みんなの議会

音更町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日

商工観光業の働き手不足解消の取組について

2024年12月11日、音更町議会の一般質問で、阿部利徳議員が「商工観光業の働き手不足解消の取組について」質問し、町長 小野信次、経済部長 重堂真一、商工観光課長 月居謙介、生涯学習部長 山本智久、町民生活部長 井原愛啓が答弁しました。

質問者
阿部利徳 議員
答弁者
町長 小野信次、経済部長 重堂真一、商工観光課長 月居謙介、生涯学習部長 山本智久、町民生活部長 井原愛啓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 15番 阿部利徳

通告に従い、一般質問を行います。商工観光業の働き手不足解消の取組についてです。2024年10月4日、帝国データバンクは、プレスリリースで、人手不足倒産が深刻化しているとの調査結果を発表しました。それによると、人手不足倒産の推移は、コロナ前の2019年は199件、コロナ禍の3年間は一時的に減少しましたが、2023年度は313件と急増し、今年度は更にその傾向が加速しており、2024年度上半期では163件と、過去最多を更新した昨年度を上回るペースで増加しています。特に従業員10人未満の小規模事業者が全体の82.2パーセントを占めている点が大きな課題です。また、人手不足を感じている企業の割合も、全体の全業種の51.5パーセントに上ります。さらに、本年度音更町商工会が実施した会員事業所アンケートの結果では、回答事業所のうち49.4パーセントが人手不足を課題として挙げています。本町の商工観光業は、地元の貴重な資源を生かした地域活性化に力を入れているところでありますが、現場からは、「繁忙期に働き手が不足し、事業拡大や対応が停滞している」、「働き手不足により事業継承に不安を感じる」との声を多く聞いております。働き手不足の解消は非常に深刻かつ難しい課題でありますが、町全体の活性化と地域経済の持続可能性を考える上で喫緊の課題として取り組むべきテーマです。そこで、町として今後どのような取組を進めていくのか、次のとおり伺います。1、人手不足の商工観光業の現状に対する町の見解は。2、人手不足の解消に向けて町が取り組む短期的及び長期的対策は。3、小規模事業者に対する町の支援策は。以上、御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

商工観光業の働き手不足解消の取組についての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目の人手不足の商工観光業の現状に対する町の見解についてでありますが、商工観光業は、本町の基幹産業である農業と並び、地域経済を支える重要な産業でありますが、人手不足が深刻化することにより、サービスの質の低下や事業の継続が困難となるなど、町全体の活性化、地域経済の持続可能性に大きな影響を及ぼすものと考えております。音更町商工会が今年4月に実施した会員事業所経営課題におけるアンケート調査によりますと、「人手不足」を経営課題に挙げた事業所数は、質問にもありますように回答事業所全体の49.4パーセントを占め、「売上・利益」や「労務対策」といった回答項目を抑えて最も多い回答となったところでありますが、建設・工業関係、商業関係及びサービス業といった業種別の3分類の集計でも「人手不足」が最も多い回答数であるとともに、所属する従業員数に基づく事業所の規模別で、1人から5人まで、6人から10人まで、11人から20人まで、21人以上の4分類での集計においても同様の結果となったとお聞きしております。また、町内の飲食店が人手不足を理由に閉店したことや十勝管内の高校3年生の求人倍率が3.17倍と過去10年で最高であったことなどが報道されているとおり、人手不足による影響が広がりを見せるとともに、あらゆる業種で人手不足感が高まっているものと認識しております。次に、2点目の人手不足の解消に向けて町が取り組む短期的・長期的な対策及び3点目の小規模事業者に対する町の支援策につきましては、関連がありますので、一括してお答えをいたします。人手不足につきましては、少子高齢化の進展に伴う人口減少社会の到来といった社会構造的な問題を背景とした現象であり、この根本的な解消につきましては、国全体で取り組む必要がある大きな問題であると認識をしております。ただ、そのような社会情勢の中にあっても、働き手となる方々にとって生活してみたい魅力ある地域であること、また、働いてみたい労務環境などが整っている事業所が地域に数多く所在していることによって、人手不足の解消に大きな進展をもたらすことができるものと考えております。町といたしましては、本町における商工観光業の人手不足の解消に向けて、音更町商工会、音更町十勝川温泉観光協会など関係団体とも連携し、短期的な対策としては、各事業所における労務管理の把握や改善に努めるとともに、柔軟な働き方の導入により、多様な人材が活躍できる環境の整備やDX推進による労働生産性の向上などに取り組んでまいりたいと考えております。また、長期的な対策としては、現在、町や教育委員会が町内の中学校や音更高校で展開しているキャリア教育の継続的な実施などを通じて、町内事業所のPRや魅力の発信に努めることで、子どもたちが地元に愛着を感じ、進学や就職などで音更を離れても、再び戻りたいと思ってもらえるような取組を進めてまいりたいと考えております。なお、小規模事業者につきましては、これらの人手不足解消を目指した各種の取組を自社のマンパワーで講じることが困難な場合もあると思われますので、音更町商工会などが中心となって、取組を希望する小規模事業者に必要な対策を講じることができる仕組みづくりを一緒に検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 15番 阿部利徳

