蘭越町議会 令和6年第3回臨時会 2024年6月20日
薬局の招致について
2024年6月20日、蘭越町議会の一般質問で、難波修二議員が「薬局の招致について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 難波修二 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 難波修二
2点目について御質問いたします。薬局の招致についてでございます。町内に家庭用医薬品を扱う店舗がなくなってから数年が経ちます。日常使用したい薬の購入や、ちょっとした健康相談、医療相談などに不便を感じている町民の皆さんは多いと思います。そこで、中心市街地にチェーン薬局などの招致は検討できないものでしょうか。お伺いをいたします。
答弁 町長 金秀行
難波議員の薬局の招致についての御質問にお答えいたします。かつて、町内に家庭用医薬品を取扱う店が数件ございましたが、令和2年3月からは家庭用医薬品を購入できる店舗がない状況が続いております。また、議員御指摘のとおり、以前は取扱店で健康相談や医療相談をされていた方もおられたことと思いますので、不便を感じている町民の皆さんも多いことと認識をしているところでございます。各ご家庭で医薬品が必要となった場合の現状としましては、町外のドラッグストアをはじめ、配置薬や宅配カタログ販売での購入、あるいはインターネットでも購入されていると伺っているところでございます。また、健康相談や医療相談の現状としては、町の保健師等の専門職が保健福祉センター来所時や電話、自宅訪問等で随時対応しており、蘭越診療所への通院時での医師や薬剤師による相談など、それぞれの専門職が、状況によって連携を図りながら対応させていただいているところでございます。そのような中で、中心市街地にチェーン薬局などの招致は検討できないかとの御質問でありますが、現在の薬事法における規定としては、一般用医薬品については、第1類は薬剤師、第2類と第3類は薬剤師に加えて国の資格制度による登録販売者が対応できるとされており、薬局、薬店、ドラッグストアに加えて、登録販売者が対応できるコンビニやスーパーなどでも販売できることになっております。現在、町内で薬剤師や登録販売者の条件を満たす者が常勤する店舗はございませんので、今後、町内で家庭用医薬品を買い求めれる環境を整える場合、一つは、大手ドラッグストアを招致する。二つ目に、町内のコンビニ等の店舗に登録販売者の設置をお願いする。三つ目に、蘭越診療所の院外薬局を検討する。このような3通りの方法が考えられます。大手ドラッグストアに小規模町村への参入の条件等について問い合わせたところ、近隣の市町村を含めた人口規模や購買動向、同業者の参入状況といった商圏調査を実施した上で、経営の採算が見込むことができれば検討することができると。また、採算が見込めない場合であっても自治体の補助金を含めた中で検討することも可能であるとお話しを伺ったところであります。また、町内の既存のコンビニやスーパー等による登録販売者の設置については、各商店の経営方針にも関わる事項でありますので、商店側の意向も踏まえた上での検討が必要となります。蘭越診療所の院外薬局の招致については、町としても蘭越診療所の経営の安定を図る上での一つの手段であると考えております。大手薬局の参入は、医師の処方箋による保険調剤収入を見込んだ上で、家庭用医薬品の販売も行っていただくことも考慮し、蘭越診療所の安定経営を含めた議論の中で同時に検討できればと考えているところです。いずれにいたしましても、町民が体調を崩された際に、家庭用医薬品を買い求めることができる店舗の必要性は感じております。財源、さらには条件なども伴うことから、先ほど申し上げた3通りの方法によって、要請活動も含めて内部で検討してまいりたいと考えておりますので、御理解願いたいと思います。以上です。
議員の再質問 7番 難波修二
これから再質問していこうというところまでお答えいただきましたので、非常に話がスムーズに進むんですけれども、薬局を招致するということについては、これも一般の民間の商行為ですし、相手のあることですから、行政として関わっていくということは大変難しいことだなというふうに承知をしておりますけれども、町民の保健環境の充実という観点からは大事なことだなというふうに思っておりますので、是非、その可能性について御検討をいただけないかなというふうに思っております。私、考えたのは、そういう薬局が来てくれといっても、なかなかこれはやっぱり難しいことだなと。やっぱり調剤薬局として蘭越で経営をしていくという、そういう採算性がとれなければ無理だと。だからやっぱり、それなりの来てもらう側の支援というのもやっぱり大事になるんだなというふうに思っております。そこで、これは町長も、今、答弁にありましたから、あえてまた言うんですけれども、一つの考え方として、蘭越診療所の調剤業務をどうこれからやっていくかということを、将来的には院外の調剤方式へ移行するという、そういうことも視野に入れることができるのであれば、町内に調剤薬局を招致するという、そういう可能性は極めて大きくなるのではないかなというふうに思っております。それはやっぱり現在の診療所の調剤業務を見直すことになりますので、それはやっぱり診療所の運営全体に関わることでありますので、特に、職員の雇用勤務条件の変更に伴うということにもなりますので、是非、関係者との協議を進めて、理解を得ながら慎重に取り進める必要があるなと、そういうふうに思っております。一方では、町内に調剤薬局ができるということのメリットは、非常に大きいというふうに期待もしておりますので、是非、その診療所の院外の調剤っていうことの可能性ということについて、そのことを視野に入れながら、もう一度、お考えについてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 町長 金秀行
難波議員の御質問にお答えします。議員おっしゃられたとおりですね、今現在、三つの方法があるかなというふうには考えているところです。ただ、今、蘭越診療所っていうのは、1日平均50人の利用者という部分を計画の中で運営をしております。さらに、一灯園の業務、週1回、一灯園の業務をですね、行っているという部分があります。仮に、院外薬局とした場合には、その業務プラス、一般の家庭の、一般の方々が市販薬という、そういうものを購入してくるということも考えられますので、なるべく、今の診療所から遠いとこにはなかなか建設するのは難しいんではないかなと。もし、院外薬局とするとしても、やはり近くに建設をしなければならない。そして、議員からもおっしゃられたとおり、その運営をどうしていくのかっていうことが、やはり重要になってくると思います。ですから、大手ドラッグストアが、ある程度、そういうかたちの中で委託とか、そういう部分で入ってきてくれて、そして、町からですね、それは簡単にはすぐ入ってこないと思いますが、ある程度、条件を聞いたりとか、そういう建物とか、そういうものもきっと用意しないとなかなか入ってこれないのではないかなっていうふうには思っておりますので、まず、できればこの三つの方法の中で、今後、院外薬局を設置する方法として、どこまで可能性があるのかっていうのをですね、まず、内部で検討してみたいなというふうに思ってます。急に、診療所を院外薬局にすると言ってもですね、今の体制もありますし、さらには、またあの薬剤師も含めて増やさなきゃならないのではないかなと思ったり、建物の関係もありますので、先ほど言った三つの方法で、より蘭越町内に、その院外薬局の中でですね、一般的な風邪薬ですとか、ビタミン剤が取り扱う第2類、第3類の医薬品が町内で販売される方法ですね、これをちょっともう少し内部で検討した部分の中で、また議会にもその状況等を常任委員会等の中でも報告させていただきながら、取り進めてまいりたいというのが、今現状の内部で打ち合わせしたところの内容でございます。ですから、必要性については、やはり私も、すぐ熱出たとかですね、体調を崩したというふうになれば、今はニセコか岩内のほうに行かないと、やはり市販薬がすぐって買えない状況なんですよね。ですから、できれば蘭越町内にそういうふうに扱ってくれるところがあれば一番いいなということは理解はしておりますので、それに伴う条件等を含めて十分検討してまいりたいというふうに思います。御理解を願いたいと思います。
議員の再質問 7番 難波修二
最後に、お医者さんにかかるまでもないという、そういう自分の判断で、何か良い薬をっていうふうに薬屋さんに行くっていうのは昔はあったことですよね。それがなかなかできないと。薬屋さんに行って、いろいろと相談に乗ってもらいながら、やっぱり自分なりの健康管理をしていくという、そういうことはやっぱり非常に大事なことだなというふうに思っております。ですから、薬局があれば、その薬局、薬剤師の方々に果たしていただける役割ってのは非常に大きいなと、そういうふうに思っておりますので、是非、内部で検討していただきたいというふうに思います。それと、診療所の調剤のことですけれども、一時期もう一人、薬剤師さんが来て、何かお医者さんみたいに立派な人が来たっていうふうになっただけど、すぐ辞められてしまいましたよね。結局、だから、潜在的には薬剤師の方がもう1名必要なぐらいの業務があるということだと思うんですけれども、それがやっぱり十分にそれが人材を確保できないということは、将来的にはやっぱり、非常に運営上、難しくなってくるんだなというふうに実は考えてるんですよね。ですから、今の体制が良い悪いということではなくて、安定的なそういう調剤業務はどうあるべきかという観点からも、やっぱり検討していくべきだなというふうに思っております。私も頻繁に診療所に買い物袋に一つぐらい薬をもらってきておりますので、非常に良くしてもらっておりますけれども、全体的な方向性としては、やっぱりどうあるべきかということをですね、やっぱり、今現在、そういう業務に当たっている方々がいるので、なかなかこう発言しづらいですけれども、診療所全体の方向性として、やっぱり将来的にはどうあったほうがいいのだろうかという検討を、是非ですね、診療所も含めて内部で検討していただきたいなというふうに思っておりますので、今すぐ薬局を蘭越に持って来いという、そういう要望ではありませんので、御検討いただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
答弁 町長 金秀行
難波議員の御質問にお答えします。今、議員からおっしゃられたとおりですね、診療所においても、一時は相当、薬剤師の方の負担がかかっておりました。その中で募集して、1人採用したんですが、その方は結構大きな病院の方でして、小さいそういう病院の中の薬剤っていうか、そういうものは慣れてないっていうかたちで、なかなか難しいということで、辞められました。そういう部分も含めて、薬剤師に負担がかかるということで、議会の御理解もいただいて、今、一包機というですね、機械を入れさせていただきました。それは、薬が一つの袋の中に自動的に入って一つになるということですので、今までは一つ一つの部分をお渡ししたものを、袋に一つになるものですから、かなりそういう部分の薬剤師としての手間がですね、その機械化によって省かれて、だいぶ時間外とか、そういう部分は少なくなってきているという状況となっております。非常に皆さんが御利用していただくということはありがたいということと、併せて、健康相談の部分からいくと、なかなかすぐに院外薬局というふうにいかない場合ですね、答弁で申しさせていただきました、うちの健康推進課に配置している保健師、そういう部分もですね、電話等で時間内とか、そういう部分であれば、相談とかですね、そういう部分は対応できると思いますので、そのへんのところもきちっと内部で指示をしながら、健康相談、そういうものもできる、そんなような体制もとれればというふうに考えているところです。いずれにしても、院外薬局の必要性、一般市販薬を扱える、そういうのは非常に理解をしているところです。商工会でも、何かそういうような部分でやっていただける、そんなようなこともないのか、関係機関、さらには内部で十分打ち合わせて進めたいというふうに考えております。御理解を願いたいと思います。