でしょうかね。それによって、雇用がどんどん広がってくるということでも、村長、これは重要な産業として捉えてもいいと、私は思いますね。猿払村に来れば、こんなに手厚く、安心して生活できるよと。そのような地域をつくれば良いのではないですか。それなら、一般会計から持ち出しても良いのではないですか。経済効果もある。地域自治にとって人口増は欠かせないとするならば、そのような方法もあるではないですか。このあたりも含めて提案しておきたいと。次に、要介護に至るほとんどは、病気の発症から、急性期から、容体が安定するまでの治療をやりますね、病院で。180日でほとんど退院させられる。その後、重度の方は施設に入所する。そういう人を除き、在宅が一般的というふうに、そういう流れで来ております。高齢のためだとか病気のためだとかを問わないで、在宅介護、一人 一人の状況に合わせた、きめ細かい介護サービス、在宅医療を取り入れた生活の質の向上が求められている、というふうに表現していても、なかなか難しい。しかし、そういう地域をつくるためには、ケアマネジャーのモニタリング、保健師の訪問活動、医師の訪問診療に対する必要性の認識と理解。こういうものが複数的に、きちんと認識されることが絶対の条件なのです。介護、医療に含めても。この理解がないで、制度だけ、どうしよう、こうしようと金銭的な部分で議論しても、何もならない。介護と医療の連携は、ますます重要だというふうに思います。そういう、早急な体制の充実と整備が必要だと。それと、ヘルパー体制が今どのようになっているか、私調査していなかったのですけれども、どのような処遇をされているのだろうか。ヘルパーさんは、きちんと身分保障されて、きちんとした生活をされているのだろうか。そういうことも含めて、ちょっと質問したいと思います。
答弁 副村長 三浦高志(副村長は2013年9月まで)
それでは申し上げます。保健師を中心とするケアマネージャーの モニタリング等をですね、訪問、それから指導、医療との連携、医療系サービスの充足の必要性というのが、これはもう全国的に、きちんと手立てをすべきだというのは言われていますし、これはもう、そのとおりでございます。保健師の訪問を中心としてですね、こういったことの活動については、保健師体制が7名ということで戻りましたから、訪問減をしているのではないかなという心配をですね、解消を図るべく業務を執行しております。それから本村ではですね、従来から、入院の医療サービスを受けている方が退院をされて介護 サービスに移行する方、こういう方につきましては、病院の看護師と地域包括支援センターの担当保健師を中心にですね、あるいは退院後はケアプランを作るということになるわけですから、ケアプランを作成するケアマネージャーが情報交換をして、そして御家族等とですね、可能な限り退院後の体制をどうやって支えるか、どういうサービスが良いのかということは、これは連携をしているというふうに思っております。その部分はですね、実態としてやはり、きちんとされているということをですね、現場のほうの見方としてはしておりますから、そこを御家族だとか御本人が、そこをきちんと理解できないという、そういった行き違いがあるかもしれないですが、退院をされる方については事前に打ち合わせをして、そして戻られたあと、どうしようかということについて、対応しているということを、まずお話しを申し上げたいと思います。それから、御承知のとおり、月1回の定例の地域支援調整会議、これで医療関係者も含めて保健、福祉、介護、消防の担当者が情報交換や協議を 行って、これを基に日常業務の中で互いに連携を取るということで対応しております。ただ私はですね、先ほど保険料の問題のお話がありましたけれども、介護保険料ですね、なぜ高くなるのかというところ、今のお話にちょっと繋がるのですけれども、やはり、まず介護状態にならないようにするということが大事ですね。それから、介護状態になっても、保険給付として非常に高い施設サービスに皆が行ってしまうということになると、これはどう考えても保険料に跳ね 返ってしまうというのは、構造的な問題ですから、これは止むを得ません。したがって、それを、そうならないようにする、そして介護状態を少しずつ、緩やかに維持をするという、そういったためには在宅の中でどのようなサービスがあるのか、できるのか、ということに力を入れていく。その方向が、私は保険料を高くしていかないという、非常に有効な方法だろうと。地域で、家庭で過ごすことができるような体制を取ることが、その方にとっても望ましいことだろうというふうに私は思います。そのようなことと関連をしてですね、では、どのような在宅サービスが必要なのか、というところで、私は医療系のサービスの拡充が、やはり必要だろうというふうに思っています。我々はですね、自宅に先生が来てくれる、あるいは看護師さんが、しょっちゅう状況を見に来てくれると、これ非常に安心するはずです。そういったサービスと、生活を直接支援する介護サービスと、訪問によるサービスと組み合わせることによって、保険料にも影響しますし、在宅で少しでもクオリティの高い生活ができるというふうに結び付いていくのだろう、というふうに私は思っています。したがって、こういった視点でですね、医療系のサービスの拡充、支援が必要な方の在宅生活をどう やって支えていくかということの認識で、国保病院との協議、あるいはマンパワーの確保ということに、具体的な道筋を付けていきたいなというふうに、村長に提案したいというふうに思っております。それから、ヘルパーのことについて、お尋ねがありましたけれども、現在、在宅サービスの中核だというふうに思っております、訪問介護。ヘルパーさんが担っております。猿払福祉会の在籍のヘルパーさんは、現在3名であります。10の集落が本村には大きく点在しますので、この3名がですね、稼働できる時間だとか範囲というのは、どうしても限られてくるというのが実態であると、認識をしております。サービスの必要があっても、逆に遠慮する方、先ほどのお話しのとおり、する方もありますけれども、しかし、この3名の方が有効にですね、サービスを提供できるような体制は、猿払福祉会とも相談していかなければならないというふうに思っています。待遇についてはですね、基本的に村職員に準じておりますから、他市町村には全く引けを取らないというふうに思っております。
質問 眞田勝也
それで今、言うような保険料の問題も今、副村長に説明していただきました。私も健康な住民をつくることが、国民健康保険税も含めて、介護保険料も含めて、予防という部門、観点をなくしては会計は成り立たないと、比例関係にあるのだと、何回もこれについて議論しています。したがって、保健センターに、少なくとも高齢者が行って、軽い運動はできるくらいの器具は揃えていただきたい。そういう意味で言ってるのですよ。必ず、そういうことが、こういう部分に長い時間になって跳ね返ってくるのだと。ですから、そういうことをやらないで、必要なときにこういう形で、ということは、ちょっと納得できないですよ。揃えてくださいよと、もう何年か前に言ってるのですから。それは、できるだけ急いでやっていただきたい。それと、訪問活動をやりながら、情報は地域支援調整会議で協議する。しかし訪問回数が、やはり保健師も含めて、日常的にですよ、高齢者になるとね、日々変化するのですよ、身体の変化というのは。これは前にも言ってますよ。訪問回数は常時あちこちを訪問すべきです。以前は、保健師が最初に採用されたときは、ほとんど庁舎にいなかったです。出て来て、帰って来たら、ちょっと日誌を付ける程度で、あとはびっしり出て、献身的にやっていただきました。その記憶が残っております。今どういう状況でしょうか。これは荒井課長にお聞きしたいのですけれども、やはり、そういう情報を得るというのは非常に重要なのですよ。その情報がなかったら、支援調整会議をやっても意味ないです。特定の人間だけの調整会議をやったって意味ないです。まだまだバックアップが必要な人はいるのです。そういう情報の漏れている人が、たくさんいる。そういうことも含めて、これについてはですね、前の伊藤課長の時代にも言いましたれども、やはり、そういう保健福祉センターを十分、利用して、活用して、やってもらっているというのは分かりますけれども、あそこに来ていただいてサービスを提供する。来てもらう人は限定的ですよ。来れない人、引きこもっている人、そういう人を、いかに引き出すかですよ。それには、そういう情報を得られないではないですか、あそこにいたのでは。ですから、事務的な作業は体制を、村長、きちんと整備してあげてくださいと。保健師や保健活動という部分では、徹底的にやっていただけるような体制を作るべきだ。これは強力に要請しておきたいと思います。それと、在宅医療についてちょっと、病院事務長より資料をいただきました。平成13年度、訪問診療184件。平成23年度、94件。激減しております。半分になっていますね。なぜでしょうか。医師の考え方だろうというふうに思いますけれども、これについて事務長、何かコメントがあったら一言。
答弁 国民健康保険病院事務長 二津忠明
