みんなの議会

更別村議会 平成29年第3回定例会 2017年9月19日

子育て応援課、園、幼稚園、保育園、保護者との情報と意識の共有

2017年9月19日、更別村議会の一般質問で、太田綱基議員が「子育て応援課、園、幼稚園、保育園、保護者との情報と意識の共有」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
太田綱基 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 太田綱基

通告に従い、質問させていただきます。質問事項は、子育て応援課、園、幼稚園、保育園、それと保護者との情報と意識の共有についてです。子育て応援課が設置され、約1年半がたちました。子育て応援課は、子ども・子育て行政窓口の集約化による住民利便性の向上を図り、子育て支援策の充実と安心して子育てできる環境の充実につなげるため設置され、障害、発達段階の相談や発達の診断から検診、支援など、住民サービスの向上につなげ、子ども・子育ての指令塔になり、スピード感ある体制を確立して充実を図っています。しかし、園、幼稚園、保育園に目を向けてみると、子育て応援課と園、保護者と情報交換する場の仕組み、取り組み、意見を聞き出す方法について希薄に感じます。保護者の気づきや疑問に思うことを園はどう取り入れ、どう子育て応援課と連携しているのか、創意工夫を凝らす環境整備が不十分だと感じます。意見箱を設置して意見、質問、回答、共有までを三位一体となって情報交換をし、共有できれば、表面化してこなかった問題や未解決のままだった問題など、新しい解決方法を見出すこともできると思いますし、ひらめきや気づきを得るためにはたくさんの情報を知り得ておく必要があると思います。保護者からの聞き取り、つくり上げた環境整備が村長の目指す日本一の子育て村につながるのではないでしょうか。住民も一緒にアイデアを出し合える環境が村長の政治公約にある子育て応援課を設置した意味にもなってくると思います。教育現場の経験者だからこそ、強く課題を感じるのではないかと思いますし、子どもの環境づくりにはなくてはならないことだと思いますが、お伺いいたします。

答弁 村長

太田議員さんの子育て応援課、園、幼稚園、保育園、保護者との情報と意識の共有についてのご質問にお答えをしたいというふうに思います。子育て応援課、幼稚園、保育園、保護者との情報交換する場や取り組み、意見を聞き出す方法につきまして、保護者の気づきや疑問に思うことを幼稚園、保育園がどう聞き入れ、どう子育て応援課と連携しているかということでありますが、幼稚園、保育園に通わせている保護者としてはその保育内容について疑問やわかりづらい点があるというのは事実であるというふうに思います。幼稚園は幼稚園教育要領に基づく教育課程、指導計画を、保育園は保育所保育指針に基づく保育計画、指導計画によって就学前教育、保育を行っております。その幼稚園教育要領、保育所保育指針の狙い、内容である5つの領域、つまり心身の健康に関する領域である健康、人とのかかわりに対する領域である人間関係、身近な環境とのかかわりに関する領域である環境、言葉の獲得に関する領域である言葉、感性と表現に関する領域である表現につきましては、教育要領、保育指針とともに3歳から5歳児については全て同じであるため、幼稚園、保育園での遊びを通した保育の目指す姿は同じであります。幼稚園、保育園を運営するに当たり、その保育の狙いや内容、その位置づけなどを保護者が理解できるよう丁寧に説明することが重要であります。ですから、園からの文書配付だけではなく、子どもの送迎時であるとか、参観日、行事、運動会等の園行事、PTA、保護者会など保護者と接する機会なども利用して、日ごろより保護者とのコミュニケーションを深めることがとても重要であるというふうに考えております。保育現場での課題は保育現場で解決することが大事ではありますけれども、幼稚園、保育園を所轄する子育て応援課では対応できない、しないということではありません。いつでもご相談をしていただきたいというふうに考えております。ご質問のとおり、情報交換する環境づくり、情報を共有し、創意工夫を凝らす現場づくりをするためには、保護者と幼稚園、保育園、子育て応援課がともに子どもを育てる共同の保育者として共通の認識を持つことが必要であります。その方法論の一つとして意見箱も設置してあるというふうに聞いておりますし、何らかの形で工夫した設置の方法も考えなければいけないというふうに考えています。意見箱を設置することが目的ではなく、それが問題解決につながるというふうには短絡的にはいかないというふうに思いますので、やはり直接的なコミュニケーションとか、保護者と幼稚園、保育園、子育て応援課が一体となって情報と意識の共有化をこれから図っていけるように、村としても環境づくりに最大限努めてまいりたいというふうに考えております。以上、答弁とさせていただきます。

質問 2番 太田綱基

意見箱についても、どれだけ村が保護者や園の思っていることや悩み不安などを取り入れるかという一つのツールにすぎないと思っているのです。もちろんそれをやる、やらないを検討する前にまずやってみるということは当然重要なことだと思うし、まずどういうふうに寄り添うかと考えたときには、意見箱は簡単にできることなのです。なので、先ほど答弁の中で保護者と幼稚園、保育園、子育て応援課が共同保育者として認識を持つことが大変重要であるとご答弁いただきましたが、そういったことは当然のことで、保護者や園の指令塔、先頭に立っていかなければならないのかなと思っております。そして、保護者からの意見をしっかり園で吸い取り、園で吸い取ったことを課でどのような検討をして、どういう認識のもとどう対応するのか、どう応えてよりよくするのか、そこが課にとってもっともっと話し合わなければいけない、把握していかなければいけない部分だと私は思っております。説明会なども順次開いて、これからも開いていく予定であると思いますが、以前にも幼稚園で幼保一元化というか、こども園に向けての説明会などもありましたけれども、そのとき私も実は参加させていただいて、どういった人が来たかというと、主にどんぐり福祉会の方、あと先生だけしかいらっしゃいませんでした。幼稚園の保護者とかももっともっと意見集約する場とかに集まってもらうとか、そういう意識のもと来てもらわなければならないにもかかわらずそういった状況で、なかなか周知はされていないのかなと思いました。万が一そういうことで一元化を目指すと、あのとき話ししたよねなんていうことをしても、意見集約は全くできていないことになります。意見集約しなければならないということに私は意見箱ということも言いましたけれども、ほかにもPTA役員会、こういったものに積極的に子育て応援課が参加するというのは、私は課ができたこととしてやらなければいけないことだと本当に思っております。子育て応援課が何ができるか、意見収集をしやすい場所になっていかなければならないのではないかなと思っております。村長は、なぜ子育て応援課をつくったのか。課が主導して就学前の子どもの環境と保護者たち、そのあり方をよりよくするためにどうしたかったのか。私は、村長の教育者として現場経験者としてのもっともっと熱い思い、こうしたいのだという指針が今の答弁ではなく、これからもっと聞きたいと思うのですけれども、その辺今何が必要かということを改めてお聞きしたいと思います。

