蘭越町議会 令和6年第3回臨時会 2024年6月20日
本町におけるエネルギー施策について
2024年6月20日、蘭越町議会の一般質問で、佐々木雄三議員が「本町におけるエネルギー施策について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木雄三 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 佐々木雄三
1番佐々木です。本町におけるエネルギー施策について、町長にお伺いいたします。本年3月に蘭越町再エネ設備導入可能性調査等事業委託に関する報告書が提出されました。それを受けて、蘭越町地域新エネルギービジョン改訂版が提出されました。どちらの資料も非常に丁寧かつ細かく説明されており、町としてのエネルギー問題に関しての前向きな姿勢が見られたと思っております。そこで、町長より、本町におけるエネルギー施策に関して、現時点での今後の取組予定についてのお考えをお聞かせください。
答弁 町長 金秀行
佐々木議員の本町におけるエネルギー施策についての御質問にお答えします。蘭越町地域新エネルギービジョン改定版におきましては、本町の二酸化炭素排出量の削減目標として、2030年度については、2013年度比マイナス43%の21,202トン削減を中期目標に、2050年度については、2013年度比マイナス79%の38,983トン削減を長期目標に掲げており、2050年度の排出量10,397トンについても、町内の森林吸収量で相殺して、2050年にゼロカーボンを達成することを目指しております。その目標の達成に向けて、改定前の新エネルギービジョンや昨年度実施した調査事業の結果を踏まえ、重点プロジェクトを設けております。もみ殻と温泉排湯を活用した熱利用については、令和3年度から既に実施をしておりますが、木質バイオマスの利活用と役場庁舎周辺の公共施設群におけるマイクログリッド構築が検討中で、公共施設における再エネ導入調査で高い導入効果が期待できるとされた幽泉閣における新エネルギー設備の導入と雪氷冷熱の冷房利用が未実施となっております。いずれも早期に実現できることが望ましいと考えておりますが、第1回定例会において、佐々木議員からの再生可能エネルギーの活用についての御質問の中でもお答えしておりますとおり、本年度は役場庁舎周辺における公共施設群のマイクログリッド事業化検討、それと第2回臨時会において補正予算を議決いただいた蘭越町再エネ設備導入可能性調査等事業の幽泉閣における新たな太陽光発電設備導入実証事業の調査を実施することとしており、次年度以降も経済産業省やその他の補助事業の活用等を検討しながら、公共施設群のマイクログリッド構築と幽泉閣における太陽光発電設備導入を優先的に実施して、町の事務事業によって排出される二酸化炭素排出量の削減を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。また、新エネルギービジョンでも触れておりますが、本町は風力、太陽光、地熱など、再生可能エネルギーの賦存量と導入ポテンシャルに恵まれた環境にございます。私といたしましても、その資源の有効利用を図るためには、民間の活力を活用して、本町におけるエネルギー施策を推進してまいりたいと考えておりますが、事業を進めるに当たっては、町民の御意見等をお聞きし、さらには議会とも相談しながら、また、環境や安全面にも十分、配慮した上で、新エネルギービジョンの基本方針に沿った、町の活性化を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 1番 佐々木雄三
ありがとうございました。町長の答弁にあったとおり、私、3月の定例会の際も再エネに関する質問をいたしました。通告書のとおり、今回、蘭越町再エネ設備導入可能性調査等事業委託報告書と、蘭越町地域新エネルギービジョン改訂版が3月に、あの定例会の後に提出されたので、改めて町長の考えを聞きたかったため、今回、質問に至りました。この地域新エネルギービジョン改訂版にはですね、各エネルギー事業についての可能性であったり、本町に導入するに当たって課題にも触れております。そこにはですね、周辺住民の協力と理解や近隣住民への配慮、景観への配慮などといった文言がありました。また、今、町長の答弁にもあったとおり、町民の意見を聞いていったり、あと議会と協力をしながらというような答弁があったと思います。やはり、こういった事業を進める、エネルギー政策の推進は必要なことと考えますが、大前提として町民の理解を深め、合意形成が必須であると思っております。3月の定例会の際、町長の答弁では、本年度はマイクログリッド構築に係る概略設計、設計と施工を同時発注するデザインビルドの要求水準の作成、自営線ネットワーク配線、配管の設備配置の検討、構築システムの作図のほか、関係機関との協議に伴う事業化に向けた課題の抽出等を行っていくと答弁がありました。事業化を検討していく中で、やはり、町長の答弁にもあったように、住民を置き去りにせず、理解と協力を得るには、周知活動であったり、啓蒙活動も必要だと私は思っております。そこで3点、質問というか、町長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。1点目。今回のこの新地域新エネルギービジョン改訂版の概略であったり、要約されたような小冊子等を作成し、町民へお配りするような予定やお考えはあるかお聞かせ願いたいと思います。今回のこの本資料を読めば、町の今後のエネルギー政策がすごい理解できるんですが、とてもページが多いんですよね。私も目を通させてもらったんですが、巻末資料を含めると約100ページありました。さらに、報告書についてはですね、こちら200ページも超えています。これを見ればすごいわかりやすく理解はできるんですが、町民全てが目を通すかというと、ちょっと疑問が残る点もあります。町民への啓蒙活動の一環として、小冊子等の検討についてお聞きしたいと思います。2点目は、再生可能エネルギーの事業推進に当たって、町民向けの勉強会や講演会、ワークショップ等の開催の予定や考えはありますでしょうか。エネルギーという私たちにとって身近で大切な話題、様々な考えを持つ方がいます。そういった声を聴ける機会にもなりますし、町民の本町におけるエネルギー政策の理解度が深まるのではないかと思います。3点目、職員のノーマイカーデーを実施してはどうかです。本年3月に蘭越町地球温暖化対策実行計画が策定されております。その中でも普及啓発の取組として明記されています。エネルギー政策を推進するに当たり、町としての前向きな姿勢と行動を示すことが、やはり町民の理解が深まるのではないかと私は思っております。今現在でも職員の方で、徒歩など、車を利用しないで通勤されている職員の方々がいることも承知しております。また、逆に、役場までの通勤距離や職務関係上、やむを得なく車通勤されている方もいることも承知しております。最初はですね、努力義務として月に1日とかでいいのかなと思ってます。ただその日にですね、役場をもし、来庁された町民の方がですね、駐車場に車が少ないな、今日はノーマイカーデーか、職員の皆さん頑張ってるんだななんて思ってくれることがあるのかなって思っております。以上、この3点について、町長のお考えをお聞かせ願います
答弁 町長 金秀行
佐々木議員の再質問にお答えします。3点の御質問でございます。1点目が地域新エネルギービジョン改訂版、それの概略、そういうものが作る予定があるかということです。私も、議員から質問があって、再度、その改訂版を見たと、これだけ厚い、これだけあるんですよね。これやっぱりそれを町民に理解してわかってもらうっていうのは、これ本当言われてるとおり、やっぱり大変なことだというふうに思ってます。ただ、ここに書かれて、町が目指す、やはり再生可能エネルギー、さらに二酸化炭素を排出する、これはやはりきちっと進めていかないとならないというふうに考えてます。そのようなことから、議員がおっしゃってる、もっと改訂版とか、概要版とか、そういうものを作成して町民に理解をしていただく、それは非常にいいアイディアだなというふうに思ってます。これについては、内部で十分検討したいと思っております。これを作った業者にですね、概要版とか、そういう部分がなると費用の面とか、そういうのもありますが、これを町民に知らせるっていう部分からいくとですね、これをただホームページとか何かに載せても、なかなか理解できないっていうのは十分言ってることはわかりますので、これは前向きに検討したいなというふうに思っているところです。それと併せて、このエネルギー施策についての勉強会、こういうものを是非、やるべきであるという御意見です。これについても大変重要なことであるなっていうふうに思ってます。いくらなんぼ関係者とか役場職員そういう部分の中でこの新エネルギー、二酸化炭素を排出していきましょうというふうに言っても、町民の協力とか、そういうものがないとなかなかこれは進んでいかない現状にあります。それと併せて、再生可能エネルギーというのは、いろいろ太陽光を含めて風力、地熱、水力、いろんなものがございます。それを、町民に理解していただくというのは大変重要なことだというふうに考えておりますので、これについても、ちょっと内部で十分検討をしたいです。って言うのは、いろんな業者に頼むだけじゃなく、上に上部団体とかね、それとか、国の機関とか、そういう部分の中でも専門を持ってる方々いらっしゃいますので、そういう方々にも相談をしながら、理解を進めていくっていうのは、職員含めて大変重要であるなということでございますので、この部分についても十分内部で検討して、よりわかりやすく、町民にこれから再生可能エネルギーを進めていく、理解をしてもらうためにも必要であるというふうに考えております。このへんについても十分検討してまいりたいと思ってます。最後、職員のノーマイカーデーの実施ということで、これも非常に良いアイディアであるというふうに思っているところです。ただ、職員にとっても、どうしても車とかですね、いろんな事情によってですね、来てる方々もおりますので、これまでも、いろいろノー残業デーとか、クールビズとか、いろんなそういう部分の中で、時代に即応した部分の中で内部で検討しながら協議をしてきた部分があります。役場職員が先頭となってこういうことをやることによって、町民に浸透するんではないかという議員のお話も十分理解するところでございますが、これ内部でいろいろまたあの上からただドンとですね、やるっていうだけではなく、そのへんのいろんな意見を聞きながらね、これは進めれれば進めたいですし、役場職員だけじゃなく、これが町民の皆さんにも徐々に浸透になるような、そんなような事業っていうか、そういうふうになっていけば非常に私としてもそういう効果が出てくるんでないかというふうに考えておりますので、この3点、非常に良い御意見等いただきましたので、このへんは十分検討したいということで、御理解を賜りたいと思います。よろしくお願いします。
議員の質問 1番 佐々木雄三
答弁ありがとうございました。1と2の点についても、町長のほうから前向きな答弁をいただけたと思います。また、3のノーマイカーデーの導入につきましても、元々、先ほど述べましたように、失礼しました。蘭越町地球温暖化対策実行計画の中に盛り込まれておりますので、是非是非、早い段階で導入をしていただけたらなと思います。ノーマイカーデーやエコ通勤、そういったものはバスや電車が整備された都市部で結構実施が多いようです。実際のところ。ですが、我々のような小さな町で職員が導入していくことで、町長答弁あったように、地域企業でも、こういったエコ通勤などが導入されたり、町民が買い物なるべく自転車で行くようになったりと、そういった動きには活発化するのかなと、そんな思いが私としてはあります。エネルギー、環境について、前向きなまち、そういった部分を前面に押し出していけたらとてもいいなと思ってます。先ほども町長答弁あったとおり、職員の皆さんはお昼休みのときだったり、そういったときは無駄な電気を消していたりとか、すごい見えない部分でも努力はしているのは承知しております。是非是非、今後そういった部分、もっともっと活発になっていけばと思っております。改めて最後に、町長のお考えをお聞かせ願います。
答弁 町長 金秀行
佐々木議員の再答弁にお答えします。ノーマイカーデーですね、非常にちょっとこの部分については十分内部で検討したいなというふうに思ってます。再生可能エネルギーの二酸化炭素排出そういう部分プラスですね、歩いてくる、そういうことによって健康にも繋がるとかですね、やっぱりそういうような部分も合わせながら、十分検討できればなというふうに思っております。それと併せて蘭越町にはいろんな資源がございます。ですから、再生可能エネルギーを進める、それプラスですね、やはり答弁で申し上げた森林整備っていうのは、これやはり重要な位置づけになっております。ですから、ただ再生可能エネルギーを、CO2を削減しただけでは、やはりゼロにはならないんですよね。森林っていうそういうものを、吸収量をプラスして、ゼロに向けて進めていくということですから、蘭越町の持っている資源、これを有効に活用して、町民がやはり再生可能エネルギーっていう蘭越町にとって環境に優しい、さらには健康もプラスしながら、そういう町になる、それをみんなでいろんな事業を通してやっていける、そんなような町にしていくことが必要ではないかなというふうに思っておりますので、議員のいただいた御意見、十分内部で検討しながら、進められるところから進めてまいりたいというふうに考えております。御理解ください。