蘭越町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日
水道施設の補修計画の策定について
2024年12月12日、蘭越町議会の一般質問で、難波修二議員が「水道施設の補修計画の策定について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 難波修二 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 難波修二
1点、質問をさせていただきます。水道施設の補修計画の策定についてでございます。本町の4地区の簡易水道は、昭和40年代から50年代にかけて整備され、配水管の総延長は約200キロにも及ぶ長大施設です。いずれの地区も布設から年数が経っているため、埋設管は相当に経年劣化が進んでいると想像され、速やかに更新が必要な箇所も多いのではないかと思われます。水道インフラは快適な町民生活の根幹ですので、防災対策上の観点からも、老朽管更新はじめ水道施設の維持補修について、しっかりと年次計画を策定し、早急に着工に取り組むべきと思いますが、町長のお考えを伺います。
答弁 町長 金秀行
難波議員の水道施設の補修計画の策定についての御質問にお答えします。本町の簡易水道事業は5系統ございまして、蘭越地区が昭和40年、目名地区が昭和43年、昆布地区が昭和49年、御成地区が昭和52年、三和地区が昭和55年に経営の許可を受け、整備されたものでございます。その後、平成23年には全ての簡易水道事業の電気計装設備を統合することにより、蘭越町簡易水道事業として維持管理を行っているところでございます。現在、5か所の浄水場と10か所の排水施設約196.6kmの水道管を管理しておりますが、御指摘のとおり、経年により施設の劣化が進んでいることから、修繕や更新を進めていくことが必要であると私も認識をしているところでございます。さて、防災対策上の観点から、水道施設の維持補修について、年次計画を立て、早期に着手すべきとの御質問でございますが、本町では1年に数か所、経年劣化が原因と考えられる漏水が発生しており、その度に復旧工事による断水が余儀なくされ、町民の方には御不便をおかけしておりますが、現在は原因発生後に修繕を行う事後保全の対応が主となっている一方で、近年では、予防保全として、過去のデータから漏水が多発している三和地区の一部、約700mの排水管の布設替工事、また令和6年度は目名の貝川地区の一部において、供用開始後、布設替えしていない区間約702mのうち293mの老朽管布設替え工事を行っているところでございます。議員御指摘のとおり、本町では公共施設等総合管理計画を策定しており、水道施設においては、安定した水の供給の観点から、予防保全型の維持管理に努めるとしております。また、今年のはじめに発生した能登半島地震が記憶に新しいところですが、近年の巨大地震により、水道施設にも甚大な被害をもたらし、その復旧に時間を要するなど、被害に遭った地域の方々の生活に影響を与えていることから、水道施設の耐震化は重要となっております。水は命の源で、人の暮らしに必要不可欠であり、重要なライフラインである水道施設の更新を含む維持補修は急務でありますが、事業実施においては、冒頭申し上げたとおり、本町は数多くの水道施設を有し、また、管路延長も長いことから、莫大な費用が必要となってまいります。今後、簡易水道事業では、水道アセットマネジメント計画や管路更新計画、施設耐震化計画など策定が急務でございますが、計画策定には2年から3年を要し、計画に係る経費については4,000万円以上かかるとされており、現在のところ、その計画に係る補助金や交付金は対象外となっております。いずれにしても、安全で安心な水の供給はもちろんのこと、町全体の水道施設の強靱化を推進していかなければなりませんが、膨大な費用が伴う整備のため、財源の確保を含めて慎重に検討してまいりたいと考えておりますので御理解を願います。以上です。
議員の質問 7番 難波修二
思いは共有してると思うんですよ。ただ、最後におっしゃられたように、そういう計画を作るにしても、財源問題があると、こういうところだと思います。つまり、これからどう直していくかという計画を作ることすらなかなか手がつけられないという実態があると、そういうことだというふうに理解をしましたけれども、だからといって手をつけないでいると、いつまでもこの状態を続きますよと、こういうことだというふうに思っております。それで、例えば、一番古い蘭越地区は、もう昭和40年ですから、もう60年経ってるんですよね。60年という年数をどう捉えるかということを非常に大事だと思うんですけれども、人間でいえば還暦を迎えているわけです。おそらく相当、管自体ももうガタがきてるぞというふうに思うのが普通だと思うんですけれども、ちょっとした地震でも、いつなんどき管が破損するということが、いつでもどこでも起きうるということだと思うんですけれども、そうなってからどうするかということを想像すると、非常に怖いなというふうに思います。したがいまして、やっぱり、今、町長の答弁ありましたけれども、更新の計画は急務だけれども、その計画を作るのにも2、3年かかると、しかも4,000万円以上かかると、その財源は補助制度がないということですけれども、そこはやっぱり捻出をしてでも、やっぱり着手をしていくという、そういうことをですね、新年度に向けて、やっぱり決意をしていただきたいなと、そんなふうに思います。そうすることによって、これから先、どう年次計画的にやっていくかということを、まずはやっぱり計画を固めるということについてですね、今から取り組んでいこうという、そういう是非、決心をしていただきたいなというふうに思いますけれども、改めてお伺いします。
答弁 町長 金秀行
難波議員の御質問にお答えします。議員の御指摘のとおりですね、水道というのは私達の生活に欠かせないものでございますから、私もその部分からいくと、古いものから順次更新していく必要があるなというところは、議員の思いと私も同じ考えでおります。ただ、今、答弁させていただいたとおり、まず今年度から水道事業っていうのは国交省のほうに移管をされたんですね。国交省のほうに移管をして、水道の整備は国交省だと、水質とかそういうものは環境省だということで、厚労省から移管をされた経過になります。その中で、いかに整備をしていくかということで、今の国庫補助事業の部分は継続はされますが、先ほど答弁させていただいたですね、アセットマネジメント計画等ですね、そういう策定が、いずれはしていかないとならないなっていう、そういう認識は持っております。ただ、これをするためには、やはり4,000万程度の単費でやっていくという部分なんです。ですから、私はまず、この事業については、いずれやりたいっていう気持ちはありますが、やはり財源をですね、これが単費だっていうことが、やはり非常にネックとなってくるので、このへんのところは関係機関の中でですね、国に要望して、やはり水道というのは欠かせないものであるから、その整備計画を立てるのにもですね、財源確保が必要だと、是非、そういう部分を講じてほしいというですね、まずそういう要請活動は絶対行っていきたいなというふうに感じております。そのような中で、状況を見ながらですね、今の中では石綿管とか古い部分があるところは、先ほど答弁したとおり、直していってます。ただし、各地区で起こる突発的な漏水事業については、漏水が起きてから直していくという状況なわけです。ただ、その部分の中でこれを全部200キロの管をですね、年次的に直してくっていうふうになると、相当な年数と費用もかかるということもありますので、まず計画を策定するに向けての国等の支援、そこを強く要請を行いながらですね、私はその事業にですね、いつの時点で着手するかっていうのは、今、この場でいついけるということは言えませんが、その必要性は感じているということで、あとは財源に伴う総合的なものが整えれば、行っていきたいなというふうに考えておりますので御理解を願いたいと思います。
議員の質問 7番 難波修二
最後にします。国の補助制度待ちだということで、それが何年続くのかっていう、そういう国がそういう重い腰を上げるかどうかということにかかってるということで果たしていいのかという思いがします。だから4,000万、4,000万です。だから2、3年で工事計画を作るとすると、単年度は4,000万じゃないということになるとすれば、やっぱり継続費で設定するとか、それは可能な予算編成はできると思うんですよね。だから、4,000万がためらうからいつまでも腰を上げられないということであってはいけないよというふうに、私は思いますので、是非、その国がそういう補助制度を新たに設けるという動きがあればまた別ですけれども、仮にないにしても、いつかの時点ではやっぱり重い腰を上げようというふうになっていってほしいなと、そういうふうに思いますので、是非、これは質問が問題提起ということになるんですけれども、やっぱり是非、もう相当、各地区とも古くなってるのに、どう、こう対応していくかっていうところで、是非、重い腰を上げてほしいということで、奮起を促して取り組んでいってほしいということで、改めてもう1回、お聞きします。
答弁 町長 金秀行
再質問にお答えします。私はまず財源があったら、まず計画を立てたいっていう、そういう思いがありますが、財源がないから計画ができないんじゃないかというふうには捉えてほしくないなというふうに思っております。やはり、計画を立てて、そのあと実行していくとなると、水道については莫大な費用がかかるっていうふうに思ってます。そうなったときに、今の水道料金、そういうものもそしたらどうなんだっていうことも考えていかなければならないというふうに思ってます。そうなると、個人の負担、そういうものも伴ってきますし、それに伴ういろんな意見、議会との相談、そういうものをしないといけないかなというふうには思っております。ですから、まず計画を立てる決断、そしてそのあとに事業をやってく整備、それと併せて、今の現状の上下水道の料金設定、そういうものもどういうかたちでですね、行っていくかということも併せて検討していかなければならないと思ってます。それと併せて、やっぱり財源っていうのが、うちの部分からいくとですね、やはり一般財源っていうのは、今の中では税金と地方交付税、あとは給付金というかたちの中で頼らざるを得ないんですよね。ですから、そこの部分の財源が、やはりある程度見込まれるとか、もう少し財源を増やすとか、そんなようなことも併せて、私はやってかないと、これから町の財政運営というのはなかなか厳しい部分があるかなっていうふうに思ってますので、水道だけに限らず、各種事業を実施していく、そういう部分の中でですね、有効な交付金、さらには財源、それを見つけて、私は是非、行っていきたいなというのと、やっぱり緊急時、そのときには何が何でもやらなきゃなりませんので、漏水が起きたとか、災害が起きたとか、そういうときには、その交付金とか何かではなく、単費でもそういうふうに直していく、そういう気持ちはありますので、御理解を願いたいと思います。いずれ、このへんについては重要な判断をしていかないとならないというふうに思っております。そのときは議会の皆さんにもいろんな部分で御相談をしながら進めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願います。以上です。
議員の質問 7番 難波修二
すいません。私が懸念してるのは、やっぱり蘭越地区ですよね。昭和40年当時、どういうふうにして管を布設してったかっていうところも定かでないような部分もあるという、そういうふうに理解をしてます。仮に、地震等が起きて、管末でどっか破損したぐらいでは不幸中の幸いですけれども、根本でいっちゃうと、そうすると、もう蘭越地区全体が、もう長期間断水という、そういうことを是非、想像してほしいなと思います。もう大混乱に陥るだろうということのためにもですね、やっぱり現在の埋設管の状況がどうなってるかということを含めて、やっぱりできるだけ速やかにですね、やっぱり改修をしていくという、そういう方向に是非、進んでほしいと、その上で、今、町長もおっしゃるように、大規模改修工事の交付金とかですね、いわゆる新しい制度がないかというところをやっぱり、むしろ調査の4,000万の財源というよりも、そのあとに来る本体工事のやっぱり補助制度は果たしてあるのかと、それこそなければ、新しく作ってほしいという運動を起こしていくとかですね、そういうことにやっぱり努めていってほしいなと、そういうふうに思いますので、是非、できるだけそういうことがこれからの議論の中で巻き起こって、1年でも早く着手をしていけるように、是非、取り組みを強力に推し進めてほしいということを要望申し上げて終わりたいと思います。
答弁 町長 金秀行
御質問にお答えします。蘭越地区っていうのは、非常に心配されてるという部分の中で、私も維持管理含めてですね、今、水道に関しては、毎年、実は令和4度も水道の漏水、さらには工事の布設替え、その中で4年、5年、6年とですね、やっぱり5,000万近く財源を投じて、今、修理等を含めているんですよね。ですから、それを大規模災害になったとき、本当にその部分のために事前に対策をとるべきだっていうのは、十分、私も理解をしているところでございます。そのような中で、先ほどから申してる財源をきちっと、そういう部分の見通しを立てた部分の中で、やはりやっていくということも、やはりこれを、基金をですね、どんどんどんどん費やして、その部分の中でやるべきなのか、それを早急にすべきなのか、いろんなそういう議論もあると思いますが、私としては、そこの部分の中で有利な交付金、さらには財源そういうものを見つけて、やはり早急に対応していかなければならないという、そういう認識は持っておりますので御理解をお願いしたいと思います。それに併せて、いろんな部分の中で、緊急時については対応していかなければなりませんので、その緊急時における対応については、私が管理者としてですね、責任持って対応してまいりたいというふうに考えております。御理解をください。