音更町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月14日
生成AIの利活用について
2023年9月14日、音更町議会の一般質問で、松浦波雄議員が「生成AIの利活用について」質問し、町長 小野信次、教育長 福地隆、情報システム課長 山田和弘、学校教育課長 背戸田和広が答弁しました。
- 質問者
- 松浦波雄 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、教育長 福地隆、情報システム課長 山田和弘、学校教育課長 背戸田和広
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 19番 松浦波雄
通告に基づき、生成AIの利活用について質問いたします。チャットGPTやBingチャット、Bard等の対話型生成AIは、あたかも人間と自然に会話をしているかのような応答が可能であり、文章作成、翻訳等の素案作成、ブレインストーミングの壁打ち相手など、民間企業等では多岐にわたる活用が広まりつつあります。同様に、地方自治体や教育現場においてもチャットGPTの導入に向けた検討や実証実験が積極的に進められています。しかしながら、誤った情報の生成や個人情報の流出などリスクも指摘されており、その運用については慎重な対応と適切なセキュリティ対策が不可欠であります。生成AIの利活用に際しては、これらのデメリットを払拭し、利点を得るための対策を検討する必要があると考え、町の考えを伺います。1、役場業務における利活用について。1)、町では、チャットGPTをはじめとした生成AIの利活用についてどのような見解を持っているか。また、課題についてどのように認識していますか。2)、これまでに、本町で生成AIの利活用に関する具体的な検討は行われていますか。もしそのような検討がある場合、その内容は。2、教育現場における利活用について。本町の教育現場でどのようにこの新しい技術を位置付け、活用していこうと考えていますか。また、学校教育で生成AIを活用することによって期待できる効果、あるいは懸念される課題は。以上、御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
生成AIの利活用についての御質問にお答えをいたします。1点目の役場業務における利活用についてでありますが、生成AIにつきましては、昨年11月にアメリカの企業が無料公開して以降、社会的に急速な広がりを見せており、地方自治体においても実証実験への取組や本格導入を目指す動きがあるところです。生成AIは、文章を効率的に要約することができたり、新たな発想や今まで気づきにくかった視点を与えてくれるなどの利点がある一方で、生成AIに入力した情報がAIの学習に使われ、結果的に個人情報などの漏えいにつながる可能性があること、生成AIによる結果が信頼できる内容なのか十分な確認が必要であること、生成されたものが既存の著作物と同一または類似している場合、著作権を侵害してしまうおそれがあることなどの課題があると認識しており、業務への利用に当たっては、それらメリットやデメリットの十分な理解の下、慎重な対応が求められるものと考えております。生成AIの利活用に関する具体的な検討につきましては、DX推進本部に設置しております若手職員で構成する専門部会において、本年5月、テーマとして取り上げ、意見交換などを行ったところであります。部会では、チャットGPTなどの三つのサービスを実際に使用しながら比較検討し、新聞などの文章の要約においては良好な結果が得られたところであります。それを踏まえ、実際にどのような場面で活用できるのかなどについて議論をし、会議録作成への利用などの意見が出されております。町といたしましても、生成AIの利活用については業務の効率化などが期待される一方で、先ほど申し上げましたとおり、内容の信頼性の確保や個人情報、著作権の取扱いなどの課題もありますので、引き続き庁内での意見交換や検証を行うとともに他の自治体の事例などを参考にさせていただき、また、国や道などの動向も注視しながら、ガイドラインなどの作成も含めて調査・検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。なお、2点目の御質問につきましては教育委員会から答弁をいたします。
答弁 教育長 福地隆
教育委員会からは、教育現場における生成AIの利活用についての御質問にお答えいたします。教育課程の基準として示されている学習指導要領において、情報活用能力を学習の基盤となる資質・能力と位置付け、情報技術を学習や日常生活に活用できるようにすることの重要性が強調されており、新たな情報技術である生成AIをどのように学びに生かしていくかという視点や使いこなすための力を意識的に育てていくことは重要であると考えております。国は、本年7月に、主として対話型の文章生成AIについて、学校関係者が活用の適否を判断する際の参考資料として、本年6月末時点の知見を基に、「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を取りまとめております。この中で、教育活動における生成AIの活用例として、グループ活動の場面で考えをまとめたりアイデアを出す際に、足りない視点を見つけ議論を深める目的での利用、英会話の相手や自然な英語表現への改善など学習評価の目的を達成する上で効果的な活用のほか、校務においては、授業の教材や教員の研修資料、お知らせ文書などのたたき台の作成に利用することで業務の効率化や質の向上が図られるなど、教員の働き方改革の一環としての活用例が示されております。一方、生成AIは発展途上にあり、利便性が高い反面、個人情報の流出、著作権侵害のリスク、学習意欲への影響など様々な懸念も指摘されており、教育現場における活用に当たっては、児童生徒の発達段階を十分に考慮する必要があるなどとされております。本町では、校長会と協議を行い、国のガイドラインなどを踏まえ、学校教育においては当面の間生成AIの利用を見合わせること、1人1台端末以外で児童生徒が生成AIを使用する可能性もあることから、年齢制限や保護者同意などの利用規約を遵守することのほか、情報の真偽を確かめることの習慣付けや情報モラルを含む情報活用能力の育成を生成AIの普及を念頭に一層充実させることなどの方針を定め、各学校に通知しております。また、夏季休業前には、各学校から学校だよりなどを通じて、夏休みの課題などに取り組む際にも、読書感想文やレポートの提出に当たっては、生成AIによる生成物をそのまま自己の成果物とすることは不適切であり、活動を通じた学びが得られず、自分のためにならない旨を周知したところであります。教育委員会といたしましては、今後も国などの動向を踏まえて対応することとなりますが、情報活用能力は各教科などの学びを支える基盤であることから、引き続き、生成AIを適切に活用する先進的な取組に関する情報収集や研究に努め、児童生徒の主体的、対話的で深い学びにつなげてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 19番 松浦波雄
御答弁ありがとうございます。町のチャットGPTをはじめとした生成AIの利活用についてどのような見解を持っているか、また、課題についてどのように認識されているかについて理解いたしました。答弁と重複するところが多いのですが、総務省から提出された自治体におけるAI活用導入ガイドブックを見ますと、先行事例によるAI導入のメリットですが、業務にAIを導入することにより、大規模定型処理の自動化やベテラン職員、専門職員のみが有する長年の経験、専門知識が必要な判断、人間でもできなかった高度な判断等を通じて職員の業務の効率化や住民サービスの向上を実現するといったメリットが確認されています。そしてAIの導入により、従来手作業で行われており、職員の負担となっていた転記・入力等単純定型業務の大規模処理の自動化や、これまで人間が対応してきた高度な判断や新たな課題分析を行う等の業務の高度化の実現が期待されるとあります。そしてAI導入に関する課題としては、これは自治体が持つ課題としてはですが、取り組むための人材がいない、または不足している、取り組むためのコストが高額であり、予算を獲得するのが難しい、導入効果が不明、どのような業務や分野で活用できるかが不明、担当課において、AI導入検討より、優先対応すべき業務課題が存在するなどが上げられております。まさに本当にこのとおりだと思います。その中でやっぱり準備等は進めていかなければいけないというふうに考えておりますが、先ほど答弁にありましたDX推進委員の若手職員の検討会を行ったということでございますが、答弁にありましたが、このときのもう少し詳細を、人数だとか何日ぐらいやったのか、出た意見、ここに出た意見はほかにもどのような意見が出たのかお答えください。
答弁 情報システム課長 山田和弘
DX推進に当たっての専門部会についてお答えいたします。こちら、開いたのは5月25日でございます。回数としては1回なんですけれども、そのときの出席者は事務局含め15名弱ということで、ほかにもメンバーはいるんですけれども、業務上の都合がつかなかったりで欠席している者も10名程度はおりました。その中で、率直な話として、こういったものが今、世に出てきているけれども、実際にプライベートを含め使ったことはあるのかな、どうだ、今まで触れてみた、やってみたということはあるだろうかと。そういった問いかけをしたり、大体3分の1ぐらいのメンバーがちょっとやってみたことありますと、そういった反応だったんですけれども、それに当たっての自分で使ってみた感想ですとか、いまいちだったなとか、まあまあいいんじゃないかと思いましたとか、ちょっと楽しいと思いましたとか、そういった会話をその中ではしております。それを実際に、では私たちの業務の中で使うとしたらどういった場面が考えられるだろうかということで、実際にいろんな話をしていく中では、例えば会議の会議録、こういったものを要約するときの手数が非常にかかっていると。録音した音声をAIを用いて文字に変換するということは今年度取り組んでいるんですけれども、それをさらに進めた使い方として要約をするというところまでやってみるのは面白いんじゃないかとか、そういった率直な意見が出されております。それについては、実際にではやってごらんということで、やってみた感想もフィードバックを受けております。そのほかにも、町長の答弁の中でも申し上げましたとおり、幾つかのサービスがございますので、それによる回答の違い、それとか、こういった生成型のAIが得意としているであろう使い方、苦手としているであろう使い方、そういったものも実際にみんなが見ているところで、では今度こういったものを入れてみようかと。どういう答え返ってくるかなということで、実際に体験してそれを感じ取っていただいたりとか、そういった部会の開催内容というふうになっております。以上です。
質問 19番 松浦波雄
そうですね。私もいろいろ使ってみたんですけれども、確かにこれは便利というか、いいんです。本当にいいんですが、間違った答えがもっともらしく出てくるんです。びっくりして、私がこれ間違っているのかなというようなデータも出てきます。おっしゃるとおりなんです。今の伺った限りでは、15名の若手職員でやったけれども、まだまだあまり使い慣れていない人も多いんじゃないかという印象を受けました。今後も町としては引き続き庁内での意見交換や検証を行うというふうにありましたが、やはり不慣れな者だけでやるとなかなか進まないということもございます。それで、今後この生成AI導入に向けてこの検討会等を引き続きやられるということでありますが、専門家等を含めたそういう検討会の立ち上げというのを検討してはどうかと思うんですが、いかがでしょうか。
答弁 情報システム課長 山田和弘
生成AIに特化した話ではございませんけれども、今求められておりますDXの推進、こういった観点からは、総務省の地域情報化アドバイザーということで委嘱を受けている方がいらっしゃいます。そういった方をこれまで、管理職層向けの研修ですとか、それから、もうちょっと下の世代、係長以下の世代向けのアドバイザー研修、こういったものはこれまでも取り組んできております。その中で、今DXというものがなぜ求められているのか。その中には当然、先ほどおっしゃっていたような、総務省が定めているようなこれまでの知見や何かを踏まえた上での新たな活用方法ですとか、そういったものに対してどう我々はアプローチしていくべきかとか、そういったものをアドバイザーの方からいろいろとアドバイスをいただく、そういった場はこれまでも設けておりますので、今後とも、そういった方々の知見を我々の役場の業務に生かすべく、そういった場は積極的に設けていきたいというふうに考えております。
質問 19番 松浦波雄
先行自治体の例を見ると、専門家を交えた庁内検討会の実施、その後、全庁的な活用実証、そして成果の確認等を行い、そして次の段階への活用を検討するというような手順を踏んでいるようであります。ぜひ先行自治体の例を研究していただくことを要望いたします。次に、教育現場における利活用についてでありますが、答弁にありました、文部科学省が7月4日に、チャットGPTなどの生成AIを小学校で活用する際の考え方をまとめた暫定的なガイドラインを公表しました。その中に、適切でないと考えられる例、活用が考えられる例を示しています。答弁にありました内容とほぼ同じかなと思いますが、その中にあったんですけれども、文科省が募集したリーディングDXスクール事業追加公募、生成AIパイロット校への応募、これはされたんでしょうか。
答弁 学校教育課長 背戸田和広(学校教育課長は2024年12月まで)
ただいまお尋ねがありましたリーディングDXスクール事業の関係でございますが、本町においては申込みはしていないということでございます。
質問 19番 松浦波雄
今の答えのあれの前に、すみません、一旦話がちょっとそれるんですけれども、文科省のこの報告書等を見ると本当に難しいなと思うんです。今言ったように、例えば生成AIパイロット校って何のことか訳分からないです。普通に試験運用校と言えばすぐ分かるんじゃないのかなと思うんです。あとリーディングDXスクール事業、これも普通に、普通にというか、授業改善と働き方改革の両立と普通に日本語で言えばみんなすぐ分かるんじゃないかと思うんです。何でこんなにわざわざこのみんなが理解できないような英単語を並べて、さらには英単語の頭文字だけくっつけてまた訳分からんような単語を並べてくると。これは、文科省は国語をつかさどる機関でありますから、分かりやすい美しい日本語で生徒にも先生にも保護者にも分かるような文書を作ってもらいたいと私は思うんです。教育委員会としてはそれをぜひ要望すべきじゃないのかなと私は思っております。すみませんが、ちょっと一旦話がそれたので戻しますけれども、今のこの生成AIパイロット校、これに応募しなかったということでございますが、その理由をお答えください。
答弁 学校教育課長 背戸田和広(学校教育課長は2024年12月まで)
本町におきましては、生成AIを取り巻く懸念ですとかリスクに十分な対策を講じることができる学校において、個人情報の保護ですとか著作権ですとか情報モラル等を含む情報活用能力等を十分配慮した上で限定的な活用が国のガイドラインで示されております。このガイドラインを踏まえて、本町の現状を鑑みまして校長会とも協議した結果、当面の間利用を見合わせたというところで、申込みはしていないというようなことでございます。以上です。
質問 19番 松浦波雄
校長会でそのような決定があったというのは承知いたしました。やはりこういうものについては、せっかくそういうものを国の事業で試験運用をするということであればいろんなサポートが受けられるのになと。ちょっと残念だったかなと私は思っております。あと、文科省のガイドラインでは学校での対応についても書かれていますが、保護者の理解、協力が必要とあります。本町でもお知らせ等に保護者についての協力、理解を通知されたということでありますが、今、学校ではICTの利活用教育が急速に進み、導入時点では課題も多かったタブレットパソコンも、もう今や教育現場で有効活用がどんどん進んでいます。家庭でも、生徒指導の面では問題が多いと言われていたスマートフォンやインターネットにつながるゲーム等を多くの児童生徒が普通に日常的に使っています。チャットGPTなどの生成AIも、ITやAIの進化がこれからも続き、誰もが普通に使う状況になると思われます。使ったことがない、分からないではなく、ここはまず保護者自身が調べたり使ったりしてみてメリット、デメリットを理解するとともに、子どもと、生成AIのよい点や問題点について話し合い、そしてAIは万能でないことを理解させることが重要だと思います。つまり、学校だけでなくて家庭教育、これがやっぱり非常に重要なのかなと私は思っております。このように、スマートフォンやインターネットにつながるゲームなどと同様に、年齢に応じた使い方やルールについて話し合ったり親子で一緒に使ったりすることも大切ではないのかなと思います。生成AIについても、学校任せでなく、家庭の中でも向き合っていかなければならない時代になったと思います。先ほど、お知らせの中で保護者に理解を求めるというようなことも伝えたということではございますが、そこでお聞きしますが、保護者に対しての理解促進、これはどのように考えておられるのでしょうか。
答弁 学校教育課長 背戸田和広(学校教育課長は2024年12月まで)
保護者への理解ということでございますが、生成AIの利用については、年齢制限ですとか保護者同意などの利用規約を遵守させるということと、あと、生成AIは誤りを含んだ回答や、著作権や個人情報の不正使用等の可能性があることから、情報の真偽を確かめることの習慣付けや情報モラルを含む情報活用能力の育成につきまして、生成AIの普及を念頭に一層充実させるということにつきましても、学校を通じ、または委員会を通じて各家庭のほうにも周知をさせていただきたいなと思っております。以上でございます。
質問 19番 松浦波雄
親が、親というか保護者に紙で今言われたようなことをお知らせしたとしても、保護者がチャットGPTが何のことやらさっぱり分からんというのがやっぱり実を言うと現実なのかなと思っております。先ほど話の中で話しましたが、実はここにつながってくるわけでありまして、保護者の理解というのはとても重要なんですが、それが、学校の先生と生徒、中学生以上ぐらいの生徒になろうかと思いますが、それと保護者が、みんなが同じ資料で同じ共通認識を持つというようなそういう資料があればみんなが一緒の共通認識に立てると思うんです。そこがやっぱり文科省の腕の見せどころだと思うんです。そうすれば、先ほど何かお知らせにいろんなことを添付したとありますが、そんなことをする必要もなくなってくるんです。それこそ働き方改革にもつながってくると思うんですけれども、ぜひ文科省に対しては、美しい日本語、分かりやすい日本語の点を示してくれということを要望されたい、していただきたいなと思います。最後になりますけれども、最初に述べたように、自治体へのAI導入が求められる背景として、自治体を取り巻く社会環境の変化が上げられます。人口減少の深刻化、税収減少、インフラ維持管理費の増加等による財政ひっ迫化及びベテラン職員、専門職員の減少が上げられ、人的、予算的に危機的な状況になるとも見込まれるとあります。しかしながら、安定した持続可能な住民サービスの提供という自治体が果たす責務は変わることはありません。また、教育現場でも急速にデジタル化が進行しています。今から三十数年ぐらい前、インターネットが世に出てきたときに、多くの人はそれが何かよく分かりませんでした。パソコン通信とインターネットも同じかなぐらいの認識の人が多かったかなと思います。私もその一人なんですが。そのときインターネットを正しく理解し取り入れた人たちは大きな成果を得ています。チャットGPTも世に出てからまだ1年もたちません。しかし、もう既に多くの人たちがそれを取り入れようとしています。後回しにしていたら、分からない、できないと、取り残されてしまう可能性もあります。まずは有効活用について取りかかっていただきたいということを要望して終わります。
答弁 教育長 福地隆
生成AIの教育利用ということでございます。現状におきましては、まだ出てすぐのシステムでありまして、現場においては、その多大な利便性、可能性というものを感じてはいるものの、様々な懸念があるといった状況で、どちらかといえば、積極的に利用するというよりは、まずは、何も起こらないように、著作権法の関係ですとか個人情報の流出といったことを、まずはそういったことのないようにということで整理をしなければならないということで動いているというのが実態でございます。ただ、一律に規制をしていてもこれは何も前へ進まないということで、今後はいろいろな利活用についても進めていこうということについては先ほど申し上げたとおりでございます。学校のほうで申しますと、この生成AIで出てくる答えというんでしょうか回答が、子どもたちがそれをそのままうのみにしてしまうのではないかですとか、また、生成AIがあれば、もう考えることをやめてしまうんでないか、思考を停止するんではないかといったことも懸念はされているわけですけれども、こういった手軽に回答が得られるデジタルの時代でありますからこそ、何のためにこの学習、学びというのは行うのかということをしっかり学校のほうから子どもたちに指導していくということが大事になるんでしょうし、また、子どもたち同士で、または先生とコミュニケーション、リアルな世界でのコミュニケーションを取るということも大事になりますし、体験活動、こういったものがしっかり行うことでデジタルとリアルのバランス、調和というものをしっかり学んでいくということがひいてはAIをしっかり使いこなすという力につながっていくんではないかなというふうに考えているところでございます。今後、国のほうでも示しておりますけれども、学校で指導するにしても、どのように指導するかということすらまだ何も決まっていない。暫定的なガイドラインというものが出ただけで、国も今後どんどんこれは変えていきますからということも言っておりますので、現場もまだ混乱している状況でございますが、基本的な考え方としては、この生成AI自体を学ぶ段階というのがまず最初に来るんだろうと。どういった仕組みで出来上がっているのか、だから誤りもあるんですよといったことをしっかり理解をする、こういったことがまず最初に来るんだろうなと思います。そして、その後にはまた使い方を学ぶ段階、これについては、どういうような、よい回答を得るためにはどういうふうな入力の仕方をすればいいのかだとか、また、出てきた答えというのに間違いがないか、ファクトチェックといったことも、しっかり方法も学ぶということが必要になると思います。最終的には各教科の学びにおいてこれを積極的に活用できるというような段階に引き上げていくことが大事なんだろうと思いますので、こういったことにしっかりと意を用いながら今後変化に対応していきたいというふうに思っております。また、先ほどありました美しい日本語、分かりやすい日本語を文科省のほうに要請してほしいということでございますので、これにつきましては、私のほうから十勝の教委連のほうででもお話をさせていただきたいと思います。以上でございます。
答弁 町長 小野信次
今、教育の部門で教育長からのお話ありましたけれども、それとほとんど同じ状況に今私たちもあるかなというふうに思っています。そういいながらも、このDXという時代に入って、生成AIがという以前から、さっき山田課長からもお話ありましたが、DX推進本部を立ち上げながら、また、町もそういった部署をしっかりとつくりながら今に至っているということは松浦議員も御存じのとおりだというふうに思います。いろいろお話いただきました。決してこういったものが最初から否定するとかそういったものではなくて、新しい技術をどうやってうまくなじむように入れていくのかという中では、さっき山田課長からお話があったように、我が町は、先進事例がというお話ありますが、過去のインターネットも含めてそうですけれども、取組は常に早いほうだというふうに思っておりますし、今こうして取り上げていただいた内容も含めて、それをも先んじて、今、課長のほうからお話ありましたように、メンバーをそろえながら、さらには、松浦議員から御指摘がありましたように、プロも入れながらそういったものにどうやって入れていくのかということを研究を以前からしておりますし、このチャット、要するに生成AIという話に関しては今お話、話題に出してくれたけれども、過去から、働き方改革というお話ありましたけれども、例えば窓口業務の中でも会話の転換だとか。それは、よくこの頃もテレビでやるけれども、手話云々という時代もありましたけれども、むしろもっと伝達の方法が簡素化されてきた。そこには、さっきお話あったように働き方改革の一点にもなるし、あるいは、去年も一部講演会なんかでも使わせていただいておりますけれども、会話の転換、これも画像で。そうであっても、うちのプロの山田課長さんでさえも、うーんと頭を。転換したけれども、うーん、これでいいのかなと。僕なんかが見たら、なかなかうまくいくなというふうに思って見るけれども、やっぱりそういったしっかりとした考え方を持ちながら対応している人たちから見るとまだまだというところも言いながらも、しかし、テストをしながら、あるいは取り入れながら次の進化をさせていくという意味では、今松浦議員からお話があったことは十分我々もそれに努めてまいりますので、今後ともまた都度こういったお話もしていただきながら、我々も前進させていきたいというふうには思っております。以上でございますので。ありがとうございました。