雄武町議会 平成27年9月議会 2015年9月1日
遠紋地区の周産期医療体制について
2015年9月1日、雄武町議会の一般質問で、福原峯雄議員が「遠紋地区の周産期医療体制について」質問し、町長 中川原秀樹が答弁しました。
- 質問者
- 福原峯雄 議員
- 答弁者
- 町長 中川原秀樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 4番 福原峯雄
4番の福原です。通告の順番に従いまして質問したいと思いますので、よろしくお願いします。最初にですね、遠紋地区の周産期医療体制についてということで通告しました。先ほど嶋村さんの方からも一部出ましたけれども、遠軽の厚生病院の産科常勤医が10月から3名体制から1名体制になると思って準備していたら8月の27日付の道新で残る1名も退職をするということが載っております。こういったことの発端はですね、4月に旭川医大からこれまでも産科、産婦人科の医師2名を旭川医大の方から遠軽の厚生病院に派遣していたんだけども、9月末をもって困難な状態にあるという旨を連絡を受けたというとこから大問題になったんですよね。旭川医大の説明によりますとですね、産科、産婦人科医師のやはり人員不足というのが施設の集約化が避けられない、9月末での派遣はもう困難になるということでこういう結論になったというものなんですけれども、これは大変な事態になったと医師数の数でいうと札幌あたりは相当数が多いけれども、ここは雄武から遠軽管内までの広大な地域にお産を出来る医院がいないと。紋別広域病院の方は言ってみりゃ初産の人とか、それから異常分娩は受け入れは出来ないということになっておりますんで、そういうことを考えると本当に大変な事態になったと思うんですよね。雄武町も遠紋2次医療市町村となると思いますんで、その後、様々な市町村長を含めてですね、北海道知事だとか、北海道厚生連、旭川医大、産婦人科学会、そういうところに遠紋2次医療市町村長名で要望を提出したということ伺いました。議長会も厚生連、厚生労働大臣に要望書を提出したということも伺っておりますけれども、分かる範囲で結構ですが、例えば遠軽厚生病院に通っている妊婦さん、その辺の周知だとか、これから通う予定だっという妊婦さんだとか、そこら辺がどうなっているか。また名寄市立病院の方で一部受け入れを了承したという話も聞いております。10月以降、どうなっていくんだろうかという情勢も含めてですね、若干、分かっている範囲で教えていただければと思います。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
今現在、妊婦の方がどういうような病院に行ってるかはちょっと把握してませんけれども、平成26年度における出産箇所、出産病院についてお知らせしたいと思います。紋別広域病院については1人、遠軽厚生病院は12人、名寄市立が14人、その他が6人というふうになっております。それからこの度の遠軽厚生病院の関係で広域紋別病院の従来の考え方が変わったというふうには聞いておりません。したがって従前どおり紋別広域病院では今のところ医師一人で初産は受け入れないというような状況であります。
質問 4番 福原峯雄
今現在通っている妊婦さんのことは。
質問 4番 福原峯雄
それにしても分かりませんけれども、今現在、遠軽の厚生病院に通っている妊婦さんが、それじゃここに行ってくれとかっていう振り分けは雄武でやるのかどうなのかということはどうなんですか。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
町がするもんでなくて、いわゆる個人が病院を選んでいくということになります。
質問 4番 福原峯雄
個人がやるというんだけども、実際、何かしらの書類を提出するだとかっていうことになりますよね。話、先に進めさせていただきたいと思うんですけれども、実は私この問題知るまで北海道の周産期医療体制整備計画ですね。の存在そのものを私は知りませんでした。お渡ししました資料、先ほど町長言いましたけれども、雄武町の妊婦さんがどこに通っているかというのは、この一番最後に実は、8月4日に遠軽町とちょっとした話し合いを持ちましょうということで、その話し合いを持つに当たっての雄武の状況を知りたくて、このデータを無理して出してもらいました。この資料はですね、その整備計画って非常に厚いものなんですけれども、その一部をコピーしたものなんですね。もちろんここで道の責任において医者の確保をどうするかとかっていうことが書いてあります。この計画に基づいてオホーツク振興局が作成した遠紋地区の推進計画というのがあるわけですよね。ちょっと見ていただきたいんですけれども、上の方に付番しておりますが、これの5枚目、5ですね、5と3を合わせて見ていただきたいと思います。5番を見てほしいんですけれども、これが医療機能別の産科医療機関一覧ということで、上から順番に総合周産期センターというのとずっと下まで来ております。北見赤十字病院というのは総合周産期センター、一番上の(2)の欄ですね。ここになっております。つまり上位に位置づけられているということになりますよね。資料3の方を見てほしいんですが、3枚目見てほしいんですけども、ここに医者の確保についてアで、(3)のアで書いております。ここによりますと本道の広域性や既存の医療機関の整備状況を踏まえて一定の産科医療機能が充足する病院に対して、違いますね、(2)ですから上ですね。すいません。北見赤十字病院というのが産婦人科医師の優先的かつ重点的な確保を図りますというふうになっております。ここ一番最初に優先的に医者を確保するところなんだということになりますよね。そして(3)以降というのが地域の周産期センターということになるわけなんですけども、雄武の妊婦さんが比較的多く通っている名寄市立病院というのは、そのアに当たるわけですね。アの医師確保についてはどう書いてあるかというと、やはり最初は同じようなもんですけれども、一定の産科医療機能が充足する病院に対して3医育大学、旭川医大なんかにあたると思うんですけれども、などとの協力の下、産婦人科医師の優先的かつ重点的な確保を図ります。つまり優先的に医療機関、充足するというのはつまり足りている病院と話し合いを持つ。それから旭川医大のような機関と話し合いをもって優先的に重点的に確保を図りますということになります。遠軽厚生病院というのは、つまりイに当たるわけですよね。イに当たるのは、イに何て書いてあるかというと総合周産期センターとも連携して、つまり総合周産期センターというのは北見病院がそれにあたるんですけども、連携して産婦人科医師の優先的な確保を図ります。優先的に確保を図るというのはここにも書いてあるんですけれども、そういうことになります。つまり段階がこう下の段階に行くに従って、ちょっと厳しい状況になるけれども、問題はこの計画そのものが道が出している、道の責任において出しているということになります。道ともいろいろ話し合いを持ったという人に聞いてみますと、道は道なりに大変一生懸命やってるけれども、一番最初に言いましたけれども、旭川医大が言った、全体的に産婦人科の医師が少ないんだと、そういう困難さがあるんだということ がやっぱり根っこにあると思います。ただ、私資料として提出した6番目見てほしいんですけども、これは北海道のですね、医療圏別の産婦人科医師の数を書いております。札幌178、20年ですね、平成24年が一番新しいデータなんですけども、199、約200人ほどおります。もちろん人口も大変多いところなんですけども、問題はオホーツク圏内どうか。これは4となってますけども、4じゃなくてここは1になるわけですよね。この広大な地域が1になるということで、この北海道の周産期医療体制整備計画、道が責任を持って出しているんだから、少し力を入れて出してほしい、そういうことが強く言える体制をやっぱり地元で作っていくと、そのことは本当非常に大事になってくると思うんですね。ちなみに3ページのウに当たる広域紋別病院はどうかというと引き続き機能の維持を図りますとあるだけで、産婦人科医師の確保については一切書いてない、独自に努力しなさいということなんだと思います。全体的な医師不足の中でアとイとウの順番に医師の確保は困難になるということを本当に表していると思うんですね。雄武の場合、今までも、どこに通うにしても、つまり遠軽に通うにしても名寄に通うにしてもですね、他の市町村と比べて地理的に非常に困難だったわけなんですね。先ほど言いました7に出した、担当者から出してもらった雄武町のデータで参考データって書いてありますけれども、データですよね。ただこれを見た時にですね、私の勝手な予想なんですけれども、予想以上に遠軽厚生病院での分娩の割合が高いと。私ほとんど名寄の方に通っているんだろうと思っていましたが、意外と紋別病院に3分の1以上とか、やっぱり通っていると特に非常に驚きました。改めてですね、今ある、つまりさっきから言いました道の周産期医療体制をやっぱり守っていかなきゃならないんだという、その行動を自治体だけではなくて、遠紋地域ぐるみの行動を提起していくと、雄武でもそういう運動を起こしていくという本当に必要があると思います。私の知り得た情報では8月25日に遠軽町を中心にして医療を守る会、そういう会が組織されて運動を開始したそうであります。今まで遠紋地区3町の女性議員が9千名を超える署名を集めたと。そして医師派遣を要請したとか。自治会連絡協議会の役員がやっぱり1万名を超える署名を集め要望したとか。湧別町の自治の連合会というのが5900名を超える署名を集めて要請したという知識ぐるみの運動というのは実はこれまでもずっと広がっていたんですね。やっぱりそういった地域ぐるみの運動の高まりこそが時代を変えるやっぱり鍵になる、そういうことは実は紋別にもありまして、紋別の地域医療を守る会というのがあります。やっぱりその中で言われているのは、住民のバックアップがあると自治体というのは国や道に本当に話をしやすい、強く言いやすい、そういう話が出たということも本当に示されていると思うんですね。雄武もですね、遠紋地区の周産期医療圏内の一員として地域ぐるみの活動の盛り上げを図るべき取り組みが必要と思いますけれども、まずそのことについてどう考えますか。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
福原議員のおっしゃるとおりだと思っております。
質問 4番 福原峯雄
先ほども一部、嶋村議員の答弁の中にもちょっと出ましたけれども、交通費の助成をする、検討する旨の話もありましたけれども、もちろんそうなれば本当に大きな支援になると思うんですが、それに加えてですね、やっぱり守る会の中で出た意見なんですけどもね、出産前後の健診で妻が一歳半の上の子供を連れて遠くの病院まで運転していかなけりゃならない、これが非常に怖いんだと、何か行政の手当はないだろうかとか、本当に小さい子を守って、妊婦が運転をして病院に通うという状況が普通にある、家庭によっては旦那さんが仕事を休んで連れて行くということもあると思うんですね。それもまた非常に危険な話だと思います。これは冬もそうですよね。そういう通院しなければならない。こういった非常に困難な事例というのは多分保健係の担当者がやっぱりいろいろ一番よく分かってると思うんですね。出産に伴う予想される困難についてですね、もう一度検討する、こういう場合に何とか手を打とうかという。私が言ったのは一つなんですけれども、女性はだったら分かることもで、男はなかなか分からないということもありますのでね。そういうことをお願いしたいんですけれども、そういった意味で困難についてもう一度どういうことがあるかということを検討することをお願いしたいと思うんですけども、これについての考えをよろしくお願いします。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
お尋ねの方がちょっと分からないんですけど、支援について検討すれって言ってるんですか。先ほども嶋村議員さんのところでも答弁いたしましたけれども、今まで本町は子育て支援についてはいろいろ実績を上げてきているところでありますけれども、出産についてはあまり重きを置いてなかったということは御理解できてると思います。それでいわゆる出産についてはいろんな支援の中味があります。例えば不妊治療の問題、それから検診についての公費負担、それからミルク代の補助とか、オムツの補助とかいろいろ補助内容がありますけれども、今言われたこういった補助支援と合わせまして、いわゆる交通費の支援とかも近い将来考えていかなければならないというふうに思っております。
質問 4番 福原峯雄
実は私この遠軽の厚生病院に産婦人科の医師がいなくなるということで、つまり特にあそこに頼ってた湧別、佐呂間とか、それから紋別もそうですね、いうところはいろいろな意見を出しています。守る会の中でいろんな意見が出たと思うんですけども、例えば今まで先ほど1泊もしなけりゃならない、それについても考えてほしいという意見が出てます。あそこ近辺というのは遠軽ありましたんで、割と近いんですね。ですから無くなった時に北見まで行くのか、それから遠軽まで、遠軽じゃない、旭川まで行かなきゃならないかもしれない。そういったことで様々な意見が出ました。雄武の場合ですね。元々が遠いんですね。どこに行くにも、どちらに行くにも。だから割とそれに慣れてきたんじゃないかと私感じたんですね。実際には先ほど言ったように本当に小さい子を連れて妊婦さんが自分で運転していかなきゃならないという状況は割と普通にあって、私達見ても大変だなと思うけども普通に捉えていたということを本当に感じたんですね。ですからそういったことも含めて少し湧別とか佐呂間の人はこれは大変だということになるけれども、つまり今までがちょっと大変だったんだっていうことを自覚してる必要があると私そういうふうに思いますね。だからそういった意味で、どういうつまり出産に伴う予想される困難についても是非保健係の担当の人はいろんな困難分かってると思うんで、いろいろ聞いた中でですね、検討をお願いしたいということをお願い、意見として出しているわけです。そういう町長としてはそういう考え方かも知れないけども、今後の問題としてもやっぱりこれは検討していかなきゃならない、そういう問題だと思います。そのことをお願いしまして次の問題に移りたいと思います。