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大空町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月8日

今後の大空町のごみ処理について

2019年3月8日、大空町議会の一般質問で、上地史隆議員が「今後の大空町のごみ処理について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
上地史隆 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 上地史隆

はい、3番。皆様おはようございます。3月に入り、町内にも少しずつ暖かい日差しが射すようになりました。進学や就職のために新たにスタートを切られる方もいらっしゃると思います。私自身も新たな気持ちを持って議会活動に取り組んでまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。それでは通告に従い一般質問に移らせていただきます。後に御登壇される方と質問が重なることがありましたら御容赦いただきたいと思います。今回の質問ですが、今後の大空町のごみ処理についてです。大空町一般廃棄物処理基本計画の資料に基づいて、質問をさせていただきます。この計画の中にある一般廃棄物最終処分場の埋立可能容量についてですが、女満別住吉にある大空町最終処分場の埋立可能容量は、平成16年の供用開始時の3万4,900立米に対し、平成26年は1万7,862立米と既に半分程度を利用している状況です。平成28年8月の試算では、最終覆土を考慮した中での残余容量は1万5,151立米で、今後も年間約1,000トン規模の最終処分量が発生した場合には、供用開始から約20年後の平成37年には限界に達すると2想定がされております。そのようなことからも、現状の埋立可能容量はどのくらいなのかお聞かせいただきたいと思います。続いて、女満別中央にあるリサイクルセンターについてお聞きします。平成11年に供用が開始され、今年で約20年が経過しようとしています。このことからも、施設の老朽化により、資源物の処理作業に影響が出ていないのかお聞かせいただきたいと思います。続いて、東藻琴にある一般廃棄物焼却処理施設についてお聞きします。この施設は昭和59年8月から東藻琴で供用を開始し、平成15年にダイオキシン対策として800度以上の高熱による焼却が法に定められたことから、焼却施設の改造整備が行われ、約16年が経過しようとしています。このことからも施設の老朽化により、一般廃棄物の焼却処理作業に影響は出ていないのかをお聞かせいただきたいと思います。以上3点で最初の質問とさせていただきます。町長より併せてお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長

上地議員からの一般質問にお答えを申し上げたいと思います。一般廃棄物最終処分場は平成16年に供用を開始し、計画期間である15年が経過しようとしております。分別の徹底でありますとか減容処理などにより、今後5年程度の延命が図られる見通しとなっております。埋立可能容量3万4,900立米に対し、昨年の9月末時点で1万5,167立米、率にいたしますと43.5%となっております。処分場閉鎖時に必要な最終覆土量3,196立米を差し引きますと約1万2,000立米が今後の埋め立て可能容量となります。29年度に導入をいたしました油圧ショベルの活用や委託業者が粗大ごみを手作業で分別し破砕処理するなど減容化が図られ、平成28年度までは年間3,000立米前後でしたけれども、平成29年度1,300立米、本年度は1,800立米と減少してきている状況でございます。また、トン数も平成28年度まで年間1,000トンを超えておりましたけれども、平成29年度916トン、本年度も2月末現在で692トンと減少しております。リサイクルセンターは、平成11年の供用開始から20年が経過し、施設、設備とも老朽化が進んでおります。施設については随時修繕を実施しております。各種機械についても、修繕や機械本体の更新を行ってきているところであります。今年度も発泡スチロール減容機を新たに更新をさせていただきました。機械や設備の故障によりまして作業がストップするなど、影響が出ていることは否めないところでございます。焼却処理施設は、平成15年の改造整備後16年が経過いたしました。修繕や部品交換など内容はさまざまでございますが、10年間の平均で見ますと年間2,300万円ほど修繕工事を実施しております。委託業者において点検を行っており、長期に稼働を停止しなければならないような故障は起きておりません。焼却炉は日曜日を除き、ほぼ毎日稼働しております。分別が徹底され可燃ごみが高質3化し、焼却温度が上昇しやすく投入量を調整し、温度の上昇を抑制しておりますが、焼却炉への負担というものは大きくなってきている現状でございます。いずれの施設につきましても、維持費用が増嵩しておりますことから、今後は手数料の見直しなども検討していく時期に来ているのではないかと感じているところでございます。御答弁とさせていただきます。

再質問 上地史隆

最終処分場について再質問をさせていただきたいと思います。町長より、現在の状況などもお聞かせいただきました。徹底した分別減容処理を行うことで5年ほど延命も図られると、そのようにもお聞きしました。で、現状としては1万2,000立米ほど、まだ最終覆土を含めて余裕があるんではないかと、そのようなことも適切にお聞かせいただきました。ですから、ごみの量は減ってきているということではありますが、私が危惧しているのは、災害廃棄物の問題。処理計画の中で課題にもありますけど、町政執行方針で災害廃棄物の処理計画を作成しないのかと私が質問した経緯もあって、今回、計画策定を進めてまいりたいというふうに前向きな取り組みをされているんだなと、そのことに対しては評価をしたいと思うんですけど、災害廃棄物の課題があります。実際、地震、台風、津波、豪雨などにより一時的にごみ処理が困難になった場合、それだけではなく、急増的にごみが発生した場合などに備え、比較的余裕を見た新たな施設の整備を検討していく必要があるのではないかと私はそのように思っております。それだけではなく、供用開始するまでの施設を整備する年数があります。スケジュール案が処理計画の中で、仮の案ではありますけど、それによりますと、一応スケジュールの案なんですけど2017年に施設整備構想を策定、そして2020年に施設整備計画策定、2021年に調査実施設計、そして2022年に各種設置に対しての届け出の書類の作成、そして2023年、2024年に実際に建設工事2カ年、そして2025年、平成37年に建設工事着手と、一応案ではありますけどそれだけ時間を要するんではないかと、私はそのように思っております。ですから、できるだけ早急に新たな施設を整備するのか、または広域で処理をするのか、そのようなことも検討していかなければならないと思いますが、このことについて、どのようにお考えがあるのか、改めてお聞かせをください。

答弁 町長

前の議会におきまして、災害廃棄物処理計画策定をお約束をさせていただきました。当然こういったものを策定してまいりますと、そういった非常時における廃棄物の処理量というものも出てくるかと、そのように考えます。また、新たに最終処分場を整備するには時間が掛かると、これは議員御指摘のとおりでございます。私どもといたしましても、最低でも計画段階から設置供用開始までには5年程度掛かるものと判断をしているところであります。そんなことから、平成29年2月に次期処分場の候補地町内調査をいたしまして、3カ所選定をいたしました。29年の11月にそれらを基に基本構想を作成いたしたと4ころでございます。そのときの候補地といたしましては、住吉、日進、東藻琴この3カ所でございました。コンサルに掛けました評価の中ではですね、点数付けをするんですけれども、評価点数では住吉、日進、東藻琴という順で評価点数が高かったということになります。しかし、議員が御指摘のとおり、町内で整備をするという方法もございますし、ごみ処理については基本、国は広域での処理ということも念頭に、いろいろな補助金などの制度もございます。そういったことを考えますと、近隣市町村との広域処理という考え方も出てこようかと思います。それらも含めて、先ずは方向性をしっかりと出していかなければならないと考えております。そのことに、平成31年度取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

再質問 上地史隆

コンサルティング会社によって候補地の方も評価していただいた、選定していただいて、3カ所ほど候補地があるということもお聞かせをいただきました。で、私が改めて危惧するのは、早期に検討していただきたいと思うんですけど、実際に候補地としても、地域住民と説明・協議を行っていかなければならない時間を要すると思うんです。そして先ほど言われたように広域にやっていくと言っても、関連する部署と緊密に協議を重ねていかなければいけないと、そのようなことからも思った以上に年数とかも掛かるし、供用開始まで時間が掛かるんではないかと、そのように心配をしております。そのことについて改めてどのようにお考えなのか、お聞かせをいただきたいと思います。

再質問 上地史隆

3番。廃棄物の関係につきましては、生活に密着する問題でございます。町民皆さんの生活に支障の来すことのないよう、早期に先ず方向性というものをしっかりと持って、さらにいずれにいたしましても、地域の住民の方々に説明をしていく、臨んでいかなければならない。これは、町内で造るとした場合であっても広域であったとしても同じようなことが必要ではないかと、そのように考えております。そういったところに立ち至れるようにですね、早期にその方向性を決定してまいりたいと思っておりますので、議員のまた御指導も賜りますようにお願いを申し上げたいと思います。

再質問 上地史隆

3番。最終処分場については、これで質問を終了したいと思いますが、町長言われたように、住民の生活へ支障を来たさないように適切に早期に進められるものは進めていただきたいと思います。続いて、リサイクルセンターについて再質問をさせていただきたいと思います。施設の現状についてもお聞きしました。発泡スチロールの減容機なども故障して補正を組んで購入をいたしました。で、私が思うのは、施設の現状についてはお聞きかせいただいたんですが、これまで部分的な修繕で対応してきたと思うんですが、万全な処理体制の構築や再資源化率の向上、維持のためにも、新たに施設5をしっかりと、備品も含めてですけど、整備を行っていかなければいけないと思いますが、今後そのような方向性について、お考えがありましたらお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 町長

現時点ではリサイクルセンターにつきましては、計画的な修繕、それと機械などの更新、これを適正に努めながら可能な限り延命化を図ってまいりたいと考えているところでございます。現在の総合計画の中でもですね、新たに建てるというところまでまだ踏み込んで実施計画を持っているわけではございません。先ほど一般廃棄物の埋め立てに関する最終処分場について町内で独立して造るのか、広域なのか、そういうお話もさせていただきました。また、現在焼却施設も大空町にはございますので、今後のその取り扱いによってですね、広域で行うのか、どの部分を、例えば、広域の場合は、他の市町村にお願いするのか、もしくは、うちで単独でやるとした場合にはどういったごみをそこに埋め立てていくのか、そういうことの方向性をしっかりと定めた中で、リサイクルセンターのその後の使い方、今後の延命の仕方、もしくは再整備を必要ということが出てくるのではないかなと、そのように考えてございます。ですので、ごみ全体を通しまして、検討した中で、このリサイクルセンターの今後の扱い方というものを決定してまいりたいと、それより考えているところでございます。

再質問 上地史隆

3番。リサイクルセンターについて再質問させていただきます。施設の方は適切に、今後対応していただくようしていただければと思います。次は、これに関連してなんですけど、リサイクル率のことについて改めてお聞きしたいと思います。平成22年から津別町と広域で生ごみの堆肥化を行うことによって、私たちの町はリサイクル率約35%まで上昇しました。平成26年の数値でも34.7%、全道が24.6%で、全国が20.6%と、それらと比較しても比較的高い水準ではあります。ですが、他の市町村でも問題になっているのは、高齢化が進むにあたり障害、または要支援、要介護者の方などが増えるにあたって、分別がなかなか難しくなってきていると、そのような問題も出てきております。私たちの町も今後そのような問題が少しずつではありますが、進んでくるのではないかと、そのように危惧をしておりますが、このことについてどうお考えかお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長

確かに、私どもの町の現在のリサイクル率というのは、大体35%程度でここ数年間維持されているというふうに分析してございます。現在6区分で17種別で分別をお願いしておりますが、これ以上細分化するというのは、なかなか難しいかなと、そのように考えております。皆様の御理解により、協力をいただいているものですから、例えばその高齢者の方は分別しなくていいというようなことというのは難しいと思っております。6ただ、どんな分類の仕方がいいのか、先進事例もあろうかと思います。といいますのは、このリサイクル、ごみの処理というものについては、全国的な課題であると、そのように認識をしておりますので、道内に限らず、いろんな事例があるのではないかと、そのように考えております。私の知る限りではごみ収集を行わないで、町民の方が全部持ち込みで、さらにそこに職員を置いて、その職員とともに分別をしながら、いろんなリサイクルに回していくというような町村もあると聞いております。そういった全国の先進事例などにも学んでみたいと思ってございます。ただ今時点で、私どもの町の高齢の方々が十分分別が出来ていないというふうに私自身は感じておりません。今もなかなか分別が徹底されていなくて、ごみ収集にならないというようなごみがありますけれども、私が思っておりますのは、それは御高齢の方に限らずですね、場合によっては若い世代の方々、いろいろな所から私どもの町に移られた、今までの分別と違うとかですね、そういうようなところも含めて、なかなかまだ徹底ができていないということでもあるのではないかと、そのようにも感じております。平成31年度、ごみの分別表など既にもう過去に作ったのも何年か経っておりますので、そういったものを新たにしながらですね、まずは分別の徹底も進めてまいりたいと考えておりますが、先ほど言いましたように、いろんな事例参考にしながら取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

再質問 上地史隆

3番。リサイクルセンターについては、これで質問を終わりたいと思いますが、なかなか分別って難しいものだなと、私自身も役所の方に確認したりとかするものもありますし、実際に転入した方はなかなか分別が難しいんだろうなと。実際に回収されないでカラスにやられて、道路に散乱しているのを見て片付けたこともありますが、くれぐれも周知などには、これからも徹底していただきたいと、後は先ほど言ったように、先進事例なども考えて、ぜひ新たなことも考えていっていただきたいなと、そのように思っております。それでは焼却処理施設について再質問をさせていただきたいと思います。焼却処理施設は、当該施設は津別町から焼却処理委託を受けております。そのようなことからも今後の対応については、関係部署と連携を密にして進めていかなければならないと、そのように思っております。で、その際、焼却施設の対象となるごみの減量化や、排出抑制などにより単なる延命化を図るだけではなく、ごみ質の高質化による安定燃焼、熱回収など、CO2削減に寄与する機能の向上も検討していく必要があると思います。実際町長よりも炉のダメージは、少し指定管理者からもお聞きはしましたけど、ダメージを受けてきているということでありました。今後どのように、新たな施設の整備を含めて検討していくのか、方向性について考えがありましたら聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長

焼却処理施設についても、現在の総合計画では、具体的に新しい物7を造るというところまで踏み込んでは書かれておりません。しかし、いつまでどうなるかというのも分からないということで、いろんな事例を探ってございます。そんな中において道内で新たに建設されている焼却処理施設というものは安定燃焼でありますとか、熱の回収、二酸化炭素削減に対応した高機能な焼却炉となっているのが現状のようでございます。新しい焼却炉を整備するということになった場合は、当然こういったことを念頭に置かなければならないというふうに考えてございます。もう一つでございますが、現在津別町との広域処理を実施してございます。その他一部ですね、近隣の官公署から、秘密に関わるような書類の焼却などについて依頼をされることもございます。そういったことで、ある程度社会の中では必要なものでもあると、そのように感じているところでございますが、新たに造るということになった場合、現在の2町による可燃ごみの処理量、これではですね、国が示す交付金の補助対象要件に満たないのではないかと、そのように感じているところであります。新たに整備をするということであれば、より大きな枠組みてですね、広域の処理というものを検討していかなければならないのではないかと考えているところでございます。今年度でありますけれども、網走市、美幌町、津別町との担当者、私どもの町と含めて、先進地の視察研修を実施をさせていただきました。そんな中で、この地域としての情報の共有を図ってまいったところであります。これらをですね、今後も続けていきたいと、先ほど言いました埋立処分、最終処分場も含めた広域処理のあり方の中で、この焼却処理施設の位置づけというものも考えながら議論を深めてまいりたいと考えているところでございます。

再質問 上地史隆

3番。焼却処理施設については現状も聞かせいただきました。先ほど私が言ったような、そういう関連する機能とかも検討してまいりたいということもお聞きしましたし、近隣市町村との網走、美幌、津別町とも公式で協議なども行っているということもお聞かせいただきました。これからもぜひ協議を密にして、実際2町ではごみの焼却量が国の示す基準には足りないということだったので、これから周りの周辺自治体も巻き込んで、ぜひしっかりとしたものを整備していただきたいなと、そのように強くお願い申し上げ、質問を終わりたいと思います。

答弁 町長

ありがとうございます。焼却処理施設、こちらもですね、先ほどの最終処分場と同じく整備をするということになれば、当然時間も掛かるものと予想をしているところでございます。こちらも町民生活に支障を来すことのないよう、協議も含めて進めてまいりたいと思ってございます。また、先ほどから最終処分場、リサイクルセンター、焼却処理施設、御質問をいただいてまいりましたけれども、これらの廃棄物と言うんでしょうか、リサイクルの分も含めてではございますが、毎年大空町で1億8,000万円程度の処8理費用、分別費用、さまざまなものが掛かってございます。また、平成17年から当時の東藻琴村、女満別町ともに有料化を開始をいたしました。当初開始をしました時には、これら処理費用に対するうちの約30%を町民の皆さんに負担をしていただくということで、現在の料金設定がなされているわけでございますが、ここ数年の状況を見てみますと、これが20%程度まで下がってきている、これは出す量が減ったということばかりではなくて、処理費用の方が掛かってきているという現状もございます。そんなことから、こういったものの取り扱いも含めてですね、議論をしていかなければならないと、また手数料の見直しなどについても、ある程度試算をしていく必要もあるのではないかと考えてございます。廃棄物全般に関して、今後のことについての過渡期に差し掛かっていると感じておりますので、町民の皆さん方の御意見もいただきながら、また議論を進めながら、周辺市町村とも御協議をさせていただきながら、早急に進めてまいりたいと考えております。今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げます。

出典:大空町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月8日 議事録 PDF(74ページ) 間違いを知らせる