蘭越町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月16日
らんらん号の実証運行について
2025年9月16日、蘭越町議会の一般質問で、難波修二議員が「らんらん号の実証運行について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 難波修二 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 難波修二
7番です。らんらん号の実証運行についてお尋ねをいたします。町では、らんらん号の利便性向上のため、路線の再編成や予約によるデマンド運行への転換を目指し、本年度中に実証運行を予定していると伺っています。らんらん号の運行を持続可能なものにするために、実証運行は必要ですが、実施に当たってはバスの利用者をはじめ、町民の皆さんの理解と協力が不可欠であると思います。次の点について、現在、考えておられる内容をお聞かせください。1つ、らんらん号の路線の再編成案の内容について。2、予約型デマンド運行の仕組みや申し込み方法について。3、実証運行の実施時期及び本格運行の予定時期について。4、利用者や町民の方への周知方法について。4点、お尋ねをいたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 金秀行
難波議員のらんらん号の実証運行についての御質問にお答えをいたします。らんらん号は、交通手段のない町民生活の確保と日常生活の充実を図るため、町内5方面を運行する循環バスとして、町民の生活に大きな役割を果たしてきておりますが、近年、地域の人口減少などに伴い、利用者が少ない路線も見受けられることから、本町で設置する地域公共交通会議において、利用者の利便性の向上と将来的に持続可能な運行を見据えた協議を進めてきた中で、一部路線のデマンド化における実証運行に取組むこととしたところでございます。さて、議員の御質問の現在考えている内容についてですが、1点目のらんらん号の路線の再編成案の内容についてですが、現在、定時定路線型交通として、1号路線から5号路線を週3回、蘭越から昆布間を週5回、運航をしております。1日1便平均の利用者数が2人以下の路線も見られ、また、循環ルートのため、最初に乗車した方が60分近く乗車する区間もございます。そのため、効率的で利用者の負担軽減が図られるよう、予約があれば運行を行うデマンド運行への転換を目指し、蘭越から港を運行する5号路線においてデマンド方式による実証運行を行うよう進めているところでございます。次に、2点目の予約型デマンド運行の仕組みや申し込み方法についてですが、現在は、乗車する停留所にバスが循環する方式ですが、予約型デマンド運行では、乗車希望があれば乗車日時や乗車・降車場所など、役場に電話等により連絡をしていただくか、スマートフォンを利用して予約希望日の前日12時までに必要事項を入力することで予約を受付け、希望日時に路線内の区間を運行するという仕組みとなっております。3点目の実証運行の実施時期及び本格運行の予定時期についてですが、実施時期につきましては、10月当初から12月30日までの土日、祝日を除く3か月間を実証運行期間として計画をしており、運行日もこれまでと同様の火、水、金の3日間で運行をする計画です。また、本格運行については、実証期間における利用者の声や事業者との協議、効果の検証等を踏まえ、地域公共交通会議での意見等を参考としながら、令和8年度当初から目名方面1号路線を除く、路線、2号路線から5号路線を一部集約して、週3回、予約型デマンド運行を行いたい考えでございます。4点目の利用者や町民の方への周知方法ですが、町民向けの周知として、ふれあい通信、マチナビらんこしを活用した周知を行っており、9月16日の行政協力員文書でも周知を行っているところでございます。また、実際に利用されている方に対しては、バスの車内に予約が必要となることのお知らせや、職員がバスへ直接乗車し、説明を行うなどの周知を重点的に行い、不便、不都合を感じさせないよう、周知を徹底してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、今回の実証運行は5号路線の蘭越から港のみですので、現在利用されております方が戸惑うことのないよう利用方法を周知してまいりたいと考えております。また、利用者にとって利便性の高い交通システムの構築に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 7番 難波修二
ありがとうございました。大まかな理解をしている点、ただいまの答弁も含めて、これまでのところは私が聞き及んでいることも含めて、少し整理をして確認をしたいと思います。大まかな理解なんですけれども、現在の路線を蘭越・昆布間はそのまま残して増便をする、あるいは停留所を増やすというかたちで蘭越・昆布間は残していくと。そのほかの路線を三つのエリアに分けて、それらについては、予約運行型の体制に変えていくという、そういう大まかな再編成案であるというふうに理解をしているので、そういうことでよろしいかどうか、まずお尋ねをしたいと思います。それから、いろいろ聞き及んでいる中で、具体的ないわゆるデマンド型の予約運行の概要について、3点、伺いたいと思います。申し込みをされる方が、申し込みを希望をした場合に、その方の自宅から、あらかじめその定められている停留所までの区間を、前日までに申し込むと自宅まで来てくれると、こういうことだというふうに聞いております。それから、前日までに全く申し込みがない場合は、その日の運行はしないと。こういうことになるというふうに聞いております。それから、申し込み時間が重複しなければ、複数の申し込にも対応していくと。ですから、時間が重ならなければ、バスが行ければなんぼでもその希望される方のところに行って運行すると、こういうかたちであるというふうに聞いてるんですけども、その3点について、もう一度、それでいいかどうか確認をしたいと思います。
答弁 町長 金秀行
難波議員の再質問にお答えしたいと思います。まず最初に、議員のほうからお話、御質問がありました蘭越・昆布間、これについては、定時という部分の中で運航をしていきたいというふうに考えております。そのほかの1号路線から5号路線について、今後ですね、将来的には議員の御質問があったとおりの中でですね、予約運行型交通ということで、目名・名駒方面を西部という一つのエリア、さらには湯里を東部というエリア、そして、三和のほうを北部という、その三つのエリアに将来的には編さんを編成してですね、そこの中でデマンドを行っていければいいというふうに、将来的な部分ですが、今、地域公共交通会議の中でも皆さんの御意見を伺って、そういうふうに進めたいというふうに考えております。ただ、今回の実証運行という部分については、全て一度にですね、今のようなことをするとですね、やっぱり町民の方も戸惑うという部分もありますので、特に、5号路線っていうのは、現在運行している定時路線の中で、利用者がコンスタントにいるという、そういう区間でございます。運行距離も非常に長い。ですから、デマンド実証を実施した際の効果とか検証がですね、この路線、5路線については非常に得られるんではないかというようなことから、今回、10月から実証運行を行うのを5路線としたということでございます。そのような中で、議員から自宅まで来てくれるのかということですので、そのへんのところは非常に周知をきちっと図った部分の中で行わなければならないなというふうには考えております。今の中では、希望が前日の12時まで希望があれば自宅のほうに向かって、その行く先というか、それは最初は蘭越までです。蘭越から昆布間は定時のその分が運行してますから、そこまで蘭越までという部分の中でデマンドで送り迎えをするというかたちを取りたいというふうに考えております。それと、前日12時までの部分でなければ運休するというのはどうなのかっていう御質問ですが、今のところでいくとですね、予約をあくまでも非常に、前の日の12時までという部分ですから、それもですね、今までは少人数であっても、定時の定便というかたちで、もうずっと運航したんですよね。そのことをデマンドによって変わることによって、コストも下がるという部分もありますので、やはり予約っていうものを一番として考えて、そのないときの部分については、今の中では運休しながら状況を見るというようなことを考えております。あと、申し込みが重複した場合っていうことですが、そのへんも今の中では運行に対して支障がなければ行っていけるのではないかなというふうに思ってます。ただ、町としてもですね、初めての取り組みですし、今の運転手という部分も限りがあります。今、常時2人体制とメンテの方々の協力を得ながら5方面を運行しております。それと、蘭越・昆布間というのも運行してるので、その5路線という部分からいくと、通常は1人の運転手の方が運行するというかたちになりますので、うまくタイミングが合って、重複とか、その部分でもいけるというようなことがあれば、それは行っていきたいなというふうに思ってますし、その内容によっては1人が必ず1人そこに乗るというかたちではなく、うまくですね、その時間帯もあれば、そこで2人乗ったりとか、そこで目的地まで来るとか、そんなようなこともデマンドとして他町村でやってる部分の中ではそういうこともやってるということもお聞きしておりますので、十分、まずやってみた中で利用者の意見、そういうのも聞いて、そして令和8年度の次の段階にいける、そういうような状況を進めていければいいなというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 7番 難波修二
ありがとうございました。即、8年度から一気に変更していくということは、状況を見ながらということだというふうに理解をいたしました。ただ、お話を聞いていて、あるいはいわゆる基本的なその考え方といいますかね、らんらん号の運行がもう大きく大転換するというふうに、私は理解をしているので、利用される方々、町民の方々も、そのことによって利用が増えるとかですね、そういう方向になっていっていただければいいなというふうに思ってるんですけれども、やはり、そのことによって今後、実証実験の間は別として、具体的に令和8年度以降、動き出すとすれば、大きな町全体の皆さん、特に利用される方々への対応といいますか、対応する窓口業務のかなり複雑化っていうことが予想されるなというふうに思うんですけれども、そのためにやっぱり慎重な対応が必要ではないかなというふうに思うんですけれども、その点について、まずお尋ねをしたいと思います。
答弁 町長 金秀行
難波議員の再質問にお答えします。今回、10月かららんらん号の実証実験を行うということで、その実証実験も今までと同じ週3日間っていうかたちで行っていきたいという考え方です。今、議員からの再質問あった部分で、非常に地域公共交通というものもかなりですね、町の中で大きく変わっていく、そのように、実は町民の交通弱者の人方にとってですね、使い勝手の良い、そういう交通体系にしていかなければならないというふうには考えております。そういうふうにした場合に、今の3日間から、仮にですね、それをもうずっと毎日とか土日もしていくというふうになると、まず運転手の問題、さらにはその車両の問題、そして町が今、中心的にやってますが、その町でやるということについても、私はある程度、限界が出てくるんではないかなっていうふうには思ってます。できれば、民間の方がそういうことを担ってですね、そして今の地域公共交通というものを運行していただき、そして町がそれを支援していく、今も一部、いろんな部分の中では支援をして行っておりますが、あくまでも町が委託というかたちでやっておりますが、そこをですね、本当に民間の方々が中心となって、私はやっていただければですね、もっともっと民間の発想によって、地域交通というのも、いろんな活用がされるんではないかなというふうに思ってます。ただ、それを急にやるというふうにはなかなかならないので、デマンドを運行しながら、町内においても民間の活力というか、そういうものをいろんなところで周知をしたり、話を聞いたりしながらそちらの方向に将来的には持っていって町民の足の確保をしたいというような考え方を持っております。そのことによって、町の業務というか、その部分がですね、やはり少しでも軽減する、そういうことによって、今は業務の中でいろんな業務が多様化している部分がありますので、そこを少しでも民間の方々の力を借りればですね、違う部分の中で業務というような部分も効率的に行うことができるという考え方も持ってですね、これから進めていければというふうに考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。
議員の質問 7番 難波修二
最後にしたいと思います。町長の考え方としては、可能であれば、将来的には民間で委託なり、どういうかたちになるかわかりませんけれども、そういうかたちで進めて、町の業務の軽減を図っていくと、そういう方向を目指したいということですけれども、果たしてそうなるかどうか、それはまた違う議論になっていくのかなというふうに思うんですけれども、やはり、当面は町の関与は必要だと、そういうふうに感じます。そこで、最後の質問ですけれども、このらんらん号の運行体制の充実というのは、足の確保、町の町内の公共手段がない中では非常に重要な施策であるというふうに認識をしております。特に、高齢化が進んで、数年先には団塊の世代の方々をはじめ、多くの皆さんの免許返納なんかが進んでいくだろうと、そういうことが予想されますので、このらんらん号の運行体制の見直しは非常に時宜を得た取組みだなというふうに私は評価をしているところであります。実証運行を経て本格実施を推進していく中で、徐々に利用者が増大していくと、そういうふうに考えておりますので、予約型デマンド運行については、非常に大事だなというふうに思っておりますけれども、そのことをどこが担うかという問題は、これから非常に難しい問題になると思いますけれども、当面、やっぱり町で担当していかざるを得ないだろうと。そうなりますと、その業務は相当超過をしていくんじゃないかなと。毎日、3方面のデマンド役あるいはその調整等を担うというだけでもですね、相当業務量が増えるだろうというふうに思っております。そこで、現在、事務を担当しているのは、総務課のまちづくり推進係ですけれども、同係が所管している事務分掌というのは非常に広範で多岐に及んでおります。しかも町政推進に当たって非常に重要なものが多いと、そういうふうに理解をしております。今後、らんらん号の業務の見直しに当たっては、当面はやっぱり専任の職員配置や専用の電話回線の増設などが必要ではないかなというふうに思っておりますけれども、まずその担当する職員の体制、あるいは業務の体制を十分に配慮していく必要があるだろうというふうに考えているんですけれども、そのあたりについての町長のお考えを最後にお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 町長 金秀行
難波議員の御質問にお答えします。非常に、町の組織の関係を心配していただいた部分の中での御質問だなというふうにも考えております。10月からの実証運行については、まず、まちづくり推進係のほうでですね、5号路線というかたちですので、その予約を取りながら、どれだけの方々が利用者があるのかというようなこともきちっと推移を見ながらですね、今後に向けた人員配置ですとか、今、まちづくりが持ってる業務量とか、そういうのも含めながら、そのへんの組織機構の部分も含めて検討はしていかなければならないかなというふうには考えております。ただ、町民の足を確保するということは非常に大切なことですし、これからも年々ですね、この地域交通の重要さというか、そのことは、いろんな部分の中で必要性があるというふうに認識をしておりますので、まずは町民の方々の足を確保するために、町が何をその部分でやっていかなければならないのか、そういう中から、今、デマンドという一つの方法が実証実験として行いますので、その状況を見て、議員からおっしゃった人員の確保、さらには、私は将来的にはできれば、そういうものも担っていただける民間の方々がいればいいんですが、急にそのへんは難しいので、まずは町のほうで行って、そして業務量も見ながら配置、さらにはいろんならんらん号という、その一つの業務を確立させるような、そんなような運行体制をとっていかなければならないというふうに考えております。いずれにしても、まず10月から、これは初めてのことですし、やる、やりながらですね、いろんな利用する方々から意見も出てくると思うんですね。そういうものを内部でもきちっと調整をし、さらには地域公共交通会議の中でも皆さんの意見、そういうものもお聞きしながらですね、令和8年度からさらに拡大してやっていける、そういう体制も含めて内部で十分協議をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 7番 難波修二
最後に、実証運行の状況に是非、努力をしていただきたいなというふうに思うこと、それから公共交通会議での議論を経てですね、状況がどうだったかっていうことについては、本格実施の前に議会のほうにもですね、状況の説明を是非、お願いしたいということを申し上げて終わりたいと思います。ありがとうございました。
答弁 町長 金秀行
難波議員の御質問にお答えしたいと思います。今、10月からやる実証運行について、さらにはどれだけのいろんな効果があるとか、課題があるとか、そういうようなものを地域公共交通会議の中でですね、十分検討した中で、新年度に向けて議会の皆さんにも、そういうような状況であるというようなことをですね、是非、報告とか、そういう部分の中でお知らせできる、そういうふうには努めたいというふうに考えておりますので、御理解願いたいと思います。