答弁 村長

今の大変重要なご指摘であったと思います。応援課をつくったのは、やはり村を担っていくのは子どもたちであります。そのためには、就学前というよりも、ゼロ歳から、ひいては妊娠をした、あるいはその前のときから子育てについて村が主導をとってしっかりと支援をしていくということが村の未来につながっていくというふうに考えております。子どもは村の宝でありますし、村の未来そのものであるというふうに私は考えております。ただ、制度的な、あるいは業務的なものでしたのではありません。それは、幼稚園が文科省、保育園が厚生労働省という二元化の中で、幼保一元化というのは言葉としては今非常に古いというふうに言われております。5歳児が義務教育化され、そしてそれまでの幼児教育、乳幼児教育が無償化につながっていくというような国の動向を見ていますと、国としてもしっかりとそこはきちんと国の未来を考えてしていかなければならないということから考えたときに、私は単に事務的な部分ということではなくて、子どもをいかに育み、育てていくかという観点で応援課をつくったわけであります。応援課という名称そのものがそこに流れています。地域ぐるみで親御さんも含めて家庭、地域連携して、そして子どもを地域ぐるみで育てていく。決して預けるとか預かるとかという関係が土台にあって、保育は園が主、幼稚園は園が主、家庭は預けて安心、あるいは園に協力するだけでいい、そういうようなことではなくて、子どもの姿、いろんな部分の姿をしっかりと捉えて乳幼児教育をしていなければ、保育をしていかなければならないということです。つまり地域の財産として親や地域とともにつくる子育て、そしてともにつくる幼稚園、保育園の発想というのが大事なわけであります。就学前教育というよりも、それぞれ乳幼児から特性を持った子どもたちであります。その発達に即して、いかにそれに寄り添って、また親御さんに寄り添い、そして地域の助けをいただきながら、そして子どもを親とともに、保護者とともに、地域とともに育んでいく、これが全てであります。そのためにあるのが応援課であります。そういう形で考えていくならば、非常に残念であります。太田議員さんの指摘されたように、共有化ができていないとか、あるいは声が届いていないというのは、これは普段から子どもの育ちは園から、幼稚園、保育園、両園もそうですけれども、やっぱり伝えていかなければいけません。あるいはコミュニケーションをとっていく。そして、親は親、子は子ではなくして、お互いに育ち合っていくというのが本当の姿であります。これが本当の子育てでありますし、子育ちであります。したがって、この姿をきちんと伝えていく、あるいはコミュニケーションの部分でその部分に支障があるということは、極めて遺憾であるというふうに思っています。子育て応援課の果たす役割は、本当に今重要になっていきます。国の方向性、道の方向性も含めまして、乳幼児教育あるいは子どもの育ちというところの部分については大きな転換期にきていると考えています。その部分では、細かいところまで配慮した行政のサービス等も含めてしっかりと子育て応援課が携わっていかなければなりませんし、私自身も反省として、さまざまな保護者会とか、いろんな説明会に出向いて直接保護者と語り合う、あるいはいろんな場面でそういうような形でコミュニケーションをとっていきたいというふうに考えております。以上、答弁とします。

質問 2番 太田綱基

村長の寄り添う姿、お互いに育ち合う、そんな姿を子育て応援課が主導となって園を本当に盛り上げてというか、保護者や園の先生方からも不満のない本当にいいものをつくっていってほしいなと思います。そして、村が主導する中で、園ということであれば幼稚園、保育園とのかかわりというものは密接になってくるとは思うのですけれども、そこで延長保育ということがありますよね。幼稚園では今延長保育をしているのですが、二十数名の利用があります。それは、全体四十数名から見ると約50%の利用の中、先ほど一番最初の答弁で幼稚園は教育要領、保育園は保育指針とありましたけれども、延長保育というのは名前のとおり保育の時間だと私は思っております。ですが、保護者から私が少し聞く上での意見というか、そういったことでもあるのですが、保育の時間なのに、村長一元化模索しているはずなのに幼稚園と保育園ってどうして全然交流しないのだろうと、私もこれは本当に疑問に思います。交流していないわけではないのですけれども、それが年長だけとか、たまにとか、そういったことは何かおかしいのかなと私は感じているところです。午後の延長保育はどっちの指導要領でも保育の時間でありますから、一緒に交流できる時間をつくっていけるのではないかなと思っております。幼い幼稚園に通う子どもが帰りに保育園のほうを見て、泥んこ遊びしてみたいと、私それ聞いたときは胸が痛いような気持ちになりました。村が主導して委託している保育園、村が主導してやっている幼稚園、2つとも同じ土俵でありながら、隣にある幼稚園が柵一つで子どもたちがなかなか交流できない。そういう環境にあるというのは、子育て応援課をつくった意義というのはここにも私はあると思っています。そのほかにも、保護者からの意見ですけれども、学童に関することもございました。なぜ就学前の幼児と12歳までの児童が一緒になれるのかなと、体力の差が歴然として、同じ場所で遊んだときに事故やけがのリスクは村はどうやって考えているのだろう。学童をどんぐり福祉会に業務委託しているけれども、こんなことを解決できなかったら一元化に向けてわだかまりをつくるだけではないのと、そういった声も聞こえてきます。そういったことを解決していくのが子育て応援課ですよね。住民の声を聞き、よりよい環境の場をつくる。課の持つ課題を積極的に持ちかけ、アイデアを募る。そういったことを、保護者、子どもを預けている人に何か変わったこと、そういったことを感じてもらえることを積極的にやっていかなければいけないのではと思います。このままでは、一歩進んで村長が何か進めようと思ったときにはわだかまりだけつくるような気がしてなりません。そういったことにならないためにも、今村長の熱い答弁のとおりに子育て応援課をしっかり導いていくということも必要ですし、保護者や園の理解を得ながら徹底した環境整備というものが必要になってきます。再度村長、私の質問聞いた中で総括していただけたらと思います。

答弁 村長

今いろいろ厳しいご指摘もあったわけですけれども、お答えをしたいというふうに思います。幼稚園で行われている延長保育や一時預かりといいますか、預かり保育等も行っておりますけれども、その中でこれを保育として考えて、この時間もそうであろうというようなことであります。今幼保一元化といいますか、認定こども園化に向けて一歩、上更別もそういうような形で、幼稚園型ではありますけれども、来年から実施をします。そういった中におきましては、3歳から5歳までの指針は幼稚園であろうと保育園であろうと全て同じであります。だから、その領域の分野に従って、多少アプローチの違いはあるとは思いますけれども、その部分はしっかり詰めて、しっかりやっていかなければいけないなというようなことを思っています。特に今職員の研修も頻繁に行われているというふうなことを聞いておりますし、また子どもの交流については年間計画を立てて、幼稚園、保育園としっかりと行っているというふうに聞いております。だから、その部分についてはしっかりとその都度反省をしながら、しっかりやっていただきたいなというようなことを思っています。あと、子どもの交流のこともありましたけれども、学童といろんな部分も含めて課題もあるわけですし、議会からのご指摘もありますし、委員会からの厳しいご指摘もありますし、私は早急に解決しなければいけないなというようなことを考えています。一つの手段として、それが認定こども園を中心とする子ども支援エリアといいますか、上更別地域でいきますと上更別認定こども園、学童、それと保育機能を含む部分が支援エリアになるわけですけれども、私は幼稚園、保育園、そして学童のある部分を支援エリアというふうに考えております。また、そこの整備を課題を1つずつ整理しながら解決していかなければならないというふうに考えています。幼稚園の保護者であれ、保育園の保護者であれ、思いは一つであります。それは、大人の立場ではなくて、子どもをいかに育んで育てていくかということにあります。そこの1点であります。だから、行政は子ども第一主義、あるいはチルドレンファーストと言いますけれども、そういう部分でしっかりと施策をしていかなければならないというふうに考えています。その部分で親御さんたちの交流等、いろいろ積極的に進めてもらったらいいと思いますし、きっといろんな価値観とかいろんな子育てに対する思いや願い、悩みは一緒だと思うのです。その部分で交流が希薄であったという部分については、今後応援課等も含めて私も含めて積極的にそういう部分について交流を深めるような施策を今後進めていきたいというふうに考えております。子ども・子育て応援宣言を昨年行っております。その中にも書いてありますとおり、子ども・子育て理念の基本であります家庭、学校、地域、職域、その他全ての村民がそれぞれの役割を果たし、お互い協力し合うことで更別村に住めば安心して子どもを産み育てることができ、いつまでも住み続けたい村と実感できる。そのため、村として子ども・子育て応援により一層取り組み、子どもからお年寄りまで笑い声と笑顔があふれる一人一人が輝く村、子どももお年寄りも含めてそうです。そういうようなものを応援宣言として宣言をしております。これからもその1点が決してぶれることなく、私自身としてはその部分を中心に、子育て応援課を中心に子育て支援について積極的に施策を打ってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 2番 太田綱基

幼稚園、保育園、交流していくことで、何か不安なこともあるかと思いますけれども、私は村長の今の答弁を聞く限りではプラスのことのほうが断然多いと思います。なので、幼稚園や保育園の特色をどんどん出していって、創意工夫したすばらしい園にしていく、主導をもってしていってほしいと思います。これで私の一般質問を終わります。

出典:更別村議会 平成29年第3回定例会 2017年9月19日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる