みんなの議会

大空町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日

在宅医療介護連携推進事業について

2019年6月19日、大空町議会の一般質問で、上地史隆議員が「在宅医療介護連携推進事業について」質問し、町長、福祉課参事、総務課参事が答弁しました。

質問者
上地史隆 議員
答弁者
町長、福祉課参事、総務課参事

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 上地史隆

皆様改めておはようございます。令和元年6月になり、新緑が綺麗な季節を迎えました。ですが、その前には暴風により農作物や漁業資源にも大きな被害が出ました。被害に遭われた方には心よりお見舞いを申し上げます。それでは通告に従い、一般質問に移らせていただきます。ほかの議員の方と重なる質問がありましたら、お許しいただきたいと思います。それではまず一つ目の質問です。一つ目の質問、在宅医療介護連携推進事業についてです。在宅医療・介護連携推進事業は、介護保険法の地域支援事業の包括的支援事業として位置づけられ、実施可能な地区町村は平成27年4月から先行的に取り組みを開始し、平成30年4月からは、全ての市区町村において実施することとなっております。事業はアからクの8事業で構成されており、アは、地域の医療と介護資源の把握。イは、在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討。ウは、切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制。エは、医療・介護関係者の情報共有の支援。オは、在宅医療・介護連携に関する相談支援。カは、医療・介護関係者の研修。キは、地域住民への普及啓発。クは、在宅医療・介護連携に関する関係市区町村の連携となっております。国が実施した在宅医療・介護連携推進事業の実施状況調査によりますと、市町村の取り組み状況には地域により大きなばらつきがあったほか、人口規模の小さい市町村ほど取り組みが遅れている傾向が見られております。また市町村の事業実施数が多い都道府県では、都道府県保健所による市町村支援の割合が高い傾向が見られております。このようなことからも、大空町の取り組みの現況はどうなっているのか、町長よりお伺いしたいと思います。続いて、二つ目の質問に移らせていただきます。移住・定住者の住宅対策についてです。少子高齢化が進む北海道において、移住・定住人口の確保は、地域コミュニティーを維持し、地域産業を活性化し、また、住民への行政サービスを維持していくためにも重要な課題です。道内市町村と北海道が移住・定住施策に本格的に取り組み始めてから少しずつではありますが、一定の成果を上げてきております。北海道暮らしフェアの来場者もこれまでの団塊世代中心から30代から40代、さらには20代の参加も見られ、全国的にも都市の若者が農山漁村へ向かう動きも出てきております。ですが、その一方で、道内のみならず、道外の多くの地域では限界集落など、定住人口の減少により、集落の機能維持が難しくなってきている地区が増加をしております。少子化や若年女性人口の都市部への流出によって地域の崩壊につい14ても懸念がされております。こうした状況に鑑み、移住による定住人口の増加だけではなく、現在地域に居住されている住民の流出を防ぐ定住策も併せて実施しなければなりません。今後、地域社会の維持は一層困難なことになると思われます。大空町においても、移住・定住者の受け入れ体制を整備し、住みやすい環境づくりを図るために平成17年、女満別栄町定住団地6区画、平成27年に女満別昭和定住団地15区画、東藻琴総合支所南側定住団地5区画を造成しました。その後、販売が好調なことと平成31年10月に消費税増税が予定されていることもあり、増税前の駆け込み需要も考えられることから、総合計画を前倒しし、平成30年、女満別地区に新たに10区画が造成されました。両地区ともに定住団地の現況はどうなっているのか、町長よりお聞かせいただきたいと思います。続けて、子育て世帯の住宅支援について、お聞きします。大空町の住宅に関連する施策ですが、町が分譲する宅地に住宅を新築して、移住・定住をしようとする子育て世代には、いきいき子育て支援事業として建築費用の3分の1、上限200万円を助成しております。それらも含めて、子育て世帯の住宅支援の現況はどうなっているのか、町長よりお伺いしたいと思います。以上で、最初の質問とさせていただきます。

答弁 町長

上地議員に御答弁を申し上げます。在宅医療・介護連携推進事業は、医療と介護の両方を必要とする方が、地域で暮らし続けることができるよう在宅医療と介護を提供することが目的となっております。市町村には8つの事業項目に沿って、事業を実施していくことが期待されているところであります。大空町における取り組み状況について、私から概略を申し上げ、後ほど担当から詳しく申し上げたいと存じます。1点目の資源の把握でございますが、少ないということもありまして、町内定把握はできていると認識をしてございます。2点目の対応策の検討につきましては、医師や看護師、ケアマネジャーによる連絡会を現在、月1回のペースで開催をして検討してございます。3点目の体制の構築でございますが、ここはなかなか十分できているとは言えない状況でございます。4点目の情報共有の支援といたしまして、入院時の医療機関の求めに応じまして、既存様式などを活用して連絡表を作成して対応しております。5点目の相談支援でございますが、専門の人員の配置には至っておりません。現在、包括支援センターの職員、保健師でございますけれども、保健師が相談に当たっている状況でございます。6点目の研修でございますが、平成30年度、担当保健師が参加をしているところでございます。また、住民の方への啓発についてでございますけれども、せいかつ・あんしんガイドブックでありますとか、町のホームページを活用している状況でございま15す。8点目の近隣市町村との連携という点でございますが、網走地域多職種連携チームというものの構成員と私どもの町もなっておりまして、その会議に参加をして、各市町村との連携を図っているところでございます。詳しくは後ほど担当から説明を申し上げます。次に定住・移住に関する団地造成の実績などについて申し上げます。合併前の平成17年7月、女満別町時代でございますが、女満別西3条2丁目に6区画を宅地造成いたしまして、現在4区画の売却となってございます。平成27年に女満別公園5丁目に15区画、東藻琴南区に5区画を造成いたしました。これらは、本年1月に全区画が完売となっております。また、女満別地区においては、売却が順調であったことから、平成30年度に造成地西側に12区画を造成し、現在10区画を売却しているところでございます。また、平成27年度からいきいき子育て住宅支援補助金制度を設けてございます。子どもさんがいる世帯、また夫婦いずれかが40歳未満である世帯が町の分譲宅地を購入し、2年以内に住宅を新築する場合、建設費用の3分の1、そして町内事業者が施工する場合は200万円を限度として、町外事業者の場合は100万円を限度として交付している状況にございます。こちらの実績については、担当者から説明をさせたいと思います。以上、1回目の御答弁とさせていただきます。

答弁 福祉課参事

私から1点目の在宅医療・介護連携事業の8つの事業項目の進捗状況について、御説明を申し上げます。まず1点目、地域の医療・介護の資源の把握でございます。こちらは地域の病院、歯科診療所、介護事業所等の住所や連絡先、機能等の情報を収集し、リストやマップなどを作成、地域の医療・介護関係者との共有や地域住民への提供を行うことなどが求められておりますが、本町におきましては、そう数多く事業所があるわけではございませんので、日常の情報交換の中で、各関係者とも資源量との情報は把握できるというふうに認識をしているところでございます。続いて2点目は、在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討でございます。こちらは地域の医療・介護関係団体等と現状や課題、対応策、地域で目指す理想像を共有することなどが求められておりますが、本町におきましては、関係する医師や看護師、ケアマネジャー等による連絡会を平成30年度につきましては、月1回程度のペースで開催をしまして、まずはお互いの関係性を深めるということを主眼に進めてきたところでございます。続いて3点目は、切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の構築です。こちらは在宅医療と在宅介護が夜間、休日、容態急変時の対応と切れ目なく提供される体制の構築が求められており、現在の本町の医療体制においては、簡単なことではないと思われますが、引き続き、関係機関と協議を行っていかなければならない項目であります。16続いて4点目は、医療・介護関係者の情報共有の支援です。こちらは患者や利用者の状態について、医療・介護関係者間で速やかに情報共有を行うために情報共有の方法を検討し、情報共有ツールを作成するということが求められておりますが、現在は高齢者の入院時の医療機関の求めに応じまして、担当するケアマネジャーが参考様式や各事業所等の既存様式などを活用しまして連絡表を作成し、情報共有するなどしているところでございます。続いて5点目につきましては、在宅医療・介護関係者に関する相談支援です。こちらは、この事業を進めるに当たりまして、関係事業者からの相談を受け付け、その対応の支援を行うことが求められておりまして、医療及び介護の知識や経験を持つものを配置することが望ましいとされておりますが、そのような人員の配置には至っておらず、地域包括支援センターの職員が対応にあたる体制となっているところでございます。続いて6点目は、医療・介護関係者の研修でございます。こちらは研修などを通じ多職種が共通の課題や困難な状況を理解し、かつ解決のプロセスを共有しながら同じ方向に向かっていく手法を体得したり、それぞれの職種がお互いの分野についての知識を身につけることが求められております。本町では、網走地域多職種連携チームという広域組織が主催する研修会に参加をしておりまして、30年度には人生の最終段階における医療やケアと題した講演会に担当保健師が参加をし、在宅医療や看取りについての考え方や事例について学んできたところであります。続いて7点目は、地域住民への普及啓発です。こちらは地域住民が在宅医療や介護について理解するための講演会の開催や在宅医療・介護で受けられるサービス内容や利用方法等を載せたパンフレットの作成、ホームページへの掲載などが求められております。本町では、病院や診療所の基本情報、介護保険の制度や仕組み、利用できるサービスの内容や各種支援制度などをせいかつ・あんしんガイドブックやホームページで紹介しております。また、今年度、地域住民を対象とした講演会の開催を予定しているところでございます。最後の8点目は、在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携です。こちらは共通の情報共有の方法など広域連携が必要な事項につきまして、地域の実情に応じて検討することが求められております。本町では、斜網地区エリアの歯科医師会、ケアマネ連絡協議会、病院などで構成されております網走地域多職種連携チームの構成員となっておりまして、年2回程度開催される会議に参加し、各地域での課題や取り組みについての情報共有を行ったところでございます。以上、本町における8つの事業項目の実施状況の説明とさせていただきます。

答弁 総務課参事

私からは、これまでのいきいき子育て住宅支援制度の交付実績について御説明させていただきます。平成28年度につきましては、町内事業者による施工が5件、町外事業者による施工が3件の計8件。平成29年につきましては、町内に事業者4件、町外事業者2件の計6件。平成30年度につきましては、17町内事業者2件の町外事業者0件の計2件。本年度につきましては、本日現在で町内事業者1件の計1件。これまでの合計が計17件。金額にいたしまして2,900万円の補助金を交付させていただいております。なお、制度の施行自体は、平成27年7月31日からでございますが、平成27年度の申請実績はございません。以上です。

質問 上地史隆

医療・介護連携推進事業について、新たに質問をさせていただきたいなと。実施状況8事業の項目については、町長または参事より実施状況をお聞かせいただきました。その中で改めて質問をさせていただきたいと思います。まず1点目でありますが、医療・介護連携推進事業の取り組みの中に説明でもありましたが、地域の医療機関、介護事業所の資源の把握と。その項目の中で地域の医療機関、介護事業所の情報の収集また情報整理し、リストやマップ等の媒体を用いて情報を共有活用するという項目だったと思いますが、その中で、リストは小さな事業所なので把握はできていると説明も受けました。リスト化はできているんだろうなと。ですがマップ等についてはまだできてないのではないかなとそのように感じております。やはり医療・介護事業所の方との情報共有としても、マップとか、そういうものを作成したほうがいいのではないかと。あと地域住民の周知についてもマップ等を用いて、医療、介護事業所の情報機能なども載せてあげると後々の周知にも使えるように思うんですよね。そのことについて改めてお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 町長

町で作成しております資料というのは、どちらかというと、独りよがりになってしまって、担当者が十分分かっている中で、でき上がっている資料ということが往々にしてあろうかと思います。多分御指摘のことでいいますと、医療施設、介護施設、それぞれリストとしては書かれているのだけれども、ちゃんと丁寧な説明になっているかというところの御指摘かなと、そのように思います。私自身も、こういった医療と介護、言えば別の制度からスタートしているものですから、その縦割りの表現などもあるのではないかと、そのように感じたところもございます。そういった配慮に欠ける部分もあるように感じましたので、御指摘のマップ、またこの必要性も十分理解できますので、今後この点を踏まえまして改善をしてまいりたいと、そのように思います。先ほど言いましたホームページでありますとか、せいかつ・あんしんガイドブック、これの掲載などについても、工夫をさせていただきたいと存じます。

質問 上地史隆

マップの作成等については、町長が言われたように町独自の使いやすいもの作っていただきたいなと。あとは医療、介護関係者の方の意見も反映させていただきたいなと、そのことについてはお願いしたいと思います。そして、改めて他の項目について、お聞きをしたいと思います。8事業あるので、何点か似たようなところもあるので、まとめて質問をさせて18いただきますが、その中で、地域住民への普及啓発という項目があります。その中で地域住民を対象にしたシンポジウム等の開催、または在宅の看取りについての講演会等の開催があります。ですが、現在できていないだろうなと。説明の中で今年検討したいということもありましたが、そのことについてどうお考えなのか、改めてお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 町長

シンポジウムにつきましては、今年度開催を予定してございます。できるだけ多くの方が参加いただけるよう、今考えておりますのは、先ほど御答弁で申し上げました網走地域多職種連携チーム、そういった方々に情報提供しながら、そこと共催するような形の方策も、現在、道を探っているところでございます。そうしますと、そういった方々からの情報発信によりまして、さらに多くの方に参加をいただけるのではないかと、そのように考えているところでございます。また、関係者の情報共有ということもこれ必要なことだと思っておりまして、町独自の情報を共有する連絡表というものを作成していく、その中で、より多くの関係者の方に、この事業なり、この取り組みの必要性というものも伝わっていけばと思ってございます。また看取りの関係でありますけども、昨年、保健師がそういった関係の研修会にも参加をしてきているということであります。本来でありますと、最後を自宅で迎えたいと希望する方が非常に多いのではないかと思いますけれども、現実はといいますと、結果的に病院で最期を迎える方の数の方が圧倒的に多いというのが実態ではないかと思います。在宅での医療でありますとか介護、さらには看取りを進めるということであればですね、当然、ご家族の理解、また医療機関の理解や取り組みといったものが不可欠というように思ってございます。現在町内の医療機関では、急性期病床でありますとか、療養型病床の確保、さらには地域に根差した診療に務めていただいてございます。さらに訪問診療や往診にも取り組んでくださっている現状もございます。ただ在宅医療に全てを一気に舵を切るということはなかなか難しいことではないかと思ってございます。そんな中で、地域の医療機関や介護の機関と今後も協力しながら、どういう形ができれば、そういうところに大勢の皆さんの希望に沿うのかということを検討しながら協力して進めてまいりたいと考えているところでございます。

質問 上地史隆

他の項目について改めてお聞きしたいと思います。研修については、町長より網走地域多職種連携チームの方で在宅の看取りについてなどの研修も保健師の方が受けているということでありました。その中で改めてお聞きしたいと思うんですが、地域の関係者の関係構築、人材育成の中の一つの項目で介護職を対象とした医療関連の研修を行うということがあります。その点については今回の説明ではまだできていないように、そのように感じております。19確かに広域の研修でせっかく保健師の方が勉強して学んでくると。ですがそれが周りに広がらなければ、さっき言った在宅の体制、医療・介護の連携についても、もう少し進めていくには必要ではないかなと。やはり独自で町でそのように、確かに地域で集まってケア会議月1回やっているということもお聞きをしました。ですが、せっかく研修を受けて学んだんですから、そういう福祉の現場の方を招いて研修を行うべきではないかと。実際福祉の現場の方でなかなか日程の調整もできませんし、ほかの市町村にいって勉強をするっていうのもなかなか難しいことがあります。ですが、ほかの職種の方もスキルアップ、技能をつけていかなければ、よくよく連携と言っても偏ったものになるんではないかと私はそのように感じております。そのことについてどのようにお考えか改めてお聞きかせください。

答弁 町長

確かに広域の研修会というものが開催をされておりまして、先ほど保健師なども参加をしていると御答弁を申し上げました。これらの会議につきましては医療機関や介護機関、医師会に対して案内があったわけでありますので、そういったところから数多くの方々が参加をしていけば、同じ意識に立てるということもあるのかもしれませんけれども、議員御指摘のように医療機関、介護機関いずれも大変多忙な状況もあって、希望した方が全てそういった研修会に参加できていたかというと、そうではないような場面も多いのではないかと思ってございます。現在開催しておりますその連絡会、ケア会議そういったものの中で、研修してきた者が、例えばフィードバックをして、さらにそういった考え方を、また、いろいろな内容を広げていくということも必要でしょうし、さらにその会議の中に第三者である方々を呼んで、その場を研修会として開催をしていくというような手法もあるのではないかなと思います。そうしますと、遠く広域の会議に出るばかりではなく、地元であっても、いろいろな情報を吸収できる、情報交換ができる、さらに地域の課題を洗い出していけるということにつながるのではないかと。今後は、町民の方々にこういった取り組みを知ってもらうことはもちろんでありますけれども、携わっているその従事者の方々、そういった方々の質や量を広げていくためにも取り組みが必要ではないかと考えてございますので、先ほど言ったような取り組みから進めて、これらを拡大してまいりたいと考えているところでございます。

質問 上地史隆

ぜひ独自のものを作っていただきたいと。また現場の医療・介護関係者の方とも意見を混ぜ合いながら進めていただければと思います。医療・介護連携推進事業については、これで質問を終わらせていただきたいと思います。続いて、定住団地のことについて、改めて質問をしたいと思います。説明の中で、私も最初の質問の中で10区画と平成30年、間違えました。12画でありました。失礼しました。説明の中で売れ行きは好調なんだなと。実際、残ってい20るとしても、新しい区画が2区画。そして栄町の方は、最初に造成したところですけど2区画残っているということでありました。最初の質問のときにも言ったように、移住・定住の方を受け入れる体制としてはやはり定住団地は大きな役目を果たしているんだろうなと私自身は思っております。そのように売れ行きが好調の中で、またそのような方を受け入れる体制のためにも、今後造成する考えはあるのか。考えがありましたらどうかお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長

平成17年の女満別、27年、30年の大空町での造成。これらは、その一昔前に行っていた市街地郊外に農地などの土地を求め、それを宅地化にするという手法ではございませんでした。既存の職員住宅や町営住宅などが建っていたところを解体したあとの町有地ということで、その活用という手法をとらせていただいたわけであります。それはなぜかと申しますと、当然造成に大きな費用が掛かるということもありますけれども、郊外にまとまった土地を求め続けていけば、市街地の中の空洞化というものも起きてしまうということがありますので、既存宅地であったものを、さらに別な形での宅地として提供する手法ということで取り組んだところでございます。そんなことですので、現時点で、そういった団地可能な町有地が十分に見当たっておりません。当面は市街地に点在しております町有地を区画割りして分譲するという方策を考えているところであります。一つの場所に10区画というようなものはございませんけれども、町内に1区画もしくは2区画程度確保できるような、そういった宅地を幾らか有してございます。今、私どもで把握をしているだけで、先ほどの売れ残っていると言ったら失礼なんですけども、まだ、分譲していないところ以外に、女満別地区で6区画から7区画程度は確保できそうだと思っておりますし、東藻琴地区でも7区画程度は確保ができるのではないか。こういったものを、分譲要件を加えながら売却していくということをまずは進めてみたいと、そのように考えているところでございます。

質問 上地史隆

町長より定住団地の造成についてお考えを聞かせいただきました。確かに町長が言われるように市街地に空いた土地を有効活用していただくようにしていただきたいなと。また、財政状況もあるのでなかなか難しいこともあるんだろうなと、そのように感じました。定住団地についてはこれで質問を終わらせていただきたいと思います。続いて最後になりますが、子育て世帯の住宅支援のことについて、改めてお聞かせをいただきたいと思います。確かに町内の事業所の方で最大200万円、町外100万円と。実施状況は約2,700万だったと思うんですけど説明の中でお聞きをしました。掛かった金額と件数が17件だったと思うんですが、もし間違ったら申しわけないんですが、その中で、改めてお聞かせをいただきたいと思うんですが、実際、子育てに特化しなければ、移住・定住だと民間賃貸に最大月211万円、36カ月分、そして住み替え促進20万円、そして空き家バンクに登録された中古物件を購入した場合20万円で改修を1年以内に行った場合30万円、3分の1だったと思うんです。ですが、その中で子育て特化したものを作っていただきたいなと私はそのように思います。なぜかというと、実際中古物件を購入していただいて、今、リノベーション、改修ですね、改修などをして暮らす人が増えておりますし、そのような流れも流行ってきております。ですが、実際、それだけではなく、町内会の活性化にもつながると思いますし、空き家対策にも将来的にはつながってくると思うんですよね。実際、そのようなところに若い人に空き家を買ってもらって入ってもらう、そうしたらそれだけではなくて、町内会は、高齢化しておりますから、そこに若い人が入っていただく。そうしたら地域の活性にもつながると。私はやはり、もう少し子育てに特化したものに支援をするべきではないかとそのように感じております。実際、そのようなお考えはないのか、改めてお聞きかせください。

答弁 町長

確かに子育て世代に特化したものではありませんけれども、平成20年度から空き家等への住み替え助成制度というものを創設してございます。これは、先ほど言いましたように町なかの空洞化が少しずつ進展してきていると。外側に、これは町有地に限らず、団地を新しくつくるというよりは、まず町の中の空洞化をとめる施策を先に講じて定着させていかなければならないと思って取り組んだところでございます。空き家等の情報台帳に登録されている住宅を借り受けたり、または購入して住み替えた方々に対して、購入した場合については2分の1の相当額上限20万円、また1年以内に改修をした場合については2分の1、さらに上限30万円、最大で50万円の助成金となる制度を作ってございます。また、総合戦略の中で、民間の賃貸住宅に町外から来られて住まわれた方々、ある一定の期間、月額1万円を助成するということで、定住や移住を促進してきているところでございます。御指摘をいただいた制度というものは、子育て世代にとっては移住していただくための一つの要件と言いましょうか、ポイントになるものと思ってございます。また、地域の活性化に繋がるという点でも同様かと、御指摘のとおりかと思っております。新しい団地を造りますと、当然同じような年代の方がそこに住まわれるのは当然で、一緒に御高齢化していくということになりますので、移られたときには近所で子どもたちの声がたくさん聞こえる団地であっても、そこから10年、20年と経過していく中で、全体の皆さん方が御高齢化してしまう。新たな御家庭を誘致していかなければ、地域の町内会としての活性化というところも遠のいてしまうように思います。また、住まわれなくなってしまうところが放置といましょうか、続いてしまいますと、空き家ということでまた別な側面での課題も出てくるということになってございますので、確かに町中にそういう住まわれなくなった住宅を上手に次の世代の方々に提供していくという方策があっても、22確かにいいのではないかなと、そのように考えてございます。今年が総合戦略の見直し年になります。今までも、先ほど言った制度などは総合戦略の位置づけで推進をしてきているわけでありますけれども、御指摘の関係についても、今回、その総合戦略を見直す中で、加えて考えてみたい、そのように思うところでございます。確かに、実際に新しく建てはしないけれども、中古物件を買われて、住まわれているという若い世代の方々、いらっしゃるわけでありますので、そこを促進させるということも一つの手だてではないかと、そのように感じるところでございます。十分意を受けて、それらの効果が出るような施策に結びつけていきたいと思います。

質問 上地史隆

ぜひ、子育てに特化したというか、注目して支援をしていただきたいなと。実際に町長が言われたように前向きに考えていただけると、総合計画の見直しもあるということなので、ぜひ検討していただきたいなと。実際、空き家が、長年放置されれば、せっかくいい家も最終的には解体補助最大50万円の助成ですけど、そのような支出も出てきます。将来的に見通しを考えたら、やはりそのような助成をしていただきたいなと。そのようにお願い申し上げたいなと。せっかく子育て関連の施策もうまくいっている中で、近隣の市町村の中でも私たちの町はしているほうだと思います。ですが、せっかくですけど、住宅に住んでもらう、町に住んでもらわなければ、そのようなすばらしい施策も無駄になってしまいます。ですから、是非検討していただきたいなと思います。以上で終わります。

答弁 町長

今後、総合戦略の見直しの中で、御指摘の発案について検討させていただきたいと思います。その時々において、また御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと存じます。

出典:大空町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる