みんなの議会

大空町議会 平成18年第1回定例会 2006年6月21日

まちづくりの創造について

2006年6月21日、大空町議会の一般質問で、森田暢明議員が「まちづくりの創造について」質問し、町長、教育委員会委員長、教育長が答弁しました。

質問者
森田暢明 議員
答弁者
町長、教育委員会委員長、教育長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 森田暢明

本定例会は、大空町が誕生し、合併後初の定例会であり、私は旧女満別町議会議員を経て大空町議会議員として議席を与えていただき、大空町民の負託にこたえるべく、合併して本当によかった、小さな合併だが、一層元気な町が誕生したと言われるまちづくりのため、その一翼を担ってまいりたいと決意を改めて強くいたしているところであります。第1回定例会の一般質問にその先鋒に立つ機会を与えていただいた議会議長初め同僚議員諸氏に感謝申し上げ、通告に従い、質問をいたします。大項目一つ目、まちづくりの創造について質問をいたします。1点目は、融合と個性についてであります。ともに100年以上の歴史を持つ自治体が合併を実現したのであります。町長の町政執行方針にありますように、今まさに全町民が一体となって大空町の礎を築くときであり、交流、融合が必要であります。一方、両地域の培われてきたそれぞれの個性を大切にしていきたいと言われておりますことは、私も同感するものであります。しかしながら、融和と融合を唱えるばかりに大きく失われていくものがあらわれるのではないでしょうか。一番に認識していかなければならないのは、それぞれの多様な個性を認め合い、刺激し合うことが必要と思うが、町長のさらなる考えをお聞かせ願いたいと思います。2点目は、社会教育の重要性であります。まちづくりは、全町民の日々営みの中から創造されるものと思うことから、社会教育、今日では生涯教育、生涯学習という言葉が正しいのでしょうか、それらを積極的に取り組む子供から高齢者まで任意の団体、サークルの活発な交流と活動を通してこそまちづくりの創造に大きく、また重要な位置を占めるものと考えますが、町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。次に、大項目二つ目であります。地域福祉の推進について質問をいたします。1点目は、両福祉法人、特別養護老人ホームのことでありますが、統合の考えについてお伺いをいたします。この両地域に設置されております特別養護老人ホームは、ともに独立した福祉法人でありますが、当初から旧両自治体において設置され、それぞれの旧自治体の福祉計画、介護計画に沿って運営されてきた福祉法人であると認識しております。大空町となった今、住民へのサービスの公平の原則から、また町と密接な関係にある二つの同様な福祉法人が統合し、そのメリットを最大限に発揮することはなし得ないことなのでしょうか。早期に統合に向かえない事情はどこにあるのか、お伺いをいたします。2点目、特別養護老人ホームの増床計画の考えと福祉計画構想についてお伺いいたします。この増床については、旧女満別町に増床認可がおりていたものと認識しておりますが、合併後の大空町に帰属するのか、またその期限が平成19年度と記憶してございますけれども、期限は変更はあるのでしょうか。そして、最も重要な質問として増床を進める考え方があるのかどうかお伺いをしたいと存じます。さらには、この増床計画をご英断されると仮定して、福祉ゾーン構想を立ち上げるお考えがおありであれば、あわせてお伺いをいたしたいと存じます。次に、大項目の三つ目であります。教育施設の整備充実について質問いたします。なお、この質問は3点についてお伺いいたしますが、答弁を3人の方にお願いをいたしてございます。答弁が質問順とならない場合、了解いたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。1点目は、大空町立教育施設の耐力度調査並びに耐震調査についてお伺いをいたします。文部科学省、道教委がこの6月相次いで全国、道内、網走管内の公立学校施設の耐震化と耐震診断実施状況をいずれも4月1日現在で初めて公表がされました。改めて大空町立教育施設の耐力度、耐震調査及び改修状況についてお伺いをいたします。あわせて、耐力度と耐震調査の違いについてお伺いをいたします。2点目、女満別小学校の新築建てかえの考えについてお伺いをいたします。旧女満別町の折、3年前かと記憶してございますけれども、同様の質問をいたしたわけであります。町長も教育長も、また教育委員長さんも現在の方ではなかったかと思いますが、改めてご質問をさせていただきたいと存じます。築40年を数え、途中大改修も実施しておりますが、児童等に安全で充実した教育環境を確保しているのかまことに心配であり、不安を隠し切れない状況は既にご承知のことと思われます。具体化に向けてのご検討はどのようにお考えになっておられるのか、お伺いいたします。3点目、教育施設建設基金の創設についてお伺いいたします。このことについても以前同様ご提案申し上げたことがございますが、建設に当たってはまことに多額な財源を要することは想像されるところでもございます。目的をしっかりと見据えた基金の創設は急務であると思われますが、そのお考えについてお伺いいたします。以上、大きく3項目について1回目の質問といたします。どうぞよろしくお願いいたします。

答弁 町長

森田議員の一般質問にお答えをしたいと思います。まず、1点目でありますけれども、まちづくりの創造についてということであります。私が昨日ご提案をさせていただきました町政執行方針の中にもこの新しい大空町のまちづくりには地域の住民の方の交流と融合が大変重要になってくる、しかし一方では今まで東藻琴地域、女満別地域として培ってきたその営々とした個性というものも将来に継承していかなければならないということで申し上げました。そういった両方のまちづくりの形を実践していくためには、やはり意識の融和というものが一番大切ではないかというふうに思っております。互いの地域の違いを挙げて比較するということではなくて、同じ対等感を持った意識の中でお互いの取り組みを尊重し、理解を深めるということがお互いの融和、またその個性を尊重するということにつながっていくのではないかというふうに考えております。そういった人の気持ちに立脚したその意識の融和というものをまちづくりの重要課題として取り組んでいく覚悟でございます。その中の具体的な展開といたしましては、やはり議員がご指摘いただきましたように、いろいろなソフト活動、その中の特に社会教育活動といいましょうか、現在では生涯学習の場のいろいろな活動というものが重要視されてくるように私も思っております。産業活動等でいいますと、その背景にある状況というものが異なってまいりますけれども、学習やスポーツ、文化、そういった活動はどの地域においてもいろいろな形で実践をされてきております。そういったものを通じながら、その意識の融和というものを図っていくことが大変大切ではないかというふうに思います。スポーツ、文化団体、また社会教育関係の団体、そういった皆さん方の活動を通じて一体感の醸成を図っていく必要があろうかと思います。合併特例債という合併を契機にした財政措置が国の中では講じられておりますけれども、主にハード事業を指しておりますけれども、この合併特例債には一体感の醸成を図るためのソフト事業に充てるための基金造成に対しても借り入れが可能ということでございます。平成18年度についてはまだこういった借り入れを予定してはございませんけれども、今後こういったものの活用ということも念頭に置きながら一体感の醸成というものを図っていく考えでございますので、ご理解を賜りたいというふうに思っております。続きまして、2点目でございますけれども、福祉関係の推進についてであります。大空町には女満別の地域、そして東藻琴の地域に社会福祉法人がございます。この合併については、当然法人格を持っておりますその法人自体の考え方によるところが大きいわけでありますけれども、しかし大空町として考えたときに同じ視点で物事を判断をしていただく、福祉行政に当たっていただくということのためにもその統合というものは必要ではないかというふうに考えております。その旨につきましては、両法人にも私の考えとして伝えてきたところであります。さらに、理解を深める努力をしてまいりたいというふうに思います。しかし、今現状では今まで取り組んできた事業の内容等が異なるというようなことから、直ちに合併をする、統合をするということも難しい側面もあるのではないかというご意見もいただきました。私は、この法人だけではありませんけれども、将来そういった統合が必要だというものにつきましては、ある程度目標年次を定めながら、計画的に統合に向けた作業を進めるということも必要ではないかということを申し上げてきたところであります。また、町とのいろいろな事業の受委託の関係にある法人でもございます。そういったところから、町としてもそういった方向に向けるような形の事業展開を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。さらに、旧女満別町時代に、平成15年でありましたけれども、網走管内における特養の増床枠の配分を受け、19年度末までに整備をするということに計画としてなってございます。この計画につきましては、さまざまな経過を経てまいりましたけれども、今後大空町になった場合においてもこの枠を活用しながら増床を進めていきたいという意向で考えてございます。内容については、まだ十分煮詰まっていない部分がありますけれども、早急に対処しながら計画の実施に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。また、議員からご提案がありました福祉ゾーンというものをある程度設定をして取り組んでいってはどうかということでございましたけれども、そういったものについては今後総合計画の策定をしていく中で、今まででいいますと旧東藻琴村、旧女満別町、市街地が一つずつということで余りゾーニングを持った計画というものにはなっていなかったように思いますけれども、新しい大空町には市街地区でいいますと二つの地域が存在をするということになります。総合計画の中でそういったゾーニングも含めた地域構想というものも必要になってくるやもしれません。そういう中でご議論をいただいて、必要によっては策定をしていくということがいいのではないかと、そんなふうに考えているところでございます。ただ、先ほど申しましたように、特別養護老人ホームの増床につきましては19年度末ということを一つの目標としてございます。片や総合計画の策定につきましては、18年度、19年度、2カ年間をもって策定をしていきたいということで考えてございますので、その部分について今の二つの案件が上手にリンクするかということについては、少し検討を要しなければならないというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。さらに、3点目でございますけれども、教育施設の整備充実についてでございます。まず、私の方から耐震診断と耐力度調査の考え方といいましょうか、その用語の使い分けということについて説明を加えさせていただきたいと思います。調査をしている内容については、耐力度調査も耐震診断もほぼ同一のものでありますけれども、目的といたしましては耐震診断の大もとは国土交通省から、その建物が耐震性にすぐれているかどうか、必要な耐震性能を保有しているかどうかということを判断するものであります。その結果、耐震性を保有していないということであれば、補強工事などを実施するというようなことが必要になってくるわけであります。片や耐力度調査につきましては、調査項目は同じような形でありますけれども、文部科学省がその教育施設の老朽化度を総合的に判定をする、それを点数であらわして建物の危険度というものを把握するために使っている手段でございます。その結果、必要点数以下だというような場合については、危険校舎というような扱いになり、改築の判断材料とするということのものでございます。今新聞等で報道されておりますのは、耐震の診断を行って、それによって必要なものについては補強工事を行っていく必要があるというようなことで、その耐震診断の内容に基づいて今度は文部科学省が、さらには北海道教育委員会等がいろいろな施設について公表をしたということでございます。両方の診断によりましてその耐震性能というものがある程度把握できるわけでありますけれども、本町といたしましては建設課が窓口となりまして、学校施設に限らずどういったものが対象になるか、建築部局や防災部局、施設の所管部局などと連携してそういった対策を講じていこうということになってございます。市町村有の公共建物と言われているものの中で昭和56年の改正建築基準法以前に建てられた建築物、そして面積が1,000平米以上のもの、ただし幼稚園、保育所については500平米以上のものということでありますけれども、そういったものについて旧来の耐震基準であるので、耐震の調査を行うべしということでございました。教育施設については、東藻琴小学校は15年度に耐震診断を実施し、17年度に耐震改修を実施してございます。東藻琴中学校は、16年度に耐震診断を行い、本年度耐震改修を予定してございます。東藻琴幼稚園、保育所につきましては、18年度耐震診断を行う予定としております。女満別中学校におきましては、17年度に簡易的ではありますけれども、簡易的な1次耐震診断というものを実施をしております。女満別小学校については、15年度に耐力度調査というものを実施をして、その中で耐力度については欠けている部分があるので、改築をしていく方針で整備を進めるということの必要があるとの報告を受けているわけでございます。そのほかにも公共の施設といたしまして、東藻琴総合庁舎、さらには農村環境改善センター、東藻琴総合体育館、女満別研修会館、女満別ゲートボールセンター、女満別幼稚園舎などが先ほど言った耐震調査の基準になってございます。こういった施設の中には災害時の避難施設となっているものもありますので、先ほど言いました建設部局を中心とした対応の中でこういったものを計画的に耐震調査を進め、そして対応していかなければならないということになってございます。また、女満別小学校の建設についての考え方でありますけれども、先ほど言いました耐震の分野からも非常に危険校舎の扱いになってございます。また、女満別地域の中における将来のいろいろな教育施設の核となるものではないかというふうに認識をしております。教育委員会を主体として協議を進めていただきたいと思っておりますけれども、教育委員会だけではなくて各方面の有識者の方々にも参加をしてもらい、広く意見を聞きながら進めてまいりたいというふうに思います。課題といたしましては、教育施設、女満別の幼稚園、小学校、中学校、また学校給食センターの設備というものとの関連もございます。そういった意味からの意見をいただきながら、その整備に向けて取り組んでまいりたいというふうに思ってございます。また、これについては教育委員会としての見解もあろうかと思いますので、その中でまたお答えをいただけるものというふうに思っております。また、財源の確保等についてでありますけれども、従来議員が旧女満別町時代にご質問いただいた中に基金の増設というようなものも項目としてあったかに思います。今回合併に伴いまして大空町は、東藻琴村と女満別の基金を一定程度目的を見きわめながら統合してきた経過にあります。しかし、この基金の造成というものは、一つの目的を達成するために組織としての意識や、また住民の方々の意識を高揚させる、そういう目的も持っているかというふうに思います。そういった意味からは、この財源を確保していくための必要な手段というふうにも考えられます。そういうことについて十分検討も進めてまいりたいと思いますし、また従来型の市町村がつくり、そして管理運営をしていくという以外にも現在いろいろな整備手法というものが検討されてきております。そういったものの活用ということもあわせて検討していく必要があるのではないかというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。以上、私からは3点にわたってのご答弁とさせていただきます。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。

答弁 教育委員会委員長

教育施設の整備計画づくりにつきましては、教育委員会サイドのみで対応することはできないと承知しております。町長部局の関係各課との連携、町議会の皆様方を初めとして、教職員、PTA等学校関係者、関係各位のご理解とご協力が不可欠であると認識しております。今日的教育課題に対応した施設づくりの観点からも施設整備構想段階から幼稚園と小学校、小学校と中学校の一貫教育との関係、学校施設と学校給食センターとの併設等、さまざまな施設との関係を検討していく必要があると認識しております。教育委員会としても各教育関係者、有識者のご意見をいただく組織づくりを進め、広く意見を求めてまいりたいと思っております。

答弁 教育長

先ほど町長の方から、そして現在委員長の方からもご答弁申し上げましたように、特に教育施設についてはさまざまな関係上からいろんなことを考えながら今後計画を立てていかなければならないと、このように考えてございます。特に耐力度調査の結果、危険な校舎であるという指摘を受けた女満別小学校を中心とした教育施設の充実その他については、総合的な観点に立って今後しっかり計画化を進めていきたいと、このように考えておりますので、どうぞご理解、またご指導をいただきたいと、このように存じます。

質問 森田暢明

一問一答方式に変わるわけでありますので、私も一問一答方式は初めての経験でございますので、ちょっと勘違いをする場面もあるかもしれませんが、議長の方からご指摘願えればありがたいなというふうに思います。まず、まちづくりの創造についてということでございます。この新たな大空町が誕生し、それぞれ住民が今日までそれぞれ文化と歴史を築いてこられたその礎と、それからエネルギー、それらがそれぞれの地域にみなぎっているわけであります。新たな地域との融合ということが、ある種言葉で融合しましょう、融合しましょうというようなお話を幾ら住民の方々にお話をされても大変難しいのではないかなというふうにも思います。やはりその中で2点目のことになっていきますけれども、社会教育、今では生涯学習ということに置きかえられておりますけれども、そういう活動を通して住民の方々が積極的にお互いに交流をすると、交流をしていただく、そういう土壌を行政としても支援をしていくということが必要ではないかなと。また反面、個性ということでありますけれども、この個性というのはそれぞれまた歴史があるわけであります。この個性をお互いに、両方の個性を融和させるということは大変難しいことではなかろうかなと。もちろんこの個性というのは、お互いが例えば交流をすることによって刺激をし合えることにもつながるでしょうし、それからお互いの個性をあわせていくということも生まれてくるのではないかなというふうにも思ってございます。現実にこの合併になる前に、東藻琴の資源と女満別の農産物とをあわせ持った新しい商品が誕生したというようなこともあったわけであります。まさにそういうお互いの兼ね備えた、今日までいろいろ温めてきたような、そのようなものを、改めて両地域に存在するものをお互いに見つけ出して、そしてそれを一つのものにまたつくり上げていく、そういうことが今後頻繁に行われてくるべきではないかなと。そのためには住民の方々が、私どももこの大空町議会議員の選挙の中でも住民といろいろなお話もさせていただきましたけれども、やはり合併をする前にそれぞれの住民がそれぞれの地域に見学会というか、いろいろそれぞれの町の見学に来られた、そういうようなことがなかなか、そういう機会があることを知っていたのだけれども、なかなか行く機会がなかったということを言われている方もいらっしゃいました。ですから、そういったことが住民の方々がお互いに自主的に交流をし合うというふうな、そういう雰囲気をつくってあげる、それがある種行政の、また教育委員会の役割ではないかなというふうにも思ってございます。ここで社会教育の重要性ということになるのかなというふうに思ってございますけれども、もちろん経済活動の中でも経済交流というか、そういったものももちろんあるわけでありますが、やはり仕事上の交流よりも一般的なプライベートというか、そういう時間での交流、それから子供たちや高齢者の方々が大いに行き来ができるような、そういうような環境をつくってあげることも、これも必要なことではないかなというふうに思ってございます。以上です。

答弁 町長

議員の申されていること、一つ一つもっともだなというふうにお聞きをしてございます。やはり私も対話と協働というような言い方でまちづくりを進めたいということを申しておりますけれども、それはやはりそこに住まわれている住民の方々の自主的な取り組みが一番必要なことだというふうに思っております。しかし、そういった仕掛けづくり、作業をするということが行政側の役割の一つではないかというふうに思っております。仕事上のおつき合いということは、ビジネスライクになるわけでありますけれども、プライベートの部分、例えば子供たちを介してとか、また趣味の域を介してということがお互いの理解を深めることにつながっていくことだろうというふうに思います。なおかつ相手の立場といいましょうか、先ほども申しましたけれども、お互いに対等の意識の中で、そしてお互いの立場を尊重して、そしてお互いの行っていることを理解を深めていくということが大変大切ではないかなというふうに思います。そのための社会教育の活動などについて何点かありますので、これは後ほど教育長の方から今年度についての事業内容についてご説明を加えさせていただきたいと思いますけれども、そういう町としての仕掛けの仕方、さらには誘導の仕方といいましょうか、そういうものを十分意を払って今後進めていくのが役割だろうというふうに思っていますので、そういう形で取り組んでいきたいと思います。今社会教育の分野からでございますので、そちらの方からも改めて答弁させますけれども、そのほかの分野においてもそういうことの意識を持ちながら進めてまいりたいというふうに思いますので、ご理解いただきたいと思います。

答弁 教育長

森田議員の2回目の質問にご答弁をさせていただきます。教育委員会としましては、大空町の教育目標、暫定ですが、策定をして現在動いております。学校教育、社会教育についても暫定ということで設定をして、先ほど町長の答弁にもありましたように、総合計画を策定する中で新たな町民憲章が誕生した段階でさらにそこを詰めていくことにしていますが、ご質問にありました社会教育事業につきまして関連につきましては、その暫定の社会教育目標の具体的な目標に沿いながら大空町としての事業の展開を考えてございます。現在大きくは生涯学習推進事業、それから青少年育成事業、教育機関関連事業、芸術文化振興事業、そして保健体育振興事業というようなことで大きな五つの領域で考えております。そうした事業を進めていくに当たって、事業それぞれの地域的な拡大を図ること、それから事業そのものを統合してやっていくこと、それから施設をこれまでは両地域個々に施設利用していましたが、施設そのものも相互に活用していくこと、そして最後には既に統合になったものもありますが、社会教育関係団体の統合、団体としての統合なども考えながら、具体的に今進めていこうということで取り組んでいるところでございます。例えば申し上げますと、スポーツ的なことで申し上げますと、東藻琴では長くふきおろしマラソンをやってございました。これについても地域を拡大して参加対象を広げる。それから、女満別で長く行われていましたジェットラインさわやかマラソンについても東藻琴地域の子供たちにも拡大をしていくと。それから、高齢者のさまざまな事業についてもそういう方向で拡大をしていく。団体としての統合、それから事業の統合、それから事業の相互乗り入れというのでしょうか、そういうことで先ほどからご指摘されておりますそれぞれの地域の個性的なものを交流して、融合して、さらに新たな融合の中から新しい芽をつくっていくと、そんなような観点で現在のところ考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 森田暢明

まちづくりの創造についてということで、町長、それから教育長からもご答弁をいただいたわけであります。思いも寄らぬ展開になってしまったなというふうに思ってございますので、このまちづくりの創造については、その考え方、それから今後の進め方という部分では私とそう考え方も変わらないなというふうにも受けとめさせていただきましたので、了解をさせていただきたいというふうに思います。続いて、大項目二つ目の地域福祉の推進についてに移らせていただきたいと思いますが、1点目の福祉法人の統合の考え方ということでありますが、先ほど町長の方からは統合がしていただけるようにお願いというか、指導をさせていただいているというようなことのように受けとめさせていただいたところであります。そのお互いのスタンスというか、福祉法人のスタンスはもちろん独立した法人でございますので、それぞれ女満別地区、それから東藻琴地区にある特養のその事業の内容がすべて今日まで同様であったというふうには考えておりませんが、大空町の同様な施設、もちろん住民はその施設をなかなか選択をすることができないわけであります。ですから、その中で事業の展開も大空町が福祉計画や介護計画に沿って組織運営をしていただくということであれば、これは早期に統合をしていただき、また事業内容の整合性も図っていく必要があるのではないか、そのようにも思うところでもあります。そのことがもちろん合併が先なのか、事業の内容を整合性を図っていっていただくことが先なのか、その辺のことはそれぞれのまた言い尽くせない障害がもしあるとすれば、それらが早く解決するのを待って統合にこぎつけていただきたいものだなというふうにも思ってございます。それから、増床計画の考え方と構想についてということであります。私の取り越し苦労なのかなというふうにも思いながらご質問をさせていただきたいと思いますけれども、先ほども申し上げましたし、また町長の方からもご答弁ございましたが、この増床計画が旧女満別町のときに平成15年に増床の枠をいただいていた、旧女満別町では増床したいという希望があったわけでありますけれども、財政的になかなかそれが進展を見ることがなかった、当時計画を立てるのもなかなか、1度絵にかいたことがあったようにも思いますけれども、具体的にはなかなか進展をしてこなかったという状況でもありました。それで、特養のニーズというか、待機者は多くいるように承ってございますので、できるだけ早いスケジュールを立てていただいて増床計画をしていただきたいなと、そして実施に向けて積極的なスケジュール運営をしていってもらいたいというふうにも思っている一人であります。この増床計画が両特養の合併構想にある種歯どめをかけている嫌いはないのかなと、これは取り越し苦労なのかもしれませんが、そういった思惑がひょっと働いて、このことは町長も働いているとは言えないでしょうから、このことはご答弁はよろしいかなと思います。いろいろな障害があるとすれば、一つ一つ順を追って整理をするお手伝いもしながら、より早い統合のスケジュールになっていくことを期待するところであります。それから、この増床計画に相まってまた福祉ゾーンの構想のことでありますけれども、これは私の単なる持論でございますので、そのようにしてもらえるまで食い下がるつもりはございませんが、私としてはこのことがある種大空町の一つの大きな今後の特徴というか、特色になっていくことになるのではないかなというふうにも、私の構想としてはそのように考えていることでもあります。一つには、福祉ゾーンというか、言葉は悪いかもしれませんが、福祉村構想を立ち上げたいというふうに私個人は思っているわけでありますが、聞くところによりますと、東藻琴の診療所が今、今年度予算で建てかえをしていきたいというような構想があるようであります。また、その新しい場所に建てかえをする場所には非常に大きなスペースが今残っているというふうにもお聞きしてございます。その付近には東藻琴の特別養護老人ホームも隣接をしているというような、そういう環境の中で東藻琴の地域に福祉村構想を立ち上げていく考えは全くないのかというふうに、これはひとり言でもあるかもしれませんが、そういったような福祉ゾーンの今後の整備の考え方ということが考えられないのかどうか、そのことをお聞きしたいと存じます。以上です。

答弁 町長

特別養護老人ホームの増床の関係については、先ほど申しましたとおり、平成15年に旧女満別町時代に管内の増床枠、30床枠を配分を受けております。そういうことでありますけれども、そういったもろもろの旧東藻琴村時代のもの、旧女満別町時代のものを大空町として引き継ぎを受けているわけでありますので、大空町としてその考え方も整理しなければならないと、そんなふうに思っております。しかし、その考え方を整理する上では、過去の経過というものも十分大切にしていかなければならない要素の一つだというふうにも認識をしております。また、法人の合併についていろいろな障害がある部分を、これは行政としても取り除いていかなければならないと、行政としてそういう方向性をよしとするならば、その障害については取り除いていかなければならないと思いますので、いろいろな事業の委託の仕方ですとか、そういったものについてもさらに十分検討を加えていかなければならないというふうに思っております。平成18年度の本予算のヒアリングの際にもそういうような内容のものが幾つか出てまいりましたけれども、その時間の中ではすべてを解決できるということにはなりませんでしたけれども、そういった意識を持ちながら対応してまいりたいというふうに思います。また、特別養護老人ホームの増床の問題がその統合における一つの障害の要因ではないかというご心配もされているというふうに思いますけれども、もしそういうことであるならばそういったスケジュールを明確にしていくことも一つ必要なことだというふうに思いますし、先ほど言いました19年度末までということの目標の期間においても時間が十分あるわけではありませんので、そういった意味からも早いスケジュールの提示と考え方の整理を進めてまいりたいというふうに思います。また、福祉ゾーン構想については、先ほどからご質問の中でありましたけれども、いろいろな地域をその特色を持った中で整備を進めていくという手法というものも計画の中で必要ではないかなというふうに思います。ある一定程度、最低ラインのものというのは、これはどこの地域へ行っても必要だという部分である程度の整備は、どちらも必要というものももちろんありますけれども、さらにその地域、同じ町内であっても地域の特色を出す上ではそういう考え方もあるように思います。そういったものも含めながら、今後策定をする総合計画の中でそういう地域構想が必要かどうかという論議含めながら、さらに必要だとすればどういうお互いの地域が特色を出していくことが最終的に大空町としてのまちづくりにプラスになっていくかということを考えていかなければならないのかなと、そんなふうに今ご質問の内容を聞いて考えておりました。今後策定される総合計画の策定委員会にも、そういった意見があるということも踏まえながら、策定をお願いをしてまいりたいというふうに思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 森田暢明

これは、相手のいることでありますので、強引に統合しなさいということにはもちろんならないということは承知の上でのお話もさせていただいていることであります。できるだけ早い統合が実現することを期待したいというふうにも思います。増床計画の考え方でございますが、19年度中にある種完成をしなければならないような事業でもあるというふうなことであります。これは、非常にスケジュール的にも大変急がねばならない事業の一つではないかなというふうにも思われるわけであります。この介護保険の3カ年の計画が18年から始まりましたけれども、その折の説明にもありましたように、これらの増床がされたことを見込んでの計画というか、そういったこともあったように記憶もしてございますが、20年から供用開始というようなことを想定するのであれば、今何をしなければならないかというのは、これは必然的に事業のスケジュールはもう既に立っていなければならない時期であろうかなと。これが18年度これから何カ月も残ってはございますけれども、いろいろ構想から始まって、またどこの場所にどういう考え方でというところから始まるわけでありますので、これは非常に急いで着手をしていかなければならない事柄ではないかなというふうに思ってございます。心配する方が取り越し苦労になるのかなというふうに思う方が私たちも気が楽ではありますけれども、精力的にやっていかなければならないことの一つのように思いますので、そのこともいろいろ考え合わせながら、またそこにこれは待ったなしのような話になっていくのであれば、いろいろ構想のことは抜きにしてみたいな話にもなりかねないなというような思いもありますので、なかなか総合計画の中に織り込んでというような話にはなっていかないのかなというふうにも思いますので、そこら辺を十分に今後大空町の施設というか、大空町が持つ、福祉法人が持っていただくことになろうかと思いますけれども、大空町が設定をする施設としても十分に議会でも議論もさせていただきながら取り進めさせていただけるものであってもらいたいなというふうにも思います。以上です。

答弁 町長

法人の合併については、町としての考え方を申しましたので、そういった中で障害の除去等に努めながら、法人の方々にご理解をいただくように改めて努めてまいりたいというふうに思います。また、先ほどから取り越し苦労というようなお言葉もいただいておりますけれども、大変ご心配をかけておりますことに申しわけなく思っております。現実といたしまして、東藻琴村と女満別町が合併をいたしまして大空町になりました。おのおのが持っていた課題は、一度に大空町にありまして、それを順次片づけていかなければならない。その課題の中の大きな、なおかつ緊急を要する大きな課題であるというふうに認識をしております。そういった意味から、まだ十分な内容をもってご説明をさせていただく状況になっておりませんけれども、今現在内部でそういった内容の精査について詰めの作業を行っている段階でもございます。早い機会に議会の皆様、また町民の方々にもそういった考え方の概要というものをお知らせできるものというふうに思っておりますので、そこに最大限の努力を傾注してまいりたいというふうに思います。ご理解をいただきたいと思います。

質問 森田暢明

考え方につきましては、了解させていただきたいというふうに思います。非常に時間のない中での作業が進むのかなというふうにも想像しているところでもありますが、それぞれまた法人の方々や町民のご意見等も十分にいただいた中で事を進めていっていただきたいというふうに思います。全体的には、2番目の地域福祉の推進につきましてはよしとさせていただきたいと思います。続きまして、教育施設の整備充実に移らせていただきたいと思います。1点目の耐力度調査ということであります。私ども旧女満別町議会に在籍をさせていただいていたころは、耐力度調査という言葉が自然に耳に入ってきていたわけであります。昨今マスコミ等で耐震偽造というような、そういうような言葉が大変飛び交っているわけでありますけれども、もちろん耐震調査という言葉もあることは知っておりましたし、今日この調査の公表されている部分が耐震調査の公表ということと、それから耐震化の公表というようなことがあったかというふうに思います。今月の中ごろのたしか北海道新聞ではなかったかなというふうに思いますけれども、網走管内の状況というようなことが数字を交えながら入ってございました。そこで、大空町の状況というようなことがそこの中にも含まれていたわけであります。ここにいらっしゃる方々も目を通されている方が多いのかなというふうにも思ってございますけれども、非常に私どももこの耐力度調査という言葉は、これは耐震調査よりも重たいものではないかというふうに思っているわけであります。もちろん耐震調査で数字の低いものが出てきた場合には、これも状況としては安閑としていられないことにもなろうかなというふうにも思いますけれども、耐震調査ではなく耐力度調査ということを行うということは、これは本当にもうこの施設は使用に耐えないかもしれないぞという思いもありながら調査をしてみるということもひょっとしたらあったのかなと。私どもも過去に、先ほど来より言ってございました女満別小学校の状況を見させていただいたことがございました。昭和の終わりごろですか、もしくは平成の始まりだったのでしょうか、大改修を行ったというようなこともお聞きしているわけでありますけれども、それすらも大改修も行ったはずなのに非常に見た目も危険を伴うような状況があるというふうにも、これは素人判断でもありますけれども、余り公にこのような場で言うべき言葉ではないのかなというふうにも思いますけれども、非常に憂慮しているというように思ってございます。この調査の状況がある種、たしかきのう東藻琴中学校の耐震改修の入札があったのではないかなというふうにちょっと小耳に挟んではいたわけですけれども、この東藻琴の地区の調査、それから改修状況というのが非常に精力的に進んでいるなというふうに思うわけであります。それは、当然やっていただくことは結構なことだと思ってございますし、大空町の児童生徒がひとしくというか、安全な環境のもとに教育を受ける権利があるわけでありますので、東藻琴の児童生徒、それから女満別の児童生徒ひとしく同様な環境を整備してあげることが急務ではないかなというふうにも思ってございます。それらを踏まえて女満別小学校の建設を計画的に、また先ほど来よりも教育委員長さんや町長の方からもお話がございましたが、住民のご意見も十分にちょうだいしながらいろいろ検討を重ねて、どのような施設の姿が望ましいのかというようなことも含めて検討をしていきたいというふうなお答えをいただいたところでありますので、そのことにつきましては私も3年前に、山下町長ではございませんでしたが、女満別の当時の町長さん、それから教育長さんにも同様の質問をさせていただいて、先ほどと同様の答えが出てきたわけであります。いま一度もう一歩踏み込んでその意気込みをお聞かせ願えればありがたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。それから、建設基金の創設につきましては、先ほど町長の方からもその考え方には十分理解できるというようなふうにお答えしていただいたように思いましたので、これはよしとさせていただきたいというふうに思います。以上です。

答弁 町長

まず、耐力度調査と耐震診断なのですけれども、耐力度調査の方がその質的なもので非常に重たいというふうに私どもの方では認識はしておりません。耐力度調査というのは、もともと文部科学省がその学校の危険校舎かどうかということを判断する手法として持ち得ていると、当時旧女満別町の時代に総合計画の中に女満別小学校の建てかえという項目がありました。それを実証づけるため、またその後の財源手当て等々も含めながら、確保していくための手段として耐力度調査というものを行ってみると。その結果、危険校舎という形で位置づけられると、そういった補助の関係だとか財源の確保、そういったものが有利に展開ができるというようなこともあって、当然その中には総合的な判断ですから、耐震の性能がどうであるかということも含まれてはおりますけれども、そういう趣旨であったために耐震診断ということではなくて耐力度調査を実施しようということで実施をしたということでございます。ただ、今回の耐震診断については、やはり耐震性が保有されているかどうかということをまず第一義的に確認をするということでありますので、そのことが既に建てかえイコールになるかということではなくて、もちろん必要によっては建てかえる必要も出てくる場合もあろうかと思いますけれども、場合によってはその補強工事を行うというような形で対応も可能になってくるというような内容のものであります。ただ、いずれにいたしましても耐震診断にいたしましても耐力度調査にいたしましてもその結果はこれは重く受けとめなければならないというふうに認識をしております。ですから、当然使用に耐えないというわけではありませんけれども、耐力度調査でも建てかえが相当というような報告が出ている以上、そこに積極的に具現化する方策を考えていかなければならないというふうに思っております。当然新しい総合計画の策定に着手するわけでありますけれども、今現在も大空町は新町建設計画というものを持っております。これは、旧女満別町や旧東藻琴村の従来の総合計画をあわせたような形が基本になっております。その中にも位置づけられている項目でありますので、何とかそういったものの実現が図れるように最大限の努力をしていきたいというふうに考えてございます。当然今、今後策定をする総合計画の中にもご議論をいただきながら盛り込んでいかなければならない大きな項目ではないかというふうに思っております。新しい総合計画は、現在の新町の建設計画に十分整合性をとりながら、配慮して策定をする方針を持っておりますので、その中にしっかりと位置づけていかなければならないものだというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。また、東藻琴の中学校については、耐震補強工事の入札については昨日行っております。東藻琴においては、建てかえを前提とした耐力度調査ではなく、耐震診断を行って、必要があるものについては補強工事を実施していくということで計画的に、先ほど1回目のご答弁でも申し上げましたように、15年度に小学校、16年度に中学校、そして昨年はありませんでしたけれども、今度大空町になって18年度に東藻琴の幼稚園と保育所の耐震診断という形で実施してきてございます。ただ、先ほど言いましたように、旧女満別町の場合については建てかえの総合計画の位置づけがありましたために、耐力度調査ということで建てかえの方針という方向が出ていると、そこに向かっての財源確保というものに時間がかかっていたという現状でありますので、ご理解をいただきたいと思います。しかし、そのことがすべてではありませんので、子供たちの教育環境ということを考えていきますと、非常に子供たちがその場所で教育を受ける期間というのは限られた期間になりますので、そういうことで子供たちのことを考えながらいきますと、早い具現化が必要というふうに認識しておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

出典:大空町議会 平成18年第1回定例会 2006年6月21日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる