雄武町議会 平成28年9月議会 2016年9月13日
漁業の担い手対策について
2016年9月13日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「漁業の担い手対策について」質問し、町長 中川原秀樹、産業振興課長 横田和幸が答弁しました。
- 質問者
- 嶋村義文 議員
- 答弁者
- 町長 中川原秀樹、産業振興課長 横田和幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 3番 嶋村義文
続きまして次の質問に移らさせて頂きますけれども、漁業の担い手対策についてですけれども、農業の担い手対策については非常に深刻な問題もあるし、国の優先課題もあるんでしょうけども、議会でもよく議論されますし、国を含めた様々な対策、助成策が講じられていますけれども、漁業の担い手対策というのは全くというくらいないんですよね。ただ私は漁業の担い手対策は一次産業の振興も含めて中川原町長自身も28年度行政執行方針で人口減少危機を総力で打開する町づくりというのを謳ってますんで、この政策を実現する上でも非常に重要な対策だと思いますけれども、まず中川原町長の漁業の担い手対策の基本的な考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
いわゆる漁業ばかりでなくて、酪農に関してもそうなんですけども、いわゆる若者がそういった第一次産業に、業務に従事する、出来るような環境を整備していくのが、いわゆる担い手対策になるというふうに思っております。
質問 3番 嶋村義文
一応、具体的な就労状況ですとか組合員数等についてちょっと伺っていきたいと思うんですけども、まず雄武町での漁業権を持っている方と雄武町の漁業協同組合員の組合員数はどのくらいの人数がいるのかまずお伺いしたいと思います。
答弁 産業振興課長 横田和幸(産業振興課長は2019年3月まで)
まず漁業権利者数につきましては雄武漁業協同組合員数と同数の110名となってございます。
質問 3番 嶋村義文
資料請求した時、120名ってことだったんだけど。前回、議会始まる前に私資料請求した時には120名という回答だったんだけども。
答弁 産業振興課長 横田和幸(産業振興課長は2019年3月まで)
資料請求出した時の資料が私の手元にあるんですけれども、組合員数110名、漁業権利者数110名ということで回答してると思いますけれども。
質問 3番 嶋村義文
申し訳ないです。私のちょっと転記ミスみたいですね。続きまして漁業の権利を持ってない方で、実際、漁業の産業に就労してる方がかなり大多数いらっしゃいますけども、それらの人数、もしお分かりであればお教え願いたいと思います。
答弁 産業振興課長 横田和幸(産業振興課長は2019年3月まで)
ただ今、漁業就労者数ということでございますけども、乗組員という事でよろしいでしょうか。それでは漁業権利者以外の乗組員につきましては現在124名となってございます。
質問 3番 嶋村義文
漁業権を持った方で漁業の組合員さんと同数ですので、実際、漁業権を持って漁業に従事している方で50歳以上というちょっと限定しますけれども、いわゆる後継者のいない方というのはどの程度いらっしゃいますか。
答弁 産業振興課長 横田和幸(産業振興課長は2019年3月まで)
漁業権利者50歳以上で後継者のいない者につきましては現在110名中17名となってございます。
質問 3番 嶋村義文
恐らく60歳くらいまでは就業できると思いますんで、10年程度は大丈夫かと思うんですけども、例えば漁協さん等で組合員の減少は自然減として了解してるのか、もしくは110名という組合員数を絶対維持していかないと今の生産が維持できないんで、この17名の欠員は何らかの対策を講じなきゃならんというふうに考えて対策を打ってるのかどうか、その辺もし分かればお教え願いたいと思います。
答弁 産業振興課長 横田和幸(産業振興課長は2019年3月まで)
現在、組合の方はですね、雄武漁業協同組合につきましては10年後の、10年後につきましては現在50歳以上で後継者のいない者、17名ということでご報告しましたけれども、10年後も100名は維持していけるということで 10名ぐらいの減で考えてるところでございます。それで雄武漁協につきましては今後ですね、組合員になるためにですね、次男対策ですとか三男対策ということでちょっと間口を広げていく考えもございますけれども、当面、100名程度を維持したいという考えでいると聞いて伺っております。
質問 3番 嶋村義文
農業であれば新規就農者ということで身内にいなければ外部から人を招き入れるという色んな方策ありますけども、雄武の漁協さんとしてはそういう新規就業者対策というのは特別持っていないということですか。
答弁 産業振興課長 横田和幸(産業振興課長は2019年3月まで)
今のところ新規就業者と言いますか、全く農業のようにですね、関係のないところから入ってくる、乗組員につきましては色んなところから確保していく考えでございますけれども、組合員に関しましては後継者及びその方の兄弟ですね、そういうところで考えていきたいという考えでございます。
質問 3番 嶋村義文
漁業権利者以外のいわゆる漁船に乗っている乗組員の方が124名ということで、かなりの大多数の方がいらっしゃる。当然、家族を含めると相当な人数になると思います。この124名の方で50歳以上の方っていうのは何名ぐらいいらっしゃいますか。
答弁 産業振興課長 横田和幸(産業振興課長は2019年3月まで)
漁業就業者50歳以上の者につきましては124名中15名となってございます。
質問 3番 嶋村義文
この漁業就労者の新陳代謝を如何に図っていくかというのは今後、雄武町の漁業振興をする上で非常に重要だと思います。実際、船に乗り込む乗組員さんがいなかったら実際船は動かせないわけですし、特にホタテなんかは完全に漁業就労者が圧倒的な人数を占めてるわけですけれども、私も漁師の方何名か知り合いの方いるんですけども、非常にやっぱり漁業就労者を確保するのに苦労してると。実際近年、昔は若い方がどんどん入ってきて、新陳代謝が積極的に行われてたんですけども、最近若い人が非常に入って来ないと。逆に紋別とか枝幸とか猿払に人が引き抜かれていくと、そういう状況があるということをよく耳にします。実際にいわゆる漁業就労者自体も労働条件と言いますかね、将来設計とか、そういった意味含めていわゆる雄武町の漁業就労者のいわゆる労働実態と言いますか、年収ですとか、年金の加入状況ですとか、退職金制度だとか、普通一般的な企業に勤めるとそういったものがあるんですけども、その辺を含めていま労働条件というのはどういうふうになっているか、もしお分かりであればお知らせ願いたいと思います。
答弁 産業振興課長 横田和幸(産業振興課長は2019年3月まで)
漁業就労者の労働条件につきましてはホタテ漁船の乗組員、また毛ガニ漁船の乗組員についてはある程度町の方で把握してございますが、個人で雇われてる方、また鮭定置などの共同経営の乗組員につきましては町の方では把握してございません。その中でホタテ漁船の乗組員につきましてはホタテ貝漁業生産部会と雇用契約を締結しており、雇用期間は3月1日から11月末までとしまして、就業時間は原則として午前4時から午後5時まで。給与等につきましては毎月定額で支給されておりまして、その他、漁業数量や漁獲金額に応じた歩金が支給されております。その他、若干ではありますが交通費も支給されてると聞いてございます。保険関係につきましては雇用保険や労災保険に加入してございますけれども、個人で国民健康保険や国民年金に加入しております。退職金につきましては季節雇用ということもありまして、制度化されてないのが現状となってございます。
質問 3番 嶋村義文
実際のところ先ほど話しました通り、新陳代謝がかなり滞ってきて、恐らく若い人の補充がなければ段々段々年齢構成比が上がっていって、実際、漁業就労者として何歳まで勤めれるかというのはなかなか難しい問題ですけども、話を聞くと50代を過ぎると非常にやっぱりホタテなんかは非常にきついと。そういった状況があるんで、なぜその当然、若年労働者自体が減ってきてるわけですから、そういう人がなかなか入らないということもありますけれども、何か根本的な原因があるような気がするんですけど、何かこういった問題があるからなかなか若い人が漁船に乗り込まないという、もし捉えてるのがあればちょっとお聞かせ願いたいんですけども。
答弁 産業振興課長 横田和幸(産業振興課長は2019年3月まで)
若い方の関係でございますけれども、私、ホタテの乗組員、50人程度いるんですけども、その方を見てもですね、現在若い方が多いというふうに認識しております。今後何年か同じ方が乗れば当然年も取っていきますんで、年齢構成は上がっていくと思われますけれども、また他の町内に流れているという状況もございますけれども、逆に他の興部だとかですね、紋別の方からも来ている方もいらっしゃるということで、全体的には50歳以上、先ほど申し上げましたけれども、124名中15名ということで年齢的には今のところ若い年齢構成になっているのではないかと思っております。
質問 3番 嶋村義文
先ほどの話ですと給料ですとか、歩金等はそれなりのものがあるんでしょうけども、一つやっぱり問題になってくるのは、国民年金、個人で加入してると。普通、被雇用者というのはだいたい厚生年金に加入してるというのは一般的です。将来、受け取る年金額考えてみても数段違いますし、それと問題になってくるのは当然、奥さん、家族にしてみれば、いわゆる労働できなくなって、丘に上がる時にじゃあその後生活どうするのと思って、当然退職金がなければ、いきなり路頭に迷うわけですから。そういったことで、これはかなり難しい問題だと思いますけども、雄武町の一つの産業を構成する重要な一翼を担っているわけですから、出来れば町全体として、そういった将来にわたって生活がきちっと保持できるような体制というのはやっぱり考えていく必要があると思います。ある町村では、これは本州ですけども、漁業就労者が一時やっぱり健康を壊すとか体力の衰えで漁船に乗り込めなくなった場合については一代限りですけども一部漁業権を認める、例えば雄武であれば昆布ですとかウニですとか、そういったものの採取を認める。ただそれは世襲はかなわないんで一代限りということで、そういった方法も一つの解決策としてあるんではないかと思います。今は確かに若い人いっぱいいますけども、恐らくあっという間だと思いますよ。担い手がいなくなると。その時になって慌ててもしょうがないので、出来ればそういった総合的な対策を是非取り組んで頂きたいと思います。これは答弁よろしいです。