更別村議会 令和5年第3回定例会 2023年9月19日
猛暑の夏を経験し、命を守るためにできることとは
2023年9月19日、更別村議会の一般質問で、太田綱基議員が「猛暑の夏を経験し、命を守るためにできることとは」について質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 太田綱基 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 太田綱基
では、通告に従いまして、猛暑の夏を経験し、命を守るためにできることとは、という質問事項で質問したいと思います。近年、異常気象と言われる日々が続き、本年、更別村でも、30度以上の日は7月で8日間、8月で11日間ありました。また、熱中症警戒アラートも発令され、学校が臨時休校になるなど、命に関わる危険な暑さとなり、この高温が通常になってもおかしくないと感じます。子どもの勉強や学びの場となる学校や幼稚園、保育園、放課後利用する学童、臨時休校時2日間で43名の受入れがありました。このことをはじめ、災害時の避難場所になっている改善センターや上更別福祉館など、エアコンの整備の必要性を強く感じます。また、役場庁舎や教育委員会、消防署など、職員の働く場の環境も見直しを図り、効率性を上げ、ミスや事故のない環境づくりの必要性も感じます。また、高齢者が入居するシルバーハウジング、公営住宅や単身者住宅もエアコンを設置したい方はいると思います。これらは撤去するときに原状回復が条件のため、設置をするのにハードルが高い状況と聞いております。熱中症対策が必要なこのご時世に応じて、設置に関して、村がどのように関与していくか検討していく必要があるのではないでしょうか。住民のため、命を守り、安心・安全に暮らせる村づくりについて全ての公共施設を見直し、段階的、計画的に整備する必要性を感じます。ゼロカーボンなど地球環境にも配慮した中で、予算編成に向け、必要とされる場所に適切に計画的に進めるためにどのように考えているのか、村長にお伺いいたします。
答弁 村長
太田議員さんの猛暑の夏を経験し、命を守るためにできることとは、のご質問にお答えをしたいというふうに思います。近年、全国的に気温が30度を超える状況が長時間化するなど、高温化の傾向が見られます。これに伴い、住民が高温にさらされる延べ時間数が増加しております。日常生活環境における熱中症が問題となってきている次第であります。本村におきましても、今年の夏は気温は記録的なものとなり、先月の24日、25日と、熱中症対策として、小中学校、幼稚園が臨時休校となりました。身の危険を感じるほどの暑さということになれば、熱中症から身を守ることを最優先として考えることは当然であります。学習意欲も減退し、教育の効果は低下してしまうことも想像に難くありません。子どもたちの命を厳しい暑さから守るため、教育環境の充実を図るため、幼稚園、認定こども園、保育園、学童保育所、小中学校等の教育機関等を優先して冷房設備を設置する方向で検討したいというふうに思っております。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第21条第7号において、校舎、その他の施設、及び、教具、その他の設備の整備に関することは教育委員会が管理し、執行されることとなっております。今後、教育委員会の意見をしっかり聞きながら、来年の夏に間に合うように、機を逸することなく、予算編成に向け、また財源の確保に向け、速やかに努力をしたいというふうに思います。また、学童、認定こども園、保育園等、これは子育て応援課の管轄になっておりますので、これについてもしっかり検討を行うようにしたいと思います。なお、その他の公共機関でありますけれども、庁舎、消防庁舎に関しては現在策定中の更別村地球温暖化対策実行計画として定める予定の地球温暖化対策の内容を踏まえて設備の必要性を精査して判断していきたいというふうに思っております。仮に整備するとしましても、複数の施設を同時に整備することは財政的にかなり厳しい状況でありますので、財源、あるいはまた、優先順位をはっきりさせて、判断しながら検討していきたいと思います。なお、シルバーハウジング、公営住宅においては、冷房に限らず、暖房などの設備は入居者の方のご判断とご負担による設置ということで退去の際には原状に復帰していただくことを原則としております。この点に関しましても、これまでも入居者の方から特に意見をいただくことはありませんでしたけれども、変わらぬ取扱いとはしたい、と思いますけれども、入居者の声をしっかり丁寧に聞いて、そして検討も考えてまいりたい、というふうに考えております。以上、お答えとさせていただきます。
質問 1番 太田綱基
教育施設、学童に関しましては、積極的な回答がいただけたかなと思っております。昨年のことだったと思うのですけれども、全員協議会のときに、教育委員会との全員協議会だったのですけれども、議員が学校施設にエアコンは必要ではないか、そういったことを指摘したときに、そのとき5,000万円もの費用がかかるからと、事業化はしないとの回答をいただきました。その当時コロナ対策事業債など有効になり得る財源があったにもかかわらず、ここを事業化しなかった。議会が指摘したことをどのように感じたかなというところは、やはり今でもその先見性というところに疑問を持ちますし、どのように考えていたのか、その辺も改めて答弁いただきたいかなと思います。先見性の部分に関しても答弁いただきたいと思います。また、先ほどの答弁でもいただきました、来年の夏に間に合うようにとおっしゃっていましたが、その在り方についてさらに質問していきたいと思います。来年の夏に間に合うスケジュールというのは、今年度補正を組むのか、来年度事業計上して間に合わないものとも考えられますが、その辺はどのように考えているのか。また、エアコンの台数を確保するためのスピード感の重要性も感じますが、その辺の考え方はどのようにお持ちか。業者の手配、予約の手配もしなければなりません。設置箇所の計画も立てていかなければなりません。設置時期についても、子どもたちが休みの日に行わなければならない。このような課題をどのようにスケジュール立てていくのか、もう考えはあるのか、その辺も改めてお聞きしたいと思います。公共施設、庁舎、消防署に関しては、必要性を精査し、財源や優先順位などを判断し、計画するとの答弁ですが、もう十分この夏を感じて、温暖化の計画などもあるようですけれども、その必要性はあるものと思いますが、その辺の村長の考えはいかがでしょうか。どこにもここにもエアコンをつける、そんなわけにはならない。財源の関係もありますし、そういったことは理解できますけれども、最低限必要な場所、特に職員が毎日仕事をする、事務をする場所にはやはりつけていかなければならないと感じます。仕事に対する効率性、安全性などを考えた環境づくりは重要だと考えております。先日も、時間外の話で働き方改革の観点の認識がちょっと甘いのではないかな、というところもご指摘させていただきましたが、昔はCMでも、24時間働けますか、ビジネスマン~、なんていうCMがあったほど、働くことに関して長い時間働くことが美徳とされていた時代もありました。だけれども、今はそのような時代ではないと強く感じますし、私自身も長く働いていれば何か一生懸命やっているななんて思うこともあるのですけれども、やはり、それではいけないのかなと、自分自身もその考えを直していかなければならないなと、強く感じております。ましてや行政はその手本となるべきだと考えていますし、ぜひとも最低限の設置を約束していただきたいですし、今、ここで、庁舎に関して優先順位といって遅らせるような考えはしないでいただきたいなと思いますけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。働き方改革、そこの中にも意欲、能力を存分に発揮できる環境づくりというところから、今のような答弁では離れていってしまうと、非効率であると考えております。そして、何より命を守ってあげてほしい、もしエアコンがないことで熱中症で倒れ、最悪の事態になったときに、その当人、またその家族の人生も変えてしまうかもしれません。なので、最低限のエアコンの設置は約束してほしいと思いますが、まず学校のことと役場庁舎、公共施設、消防署等のところに関しての答弁をお願いいたします。
答弁 村長
厳しいご指摘もありましたし、ありがたいご質問もありました。まず、先見性の問題ですけれども、おわびしたいと思います。昨年の全員協議会の中で設置を考えていない。必要性がないということは言っていないと思いますけれども、その答弁をしたということについては、私自身トップとして考えが甘かった、ということで率直に反省をしたいと思いますし、今は子どものところでは、この間臨時休業しましたけれども、命に関わります。私も休業の前の日に、ちょうど暑いときに行きました。更別小学校においては、外壁工事があって、カーテンが閉められて、窓が開けられない。もうサウナ状態でありました。前と後ろに扇風機ついているのですけれども、汗だくになって授業を受けているのです。そして、大変な状況であると。廊下は湿気でずっと水滴がついて、廊下を歩こうものならひっくり返ってしまうということで、バケツを持って先生方が拭いて回っていたというような状況もありますし、上更別幼稚園も行きましたけれども、やっぱりつけてほしいと、大変なのだというような、あそこはもう保育も始まっていますし、学童のセンターもありますし、ということで、あとは学童保育所等々も行きましたけれども、このままの状態では本当に命に関わるということで、昨年そういうことで先見性がなく判断できなかったということについては村民の皆さんに、あるいは議員の皆様に深くおわびをしたいというふうに思います。ということで、2番目のご指摘ありました。本当に私も危機感持っています。直ちに着手しなければいけないというふうに思っていますし、事業あるいは工事、そして費用とか含めて、また設置場所の検討も含めて速やかにやらないと来年、例えば変な話ですけれども、この間の課長会議で9月15日に課長さんたちの意見も聞きましたけれども、3月に例えば予算を通して、入札をして、さあ、いざ工事に入りましょうと、クーラーがありませんよと、工事関係者はみんな外へ出ていますよと、ほかのところにクーラーつけに行っていますよ、ほかの町村に。これでは先見性どころか、全く計画性がないということになると思うのです。それで、この間公共施設も含めてやりましたけれども、一応見積りについては建設水道課で今取っております。全部の図面と、そしてどのぐらいの予算がかかるのか、例えば全部設置したときの費用、それと重要な部分ということも、これも今最大限だと5,000万です。全ての教室とかつけるとです。それについての検討も、今、し始めています。できる限り早いうちにやりたい。来月には臨時会を招集して、今、設計はうちの建設水道課でできますので、直ちにやって、そして予算も全部つけて、議員の皆さんに検討いただくと。そして、少なくとも年内にはもう発注できるような状況というのですか、をつくっていかないととてもではないけれども間に合わないということはもう目に見えていますので、そんなこと分かっているだろうということになりますので、私はそこは各課に指示をして、しっかりやっていきたいと。本当に来年の夏と言わずに、もう5月から暑いわけですけれども、ついているという状況を速やかに実施をしたいということで考えておりますので、日程としては来月臨時会、年内発注というような方向に向けてしっかり頑張って、そしてエアコンも確保しながら、工事関係者も確保しながらしっかりやっていくということにしたいというふうに考えております。次、3点目ですけれども、公共施設、いろんな方来ました。村民の方って本当に温かいです。汗だくで仕事しているではないかと、おまえ、村長としてどう思っているのだと。一人や二人ではないです。クーラーぐらいつけてやれよと、庁舎内。あれだけ苦労しているのではないかということを言われました。本当にありがたい意見だと思いますし、全部、課長さんたちにも出してもらいましたけれども、各公共施設でどこに必要なのか、例えば速やかに欲しいところがあるよね、例えばシルバーハウジングは個室は駄目でも団らん室には絶対すぐつけれるのではないかとか、あるいは消防署も仮眠室とか、そういうところはついていますけれども、そのほかにないのかと。快適な状況というか、命守るわけですから、村民の。そういうところも考えて、あと避難場所になっているところには絶対必要だよね。そこの福祉センターにはつけましたけれども、上更の福祉館ですか、一応避難場所になっていて、避難用具も全部入っていますよね。そこも絶対必要ではないかというようなところもあります。だから、その部分は優先順位をつけて、今、一覧表にして検討していますけれども、これも速やかに検討終わって、10月の臨時会には提案をさせていただきたい、というふうに思っていますけれども、なかなか財源の確保もありますし、その辺の部分で太田議員が言うようにコロナがついているときにやればよかったのではないか、というような話もありますけれども、ほかにもいろんな法人の関係とか、そういう空調施設等についても支援もしたということで、お年寄りの命も確保しなければいけなかった、ということもありますので、ちょっと後手後手にはなっていますけれども、速やかに公共施設等も含めて最低限つけろということをここで約束しろ、というふうに言われたのですけれども、それは担当部署とかありますので、ご勘弁ということではないのですけれども、私はつけたいという方向で思いますけれども、財源とか、いろいろな優先順位ちょっと考えさせていただいて、先ほども言ったように避難場所になっている公共施設とか、あるいはお年寄りが集うところとか、そういうところを中心にちょっと考えていきたいと思いますので、決して公共施設につけないということではありませんので、その辺については財源あるいは優先順位等を含めて検討させていただくという答えにさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。以上であります。
質問 1番 太田綱基
来月に臨時会も開くかもしれないと、予定もあるよ、ということで、子どもを守る準備はできているかなというふうに感じました。がしかし、職員はつけてほしいと思ってもなかなかつけれない、優先順位が低い順位にあるのかなというところも感じます。だけれども、毎日スーツを着て出勤して、今もコロナが5類になったにもかかわらずマスクをつけて、今もこの会議に出ていて、やはり暑さということに対しての対策は必要だと思います。なので、服装も少し、沖縄だったら、かりゆしなんて涼しい格好もしていますけれども、そこまでとは言わなくても、やはり職員のことを守ってあげる準備はしてほしいですし、最低限住民の方からも言われているのであればなおのこと、住民の方だって役場に来ていろいろ書類やったりだとか、そんなことすることもありますし、職員だけではなく住民のためにと思って役場庁舎、公共施設、ましてや、命を守ってくれる消防署の職員の環境も含めて改善していただければなと思います。災害時の避難場所も村長答弁ありましたけれども、やはり最低限のエアコンの設置は必要と私は感じています。北海道民は暖房機の設置は誰が考えても必要だ、そのように思っているのは当然ですけれども、これが今やっぱり地球温暖化とともに変化しました。湿度だって9月に入っても65%以上の日があったりして大変危険です。物の値段も昨年と比較しても上がっていて、これからも価格高騰が予想されます。設置するのであればなるべく早い時期に前向きに考えていただきたいな、と思っております。シルバーハウジングに関しても、まずは談話室ということでの答弁もいただきましたが、やはり最低限というところでクリアしていってほしいと思いますし、私が質問しましたシルバーハウジングの部屋、そういうところは原状回復しなければいけない。エアコンの設置に穴を開けてしまったら、その穴を塞がなければいけないということを考えればなかなか設置にまで踏み込むことはならないと思いますし、ましてや高齢者の考えでいえば、あと何年生きるか分からない、なんて思いながら我慢する人も多いと思うのです。でも、そういった余生をなるべく快適に、命を守るために考えてあげるということは私は必要だと思いますので、補助を出して、最低限エアコンは設置したまま、設置するなら費用を補助します、費用を補助したならば退去するときにはそのまま置いていってね、という条件をつけてみたりだとか、少しずつ住民の方に補助を出しながら、村が持つシルバーハウジングなどの公共施設の環境も改善していって、お互いがウィン・ウィンになるようなことを考えていけばいいのかなと思っております。また、ゼロカーボンについても村も策定しています。太陽光に関しては廃棄物の問題などが取り沙汰されておりますけれども、これからエネルギーです。電気代はこれからもますます高騰していくことが予想されますので、太陽光の設置を一緒にして役場庁舎にも太陽光を設置して、エネルギーを十分に使えるような、余計な電気代がかからないようなシミュレーションもしっかり立てていただきたいですし、それがゼロカーボンに向けての計画策定というところにもつながってくるものだとも思っております。それで、エアコンは命を守る行動につながりますけれども、エアコンを設置していても、エアコンのもとにいても、熱中症にかかることはあります。子どもの頃は温度を感じる汗腺とかを鍛えなければならなかったりだとか、空気がエアコンのせいで乾燥し過ぎて脱水症状を起こすこともある。また、エアコンをずっと使用した場所にいるとクーラー病を引き起こすこともある。こういったことも知識を持った上で生活することは重要になります。暑いから水ばあっと浴びて、また外に出たらヒートショックになったりだとか、エアコンに関しても暑さということに関しても、今後教育施設に設置するのであれば、エアコンの危険性、エアコンを正しく使うための勉強というか、学びというものは職員も学校の職員も子どもたちも保護者も、全ての人が理解した上でエアコンの設置に向けて進めていっていただきたいと思いますし、またその辺の考えの注意喚起も含めて行政が行っていくものだと私は強く感じております。そのことも含めまして最後にご答弁お願いいたします。
答弁 村長
今、何点かご指摘ありました。今回のエアコンの設置、スピード感上げてやるということですけれども、命に関わることですから、これは今の行政にかけられた最優先課題だというふうに考えておりますし、決してこのことが対症療法に終わっては駄目だ、ということを思っています。短期的にエアコンつければそれでいいのかということではなくて、今、太田議員ご指摘のとおり、ゼロカーボンという、まち全体、村づくり全体として考えて、そういうエネルギー問題をどういうふうに再構築していくかという長期的な視点も含めながら考えないと、これは、片手間ということはないですけれども、そういうふうになってしまいがちになりますので、継続的、長期的な部分も含めて、そして当面必要になっている最優先課題を短期的に解決するということも含めて、しっかりその両面からやっていきたいと思います。また、健康維持、あるいはクーラーが持っている機能の問題、おっしゃるとおりだと思います。暖房等については、かなり子どもたちも大人もお年寄りも知識は持っていると思うのですけれども、いかんせんクーラーは、最近新築の家はクーラー多くなりましたけれども、そういうところでクーラーの機能的な部分、あるいは負の部分、マイナスの部分をしっかり、決してつけたから全てがクリアしているということではなくて、今の健康問題とか、機能面でのそういうような注意事項とか、そこはやっぱり学んでいくというか、それは啓蒙していく必要があると思いますし、その両面もしっかり取り組んでいきたいというふうに思っています。今回このような質問をしていただきまして、私どもとしても一刻も早く解決しなければいけない、取り組まなければいけない課題、というふうに思っていますので、この質問を機にしっかり反省点も踏まえつつ、本当にスピード感上げて取り組んでまいりたいというふうに思います。以上であります。