雄武町議会 平成29年3月議会 2017年3月14日
将来の本町の漁業振興をどう考えているのか
2017年3月14日、雄武町議会の一般質問で、花田一夫議員が「将来の本町の漁業振興をどう考えているのか」について質問し、産業振興課長 横田和幸、町長 中川原秀樹が答弁しました。
- 質問者
- 花田一夫 議員
- 答弁者
- 産業振興課長 横田和幸、町長 中川原秀樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 9番 花田一夫
是非ですね、町民一丸となってですね、行政も含めて雄武高校存続のために鋭意努力して頂きたいということで終わらせて頂きたいと思います。次に最後になりますが、将来の本町の漁業振興をどう考えているのかということで、一つには獲る漁業からつくり育てる漁業に向けて、道の漁業栽培センターを誘致してはどうかということと、二番目に北海道沿岸で漁業栽培センターがないのがオホーツク海だけですという、この2点について伺いたいと思います。雄武町の基幹産業である水産業の一つが漁業がですね、つくり育てる漁業ということでホタテが1万5千トン体制になった時点で大きく価格も上昇したせいもあるが、やっぱり60億を超えた水揚げがあったんですが、時化の為にですね、大きく落ち込んで一昨年は9千トン、昨年は5千トンということで、これ雄武町ばかりじゃなくてオホーツク全体がこの台風に変わる低気圧の影響で大きな水揚げ減になったわけですが、この時化ばかりじゃなくてですね、海の状況がオホーツク海のみならず、日本海、太平洋も大きく変わってきていて全国的に水揚げが大きく減少、毎年されてる状況になっているわけです。それで紋別の宮川市長はですね、施政執行方針の中で重点課題と位置付けした地域医療、中心市街地、観光の三つの再生を新たな取り組み段階へ移行する時期に来ているということで市はですね、持続可能な発展軌道に乗せるには、更なる取り組みの強化とスピードが必要ということで、主力漁業のホタテを保管する新たな漁業資源として紋別漁組と連携し、ナマコの増殖、増養殖試験に取り組む考えをしましたということでございました。それで過去の話を若干させて頂きますが、片山町政時代に雄武漁港区域の変更依頼で当時の片山町長と、橋詰議長のお父さんである橋詰議長と田原当時の副議長と森山議員と私と道に漁港区域の件で陳情に行った経緯があるんですが、その時に当時の水産部長が藤原さんで私個人的に藤原さんとも懇意にしていたんで、帰ってきた後、漁港区域については色々あるんだけど、今おっしゃってる、この北海道で日本海、太平洋、オホーツクってあるが、オホーツクだけに漁業栽培センターがないんで、雄武にどうだという話が個人的にあったんで、その話を漁組さんにお話したんですけど、その当時についてはその考えはないという話で終わったんですが、おっしゃるようにホタテもつくり育てるということで、やはり稚貝を獲って、そして放流して、そして4年後に獲るということで、このホタテ漁業も主たる漁業になったんですが、私もこのホタテが、失礼、ウニがですね、昭和60年から去年まで32年間、このホタテ漁業が継続ずっとしてきているわけです。それで一番良い時にはですね、平成16年ですが、117トン、金額にして9,600万、22年にはですね、価格の問題があるんですが、キロ4,500円にしたということで2億4,000万の水揚げがあった。確か平成16年か17年頃だったと思うんですが、当時、ウニの部会長であった松嶋幸悦さんにですね、このまま乱獲するとウニの資源もなくなるんで、水揚げの中からウニの、ノナの基金としていくらか増殖を考えて積んできたらどうですかと、町、あるいは道の力を得ながら増養殖しないと資源枯渇にするんでないかというお話をした経緯があるんですが、その時にはなかなか理解して頂かなくて、今から確か4年ぐらい前からこのナマコの増養殖に町から100万円の助成をして今現在に至っているんですが、この100万円の助成に対して漁組はどの程度の増養殖をしているのか産業振興課長は、その経緯と結果を分かっていたら教えて頂きたいと思います。
答弁 産業振興課長 横田和幸(産業振興課長は2019年3月まで)
漁組で実施していますナマコの増養殖事業でございますけれども、元稲府漁港のですね、当初は港内だけで実施を、試験を実施しておりましたけれども、平成25年から実施しているところでございます。生息環境の試験ということで石詰礁とカキ殻礁を元稲府漁港に設置しまして、親ナマコを放流してございます。この後、稚ナマコの、親ナマコについては生息環境は翌年も生息して蝟集してございますので、親ナマコの生息環境は環境的には良いということで実証は出てございますけれども、稚ナマコの発生につきましては多少、稚ナマコの発生、平成28年、今年ですね、今年度稚ナマコの発生は確認されてるんですけども、それが天然発生なのか、それともその辺がまだ状況が分かってないということで、平成28年につきましては西防波堤の方、港内だけではなくて、沖側の方にもですね、試験床を設置して現在平成25年から継続して実証試験を行っているということでございます。
質問 9番 花田一夫
私もナマコの業者さん、何人かに今のナマコの養殖、増養殖の結果を聞いたんですが、残念ながらやっているということで、今の上ノ国町から稚ナマコを7千から1万粒を買ってきて、今の元稲府漁港の外防波堤に巻いているんですが、なかなか結果が出ないように伺ってますし、また外海の大きな親ナマコも合わせて、そこに増養殖しているんですが、今やってる規模ではなかなか結果が出ないと、ただ言えるのは、上手くいくと予想以上に成長しているのもあるんで、今のままでは大した大きな期待が出来ない、やるんなら大々的な事をしないとですね、将来的なこのナマコの生産増にはならないんじゃないかという話をされてました。実は私の生まれ故郷の福島町も、あそこは昆布の養殖とマグロ釣りが主なんですが、皆さんご承知のようにあそこは三厩と福島町のフェリーが運航してまして、そのフェリーの港が小さいということで港を拡張した途端にですね、フェリーの運航会社が採算割れでなかなか搭乗率も見込まれないということで港の完成と同時にフェリーが運航を停止してしまった。その漁港の利用をどうするかということで色々考えた結果ですね、今から5年前にこのナマコの増養殖の場所に転換したわけなんです。実は私のいとこも組合員をしておりまして、色々とこのナマコの話を聞きました。それでいきなり外海に境についてですね、あそこは当然岸深だし、それから潮の流れも速いということで成功しなかったんですが、港に稚ウニを撒いたものについては随分差があるようですが、早いのはですね、3センチでだいたい12、3センチに大きくなるし、同じ稚ナマコでもばらつきがあるという話をされてまして、当初4、5年掛かるんじゃないかというのが、2年で場合によっては製品になるという話をされてました。そういうことでですね、前段申しましたように、紋別がこのナマコの増養殖に力を入れるということは、私は将来的にこの漁業栽培センターも紋別も誘致するんじゃないかという自分らの思いしてるものですから、もし町と漁組さんと総意の中でですね、道に働きかけたらどうなのかなと。これはですね、栽培センターはナマコばかりじゃなくて、例えばウニなり場合によっては毛ガニのですね、こういう増殖にも私は向くんじゃないかという思いをしてます。ウニもですね、以前にはこういう小さな稚ウニが異常発生している。何年か分からないんですけど、獲って厚岸や霧多布の方に販売したようなことを私、記憶してるんですが、それが今はもう何か海底が変わったのか、殆ど稚ウニも見当たらなくなってきているという状況ですから、何とかこの漁業栽培センターをですね、誘致しては如何という思いで一般質問をしてるわけですが、町長如何でしょうか。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
花田議員が今までおっしゃった通りですね、現在、雄武町を含むオホーツク海域で考えられる栽培漁業はナマコでありますけれども、栽培漁業海域拠点センターは将来的に地域の栽培漁業の推進に中核的な役割を担う施設となりますので、試験調査結果を基礎とした資源の増産見込みによる採算性などがなければ設立は出来ない状況になっております。従いましてまだナマコの試験調査はまだ始まったばかりでありまして、拠点センターの誘致を要請する段階にないのが現状であります。将来的にはナマコが安定して漁獲できる主力魚種に加わることを期待しておりますけれども、当面は試験調査等による技術開発が優先となりますので、雄武漁業協同組合が行いますナマコ増養殖事業に引き続き支援を行っていくことが必要であるというふうに考えております。なおオホーツク海域におきまして、ナマコの試験調査等を経て増養殖事業が実現できる見通しになった際にはですね、各関係機関及び各関係団体と連携致しまして本町への誘致に向けて行動をして参りたいというふうに思っておりますので、ご理解を頂きたいと思います。
質問 9番 花田一夫
町長ね、いま北海道に私の記憶では岩内にヒラメの養殖、それから上ノ国ではアワビとナマコ、それから室蘭の方ではマツカワ、それから厚岸には確かウニだったと思うんだけど、それを全部道の漁業栽培センターということで道の負担でやってるんですよね。だからその採算性をどうのこうのというのは私は雄武町では関係ないと思うんですよ。私、今このオホーツク海の中で以前にも、過去の話して申し訳ないんですが、北海道の自民党の移動政調会が北見で開かれた時に、その時に私も自民党の幹事長をしてまして助役さんと一緒に陳情に行った時に、この道の栽培センターの話をしたんですが、その時に新沼浩さんが道の自民党の政調会長で、その話し私したら、雄武って言わないで、是非、オホーツク全体で考えましょうやという話をされたんですよ。その時に私、紋別がそういうことやってたら、すぐ紋別に引っ張られちゃって紋別に設置されるのかなという思いもしたんですけど、このナマコやウニについても私はね、紋別の場合は殆ど底質が殆ど砂利、砂であんまり岩盤が少ないんだけど、雄武は砂利もあるし、盤もあるということでナマコなりウニの私、養殖には一番適してると思っているんですよ。町長のおっしゃるように今のナマコの増養殖については今後、質疑を雄武町の漁組さんと協力しながらということあるんですけど、意思だけを示すことも如何なものかという思いをして私、話してるんですよ。それと手を挙げることも大事なんだけど、それである程度、今のままじゃなくてもう少し力を入れて、ある程度のデータを持ってった中で町なり漁組さんではこれだけのことしか出来なかったけど、もう少し大々的に事業するという中では町や漁組さんだけでは無理なんで、一つ道の方でお願いしたいということにもなろうかと思うんで、その辺を考えてね、町長、手挙げるだけでも先に挙げたらどうなんですか。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
いわゆる北海道の栽培漁業海域拠点センター、これとそれから各自治体や協議会等の地域が組織する種苗生産施設や中間育成施設、こういうのもあると。これ今言った二つともいわゆるオホーツク海にはないのが現状です。それで道と致しましても、道はいわゆる道費をつぎ込むんで、いわゆる採算性の事を考えるということだと思うんですよね。それは条件があってるということなんです。ですから今の段階では誘致をする状況には現状としてはない。ですけども花田議員さん言われてる通り、道の方に出向いた際にはですね、水産部長なりにね、この話はしていきたいというふうに思っております。
質問 9番 花田一夫
是非ですね、陳情書を書いて私はやっぱりそれぐらい必要じゃないかと思うんですよね。それともう一つですが、今のままでナマコの増養殖については今100万出してるんですが、それを増額してもう少し規模を拡大してデータの取れるようなことにすることについての考えはありませんか。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
それについてもですね金額、補助金をね上げることによって漁組さんのいわゆる作業が出てきますんでね、その漁組さんの方ではどういうふうに考えているのか、それは今後漁組さんと協議して必要であれば補助金の増額も考えていきたいというふうに思っております。
質問 9番 花田一夫
雄武町の基幹産業である漁業ですからですね、前向きに一つ検討して後で後悔しないような、やっぱり政策をとって頂きたいと思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。以上で終わらせて頂きます。ありがとうございます。