更別村議会 平成29年第3回定例会 2017年9月19日
役場庁舎の冷房施設の設置とエレベーターの施設整備について
2017年9月19日、更別村議会の一般質問で、本多芳宏議員が「役場庁舎の冷房施設の設置とエレベーターの施設整備について」質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 本多芳宏 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 本多芳宏
議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。今回の質問でございますけれども、役場庁舎の冷房施設の設置とエレベーターの施設整備についてということで質問させていただきたいと思います。近年の地球温暖化の影響と思われる異常気象により、北海道十勝においても気象観測の上でも過去に例のない異常気象が発生しております。気温については、以前は気温が上昇しても北海道らしい暑さであったものが近年は気温の上昇とともに内地府県と同様に不快を感じる暑さに変わりました。また、ここ道東においても全国で一番高い日が記録されることもあります。そこで、庁舎内の環境整備の必要があるというふうに思っております。村民の来客はもとより職員の職場の環境改善のためにも冷房施設の設置をしてはどうか。次に、エレベーターの設置でございますが、これについては昨年同僚議員が9月に質問しておりますが、再度質問させていただきます。今後団塊の世代が加わり、ますます高齢化が進む中、公共施設のバリアフリー化は進められておりますが、役場庁舎において2階、3階にある階段の障壁は解消されておらず、高齢者や障害者の利用に支障を来し、公平な行政サービスとはなっておりません。現在議会や行政に関心を持っていただくため、広く議会の傍聴を呼びかけてナイター議会を開いておりますが、これらの障壁を解消しなければ、積極的な住民参加の行政にはなっていかないというふうに思っております。よって、公平な行政サービスを行うためにもエレベーターの整備が必要だと考えます。そこで、村長の所見をお伺いいたします。
答弁 村長
役場庁舎の冷暖房施設の設置とエレベーター施設整備について、本多議員さんのご質問にお答えしたいというふうに思います。ご質問にあるとおり、地球温暖化が叫ばれて久しく、地球温暖化の緩和策としてさまざまな自主的な努力及び政策による対策が現在進められているところであります。地球規模で気温の上昇も見られ、地球温暖化の影響なのかはわかりませんけれども、本年7月には更別村でも最高気温が30度を超える日が4日間連続しました。7月15日には最高気温36.2度を記録いたしました。当然ながら庁舎内の室温も高温となる日が続いておりました。村では、これまで夏季の間は軽装化による快適な執務環境を整えることを目的にクールビズに取り組んでまいりましたが、本来クールビズは軽装化により冷房時の室温設定を上げることにより冷房設備の使用に伴う消費電力と排熱を抑制することにあります。地球温暖化防止などの環境保全に向けた取り組みを推進するものであります。環境省がクールビズで推奨する室温は28度であり、冷房施設を整えている自治体のほとんどが冷房使用時の室温を28度に設定しているところと認識しております。更別村の7月21日の最高気温は31.1度で、この日の午後1時の役場庁舎内の温度は28度であり、室内温度のみに着目すれば冷房設備を整えている自治体が取り組むクールビズによる環境とほとんど変わりがないものとなっております。庁舎全体に冷房設備を整備するとなれば数千万円規模の改修をしなければならず、限られた財源による効率的な村政運営が求められている状況の中ではでき得る限りの行政コストの削減は必要であり、冷房設備の整備が本当に住民の望むところなのか、慎重に判断しなければならないと考えております。また、本年更別村で最高気温が30度を超えた日は7日となっておりまして、仮に室温を28度に設定したとすれば、年間に冷房設備が稼働する日は数日にとどまります。数千万円規模の改修工事に対する効果には疑問を持たざるをえないと考えているところであります。したがいまして、今のところ庁舎全体に冷房設備を整備する考えはありませんけれども、決して職員の労働環境を軽視するものではありません。また、平均気温の上昇により職員の健康に影響する可能性があるとすれば、より安価な方法により室温を下げる工夫を検討していかなければならないと考えております。また、来庁される方が長時間庁舎内にとどまる上での冷房対策が必要であるというふうな観点でいえば、庁舎内の一部、例えば会議室などに限って冷房設備を整備することも検討したいというふうに思っております。いずれにいたしましても、庁舎を訪れる方には心地よい庁舎環境をご提供したいと考えておりますし、職員が快適な環境で職務を遂行することは極めて重要なものと認識しておりますが、本来のクールビズの趣旨を考えますとき、冷房設備の使用が地球温暖化に与える影響、さらには村の財政状況とのバランスを考慮し、判断しなければならないというふうに考えているところであります。続きまして、役場庁舎内のエレベーター設置に関するご質問にお答えします。前回も織田議員さんからでしたでしょうか、質問がございました。そのときにもお答えしているのですけれども、身障者や高齢者の方にとってエレベーターが設置されていないということは、役場の3階、例えばきょうのように傍聴に来るときには大変な困難とご苦労をかけているということは本当に申しわけないというふうに思っています。本庁舎は構造上建物の内部にエレベーターを設置することが困難であるということから、設置費用が高額となることが予想されております。したがいまして、設置工事に要する費用、設置後の維持管理費、住民ニーズなどさまざまな角度から時間をかけて検討したいというふうに考えております。エレベーターが設置されていない状況下の中では、住民サービスに支障を決して、してはならないということでありますので、階段の上りおりが困難なお客様が来庁された際には職員みずからが1階におりて対応させていただくように心がけております。また、議会を傍聴するためにはどうしても階段を上って3階まで行かなければなりませんけれども、例えば庁舎内放送により1階のロビーで議会の様子を音声等で聞けるようにするなど、工夫でより多くの方に議会に触れていただける機会をつくってまいりたいというふうに考えております。以上、お答えといたします。
質問 7番 本多芳宏
答弁ありがとうございました。冷房施設やエレベーター施設は、昔は本当にぜいたくなものだったわけですけれども、近年民間はもとより一般家庭においてもかなり普及が進んでおります。私は管内の庁舎を調べてみたのですが、帯広市と新築された幕別町が冷房完備されているということですが、緊急性、またどうしても必要とするものでなかったり、財政事情もありまして、後回しにされることが実態なのかなというふうに思っております。しかし、役場や公共施設の環境改善は、村民はもとよりふえ続ける高齢者や障害のある方に平等に利活用していただくためにも村民が訪れやすい環境にすることが大変重要ではないかなというふうに思っております。また、災害時には対策本部設置など防災のかなめとなる役場庁舎でありますので、整備が必要というふうに考えております。また、このことにつきましては、一般住民の方から村、そして議会にも要望書が提出されております。これは、私は大変重要で、重く受けとめなければいけないなというふうに思っております。村長は、その辺住民の声をどんなふうに受けとめておられるのかお聞きしたいと思います。
答弁 村長
本多議員さんお話ありましたように、私のところにも要望書が届いております。今管内、新築の幕別町と帯広市ということでありましたけれども、足寄町は庁舎が建ってから、38度超とか、冬も30度になる庁舎ということで、後づけでそういうようなことを設置しているというふうなことであります。後づけなので、総務での集中管理ではなくて、各課の管理に近いというふうなことで置いてあります。そういうような形で、幕別町、足寄町、帯広市というようなことであります。あとの町村につきましては、特にコンピューターが入っている電算室ですか、セキュリティーとか、集中的な行政サービスに使う、そういうような部分、通信設備です。そういうような部分で入っておりますというようなことで、前回もお話をさせていただいたのですけれども、本当にいろんなところを、各課というか、関連する課で調べてもらいました。費用とか、機種、それとつけることにすれば一体どこになるのかというようなこととか、中づけというのですか、庁舎外づけが望ましいというようなことで、昔からの経過があって、いろんな部分のお話も聞いたけれども、今の庁舎は55年に建設し、36年経過しておりますけれども、耐震補強工事をしたことによって通常60年が使用可能ということで、織田議員さんにもご回答申し上げたのですけれども、残り25年程度は使用可能な庁舎であるというようなことを考えましたときに、要望を決してないがしろにするわけではありませんけれども、いろんな部分で今数千万円という形でつけるということについてはちょっと検討させていただきたいなということを思っています。ニーズもしっかり受けとめながら、そして先ほどもありましたけれども、1階におりてきてお話をするとか、新たに手すりを階段に設置をしていると思うのですけれども、そんなようなこととか対応をしていきたいというふうに思っております。要望は要望の部分で本当に大事な部分でありますから、それを軽視するという姿勢はありません。その中も含めましてしっかりと検討させていただきたいなというようなことが私の本旨であります。以上でございます。
質問 7番 本多芳宏
庁舎の環境整備ということは、村長がただいまおっしゃいましたように多額の費用と維持管理費といった経費がかかってくると思います。しかし、これは費用対価を求めるものではないというふうに自分は思っております。職場の環境改善、また住民が平等に利活用できる役場づくりは今日的社会において大変重要だというふうに私は思っております。そこで、ただいま第6次総合計画の策定中だというふうに思いますが、答弁の中で時間をかけて検討するというお話でございましたが、ずばりこの総合計画の実施計画に入る余地はないのか、最後にお聞きしたいと思います。
答弁 村長
6次の今検討している部分については、実際にはそういう文言等はのっていませんけれども、利便性とか庁舎内を快適に活用していただくという部分ですけれども、今策定中でもありますので、再度検討させていただきたいというふうに思っております。
質問 7番 本多芳宏
十分検討した中で、住民の声も聞いた中で前向きに検討していただくようお願いをいたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。