雄武町議会 平成19年12月議会 2007年12月10日
雄武町国保病院について
2007年12月10日、雄武町議会の一般質問で、村田博子議員が「雄武町国保病院について」質問し、町長 田原賢一が答弁しました。
- 質問者
- 村田博子 議員
- 答弁者
- 町長 田原賢一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 7番 村田博子
それで次に移らせていただきます。第2の質問は国保病院の問題です。道の自治体病院等の広域化連携構想の素案が出されました。これは収益性の低い100床以下の診療所化と不良債務のある100床以上の病院の病床縮小です。診療所化が提案された38病院中、37の病院が不採算地域の指定を受けています。不採算地域だからこそ、国が交付税措置をし、行政が責任を持たなければ地域の医療が崩壊してしまいます。また、公立病院の地域に対する経済効果は1床につき1,000万から2,000万とも言われているそうです。地域経済にも大きな影響が出ます。また、雄武が診療所になったら何よりも、現在年間1日平均37.7人の人が入院しています。この18人、19人の方たちがどこに行くのかということが出てきて、本当に大変なことになるし、雄武で4床持ってますね、救急医療の対応ベッド。その救急対応も厳しくなるのではないかと思います。そして、全道38の病院が診療所化の素案どおりとなれば、どのようなことが起こるでしょうか。全道で824人もの、これあの出てましたね、38の病院の。で、ベッドの利用率も出てまして、ベッドの利用率掛けて現在何人平均的に入院してるのかということで調べたら、1,546人なんですね。38ヵ所の病院で。ただ1ヵ所、2ヵ所ですね、診療所になっても出て行かなくてもいい状態。それで、全部計算しますと診療所化になると19、ベッドを持ったとしても19ですから722人、そうすると824人の医療難民が出ることになってしまいます。道はこのような地域の状況を掴んでいないのではないでしょうか。国の言いなり、先に病床削減がありきの構想では到底道民の納得も得られないのではないかと思います。それで、この素案が出た時に道は公的な機関として意見を上げなさいということで、自治体も病院もあちこち、私も上げましたけども、町長はどのような道議会にそのパブリックコメントですか、上げたのかちょっとお聞かせ願えれば、よろしくお願いします。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
それでは雄武町の意見として申し上げます。医療機関の機能としては専門、高度な治療は2次、3次医療機関の機関病院が担い、地域の小規模自治体病院は生活習慣病等の慢性疾患のコントロールと必要時の専門医への紹介や特定検診、保健指導等予防医療を充実させることが地域住民、一般の健康福祉の向上に最も有効であると考える。自治体病院との連携により機能を分化、要するに分けてしまうことにするためには基幹病院となる道立紋別病院の機能の充実が不可欠であるという、こういう意見を出したところでございます。
質問 7番 村田博子
ありがとうございます。それで、2点目に移りますけども、町長も地域の医療を大事にしていかなきゃならないということで押さえられています。自治体は雄武町の命と健康を守ってく、そして保険や福祉医療を担うことが自治体としては求められています。そしてその中核となるのが病院ではないでしょうか。診療所となれば地域の崩壊にも繋がっていくのではないでしょうか。国保病院を公的病院として住民に安心の医療を提供することは必要だと思います。町長のお考えを伺いたいのですが、今後も自治体病院としてしっかり雄武の町民の医療を守っていくというお考えがあるかどうか、伺いたい。それで、私札幌で、もちろん町長のお考えだけじゃなくて色々町民の参加も得て、自治体とそれから病院、住民とが本当に自分達の地域の医療をどう守っていくかっていうことを本当にこれから、今後話し合いながら行かなきゃならないときだと思います。私、12月1日に札幌で地域医療を考えるシンポジウムがありまして、行ってきました。ちょっと関心があったので。奈井江町長が来てたんですね。で、奈井江町長が言ってましたけど、奈井江の町立病院96床ある病院を、12床を開業医の方たちに使ってもらう。それは本当にお互いが尊重しあって、尊厳を守りながらきちっと対等平等の立場である。だからかかりつけ医ですね、入院は、12床のベッドに入院はするけども、お医者さんは開業医が通っていく。しかし入院している人は夜も安心な、そこに病院のお医者さんたちもいるということで、大変本当にちょっとこれからこういうことも本当にね、出来れば本当に民間に取られたとか行政の病院に行かないとか、そういうことじゃなくて、雄武町の医療を雄武の医療機関が守っていくということになるのではないかと思いますので、町長の今後の町立国保病院、自治体病院としての対するお考え、伺いたいと思います。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
北海道の構想の位置付けというのは基本的な考え方だというふうに思っております。これは北海道から市町村、住民への提案として取りまとめたものでありまして、この構想を踏まえて地域で協議されたいという趣旨のもので、強制力って言うのはないだろうというふうに認識をしております。従いまして、本町といたしましても道の提案にはあくまでも参考意見としての認識であるということで捉えていただきたいと思います。加えて、病院の規模の適正化については道の構想が示される以前からですね、本町は療養病床の老健施設への転換と病院あるいは診療所との併設という方向性を持って検討作業を行ってきているものでありますから、特段道の構想案について意識するものではないということでございます。
質問 7番 村田博子
今後本当に住民も参加で、病院も行政も一緒になって病院のことを考えていく機会を住民側からもですし、行政側も作っていただきたいというふうに思います。