御答弁ありがとうございます。人手不足の問題は、商工観光業のみならず、農業分野では後継者不足、福祉の分野では、増大するニーズに対し、サービスの提供が追いつかない状況が続いています。建設業においても、技術者や技能労働者の不足によるインフラの整備や工期の遅延につながるなど、地域経済に広がる影響が懸念されております。こうした中で、商工観光業は地域の活性化と持続可能な経済の基盤を担う重要な役割を果たしている分野であります。つい先日、11月30日に、町の目印とも言える飲食店が32年の歴史に幕を閉じました。閉店には人手不足も理由になっており、残念な思いになったのは私だけではないと思います。その働き手不足が地域全体の活力に影響を及ぼすことは言うまでもありません。こうした現状を共有した上で、町としてどのように対応を進めていくのか、具体的な方向性をお伺いしたいと思います。一つ目の人手不足、商工観光業の現状に対する町の見解ですが、現状、今町のほうに具体的な事業者さんからの声というのは届いていればお伺いしたいと思います。

答弁 経済部長 重堂真一

町長の御答弁にもありましたように、あらゆる分野で人手不足の状況になっているものと認識しております。その中で、事業者からの声、どのような声が届いているかということでありますが、私どもの仕事の中で、商工会ですとか観光協会、それから物産協会などともお付き合いがありますので、そういった会合の中でも各種事業所の皆さんと意見交換であったりだとか、いろんなお話をお聞きいたします。その中で、人手不足というようなワードはかなり頻繁に出てくるような状況にあります。具体的に申しますと、温泉ホテルのほうで言いますと、例えば人手不足によるフル稼働ができないですとか、料理人が確保できなくて団体の宴会ができないというようなこともお聞きしたりしているような状況でございます。以上でございます。

質問 15番 阿部利徳

私のほうにも、冒頭に申し上げたように様々な声聞こえているところでありますし、町のほうにもそういった声が聞こえているということで認識させていただきました。具体的に今現状町として押さえている十勝管内の倒産件数であるとか、そういったところを押さえているものがあれば教えていただきたいと思います。

答弁 商工観光課長 月居謙介(商工観光課長は2024年12月まで)

それでは、企業の倒産件数について私のほうからお答えさせていただきます。十勝管内の数字ということになりますけれども、東京商工リサーチ帯広支店の調べによりますと、令和5年度につきましては、令和4年度と比較し3件の増加、19件ということでお聞きしております。負債総額は、前年度の比較では2割ほど増しの26億5千万円ほどということでお伺いしました。また、本年の状況でありますけれども、4月から9月までの上半期というものが報道既にされておりますが、倒産件数が10件ということで、負債総額が49億7,600万円ということで、過去10年間で最悪の水準であるということが報道されております。負債額につきましては、若干藤丸さんの特別清算という特殊要因が含まれておりますけれども、件数の伸びというのも、昨年度の上半期と比較してこちらも2割ほど増しということで報道されております。要因といたしましては、業績がコロナ禍からの回復にまだ至っていない中で、物価高ですとか、あるいは人手不足といったことの影響が続き、収益の確保が困難となっている企業が増加傾向にあるということでお伺いしております。以上です。

質問 15番 阿部利徳

私も同じような数字をつかんでいるところでありましたが、ここで問題となるところが、やはり過去最多であるということが一番の問題であり、大型倒産もございましたが、この数字に見えない小規模の事業者さんの事業の廃止であるとかそういったこともかなりあるということもつかんでおるところでございます。実はこの倒産に関して、中央で82パーセントの小規模の倒産、廃業というのがあるという数字を申し上げたところなんですが、やはりいろいろな、不景気であるとか人手不足、現状であると生産・労働人口の低下であるとか、そういった要因というのは中央から始まって地方にどんどん広がってくる、加速していくような状況というのが常に見られるのが経済だと思っております。ここについて今後町のほうも注視していただいて、町の倒産の危険性であるとかそういったところの押さえをしていただければと思います。続いて2番の質問に入りたいと思います。人手不足の解消に向けての部分ですが、短期的な対策として、町として労働環境の把握や改善に努めるという言葉がありましたが、具体的に町として今労働環境の改善についてどのような動きがあるのか。あれば教えていただきたいと思います。

答弁 経済部長 重堂真一

労働環境の把握につきましてですけれども、現在、商工会のほうで労務対策委員会というのを本年設けまして、その中で人材確保ですとか労務改善に向けた課題の整備、それから、どういった対策が必要かというような検討を進めておりまして、町のほうもその会議にオブザーバーとして町の職員同席をさせていただきまして情報共有を図っているところでございます。その中で労務改善に向けた現状の把握ということで洗い出しなんかも進められるというふうにお聞きしておりますので、その中で一緒に検討、把握に努めてまいりたいと考えてございます。

質問 15番 阿部利徳

小さな事業者、商工会に属する小さな事業所についてですが、なかなか人手を確保するのが難しいとか取組がマンネリ化しているような状況についてですが、町として小さな事業者さんの人手不足解消に対する取組をどのように見ておられるのか、見解があればお願いいたします。

答弁 経済部長 重堂真一

小規模事業者に向けた支援策といいますか取組でございますけれども、御答弁にありましたように、マンパワーがなかなか小規模事業者にありましては厳しくて、対応したくてもできないというような状況にあろうかと思います。そのような中で、人手の確保に向けてどういったことができるかというような形で商工会の方々とも意見交換はさせていただいているんですけれども、まずは自社のPRということで、ホームページだとかSNSでの発信、それから求人活動なんかを強化できないかということで、こういったものへの対応がなかなか人為的に難しいというような背景があろうかと思いますので、こういったことを何とか改善できないかというような取組が必要になってくるのかなというふうに思っております。また、省力化、それから効率化を進めるに当たりましては、やはりDXの推進なんかも必要なのかと思いますので、このような形で、今後そういった形のものに対しましても研究してまいりたいと考えてございます。

質問 15番 阿部利徳

ありがとうございます。小規模事業者がなかなか自社のPRができないであるとか、求人活動に力強く進めないというところは、私自身も小規模事業者として痛感するところであります。ここを危機感を持った認識を持つことが小規模事業者に対しても求められるところだと思いますので、商工会等と連携していただいて、是非ともここの部分の情報を小規模の事業者さんに伝えていただけるチャンネルの一つとなっていければありがたいと思います。次に、先ほどDXということで、DX推進による生産・労働性の向上などに取り組んでいただけるという形で聞いておりますが、本町事業者のDXの推進についてどのような町の支援策というのがあるのか教えていただきたいと思います。

答弁 商工観光課長 月居謙介(商工観光課長は2024年12月まで)

それでは、町のDX推進に関わる支援策についてお答えをさせていただきます。これは必ずしもDXの推進ということに限定はないんですけれども、本年から音更町では、独自の事業として中小企業者等新チャレンジ補助金というものを始めさせていただきました。この事業は、商工会の助言を受けながら、販路の拡大ですとか業務の効率化、あるいは生産性向上に取り組む必要な経費、これは補助対象経費のもちろん縛りがあるんですけれども、こちらの経費の2分の1、30万円を上限に補助する事業でございます。現状こちらのほう、採択件数が18件ということで、補助金額がちょうど予算で確保しております450万円、上限、ほぼそれに近い状況で執行させていただいております。この18件のうち、業務の効率化、生産性向上ということを目指して取り組まれて、設備や備品などを導入した取組というのが10件ございます。以上でございます。

質問 15番 阿部利徳

詳細な御答弁ありがとうございます。10件の省力化に対する補助金の利用ということで伺ったわけなんですが、ほぼ満額、予算までいっているというところなんですが、今後、本年度において、ここ、もし増えるということとかの想定というのはあるんでしょうか。

答弁 商工観光課長 月居謙介(商工観光課長は2024年12月まで)

新チャレンジ補助金の今年度の状況、見通しでございますが、これは必ず商工会さんの指導、支援機関を通して申請をいただくという仕組みでございまして、現在、商工会さんとの情報共有の中では、今年度、おおむねこの後の申請はないのではないかということで把握しております。と申しますのも、ちょうどこちらの事業を取り組みましたら実績報告というものが必要になりまして、そのチェック期間などを考えますと、当初も年明け1月で締切りをさせていただく事業でございましたので、残り一月ちょっとという中で、おおむね出尽くしたというような把握をしておりますが、また新年度に向けて事業の、今年の初めて運用した事業でありますので、事業内容を精査して、また次年度以降の取り組めるかどうかということをしっかり検証してまいりたいと考えております。以上です。

質問 15番 阿部利徳

ありがとうございます。是非とも来年度もこういった部分の支援のほうもお願いしたいと思います。次に、長期的な部分で、中学校や音更高校に展開しているキャリア教育の継続的な実施ということで御答弁ありましたが、これは具体的にどういったことをされていて、更にどういうペースでされているのか教えていただきたいと思います。

答弁 経済部長 重堂真一

長期的な取組としてのキャリア教育でございますが、高校生におかれましては、卒業した後に、進学、それから就職で一旦音更を離れるというような方が多くいらっしゃると思います。そういう方におかれましても、将来的に、学校を卒業した後ですとか、一旦は就職するんですけれども、再び音更に戻っていただきたい、戻りたいとか、そう思っていただけるように町の魅力を伝えるとともに、町内の企業の魅力、町内にこんな事業所がありますよ、魅力的な仕事を事業展開しているような企業がありますよといったようなPRを行いまして、そういったUターンにつなげていきたいということで事業を展開してございます。具体的には、中学生向けには職場体験学習ということで、いろんな事業所ですとか団体のほうに入っていただいて職業体験をしていただく取組、それから音更高校におきましては、高校のほうにいろんな企業の皆様の担当者に来ていただきまして、高校生がいろんな企業、自らここの企業の方のお話を聞きたいというふうな選択をして、その企業の事業活動をお聞きするというような取組を行っているところでございます。

質問 15番 阿部利徳

これに関して、今、中学校体験ですとか企業のPRを高校にしていただくとかいう策を行っているということなんですが、これは年に1回とか、何か回数的なものというのの押さえはあるんでしょうか。

答弁 生涯学習部長 山本智久

職場体験学習についてでございます。今、本町5校の中学校2年生が主なんですけれども、大体10月から11月にかけて、各校の中学校2年生の子どもたちが町内の企業を回って体験学習を行っていると。生涯学習部の地学連携担当のほうで、御協力いただける企業について、大体今90件ほど町内外含めて企業の登録がございます。その90件を超える登録のうちから、子どもたちが自由に自分たちの、自分の将来のキャリアを考えて企業を選んでいただいて、例年、大体近年では70件程度の企業に赴いて体験学習をしていると、そういう状況でございます。

質問 15番 阿部利徳

詳細な説明ありがとうございます。この中学校へ対しての出向いて、講師として私も1回行かせていただいたところなんですが、その中でも中学生、前回違う部分で中学校のほうには行かせていただいたんですが、非常に興味を持ってお話聞いていただけるなというのが私の感想でありまして、是非ともこの中学校、高校に対してのアプローチというのをできれば積極的にお願いしたいと思います。さらに、私も商売やっておりまして、インターンシップの受入れですとか、企業説明というのは町のほうで行っていただいているであるとか、各団体が個別に行っているというのも伺っているんですが、さらに、子どもたち、今後社会に出るために、特に高校であるとか大谷短大に、本当に働くということはどういうことなのか。ただ見に行くだけではなく、現場に入っていただいて、逆に言えば賃金が発生する状態のものをリアルに体験いただくみたいな形のものができれば、私は子どもたちと、子どもたちというか、高校生、大学生ですから、生徒さんたち、本当の意味での体験になるのではないかと。社会勉強という形ではないですが、私のところに来ているアルバイトの子たちにも、とにかく社会に出るまでの準備の一つだということでお話をさせていただいて、彼らも本当に、怒られたり、例えば失敗をしてお客様に注意を受けたりというリアルな体験、そしてお金を稼ぐということの大変さを学生のうちから覚えていただくということに、1年生から3年生までいるわけなんですけれども、非常にスキルが上がっていっているなというのは隣にいて、一緒にいて非常に感じるところでありまして、もしできるのであれば、そういった支援というか紹介も町のほうからもチャンネルの一つとしてやっていただけるとありがたいなと思いますし、子どもたちと話ししますと、やはり大人との触れ合うというんですか、コミュニケーションというのはなかなかない、親と学校の先生ぐらいしかないということで、全くの他人と社会に出るとやはり一緒にいるわけですから、そこの準備という部分でもそういったことの大切さというのはあるのではないかと思いますので、インターンシップを含めて、回数であるとか、そこら辺の御検討をいただければと思います。続きまして、最後に小規模事業者に対する支援策ということで、各種取組を、なかなか小規模の事業者に対してマンパワーを講じるのが困難であるということで、商工会を中心にしてということで取組をしていただけるということで御答弁いただきました。私といたしましても、そこに関しては本当にやっていただきたいところの一つではあります。今私が一番大事に思っているところというのが、例えば町だけであるとか、例えば商工会との連携だけではなく、各事業所、今回御答弁の中に観光協会、十勝川温泉観光協会との連携もあるということで、この連携を更に深めていただいて、小規模の事業者との連携であるとか他業種、ここが、町を介してじゃなく、団体同士が連携を取れるような、そんなふうな形がつくれると、例えば各団体が持っているストロングポイント、強い部分の共有ができたり、ウィークポイントをお互い補えたりとか、そういったことができるのではないかと思います。ここに関して、今後、事業者間であるとか団体間の連携について、もしお考えがあればお聞きしたいと思います。

答弁 経済部長 重堂真一

今お話しいただいたように、それぞれ、商工会であれば商工業の事業所、それから観光協会であれば観光の事業所ということで、商工会、それから観光協会にありましては、構成団体としましては、ダブる部分はございますが、それぞれの業種で抱えている問題が、多少事情が違ったりするのかもしれないこともありますので、そういった意味で、業種、産業を超えて意見交換だとか情報共有、それから課題解決に向けた何か方策はないかみたいな形で取組ができればというような形でありますので、できれば農業も含めてそういった形の情報交換の場が設けれられればというふうな形で御意見を伺いましたので、そういった形の取組を是非やってみたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。

質問 15番 阿部利徳

ありがとうございます。是非ともそこの連携の部分、是非とも強くお願いしたいと思います。ちょっと質問が重複するかと思うんですが、今、労働、外部の人材確保ということがしきりにいろんなところでうたわれているところなんですが、本町において、例えば外国人の人材の方、外国人人材というのはどのぐらいお住まいになっているのか、もし押さえがあれば教えていただきたいと思います。

答弁 町民生活部長 井原愛啓

令和6年3月末現在の外国人の居住者人口でございますが、男女合わせまして現在214名という状況でございます。コロナ明けの時期の2022年、令和4年3月31日現在で97人ということで、コロナが明けまして、現在約2倍強の人口規模となっております。

質問 15番 阿部利徳

ありがとうございます。コロナ明けから増えている、本町においては増えているということで、なかなか人口が増えないと言われている中でも外国人の方が倍ぐらいに増えているということで、どこかしらでもちろん就業されていることだと思います。こちら、こういった関係の団体ともできれば密に連絡を取っていただいて、例えば雇用状況であるですとか雇用環境、事業者とお話しした際に、他国に来て働かれている方はやはり不安が当然多い、言語の問題もありますし、いろいろな問題を抱えている中で、本町で住んでいただいて、どこかしらに就業していただいているという背景もございますので、是非ともここの労働環境であるとかそういった部分も注視していただければと思います。最後の支援策の部分でありますが、例えば定住であるとか、長期にわたってやっていられる、今推進されている施策というのはあると思うんですが、今後もそこに対して、どのような形で定住対策であるとかやっていかれるのか、少しお話が伺えればと思います。

質問 15番 阿部利徳

失礼しました。移住対策等をされていると思うんですが、こういったところも引き続きお願いしたいということでございます。失礼しました。最後に、本町、今回、今、定住、移住ということでお話ししたんですが、定住という部分では、先日の十勝毎日新聞、たしかスーモだったと思いますが、町のほう、住み続けたい町第4位ということ、これから発展が期待できる町第6位だったかな。そういった報道も出ておりました。私も、非常に発展をしている、そして私自身も当然住み続けたい町ということで考えております。ここをもちろん4番とかいう話ではなく、トップランナーとして、十勝のトップランナーとして是非ともまだやっていただきたいというか頑張っていただきたいなという希望も含めて、お願いも含めて私の一般質問を終了させていただきます。

答弁 町長 小野信次

商工観光業の働き手不足解消の取組ということでの御質問ではありましたが、壮大なお話もいただいて、本当に議員になられて、この2年間を見ての御質問だったなというふうに思っております。まず人手不足、これは今や製造業に関わらず、今のおっしゃるサービス業から含めて本当に人手不足というお話があります。コロナ禍以降、コロナ禍前ということで、それがコロナ禍前までに単純に生産性あるいは経済効果が上がっているかといったら、まだそこまでには達していないというお話もありますが、地元に出先で来ている日銀の話では、若干の景気の上向き傾向にもあるというお話もこの間の新聞に出ていました。さて、今阿部議員からるるお話がありました。人材不足の具体的な考え方、そしてまた今後どうしていくのかというお話が町に今問われておりました。そういう中では、やはり一番は、そういったものを、今答弁の中でもお話ししましたが、商工会とか、あるいは町とどう連携を図っていくかということを答弁させていただきましたが、その中の御提案として、そこに事業者がというか、そういうものも巻き込んでこの人材確保にどう取り組むのかという話しする、そういった環境があったらいいなというお話が今いただきました。それも含めながら我々は今後考えていきたいと思います。あわせて、今までじゃどうやってやってきたのかというと、この人手不足の中で、特に観光業、商工観光の観光業の中では、先ほどインターンシップというようなお話もありましたけれども、これも随分早くからその辺に取り組みながら、あわせて、今言われているのは、観光業だけじゃないよね、料理人不足は。それで今、今の観光協会も含めながら、あるいは商工会も含めながら、この料理人、料理をしてくれる、そういった人たちをもう高校生あるいは中学生の時代からしっかりと確保、考え方の上で将来の目標としてそういうものに魅力を持ってもらうためのアクションを起こしていくべきじゃないかというのが最近の商工会あるいは観光協会のお話の中で出てきている話題でもあります。それが今、今ではないんだけれども、答弁の中にもあるように、やがてはそこに戻ってくる。阿部議員さんのお話の中で、厳しさもというお話あったけれども、まずは好奇心を持ってもらう、魅力を持ってもらう、そこからのスタートしないと、いやこれはと。選択肢の幅が広がらないとね。まずは好奇心を持ってもらって、いかなる業種でも、これだったら、この親方がやっているんなら僕もやれそうだなというぐらいな、そういった選択肢の幅を広げてやらなかったら、厳しさだけ見せて、それは石の上に3年でもいいけれども、そうじゃなくて、今やっぱり、さっきもDXの話もありました。このDXの話も、話飛びますけれども、人手不足の中でDX今どうやってやっているかといったら、大方のお店では、わざわざ注文取りに来ないでしょう。タブレットを使っているでしょう。あるいはもっと町なかへ行ったらスマホでやっちゃうでしょう。というぐらいなことで労働不足を解決しているという話もあるけれども、今の手持ちのこの機械をいかに駆使するかという中での業界の進展、進捗状況があるということもしっかりと、これも、今、部長からも説明あったり課長からもお話あったけれども、それも含めて意見交換をしながら、じゃ、今の労働環境を含めて、そのDX化も含めて、IT化も含めて、今の形態としてどうやっていけばいいのかということも含めてのこれからの課題になっていくのかなというふうに思っております。単純に労働力不足という話でいっちゃうと、やはり、阿部議員からの御指摘にもありましたが、小規模であるがゆえに、こういうことに取り組む、あるいは考える間がないという人たちも僕らは聞くわけですよ。一定程度大きな規模にある人たちは、労働力不足、あるいは資金調達というのを考えるセクションがあるわけでしょう。でも個人事業主の人たちからしたら、精いっぱい頑張っている。ところが、ふと考えて後ろを振り向いたら後継者がいる、いないってなっちゃう。それで今商工会も含めて、小規模事業者等の振興策として、事業承継という形でそれを埋め込んでいこうというね。必ずしも自分の身内の話だけじゃなくて、それを、さっきもお話ししたように、まずは好奇心だとか関心を持つというところにどうやってそれをうまくセットアップしていくかということが大事だと思います。私自身がこう考えるというよりも、多くの話聞いているとやっぱそうだと思いますよ。だから、そのとおりやって継承していくということも大事だけれども、世代が代わって、あとは人が代わったときに、その事業というものを関心を持つというところに今変わってきていると思います。だから、誰でもいつでも自分がその手の届く範囲に選択肢があるということもまた、これもこの議論の中に埋め込んでいったほうがいいと僕は思うんです。だからあわせて、あえて阿部さんからの御質問だったからお答えしますけれども、道の駅見てごらん。恐らく阿部議員も実感されていると思うけれども、やっぱりそこに、人手不足というけれども、関心を持つ人たちのところには、やはり関心を持つ就労者というか、働いてみたいという人たちも、必ずそこに注目するので、そういうことも含めながら今後、今御提案あったように、商工会、あるいは町のみならず、本当に業種をたがわずしてみんなが意見を出し合えるような、そういう機会を一つでも二つでもつくっていければいいなと今お話を聞かせていただきました。是非期待に沿えるような、また、これからも互いに議論をしながらこういった提案をしていただければありがたいなというふうに思っています。ありがとうございました。

出典:音更町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる