みんなの議会

蘭越町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日

子育て支援対策の充実について

2021年3月12日、蘭越町議会の一般質問で、淀谷融議員が「子育て支援対策の充実について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
淀谷融 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 淀谷融

1番淀谷です。議員になって最初の一般質問ということで、大変緊張しております。また、今日は、朝から長時間にわたって質疑ということで、大変お疲れのことと思いますが、私が最後になりますので、もう少しお付き合い願いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、私から、子育て支援対策の充実について質問いたします。町政執行方針7ページにおいて、次代を担う子どもの育成は、重要な責務であり子ども保育の充実と子育て世代への支援に努めてまいります。と述べておられます。子育て支援に関する事業の多くは、継続事業で新たな事業としては、結婚新生活支援事業であります。令和元年10月から子ども・子育て支援新制度によりまして、保育料が3歳から5歳までの全ての子どもが無料化され、0歳から2歳までの子ども達については、住民税非課税世帯が対象とされました。また、給食費などは0歳から2歳までの非課税世帯は無償でありますが、それ以外はこれまでどおり保護者負担となっております。私はこの保護者の子育て支援対策について、もっと充実すべきではないかと考えております。その対策として次の3点に対して提言をいたします。1点目は0歳から2歳までの住民税課税世帯への保育料の助成についてでございます。一般的に乳幼児を抱える若い世代にとっては、収入等が少なく保育料等の負担が重くなっており、経済的負担を軽減するために保護者、住民税課税世帯への助成することは、考えられないか伺います。2点目は、給食費の助成対象外世帯への助成についてでございます。すでに小学生・中学生を対象に学校給食に要する費用の半額を助成しておりますが、さらなる充実を図るために、保育園児を抱える保護者へ助成することは、考えられないか伺います。3点目ですが、子育て支援基金の創設についてでございます。多くの子育て支援に関する事業を推進するために、子育て支援基金を創設してはと考えますが、町長はいかがお考えかお伺いします。以上の3点についてお伺いします。よろしくお願いします。

答弁 町長 金秀行

淀谷議員の、町政執行方針7ページ、子育て支援対策についての提言にお答えをいたします。議員から、本町の子育て支援施策について、さらなる充実の必要性から、保護者に対する経済的負担の軽減として2点、幅広い子育て活動の推進策として1点、提言をいただきました。初めに、0歳から2歳までの児童における住民税課税世帯への保育料の助成と、給食費の助成の2点の保護者に対する経済的負担の軽減に関する提言について、お答えをさせていただきます。令和元年10月から導入された保育等の無償化は、それ以前から段階的に拡充されていたものでございます、年収360万円未満世帯の負担軽減、住民税非課税世帯の第2子の完全無償化等を経まして、令和元年10月の消費税率の引上げに伴う財源を活用し、無償化が一気に加速したものでございます。その際に無償化の対象とされたのは、小学校就学前の3年間であり、年齢が3歳から5歳児までを対象といたしましたが、それまでの無償化の段階的拡充における住民税非課税世帯への対応等を踏まえて、0歳から2歳までについて、住民税非課税世帯を無償化の対象としたものでございます。こうした段階的拡充の経緯を踏まえ、国では、国会での子ども・子育て支援法の一部を改正する法律案に対する付帯決議を行っておりまして、保護者の負担が重い0歳から2歳児までの保育については、今後、安定した財源を確保しつつ、保育の必要性のあるすべての児童が無償化の対象となるよう検討を行い、所要の措置を講ずるとしたところでございます。このため、本町においては、現時点では、今後の国の制度改正の動向を注視しつつ、議員が提言された内容について、しっかりと検討してまいりたいというふうに考えております。給食費についても、現時点では、無償化の対象は、第3子以降の子や年収360円未満世帯の子に限られておりますので、これも国の制度改正の動向を注視しながら、前向きに検討していきたいと考えております。なお、現在、第2子以降の多子世帯への軽減措置においては、国は小学校就学前までの児童数のうち、0歳から2歳までの第2子を半額、第3子以降を無償としておりますが、本町では多子をカウントする年齢を18歳到達まで拡大した上で、第2子以降をすべて無償としていることから、本年度においては10名が無償化の拡充対象となっております。次に、子育て支援基金の創設について、お答えを申し上げます。子育て支援基金は、町が行う各種施策の財源に充てたり、町内の団体や個人が行う子育て活動を支援するための財源を確保することなどの目的で、全国的に取り組んでいる自治体もあります。現在、本町では、ふるさと納税において、子どもたちの育成を支援する事業へ指定寄附されたものについては、各種子育て支援事業に充当して活用をしております。議員からの提案については、今後、基金活用の有効性や、ふるさと納税の活用など財源の確保方策等について、幅広く検討してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 1番 淀谷融

ありがとうございます。今の1点目の住民税非課税世帯ということで、国の改正がされてからということの答弁だと思うんですけれども、そうではなくて、それを待つのではなくて、今、現時点で、町単独でその施策をしてはどうかということのお伺いでございます。その部分でお伺いいたします。それまで町の今、言った、国が財源の制度を改正するということになれば、何年になるか分からない、だから今の時点でどうなのか、だから、これを町単独でやってはどうかということで、提案させていただいているところです。その部分について再度お願いしたいと思います。また、2点目の給食費の部分について、同じような回答でございましたけど、この部分についてもやはり、小中学生は、これは町長が初めて、金町政になって政策的なものとして掲げたものだと思っております。それで第2期目ということでありますので、目玉として今度は乳幼児の部分に対しての助成をしてはどうかということの一つの提案でございます。それで、今、乳幼児とか、今、財政の部分にも言われておりましたけれども、小学生とか中学生の分は、予算の関係になっちゃうんだけども、過疎債、いわゆるソフト事業を使っているということで670万、この半額ですから、その小中学生は1,200万の2分の1ということで、670万の過疎債を充当することになっております。そうすると、それでは今の乳幼児とかそういうところにももし過疎債が使えるのならば、財源を確保できるのではないかと思います。そして、その過疎債を使えば7割が交付税算入される。町の持ち出しは3割だと、だから小中学生の部分と乳幼児で考えれば、それぞれの財源、計算してあるんですけども、どれぐらいになるかというのは、その部分であればなんとかなるのではないかなということでありますので、再度、2点目です。この部分。それと、最後なのですが、基金の部分なんですけども、これも検討するということで、いろいろなふるさと納税の部分とか、そういうふうに充当されてやっているということなのですが、ふるさと基金、基本的に、昨日の補正の中で、2年度の剰余金がいくらあるのか、見込みがあるのかということでお伺いしたところ、3億ぐらいということでありました。基本的に剰余金が出た場合には、財政法かな、2分の1を積立金にあげるか、繰上償還に充てるということになっているわけでありまして、今までそのぐらいの剰余金が出ている部分については、財調とか、公共施設に積み立てていると考えれば、改めて子育て支援の、そこに特化した基金を積み立ててやればいいのではないかなということを考えております。それともう一つ言えば、この基金の関係なんですけども、財源の部分についてなんですけども、昭和63年から平成元年にかけて、竹下内閣の部分でバブルが中心の時にあって、これ各町村に地域振興のためということで、1億円を国から交付されております。そして、我が町では平成元年にふるさと創生基金を設立しております。当時はすごく利率が高いので、その利息を運用して町民の海外研修ということに充てていたわけであります。それから利息が下がって、その事業が中止されております。その基金を見直しして、その財源の基金を取り崩して、新たに子育て支援基金に振り替えてやれば、1億の財源は出ると、その部分で、それと、あとはさっき言った、ふるさと納税の寄附金、これもここに充てていくということも考えられるし、そういう財源が確保できるのではないかと、だから先ほど言った、改めてですね、子育てに特化した基金を創設して、そして、その部分で今まで同様、そういう事業に補填していくと、今の学童保育、所得とか、予算から見て計算したら、だいたい昆布の給食費と合わせると880万ということになります。それで1億あれば、1年間100万としたら、10年間もつと、これを2億やると20年間もちます。単純な考えなんですけども、そういうようなことにも考えられるのではないかと、それを2分の1の助成制度にすれば、またそれ以上の期間が長くなっていくというふうに考えているわけであります。そういうことで、是非その基金で各子育て支援の関係団体とか、いろいろなことに子育て支援をしている団体にもですね、その基金を活用して補助ができる、補助なりをして支援をしていくと、まず子どもの将来、本当に宝です。またこれからも本当に、子ども達に投資をするというふうに考えていけば、そういうような政策を練ってはどうかなというふうに思っているわけですが、町長のお考えを聞きたいと思います。

答弁 町長 金秀行

淀谷議員のご質問にお答えします。私の2期目の目玉として、こういう子育て支援を是非行うべきだという、非常にありがたい言葉もいただいているところでございますが、まず、今回のご質問の部分の中で、0歳から2歳時までの児童における保育料の助成を行ってはどうかということと、それと、給食費の助成、それと基金の創設という3点のご質問をいただきました。その中で、非常に今、国ではその付帯決議のもとにですね、子ども達の、子育てする無償化というものを非常に動いておりますし、全国町村会においても決議をして、国のほうに、各省庁に要請をしている現状にございます。その中で、議員がおっしゃっているその保育料の部分をまず全額無償化できないかということについては、その財源確保というのは、その部分が過疎債に該当になるかどうか、それと、議員がおっしゃった給食費の部分についても、過疎ソフトというのは枠がございますので、全てこの給食費、実は令和3年度はこの過疎ソフトの部分の中に、この部分は充当はしていない、そういう部分の中で予算措置をしている部分もございますので、議員は財政等も非常に詳しい部分もございますので、できれば、私は、その保育料の0歳から2歳児までの無償化の部分については、国の動向等を見ながら、すぐ行っていくという部分では、ある程度財源が必要な部分で、検討が必要かなというのと、給食費については、小学校から中学生までは2分の1、それは助成をしております。令和3年度においても約670万の金額が必要となっております。今、概算ですが、それを小学校、幼稚園を含めた部分の中で、給食費のほうを助成をするというふうになると、2分の1、同じ同率として考えた時に、約300万くらいが必要かなというふうに考えると、年間1,000万くらい、その財源が必要ではないかなというふうに思っております。これについては、議員がおっしゃった、いろんな施策をもとにね、町として子育て支援を充実させていくべきだという部分については、私も非常にありがたいし、私もできるのであればそういう方向性を行っていきたいというふうに考えております。そのような中で、この給食費については、今のところ、私は前向きに検討できないかなと、それにはいろんなふるさと納税とか、議員がさっきおっしゃった、そういう基金の活用、そういう部分の中で、財源を補てんをしながら、そして町でも上積みして、そういう給食費の補助をですね、やれないか、それは内部で前向きに私は検討したいなというふうに思っているところでございます。それと、基金について、議員からふるさと創生基金、1億円、その部分があるのを振替えて子育て支援に特化した基金にすべきだという部分がございます。基金についての創設については、条例化が必要ですので、そのへんについては議員の皆さんのそれぞれのご意見、そういうものも伺いながら、将来的に子ども、子育てに充実していく、そういうまちづくりという部分は、私は、議員おっしゃっている部分は十分理解できますので、ふるさと創生から子育て支援のほうにという部分の中で、いろんな意見を聞きながら、そのへんは検討していければというふうに考えているところでございますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 1番 淀谷融

給食費については、前向きに検討ということで、なんとか令和3年度で実施していただきたいなというふうに思っております。2分の1ということでもよろしいかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。またこの所得の部分なんですけども、この部分、国の動向ということで答弁されたんですけども、この今、所得の部分については、1号認定が1階層から4階層、2号、3号については1から8階層ということで1階層は生保の方々、2階層については非課税世帯なんですけども、条例の規則を見ると、この部分でも市町村民税非課税世帯のひとり親世帯については、無料なんですけども、それ以外の部分については、料金がかかっている、条例を見た限りではなんですけども、やはりこの制度というのは高額所得者の方にとってはすごくメリットの大きい、低所得者の人はすごく保育料が、高所得者は無料なのでとっても有利なんですけども、低所得者にとってはすごくメリットが小さい、こういうふうになっているんですけども、やはりここの全部じゃなくても、階層の2階層の部分、非住民税の非課税世帯、ひとり親世帯、その他以外の分であれば、この非課税でも無料にできないか、その財源も分かるんですけども、そういう部分で、全部無料にという意味ではなくて、給食費みたく、この今負担されている2分の1とか、そういう部分でできていかないのかなと、財源は大変だと思うんですけれども、さっき言った過疎債の充当はできないということなんですけども、こういう部分でもう一度、今、国じゃなくてもうちょっとこのへんを検討できないか、全部じゃなくて、そのうちの2分の1とか、その階層によって、そこのなんぼかなんぼの部分については助成しますよと、階層区分においてね。階層の部分は所得のこれで金額変わってきているわけですから、この階層の部分で、低所得者の部分については、2分の1でも何分の1でも分からないにしても、そういうふうにして助成していっていただきたいなというふうに考えて、国を待つのではなくて、待ったらまだかかるわけで、その前にもっと町独自としてね、こういうふうにして、子育てに対して、蘭越町はこうやっているんだといってはどうかなと、高齢者とか子育ても全部一緒なんですね。大変重要なことなんですけども、高齢者の部分と比較したら、うちの場合は、子育てというのか何と言うのかな、ちょっと薄いのではないのかなと思って、今回、こういう質問させていただいたんで、だから、こういう部分に、もう少し手厚い施策をしていただきたいということでお願いして、もう一度、答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 金秀行

淀谷議員のご質問にお答えします。非常に、議員として、子育て支援の充実を図るために思い切った予算投入しながらやっていくべきだというのは、非常に私も理解するところはあるんですが、全体的な予算の部分がありますので、今、保育料の部分については、ちょっと手元に資料がございませんので、その階層別にどれくらい、仮にですね、助成がやった場合、財源が必要なのか、そういうのは内部のほうで検討をしなければならないと思いますし、仮にやるといってもですね、いろんな方々のご意見、そしてそういうものを踏まえた部分の中で私として提案するという部分がございますので、まずは、今回いただいた部分については、内部で検討させていただいて、仮にできるとしたら、これくらいの財源が必要になってきて、この財源はこういうところを活用してということを、少し内部でまとめた中で議会の皆さんにもお話をした中で、今後に向けて検討してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 1番 淀谷融

前向きな回答をありがとうございます。所得の部分については、4月から9月分は前年度の所得になりまして、10月分は当該年度からになるので、できれば、当該年度からできるまでに検討していただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

答弁 町長 金秀行

非常に、年度の中でですね、どんどん進めていただきたいという、非常にありがたい言葉もあるんですが、財源的な部分もありますので、そのへんのところは十分、検討した部分の中で、できるというような、ある程度、給食費も含めてですね、そういう考え方がまとまりましたら、議員の皆さんにも方向性、そういうものを相談して、そうしてから進めてまいりたいということで、10月から全て行うということは、ここではちょっと差し控えさせていただきますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

出典:蘭越町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日 議事録 PDF(65ページ) 間違いを知らせる