みんなの議会

蘭越町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日

ワクチン接種の取り組みについて

2021年3月12日、蘭越町議会の一般質問で、難波修二議員が「ワクチン接種の取り組みについて」質問し、町長 金秀行、健康推進課長 山下志伸が答弁しました。

質問者
難波修二 議員
答弁者
町長 金秀行、健康推進課長 山下志伸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 難波修二

2点、質問をさせていただきます。まず一点目。ワクチン接種の取り組みについてでございます。執行方針10ページで、ワクチン接種が円滑に進むよう専門的知識を有している民間事業者の支援を受け、体制を整備して取り組みますとありますが、想定している業務の内容について、分かる範囲でお知らせください。

答弁 町長 金秀行

難波議員の、町政執行方針10ページのワクチン接種の取組についてのご質問にお答えをいたします。3月上旬から後志管内においても、医療従事者への優先接種が始まるということの情報が入っておりますけれども、各自治体が先行実施する65歳以上の高齢者へのワクチン接種について、現在、国からは、4月26日の週から全ての市町村に約500人が2回接種できる分のワクチンの出荷を開始する予定との考え方が示されております。これを受け、本町においても5月の連休明け頃から高齢者へのワクチン接種を開始する想定で、ただいま準備を進めているところでございます。各自治体へ出荷されるワクチンは、ファイザー社のものが予定されておりますが、ワクチンの効果をより高めるため、2回の接種が必要であり、接種者の接種履歴管理についても大きな課題となっております。そうした中で、羊蹄山麓7か町村は2月19日に予防接種業務に精通しております、大手医薬品メーカー、シミックホールディングス株式会社と地域包括連携協定を締結し、この度の新型コロナウイルスワクチン接種においても、連携して取組むことを確認したところでございます。具体的な連携内容については、各町村とシミックホールディングス株式会社との間で協議を進めていくこととなっております。議員、ご質問の、民間事業者から支援を受ける業務の内容についてですが、まず、本町における全体の業務内容については、接種希望者の申込受付とスケジュール管理、蘭越町保健福祉センターで予定しております集団接種の会場運営、接種後のデータ管理と大きく分けて三つの業務となります。そのうち、専門的な知識が必要とされるワクチン接種の前後における電話相談と接種の申込受付がセットとなったコールセンターの設置業務について、シミックホールディングス株式会社に委託する予定でございます。なお、接種希望者の申込受付については、返信ハガキによる申込みと、行政協力員を通じての申込み、また、電話相談がセットとなったコールセンターの設置による申込みを予定しており、接種希望者が申込みしやすいように三つの方法で対応したいと考えているところでございます。また、集団接種の会場運営に当たり、接種券のバーコードを読み取り接種履歴等を管理する予定ですが、シミックホールディングス株式会社が開発した、ワクチンの種類や接種間隔のチェック機能を有している接種記録システムと連携することで、接種履歴のデータ管理と合わせて未然に接種の間違いを防ぐことも可能となり、加えて接種履歴データは、他のシステムとも連携することができるとのことで、こうした機能を有したシステムを活用した運営管理業務についても支援を受ける予定でございます。国が構築するシステムでの接種状況の入力は、接種日ごとに常にタイムリーに情報入力をすることとなっており、日々の事務量が膨大になることが想定されますが、シミックホールディングス開発のシステムを活用すると、接種履歴等記録されたデータは、国の情報管理システムや町の管理システムへのデータ移行を含めた連携が技術的に可能となりますので、そうした入力作業量の軽減においても円滑に取り組めるものと期待をしているところでございます。新型コロナウイルスワクチン接種は、保健師が所属する健康推進課健康づくり対策係が主担当となり、取り組むことで進めておりますが、集団接種が本格化する期間は、5月から9月と想定をしております。その間、従来の成人健診、乳幼児健診、乳幼児訪問など各種保健事業についても、ワクチン接種業務と並行して実施していかなければなりません。いずれの事業についても、専門的な知識や業務が求められ、町の保健師への負担が相当増えると想定しておりますが、新型コロナワクチン接種に関して、ワクチンに精通した医薬品メーカーの支援を受け実施できることは、大変心強く期待しているところでありまして、全ての保健事業と並行し、ワクチン接種も円滑に実施できるものと考えておりますので御理解を願いたいと思います。

議員の質問 7番 難波修二

私が懸念するのはですね、今の説明で負担軽減図れるということだって理解したんですけども、今まで町が準備をしていたそのワクチン接種業務の段取りみたいのですね、それは相当苦労を重ねて、担当課でやってるなと、非常に敬意を表したいなと思っております。併せて、前回の予算の時に私、発言をして、今わかる範囲で、これをどう臨むかということについて、是非、町民に情報提供したほうがいいんじゃないかということを申し上げましたけど、早速素早くですね、3月1日付の町民への周知がなされまして、非常に多忙を極めている中でそういう努力もされているなというふうに、そういうところについては非常に感謝をしているところでございます。そこで、今、町長の説明があったんですけれども、町が行う接種業務に対して、何の部分が、どれだけその、民間の業者が協力してくれるのかというところは、正直、この間の説明会ではまったく不十分で、中身についての議論というか、それができなかったということは非常に残念だと、こんなふうに思っておりまして、今の町長の説明で、なんとなく負担軽減が図れるんだという、そういうふうに理解をしたんですけれども、実際に今まで準備を進めてきて、それがこの提携によって、今までの準備がかなりこう、また塗り直さないとならないとかですね、そういうようなことが本当になかったのかなと。さらに、そういうことが、この提携によって、さらにそのための準備、苦労しているということがないのかなと。それは仮にそうであっても、実際にこれから進めていくと、その協定によって、十二分にその今後のことを考えると、そういう業務が最終的には負担軽減されると、そういうふうに理解をしていいのかどうかということについて、改めてお伺いしたいと思います。また、今後の管理システムについては、また後で質問させていただきたいと思います。

答弁 町長 金秀行

難波議員のご質問にお答えします。先ほど答弁をいたしましたが、あくまでも接種の主体となるのは、町が主体となってやるということでございます。その中で、まず大きく3点の業務があるということで答弁をさせていただきました。接種希望者の申し込みとスケジュールの管理、さらには集団接種の会場運営、接種後のデータ管理と業務と、これについては、このように国からいろいろ指示が出た部分の中で、町として行っていかなければならないということで、これまで検討してですね、集団接種ということで、保健福祉センターを中心として進めてきた部分でございます。そこの一部を、やはり初めての経験ということもありますので、普通のワクチン接種とこれまで、町民もですね、違うという認識もありますし、職員としても、国からの情報しかないわけです。その中で本当に安全体制を取ってできるのかという不安もやっぱりあるところでございます。担当としては、いろんな国の情報から、それぞれ蘭越町として行うべき集団接種ということで、検討をしてですね、その方向で進めていきたいというふうに私も思っているところでございます。そこで、その一部を接種希望者の申し込み、先ほどコールセンターというふうに言いましたが、これはシミックホールディングス株式会社と、羊蹄山ろく7町村で包括連携をしている部分の中で、数町村でそのコールセンターを申し込んでですね、いろんなワクチンに関する情報ですとか、自分は本当にワクチンが打てるのか、こういう薬を飲んでいるから大丈夫なのかとか、そういう専門的、そういう不安をですね、まずコールセンターで確認をすることができる、最終的には国は、いろんな薬を飲んでいる方々は、主治医医のほうと相談して、これはワクチンは強制ではありませんので、判断をしていただきたいと。そういう業務を、これは保健師が全て行うという形になると相当負担があるということですので、この業務を、専門のシミックホールディングス株式会社のほうに委託をしてお願いできないかなと。で、それの時と同時に接種する、いつくらいに接種する、受付もその時点で取る、受付に関しては、先ほど御答弁申し上げたとおり、行政協力員を通した事前の申し込み、さらには各出張所、そういうものも含めた等のハガキ等申し込み、そういうような部分でいろんな方々が申し込みしやすい体制というのを取る、そこの一部をまずシミックホールディングスが担っていただくというのと、それとデータ管理です。ワクチン接種にかかる体制、さらには接種記録のデータ、接種後の履歴、いつどこで打ったかということを、実は、申込用紙にはバーコードがついておりますので、そのバーコードを、シミックホールディングスが持っているシステムは、それを読み取るだけで、だれが何時で、どこのワクチンを接種したかというのが全て記録に入ってきます。国でも今、システム管理を行うということで報道がなされておりますが、そこまで簡単にシステムを入れた中で読み取るというのは、非常に難しいというふうにお聞きしておりますし、シミックが行ったシステムを、そのまま国、さらにはいろんなところに移行しながら使えるということも考えておりますので、そういう分では私としては、職員の業務が少しでも軽減となり、そして町民の皆さんが、ワクチンを接種するための、安全で少しは安心をした、そういう体制を作ることが町としては必要であるという考え方から、業務を提携して委託してるということで進めておりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 7番 難波修二

私が一番心配するのは、今の健康推進課の、今の体制の中で大丈夫なのかなという、そういう事を心配してるんですよね。これからのこともあるんですけど、ほかの町村では、このための体制づくりということに、やっぱりこの間の担当課の説明でも、必要な人員は保健師さんが9名で、職員は7名はいる、それがどのくらいのロングランでね、そのぐらいの体制つくらなきゃならないかというのは、現状の体制ではもう無理なんじゃないかと、そういう不安があるんですね。このためのプロジェクトチームみたいな体制をつくるということが、一方では必要でないかなと思っておりまして、実際それを進めていくのは5月以降ですから、新年度のそういうことにも関わってきますけど、やっぱりその負担がかからないように、是非、配慮してほしいなというふうに思います。相対として、負担軽減につながるという方向でやっていくということについては理解をいたしました。もう1点は、その接種後の管理システムですけども、1月の補正予算で、コロナ対策費の補正で、確かシステム管理の修繕78万ぐらいありましたね。それは、データ管理を現在のその町民の健康管理システムを、そのことを反映できるようにというふうに、私はあの時理解していたんですけど、それは、シミックのそういうシステムを入れるための改修費だったのか、そうじゃなくて、純然たる今の健康推進課にあるそういう町のシステムを、ワクチン接種のために改修をしたということなのか、結局、さらにまた連動するためのね、そういうシステムの改修とかもこれから出てくるのかということの不安が一つあります。もう一つは、当日の接種のデータを入力するのは、それはあくまでも職員がやるということで、それはバーコード読み取りとかいう簡単な業務なんでしょうけれども、それについては、シミックがやるということではなくて、それは担当職員がやるというそういうことなのか、それはもしシミックとの連携がなければそこのところは無くなる、さらにまたそれもやらなくちゃならないという、今までに考えていた業務にプラスアルファで、この提携によって更に業務が増えるという、そういうことなのかとちょっとよくわからないという、そういうことがあります。もう一つは、これは審議のほどは分からないんですけど、国もそういったデータ管理をするべきだということで、それにマイナンバーカードを使うという、そういう噂みたいのはありますけれども、それについては、町のそういうデータ管理と、シミックが考えている管理と、さらに国が進めるデータ管理と、3通りできるということなのか、そのへんがよくわからないんですけど、もし分かればそのことについて教えていただきたいと思います。

答弁 町長 金秀行

難波議員のご質問にお答えします。詳細の部分については、担当課長のほうから、この後、答弁をさせたいと思いますが、全体に体制整備については、今回健康推進課が中心となりつつ、まず役場庁舎内においても、新型コロナウイルス対策本部というものを設置して、その中でワクチン接種にかかる横断的な協力体制を取っていこうということは、すでに私のほうから指示をしていますし、担当課のほうから、協力部分はこれだけ必要だ、そういう部分も含めた打合せは行っております。ただ、そこの中で、毎回ですね、協力体制取っても、それをやるとなると、やはり専門性とかですね、慣れている人じゃないと、なかなかそういうことができませんので、そのへんのところを今、内部で協議しながら、さらにはいろんな中で、ОBの方々の手伝いとかですね、そういう分も必要ではないかなと思っております。ただ、4月以降ですね、今、新型コロナワクチンの接種に関しては、そこを担当する専門の主幹、それを配置したいというふうに考えております。そこを中心となって、横断的に庁舎内での体制を取っていきながらですね、町民の皆さんに少しでもワクチン接種に協力できる体制を取りたいと考えております。それと、先ほど補正予算の関係が出ましたが、これについては、システム改修は、北海道情報センターのシステムを改修するものです。ワクチン接種に当たって、それを申込用紙、そういうものを作成するために、情報センターのほうで、共同で作業を進めてるという、その部分です。それについては、事前に町民の方に送付をしなければなりませんので、その業務を先般の補正の中で措置をしていただいて、情報センターの部分の中で、それを進めているということでございますので、御理解を願いたいと思います。それと、議員がおっしゃってた、シミックホールディングスの持ってるそのシステム、その部分と国との連動、これは十分可能だというふうに聞いております。その作業内容については、今、考えている業務内容について、もう少し詳しく、担当課長のほうからお話をさせたいと思いますので、御理解を願いたいと思います。

答弁 健康推進課長 山下志伸(健康推進課長は2024年3月まで)

はい、お答えいたします。難波議員、御心配していますデータですね、システム入力の作業が3種類もできるんじゃないかというのを御心配されていますけれど、シミックホールディングスのシステムにつきましては、先ほど町長も説明しましたけれども、接種当日に接種券というのを、先ほど言いましたけど、各個人に郵送します。クーポン券というものですけど、それにバーコードが付いてまして、それを持って来ていただいて、接種会場でバーコード読み取ります。日付、それから打つワクチンの製造番号ですね、それが瞬時にデータ化されます。それで、そのシステムなんですけども、要は接種をされた方のデータベースを作るという考えが一番分かりやすいと思うんですけど、そのデータベースを作ることによって、国で今、作成を進めています接種記録システム、これについてはデータベースですので、そのまま入力というか横流し、移行ができるというシステムというのは確認をしています。その後そのほかに町独自で管理システムも必要だということであれば、それにも当然、データベースを基にして操作可能なシステムということで、今、進めています。このシミックホールディングスの委託に関して、実は、僕たち、このワクチン接種が始まるに当たって、国からの情報でいろいろ考えてきました。一応、僕たちなりには業務、業務それぞれ、スケジュール管理から接種の会場、どういうふうに運営しようか、その後どうしようかというのを想定で作ってあったんですけども、それが支援を受けることによって、点と点が線で結ぶという感じで、そこに必要な情報もいただけますし、一番画期的なのは、システムに労力を使わなくても済むという、今の段階です。ただ、あと僕たちが、各市町村が、それと医療機関もやるんですけど、Vシステムというシステムが別にあるんですよね。これ、ワクチンの接種場所と在庫数を誰でも見れるというシステムなんですけども、そのシステムに関しても支援をいただけることになっていますので、ただ、今想定している中での話ですので、これからまたいろんな作業が出てくるかもしれませんけどを、今のところは支援をいただいて、業務量はかなりの軽減になるというふうに思いますので、御理解願いたいと思います。

議員の質問 7番 難波修二

最後に、担当課が想定していた、町独自でやるという、そういう作業のシステムが、この協定によって、ちょっと不明な点が結びつくものになるんだという、そういう、担当課としても理解をしているということで、理解をさせていただきました。いずれにしても、国のほうがどういうふうになるのか全くわからない状況で、6月中には十二分に行き渡らせることができるというふうに言ってるけども、本当にそうなんだろうかと思うところもあります。結局、延びていけば延びていくほど、我々の準備体制もずっとそのまま伸ばさなければならないということですね。そういうなかで、ますます町民の方の不安というのは募っていくと。しかも、マスコミは面白おかしくと言ったら失礼ですけれども、これでいいのかみたいなね、そういう批判をしますから、やっぱりそういうことにあおられないような、町民の皆さんへの丁寧な説明というのは、やっぱりこれからも続けていくべきだというふうに思いますので、是非、そういう点についてもこれからも発信をしていただきたいということをお願いして、質問を終わりたいと思います。もしあれば、答弁お願いします。

答弁 町長 金秀行

難波議員のご質問にお答えします。繰り返しになりますが、コロナワクチンの接種というのは、町村には初めてのことです。本当に、ノウハウが蓄積されていない、その中で、国の情報の部分の中で、今、ワクチン接種を行うというふうにしております。今回、その協定を基にですね、連携はしていただきますが、あくまでも町村のやり方というか、ワクチンを打つ、そこを大前提として、その中でシミックさんが協力していただける、そのへんのところは、担当部署とシミックさんと十分打合せをした部分の中で、現在、今、進めているというふうな部分で、御理解をいただければというふうに思っております。それと、私ども、3月1日に、情報提供ということで、町民の皆さんには新型コロナワクチン接種についてということで第1弾を出しました。実はこれ、3月15日で、まだ今ちょっと出来上がったばかりですが、第2段として、どういうかたちで今後進めていくかという、概略ですが、その事についても実は第2段で皆さんのほうに周知を図ってきたいというふうに考えております。議員もおっしゃってたとおり、私も当初、4月からすぐ65歳以上の方は接種ができるかなというかたちで考えておりましたが、どんどんどんどん延びていってる、本当に4月の26日に、まず500というのは一つ来ます。で、それをどのような方に、どういうふうに打たせればいいのか、今の当面の中では、町民で、そして入院されている方とか、その特養とか、そういう中でクラスターが発生するのが危惧される、そういう方々はやはり早めに接種をさせたほうがいいのではないかなということも含めて、今、内部で検討しておりますので、その検討した情報については、逐次、町民の方に報告を、情報提供をしてですね、いろんな対応に取り組んでまいりたい、何回も繰り返しますが、初めてのことなので、いろんな部分でのことが想定されますが、一つ一つ、その出てきた時点で連携を図りながら執り進めてまいりたいと考えておりますので、議会の皆さんにも、今回初めてのことでございますので、御協力のほう、是非お願いを申し上げたいと思います。以上です。

出典:蘭越町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる