大空町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月16日
(1)町内にて排出されているごみの種類と量について/(2)ごみの有料化へ移行して以来、今日までの現状と課題について/(3)本年6月から試行している生ごみの分別処理の状況と分別収集に対する住民の理解度について/(4)生ごみの堆肥化に向けた調査状況について/(5)ごみ全般の減量化に向けた対策について
2009年9月16日、大空町議会の一般質問で、齋藤宏司議員が「町内にて排出されているごみの種類と量について」「ごみの有料化へ移行して以来、今日までの現状と課題について」「本年6月から試行している生ごみの分別処理の状況と分別収集に対する住民の理解度について」「生ごみの堆肥化に向けた調査状況について」「ごみ全般の減量化に向けた対策について」について質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 齋藤宏司 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 斎藤宏司
平成21年第3回定例会に当たり、通告書に基づき一般質問をさせていただきます。住民の消費生活が豊かになり、生活も多様化するにつれて、家庭から排出されるごみの量も増加しております。そのことが、町の財政も圧迫しているのではないかと考えます。そこで、ごみ対策について質問いたします。中項目として5点お聞きいたします。1点目、町内にて排出されているごみの種類と量について。2点目、ごみの有料化へ移行して以来、今日までの現状と課題について。3点目、本年6月から試行している生ごみの分別処理の状況と分別収集に対する住民の理解度について。4番目、生ごみの堆肥化に向けた調査状況について。5番目、ごみ全般の減量化に向けた対策についてを町長に伺いたい。以上、1回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長
斎藤議員のごみの対策についてに関します答弁を申し上げたいと思います。ごみの種類でありますけれども、1つは燃やすごみ。現在は試行という形で生ごみと燃やすごみ、分別をしていただいておりますけれども、一緒に収集をし、最終的には現在においては焼却をさせていただいております。2つ目は燃やせないごみ。これらは破砕をし、埋めている現状でございます。最後に、資源ごみといいましょうか、資源物になります。こちらは、ペットボトル、空き缶、これはスチール、アルミ缶ございます。瓶、瓶もいくつかの種類がございます。プラスチック、これも白いトレイやその他のものとして分けてございます。紙類、これも雑誌ですとか閉じ方によって、また牛乳パックなどさまざまな分類がございます。そのほか蛍光管、電池、古着、廃油、おおよそ15分類程度に分けて集めている現状にございます。これらの排出量でありますけれども、平成20年度の実績で申し上げますと、燃やすごみ、生ごみを含めて763トン。燃やせないごみは1,196トン。資源物については674トンとなってございます。有料化につきましては、旧町村時代、東藻琴、女満別同じく平成17年度から有料化を実施してきてございます。その課題でございますけれども、私の印象という部分も含めて具体的に調査、分析等をしているわけではありませんけれども、思ったほどごみの量というものが減っていないような気がいたします。またさらに、町内の至るところ、外でありますけれども、そういったところに散乱ごみが増えてきているのではないかと、そのような印象を持っております。また、生ごみの分別の試行を行っておりますけれども、その際、5リットルの袋を、小さいものをつくりました。しかし、それでもまだなおかつもう少し小さい袋が必要というような声も聞かれます。そういったことも課題かと思いますし、生ごみというようなことを別に集めるということで、収集日の間隔というものも課題ではないかと、そのように考えているところであります。生ごみの分別試行を行ってございますので、保管など、町民の方にはいろいろな形でご負担をいただいているところでありますけれども、徐々に理解をいただいていると、そのように感じてございます。黙視によってのことでありますけれども、生ごみの出されている量は、本来あるべきものの今時点では5割くらいではないかと、そのように押さえているところであります。地球温暖化の防止でありますとか、施設の延命、また、施設管理の経費の節減というようなことが大きな目標としてありますので、これからも積極的にPRをしていきたいと、そのように考えてございます。堆肥化に向けた調査を実施してございます。年4回、ごみ質の組成検査を実施することといたしまして、1回目6月26日、2回目8月28日に実施をし、今後、11月と2月にも実施をする予定でございます。調査の方法は、100キログラムの生ごみを無作為に抽出いたしまして、その中で生ごみの割合がどの程度かというものを確認してございます。6月時点では97.1%が生ごみ、8月時点では97.7%が生ごみという結果で、数%ではありますけれども、異物として水切りネットや新聞紙等が混入されている事例が見つかってございます。また、水分が多いものというものも、若干見受けられるようでございます。こういった内容については、結果を広報などで周知をしたりこれからの説明会などでも、住民の皆さんにこの結果を公表して、PRに努めてまいりたいと、そのように思っているところでございます。ごみをどのように回収をし処理するかということよりは、ごみを出さないということの取り組みが大切であります。先ほど言いましたように、若干平成17年度から見ると減少はしてきているものの、近年ではだいたい横ばい状態というようなことであります。出前講座で先ほど言いました経費の面、施設の延命の面、環境の問題に対する啓発ということでPRをしていきたいと思いますし、また、ごみを出さない工夫、そういうものもいろいろな形で提案をしていきたいと、そのように考えてございます。ただ、そういうことだけを理論的に説明するということのほかに、過剰包装の抑制といいましょうか、自粛、そういう運動であったり、例えば食べ物の残り物の持ち帰り運動だとか、そういう住民運動的なものを提案して、気運の盛り上がりという中で、ごみの減量化に向けて取り組んでまいりたいと、そのように考えておりますので、今後ともご指導を願いたいと思います。1回目のご答弁とさせていただきます。
再質問 斎藤宏司
再質問は4点ほどお願いしたいと思います。まず1点目、ごみの種類と量については理解したところでありますが、平成17年から有料化にしてから、ごみの量もやや横ばい状態でしたということでしたが、今後、このままの推移でいくとお考えなのかどうか、これが1点目です。2点目、生ごみ処理について収集を携わっている方から、1番困るのは水切れが悪い、また、指定ごみの袋の中に買い物袋で小分けしている、などを聞いております。この、ごみ分別全体でも、地域によっては分別が悪いところがあるようですが、今後とも住民への十分な説明が必要ではないのかどうかお聞きいたします。3点目、生ごみの堆肥化の調査内容については理解したところでありますが、今後これをどのように活用していくのか、また、以前やっていた生ごみのコンポストとか、生ごみの電気処理機ですけれども、これの購入助成について再開する考えがないのかどうかお聞きいたします。4点目ですけれども、ごみの軽量化に向けた対策として町長からも、まずごみを出さない工夫、また、ごみを持ち帰ることだというお考えをお聞きいたしたところでありますが、ある自治体では、ごみ減量化に向けた対策として、集団で回収している自治体があります。これはどのようにやるかというと、自治会、子ども会、PTA、老人クラブなど地域の団体による回収で、それに応じて、売却したものに対して奨励金を町が支給している、このようなリサイクル運動でごみの量も減っているということです。これはあくまでも参考事例なのですけれども、このような事例をどう考えるのかどうか、お考えをお聞かせ願いたいと。以上4点、お願いします。
答弁 町長
平成17年度に有料化してから、今後の推移ということでありますけれども、このまま特段の運動展開などをしないでいきますと、私はごみはふえるのではないかと、そのように考えてございます。いったん有料化ということで、節約志向なども働いてごみが減って、先に有料化したいろいろな自治体の例などを見ると、100あったものが一たん80に下がりますけれども、数年間のうちにまたそれが100を超えていくというようなことも見受けられております。そういうことからも、いろいろなごみを出さない運動展開ということを進めていかなければならないのではないかということで、ご答弁を申し上げたところでございます。また、水切りが悪かったり、小分けにして異物となるべきものが入っていたりというようなこと、これは当然、説明としても加えていかなければならないと思いますし、今後の収集の中で、例えばそういうものを、今でもいろいろな分別が十分でないものについては、張り紙をして置いてくるとか、そういうようなこともあります。そういう形も試行の段階としてではありますが、必要になってくるのではないかと、そのように考えております。また、堆肥化したものの活用ということについては、今後堆肥化ができましたら、その堆肥というものはできるだけ地域で活用はしてみたいと思います。ただこれについては、ほかの地域でもいろいろな議論がございます。十分堆肥としての効能があるのかどうかというようなこともありますので、ここは慎重にしなければならないと思っています。ただ、町として町営の牧場なども持ってございます。例えば、どこでもといいましょうか、どこかですぐさまその引き取り手がないような場合については、町としてそれらの活用を考えておきたいと、そのように思います。また、コンポストに対する助成等々でありますけれども、説明会の中で、ごみの分別について今お願いをしている最中で、これについての復活について、要請なども担当としては承っているようでございます。その実態を十分把握をしながら、今後検討をしてまいりたいと、そのように思います。また、リサイクルといいましょうか、ごみをしっかり分別をして出していただく資源物などということで、奨励金制度ということについてお尋ねをいただきました。近くでは、どういう形でか十分細かくはまだ調査しておりませんけれども、小清水町などもそういうような形をとっているようであります。私どもの町の資源物の売却益、予算書でみますと、毎年300万円程度でございます。そういったものを何がしかの形で地域に還元をしながら、ごみの減量に資するような、そういう使い方もあるのではないかと思いますので、これについてはまだ調査が十分ではございませんので、内容等調査をしながら、それに沿ってどのような形が運動展開の助長になるかということで検討してみたいとそのように思いますので、今後ともご指導いただきたいと思います。
再質問 斎藤宏司
これはある自治体での有料化した後の出来事だったのですけれども、よくダイエットではリバウンド現象とよくご存知だと思うのですけれども、ごみも有料化したあとリバウンド現象があるそうです。これはどういうことかというと、一たんはごみの量は減るのですけれども、そのあと、お金さえ出せば何を出してもいいのだろうという考えになるそうです。そういう現象が大空町でもないのかどうか、このあと有料化に向けてどういう対策を考えているのかお聞きしたいと思います。それと、先ほど生ごみについての説明をいただいたところなのですけれども、自分で考えてみると、生ごみで5リットルというのは大変大きな袋でなかなか個人で持っていくといったら日数もかかると思うのですよね。それでできれば、これは自分の考えなのですけれども、自治会単位で何かそういう生ごみを入れるような施設を置いたらどうなのかなと思っております。それが2点目ですけれど。最後に、ごみの減量化が1番これから先考えることだと思うのですけれども、ある自治体で考えているのは、何よりもごみを出さないこと。出てしまったごみはできるだけ資源として使うこと。どうしても使えないごみはきちんと処分すること。リサイクルされたものを積極的に使うこと。これは町の憲章といいますか、思想でこういうお考えでやってるところが、栃木県の芳賀町でやっているところです。このような考えで、これからごみはまだまだふえると思うのですけれども、それに対しての対策、町長から何点かお聞きしましたけれども、再度お聞きしたいと思います。以上です。
答弁 町長
私の認識も、有料化の後リバウンドという言葉が出されましたけれども、そういう傾向があるのではないかと思っております。そのために、先ほど言いましたように、単に有料化するということが最終目的ではありませんので、自分のライフスタイルを変えていただくような、そういう認識に立っていただく、そういうことでいけば、ただ単に理詰めの説明ということだけではなくて、みんなが取り組める活動というものが必要になってくるのではないかと思いますので、そういうものを今後進めていけるように、いろんな関係団体などとも相談をさせていただきたいと思います。また、生ごみの袋が5リットルでもまだ大きいのではないかと、そのようなことが試行の中でも寄せられてございます。また自治会単位で、例えば、農家の方でいいますといろいろな敷地などもたくさん持っていらっしゃいますので、場所的には可能なのかなと思いますけれども、街なかではなかなか確保するのが難しいと、地域の中であればということでございます。先ほどコンポスト、電気処理機などの購入助成というようなことについても要望の声が出ておりますので、検討してみたいという話しをいたしました。その中で、家庭でやられる分と、そういう団体でといいましょうか、取り組む分、そういうことが取り組めるのかどうか、そこもあわせて検討させていただきたいと思います。また議員が言われた、出さない、出てしまったものはなるたけ資源化する、そして、どうしてもできないものは処理をする、そういう考え方というのは、全く私の考えるところとも同じではないかと思います。現在、大空町において、単純なトン数における資源化の割合でありますけれども、先ほど言った出されたごみ、資源物の割合でいいますと、平成20年度においては資源化率というのが26%程度であります。また、燃やすごみの中で今担当として考えているのは、約半分が生ごみではないかというふうに押さえております。もしこの生ごみが分別をし、堆肥という形で資源として使われていくということであれば、この資源化率といいましょうか、リサイクル率というのは約40%程度まで上がっていくのではないかと、そのように考えております。さらに、ごみの出す量そのものを減らしていくということができれば、この比率をさらに上げていくことができる、先ほど言った理想に近づいていくことになるだろうと思います。皆さんが協力をして、この運動に取り組んでいただけるように、いろいろなPRといいましょうか、提案をさせていただきながら町民運動として取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともご指導を賜りたいと思います。
再質問 斎藤宏司
最後にしますけれども、ごみなのですけれども、たかがごみなのですけれども、されどごみです。毎年1億円以上の塵芥処理費が大空町でも支出されております。今一度ライフスタイルや過剰包装の改善も考えいただいて、減量化に向けた対策を講じていただきたいと思います。以上、終わります。
答弁 町長
過剰包装など、一つの例をとってお話しを申し上げますと、上棟式の時でありますとか、お祝いごとの時、先日選挙もありましたけれども、お酒なども届いたりしております。せっかく化粧箱に入っているのにもかかわらず、また化粧の紙で包んで、さらにのしをつけてというようなこともあります。そういった包装などについても、あえてそこまでする必要があるのかなと、そういうような気がいたします。スーパー、いろんな買い物に行ったときにも、ここまでと思うようなこともあります。そういうことをやはり町民の皆さんとともに考えて、何を運動展開の中でやっていくかということを、シンボライズ的なものをいくつか出しながら取り組んでいけるように努力をしていきたいと、そのように思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
再質問 斎藤宏司
以上で終わります。