更別村議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日
年間を通じた集いの場
2016年3月11日、更別村議会の一般質問で、太田綱基議員が「年間を通じた集いの場」について質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 太田綱基 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 太田綱基
通告に従い、質問させていただきます。質問事項ですが、年間を通じた集いの場についてです。市街地活性化事業において平成26年10月、農村公園に大型遊具をつくり、来街者の増加に結びつけ、にぎわいあるまちづくりを目指し建設されました。インパクトある大きな遊具のおかげで、昨年夏場は本当に多くの方に利用していただいたと思っております。この流れを継続していかなければならないわけですが、夏場は天候に左右されること、冬は利用できないことに問題を感じ、ここから衰退の芽が出てくると感じました。立派な遊具ができ、人が来てくれることは評価できますが、今後は継続して村に来てもらい、地域を発展、活性されることが課題だと思っております。そこで、室内遊具をつくり、年間を通じて人が集まっている場所をつくってはどうかと考えます。北海道は、夏が短く冬が長いのに、十勝に野外公園はたくさんあるのに室内公園は一つもありません。十勝に一つもない室内公園をつくることで、村内はもとより村外からも集客を見込み、継続した人の流れをつくることになり、その他さまざまな更別の発展、活性につながると考えますが、村長の意見をお聞かせください。
答弁 村長
太田議員の年間を通じた集いの場についてのご質問にお答えをいたします。村には、公園設置条例による更別農村公園、どんぐり公園が整備されております。一昨年10月にリニューアルをしました農村公園には、非常にシーズン中多数村内外からたくさんの子どもたちや親御さんたち、幼稚園等、小学校の団体に広く利用いただき、そして町なかににぎわいをもたらしているところであります。農村公園は、きれいに刈り込まれた芝生や大型遊具、水辺の施設、木陰、トイレ、駐車場が適切に配置されており、自然と季節を感じながら楽しめる人々の集いの場になっているところであります。今後も継続的に利用いただき、長く人々に愛される施設として維持していくことが必要であるというふうに考えているところであります。さて、議員の質問にあります室内遊具施設といいますか、公園ですけれども、おっしゃられるとおり、通常の公園というものは屋外にあります。天候に左右されるということ、あるいは北海道は特にそうですけれども、冬期は、冬の間は利用できないというようなことがほとんどであります。このマイナス要素を克服することができれば、通常より施設の稼働は憩いの場としてのところが非常に充実する、あるいは可能であるというふうなことが考えられるところです。しかしながら、室内公園となると公園の機能はもとより、それを覆う施設、屋根とか、いろんな部分が必要となってきます。そこに考えられるのは、暖房とか照明等のランニングコスト、そういうものがかかってくるものと考えられています。仮に採光性の高い天井とか太陽光を活用したエネルギー利用策などをとったにしても、光熱水費に係る経費はゼロではなく、相当額の経費がかかるのではないかというふうに試算されます。確かに室内というのは、天候に左右されずに冬期間も一年中通じて使用を可能にするのですけれども、公園という、公園が憩いまたは遊びを楽しむために公開された場所という概念とすることから、通常使用料は徴収しないものと考えます。そうなると、村は建設費を含め多額の負担を要するのではないかというふうに思われます。仮に使用料を徴収するとなると、採算をどこまで求めるかによってもありますし、使用料を負担してまで施設利用となると利用者も減少することが想定されます。また、これによって事業の継続が難しく、また管内において今まで取り組まれているところがないから、非常に実現性、継続性は残念ながら低いものと考えざるを得ません。十勝に一つもない室内公園をつくることで、村内はもとより村外からも集客は見込まれて活性化につながる、そのことは重々理解しております。それにかかわる設備費、ランニングコストの面において、取り組むことは逆に非常に困難な課題を抱えているというふうに考えてなければならないと思っております。おっしゃるとおり、さまざまな更別の発展、活性につながる手法として、新たな施設の整備に取り組むことも場合によっては必要ではないかというふうに考えていますけれども、現段階においては室内公園は想定をしていないところであります。今後は、村にある既存施設の有効活用、連携を図るとともに、必要に応じて施設の改修整備を行うことにより更別の発展、活性化につながるよう進めてまいりたいというふうに考えております。以上、答弁とさせていただきます。
質問 2番 太田綱基
経費がかかるということですが、では継続した流れをつくり、地域が発展するためには、村長は具体的なすべきことは何かをまずお考えでしょうか。なぜ室内公園か、継続した人の流れということですけれども、気候がもたらす影響、これは1つ目の質問で話したとおりです。そのほかに室内公園にすることにより、子どもだけではなく幅広い年代、年間を通して利用してもらえる、年間を通した使いやすさが週末はもちろんゴールデンウイーク、お盆、正月、夏休みなど、家族はもとよりおじいちゃん、おばあちゃんとも立ち寄る場所、野外にある立ち寄る場所から目的地として更別に訪れやすい場所に、にぎわいある場所になってくるわけです。子育て世代に関してもそうです。特にゼロ歳から3歳までの保育園に通わせられない親は、子どもと2人きりで家で過ごしています。その中で行く場所がなく、子どもと2人きりでいるという不安。子育てをしている中で、子どもと2人きりでまともな会話ができないという不安から、更別に、十勝全体を通しても行き場所がないことに不安を感じている現状があります。子どもを中心につくることによって、老若男女誰もが行きやすく、行きたくなる場所になると思います。そういった人の流れが交流につながり、地域づくり、協働づくりができて、情報を交換し、助け合い、共有ができるものだと思っております。このことがきのうですか、教育大綱でも掲げていた社会教育にもつながってくる、そういうことだと思っております。子ども、大人、障害のある子どもたち、さまざまな悩みを持った人たちが集える場所、子どもを中心として集える場所があることは、村民にとっての満足度というところにもつながってくると思います。そういったことを考えれば、ある程度の経費ということもかかるのはわかりますけれども、人が来てくれることによってウオームシェア、クールビズといった環境面での配慮の動きにもなります。アパートにいる、家にいる、そういったところで暖房費、村もお金も出しているところもあると思うのですけれども、そういったところにお金をかけるなら、建物にお金をかけて、ウオームシェア、クールビズの動き、環境面に配慮した動きという方向に持っていくのはどうでしょうか。子どもを中心とした取り組みが更別村民全体の集いの場になり、変化していけると思います。そして、子どもの純粋な心を通して大人が学ぶこと、そういったことはたくさんあると思いますし、大人の学びの場にもなる。そして、この思いは村長が先ほど掲げた地方自治の原点というものもここにあるのではないかなと私は思っております。村長の意見を聞かせてください。
答弁 村長
今太田議員のご指摘というか、そういうところについては私も共感できるところでありますし、非常に子育ての部分、いろんなところの部分も含めて共感できるところであります。ただ、分けて考えなければいけないのは、1つは例えば村内での子育ての環境とか、あるいはそういうコミュニケーションをとる場所、あるいはそういう交流できる場所がないかといえばそうではありません。例えばわんぱくキッズとか、あるいは遊ぼう会とか、いろんな形の中で、あるいは教育委員会が開催をします夢民講座とか、いろんな講座がありますけれども、その中に子どもたちが集い、親も集い、そしていろんな形で交流ができる。それは夏だけではなくて、冬はそういう部分も集えて、いろんな交流ができ、そして親御さんたちのコミュニケーション、あるいは放課後いろいろあるわけですけれども、なかなか居場所というのですか、そういう部分で困難を抱えている子も、わんぱくキッズとか、いろんなところ行ってみますと、ボランティアのお母さん方たちが頑張ってやっていただいて、本当にそういういい環境づくりに貢献していただいているというふうに思います。そういう面では、村のこの環境はあると思いますし、その部分はやはり充実していかなければならないというように考えます。もう一つの公園というふうな形の観点でいきますと、確かに交流人口ということで、いろんな部分でここに来てもらいたいと。人を呼び込みたいというところなのですけれども、それは村のいろんな子どもたちや親の交流とちょっと切り離して考えると、交流、必要があるかなというふうに思います。いろんなところで果たして本当にそういうことが行われていないのかというようなことで、小さな例なのですけれども、やっぱり民間のいわゆる商業ベースにのっとったというふうな部分は、例えば有料でやっているところはあります。ファンタジーキッズリゾートということで、これが展開をしているところは札幌市の厚別区にもありますけれども、新さっぽろのところにあります。室内にふわふわドームとか、いろんなグッズとか、おもちゃ、そういうようなものとか、子どもたちが遊べる場。ただし、そこの部分には有料であったり、ほかのショッピングモールと直結しているというところがある。それは、やはり商業ベースの中で、確かに集える場ではありますけれども、そういうような形で展開されているところであります。もう一つは、大田原市というところがありますけれども、ここの子ども未来館、TOKO―TOKOおおたわらというところでは子ども未来館というところがありまして、まちの中で子育て世代の社会活動を支援する目的を踏まえて、子育て世代を支援する施設やサービスを提供することにより、親子の触れ合い、子育ての負担の軽減、子どもの環境充実、子育て世代の文化活動や購買活動等の促進を図るというようなことです。大きな施設であります。ここは、しっかりしていまして、遊びをどういうふうな、子どもたちにとって遊びというのはいろいろと体力、知識、経験を養う、あるいはそれを見守る親たちが共通の時間を共有することができる。地域住民との交流相談、悩みなどの意見のそういう共有スペースとして提供しますよということで、なおかつ市街地の中心にあるということで市街化活性化に役立てるというようなことで、そういうようなところが取り組んでいるところもあります。ただ、ここは私もまだ研究はしていないですけれども、活性化協議会とか、いろんな部分で、第三セクターとは申しませんけれども、そういうような形の中で運営をされていますし、この大きなところには図書館とか、いろんなものもありますけれども、いろんな設備が室内にありまして、これはこれでまたここまで行くには大変だったと思うのですけれども、住民の方の意見集約しながら、あるいは本当にそういうものが必要なのかどうだとかという議論を重ねながら、また経営、運営形態をどういうふうにするのかという積み重ねがあってこういうふうな形になっているというふうに思います。だから、必ずしもそういうものがないというふうには言えませんけれども、ここは交流人口、あるいはここに来てもらうという点のことではまだまだ研究したりしなければわからないところがいっぱいあります。ただ、太田議員が言うようにいろんなコミュニケーションとか、子どもの成長とか、親御さんの交流とか、そういう部分では村は決してないがしろにするわけではありませんし、その部分が外の、室内遊具ということで今回は集約はされませんけれども、これから研究を重ねる中で、いろんな調査とか、そういうようなこともお互いにそういうように広げながら、少し検討していくというのですか、見ていく必要があるのかなというようなことを思います。現在のところは、すぐにそういうふうな回答とか、いろんな部分については非常に難しいということで、想定していないということで繰り返しになりますけれども、そういうふうな結論であります。以上でございます。
質問 2番 太田綱基
私は、室内公園をつくることによって交流という面でのお話もしたのですが、村長は交流ができていないわけではないと言いましたけれども、遊ぼう会に限っては週1回程度ということで、やっぱり私がこの室内公園というのはいつでもという、毎日いつでも来れる場所、週に1回とか、そういうことではなくて、長い目でいつでも来れる、友人とかも来たらすぐそういった場所に行けるという目的のもとの交流ということでございます。そのほかに団体で地域のために活躍してくれている方というのは、村長もご存じのとおりいらっしゃると思うのですけれども、そういった方々のギブ・アンド・テークというのですか、こういったことはできるよとか、逆にこういった人探しているよといった情報交換というものが僕は室内公園を通して、交流を通して、そこから掲示板なるものがあって、誰でもここでそこの情報を仕入れれば村の情報は仕入れれるというような場所を確立していくことというのが団体で活動している皆様に対しても発展していける方法だと思っております。室内遊具場に関してはまだまだ難しいところがあるということだったので、最後の質問なので、ちょっと質問の形を大型遊具というところは一緒なのですけれども、どう目立たせるか。大型遊具を人を呼び込むためにどう目立たせるかということを最後に質問したいと思います。私去年ですが、大型公園ができて、商工会青年部で自転車の無料貸し出しを行いました。その中でやはり自転車も貸し出しもした中で人との聞き取りというものもしたのですが、更別に初めて来た、公園を目的地として来た人が、ほとんどの人が一回でたどり着けなかったのです。道に迷って、公園を大型遊具という名前がついているからすぐ見つけれるものだと思ったら、なかなか見つけれなかったではないかという声をたくさん聞きました。それは、そのためには僕はまずは景観をよくするということをしなければいけないと思うのです。南1線から来ても国道から来ても、まず高規格道路からおりたとき、南1線から来たときですが、やはり開発跡地というものの今後の利活用というものはほかの議員さんの発言でプロジェクトチームをつくるということだったのですが、大型遊具を目立たせるという意味でも、まずそこを更地にしなければいけないのではないかと、僕はそういうふうに考えております。あと、勤労者会館も使い勝手が余りないような報告も出しておりますし、そういった面でもまずは更地にして、アイデアをまたゼロから考えるという考えも必要だと思います。国道側から更別の公園に向かってきた人も、村民グラウンドの防風林というのですか、あの小さい木。あそこがやっぱり邪魔になって公園を見つけれないらしいのです。なので、やっぱりあそこの風吹いたりして、グラウンドの土ぼこりとか、そういったことで対策をしているというのはわかりますが、景観、目立たせる、大型遊具で発展していくという力強い気持ちを最後にどういった発展をしていくかということを聞きたいと思います。村長が全体を通した道のつくり方、点と点を面でするといったことがどういった形なのか、またそれを大きな枠で考えればどこを軸にして考えるのか、開発跡地、公園周辺で考えるのか、もしくは更別村全体を考えて、プラムカントリーの辺にそういった面で発展を考えて今の大型遊具、パークゴルフ場、そういった面での大きい発展を考えるのかということです。私は、現在遊具、農村公園とプラムカントリーに大きな遊具が2つあるわけですが、この2つがやっぱり更別村に3つということになると、本当にインパクトの大きいもの、更別村って子どもに、すごく公園に対して力入ったものだよねという、その2つから3つに変わる力というものは、金額よりもせっかく2つあるのだから、それが3つに変わったというものはかなり大きいと思っております。その辺も踏まえて、最後どのように大型遊具を目立たせるのか、どのように発展していくのかということをお聞かせください。
答弁 村長
いろいろ大きな部分もあるのですけれども、目立たせるということについてはわかりやすいというか、そういうような看板とか、いろんなものを設置しているわけですけれども、それについてはより工夫をしていきたいと思いますし、私も実際駐車場に行って、観光バスの運転の方からも非常にわかりにくかったというお話がありました。そういう点では、部局にも伝えてありますので、またちょっといろいろと考えさせていただきたいなというふうに思います。動線の部分ですけれども、いろんないいところがあります。いろんな宝物があります。これは、やっぱり最初私がなったときにも言ったのですけれども、点と点ではなくて線で結ぶべきであると。これが今動線になってきています。だから、その部分を、動線というのは拠点がなければ動線にはなりません。ということで、それが今ma・na・caであり、大型遊具であり、そして今から利活用を進める開発跡地であり、この部分のエリアもそうですけれども、含めて総合的に考えていかなければならないというふうに思います。大きなところというか、全体として村のそういうような動線も引きながら、市街化活性化というポイントもピンポイントで絞りながら、大型遊具周辺の環境整備、それと人をいかにして呼び込むかという部分についてしっかりと考えていきたいというふうに思います。以上であります。
質問 2番 太田綱基
どうもありがとうございます。最後に、私昨年9月の道の駅の一般質問のときでも言ったのですが、そういったことで今後の注目されていることは、人々の集いの場となる道、地域の拠点、観光となる道、自己実現の道へと更別村は変化していかなければいけない。それをお伝えして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。