お答えします。と言うよりは、ちょっと私も原因が分からないですけれども、介護保険が平成12年度に開始されました。それに伴いまして、訪問看護と居宅療養管理指導、お医者さんの訪問診察、という部分が平成13年度から病院で実施しましたけれども、当初、先ほども言いましたけれども、平成13年度から始まって、初年度が184人。ずっと二、三年、200人近くまでいったのですけれども、平成23年度の決算では94人と半分以下に少なっているという部分と、その前に副村長から言われたのですけれども、1割の負担ができないだとか、そういう部分の負担が個人に とっては多いのでないかという指摘もございました。しかし、2年前に診療報酬の改定で減額に なっています。先生が1回行くことによって、 9,400円が5,000円に減っています。それにも係わらず減っているという部分は、何か原因が医療のほうにあるのか、病院のほうの体制というか、対応が悪いだとか、そういう部分も含めて反省するところは反省して。その原因をまだ 探ってはおりません。費用が下がっているにも係わらず、利用者が減っている。逆に言えば、健康体の人は老化が進まないで、介護の度合いが進んでいかないのかな、という解釈もあると思います。その部分の検証は、これからしていきたいと思います。
質問 眞田勝也
悲しい現実ですね。これは、1割負担が勿体ないから病院に掛からない、というのと等しい実態なのだと私は思います。違うなら違うと言ってください。反論してください。やはり、情報が少ないのです。保健師が行って、日常的に訪問を重ねることによって、いろいろな情報が得られるのですよ。それを怠ったら、こういう感覚になってしまう。荒井課長、これについて何かコメントはありますか。
答弁 保健福祉課長 荒井輝彦(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答え申し上げます。まず、保健師の活動の部分ですが、数字的なことは3月議会で前課長から、いろいろ御報告ありました。そのときにもお話を申し上げましたし、先ほどの質問の中でも御回答申し上げたかと思いますが、今、6月1日から1名戻りまして、保健師7名体制ということに戻っております。それで、包括支援センター3名と、それから健康推進係3名、兼務で1名ということで7名。必ずしも今、このまだ1か月足らずで訪問回数が増えたというふうには、この段階は御報告申し上げられませんが、事業の合間を縫って、できるだけ 行ってくださいというふうには、まず一つ言っております。眞田議員から3月定例会、またそれ以前にも、訪問が大事だということで御指摘いただいている部分につきましては、保健師も重々承知しておりますので、もう少し様子を見させていただけないかなというふうに御理解をいただければというふうに思います。それともう1点。先ほどの、保健センターに運動器具を整備せよということで御意見をいただきました。つい昨日、一昨日に、新規のものではないのですが、病院から機械をいただいた分で、 入ってすぐに展示室という、展示スペースがございますが、あそこに、とりあえず今、設置だけさせていただきました。果たして、保健センターにいらっしゃる方が、置いた器具をですね、どれだけ御利用いただけるか分かりませんし、その後どういった御要望が出るか分かりませんが、住民 ニーズ等を伺いながら整備していければというふうに考えておりますので、御理解賜りたいというふうに思います。
質問 眞田勝也
それで7名で、私は言っている意味はですね、課長として、管理職として、あそこを束ねているわけですから、あなたの考え方が、きちんとこの重要性を認識しなければ。保健師さんに、理解してください、お願いしますよ、という形だけでは進んでいかないのですよ。あなたが本当に、こういうことは必要なのだと。何とか頑張ってくれよ、というメッセージを送らなければできないのです。こういう事業は。それと、保健師が7名で足りなければ、補充すべき。そうでなければ介護保険事業から何から全てが中途半端になってしまう。それをきちんと認識していただきたいと思います。それと、事務的な作業はできるだけ事務屋さんに。村長、これを補充するのならするべきだと思います。保健師も必要だったら、するべきだと思います。それと、さらにはですね、保健センターの中に集めて、全てのことで、そこで完結させようというのは、絶対に間違いですからね。それだけは認識していただきたいと思います。反論があったらお願いします。なければ次に入りたいと思いますけれども、いかがでしょうか。ありますか。
答弁 保健福祉課長 荒井輝彦(保健福祉課長は2015年3月まで)
反論というわけではございませんが、保健師の7名体制と、私の管理職として、課長としての理解ということでは、認識しているつもりではございます。ただ、何度も申して大変言い訳がましいのですが、もう少しお時間をいただければ、そういう方向で何とか、保健師とですね、協議しながら。それから、足りない分につきまして、もし人材が足りないというこというになって、補充が必要ということに保健福祉課のほうで考えた場合には、理事者の理解を得ながら充実させていきたいというふうに考えております。
質問 眞田勝也
そういうことで、きちんと認識していただいて、その対応について、自分のこととして捉えてですね、真摯に対応していくというようなことが必要だろうというふうに思いますので、何とか努力していただきたい。要望しておきたいと思います。