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蘭越町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日

並行在来線バス転換後の運営組織について

2022年12月15日、蘭越町議会の一般質問で、難波修二議員が「並行在来線バス転換後の運営組織について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
難波修二 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 難波修二

はい。7番です。並行在来線バス転換後の運営組織について質問をさせていただきます。現在、並行在来線対策協議会では、バス運行ルート等に関する町民説明会を開催して具体的な検討を進めておりますが、運営組織などの基本的な事項についてお尋ねいたします。運営組織は、北海道及び沿線9市町で構成されるのでしょうか。運行に必要な車両は、運営組織で一括購入するのでしょうか。ルート等は4区間別に検討されていますが、運営に要する予算の執行や経費負担は、全体一括で行われるのでしょうか。バス事業者が運行を受託できる環境づくり、特に運転を担う人材の確保は絶対不可欠です。協議会として何をすべきか、今から準備を進める必要があるのではないでしょうか。この4点についてお尋ねいたします

答弁 町長 金秀行

難波議員の並行在来線バス転換後の運営組織についての御質問にお答えします。2030年度の北海道新幹線の札幌開業に伴い、バス運行となる長万部・小樽間の具体的なルートにつきましては、長万部・黒松内間、黒松内・倶知安間、倶知安・余市間及び余市・小樽間の四つの区間に分け、バス事業者も参画する区間別検討会を設置して検討・協議が進められております。先月6日に開催された北海道新幹線並行在来線対策協議会後志ブロック会議におきまして、バス運行に関する検討状況として、区間別のルート及びダイヤの検討案が示されたことから、沿線の各自治体において住民説明会などを開催しており、本町も、先月24日から今月6日まで町内5か所で説明会を開催し、住民の皆さんから御意見を伺ったところです。さて、議員から御質問のありました、1点目の組織の構成、2点目の運行に必要な車両の購入及び3点目の運営に関する予算の執行・経費負担については、現在、ブロック会議において、今後のバス事業者との協議に必要となるバスルート及びダイヤの確定を優先的に進めている状況でありまして、バス転換後の組織運営組織に関しては、まだ検討・協議が行われていないのが現状でございます。今後、バス運行による具体的な運行形態などが明らかになった時点で、必要に応じて運営組織の在り方や、車両の購入、さらには、地域負担などの考え方について、協議が進められることになるのではないかと考えております。また4点目のバス運行に必要となる人材の確保についてですが、運転主確保に向けた取組に関しましては、これまでも国や北海道、各バス事業者で行っておりますが、地域における将来の円滑なバス運行を確保する上でも欠かせない重要な課題でありますことから、早急に検討を行うよう、ブロック会議に伝えたいと考えております。今後、2030年度に向けて運営方針も徐々に示されるものと考えており、協議された部分については、引き続き情報提供に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上です。

議員の質問 7番 難波修二

1点目から3点目については、具体的な検討はこれから煮詰められると、そういうことをの答弁だろうなっていうふうに想像していたんですけれども、そういうことだなというふうに思います。バス事業者も含めた検討をこれまでもされてるという、今の答弁でしたけども、私自身の考え方をちょっとお話を申し上げて、これからの協議会での具体的な検討について、こう進めてほしいというようなですね、そういう意見も含めてちょっとお話をさせていただきたいなと、そんなふうに思っております。現在、バス運行ルートを便数とか路線とか、停留所などの検討を進めているわけですけれども、これはこれで重要なことだというふうに思っております。今の答弁ですと、そういうことを検討して、ある程度その路線が確定してからバス事業者と具体的に検討すると、そういうお話でありましたけれども、私はどういうかたちで運営の組織をつくり上げていくかというところに、非常に不安を覚えているわけでございます。これまで町や私たち議会も、時間をかけて在来線の問題を検討してきました。鉄路を残すという選択は、莫大な財政負担を考えると、残念ながら現実の問題として不可能であるということから断念をしたところでございます。断腸の思いを、町長は、2月1日付けの文書にして町民の皆さんにお配りをされたところでございます。そうしたこと、そういう取組については、本町だけではなくて、沿線の9自治体についても同様の苦悩で決断をされたものだろうと、そんなふうに思っているところでございます。言ってみますと、退路を断って臨んでいるわけですので、今は、新たなそのバス運行体制を確実に実現するという、そういう必要はあるというふうに考えております。そのためには、協議会で運行ルート、便数を決めて、バス事業者に業務を委託するという、そういう方式でいいんだろうかという、大丈夫なのかという、そういう不安を持っております。発注者と受注者という関係で、長万部・小樽間の公共交通バス路線の運行していっていいんだろうかという、そういうところが不安に思うところでございます。持続可能なことなのか、確実に、その発注者と受注者という関係が、これからもそういうかたちでやっていけるのかということについて、十分に検討する必要があるというふうに考えております。発注しました、都合で受注できませんという、そういうことはもうあってはならないわけですよね。そのためにはどうしたらいいかということを、やはり今から考えておく必要があるだろうというふうに思うわけです。鉄路維持ということでは、JRとの三セクということを想定して検討してきましたけれども、バスの運行によるということについても、バス事業者を含む三セクというそういう道を模索することはできないんだろうかと。あるいは、三セクのような強固な組織体制をつくるということが法的にも可能かどうかわかりませんけれども、そういうことを協議会として、是非、検討していくべきではないかなと、そんなふうに考えております。いわゆる協議会でこういう案で発注案を作って、それで発注しました、事業者が、いや、都合で受けられませんという、そういう脆弱の関係でこの長万部・小樽、どこもバス転換事業というものをやっていっていいのかという、そういう根本のところについての議論をやっぱりもっと深めるべきでないかなと、そういうふうに思っているところでございます。是非、協議会として、そういうところの具体的検討について、町長からも発信をして煮詰めていってほしいなと、そういうふうに思っております。もう1点は、運転手の確保についてです。これは、今の答弁にもありましたけれども、国や道やバス事業者もそれぞれ取り組んでいるということですけれども、やっぱりバス事業者だけでは解決できない問題ですので、区間全体の最重要課題と位置づけて、人材の確保と育成というそういう仕組みを、産官、できれば学も含めて、共同でですね、全く新たな制度を創設することはできないものかということについて考えております。北海道と9市町、バス事業者が共通認識を持って、今から人材の確保、育成についての準備を進めるべきだというふうに考えますけれども、この2点について、改めてお聞きしたいというふうに思います。

答弁 町長 金秀行

難波議員の御質問にお答えしたいと思います。1点目の、バス転換のかかるですね、組織体制、それを強化すべきであるという部分の御質問だと認識をしております。現在は一応、バスルートの部分を、ある程度、決定をさせて、その中でバス事業者も交えて、協議を進めていってるというような状況なんですが、非常に、議員おっしゃってる部分については、私も、やはり持続可能な地域交通をこれからも進めていくんだという部分の認識に立って、バス事業者としても、その責任を持ってですね、運営に当たってもらう、そういうようなこともしていってもらわなければならないというふうに考えておりますので、そのへんのところは、ブロック会議において十分議論をするようですね、発言してまいりたいなというふうに思っております。今、道内では、函館でやってる道南いさりび鉄道、これは三セクでやっておりますので、その分については、北海道とか沿線の市町村、そして、日本貨物鉄道株式会社、ホクレンなどが入って協議会を設置してやっているというような状況です。それと、今、昔あった胆振線って、倶知安から伊達紋別までいってる、その胆振線が廃止となったとき、これ組織は町村だけで組織をしてて、バス事業者と協定書を締結して現在行ってるという部分です。で、結構そのパターンっていうか、それが多い場合があるんですが、議員がおっしゃったとおりですね、私もバス事業者が何でもこれはこうできないとか、何できない。そうすると、沿線自治体としては、やはりきちっと運行してもらわなかったらならないものですから、なんでもただバス会社の言いなりっていうかたちでは駄目だと、やはりバス会社としても、きちっとここの路線を守ってもらうというかですね、そういう認識を持って、是非やっていってもらいたいなというふうに思ってますので、この部分については、十分、ブロック会議の中で、重要な、非常に、案件だというふうに思ってますので、組織について、どのような組織体制が望まれるのか、それは十分議論していきたいなというふうに思ってますし、その部分での発信をしていきたいというふうに思っております。それと2点目のバス運転手の確保ということで、これは本当に重要な課題でバス事業者だけではこれはなかなか解決できない部分もあるなというふうに思っております。そして、地域交通を守っていく、そのためには運転手がいないと、それはできないわけです。ですから、そこも地域としてどのような支援とかですね、いろんな協議をしながら進めていくかと、これもやはりブロック会議の中では重要な位置づけになるのではないかなというふうに思ってます。現在も、今、町村においては、赤字補填っていう部分の中で、運転手とかいろんなそういう部分も含めて、町のほうから支援を行っておりますが、その支援と、やはりこの沿線ルートの部分の交通体系っていうのはかなり違ってくる部分があると思いますので、十分運転手確保の体制、さらには要請、そういう部分も含めて、今後、協議を進めていきたいというふうに考えておりますし、私も議員からおっしゃられた、その部分は非常に大切なことだなというふうに考えておりますので、協議会の中で発信してまいりたいと。で、いろんな部分が出て、状況が出てきましたら、また議員の皆さん、町民の皆さんに情報提供、説明会、そういうものも行ってまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 7番 難波修二

ありがとうございます。最後に、もう一度お尋ねしたいと思います。組織どうしていくかということについては、やっぱり協議会全体の最も根本となる課題だと思うんですね。私は三セクを組織をするということが、果たしていいかどうか、私自身もその結論を出せませんけれども、やっぱり単なる協議会で発注をして、バス事業者がそれを受けるという、そういう従来のようなかたちのやりとりだけで、果たしてうまく持続可能なかたちにできるのかというところが最も課題だと思いますので、それについては、三セクあるいはそれにかわるような、その法定の、例えば、かたちのそのものをつくれないかということも含めてですね、おそらく、運行していくということになれば、国や道の補助金というものも受入れた、そういう運営をしていくことになると思うんです。いわゆるその、いわゆる任意の協議会というようなかたちでは進めないような気がするんですよね。ですからやっぱり、そういう一定の責任ある組織体をつくっていくということについて、是非、これからも検討していってほしいと、そういうふうに思います。最後に運転手の確保についてです。以前から、それはずっとこう、自分の頭の中で考えてたんですけども、実は、先日の道新、12月7日付けの道新で、十勝地方のバス会社に勤めている19歳の青年が、2種免許を取得して、バス運転手としてこれからやっていくと、そういう記事が載りました。これだって、私は実は思ったんですけれども、慢性的な運転手不足の解消策として、今年から2種免許の受験資格が緩和されたんですよね、従来は21歳以上で、普通免許3年以上取得のあれが必要だということだったんですけれども、今18歳以上で普通免許1年でいいと。そのかわり、特別の教育、教習課程を経なければならないという、そういうふうに大胆に緩和されたわけです。それを受けたその第1号の青年のバス運転手が誕生したという記事でした。私はこういうものを活用して、バス事業者だけがそういうことに努力をして、自治体がそれに支援で金をいくらか交付するという、そういうかたちではなくて、例えばの話ですけれども、バス事業者、あるいはその沿線自治体が、例えば任用職員として採用して、そういう資格取得のために雇用をすると。それで一定の講習を受けて、2種免許を取得したら、バス会社のほうでその方を雇用する、もちろんその訓練期間というのも必要だろうと思いますので、そういうような育成をしていく、そういうその仕組みをきちっとつくると、沿線自治体とバス事業者、その運営組織がですね、そういうようなことが、検討していくということが大事じゃないかなという気がしております。バス事業者だけに任せてはもう進めないと、いわゆるその長万部・小樽間のそのバス代替の路線をきちんと守っていくために、自治体も何をすべきかという、そういう努力をするということでは、新たな仕組みをつくっていくということを大いに検討していただきたいというふうに思います。また、ちょっとこれは蛇足的ですけれども、そのためには子どもたち小さいときから、バスの運転手に将来なるというようなですね、動機づけ、それからそのことが地域の住民の皆さんの足を守っていくと、地域交通を守る大切なその仕事に就くんだよという、そういう気持ちを育んでいくような、そういう育成プログラムっていうことも開発していくということは、これはやっぱり、沿線自治体や教育の力としてですね、大事ではないかなというふうに思いますので、是非、この点も含めて、対策協議会の場で御検討いただきたいということをお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 金秀行

難波議員の御質問にお答えします。本当、議員、非常に、良い提案というか御意見をいただいたなというふうに思っております。地域交通を、地域で守っていくっていう、その使命を各自治体としてどのように果たしていくか。ただ支援すればいいんだという、そういう部分ではなく、将来にわたってですね、きちっとした交通体系を維持していくためには、バス事業者、沿線自治体、北海道、そういうものを入った部分の中で、理想としてはそういう組織づくりをして、いさりび鉄道なんかは株式会社として、そこの部分でやっていますので、そんなようなことが可能なのかどうか、それは十分、ブロック会議の中で協議をしていきたいなというふうに思っております。バス事業者だけに、その部分を、運転手確保も含めて、やれっていうふうなかたちはなかなかやっぱり困難な現状だし、運転手不足っていうのは現実にもうあらわれてきていることですから、その沿線自治体地域として運転手の確保をどのように行っていくのか、育成も含めてですね、これはきちっとやっていかないと、地域交通を守るということが果たせないわけですから、これは、今、まだもう少し時間があるというか、何年かある中でですね、それを十分、協議会の中で協議をして、バス転換に行くときには、スムーズにそういう運行が可能な部分に持っていかなければならないというふうに、私も認識をしておりますので、これから、今、本当にまだ、協議がされてない部分ですので、十分、協議会の中で、今いただいた御意見等を含めて協議してまいりたいというふうに思っておりますので御理解願いたいと思いますし、本当にバス運転手の確保っていうのは、今やってる事業の中でも、相当な苦労をしてて、へき地交通を行ってく部分からいったら、だんだん便数が減らされてるというような、そういう状況もあるので、そこを自治体だけが、今は、自治体のバスを運行させてるというような町村もありますが、これは主要となる、根幹となるルートですから、きちっと守っていく、運行をしていける、そういう体制をつくりあげていきたいというふうに思っております。御理解願いたいと思います。

議員の質問 7番 難波修二

最後に、答弁は要りませんけれども、やはりこの長万部・小樽間というのは、全国でも初めての長距離区間のバス転換路線ということですから、それをしっかり守っていくということは極めて重要な、私たち沿線自治体にとってもですね、重要な義務だというふうに思っておりますので、是非、協議会の中で十二分に議論を尽くしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。終わります。

出典:蘭越町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる