更別村議会 平成28年第2回定例会 2016年6月16日
地方創生元年とする初めは、人口減少対策を優先し、先手を打つべきではないかについて
2016年6月16日、更別村議会の一般質問で、村瀨泰伸議員が「地方創生元年とする初めは、人口減少対策を優先し、先手を打つべきではないかについて」質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 村瀨泰伸 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 村瀨泰伸
一般質問に入る前に、4月14日、熊本地震により熊本県、大分県に甚大な被災を受け、49名のとうとい命が犠牲となり、心よりご冥福申し上げます。また、1名の不明者や20名が被災関連で亡くなるなど、2カ月がたち、いまだ6,200人を超える方々が避難生活を余儀なくされ、心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を願うものであります。それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、地方創生総合戦略の産業振興と雇用の場の創出について一般質問させていただきます。初めに、私はなぜここにいるかという、きょう一日を何げなく薄く平穏に送るのか、更別村を少しでも先に進めようと向かって過ごすのか、私の議員としての役割は後者であるという認識のもとに思いを理解していただきまして、質問させていただきます。今年度の村政執行方針の冒頭に少子高齢化の進展と急激な人口減少による地方の存続が危機的状況に陥ると認識され、地方創生元年として人口減少の克服と地域の活力を生み出し、総合戦略に重点的に取り組むとしています。そして、住民参画は村づくりを進める必要な時期と考えていますと明言されています。昨年度の村政執行方針では、地方版総合戦略の策定に当たっては女性、若者、高齢者など住民の皆様の協力、参画が必要とされていますと明言されていましたので、再三住民参画の質問をしましたが、時間のいとまがないとして1年が過ぎてしまいました。住民参画を職員の方が正しく理解していないのか、そもそも住民と一緒に進めるという考えがあるかが少し疑問でございます。村長は、総合戦略の見直しの部分、次期総合計画策定には住民参画としてワークショップとかKJ法など何らかの手法で進めると約束されましたので、しっかりやっていただきたい。村長が一人奔走しても組織としてはうまく動きません。村長のトップダウン、あるいは大いに議論をして、副村長を頭にして課長以下万全な組織できっちりやっていただきたい。このたびの熱中小学校事業においても住民参画、組織のあり方についてはいささか疑問となるところでございます。まずは確認していただきまして、質問させていただきます。地方の存続が危機的状況に陥っていることは、まさに更別村の人口減少が重要な問題で、これを解決しなくては先に進みません。では、その際対策は産業振興であり、そこに結びつく雇用の場であります。私は仕事をする場所があるかないかが問題の本質と思ってございます。そこで、今年度の関連する予算は約2,000万円計上しています。項目はあっても予算づけされていないなど、そのうちの半分1,000万円が助成金となっています。これで本当にこの5年間で新規開業の2つの事業や20名の就業者が創出されるのでしょうか。具体的な計画があってもそれが人口増に結びつくことはなかなか容易ではないという問題において、総合戦略でお示しの項目や内容だけでは当然進むはずはないというふうに私は認識をしてございます。ただ、今定例会において地方版総合戦略としてマルハニチロと更別農業高校の特産品工業開発や地方創生推進として旧開発庁舎整備、熱中小学校事業に向けた予算が補正されました。少しは前に進むかと思うところでございますが、どうか建設的な予算であることを願うものでございます。村では、今全力を挙げて具体的な戦略に取り組んでいることと思いますが、あえて質問するのは、結果が全てと問うまでもございませんが、責任の所在を明らかにする上でも計画の達成するためのプロセスが重要で、説明責任を果たしていかねばなりません。その前段として問うものでございます。まだ5年あると考えるのか、もう5年しかないと考えるのか、そのあたりの認識も含めて、年度早々ですが、予算の算出の根拠に基づいた今後のスケジュールをお見せしていただいて、地方創生元年がつまずかないためにも確認したいと思います。地方創生のお金で森永講師を招き、「「アート」が生み出す地方創生」と講演されました。その中で魅力のない男性は、いろいろとアイデアをアタックをしなければヒットしない。そして、ほかと共同しない。職場を明るくする。思いついたらすぐやる。そんなようなことを言いながら、締めくくりとしてはその商品の良否はマーケットが決めるとしていました。これは、幾らアイデアがあっても、形にしてもどんどん市場に出していかなければその結果は生まれないというようなことだと思っております。村長は、この講演の中からこのたびの熱中小学校事業の人材育成にも着目されたと思いますけれども、どうか5年の間できっちりやっていただきたい。私も一議員として大いに期待するものでございます。そこで、更別村で暮らす住民が必要とされる商品やお店など、更別が人づくり、食づくり、物づくりの村としたまちづくりの基本を誰にもわかりやすくする。これには2つの意味がございます。1つには、今住んでいる私たちが更別村に暮らしていて、ほかのまちに出かけなくても買い物ができるといった環境をつくること、もう一つには、まさに不足している仕事の場所をつくるということです。これは、現にある商工の後継者の問題も含んでいるというふうに捉えていただきたいと思います。待ちの姿勢から攻めの姿勢として、更別村で仕事をする場所を提供するといった戦略、その事業主を全国公募する、そんなような思いから、以下地方創生総合戦略3点について質問します。1点目、施策1の産業、雇用の場の創出、施策2の多様な就労環境の創出の9項目のうち4項目の予算化とすることしの目標、そして5年に係るサクセスストーリーとしてのスケジュールをお示しいただき、まずは村民が村に暮らす、必要とされる商品やお店などは何が必要なのか、それが幾つあるのか、そして更別村で経営可能な事業の創出に結びつくとした、そんなような調査をしてみてはどうでしょうか。2点目です。更別村のブランド化の制定を行う。6次産業化、特産品開発商品の推進とありますが、村の立つ位置として新たな商品開発とその商品をどのように発展させるのか、その戦略と展望はあるのでしょうか。今更別農業高校は、帯広信金の地元高校による未来づくり応援プロジェクトを創設し、平成23年から参加し、商品開発をしています。幾つ開発され、その商品に行政がどのようにかかわり、どのような仕掛けがなされているか。3点目でございます。情報発信の一新を図る。何よりも更別村を知っていただくための村の特徴、観光資源となるキーワードから更別村のホームページをヒットさせるように一新し、いろいろなキーワードをアイデアを募りながら工夫をしていく。ほかには、東京、関西、それぞれのアンテナショップを開設してはどうでしょうか。また、インターネット上でラジオ番組のような定時的なサイトをこちらから発信するなど、いずれにしても更別村でこんな仕事をしませんかといったような全国公募でやる気のある人や事業主にも呼びかける。こんなすてきな村に遊びに来ませんか、住んでみませんかなど、更別村のホームページを一新し、更別村のヒットするあらゆるキーワードの掘り起こしを行ってはどうでしょうか。雇用の創出は、本来起業家や民間活力によるべきと私も考えてございます。したがって、行政は安心、安全のための基盤整備やいろんな事業を推進することの支援や助成をする。今の行政のあり方には、決して間違いはないのですが、これでは何ひとつ変わりなく、更別村が前に向かって進みません。総合戦略具体的施策の35の事業が既に提案してございます。これらを含めてワークショップでもKJ法でも何でもいいですから、起業家や若者、女性のアイデアを取り入れ、一緒になって考え、議論しなければ前に進みません。こういった仕組みは、行政が仕掛けなければできません。その初めに更別村で暮らす村民の暮らし、市場の現状や後継者のないお店など経済状況を把握することが経済活動の基本となる調査で、それをベースにして新たな商品や産業を生み出す第一歩と考えてございます。この際、総合計画の住民アンケートは思い切ってやめて直接住民と意見交換したほうが実利であり、その予算を利用してでもこれらの調査に充ててはいかがでしょうか。通告後に熱中小学校の法人化の話が出ましたけれども、月2回の教室で3名の体制の職員では少し手持ち無沙汰なような気もするところでございます。この法人に調査を委託するのも一つの選択肢と考えてございます。人口減少対策は、働ける仕事の場所づくりがキーポイント、待ちの姿勢から攻めの姿勢とした総合戦略としてはどうかと考えます。自然も地域も不易流行であると私は考えてございます。5年間の1年目のやるべきことを明らかにして、先手、先手で一歩も後へ引かない覚悟で進めてはいかがでしょうか。西山村長のお考えをお尋ねします。
答弁 村長
村瀨議員の地方創生元年とする初めは、人口減少対策を優先し、先手を打つべきではないかのご質問にお答えをしたいというふうに思います。まず、冒頭ありましたように、執行方針でも申し上げましたけれども、今年度は地方創生元年というふうに私も考えておりますし、アクセル全開で出発をしたいというふうなことを申しました。また、課題が山積する中、少しも現状に甘んずることなく、一つ一つ手だてを打っていかなければならないということで、これは喫緊かつスピード感を上げた施策が望まれるということでお話をさせていただきました。その辺の認識については変わりありません。また、この施策の執行に当たっては住民参画ということで、さまざまな形で先ほどもご指摘ありましたけれども、住民の声をじかに聞いて、そういうような形でこういう施策を進めていくということについても明言したとおりでございます。ただ、方法についてはいろいろと検討させていただきたいなというふうに思います。それでは、議員の質問について1つずつお答えをしていきたいというふうに考えております。人口減少の問題でございます。少子高齢化、非常に大きな問題でありまして、2008年から始まった人口減少ですけれども、日本全体を通しても今後加速的に進むということが見込まれております。出生率を向上させることにより人口減少に歯どめをかける、あるいは将来の人口構造そのものを変えていくという積極的な戦略と、また一方では人口減少は避けられない状況にあるというふうに思うことから、その中でどういうふうな村の執行システム、あるいは村政のシステムをつくっていくかということを調整戦略ということがありまして、積極的な戦略と中で調整をするという戦略とこの2つの対応を同時並行的に進めていくことが重要ではないかということを認識しております。東京一極集中ということであります。地方創生をこれを解消するということで、人口減少の歯どめ、それと都市集中型のそういったような日本の機構にも対応して、まさに地方から元気になり、活力があり、そして地方からそういう雇用の創出や人口減少に対応する、あるいは福祉、子育て支援に対する施策をしていくということで地方創生が始まっております。地方での雇用の創出、人口の流入、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる、まさに時代に合った地域をつくる、地域間の連携をすることで地域の活性化とその好循環の維持、実現を創生は目指しております。そのことによって、当村におきましても昨年非常に期間のない中ではありましたけれども、10月に更別村まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しております。4つの基本目標、ご案内のとおり定め、成果指標、そして目標数値を設定して、人口減少問題等について戦略の事業の取り組みを今まで進めてまいったところであります。1つ目の質問につきましては、平成28年度においては総合戦略関係予算ですけれども、これは7,778万3,000円を当初予算に盛り込んでおります。基本目標1の産業振興と雇用の場の創出によりにぎわいと元気をつくりますの部分では、業績評価指標にある特産品の開発件数、新規開業件数、新規雇用数を数値目標を掲げながら、これに向けた実績の積み上げを1つずつ目指していきたいというふうに考えております。基本目標2の笑顔があふれる新たな人の流れをつくりますの部分では、住宅建設申請件数あるいはリフォームの支援件数などの数値目標達成ということで取り組んでおります。特に住宅件数に関しては、現在のところ今年度に入って8件、リフォーム申請については13件ということで、当初予定していましたリフォームの部分については担当部署に聞きましたところ、あと1件が可能であるというような形できております。今後リフォームの申請件数が多くなった場合について、この対応についても考えていかなければならないのかなということを考えております。基本目標3の若い世代の希望をかなえ安心できる子育て環境をつくりますということについては、子育て環境の整備、幼稚園、保育園の保育料の軽減、あるいは高校生までの医療費の無償化とか、婚姻件数あるいは不妊治療の件数も具体的に出しながら、その数値目標に向けた取り組みと支援策を進めているところでございます。基本目標4では、豊かな暮らしを営む地域をつくりますですけれども、空き地・空き家バンクの利用、宅地分譲の整備、これについては緑町あるいは空き家バンクのホームページの掲載、あるいは相談ということで、これを利活用、数値目標に掲げたとおり達成に向けて取り組みを行っていきたいというふうに考えております。平成31年度に各基本目標ごとに掲げる数値目標を達成するということで、達成したいということではなくて必ず達成するという決意のもと、取り組みを進めていくものであります。また、議員のおっしゃる村民が暮らす上で必要な商品、店、経営可能な事業創出の調査については、村内で消費等をするもので、その取り扱い、製造などが村内で企業を経営していくことが可能な業種を調査により抽出し、これらの経営を担う者の掘り起こしを行い、起業に結びつけることが本当におっしゃるとおり大切だというふうに考えております。今村のほうでは経済センサスということで、業者の方にいろいろな調査をしておりますけれども、またその結果も踏まえて、あるいは担い手の部分とかご指摘あった部分、商店街の活性化というか、そういう商業の活性化、あるいは後継者問題等含めてきちんと調べて調査し、手を打たなければならないというふうに考えております。また、村で消費されるものということで、本当に村内での需要も期待できるものもあります。ただ単に調査を行うのではなくて商工会などと連携して、その部分について必要性については認識しておりますけれども、具体的には今後について検討していきたいというふうに考えておりますし、先ほど熱中小学校のほうで法人の設立というような関係ありましたけれども、そういう部分にも委ねてもいいのではないかというような話もありましたけれども、これについては検討させていただきたいというふうに思います。2点目の更別のブランド化についてですけれども、これについても6次産業化、特産品開発商品の推進では、既存の支援制度のふるさと創生基金事業にも製造、開発支援を引き続き行っていきたいというふうに考えております。現にチャレンジの事業の中でも実際にそういう試作品が今生まれてきている段階でもありますし、いろいろなところで黒毛和牛を使ってシチューとか、そういうようなものの試供品ということも伺っております。そういうことを支援を行っていくと同時に、先ほどお話もありましたようにマルハニチロがこれが8月1日に移譲するわけですけれども、そちらのほうの地元の更別農業高校と地元の工場ということで、これについても年度初めから既に交流あるいはいろんな部分を通じて連携をしております。特産品を最低でも3つ開発をして、そしてそれを市場に売り出すということで、工場長、後には取締役社長になりますけれども、そういうような形で連携もできております。8月には正式な、村、農業高校、それとマルハニチロさんというふうになっていますけれども、新しく新規参入される会社と協定を結びまして、事業に取り組んでまいりたいというふうに思っております。また、地場産品の加工並びに更別発信の商品の増加にもいろんな形でつなげていきたいというふうに考えております。3点目の情報発信の一新を図るということについては、ホームページの更新を本年度予定しております。よりわかりやすい村の情報発信により、更別村の知名度の増加に努めていかなければならないというふうにも思っていますし、昨年から何回も、今回も上田議員の質問にお答えしますけれども、ふるさと納税、なかなか前向きにというのですか、取り組みを進めるということで私は答弁しておりますけれども、具体的にホームページの内容あるいは商品、あるいはその考え方等々についてきちっと整理をして、それら本当に進むような形で答弁をしているわけですけれども、その部分について若干おくれているということは否めないというふうに私自身としては認識しておりますので、早急にスピード感を持って対応していきたいと。ふるさと納税のポータルサイトへの登録も検討をしつつ、ふるさと納税の件数増加と村のPRに努めていきたいというふうに考えております。また、事業主の公募等につきましても、先ほど1点目の調査と関連すると考えますけれども、そういうようなお話もなきにしもあらずということでありますけれども、対応が必要な場合については検討を進めていきたいというふうに思いますし、本当に村において起業していただけるということでは大歓迎でございますので、支援を考えていきたいというふうに考えています。議員がおっしゃられるとおり、人口減少の解決はもう本当に雇用の場の創設であります。これなくしては、本当に人口減少を解決するということでは言えません。ですから、起業、雇用の創出にやはり民間活力も導入しながら、これを積極的に進めていくという対応策を、解決策の取り組みの必要を考えているところでございます。今後も起業、創業を目指す人材の育成確保に向けた取り組みも熱中小学校も進みますけれども、雇用の場の創出に向けた取り組みをこれを本当に具体的にかつ積極的に進めてまいりたいというふうに考えております。また、議員お話がありました住民アンケートなのですけれども、これを停止してというようなこともあったのですけれども、私自身は第6期の総合計画を立てなければいないということと第5期のまとめもありますけれども、夢大地等々、あるいはいろんな形での住民の参画の形もとっていかなければいけませんけれども、アンケート自体は必要だというふうに考えております。その中でやはり今後10年間の総合計画を立てる場合について、住民意識の部分とか、日々経済状況とかいろんな社会状況が変化する中で的確に捉えていかなければならないというふうに思いますし、何よりもその分析というのですか、どういうふうなところが大事なのか、課題は何なのか、そして解決しなければならない部分についてどういうふうに捉えていかなければならないのかということを捉えることが非常に重要なことと考えておりますので、アンケートには住民意向の把握は必要であるというふうに考えております。ということで、参画部分等々については本当に必要な部分について検討していきたいというふうに考えております。また、森永氏が来られまして、独自の特産品の差別化、あるいはいろんな部分を言われております。私も非常にそのとおりだというふうに考えていますし、単に特産品に特化するということではなくて、森永氏の場合はあそこに行くまで、著書の中でも明らかにしていますけれども、日本の経済構造とか、いろんなこれまでの経済、産業等のあり方について鋭く指摘をしております。その中においていろんな国の動向とか、さまざまな部分はあるわけですけれども、地方がいかに生き残っていくのかという部分について、地方が住民の英知あるいは行政が主体となって、そこを一体となってどういうふうな戦略を立てていくのかということを非常に重要な部分として著作の中で述べられていました。その部分を私もきっちりと受けとめながら、森永氏が言われたとおりその部分であえてかついろんなほかのところとの差別化あるいは更別村が持つすぐれた環境とか、そういうような状況、経済状況や農業状況を見ながら、そのように取り組んでいきたい。創生に向けた取り組みを進めていきたいというふうに考えております。以上、お答えとさせていただきます。
質問 6番 村瀨泰伸
いろいろ多岐にわたって、総合戦略全般にわたっての説明がございましたけれども、私は1と2が最も重要と考えているものですから、まずはこれに特化して質問したところでございます。重要業績評価指標のKPIですか、こういう数値というものを立てた背景の中で何をもって5とか、就業に20とするかという私の趣旨でございます。というのは、結局支援とか助成ということについてはわかります。それは、従来の行政のやり方ですから決して間違っておりません。当然これは必要だと考えます。もっと一歩踏み出せないかなという趣旨のもとで、独自の調査を行って、更別村の市場というものをまずきちっと知ると。必要不可欠な産業がもしかしたらあり得るかもしれない。ここで6次産業でも何でもいいです。そういった加工をすることによって、仕事の場が生まれる可能性があるのではないかということをまず行政が本来やるべきかどうかは一抹の疑問もございますけれども、こういう時代ですので、そういったところを踏み込んではいかがなものかという質問でございます。ましてアンケートについてでございますが、これは総合計画のアンケートは確かにそのとおりなのですけれども、実は少し前に似たようなことをやって、総合戦略と総合計画は確かに違います。目的も違います。かなり重複していると私は思っています。ここからどれだけ分析できて、何に向かうのかということはよほどきちっとした目標がないとできないということをまずご承知していただきたい。やはりアンケートというのは、こちら側、行政側や村がどうなりたいかということをある程度目標を立てた中でのアンケートというのになると思います。ここが明確でないと、どんなアンケートをやってもいつも同じような答えしか出てきません。従前ずっと見ていますけれども、大体アンケートの中身はさほど変わっていないのではないかと僕は思っています。特に更別村は、いろんな意味で優位性が高い。いいまちだと私も思っていますから、何やるかかにやるかといっても大体皆さんわかっているのではないかというぐらい同じような答えが出てくると私は思ってございます。そこで、思い切って、やはり総合戦略もありました。地元でできるものはできるだけ地元で活用し、村内で経済が循環するような取り組みを実現するように努めますと。結果努めると考えて言っているのですから、ここはそういう具体的にもっと踏み込んだ調査を行って、やはり仕事を誰するかちょっとわかりません。ただ、わからないけれども、こういう仕事は更別村で成り立つというものをやはり僕はもうちょっと突発的かもしれませんけれども、そのぐらいの調査をしてもいいのではないかと思っていますけれども、再度お伺いします。
答弁 村長
1つは、先ほど言った具体的な施策の部分として、KPIというか、業績評価指標というふうなことをいろいろ掲げています。例えば新規事業件数では開業件数が5年間で2事業所、特産品の開発では5年間で5件とかというふうに、そういったような根拠、あるいは新規雇用数が5年間で10人、障害者就労施設が5年間で1事業所ということですけれども、これはもうKPIですから、目標については一つ一つきちんとやっていかなければならないと思うのですけれども、それについては具体的な根拠としては、この村を継続維持していくために、やっぱりそれなりにこれだけの数字が必要ということで我々考えております。ですから、例えば1,000人、2,000人の人口増加ということではなくて、今の経済状況とか、いろんな住民生活のいわゆる行政サービス、その部分も含めて一定程度の雇用とか、そういうものが必要であると。それについては、やっぱり今掲げている数字が必要ではないかというようなことを考えております。例えば新規事業件数では、平成27年では政策案件とかいろんな関係で2事業所が開業しているわけです。これは5年間で2事業所ということを言っていますけれども、もう既に2事業者出ていますけれども、私はもうそれでは済まないというふうに考えていますし、これからもどんどん、どんどんこの事業所の部分についてはしていかなければなりません。特産品の開発ですけれども、5年間で5件ということでありますけれども、今のところスモモのドレッシングとか、タマネギのドレッシングとか、それとかいろんな形で今出ています。ということで、既に何件か出ていますけれども、これもどんどん、どんどん開発をしていかなければならないというふうに思っています。新規雇用件数も昨年は、5年間で10人ということはありましたけれども、2件で約9名の新規就労という形でしています。という形で数字は来ていますし、出ていますけれども、毎年それをきちんと前もお話ししましたけれども、それについての評価をしてかなければなりませんし、そこに甘んずることなく、次の目標達成に向けてどういうふうに考えていくのかということでもしなければいけないというふうに考えています。本当に雇用もふやすについても、新規事業あるいは企業をふやすにしても、本当に可能性とか思惑というか、思いだけでは全く無理な話でありまして、この後いろんな髙木議員からの質問もありますけれども、では具体的にどういうふうに商工業者に支援をしていくのか、どの部分が足りないのか、村内で経済循環をきちんと回していくためには出ていくところの水道の蛇口をとめなければいけませんから、入ってくる部分と、そして出る部分、そしてそれが村内で賄えるのか、それが村外へ行ってしまうのか、仕方がない部分もあるのか、これも全部やっぱりきちんと経済センサスというか、そういうことをしなければ、そのことを森永氏も言っていたわけなのですけれども、きちんと捉えるということが必要ですよというようなことで、そういうのも含めて村としても行政主導でその辺の部分をきちんと調べて、そして対応していきたいですし、具体的に新規就労者についてどういう支援ができるのか、指導あるいは起業をする方にどういうふうにしていくのかというようなことも必要ですし、その前にどういうふうに、こういうことをしたいのだけれども、これをするためにはどうしたらいいのかと。生産ラインに乗せる、あるいは販売、そういうようなルートに乗せるという、これも私は熱中小学校とか、いろんな部分人材活用、人脈を活用して、具体的に本当にその辺にもできればいいなと。あるいは、その中で例えば生産する部分をどこの部分が担っていくのか、それについては新しく起業しなければいけないという部分も含めてきちんと考えていかなければいけないというふうなことを思っています。村内のそういうような部分について、単にKPIの数字だけが動くのではなくて、その中で実質的に例えば雇用が出て、にぎわいができていますよ、企業が来ましたよ、雇用がふえましたよ、住民がふえましたよという、本当に目に見えて住民が豊かさが実感できるような、そういうような施策をどんどん、どんどん繰り広げていきたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 6番 村瀨泰伸
さらに村長の熱中小学校の期待度が今ちょっと伝わってきたところです。それは、反面行政に限界があると感じているのかどうかちょっと疑問ですけれども、そんなようなことも含めて、やはり少し今までの行政のあり方と変わってきているぞということが私もここにきて何となく感じるところでございます。そこで、2つ目の質問にありました6次化だとか、そういったブランド化、これ更別農業高校さんで信金と提携して、何品目開発されて、それをどうしていますかという話の中で一つも触れていません。再度確認しますが、私もちょっと見させてもらって、6品目開発されて、4品目がちょっと動いているのか、動いていないか別にしてもあると。2品目は、何か商品が動いているみたいな感じの話がされていました。ただ、ここを事業として結びつける役目も行政としてはもうそこまできているのかなという思いも1番目の質問とリンクしているわけなのですけれども、せっかく開発したものをどう市場にするかということは、また行政がセールスマンやれというようなことにも聞こえます。でも、本当にそういう時代なのかと思っています。これを熱中小学校でやるのかどうかは別にしても、こんなことも含めてそれの商品とするものをブランド化というところが村のある機関を統合する。これは、ほかの議員がちょっと質問するのですけれども、あらゆる機関を統合しながら、そこを一本化した中でブランド化の制定だとか商品開発を担うということは、やはりやったらいいのかなと思っているのですけれども、ブランド化についてはいいか悪いかぐらいはすぐお答えできると思いますので、最後の質問になりますからあれなのですけれども、ホームページ等の一新の中、情報発信、まさにこれが非常に大事だと思っております。それで、情報発信のあり方の中にホームページを一新する。わかりやすいというのは、こんなもの当たり前ことです。そういうことではなくて、更別村のホームページはどこからでもヒットできるというような、要するに自然を見たときにすぐ更別村がすっと出てくるとか、技術的なことについては私もわかりませんので、そこは割愛させていただきますけれども、そういうあり方ですか、ヒットのさせ方ということをかなり工夫してほしいなと思っております。それで、つながらない話かもしれませんけれども、要するに日本一だとか全国一だとかというような名称を使いながら、やはり更別の自然だとか、おいしいものだとかというのをうそ偽りのないところで発信していくことは間違っていないと思いますので、ぜひホームページのあり方についてももっと大胆に一新していただきたいと思います。そのほかの情報発信仕方の中で、ある人はホームページではなくてインターネットの中でラジオ番組みたいなことで、定期的に一方的に発信するということになりますけれども、そんなようなこともやってみたらどうですかみたいな話も実はありました。これも特定されるかもしれません。いずれにしても、いろんな手法を持って更別村というものを発信する努力をしていただきたい。ちょっとブランド化と発信方法について再度お尋ねします。
答弁 村長
今ブランド化と発信方法のところについてご質問ありましたので、お答えしたいと思います。1番目のブランド化ですけれども、最初に更別農業高校さんの信金さんといろんな連携で大手亡のジャムを使ったということで、この間信金さん見えられまして、いわゆるそれで信金さんの中での高校と連携した取り組みが大きく評価されて全国表彰をいただいたということで聞きました。信金さんもそういうような形で農業高校との連携については非常に評価をしていますし、これからもやっていきたいというような話がありました。いろんな形で、昨年も文化祭に行ったときに、これだけではないです。すごくいろんな部分を開発しているのです。廊下にも提示してありましたし、私が行ったときにはもうちょっとおくれていっただけなのですけれども、全て商品が売り切れていました。ということで、加工分解とか、いろんな部分でやっていますし、ニチロさん、エア・ウオーターさんになりますけれども、その部分も一生懸命やっていますけれども、いかんせん学校教育の範疇の中なので、つくれはしますけれども、開発はできますけれども、それを販売したり、ルートに乗せたりというところは、市場に乗せたりということは一応制約があるということなわけでございます。議員さんからもご指摘ありましたけれども、岩見沢とか、安村議員さんでしたか、ほかの高校では学校の中に販売の小さなブースを持っているところもあるよというような話もあったのですけれども、非常にクリアしなければいけない壁もあります。そこで、村としてはやっぱり今回の取り組みもそうですけれども、その辺の部分を村が担って市場にアピールする、PRするとか、あるいは流通に乗せる、あるいは商品化をして実際にそれを販売するというところを担っていくところはこれから必要だということをすごく強く認識しております。それが非常にブランド化にもつながるし、いろんな一般消費者の方からも、特に村の方からになりますけれども、夢大地もありましたけれども、村の人たちが食べようと思ったときに一体どこへ行けばいいのだと。買えないではないかと。ほかのところの人たちもそうなのです。ということで、その部分をしっかりとつくっていきたいですし、それは熱中小学校でのアンテナショップということになる部分もあるのかなと思いますけれども、ある程度その部分は検討して、工場長さんも生産ラインに乗せると。今年度中に市場に出すというふうに話をしていますので、その部分も村と協議をして、担って、ほかのいろいろと開発していらっしゃる、この間もドレッシング試食ありましたけれども、皆さん意欲的に開発しているところもあります。そんな部分も含めて、村として援助できること、あるいは市場にマーケティングとか、いろんな部分についてできるところは関係機関と連携しながら、これはやっていきたい。やりますというふうに、進めていきたいというふうに思います。あと、発信なのです。おっしゃるとおり、いろんな部分でやっぱり村に対しての、確かにテレビの放映とか、BSの放送とか、吉幾三さんの放送がまた全国放送とか、いろんな部分がありまして、かなり広まっています。更別がある程度ブランド化されていますし、ホルスタインの優勝、あるいは今回は今月の29日に小豆の部門で上更の石井さんが農林水産大臣賞を受賞されます、日本一ということでしょうけれども。その部分とか、いろんな意味で更別が大きく知名度が上がっております。これを生かさない手はないということで、何よりも最初にのぞいていただくホームページ、あるいはいろんな部分でやっぱり電波に乗せなければだめだというふうに私は思っていますので、熱中の中でも計画はしていますけれども、今CDをつくるのではなくて実際にネットに流す、そういうような村の宣伝、それも制作をしたいというふうに考えています。今年度中にそれについては取り組みを開始しますので、その部分でどんどん、どんどん宣伝をしていきたいと思いますし、ラジオ等ありますけれども、今協力隊の 氏が毎週月曜日FM―JAGAで更別村のコーナーを持っていて、更別のイベント並びにそういう特産品についての宣伝をやっています。広尾の村瀨町長は「日高晤郎ショー」に何回か出て宣伝をしていますけれども、私もそういう機会があればそういうような形で村の宣伝を進めてまいりたいというふうに思います。とりもなおさず発信が大事だということ、情報発信をしっかりしながらPRに努め、そしていろんな6次化、ブランド化も含めて、更別が本当に知名度が高く、そしてできるように、そういうような情報発信にこれからもしっかりと努めてまいりたいというふうに思っています。最初のほうに村の行政にかかわってのお話がありましたけれども、私はもう村の職員とは同じベクトルで進んでおります。今いろんな課題を解決しなければいけないのは、やはり村民のために役場があるわけですから、その部分は住民の先頭に立って、私も含めて村職員一丸となってこの課題を本当に今勝負をかけていますから、そういうような形で一目散になって同じ目標に向かって邁進しているということをご理解いただいて、私の答弁にさせていただきたいと思います。以上でございます。
質問 6番 村瀨泰伸
これで終わらせていただきますけれども、更別村の自然環境、農村環境、医療環境、教育環境、全て優位性がある村だと思っております。農業生産者や農協に実は頼ることなく、ただ協力、一体として、お互いウイン・ウインの形でぜひとも雇用の場所を生み出していただきたいと思っています。以上で終わります。◎会議時間の延長