みんなの議会

音更町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日

政治参加しやすい環境づくりについて

2023年6月21日、音更町議会の一般質問で、石垣加奈子議員が「政治参加しやすい環境づくりについて」質問し、総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史、教育長 福地隆、生涯学習課地学連携担当課長 大森洋臣、生涯学習部長 山本智久、副町長 宮原達史が答弁しました。

質問者
石垣加奈子 議員
答弁者
総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史、教育長 福地隆、生涯学習課地学連携担当課長 大森洋臣、生涯学習部長 山本智久、副町長 宮原達史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 石垣加奈子

通告に従いまして、政治参加しやすい環境づくりについて一般質問を行います。2021年10月の衆議院議員総選挙、2022年7月の参議院議員選挙、そして今年の統一地方選挙においては、前半に北海道知事選挙と道議会議員選挙、後半には音更町議会議員選挙が行われましたが、選挙のたびに投票率が低下しています。4月に行われた町議会議員選挙は、町民にとって一番身近な議員を選ぶ選挙でしたが、投票率は過去最低の47.34%となり、有権者の半数以上の方が選挙権を行使していません。国民又は音更町民として、それぞれの願いを託して政治に参加する。参加する人が多ければ多いほど、よりよい国、音更町になっていくと考えます。そして、選挙は政治に参加する手段の一つです。2016年に18歳から投票ができるようになりましたが、投票率は上がっていません。高齢の町民からは、投票したくても投票所まで行けないといった声が寄せられています。多様な民意を反映させるために政治参加しやすい環境を整えることが必要であり、以下について伺います。1、投票率が低下している要因は。2、投票率の低下により、多様な民意の反映に影響があると考えるが、見解は。3、政治参加を進めるためにも投票しやすい環境の整備が必要であると考えるが、更なる整備の考えは。4、若者などが立候補しやすい環境が必要であると考えるが、見解は。5、主権者教育の現状と課題は。以上、御答弁お願いいたします。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

政治参加しやすい環境づくりについての御質問にお答えいたします。はじめに、1点目の投票率が低下している要因についてでありますが、先日の三浦議員の御質問にもお答えしたとおり、本町における各選挙の投票率は低下傾向にあり、特に音更町議会議員選挙については、平成27年以降は、統一地方選挙の前半に執行される北海道知事選挙及び北海道議会議員選挙の投票率を下回っている状況にあります。公益財団法人明るい選挙推進協会が行った令和4年7月10日執行の参議院議員通常選挙における意識調査によると、「選挙にあまり関心がなかったから」の35%が棄権理由の中で最も多い回答となっており、本町においても同様の状況にあると認識しております。次に、2点目の投票率低下による多様な民意の反映への影響及び3点目の投票しやすい環境の整備につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。投票を選挙人の自由に委ねている任意投票制の下では、選挙に参加した有権者の投票結果をもって全有権者の意思の反映があったものと考えることが適当とされております。しかし、投票率が低いと一部の人の支持だけで当選し、その結果、全体ではなく、一部の支持者のことを優先して考えるようになるとの指摘もあります。選挙管理委員会といたしましては、今後も、有権者の方に対し積極的に投票を呼びかけるとともに、これまで行ってきた投票環境の整備などの取組を継続しつつ、他の自治体の取組事例なども研究してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。最後に、4点目の若者などが立候補しやすい環境についてでありますが、令和2年の公職選挙法の改正により、町村の選挙における公営が拡大され、選挙運動用自動車の使用、選挙運動用ビラの作成及び選挙運動用ポスターの作成について、町村の判断で、条例で定めるところにより、公費負担することができることとされました。本町においては、候補者の費用負担の軽減を図るため、条例を制定し、令和3年3月28日執行の音更町長選挙及び音更町議会議員補欠選挙から適用しております。また、全国的に地方議員のなり手不足による無投票の広がりが懸念されており、議員のなり手を確保するという観点から、更なる議会改革が期待されているところでもあります。選挙管理委員会といたしましては引き続き公費負担制度などの情報提供を行ってまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。なお、5点目の質問につきましては教育委員会から答弁いたします。

答弁 教育長 福地隆

教育委員会からは、5点目の主権者教育の現状と課題についての御質問にお答えいたします。主権者教育につきましては、これまでも、教育基本法の政治教育の規定に基づき、国家・社会の基本原理となる法や決まりについての理解及び政治、経済などに関する知識を習得させることを中心に行われており、小学校6年生の社会科の授業、「わたしたちの生活と政治」において、暮らしの中の法や決まり、基本的人権の尊重や国民主権などについて、また、中学校3年生の社会科公民的分野の授業、「現代の民主政治と社会」において、選挙の意義、国の政治や地方自治の仕組みなどについてそれぞれ指導を行っているほか、道徳科や学級活動、児童会・生徒会活動といった特別活動などと関連を図り、主権者教育の内容が特定の考え方に偏ることのないよう、政治的中立性を確保しながら、教育課程全体を通じて指導の充実に取り組んでいるところであります。また、本町においては、今年度から学校を核とした地域づくりを目指す地域学校協働活動を全小中学校に設置された学校運営協議会との一体的な充実を図りながら、本格的な運用を開始しております。これに先立ち、昨年度、先進的に地域学校協働活動に取り組む小学校5校、中学校1校の合計6校をモデル校に認定し、その活動の中で、子どもたちの将来の社会参画に向けた資質・能力を育むための主権者教育を小学校では5・6年生、中学校では1年生を対象として行っており、選挙管理委員会事務局職員を講師に迎えて、選挙制度や投票の仕組みなど選挙についての学びや具体的な体験としての模擬選挙を実施したところであります。この模擬選挙については、模擬町長選挙として、架空の町長候補者3名の公約を各自が判断するほか、実際の選挙で使用している記載台や投票箱などを使い、緊張感のある中で投票を行ったもので、子どもたちからは、選挙の重要性や将来の投票行動に結びつく感想が多く寄せられました。今年度につきましては、全小中学校において、昨年度と同様の主権者教育の実施を計画しております。今後の課題といたしましては、主権者教育が目指す「自分は社会を形成する一員であり、合意形成を経て、自らルールや仕組みをつくることができる存在であるという認識を持つこと」を子どもたち一人ひとりにいかに身につけさせるかが重要であると捉えており、そのためには、1人でも多くの子どもたちが、自分たちの1票は政治への参加につながる大切な1票と理解し、将来主体的な投票者へと成長するよう、発達段階に合わせながら、選挙に関する学びや模擬選挙の体験を中心に主権者教育を継続してまいります。また、学校での学びと併せて、地域活動やボランティア活動などに参加し、地域課題に目を向けていくことや、家庭で政治や社会の出来事について話し合う機会を設けることも主権者として政治や社会に関わることの重要性を認識することにつながることから、今後も家庭や地域の理解を得ながら進めていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 2番 石垣加奈子

それでは、再質問に入る前に、先日も三浦議員のほうから投票率向上を目指してという一般質問がありました。今回私の質問でも重なる部分があると思いますが、4月に行われた町議選挙の投票率が過去最低であったことや、そして町民の皆さん、特に高齢の方から、投票に行きたくても足が悪くて行けないとか、介護をしていて家を空けることができないなどといった声が多く寄せられたことから、選挙が終わったばかりのこの定例会で取り上げるべきテーマだと思い、今回一般質問をしています。選挙は町議選挙だけでなく、今後国政選挙などもあります。国や音更町をよりよくするためにも多くの方が政治に参加することが必要だと考えています。法律の縛りなどもありますが、政治参加の手段の一つである選挙で投票する権利を保障することが必要であり、再質問を行います。まず、投票率が低下している要因についてということで、答弁では、「選挙にあまり関心がなかったから」という回答が一番多いというふうになっていました。やはり政治への関心の低下、あとは、よく言われるのが、若者の選挙離れというのが多いかなと思います。あわせて、高齢者が投票に行きたくても行けないというのも原因の一つにあるのかなというふうに思います。高齢者、年代の高い方の投票率、60代、70代、80代の投票率が分かればお伺いします。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

昨年の参議院選挙のときの投票率で申しますと、まず10代の方、18、19歳の方が29.41%、ここが一番低いところでございます。そして、お話のありました、年齢が上のほうに行きましてだんだん高くはなるんですけれども、50歳から54歳のところで63.64%、それから55歳から59歳で74.73%、それから60から64で……。すみません。50から54歳が58.26%、55から59歳が63.64%、60から64歳が74.73%、65から69歳が72.78%、70から74歳が71.64%、75から79歳が67.02%、80歳以上が52.53%となっております。以上です。

再質問 2番 石垣加奈子

50代から80代までの投票率をお伺いしました。やはり80代、70代までは60%以上というのが多いのかなと思うんですが、80代になると50%ちょっとということで、一気に下がるのかなというふうに思います。これはやはり足腰が弱って投票所まで行けないという方とか施設に入っていたりだとかということが要因になるのかなというふうに思います。あとは、なぜ選挙に行かないのかというのについてのアンケートも私はデータで見たんですけれども、「投票に行くのが面倒」だとか「どの候補者に投票すればいいか分からない」、「選挙で政治は変わらない」や「自分が投票したところで何も変わらない」といった回答もあったと思います。選挙で政治が変わらないとか自分が投票したところで何も変わらないという面については、後ほど主権者教育のところで取り上げていきたいなというふうに思います。2番目の、投票率の低下により、多様な民意の反映に影響についてお伺いしました。答弁にもありましたように、投票率が低いと一部の人の支持だけで当選し、その結果、全体ではなく、一部の支持者のことを優先して考えるようになるという指摘があるという答弁がありました。私もそういった認識を持っており、投票率が低いと誰にどのような不利益があるのかということで、選挙で自分の意思を示さなければ、政治家は世論を無視して、国民の声を無視して国政などを運営してしまうことになります。これについては、民主主義の危機にあるのかなというふうに思います。また、投票率が低いと、後援会に押された候補者のみが当選しやすいということになるかなというふうに思います。こういった点も町では認識しているかどうかお伺いします。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

今、議員おっしゃったように、御答弁でも申し上げましたように、投票率が低いと、一部の意見を聞いて、それで投票する方が多くなると、その一部の方の意見を優先するような傾向にあるんでないかというような指摘もあって、昨年度行いました、小中学校で行った出前講座、こちらのほうでも、選挙の意義ということで、若い人たちに選挙に行ってもらう、大切だというところで、若い人たちが選挙に行かないと、選挙に立候補する方は、若い方向けの、例えば子育てですとかそういった施策を上げても当選しないということで、投票に来てくれる方のほうを見るような傾向にあるというおそれもあるというようなお話をその出前講座のほうでもさせていただきました。それから、今、議員おっしゃったような、投票率が低いと、後援会といいますか、一般的に言われていますのが、投票率が低いと組織票のある政党なり候補者の方が有利に働くというようなことは言われております。それについては、一般的にはそのとおりだというふうに思っております。以上です。

再質問 2番 石垣加奈子

今答弁にありましたように、投票率の高い世代を優先した政策になってしまうというのが本当にあると思います。年代の高い方は、高齢になればやっぱり医療や福祉の充実を求める方が多く、そうした政策を進めようとする議員に投票して当選し、高齢者が求める医療や福祉の充実が進んでしまい、若者が求める例えば学費を下げるだとかそういったこと、若者が求めている政策が実現されなくなり、そういったことがさらに若者の政治不信につながっていくというふうに思います。それがさらには投票率の低下につながって、悪循環になるというふうに私も思います。そして、投票率が低いということは、現状の政治に満足して投票に行かないというのであれば分かるのですが、実際には、町民の声を聞いていると、生活する上でいろいろ困っていることだとか不安や不満をお持ちの方が多いと思います。投票率が低いことと政治に対する満足度、国政や道、町の政治について満足、投票率が低いから政治に満足していると思われるかどうか、見解をお伺いします。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

投票率が低いと、今の政治に満足しているから低いということもあるんじゃないかというようなお話でございます。これにつきましては、一概に低いからといって、満足しているから、今のままでいいから行かないという方も中にはいらっしゃると思います。一方で、調査結果にあるような、自分が行っても変わらないだろうというような諦めといいますか、関心がないことにより行かないことによる低さということもありますので、投票率が低いからといって、今の政治に満足しているだとか、あるいは逆に政治に関心がないとかということは一概には言えないとは思うんですけれども、ただ、調査結果の中で、棄権した理由の35%が「選挙に関心がない」というようなお答えがあります。これ、昨年の参議院議員選挙についての調査結果ですけれども、その前の3年前の参議のときの同じ調査結果では30.9何ぼぐらいだったと思いますので、この3年間で4ポイントほど上がっているような状況にもありますので、ここはやはりそういった関心のない方が多くいらっしゃるんだろうということは考えながら、選挙管理委員会としても皆さんに選挙に関心を持っていただけるように啓発等はちょっと工夫していきたいと思いますので、御理解をお願いいたします。

再質問 2番 石垣加奈子

投票率が低いから満足しているというわけではなく、やっぱり選挙に行っても変わらないとか関心がないというのが原因かなというふうに思います。やっぱり関心を持ってもらうようにいろんなことをしていかなければいけないなというのは後ほどやっていきたいと思います。そして、政治参加を進めるためにも投票しやすい環境の整備についてですが、こういったデータがあります。投票率を上げるために、近所に投票所がある人は、投票所が遠くにある人よりも投票率が高くなるというデータがあります。投票所が近くにあるということは、高齢者だけじゃなく、いろんな方にとっても利便性が高く、投票率が高くなるのかなというふうに思います。あとは、投票時間が短縮されると投票率が下がるというデータもあります。音更町では、農村地域や温泉地域で1時間繰上げという投票所もありますが、もしかしたら、そういう投票する時間が減ってしまうと、その分だけ投票に行けなくなる人も多くなってしまうのではないかなというふうに思います。あとは、期日前投票の投票所を増やすと期日前投票参加率は上昇し、さらには投票率そのものも上昇するというデータがあります。音更町では期日前投票の投票率は上がっていると思いますが、投票率の向上にはつながっていないのかなと思います。こういったデータですが、投票率を高めるためには投票所の数を増やす、時間を延ばす、期日前投票の機会を増やすというのが一番手なのかなと思います。しかし、こういった環境を整えるためには人手が足りないだとかお金がかかるなどの課題があると思いますが、もしこれをやれば投票率が上がることにつながると思われる方策はありますでしょうか。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

投票率の関係で、近所に投票所があると高い傾向にあると。私もネットでちょっと探したときに同じような記事を見ましたので、恐らく同じようなものだと思っております。それから、本町におきましては投票所、今現在27投票区ありまして、投票所自体は見直しを図りながらやっておりまして、例えば学校を使ったところを閉校に合わせて会館にしたりですとか、そういったようなこともしているんですけれども、基本的に27か所でやっていると。これについても、あらかじめ選挙が想定されるような、例えば統一地方選挙ですとか、この時期にやるというものであればいいんですけれども、例えば衆議院議員選挙などのように突然解散総選挙ということになると、そのときにそれから人の手配ですとか場所の確保ということになります。投票所に使っているところが公の施設、会館等が多いものですから、実際にもう既に予約が入っているものもあります。それについてはこちらのほうから、この日選挙があるんで、投票所になるんで日程を変更してくださいということでお願いをして確保したりというような、そういったようなこともあります。その27か所も結構ぎりぎりといいますか、例えば投票が一つしかない選挙だと事務従事の職員は少なくてもいいのかもしれないんけれども、例えば衆議のように選挙区比例、国審とあったりするとそれなりの人数が要る場合もあります。それが選挙によって投票所を増やす減らすということになると、有権者の方、投票される方が、たしかあそこあったはずなのに行ったらやっていないとかということになることがないように、そこは基本的には変えないことが大切だというふうに思っております。それから、投票時間の短縮についてですが、公選法上投票時間短縮、例えば開ける時間を早くしたり遅くしたり、閉める時間を早くしたりということが可能なことになっております。本町においては13か所繰上げでやっているんですけれども、これにつきましては平成27年の統一地方選挙から導入しておりまして、農村部にある13投票区について、各投票所では管理者のほかに立会人さん地域の方からお願いしているんですけれども、その方たちの負担も大きい、あるいは実際に夜8時までやっていても、夜7時から8時の間に何人来るんだろうとか、そういったようなこともありまして、当時議論して、そこの協議会のほうにアンケートを当時取らせていただきまして、その地域については1時間繰上げしても影響ないだろうというような御回答をいただいて、それで繰上げをさせていただいております。それから、期日前投票所を増やすと投票率が上がるんじゃないか。当然投票する選択肢が増えるわけですから投票率の向上も期待できるのかなというふうには、選挙管理委員会としてもそれは思っています。ただ、先日の三浦議員のところでもちょっとお話しさせていただいたんですけれども、期日前投票所というのは投票区に関係なく行えるところで、1か所は必ずやらなければならないんですけれども、2か所以上やるということになりますと、二重投票を防止する観点から、選挙人名簿の対照ですとか消し込みなどを音更でいくとパソコンで管理しております。あと、当然そこには、投票所ですので投票管理者、投票立会人、あと事務従事者それぞれ配置しなければならないということで、今の現状では、人員の関係が特に大きいんですけれども、そこの課題が大きいのかなというふうに考えております。以上です。

再質問 2番 石垣加奈子

いろいろ答弁いただきましたが、まず、投票所の数を増やすというか、なかなか増やすのも難しいかなと思うんですが、見直しに関して、例えば公営住宅の集会所というのは使うことができないのかなと思います。公営住宅であると、高齢の方だったり、車がない方だったり足がないという方が多いので、集会所で投票できたら近くて行きやすいという声をお聞きすることができました。また、期日前投票についても、三浦議員の質疑を聞いていて、なかなか難しいのかなというふうに思います。2か所も本町と木野に分かれていて、それを変更するというのはなかなか難しいと思うんですけれども、例えばそのうちの1か所をスーパー、スーパーというのは、なかなかその許可とかも要るので難しいとは思うんですけれども、スーパーなどに行けば、買物のついでにということで行きやすいのかなというふうに思うんですけれども、そういった考えなども検討する余地があるのかお伺いします。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

集会所、公営住宅の集会所などにあれば、そこの地域に住んでいる方が近くなんで行きやすいということでございます。確かに近ければ便利なのは便利だと思います。例えば交通手段のない方ですとかそういった方につきましては、今現在、期日前投票だけですけれども、コミバスと、あと農村地域の予約制乗合タクシー、こちらのほうを利用して期日前投票に行かれた方につきましてはその運賃の自己負担分を町のほうで助成をしておりますので、ぜひそういったものを使って、期日前投票所、期間もありますので、その期間に行っていただければと思っております。それから、スーパーなどで期日前投票所ということでございます。音更の場合、期日前投票の制度が始まった当初から、当時は期日前投票所って市役所ですとか役場に1か所というところが多かったんですけれども、音更の場合、本町と木野地区に市街地が大きく分かれているというところもありまして、本町地域に、音更でいけば総合福祉センター、それから木野地区であれば木野コミセンのほうに期日前投票所をそれぞれ設置して、こちらについても、開けている時間ですとか、あと期日前投票を行う期間も、どこか1か所がフルにやっていれば期間を短くしたりということは可能なんですけれども、音更の場合はそれを両方の期日前投票所を期日前投票期間は8時30分から夜の8時まで、告示日の翌日から投票日の前日まで全て行っております。これについては、音更と木野、本町と木野地区が大きく分かれているというところもありますし、また、特に木野地区のほうの期日前投票所の利用される方の数がかなり多いという現状もありますので、ここは1か所をフルにしてという形にはならないのかなというふうに思っております。それから、スーパーに期日前投票所というところも、最近結構記事とかでも拝見いたします。帯広市さんなんかでも、イトーヨーカドーさんの、始める時間がスーパーの開店時間とかもありますので、そういった制約はあると思うんですけれども、そういった取組をされているところもありますので、今時点でやるという予定はないんですけれども、やる方法について、あと課題ですとかそういったものについては、実際に二重投票を防止する観点から、先ほどお話ししましたけれども、例えば電算関係とか、どういったものが必要なんだろうというのは、情報システムの担当部署ともいろいろ意見交換しながら、そういったものは、実現には至ってはいないんですけれども、事務レベルではそういったような話もさせていただいているところです。以上です。休憩(午後 1時45分)

再質問 2番 石垣加奈子

期日前投票所や投票所の件で答弁いただきましたが、スーパーなどであれば、本当にいろんな方が行くところですので、いろいろ課題はあると思いますが、ほかの自治体などの事例なども研究していただきたいなと思います。あと、足のない方へコミバスや乗合タクシーという補助も行っておりますが、そのコミバスのバス停にさえも行けないとか、コミバスから降りてまた投票所まで行くのも大変だという声もありますので、そういった声もぜひ聞いていただきたいなと思います。そういった方には、予算審査のときでも質疑をしましたが、移動式期日前投票というのを導入した管内の自治体もありますので、そういったものもぜひ検討していただきますようお願いいたします。また、投票所や期日前投票のほかに投票の仕方としては不在者投票というのがあります。若者と選挙のお話をしたときに、住民票を移していないので選挙に行かなかったというお話を聞きました。選挙に関心のある保護者などがいればそういった手続をするように勧めることもあるかと思いますが、なかなかそういった手続をせずに棄権してしまうという方も多いのかなと思います。私は、お孫さんが札幌にいて、住民票を移していないけれども、投票させたいから、どういった手続が必要かという相談を受けてこの制度を御案内したことがあります。この不在者投票という制度は音更町ではどのくらいの方が利用されているのかお伺いしたいと思います。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

今年の4月の町議会議員選挙で申しますと、不在者投票による投票につきましては全部で249名の方が利用されております。以上です。

再質問 2番 石垣加奈子

分かりました。それともう一つ、郵便による不在投票についてですが、今回選挙の前に訪問したお宅で、お母さんが骨折で投票に行けないので郵送でできないかという相談も受けました。いろいろ調べた結果、郵便による不在者投票の対象者というのが、障害者手帳だとか要介護認定を受けていないと使えないということで、そういったお話をして、その方は娘さんが一緒に暮らしていらっしゃったので期日前投票で何とか投票に行くという対応ができたんですけれども、この郵送による不在者投票の利用実績もお伺いしたいと思います。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

郵便投票による不在者投票を利用した方の件数なんですけれども、今ちょっと持ち合わせておりません。ただ、郵便投票につきまして、今、議員おっしゃったように、例えば下肢の障がいが1、2級だとか要介護5だとか、かなり厳しい基準になっております。これは、郵便投票というのが、通常は投票日当日に投票所で行うというのが原則でございまして、郵便投票の場合は投票管理者ですとか立会人がいないところでやる投票ということで、基準自体はかなり厳格になっております。それで、今、議員おっしゃったように、足が不自由なのに利用できないという方について、過去に決算委員会なんかでも御質問いただきまして、その対象者を広げれないんだろうかというような御意見も過去にいただいております。これにつきましては、御答弁でもそのときに申し上げたんですけれども、これは法律の中で決まっている基準ですので、ここは変えることができないと。ただ、全国の選管の連合会などを通じて国のほうにその法改正について要望を出しておりますので、各個々の選管としては、その制度の周知でありますとかそういったことをやっていきたいということと、あと、先ほどコミバスや予約制乗合タクシーの話もしたんですけれども、例えば介護度がそこまで高くないなり、例えば下肢じゃないだとかそういったことで対象にならない方であっても、例えば障がいのほうの移動支援ですとか、あと高齢者の方であれば、介護のほうのルールの中で要介護5でなくても移動支援のそういったメニューもありますので、もしそういった方がいれば、例えばケアマネさんとかに相談してみるというのも一つの方法なのかなというふうには考えています。一応制度の中でも、選挙に行く、投票というのは対象になっているというふうに保健福祉サイドのほうにも確認はしております。以上です。

再質問 2番 石垣加奈子

先ほどの郵送等による不在者投票の周知についてですが、広報やホームページなどでも行われていますが、今の、ケアマネにこちらから相談しないと知ることができないのか、逆にケアマネから、行けますかとか、そういうことを投げかけるようなことはしていないのでしょうか。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

ケアマネさんのほうに個々に選管のほうから、あなたこういう対象になると思いますのでケアマネさんに相談してくださいという、そういう個々の対応というのは取っておりません。以上です。

再質問 2番 石垣加奈子

投票したい方にとっては大切な制度なので、漏れのないような周知をしていただきたいなというふうに思います。もう一つ、不在者投票では、施設に入所されている方、入院されている方は不在者投票をすることができるという制度もあります。この制度については、投票するには、施設で希望者を確認して、投票するかしないかというのを確認していると思いますが、施設が本当にどこまで手をかけているのかというのがちょっと疑問にあります。認知症などで自分で判断することができないような場合の対応についてどのようにされているか、分かればお伺いします。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

指定施設、都道府県の選挙管理委員会から指定を受けた施設ですとか病院における不在者投票のお話だと思います。本人が意思表示できない方について、施設などが不在者投票を行わせてしまうことはないかというようなことでございますが、一応施設のほうにも制度については書類で周知はしているんですけれども、実際に今回の選挙においても施設のほうから問合せがありまして、施設の入所されている方で意思表示が全くできない方がいらっしゃいまして、その方についての不在者投票についての問合せがありまして、御本人が意思表示できない方については、その方についてはできませんということでお伝えして、そのように取り扱っております。以上です。

再質問 2番 石垣加奈子

例えば家族がその判断のサポートをしたいというお申出があったときには、そういった対応をしていただけるのでしょうか。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

御家族の方が、例えばこの方、施設に入っている方が投票したいとか、あるいはこの方に投票したいとかというようなことで御相談があったとしても、投票される御本人が意思表示できるんであれば御本人の意思ですけれども、そうでない場合は、それは御本人の意思とは言えません。実際に今回の統一地方選挙でも報道でもありましたように、施設ではありませんけれども、郵便投票の制度を利用して意思表示できない御家族の方の郵便投票を行ってしまったという記事が新聞にも載っておりまして、そういったことがないように、施設のほうには選挙のときにはそういったことは周知していきたいと思います。以上です。

再質問 2番 石垣加奈子

分かりました。それではもう一つ、いろんな自治体で投票支援カードというのを導入しているところがあります。投票の際お手伝いが必要な方はカードに記入して入場券と一緒に係員に渡すことで、代理投票や誘導、案内、候補者名を読み上げるなどのお手伝いを要請するカードがあります。こういったカード、札幌市などでもやっているようで、荒川区では投票券と同封して郵送しているというところもあります。ほとんどはホームページからダウンロードというのがあるんですけれども、こういったものについての導入の考えとかはあるんでしょうか。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

今、議員のほうから御提案がありました件について、実は一般にコミュニケーションボードと言われているものだと思います。これについては、選管の事務局の中でも内部で検討を進めておりまして、次の選挙のときにはこういったものを音更町でもやりたいなということで話を進めておりまして、ただ、今入場券に同封というようなお話もあったんですけれども、本町の場合入場券が圧着のはがきになっていますので、その中に入れるということにはならないので、ホームページに載せたりとか、あと、期日前投票所ですとか各投票所のほうにはそういったものを準備するような形でやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 石垣加奈子

ありがとうございます。既に検討されているということで、そういうことを実施するときには、ぜひいろんな形で周知していただいて、活用していただけるようにしていただきたいなというふうに思います。続いて、若者が立候補しやすい環境についてですが、答弁の中では費用負担の軽減のことが答弁されていました。この若者が立候補するということなんですが、若者だけでなく、いろんな多様な意見を取り上げるためにも、若者や女性、あと障がいのある方などいろんな立場の方が立候補し、議員になることが必要であると考えますが、その辺りの見解を伺いたいと思います。

答弁 総務課法制担当課長併選挙管理委員会事務局長 佐藤泰史

立候補につきましては、被選挙権のある方であれば当然立候補することできますので、性別ですとか障がいの有無ですとかそういったことは全く関係ないというふうに選挙管理委員会としても思っております。以上です。

再質問 2番 石垣加奈子

国会では2019年の参議院選挙で重度の身体障がいのある議員が誕生し、議事堂もバリアフリーで登院できるように改修が行われました。昨年は、全身が自由に動かせず、自分の口でほとんど話せないという天畠大輔さんという方が議員になりましたが、質疑の中で、あかさたな話法と呼ばれる特別な方法で質疑しているのを見ました。私も、それまであかさたな話法というものがあることを知らず、そこで初めて知ったんですけれども、やっぱりそういった方が議員になって、当事者のリアルな声を政治に反映させていくことが必要かなというふうに思っています。そういった点についてはどのように思われるでしょうか。

再質問 2番 石垣加奈子

すみません。それでは、議員の在り方というか、今回の統一地方選挙では全国的に女性の当選者が増え、道内は16.7%となりました。音更町では、改選前の5人から1人増え、6人になり、30%と過去最高となっています。また、四つの会派のうち三つの会派の代表が女性議員ということで、新聞でも取り上げられていました。女性議員がいることで女性が担うことが多い子育てや介護といったことについての施策が増えて、充実してきていると思っています。町民の皆さんからも、今回女性が増えたことで、特に女性の方から女性議員が増えてよかったという声をお聞きすることが多く、期待されていると思います。また、今回30代の議員も誕生しました。しかし、選挙権を持つのは18歳から、被選挙権、立候補できるのは25歳からです。そういった年代の議員がいないことで、若い方にとって議会が身近に感じられない原因にもなっていると思いますが、その辺りについての見解はお伺いできるでしょうか。

再質問 2番 石垣加奈子

様々な議員が増えるように、費用負担もありますが、供託金というのが今回の町議選挙から導入されました。国のルールに準じて音更町でも取り入れているということですが、若い方にとってはこの15万円というのは結構高い金額なのではないかなというふうに思います。若い方はまだ賃金も高くなく、非正規で働く方もいるので、こういったものもハードルになっているかなというふうに思います。こういった、これは国に準じているということで、音更町でどうこうできることではありませんが、そういったことも考えていかなければいけないかなというふうに思っております。あとは議会改革、更なる議会改革についてですが、これも議員が身近な存在になるということが大事だと思います。町民からは、選挙になるとお願いしますと挨拶に来るけれど、それ以外はなかなか来ないという声をお聞きすることがありました。先日の町長の答弁にもありましたように、議員として必要されるか否かが問われるというふうにありましたが、やはり議員がどんなことをしているか見える活動が必要だと思います。見える活動で町民にとって身近に感じてもらえる存在になりたいというふうに私も思っています。まだまだ足りない部分もあり、努力も必要だと感じています。また、議会だよりについても定例会ごとに発行しています。これは議会と町民をつなぐかけ橋ということで、私も広報特別委員として編集に携わっていますが、携わっていることで、やはり多くの町民に読んでもらいたいと強く思っています。そして、委員の皆さんと知恵を出し合って、分かりやすく読みやすい紙面になるように努力してきました。鷹栖町のお話も先日ありましたが、広報委員会でもチラシについて話題に上がり、視察を予定していたんですが、コロナで行くことができず、視察は行けていないんですが、ぜひ見習いたいなというふうに思います。いろんな面で議会改革は、議員、議会にとって、これからいろいろ考えていかなければならないことかなというふうに思っています。では、5点目の主権者教育についてですが、今行っていることとしては、地域学校協働活動として、昨年はモデル校を認定し、その中で選挙制度、投票の仕組みや模擬選挙などを実施したという答弁がありました。これはとてもすばらしい取組だと思いますし、今年も全校で行われるということでしたが、こういったものを例えば高校、短大、特に高校生は選挙、18歳になる、投票する機会を得る時期になりますので、高校にも広げていくという考えはあるのかどうかお伺いします。

答弁 生涯学習課地学連携担当課長 大森洋臣

今高校等の話ございましたけれども、地学連携という立場からいきますと、現在、主権者教育だけでなくて、18歳を迎えた、成人が18歳になったということで、それぞれ様々な今事象が出てくるだろうと。例えば契約とかの消費トラブルとか税金の問題とか、あと金融の問題とか、また、今言った模擬選挙、選挙権の問題とか出てくるだろうということで今協議して、高校のほうにちょっと投げかけを実はしております。どれをやることになるかはこれからの話にはなってきますけれども、まだ、ですからそういう話があった時点でそれぞれの、例えば税務署さんとか消費生活センターとか打合せしようと思っていますけれども、取りあえずは今18歳のこの成人の中で優先してどういうことをやっていくかということで地学連携として考えておりますので、そのようにお答えしたいと思います。

再質問 2番 石垣加奈子

分かりました。高校、18歳で検討しているということで、ぜひ進めていただきたいなというふうに思います。こういったことを行ったことにより、選挙権を得る年になったら投票に行ってもらえることにつながればいいなというような感想も、答弁もありましたが、ほかの自治体でこういった模擬選挙を行ったことの感想の中に、生徒がこういったことを学校でやったよというふうに選挙の話をしたことで、選挙に行ったことがなかった保護者も初めて投票に行ったということにもつながっていると思いますので、ぜひ学校で行ったことを保護者にも話すような呼びかけなんかもしていただきたいなというふうに思います。あとは、課題として、自分は社会を形成する一員であり、合意形成を経て自らルールや仕組みをつくることができる存在であるという認識を持つこと、一人ひとりにいかに身につけさせるかが重要であるという答弁がありました。こういった取組について、昨年6月、私、一般質問の中で校則について取り上げたときに、ある中学校で、髪型とSNSの利用に関して校則の見直しの提案があり、見直しをしたという取組がありました。政治、投票に行っても変わらないとかという政治に関心がないというのは、そういう経験がないから政治は変わらないというふうに思ってしまうと思うんです。この校則を変えたという経験が、声を上げればいろいろ仕組みが変わっていくんだという経験がとても大切だと思いますが、その辺りの見解についてもお伺いします。

答弁 生涯学習部長 山本智久

昨年私のほうでそのような答弁をさせていただきました。町内のある中学校で、1年間かけて先生と子どもたち、それから保護者も話合いをしながら、髪型について、それからSNSの使い方について話し合って校則を変えたという事例があったというお話をさせていただきました。今回の主権者教育につきましても、まさしく自分が社会を構成する一員なんだという意識を子どもたち一人ひとりが持つこと、それが主権者教育であり、それをいかに持たせるのかということが一番大事なことであろうかと思います。大森からも今お話ありましたように、18歳になり、いきなり選挙権、あるいは契約ができるような年齢になる、高校3年生になっていきなりそういう環境に置かれるのではなく、小学校、中学校のときから主権者教育を学び、自分は政治参加、それから社会の一員であるという意識をいかに認識させるか、そういうことが非常に重要なことだろうと、そのように思います。

再質問 2番 石垣加奈子

声を上げれば政治が変わるんだという経験を積んで、やはりそれが投票率につながっていくと思いますので、ぜひそういった取組をどんどんし続けていただきたいなというふうに思います。最後に、選挙に行かず投票をしていない人は現状維持に対する支持を表明している、またはほかの方が決めたことに黙って従うことを表明しているということになってしまうと思います。日本は民主主義なので、自分が主人公となって自分のために決めていくということが大事だと思います。主権者として意思を政治に反映させることのできる最も重要な機会が選挙だと思います。この国に住む全ての人がそれぞれの願いを託して政治に参加し、みんなでルールをつくっていく、参加する人が多ければ多いほど政治がよりよいものになっていくためには、政治参加しやすい環境、いろいろ課題があると思いますが、できることをやり、また、議会や議員もいろいろ議会改革を進めながら取り組んでいきたいというふうに申し上げまして一般質問を終わります。ありがとうございました。

答弁 教育長 福地隆

主権者教育ということについて申し上げさせていただきます。選挙権年齢が18歳に引き下げられたというようなことを受けまして、これの対象となった高校におきましては公共という新しい教科もスタートをしております。しかしながら一方で、義務教育段階、小中学校においてはより早くそういったことに関する素地を醸成することが必要であろうという考えの下に、本町では独自に地学共同活動というシステムを活用いたしまして、授業の中に外部講師を招いてのより効果的なものを行っていこうということで今年度から本格的に始めたと。昨年度は試験的に行ったということでございます。せっかくですのでその状況を少しお話しさせていただきたいんですが、外部講師として、町の選挙管理委員会の事務局職員ということで、実は係長のほうにお願いをいたしまして、実際に学校の教室で1時間持っていただいて、子どもたちを前にして授業を行うということを各学校でお願いしてやっていただいております。町の職員ではありますが、教員でもない人間が実際に教室で子どもたちを前にして1時間授業を行うということは本当に大変なことで、そんな中で、本当に綿密な準備をしていただいて、ICT機器なども使いながら、子どもたちに授業を盛り上げたり集中して考えてもらったり発表してもらったり振り返りをしたりというようなことで、非常に身近なことを話題に取り上げてみたり、また、クイズ形式というようなことをやったり、本当にいろんな工夫をしながら、大変だっただろうなと思うような素材を基に内容の濃い授業を行っていただいております。この場をお借りしまして感謝したいと思いますし、あと、これに引き続いて模擬選挙ということで模擬町長選挙もやっているんですが、やはり子どもたち、通常の私たちの選挙権行使するときの投票所と同じような会場を設定をしまして、1人ずつ投票をするという形で行いました。私も実は立会人としてお手伝いをさせていただいて、投票をする方と会話をするような場面をつくってやったりもしたんですけれども、そういった実際の体験というものが本当に今後貴重な経験として生きていくんだろうなというふうに思っております。選管の職員の皆さんには今後もこういった形で御協力いただきたいなというふうに思っているんですが、実際本務がある中で、特に今年度は全小中学校ということになりますので相当な時間数になりますので、相当な過重な負担がかかるかなと思います。そんな中で、年によって課題になるのは、選挙が、例えば統一地方選挙ですとか参議院選挙というのはある程度時期が分かるんですけれども、衆議院選挙なんかが突然入ってきますと、時期が分からない中にぼんと入ってきますので、学校で外部講師を招くということになると相当何か月も前から十分な打合せをしながら、特に今年は学校数が多いので、年間通じて組むような形になりますから、そういったものが入ってくるとなかなか実施が難しい。時期をずらすということも当然やりますけれども、できないような学校が出なければいいなというようなことも思いながら、微妙な調整も行いながら今後実施をさせていただきたいというふうに思っているところです。そんな現場レベルのいろいろな難しい調整等もありますけれども、やはりこの主権者教育ということについては小学校段階でしっかりと基礎を学んでいただいて、そしてこれを大人への出発点となります高校につないでいくということが非常に重要だと思っておりますので、今後も関係者連携をいたしまして進めていきたいというふうに考えております。御理解いただきたいと存じます。

答弁 副町長 宮原達史

先ほど条例であるとか公の施設であるとか広報関係のお話も出ましたので、こちらからもちょっとお答えさせていただきます。まず、公職選挙法にある供託金の件なんですけれども、先ほど、15万円ということで、法律に準じて供託金をという話だったんですけれども、これは準じているわけでなくて、法律で定められておりますので、これだけはもう、準じても何も関係なく、15万ということになっております。それから、公の施設を使っている投票所の件なんですけれども、投票所を増やす減らすというのは、例えば第何投票区というところに関係ある町内会全てが合意した上での話で今までも過去進めておりますので、昔は農村部も今よりも、私が役場入った頃は農家戸数も今の倍以上ありましたので、投票所の数ももう少しあって、そういうところの例えば統合であるとか、そういうものは全てそこの地元の方々の合意をもってやっていますので、ここで増やしたらと言われても、選管のほうでできるものではないということは御理解いただきたいと思います。投票所に関して繰上げのお話も出ましたけれども、繰上げ投票所のほうが投票率は高いです。以前から農村部のほう、繰上げ投票所多いんです。あるんですけれども、先ほど申し上げましたように、もっと農村部のほうに投票所が多い時代、繰り上げないでやっている投票所もあったんですけれども、皆さん御存じのとおり、今開票時間が午後9時から始まるように、つまり市街地の投票所は8時に終わって9時から始めれるように、ものすごい緊迫した仕事をしながらやっています。繰上げ投票所はそれよりも1時間、2時間早いので、移動距離が長いということもありますので、午後9時に間に合うようにやっています。昔の話なんですけれども、もっと農村部あったときには、開票が遅くなるときがあったんです、移動時間が長いので。それを議会側のほうから、もっと繰上げを増やせということで、距離の長いところは、遠いところは繰上げ投票所にした経緯もございますので御理解いただきたいと思います。それと投票率低下のお話なんですけれども、選挙にあまり関心がないからということで選管及び町ができることといえば、やはり広報をはじめとする啓発、選挙の周知、そしてお話にありましたように投票環境の整備なんですけれども、これは町でできること。選挙はやはり公平性が本当に求められるものですから、法律の縛りもすごく強い分野ですので、町でできないものというのはいっぱいあります。先ほど多様な候補者のお話も出ましたけれども、町で候補者は選べません。それから、選挙に行く気がない人、関心がない人、この人たちには、この人に入れてください、行ってください、絶対言えません。これはもう間違いないところで。それから、誰でもいいから入れてください、これも絶対駄目です。投票所に行って投票してくださいまでしか言えないんです。ですから、関心の本当にない人をどのように説得するかというのはやはり候補者の皆さんだと思うんです。これが、昨日、一昨日、町長が申し上げたように、ふだんの選挙活動をやるとか、皆さんの争点になるところであるとか、これはもう本当に役場の職員、選挙管理委員会絶対手の出せない分野ですので、ここは公務員として公職選挙法に引っかかる、地方公務員法に引っかかることですので、その辺は御理解いただきたいと思います。それと、後援会の言いなりになっているとか組織票のほうが有利だとか、これも御存じのとおり役場では何もコントロールできない分野ですので、選挙管理委員会としてもお答えできる分野ではないことを御理解いただきたいと思います。ただ、投票環境の整備というところでは、環境整備というところでは、先ほど事務局長から答弁しましたとおり、できる範囲でやっていくということは、これは当然のことだと思いますので、御理解いただきたいと思います。以上です。

出典:音更町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる