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雄武町議会 平成19年12月議会 2007年12月10日

地方公共団体の財政の健全化に関する法律について

2007年12月10日、雄武町議会の一般質問で、加藤孝義議員が「地方公共団体の財政の健全化に関する法律について」質問し、町長 田原賢一が答弁しました。

質問者
加藤孝義 議員
答弁者
町長 田原賢一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 6番 加藤孝義

6番、加藤でございます。2題ほど一般質問させて頂きたいと思います。初めに地方公共団体の財政の健全化に関する法律についてということで非常に難しいような名前でございますけども、このことにつきましては今朝ほども町長から行政報告の中で新年度予算の編成という中で触れられた中味と重複することがあろうかと思いますけども、ひとつご容赦願いたいと思うわけでございます。新しい法律ということと、これからの地方財政をやっていく時に非常に重要な段階の指数化した中で健全経営してるか、あるいはイエローカードを出されたような状況になってるか、あるいはレッドカードで再生しなければならないということまで陥ってしまったような地方自治体等々についてを法律として決めてくというような中味でございます。このことにつきましても平成19年度から一応導入するということでございますので、次期、まさに雄武町の第5次総合計画、あるいは19年度の新年度の予算編成というようなことも正に今計画中というようなこともございますので、このことについて質問したいと思うわけでございます。初めにこれらに当たりまして、夕張市の財政再建団体になったことへの夕張市民が受ける行政サービスの低下、諸経費の高負担化、人口の流出、市役所職員の給与の減額、職員の退職者の続出が続き、非常に悲惨な状況が続いてるわけでございます。また一方、北海道におきましても財政が非常に逼迫してるというようなことから、財政の再建団体一歩手前だと言われるようなことも言われてる中でございます。このような背景から職員給与の10%カット、あるいはそれで終わらなくて、今後まだ九%を続行したいというようなことで、労使話し合いしてるというようなことも報道されてるわけでございますし、また借財の借金の額も5兆6,000億円というようなことが報道されてますと、連日のようにこのようなことが報道されてるということに合わせまして、また新しく出来ました財政再建化法に関することも新聞紙上には載ってるわけでございます。新聞等によりますと最近のこれらの決算を見た中で財政の早期健全化団体と、一番これは後から説明しますけども、健全化の段階から、次が早期健全化の段階、その次が再生段階というようなことになってくるんですけども、これを平成17年度の決算資料を基にして道新等が実はこれを出してるという中を見てきますと、我々が非常に親近感持っております、網走市であるとか、浜頓別町だとか、中頓別町が既に平成17年度等の決算を基にした算定をしますと、今回出ました指標を用いました中味でいきますと、これらがイエローカードだというようなことで非常に大変だというふうに思うわけでございますし、また白老町等では職員の給与を19%カットというようなことでの交渉がなされてるというようなことが報道されるわけでございます。このようなことを報道されてる中で見ますと、我が町の雄武町の財政はどうなんだろうかと、本当に大丈夫だろうかというようなことを心配されまして、割合近くの町民の方、何ともないのかいというようなことを実は聞かれるわけでございます。私はそれは心配ないですよというようなことでは話はしてるんですけども、それの対する何%、平均値はどのくらいで、うちらの指標としてはこうですよという具体的なことは今まではそう多くを具体化に公表されてなかったというようなことで今回の場合はこれらが指標化するというようなことで非常に分かりやすいんじゃないかと思うわけでございます。このようなことで町民も非常に心配されてるというようなことに遭遇致しますので、これらのことにつきまして質問させて頂きたいと思うわけでございます。初めにですね、この地方財政健全化法ということで非常に新しく出来たばかりでございまして、今年の6月15日に成立してございます。これ略しまして健全化法ということでございますけども、従来ですとこれが地方財政再建促進特別措置法ということで、これに変わったものが今回のものでございます。これらは従来ですと再建団体に陥った市町村のみを対象にした法律だったということですけども、今回の健全化法ですと、これが再建団体のみに対象したものでなくて、全ての、全国全ての市町村を対象にしたことであるということですから、先ほど言われました通り町民の方が質問されても、この数字はこうなってるから、余所の平均はこうで内らはこうだから大丈夫ですよということが出来るということで、これらを4つの財政指標を算定の上、公表して財政状況を分かりやすく公表していくということが今回の大きな法律の目玉だというふうに考えられるわけでございます。また財政再建団体という最終的な段階のみならず、その前に自主的に健全化を図る、予防的段階を設けてるということが設けられたわけでございます。従来ですと再建団体まで行っちゃうんですけども、今回の場合はその前の段階で健全化、早期健全化というように段階を設けているということで1番初めに健全化があって、早期健全化あって、それから再生化というようなランク付けがされてるということだということで、各自治体におきましても、これらの指標を参考にして予算と今後の事業の展開をされるというようなことでの利点があろうかと思うわけでございます。また従来ありました特別措置法と対象しましても非常に分かりやすいというメリットが実はあるわけでございまして、これが財政状況の今までですとこういうことについての情報が非常に開示が不十分であったということですんで、分かりやすく言いますと、町民の方から咄嗟に言われて雄武は大丈夫ですかと言われても、そういう数字がないからなかなか説明しづらかったということでございますが、今後につきましてはこれらを分かりやすい4つの指標で表すというようなことが良いことだというふうに思われるわけでございます。また再建団体の基準しか無かったんですけども、今回の場合につきましては早期に再建団体に行く手前の状況でも貴方の時は危ないですよというようなこともできるということが大きな今回の改正の特徴では無かろうかと思われます。また従来のこれらに対する評価と致しまして、一般会計と公営企業会計とが一応別であるということでございまして、一般会計の方は非常に正常化にして運営されているんですけども、たまたま公営企業の運営の中味が悪いということでも財政の再建団体にならんかったというようなことがあったわけでございます。これらが今法につきましては変わったというようなことが大きな特徴かと思われます。これら先ほどから述べました通り四つの財政指標の考え方というか、指標が出来るということで従来からありました実質赤字比率ということで普通会計、一般会計における赤字の比率がどうであるだとか、あるいは新しく出ました連結赤字比率ということで、従来の一般会計と、ここに新しく出ました公営企業会計が連結した中でこれらの赤字の比率を出さにゃいかんということで、非常に町全体としての何か出来るというようなことが新しく開かれたと思われます。それから実質公債費比率というようなことで、従来もございましたけども、これらもあるということと、合わせまして新しく出ました将来負担比率というようなちょっと耳慣れないような言葉ですけども、これらの4つの指標でもって評価すると。これが健全化段階、あるいは早期健全化基準だか再生基準というようなことで正常な分、少し危ないですよ、全く危ないですよというように市町村の決算書にて数字化でしてくというようなことでございます。この細かい数字のことについては省きますけども、これらも12月7日には総務省の方から公表されてるという段階でございます。またこれらの財政指標の数値によって段階されたというようなことで非常に分かりやすいということでございます。この中でイエローカードと言われます財政の早期健全化というようなことで大方の市町村は健全化段階ということで過ごせると思うんですけども、先ほど申した四つの指標の内、ひとつでも標準、決められた数値以上になりますと、このような早期健全化という段階に起きるというのが今回の改正の主なものであるというようなことでございます。これになりますと、この財政健全化計画を出さないといけないとか、あるいは議会の議決を要するであるだとか、あるいはこれらにつきましては公表した後に総務省、あるいは道の知事に出さなければならないというようなことになってございます。これらにつきまして実際赤字比率が何%というのは省略しますけども、おおよそそのような中味になるということでございます。最後ですけども、財政の再生化ということで、これが現在の夕張市の置かれてる従来であります財政再建団体というようなことで、今回の法律ですと財政の再生というような言葉が使われてございます。これはレッドカードとサッカーで言うならばレッドカードというようなことと思いますけども、早期健全化の段階を超えて更に悪化した状況になった場合にはこのようなランクになるというようなことで、これらの数値も既に出されてるというような中味でございますので、今後色々な面で一般会計だけじゃなくて、企業会計というような中味も非常に真剣に考えていかなければならんじゃないかと思われるわけでございます。また、これらの策定計画等々になりますと外部監査というようなことも導入されなければならないというようなことがあるようです。従来ですと監査の内部だけで収まったものが、改善を出すような策定しなければならんということについては、そういうこともあり得ますというようなことが言われてるわけでございます。これらに置かれまして、今後の対応というようなことが最終的にあろうかと思うんですけども、これらにつきましては今後の対応として平成19年度の決算の数値に基づいて行われるということでございます。先ほど申した4つの指標で算定され、正確に算定されることが必要であるということと、合わせまして財政健全化法により財政運営上特に課題がない団体については大方のとこは、これは健全経営の段階だということだと思いますけども、これらにやることによりまして財政信用力が増すということで、また一方では安心できるということと、町民に聞かれても説明出来るというようなことで、今後こういうことにありたいと思うわけでございます。また、課題がある団体につきましては、真面目に後送りすることなく、それらの課題について解決するというようなことをしなければ、今後、今言われてます地方分権を進めていく中にあって信頼される、自立する地方を構築するということについては、悪い点があれば早くに真面目に解決しなければいかんというふうに考えるわけでございます。縷々申してきたわけですけども、ここから質問ということでございますけども、先ほど町長さんも行政報告の中で新年度予算の編成というようなことを一部説明されたわけですけども、この度の地方財政の健全化法の出来ましたことにつきまして改めてどのようなお考え持たれるか一つお聞かせ願いたいと思うわけでございます。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

いわゆる夕張問題を契機として財政に関する関心というのは大変国内高くなったわけでございまして、従って財政状況等一覧表として一般会計の他にですね、特別会計や一部事務組合、また第3セクターも対象とした決算状況と、こういう情報の開示については非常に重要であります。従って総務省からの通知に基づいて雄武町も平成17年度決算から開示をしてきておりますし、町のホームページにも掲載をしております。それから地方公共団体の財政の健全化に対する法律、これは今、加藤議員が申されましたように4つの健全化比率でございます。本町と致しましても法律に基づいて数値を速やかに策定し、これを監査委員に審査に付して議会に報告するとともに町民に対しても公表するというふうに考えております。

質問 6番 加藤孝義

先ほどの説明の中ですけども、公営企業も一般会計と連結して今回これからは公表していくというようなことになるというようなことが言われております。これらについて第3セクターも含めた中で一生懸命取り組むというようなことですけども、ややもすると先ほど花田議員の方から病院についての厳しいご意見もあったわけでございますけども、うちは健全化の正常な地域に入るだろうと思いますけども、考えのひとつとして公営企業が入るということでこれらに対しての取り組みと言いますか、考え方というか今一つお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

連結赤字比率については普通会計に公営企業、公営事業会計を含めた全会計を連結した比率であるわけです。会計ごとの実質赤字、この標準財政規模に対する割合で算定するもので実質赤字比率と同様に赤字の場合のみ数値化されるということになっております。従ってご心配の国保病院の赤字に関しては、公営企業法を適用する公営企業の場合には現金や未収金等の流動資産から、流動資産から未払金や預り金等の流動負債を控除した額を基にして計算されることになっておりまして、平成18年度決算で計算しても赤字とならないというふうに見込んでおります。当面の間、北海道もこの病院会計について、この連結決算にするのかどうなのかということは、まだ総務省も判断をしかねているところでございます。と申しますのは、特に病院運営については地方自治体にとって非常に重要な企業会計ということで位置づけております。従って国民の安全性からいって安心からいってそれも果たして連結決算の中に組み込むことが妥当なのかどうなのかという判断はまだつきかねているということでございます。この状況が分かり次第、議会には報告をさせて頂きたいというふうに思っております。

質問 6番 加藤孝義

この健全化法は第2の夕張の二の舞をしないような、防ぐために制定されたものでございます。指標の意味は自治体の病巣の早期発見、治療にあります。自治体の財政の破綻は役所だけの破綻ではなくて、医療、福祉、教育、住宅、住民の日常生活に大きな影響を与え、地域を非常に萎縮させるというようなことも考えられます。住民の負担になって跳ね返ってくるからこそ、深刻な状態を認識しなければならないということで、真剣にこれらについて取り組みたいと思うわけでございます。よろしくお願い致します。

出典:雄武町議会 平成19年12月議会 2007年12月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる