大空町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日
介護老人福祉施設の今後について
2016年3月9日、大空町議会の一般質問で、上地史隆議員が「介護老人福祉施設の今後について」質問し、町長、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 上地史隆 議員
- 答弁者
- 町長、教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 上地史隆
皆様、おはようございます。1番 上地です。この前、女性模擬議会が開催され、13名の女性が参加され、闊達な議論や女性ならではの視点での質問が行われ、多数の町民が傍聴に来られ、町政に関心をいただくきっかけになったと思います。今回、企画していただいた議会運営委員会の皆様、対応していただきました職員の皆様には、心から感謝と敬意を表したいと思います。それでは通告に従い、3月定例会の質問に移らせていただきますが、さきに御登壇される方と重複するところがありましたらお許しいただきたいと思います。それでは、まず一つ目の質問ですが、介護老人福祉施設の今後についてですが、特別養護老人ホームへ入所を希望しても入所できずにいる高齢者が、2013年度ですが、全国で52万4,000人に上ることが、厚生労働省の調査結果で発表されています。これは全国の特養の総定員数約51万人を超す高齢者が入所を待たされている現状であり、危機的な状況であります。このうち在宅待機者が約26万人いることも深刻な問題であり、特養に入所できない高齢者の方は、調査のたびに増え続け、2009年度の前回調査でも、既に約42万人に達しております。待機年数は、1年、2年待ちはざらであり、死ぬまでに入れないかもしれないと、高齢者と家族の悲痛な声は、年々高まっております。国は、介護への公的支出を抑制、削減するため、特養建設の国庫補助の廃止や建設費への国の負担を削減するなど、特養の増設を抑制する政策を続けてきました。民間企業が多数参入する有料老人ホームの定員数が、9倍以上に増えたのに、特養の増加は、1.7倍にとどまっております。2011年からサービス付き高齢者向け住宅の建設を開始しましたが、費用負担や介護サービスの点から、特養を希望する人の受け皿にはなっておりません。大空町や近隣の市町村も特養の入所を希望する声が多くあり、待機者も多く抱えており、新たな増床などの整備を望む声も多くあります。大空町の第6期高齢者保健福祉・介護保険事業計画に平成29年度までに特養の30床増床を謳っておりますが、このことについて、どのような増床を検討しているのか、考えがありましたら、町長よりお聞かせいただきたいと思います。続いて、福祉人材の確保についてですが、近隣の市町村も新たに事業所が開設したりして、慢性的な現場の職員不足に陥っています。先日ですが、3月のハローワークの求人でありますが、大空町は、介護員と生活相談員合わせて8件の求人がありました。実際に新たに増床した場合に職員を確保できるのか。また、町で行っている住宅準備補助金、雇用継続補助金、介護員養成研修の助成は、どのような状況になっているのか、町長よりを聞かせいただきたいと思います。続いて、両福祉会についてですが、前に質問しましたが、2015年度の介護報酬の引き下げにより、町内の介護事業所も経営に大きな影響を受けました。実際には、他の市町村では、事業所の閉鎖、予防給付の廃止、縮小などに追い込まれたケースも出始めております。中には、介護サービス利用者の食事代、送迎など保険外の負担を増やさざるを得ない事業所も生まれ、本人と家族だけでなく、介護労働者にとっても深刻な事態が広がりつつあります。今後も国は、社会保障費の抑制で、負担の大きい施設サービスの介護報酬を下げる可能性があり、小規模な法人の経営は難しくなってくると思いますが、町内の法人は、どのように考えているのか。また、町に相談、協議の仲介などはないのか、町長より現状をお聞かせいただきたいと思います。それでは、二つ目のお墓の管理問題について、お聞かせいただきます。現代社会における少子化の傾向は、核家族化や高齢化と相まって、お墓を継承していく基盤を揺るがしつつあります。近年では結婚していても、子どもを持たない夫婦や、生涯結婚しない単身者、また高齢化による身寄りのない方たちといった層が増加しており、お墓を建てても、そのお墓を継承していく者がいないという問題が生まれています。また、子どもが娘だけという場合、それぞれの娘が嫁いだ後、自分たちお墓をだれが守るかのということが、親子という情愛をはらみながらも切実な問題として浮かび上がってきています。一人っ子同士が結婚した場合には、1世帯でお墓を二つ持つことになり、そうした負担をかけたくないという思いを持つ方も少なくありません。そしてまた、継承者がいたとしても、生活空間が広がった現代社会においては、転勤による住所移転や、海外滞在などといったことも稀ではなく、お墓を建てても管理して行けないという問題も生じています。管理ができずに草が生い茂り、お墓参りをできないことを心配する声も多くあります。さらに深刻なのは、先祖代々受け継がられてきたお墓を自分の代を最後に、継承者がなくなるという場合です。そのような立場の方は、自分のこと以上に、先祖の供養ということについて、また、代々守られてきたお墓をどうするのかということについて、大きな悩みを抱えているようです。このように、生活様式や社会環境が大きく変化した時代では、お墓の問題は、社会的問題だと言えます。お墓のない場合は、もちろんのこと、お墓がある場合でも無縁となることを危惧することから、多くの人が墓をどうするかという、同じ問題を抱えておられると思います。大空町には、英霊墓地も含め14箇所の墓地がありますが、町の現状はどうなのか、町長よりお聞かせいただきたいと思います。三つ目は、両地区の幼稚園の老朽化について質問したいと思います。まず、女満別幼稚園ですが、鉄筋コンクリートで建築年度が昭和48年10月23日であります。続いて、東藻琴幼稚園ですが、鉄骨造1棟平屋建て、昭和50年9月30日と、両地区ともに40年以上が経過しており、目視でも老朽化が確認できるような箇所も見受けられております。女満別幼稚園についてですが、昨年玄関の床などの小さな改修は行われていますが、それ以上に両地区ともに早期の大規模改修、または建て直しの検討が必要と思われます。町の平成28年度から32年度までの事業計画に、認定こども園の事業費として8億9,000万円が計上されていますが、今後どのような考えを持っているのか、考えがありましたら、教育長よりお聞かせいただきたいと思います。以上で、最初の質問を終了いたしますので、お答えいただきますようよろしくお願いいたします。
答弁 町長
上地史隆議員の一般質問にお答えを申し上げたいと思います。1点目の、介護老人福祉施設の今後についてでございます。女満別福祉会、東藻琴福祉会とは必要に応じて、福祉課、住民福祉課を通じて協議、連携を図っているところでありますが、特別養護老人ホームについては、両福祉会が施設を設置し、運営方針に基づき、運営がなされておりますので、現段階における町の考え方、また、担当課を通じて両福祉会からお話をお聞きしている範囲の考え方についての御答弁となります。御了承賜りたいと思います。本町の特別養護老人ホームは、女満別ドリーム苑60床、東藻琴福寿苑30床の90床となっております。平成27年第2回定例会一般質問で上地議員により、都市圏の高齢者の移住に関する一般質問をいただいた際に、御答弁申し上げましたとおり、現状は常に満床状態が続いており、介護度3以上の待機者の数は、重複者がおりますが、76名と、今後も空きが見込める状態にはございません。平成27年度から29年度までの第6期介護保険事業計画の重点施策の一つに、特別養護老人ホームの30床増床整備を方向性としてお示しをしたところでございます。総務厚生常任委員会において、担当課から基本構想概要について、説明をさせていただきました。また、総合計画調査特別委員会におきましても、御審議の際におきましても、私から御答弁を申し上げたとおり、検討しました結果、東藻琴福寿苑の増床計画に対し、今後、町として整備事業への財政的な支援の検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。東藻琴福祉会は、平成3年5月に設立され、東藻琴福寿苑は、平成4年4月からの開設となっております。現在、東藻琴福寿苑のほか、デイサービスセンター、訪問介護居宅介護支援事業所、生活支援ハウス遊休の里の開設、運営を行うとともに、障害者福祉センターちあふる、ふれあいセンターフロックスの指定管理事業の受託者として運営を行っていただいております。昨年の11月、東藻琴福祉会から提示されました計画の内容は、生活支援ハウス遊休の里と東藻琴診療所との間の町有地を活用をして、ユニット型個室30床の増床、また、再生可能エネルギーの活用などを行ってまいりたいという内容でございます。概算事業費は、7億2,000万円となっております。次に人材の確保についてでございます。両福祉会ともに、介護職員の確保に大変御苦労されているところでございます。本町に限らず、全国的に介護施設における人材確保等が、喫緊の課題となっております。平成26年度から医療介護従事者就業支援補助金、平成27年度からは、介護人材確保対策助成金を予算化し、就業支援と資格取得の対策強化の取り組みを行っているところでございます。これらの実績につきましては、平成26年度、就業支援補助金の住宅準備といたしまして2名、また平成27年度におきましては、この継続就業として3名、また、27年度予算化といたしました介護職員の初任者研修の申請にあたっては、3名の申し込みがあるという状況でざいます。また28年度は、本定例会に御提案を申し上げております、町外から町内の民間アパート等に入居される転入者への家賃支援として、民間賃貸住宅家賃助成、その他、専門的な技術習得と人材確保のため、事業主が負担される従業員の技術習得研修等に係る費用支援として、技術習得等支援事業により支援をしてまいりたいと考えているところでございます。また、現在は、女満別福祉会の独自事業として介護福祉士の養成校に在学、または入学予定の方で卒業後にドリーム苑の介護職員として3年以上勤務される方を対象に、月額5万円以内の修学資金を貸し付け、採用後3年以上勤務された場合は、償還を免除するという規定を制定され、人材確保の努力をされております。東藻琴福祉会においても、来年度から同内容の規定を制定する予定である旨伺ってございます。30床の増床を行った場合に必要な人員については、介護職員8名程度と伺ってございます。専門学校等への求人PR活動、介護職員初任者研修受講の奨励、また資格取得者への勧誘、新聞等への広告など、早期の人材確保、採用に努めていきたいと伺っているところでございます。次に、福祉会についてでございます。御質問のとおり、急速な高齢化、少子化、社会保障費の増大など、福祉を取り巻く環境は大きく変わってきております。各種サービスに対するニーズも拡大、多様化の傾向にあります。国は、社会保障費などの抑制のために介護報酬の引き下げ、補助金の削減などを行っており、社会福祉法人を取り巻く環境は非常に厳しくなってきている、そのように考えてございます。厳しくなった環境変化に対応しながら、利用者ニーズに応えていくためには、法人の経営基盤の強化が必要であると考えております。選択肢として、法人統合があると考えられます。大規模法人の傘下に吸収されるという方法もありますが、地域のニーズへの柔軟な対応では、不安が残るという見方もあります。しかし、町内に法人の統合という選択肢であれば、ある程度のスケールメリットが期待でき、コスト削減なども可能などと思われます。地域ニーズに柔軟に対応できるというメリットが発揮できるものと考えているところでございます。さらには、経営体質の強化によって、町内における介護サービスの拠点づくりに対して、事業の選択と集中が可能になる。また、設備やノウハウ等の優れた点を利活用することができる。サービスの質の向上とレベルの統一が図られるなど、利用者側にとって、利便性の向上が図られるメリットが大きいのではないかと考えられます。このようなことから、両法人が、統合することが必要であると考え、ぜひ早急に積極的な議論を進めていただきたいと切望しているところでございます。この機会に、これまでの経過について申し上げたいと存じます。両福祉会の統合につきましては、平成17年合併前の12月に設立準備発起人会が設立をされ、統合に向けた協議が開始されておりました。また、平成19年3月には、私が両福祉会の正副理事長、施設長との懇談を行いまして、協議をお願いしたところでございます。さらに、平成22年の秋にも、それぞれの理事長に対しまして、統合に向けた協議についてお願いをした経過がございます。そして平成24年の予算では、町として委託料を計上いたしまして、法人統合に向け、両法人の運営上の課題を整理し、社会福祉法人として社会福祉事業のために、社会福祉事業の課題克服のための実現可能な方策、また将来のあり方を検討した法人統合支援業務報告書を25年の3月にまとめて、その内容につきまして両福祉会に説明をし、統合に向けた協議をお願いし事務調整を協議することとなったところでもございます。いずれも協議要請後におきましては、協議いただきましたけれども、結果として結論には至っておりせん。立ち消え状態となっておりました。そのため、昨年の11月に再度両福祉会理事長との懇談を行わせていただき、町民サービスの向上、人材確保、経営基盤の強化などから、統合の必要性を伝えたところでございます。現在、統合に向けた協議を進めていただいているものと考えてございます。両福祉会の施設整備にあたりましては、車両の導入でありますとか生活支援ハウスの整備、増床、さらには現存する特別養護老人ホームの改修など、さまざまな支援を最大限、町として行ってきたと思ってございます。また、近年は人材確保の面でも、さまざまな制度の整備も行ってきてございます。住み慣れた地域で、最後まで暮らすための地域包括ケアを進めるためには、行政はもちろんでありますけれども、社会福祉法人の存在は、不可欠でございます。今後とも、地域の福祉、介護を支える両輪となるよう、連携を深めてまいりたいと考えているところでございます。以上、介護老人福祉施設に関連する御答弁とさせていただきます。次に、墓の管理問題についてでございます。大空町には、英霊墓地を除き、女満別地区6地区、東藻琴地区7地区の共同墓地がございます。女満別地区の総区画数は2,406区画、墓碑が建立されているお墓として利用されているものということでございますが、1,067基、総数の約44%でございます。このうち、市街地区の共同墓地につきましては、1,289区画のうち、建立が877で、68%でございます。東藻琴の地区につきましては、農村部の共同墓地の利用実態を詳しくまとめたものはありませんが、市街共同墓地の総区画数は、822区画、墓碑が建立されているものは577、総数の70%という現状でございます。近年は御指摘のとおり、使用しないために返還されたり、移設等のために改装されて返還される、そういったケースが増えてきてございます。このようなケースは、平成25年度14区画、26年度も14区画、27年度12区画、これらが返還されている状況にあります。理由といたしましては、町外に転出される、また、身内の方でお墓の管理ができなくなるということから、返還をされているものと思っております。現在の墓地は、女満別地区が昭和39年、東藻琴地区は昭和38年の設置でございますが、当時、使用申請をされた方も世代が代わり、管理者が既に住民でない方もおられます。このままでは、共同墓地の荒廃も考えられるところでございます。今後のあり方を検討するため、利用状況や使用者の意向などの調査を平成28年度実施をしてまいりたいと考えます。お墓や遺骨の管理をする家族や身内の方が離れてしまい、管理をすることが難しくなってきている実態もあろうかと思います。遺骨の安置先を探されて、永代供養を求める方もいらっしゃるようでございます。身寄りのない方の遺骨の保管に苦慮されている実態も、私どももお聞きをしているところでございます。このような状況から、民間の霊園でありますとか、他の自治体の墓地などでは、名称はいろいろ違いますけれども、合同墓でありますとか共同墓、合祀墓、集合墓などという名称で、合同安置が出来るお墓を整備されているところも増えてきているやに聞いてございます。宗教法人の方々などからも、この合同の遺骨の安置場所も必要になってくるのではないかと、そんな御相談をいただいたとこともございました。第2総合計画の実施計画の中で、共同埋葬墓地の整備事業として、計画に盛り込んでいるところがございます。町が実施主体となって共同墓地を整備するのか、または現在の共同墓地の利用に際し、宗教法人の方などの共同埋葬地の利用形態を制度化するかなど、手法については、まだまだ未定でございますが、先ほど言いました調査の結果や関係者の御意見もいただき、判断をしてまいりたいと存じます。あわせて、農村部の共同墓地の中には、極めて利用実態が低い箇所などもございますので、こういったものの集約などもあわせて、検討してまいりたいと考えているところでございます。以上1点目、2点目の御答弁とさせていただきます。
答弁 教育長
上地議員からの幼稚園に係る一般質問にお答えを申し上げたいと思います。まず、東藻琴幼稚園及び女満別幼稚園の状況につきまして、御説明を申し上げたいと思います。東藻琴幼稚園は、昭和50年に建築された施設でありまして、鉄骨造平屋建、面積375.50平方メートルの建物であります。また、女満別幼稚園は、昭和48年に建築された施設で、鉄筋コンクリート平屋建面積1,183.59平方メートルの建物でございます。東藻琴幼稚園が建築から40年、女満別幼稚園が建築から42年経過し、両施設とも老朽化が進んできており、建物の改修など、必要性を感じているところでございます。教育委員会では、両幼稚園の園舎のみならず、学校など所管する教育施設の整備にあたりましては、施設の建築年次や老朽化の状況、さらには利用状況などを勘案するとともに、財源の見通しを立てた上で、優先順位を設けながら計画的に整備を行っていくという、そのような基本的な考え方を持って、これまで進めてきているところでございます。幼稚園施設や保育施設の今後の整備計画につきましては、昨年12月に議決をいただきました第2次大空町総合計画や、昨年10月に策定いたしました大空町まち・ひと・しごと創生ビジョン総合戦略におきましても、施設整備や運営方法の検討などにつきまして、それぞれ計画に盛り込んだところでございます。本町では御承知のように、女満別地区においては、女満別幼稚園と豊住保育園があり、また、東藻琴地区においては、東藻琴幼稚園と東藻琴保育園を併設し、設置してございます。幼稚園では、午前中幼児教育、午後から預かり保育を行い、保育園では、終日保育業務を行ってございます。国においては、平成27年度から新たな制度として、子ども子育て支援制度がスタートいたしました。この制度は、質の高い幼児期の学校教育や、保育の総合的な提供、保育の量的拡大確保や教育及び保育の質的改善、さらには地域の子ども子育て支援の充実を目指すものとされておりまして、本町におきましても、今後の施設の改修等にあたっては、幼稚園と保育園の機能や、特徴をあわせ持ち、また地域の子育て支援を行う施設の整備が必要であると、そのように考えております。第2次総合計画における実施計画では、認定こども園等整備事業といたしまして、平成29年度から関係事業費を計上するなど、計画的に進めて行くこととしておりますが、現時点では想定段階での計画でありまして、今後、財源確保を含め、詳細につきまして、関係機関とも協議を重ねながら、具体的プランづくりを進めてまいりたいと考えているところでございます。以上、上地議員への1回目の答弁とさせていただきます。
質問 上地史隆
介護老人福祉施設の今後についての増床でありますが、町長より東藻琴の整備を検討しているということもお聞きして、予算も大体7億円ぐらい掛かるということも、お聞きしました。増床についてなんですけど、国の指針で半分50%以上は、ユニット化にしなければいけないということもあり、ユニット化で今回を行うということも、委員会でも説明を受けたので、それはわかるんですが、ユニット化の問題としては、確かに個別で個室で適切なサービスを受けているというメリットありますけど、やっぱり支払いが高いというか、家賃に至っても、従来型だと2万5,000円ぐらいで、ユニット型だと5万9,000円ぐらいなんです。介護報酬に至っても、従来型要介護3ですけど、682単位で、ユニット型が762単位と82単位のぐらいの開きがあるのですが、実際に家賃を含めて、食事代、光熱費を含めて約ユニット型だと12万円ぐらいなると、従来型だと8万9,000円ぐらいだったかな、8万円後半ぐらいだと思うんですけど、やはりなかなか高くて入れない心配もあると思うんです。実際に低所得の方は、負担の減免とか、特養なのであるのはわかるんですけど、やはりそういうのでなかなか待機の方が入れないという、実質待機の方、78名、要介護3以上の方のことは説明を受けたんですが、なかなか金銭的に入りたくても入れないっていう方も結構多いのではないかなと思いまして、実際、開設したのはいいけれど、入れないという心配がないのか、そういうことに含めて考えをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長
ユニット型についての考え方でございますけれども、今、上地議員が言われました考え方、当然あろうかと思っております。ただ、国が進めておりますのは、基本は1人の個人として考えたときに、そのプライバシーの問題だとか、そういったことも含めて、基本は、ユニット型と言われているのかと思っております。ただ一方では、当然、コスト的なものは高くなるという、入所者側からの御要望もあろうかと思います。一方で、この施設につきましては、先ほど申しましたとおり、社会福祉法人が経営をしていくということになります。経営をする側から考えますと、一体どの程度の介護保険料の給付を収入として見込めるかというところの判断もあり、現在では、ユニット型ということを前提としながら、いろいろな整備の試算、また、その後の経営の試算というものをされているようでございます。そんな中で、現在の計画があるということについては、御了解を賜りたいと思っております。私どもからすれば、さまざまなところで、その経営という問題が出てまいります。だからこそ、その財政基盤というものをより強固にしていかなければならないのではないかと、そのようにも考えながら、いろいろな御相談に応じているところでございます。今後、具体的な計画、煮詰まって習熟されてくるかと思います。折に触れ、そういった内容につきましては、皆様にも公表させていただきながら、御意見もちょうだいしてまいりたいと思っておりますので、御理解を賜ればと思います。現時点での考え方としては、このような状況になっておりますし、一方で上地議員が言われたような御意見も多数であるということについては、受けとめてまいりたいと思います。
質問 上地史隆
増床については、的確にお答えいただいたので、次、人材の確保について移らせていただきたいと思います。先ほど、言われたように、住宅準備金や雇用継続要請には、実績数は2名か3名と説明は受けました。実際なんですが、先ほど言ったように、新しく増床した場合は、8名必要と言われたと思うんですが、実際に、なかなか入っても辞めてしまうという現実があって、私も交友がある現場の職員の方とお話したんですけど、なぜ辞めるのかという話をしたことがあるんです。実際は、現場の仕事は、大変だが仕事が嫌ではないんだと、なぜかなと思ったら、入って資格を取って5年、6年になってもなかなか正職に上がれない。外部から正職の方が入ったりするのに、現場で中核を担う立場になっているのに、確かに法人とした経営が厳しいのはあると思うんですけど、それをもう少し支援というか雇用継続とかいう支援はしているのですけど、もう少し、そういう方たちが戻ってこられるような、残れるような体制を築かなければ、そのような補助で入っても、抜けたら結局、同じなってしまうんじゃないかなと、このことについてなんですが、やはりいつまでもこういう継続、他の市町村もやってるから同じように、競争ではないですけどやって行かなければならないのはわかるんですけど、やはり定着するには、もう少し何かを考えなければいけないんじゃないかなと思うんですが、このことについて何かお考えがあれば、現状を踏まえて、お答えいただけたらと思います。
答弁 町長
介護職員の定着ということで、一つは、議員が御指摘のとおり、給与面などのも問題もあるのかと思います。これについては、採用の状況など、福祉法人の考え方によるところも大きいわけでありますけれども、町といたしましては、平成28年度から技術習得研修等の支援事業というものを創設したいということで、御提案をさせていただいております。例えば資格を持っていらっしゃる方々は、ある程度正規的な職員として雇用をされる確率が高いのではないかというふうに思います。当然、そうなってくると、給与の面でもそれなりの給与ということになるのではないかと。ただ、なかなかそこに至るまでには、しばらく時間もかかるということもあります。今回、町として応援をしたいという内容のものについては、例えば資格の無い方々であっても、将来的に資格を取得していこうという方を事前に、企業に例えれば、この福祉会などが採用をしながら、ある程度の経験を積んでいただきながら、さらには資格をそこの段階で取得をする、それを法人として、費用を見ていくような場合については、町もその半分について、応援をしていこうというものでございます。例えば、例として私どもの町のいろいろな資格が必要な職種として、消防の職員などもございます。採用するときには、高校の卒業時に採用する例が多くあります。そのときには、救急救命士の資格などは、当然持っておりませんし、車両の運転などについても、大型が運転できるような免許は、当然のことながら持っていないわけであります。何年かの経験を積んでもらいながら、一方では、町としてそういった資格を取得させ、そして長く定着を図っていくという、長期のスパンの中で、人材を育成する、そして、相応の給与を支給していくという考え方を持っております。介護の現場においても、そういった取り組みというものが、ますます必要になってくるのではないかと考えております。そのことが、強いては定着にも給与の面にもつながっていくことではないかと思っており、これが全てを解決する手段ではありませんけれども、そういった一助になっていただけるように、活用をぜひお願いをしたいと思ってございます。また、その給与の面などについても、これも当然、その法人、法人の財政的な経営基盤がしっかりしていなければ、十分対応できないことではないかと思っております。そんなことも考えますと、財政基盤の充実ということが、今、地域における社会福祉法人の大きな課題になっているのではないかなと、そのようにも感じているところでもあります。また、定着の中で私が思いますのは、職場の中の人間関係というものも、議員は御指摘にはありませんでしたけれども、そういうところも多少なりともある場合もあるのではないかと思っております。そんな中で、その法人に勤められた中で、複数の職場があるということは、その人間関係を和らげていく、調整する上でも、ある意味、必要なのではないかと、また、そういうメリットもあるのではないかと、そのようにも考えているところであります。そんなことから、町内における福祉会の統合というようなことなどについては、今言った定着の面でも、一つ可能性としてあるのではないかと、私は、そのように感じているところもございます。そういった面からも、今後、働きかけもしてまいりたいと思っておりますので、是非、御支援を賜ればと思います。よろしくお願いいたします。
質問 上地史隆
人材の確保については、やはり、経験を長く積まれた方が定着するように、今後もお互い検討して、支援ができたらと思います。そういう方が困らないように今後も協力してやっていきたいと思います。2番目については、これで終了いたしますが、3番目の福祉会についてですが、介護報酬の削減の質問をしたと思うんです。2015年度に介護報酬全体で2.27%削減になって、特養に限っては5%から6%ぐらいで、町長の答弁では、両福祉会で数千万円ぐらい減収の見込みがあるというふうにいただいたように記憶しておりますが、やっぱり3年ごとに報酬の方は、改定になるので今後、また次の改定のときも下がる可能性があるのではないかと、町長は大変御尽力されて、そういう合併に向けた協議も何回も持っていただいたと思いますが、もう合併して10年なります。次の改定が18年度なので、やはり報酬の改定など前に、少しでも経営体力をつくって、内部留保があるうちに、そういう新しいサービスとか、実際にサービスを行っても2箇月介護報酬が入らないものもありますし、やはり経営体力があるうちに、できるだけいい形で利用者が困らないように、経営体力をつけるためには、少しも早く合併するべきだと思うんですが、それについて再度考えがあれば、聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長
今回の答弁ではありませんでしたけども、先に実施している一般質問を受けた際に、介護報酬の減額の見込みといいましょうか、減収の見込みなどについても、お話をした経過があろうかと思います。経営する側にとっては、大変なことではないかと思ってございます。先ほど言いました職員の定着を図る手助けとして、さまざまな制度を作りながら、また法人の施設整備に対して、町として財政的な支援をするという観点から、その経営の一助を応援をするというな形になってこようかと思って、そういう対応をとっております。しかし、これ以上、介護報酬の削減などが進んでいけば、本体の経営そのものに対しての支援がどうかというような議論も出てこないとも限りません。そのためには、両福祉会、それぞれが現状を認識をしていただき、福祉会としてできることについては、最大限努力をしていただくということが、必要ではないかと考えているところでございます。先ほど、今までの10年間の経過などについても申し上げてまいりました。今後は、さらに加速度的に経営の悪化が進まないとは限らないわけでありますので、是非、こういった働き掛けについては、今まで以上にお話を申し上げてまいりたいと思っております。町としては、当然でありますけれども、やはりこうやって経営が難しくなって行けば行くほど、先ほどのユニットの関係もございますが、一番その影響が出てくるのは、職員であったり、利用する町民の方々ではないかと思っております。是非、町に限らず、いろいろな方々の立場から、この福祉法人の統合、経営の強化ということについて、御示唆をいただくように、この機会に私からもお願いを申し上げたいと思います。今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げます。
質問 上地史隆
次、墓の管理問題についてですが、28年度中に実地調査をするということだったので、これは是非、実態を把握していただいて、総合計画にも合同墓の検討もしてくださるということなので、やはり終活という、移住、定住する人にとっても、最後の心配もあると思うので、これも実態を調査して、近隣では北見市とかも設置していますので、是非、これは将来的に必要になると思うので、検討していただきたいと思います。お墓の問題については、そういうことなので、これで終了いたします。両地区の幼稚園の老朽化については、もう一度質問させていただきたいと思います。幼稚園の老朽化についてですが、総合計画に基づいて、適切に改修とかも検討するということでありましたが、近隣の住民の方が、外壁が余りにもひどいと、実際、幼稚園に自分の子どももいるので、毎日のよう見ているんですが、外壁のひび割れもひどいですし、ちょっと外観だけでも改修なりできないのかという町民の方の声も結構聞かれるので、やはりそういう子どもを通わせる場として、もう少しきれいにし、修繕なり改修をするなりをしていただけないかなと思います。やっぱり順番もありますけれども、改修だったらそんなに経費も掛らないと思うんです。外壁を塗るぐらいでも、やはり子どもが通う場なので、そういうことも検討していただければならないと思います。このことについては、お伺いをさせていただきたいと思います。
答弁 町長
お墓の関係につきましては、28年度、実態調査、また意向なども含めて調査をしてまいりたいと思います。その結果がまとまりましたときには、また議員の皆さんにも御報告をさせていただきたいと思いますので、御意見などを頂戴できればと思っております。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長
幼稚園の外壁のことでの御質問がございました。女満別幼稚園ということで、よろしいでしょうか。(「はい」という声あり)教育委員会といたしましては、施設の維持にあたりましては、園児や職員の安全というものを最優先に取り組んできております。本年度、女満別幼稚園では、安全対策といたしまして、保育室及び廊下の床を改修するとともに、ベランダの改修を行っております。過去、平成10年度でありますけれども、外壁の改修工事や屋上防水工事を行いましたけれども、既に17年ほど経過をしておりまして、屋根や外壁の改修などの必要性といったものを私も必要性を感じているところでございます。御指摘のありました外壁の状況につきましても、十分把握をしているところでございまして、園児が外観がきれいな園舎に通園するということも、環境教育上、大変大事なことではないかと、そのように私も思っております。今後、大々的な施設整備に着手するまでは、現施設に必要な補修を加えながら、教育環境の維持改善を図っていきたいと、そのように考えておりますので、今回の外壁の塗装につきましても、十分検討を進めてまいりたいと、そのように思っております。御理解をいただきたいと存じます。
質問 上地史隆
これで最後の質問になると思うのですが、近隣の訓子府町、津別町は、新たな子ども園を建設します。今年4月に訓子府町の施設が開園するんですが、幼稚園については昭和53年、保育園は57年、大空町より新しいのに建設を行います。確かに耐震の問題で、プレールームの方が耐震基準を満たしていないということで早まったことがあると思うんですが、やっぱり幼稚園の方ですけれど、大分基礎も傷んでいるように思うのです。玄関に行ったら、すが漏りがして、水が滴るので玄関にバケツが置いてあるんです。水も走っていて基礎が結構痛んでいないかと、ちょっと耐震についても大丈夫なのかなと危惧するところがあるんですが、是非、通わせる親御さんとかも心配するものですから、そういうことについてもできるだけ優先して取り組んでいただきたいと思います。
答弁 教育長
施設の補修につきましては、適時、適切なタイミングで、必要な維持補修対策を講じてまいりたいと思っております。認定こども園についての御質問がございましたけれども、近隣の町では、津別町が昨年4月に認定こども園を開設しております。また、訓子府町でも、本年4月に認定こども園を開設するというように伺ってございます。国においては、子ども子育て支援制度の創設にあたり、教育と保育を一体的に行う認定こども園を全国的に普及させたいという考え方も示されたところです。大空町におきましても、現行の幼稚園、保育園の単独型から、子ども子育て支援制度にのっとった認定こども園化が、女満別地区、東藻琴地区それぞれの地区において、必要ではないかと考えております。認定こども園には、幼保連携型や幼稚園型、保育所型、地方裁量型といったさまざまな類型がありまして、今後、大空町ふさわしい認定こども園の具体的な施設整備計画や運営方式の決定に向け、検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。教育委員会としましても、この認定こども園の整備と高等学校の配置問題というのは、地域の重要課題であると認識しておりまして、スピード感を持って、計画の具現化を図ってまいりたいと、そのように考えてございます。また幼児教育及び子育て環境の充実のために、努力を傾注してまいる所存でありますので、今後とも御指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。
答弁 町長
教育長会への答弁ということでありましたけれども、予算に関わるところもございますので、私からも一つだけお話を申し上げておきたいと思います。過去に、町長になりましてから、確か新年度予算の審議中の議会であったかと思いますけれども、いろいろな御質問の中で、私、補正予算に言及したことがございまして、当時の議長から、新年度予算の決定もされていない中で補正予算に言及するのはいかがなものか、不適切だと、注意をいただいたことがございます。そんなことから、今の時点では、具体的な考え方についてまで踏み込んで、なかなか御答弁はできないわけでありますけれども、先ほど教育長が言った状況などについても承知をしておりますので、しっかりと受けとめて今後対応してまいりたいとそのように思います。また、教育長が言いました課題、高等学校、幼稚園の今後の整備、特に幼稚園の整備につきましては、訓子府町長、津別町長からも、整備するにあたっての財源がどこを向いてもなかなかないと、一体どうやって特定財源を確保したら良いかというところが最大の課題であると、そんなアドバイスもいただいたところでございます。今後、大きな課題を解決していくためには、またスピード感を持って対処して行くためには、体制の整備も必要ではないかと、そのように考えておりますので、そういった点から町として対応を整えてまいりたいと考えておりますので、今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げます。