みんなの議会

猿払村議会 平成22年第1回定例会 2010年3月12日

商工業振興対策について

2010年3月12日、猿払村議会の一般質問で、太田宏司議員が「商工業振興対策について」質問し、村長 巽昭が答弁しました。

質問者
太田宏司 議員
答弁者
村長 巽昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 太田宏司

太田です。一般質問通告書に従いまして質問を始めさせていただきます。まず1点目、商工業振興対策についてであります。昨年、行政のご支援により商工会で4月と12月の2度に渡り暮らし応援商品券発行事業プレミアム付き商品券発行を行ったところですが、12月発行分においては村民の関心も高く12月中に約50%1,230万円の回収、1月末で約85%2,029万円の回収、2月末で約94%2,250万円の回収を行っております。商工会・猿払Aコープで行った年末売り出しにおいても厳しい経済環境の中若干ではありますが商店の売り上げも伸び、一定の経済効果・消費刺激効果があったと評価しているところです。質問に入りますが、国内の景気はリーマンショック以降長期化する需要不足や低価格戦略の広がり等でデフレが進行する中、企業の収益環境は厳しさを増しており雇用環境の悪化や所得の減少、これに伴う先行き不透明感の増幅も家庭の生活防衛意識を一段と強め消費を低迷させています。北海道経済の低迷が言われて久しい中、猿払村においても村内業者・商店の経営環境は益々厳しさを増しております。猿払村商工会においても購買力流出・商業従事者の高齢化・後継者不足・公共事業の減少等、様々な問題を抱えその対策に苦労しているところであります。当然、個々の経営努力は必要ですが、行政として現在の商工業の状況をどのように認識し今後どのように活性化させていくかお尋ねいたします。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまの質問にお答えいたします。村内の商店を取り巻く環境は長い年月の積み重ねによる経済環境や交通環境の変遷に伴い村民の消費動向は近隣の市町村へ流出し、合わせて大型量販店の進出によりさらに拍車がかけられ本村のように集落が点在する地域における商店の安定的な維持は益々厳しいものとなってきております。土木建築業においても公共事業の削減、長引く不況の影響も加わり商店同様厳しさを増しているものと考えております。景気の対策により昨年、今年と公共事業の発注が一時的に増加しておりますが、政府のコンクリートから人への政策の転換から今後も持続的に景気対策を目的とした国の予算を期待することは難しいものと考えております。村はこれまで村内事業者への資金の貸付制度や利子補給制度を施策として継続し実施してきた他、猿払村企業誘致及び地域企業再生促進条例による奨励金や持家住宅建設促進助成金を条例化しその活用によって村内業者の活用化に活性化につながるよう取組んでまいりました。また、今年度は商工会が事業主体として行った暮らし応援商品券発行事業に対し村民の暮らし応援はもとより村外へ流出する消費を少しでも村内にくい止め、商店をはじめとした村内事業者の活性化につながるよう補助の実施を行ってまいりました。今、村内の事業者が置かれている厳しい状況がこれらの施策によって全て改善されることは難しく、十分であるとは考えておりません。また、当事者である事業者の方々が今の現状をどう捉え将来に向けてどうあるべきか行政に対してどのような施策や対策を求めているのか、今年1年かけて関係者と共に確認してまいりたいと考えておるところであります。新年度におきましても暮らし応援商品券発行事業に対して予算計上させていただいておりますが、その実施に向けた内容も含めて新年度の早い段階で商工会と意見交換をし村民の意見も聞いた中で支援してまいりたいと考えております。また、他産業との連携も大変重要であると思いますので異業種交換の場も設け村産業の活性化に向けた話し合いを行っていきたいと考えております。以上です。

質問 太田宏司

村長も地元の今の企業の置かれている状況非常に厳しいと認識しておられることと思います。商工業の活性化は村の活性化に繋がります。地域発展を持続可能なものとするため地域外からの移住希望者を積極的に募り、その雇用を提供し酪農・水産業・その他・地域資源を活かした新しい仕事興しで雇用の創出に繋げ、就労人口を増やし消費を増やすべく村内に新しい加工施設を増やすことは出来ませんか。一次加工で終わっているものを二次加工・三次加工する加工場の誘致、あるいは村で建設し民間に委託する直接商業参加出来なくも地域づくりの観点から行政側は資金を調達し施設を整備した上でその管理・運営を民間に任せる思い切った手段で仕事作り、定住人口を増やす、それが活性化に繋がるのではなかいと考えますがいかが考えますか。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

前回の議会でも申し上げましたが、村が財政的に豊かになるにはどうした良いの、つまり活性化するにはどうしたら良いのだと聞いたら人口を増やすことですというお答えを職員がしてくれました。では人口を増やすためにはどうしたら良いのだ。私も考えました。私はやはり今出来るかどうか解らないけれども企業誘致だと思ってます。企業誘致が一番効果的だと今私は思っております。ホタテも将来を見据えれば決して安泰であるという状況でないという私は認識しております。しかし、猿払には世界に類のないホタテがあります。漁業協同組合、そして地元の加工業者の理解を得ながらここに大手の水産メーカーを誘致することが私の夢であります。そしてその工場を中心に地元の各工場が衛生整備の規格を統一し世界に冠たる水産品を製造する。その上で今大型化している酪農業とドッキングして日本の食料基地猿払ブランドを作る。これは夢です。でも夢は見なければ叶えられません。私の55年で培った人脈を使い何とか企業誘致を試みたい。あてはただいま全くありません。来月になれば少しは時間は出来そうでありますから、その第一歩を踏み出したいと思っているところであります。これが一番村を活性化させ定住人口を増やす方法だと思っております。ただ仕事を作るだけでは人は増えません。違う環境で育った人達を受け入れるという地元の人達の包容力も必要になってくると思っております。以上です。

質問 太田宏司

今、村長の答弁をいただきました。是非、企業誘致成功させていただきますようお願いします。続いて関連なのですけれども、商工業の活性化についてで非常に難しい面があると思います。ごめんなさい商業の方ですね。活性化については非常に難しい面があると思います。消費者ニーズの多様化・購買力の流出・商業従事者の高齢化等です。各商店それぞれ商店を維持していくために経営努力を固めております。私個人の考え方ですが、田舎の商店あるいは商店街はただ物を売る物販だけではなく地域における交流空間だと考えております。そうした中少しでも中心市街地に人が集まっていただくために住民が気軽にコミュニケーションがとれるスペース、あるいは高齢の方々が座って話し合えるベンチ等の設置、夏まつり等のイベントが出来るスペースに旧鬼志別川跡地を整備してはどうかと考えますが、いかがお考えでしょうか。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

質問にお答えいたします。私も共鳴する素晴らしい考えであると思っております。ただ一言申し上げることを許していただければこのようなことは自分でやっていただきたいと思っております。プレミアム商品券の発行、今度で3度目に渡ります。行政としても出来るだけの支援をいたしますが、受ける方も何か目に見える努力をやはりしていただきたい。目に見える努力というのは、こういうことで今おっしゃったことでございます。このような努力を少しでもいただいて、さらにまた行政も支援しながら一緒にこの地域を盛り上げていきたいというのが私の思いでございますのでその辺ご理解していただきたいなと思っております。

質問 太田宏司

商店街としてもこれから今村長の答弁いただいたように、私達自身もそれなりに商店街の活性化に向けて取組んでいきたいと思いますので、行政としてもご支援お願いしたいと思いますし、また村全体で村の経済を動かすような地域を活性化させるような気運を行政が高めていく必要があるのではないかと思います。

出典:猿払村議会 平成22年第1回定例会 2010年3月12日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる