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更別村議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日

住みたいと思える用地の選択肢、助成の見直し

2016年12月15日、更別村議会の一般質問で、太田綱基議員が「住みたいと思える用地の選択肢、助成の見直し」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
太田綱基 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 太田綱基

通告に従い、一般質問させていただきます。質問事項ですが、なぜ大規模な分譲は必要としないのかということです。質問の要旨といたしまして、住みたいと思える用地の選択肢と助成の見直しについてです。村長は、過去に大規模な分譲はしないと答弁しましたが、なぜ必要としないのかお伺いいたします。現在ある分譲地は、更別8区画、年間約3件の契約があります。それに対し、中札内は新たに21区画を分譲し、年間約10件の契約があります。移住定住を促すために、更別はお試し住宅、新築建設助成や用地購入助成がありますが、分譲地の助成に関しては更別は最大100万円の新築助成で、中札内は最大130万円プラス固定資産税5年間を相当額助成します。助成額でも更別よりも帯広に近い中札内より少なく、分譲地も選択肢が少なく、移住定住に向けて劣っていると感じます。分譲地の1区画平均も大きく、その影響で価格も高いです。中札内は約113坪から124坪、更別は約120坪から195坪、金額でいっても中札内は220万円から260万円、更別は256万円から348万円。だからといって立地の悪い売れ残っている約195坪を半分にし、2区画分にして分譲し、売るという考えにはならないと思います。やはり分譲地をふやし、助成を見直し、移住定住を促す必要があると感じますが、村長の見解をお伺いいたします。

答弁 村長

太田議員の住みたいと思える用地の選択肢、助成の見直しについてお答えをしていきたいというふうに思います。村では、過去数度にわたり宅地分譲を行ってきております。緑町団地、すずらん団地、新緑町団地、コムニ団地の分譲が行われきております。これらの分譲は、新緑町団地を除き、20区画以上の大規模な分譲を実施してきており、市街地中心部から離れた外縁地の農地を転用して宅地を整備してまいりました。この間並行して市街地にある民間所有地においても分譲が行われ、現在の更別市街地が形成をされております。このような中、村では現在コムニ団地3区画、更別幼稚園前宅地分譲5区画、住宅建設等助成事業や民間分譲により、宅地分譲を中心とした移住定住対策に取り組んできているところであります。この中で住宅建設等助成事業は、平成22年4月から取り組んでいる制度で、村内の定住人口の増加と町なかへの居住誘導を図り、地域の活性化を目指すものであります。平成27年度には移住者への加算を行い、現在最大150万円の助成としているところであります。中札内の助成制度は先ほどおっしゃったとおりですけれども、移住者新築の100万円が主たる申請と聞いております。これに固定資産税の5年間の助成を含めましてあるわけですけれども、本村の助成実態と比較するとさほど私たちの村が見劣りしているということではないというふうには認識しているであります。また、分譲価格につきましても、単価的には中札内村のときわ野第4次分譲では坪単価1万9,500円から2万3,000円であるのに対して、本村ではコムニ団地、更別村幼稚園前宅地分譲で坪単価1万7,800円から2万1,780円と低い単価設定になっているところであります。ただ、議員のご指摘のとおり、分譲面積は本村のほうが大きいことから、分譲価格としては本村のほうが高いケースが見受けられるところであります。コムニ団地においては、くつろぎの生活創造空間として、都会と比較してゆったりとした区画設定としたことから、比較的大きな区画割りで、家庭菜園等も楽しめるように考えたところであります。今回販売の更別幼稚園前宅地分譲では、120坪から145坪の間で面積の異なる5区画を設定し、選択肢を持てるようにして販売しております。宅地分譲につきましては、私は大規模な分譲を必要としていないというわけではなくて、まずは市街地にある村有地の有効活用を図るべく分譲を進めるとともに、市街地中心部に生ずる空き地等の空洞化に対して、これを抑制することにつながればというふうなことを考えているところであります。住宅建設助成制度については、先ほども申し上げましたとおり、より効果的な対策について必要に応じて今後も検討してまいりたいというふうに考えております。以上、答弁といたします。

質問 2番 太田綱基

助成に関して、中札内は基本100万円という村長の答弁がありましたが、それにプラスされて30万円さらに助成するという制度を設けています。例えば家を建てるときに北方型住宅ということで、景観に合ったり、ビジョンに合ったりとか、いろんなことを考慮した上でプラス30万円ということになるのですけれども、家を建てて30万円プラスされるなら、100万円ではなく上限の130万円に見合ったものになると思うのです。それで、ほかの近隣と比べて助成しないということであれば、先日大樹町では250万円の助成をするようなプランを立てております。村長もおっしゃられましたとおり、更別の区画は大きくて、ニーズに合っていないと私は思います。また、助成のことに戻りますが、助成の金額に関して言えば、平均価格でいっても中札内は240万円、更別村は302万円、まずここで60万円の差額が出ます。そのほか、中札内は固定資産税を5年間相当分を助成としている。仮に固定資産税を10万円、5年間で50万円、それだけでも110万円の差額が出ます。更別村は、それに選択肢の少なさというものもあり、これが見劣りをしないというのはどういった考えなのでしょうか。さらに、中札内は今年度から移住定住者をさらに見直し、村内に移住し5年以内の人も50万円の奨励金の対象としました。そういったことも考えれば、助成の見直しは必要ではないでしょうか。更別村は、誰を対象にどのニーズを狙っているのか、そういったところが明確ではないのではないでしょうか。宅地分譲について村長の答弁では、市街地の村有地の有効利用を図り、購入者のニーズに合った分譲を進めたいとの答弁でした。市街地の村有地で考えれば、コムニの里用地以外どこが有効利用できるのでしょうか。そのほかの村有地で考えれば、教育委員会向かいの病院の跡地なんかもありますが、現実にそこに建てたいと思えますでしょうか。私有地の買収も含めた用地確保が私は必要になってくると思います。なぜなら、近年核家族化が進み、光熱費を抑えるためや低コストを意識したコンパクトな家を建てる傾向にあります。広い土地を求めている人は手入れ、お金や手間がかかるということで、敬遠されがちだと思います。購入者のニーズ、そういったものを考えるならば、中札内の平均にして118.5坪、更別村は157.5坪になっていますが、今のニーズに合ったもの、これは更別に言えたものでは私はないのではないかなと思います。そういったことから、この分譲は誰に向けた施策なのか、助成に関して見劣りはしないというのはどういった考えなのか、分譲はその購入者のニーズに本当に合ったものなのか、改めて答弁していただきたいと思います。

答弁 村長

先ほど申しましたように、平成22年4月から村内の定住人口の増加と町なかへの居住誘導を図り、地域の活性化を目的とする住宅建設等助成制度が始まりました。対象は村内に建築基準法、その他関連法令に適合した住宅を新築または購入し、その住宅に住所を有し、5年以上居住する方です。ほかにもありますけれども、そのところに対して新築または新築建て売りの購入、それと中古住宅、用地の購入、増築等についてそれぞれ助成を行っているところであります。中札内村のことを取り上げておられますけれども、そのほか芽室町においては新築は商品券10万円、リフォーム5万円、町内業者施工限定、幕別町、忠類地区と幕別市街地区等によっては違いますけれども、土地、敷地相当価格の10分の7、鹿追町では町内業者施工100万円、町外業者施工50万円等々、新得町に至っては商品券、町内業者施工50万円、町外施工30万円、豊頃町は町内業者施工130万円、町外業者施工80万円、浦幌も商品券あるいは町内施工に伴う場合ですと200万円、町外施工ですと160万円というような形で、その他士幌、上士幌等々あります。きめ細かく助成の部分について設定をしているということについては、これは必要であると思いますし、町内あるいは村内業者ということでありますけれども、例えば我が村を見た場合、家そのものを丸ごと施工できるという業者さんとか、そういう部分等も鑑みますと、非常に課題もあるところであります。そういうような形で、新築については100万円、そして移住された場合については150万円ということで、特に近年更別村に戻ってこられる若者たちあるいは夫婦の世帯がふえて、新しく新築をするというようなニーズもありますし、管外から移住してこられるというような方も近年ふえているわけです。そういった部分では、本村の魅力とかいろんな部分を発信しながら、そういう部分の助成等も含めて考えていかなければならないというふうなことを考えています。リフォームも、ことしは村内業者に限ってしてもらうということで250万円の計上をしまして、14件のニーズがありまして、もう既に全て施工済みであります。そういったようなことから鑑みましても、リフォーム等にも新しく助成の枠をふやしたとことでもありますし、住みたい村、住み続けたい村のそういうような施策を執行していくためにも検討、きめ細やかな部分での検討は必要だと思いますけれども、今ある助成の枠からある程度検討して、その部分については進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 2番 太田綱基

私有地の買い取りを合わせれば150万円と村長改めて答弁いただきましたが、では私有地に関していったらどこがあるのでしょうか。私は私有地を持っている人がここを売りたいという声を余り聞かないので、最大生かせればなのですけれども、150万円の助成が出るけれども、私有地ということに関して大きな声はなかなか聞こえてこないなというのが現状であります。それで、人というのは村にとって大きな財産になるわけです。高齢化社会になる中で、今後市町村、特に町村は私は若者の取り合い、これになってくると思います。なぜなら、高齢者を支えるのは高齢者ではなく若者に期待をするからだと思います。更別村は、困ってから行動するのではなく、今からしっかりと先を見据え、考えていかなければなりません。私は、中札内という近隣町村と比較したところもありますが、大樹町も250万円というところもあって、空港に近いとか、いろんなニーズに合わせても近隣町村で比較したほうがわかりやすいかなと思って比較したのですが、そのほかにも大樹町の宇宙開発事業から約2万人の移住者がどこに住むのか、これは大樹町だけの問題ではなく、帯広空港に近い近隣町村、もちろん中札内も含め、更別村という選択肢は十分にあると思っています。むしろ更別村に来てもらうのだという更別村の明確な意思が必要だと私は感じております。そういった意味で見れば、村が積極的に私有地の買収を含めた用地確保、それが必要になってくると私は思っています。それに、空き家の利活用も含めてということも答弁されていましたが、行政区の偏った年代を解消すべく、空き家の利活用も対策していきたいという考えももちろんあると思うのですが、そうならば移住者や村民に向けて、支えてもらう見守り、防災という観点から見ても助け合ってもらうというメッセージがもっともっと必要だと思うし、そういう人たちが来たいと思える施策というものも必要だと思っております。平成19年から分譲しているコムニ団地が一区切りついた中で、分譲地はどうするべきでしょうか。移住者、若者へ向け、低価格な販売ということはどうでしょうか。思い切って移住者、若者、子育てするという人にプレゼントという話題性を持っていっても、子どもの増加、税収増、更別村はいい村だと思えるような名前を売るということの絶好のチャンスではないでしょうか。そのほかにも、コムニ団地にあるコムニの里に渡している、博愛会ですね、に渡している土地をあと何年放置するつもりでいるのでしょうか。財産を村としてどのように有効利用するのか、返してもらわなければいけない時期にもう来ていると私は思っております。先ほど村長はリフォームも250万円で約14件分あったと答弁がありましたが、それは大体低価格なもので、空き家対策とかリノベーションして住むというものではもっともっと大きな助成、もちろん大きな規模での改修ということになると思うのですけれども、今のリフォームに関していえばバリアフリーとかそういったものに特化したものであって、決して空き家対策というものにはなっていないと思います。最低限必要不可欠ないつでも移住してもらえる村づくりが更別村はできているでしょうか。私はまだ足りないと思うところがあります。住んでよかった村づくり、そのために分譲地、助成の見直しは必須であろうと思います。改めて村長の見解をお伺いいたしたいと思います。

答弁 村長

先ほど答弁の中で誤りがあったのか、ちょっとあれですけれども、私有地購入150万円という助成はございません。それは違います。移住に、平成27年に移住者への加算を行い、現在150万円の助成をしているということで話をさせていただきましたので、ご理解のほどよろしくお願いします。ご指摘のところもいっぱいありまして、今お答えできるところとこの後別の機会にお答えをさせていただく部分もありましたので、その部分については整理をしてお答えさせていただきたいというふうに思います。大型分譲ということでありますけれども、大型分譲ということであれば、それなりの土地の購入ないしはそういう敷地が必要ということになります。私が空洞化と言っているのは、こうあってはならないということを考えていますのは、大きくなると郊外といいますか、市街地からちょっと離れたところでの分譲とかが多くなってくるのではないかと思います。インフラの整備、それと中心地である市街地のにぎわい、活性化に、これを阻害するような大型の分譲地であってはこれは意味をなさないというふうに考えておりますし、そういう部分できちんと町なかのインフラの整備をしているところも含めながら、そして周りをまちの真ん中から固めていくというか、そういうような形で分譲していければいいのではないかという意味でお話をさせていただきました。あと、移住者、それと定住者も含めまして、今いろんな形でPRをしております。更別村のよいところ、そして本当に住んでよかった、住み続けたいというためにいろんな施策を総合的に行っております。その部分を含めまして魅力の発信と、そしてこちらにきて移住されて豊かな生活を行っておられる方もおりますし、そういう人たちの部分も活用、いろんな声も集積しながら、それを広く内外にアピールしながら、移住者の方等を呼び込みたいと思っていますし、こちらにUターンして帰ってくる若者、そしてここから新しい新生活を始めようしている若者に対しても、いろんな形で今後そういう助成策あるいは分譲地についてきちんと検討していきたいというふうに考えております。以上、答弁とさせていただきます。

質問 2番 太田綱基

3回の質問が終わってしまいましたので、一言だけ。中心地から固めたいという村長の思いはわかりますが、選ぶほどの土地がないと人口増は望めない。その一言だけお伝えして、私の一般質問を終わらせていただきます。

出典:更別村議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日 議事録 PDF(58ページ) 間違いを知らせる