音更町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月15日
新生児聴覚検査について
2020年6月15日、音更町議会の一般質問で、不破尚美議員が「新生児聴覚検査について」質問し、町長 小野信次、保健福祉部長 重松紀行、副町長 宮原達史が答弁しました。
- 質問者
- 不破尚美 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、保健福祉部長 重松紀行、副町長 宮原達史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 11番 不破尚美
通告に従いまして、新生児聴覚検査について質問いたします。新生児聴覚検査とは、生まれて間もない赤ちゃんに行う耳の「聞こえの検査」で、難聴の疑いがあるかどうかを調べる簡易検査です。先天性難聴は千人に1人から2人に起こることが知られており、これは他の先天性疾患に比べても高い発生頻度となっております。新生児聴覚スクリーニング検査によって難聴のあるお子さんを早期に発見し、早期支援、適切な治療・療育を行うことは、子どものコミュニケーション力の発達が促され、言語の発達・獲得につながり、障がいによる影響が最小限に抑えられることから、新生児聴覚検査は大変有効なものと考えます。厚生労働省では、平成12年度より年間5万人規模の新生児聴覚検査モデル事業を全国で開始するため、検査料の全部または一部を公費負担で予算化しました。平成13年度は4県、平成14年度では北海道においても3年間のモデル事業が実施されております。当時は指定地域に年間200分娩を超える医療機関が4か所あり、また、長期的な観点から、総合的な療育実績のある帯広聾学校との支援体制が確立されている十勝の帯広に白羽の矢が立ったと伺いました。このモデル事業を通して全国的に新生児聴覚検査の受検率はアップし、全国では86.9%、北海道でも平成30年には受検率が86.7%と全国並みになったと新聞にも掲載されました。新生児聴覚検査は、ヘッドホンなどで赤ちゃんに音を聞かせて脳神経の反応を調べる検査法と、外部の音に反応して耳の中の器官から出る反射音を分析する方法があり、自然睡眠下に短時間で行え、赤ちゃんに痛みはないので、安心して受けられるものとなっております。現在、新生児聴覚検査は、帯広の病院ではほぼ100%の受検率となっており、本町においても、出産された方のお子さんは、ほぼ全員が検査を受けていると思われます。聴覚の障がいは目に見えず、発見が遅れがちですが、早期発見により生後6ヶ月から補聴器などで療育ができるので、生まれてきた大切な子どものための適切な療育に向けて大変重要と考えます。十勝、帯広でのモデル事業が行われ17年ほど経過し、新生児聴覚検査の医療機関の取り組み、受検率が定着してきた中で、本町のこれまでの経緯について質問いたします。1点目に、十勝管内でモデル事業が行われてから17年ほど経過していますが、本町はいまだに検査費用の助成に至っていません。全国的にも検査費用助成の市町村がふえ、十勝管内を見ても半数以上が公的補助をしています。少子化傾向にある中で、子育て世代への支援の充実を図るためにも助成すべきだと思います。本町が助成しない理由、そして根拠をお伺いします。2点目に、この新生児聴覚検査は、専門家の方たちも、聴覚障がいの早期発見、早期療育のために有効な検査であると言っており、子育てをする親にとっての安心、また、子どもの成長、子どもの将来の生活に大きく影響するものであり、絶対に必要で、大変重要と考えますが、町としての認識をお伺いします。3点目に、先天性の難聴は重度であれば1歳程度で気付かれますが、中・軽度の場合は言葉の発達の遅れとして2歳以降に発見されることが多く、診断および療育開始は3歳近くになってしまうため、母子保健事業の検診との連動性が大事だと思いますが、保護者の方にどのような周知、啓発をしているかお伺いします。4点目に、本町では全額保護者負担で検査が行われていますが、私は、この検査で費用がかかるため、検査を受けない子どもが出てくるのでないか、そういう実態が既にあるのではという不安があります。全ての子どもが検査を受けられるようにすべきと思いますが、町長の見解をお伺いいたします。以上、御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
新生児聴覚検査の御質問について、関連がありますので一括してお答えをいたします。先天性難聴は、先天性障がいの中で最も多く見られる障がいと言われております。以前は、言葉や発達の遅れがきっかけとなり難聴が見つかっておりましたが、最近は新生児聴覚検査をきっかけに診断されることもあり、新生児期に受検することは、難聴の早期発見・早期療育に極めて重要かつ有効であると認識しております。聴覚に障がいがあっても、適切な療育を受けることにより、言葉の発達を促し、情緒や社会性を育てることができます。御質問にもありますとおり、十勝管内は、早くから医療機関と帯広聾学校が連携し、道内でも先駆的な取り組みを行ってまいりました。本町における難聴児の早期支援に向けた取り組みにつきましては、母子健康手帳の交付時などに保健師が妊婦と面談した際、出産入院中に産科医療機関で検査を受けるように指導するとともに、出生後は、赤ちゃん訪問において、保護者への聴き取りや母子健康手帳から聴覚検査の実施の有無とその結果を確認し、その後も、各年齢で実施する健診の問診項目に聞こえの質問を設けて、保護者の気付きを確認しております。さらに、2歳児健診では帯広聾学校の協力を得て聴力検査を実施するとともに、3歳児健診では自宅でささやき声検査を行うなど、中・軽度及び後天的な難聴の早期発見に努め、専門の機関につなげたり、必要な支援を受けられるよう母子保健事業を実施しております。また、保健事業を担当する保健師は、毎年帯広聾学校が実施する研修会に参加し、新しい情報を取り入れております。聴覚検査の受検状況につきましては、過去4年間の検査実施率はいずれも99%を上回っております。各年度で数名のお子さんが未実施となっておりますが、その理由は、十勝管外の医療機関で出生したため検査機会がなかったことや、検査の必要性を理解せずに断ったなどとなっております。これらの保護者には、検査の重要性や必要性のほか管内で受検できる医療機関の情報を提供し、受検につなげているところであります。また、生後6カ月ごろから聞こえの検査や療育が可能となることから、再検査が必要となった場合には、精密検査の受診支援や帯広聾学校が開設する乳幼児相談室との連携など、できるだけ早期に専門の療育機関へつなげるようにしております。検査費用の公費負担につきましては、医療機関との協議の中で、これまでは、出産費用に検査費用を包含している請求方法を変更できないことや事務手続の煩雑さなどから、個々の医療機関と直接契約することは困難とされておりましたが、本年度、道と道医師会が協定を結んで請求事務を統一したことから、個々との契約が不要になったことに加え、検査費用の確認が可能となったところであります。町といたしましては、検査を実施する体制は確立されているにもかかわらず、いまだ全ての新生児が受検していない状況であることから、保護者個々が必要性の判断をすることなく受検できるよう検査費用の公費負担について今後検討を進めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 11番 不破尚美
御答弁ありがとうございます。それでは、まず本町の新生児聴覚検査の検査費用の助成について再質問させていただきます。まず、少子化が著しいのですが、本町の最新の統計書によると、平成30年度の出生数は286人となっております。令和元年度の出生数は何人でしたでしょうか。また、今年度、令和2年度はまだ始まって2カ月なんですが、現時点での出生数はどのようになっているのかお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
ただいま御質問ございました本町の出生数でございますけれども、令和元年度につきましては257名ということでございまして、申し訳ございません、令和2年度については、今手元に数字を持っておりませんのでお答えすることはできません。失礼いたします。
質問 11番 不破尚美
平成30年度は257人、31年度ですね。今年度はまだ2カ月ですが、数字は把握していないということで、これは本当に減ってきています。これまでの推移を見ますと、10年前に比べて大体150人ぐらい減っているということであります。今年度もまた減少になるのかなと考えると大変寂しく感じるところであります。そういう意味では子育て世代への支援の充実は大変重要と考えます。さて、この新生児聴覚検査の国のモデル事業については、北海道は全国で7番目に、十勝の帯広を中心に平成14年4月から平成17年3月までの3年間行われたわけですが、本町としてはこの事業の成果についてどのように評価されたのかお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
モデル事業ということで平成14年に帯広、十勝管内のほうで実施されたということでございまして、その後このモデル事業をもとに、帯広聾学校の皆様と町とが協調しながら、そして病院が協調しながらそういった聴覚検査の事業を今もとり行っておりますので、他の地域に比べてモデル事業を行った帯広については、そういった意味では、きめ細かな検査は聾学校等々の協力によって進められてきたのかなというふうに考えているところでございます。以上でございます。
質問 11番 不破尚美
町としても成果を感じていられると。そして今につながってきたということを御答弁いただいたと思います。私も同感です。検査について評価をされたのであれば、現在町として公的助成制度があって当然だと思われるのですが、いまだに制度がないのが腑に落ちません。このモデル事業終了後、聴覚検査の普及を積極的に行うことや検査費用助成についての議論、検討はなされてきたのかどうかお伺いします。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
新生児聴覚検査の公的負担につきましては、かねてより担当のほうで考えてきておりまして、その実施に向けて、答弁のほうでも申し上げましたけれども、病院側と、実施することが可能かどうか、契約することが可能かどうかということで協議をしてきたところでございますけれども、なかなかいろいろな諸事情がございまして、歩調が合わなくて今まで実施できなかったというところがございます。ただ、北海道のほうが中に入りまして、先ほども申し上げましたとおり、道医師会と一括して協定を結ばれたということでございますので、その辺については問題は解消されたのかなというふうに認識しているところでございます。
質問 11番 不破尚美
何度か議論と検討、病院とも協議され今に至ったということですが、もう既に約17年たっています。担当部局がその必要性があると判断しているのであれば、こういう言い方は失礼かもしれませんけれども、政策実現に向けてどれだけ本気になって頑張ったかという観点からお尋ねしたいのですが、この約17年間、予算計上についての議論はどうだったのでしょうか。毎年されてきたのでしょうか。財政課や副町長、町長のところまで上がって検討されていたのか、それとも上がっていなかったのか。また、今年度も予算査定のところまで上げていたのでしょうか。余り細かいことを言いたくはありませんが、こんなに長い間政策実現に時間がかかった要因は何でしょうか。その経緯や経過についてお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
まことに申し訳ございません、過去に何度上げたかという回数についてはちょっと承知しておりませんけれども、ここ数年前につきましては2カ年に及んで要求しているということでございますけれども、その中で財政当局等と話し合いまして、なかなか病院と先ほど話し合いが進まないという中で、償還払いという方法もあるんですけれども、償還払いになると事務的煩雑さというのがどうしても出てくるということで、町の中でみんなで協議した中で、まずは子育て応援チケットということで、別な部分にはなるんですけれども、検査費用を直接公的に負担するのではなくて、その後のおむつ代をまずは本町の独自の単独事業として行ったらどうだということで、こちらについては予算化していただいたということでございまして、今チケットを配付させていただいているということでございます。以上でございます。
質問 11番 不破尚美
おむつの応援チケットということで、それは平成31年度からスタートしているということですよね。それ以前は特になかったということで。はい。制度をつくるということは並大抵のことではないと私も思います。ことし、第2期音更町子育て支援事業計画が策定されたところでありますが、しかし、この新生児聴覚検査の公的助成に関しての支援については、計画の中には具体的には載っておりません。事業の背景を調べていくと、北海道内、十勝管内でも、検査の普及とともに検査費用の助成を行っている市町村が増えてきております。そのような中で先日、新聞記事で助成していない市町村の中に音更町の名前を見つけて、そのとき私は驚きました。音更町は子育て支援策や福祉の面でも進んでいると思っていましたので、大変悔しいと思います。本当に議論、検討されてきたのであれば、子育て支援事業計画の中にきちんと組み込まれているはずですし、本町の出生数は10年前は四百数十人、現在は二百数十人です。これだけ減少してきているこの出生数に対しても、ここまで約17年間も予算がつかないで待たされるということがなかなか理解しがたいのですが、子育て支援の充実ということが町の支援策の中でうたわれている状況の中で、改めてお伺いしますが、町としては重要とお考えではないということでしょうか。お伺いします。
答弁 副町長 宮原達史
今御指摘ありましたように、10年以上この公的補助はしていなかったわけですけれども、私も実は4月に就任しまして、この新聞記事、たしか5月だったと思うんですけれども、見たときにこれはちょっとなという感触を持ちまして、すぐ調べたわけですけれども、この十勝管内の中で子育て支援というものを強く打ち出している市町村はほとんどだと思います。ほとんどという中でも音更町は特に子育て支援、これから力を入れていくんだという状況にありますので、これもやはり子育て支援の一環として、町長からも先ほど御答弁申し上げましたように、この聴覚検査につきましては極めて重要かつ有効であるという認識を持っておりますので、今後検討してまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 11番 不破尚美
町としても重要性、必要性についてしっかりと認識されているという御答弁をいただいたと思います。それでは次の質問ですが、このモデル事業が行われた期間は、検査費用が公費負担で賄われておりました。その後は保護者の自己負担となりました。検査の金額ですが、確認したところ、現在市内の医療機関では5,500円程度となっております。今1人のお子さんを出産するための出産費用は、医療機関や出産の状況によって違いはありますが、およそ50万円前後、またはそれ以上かかるとも言われています。出産一時金が42万円支給されるので、その差額分が自己負担ということになっております。そのうちの5,500円、これが保護者の方の負担によって検査がされている。出産したときはいろいろと検査をしますので、実際に保護者の方は聴覚検査を自己負担しているという認識をしていらっしゃらない方も多いのではないかと思います。その一方で、この検査は任意検査ですので、今のところ受検率大体、ほぼ100%とはいっても、説明を受けたときに、費用がかかるから受けるのをやめるという方が、先ほどの答弁の中では、経済的にやめられたという方はいらっしゃらないということでしたけれども、今後出てくるかもしれません。また、生活保護費を受給されている方は、生活保護費の中にこの検査費用は含まれていないのではないでしょうか。含まれていますか。お伺いします。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
申し訳ございません、調査しないとお答えできません。申し訳ございません。
質問 11番 不破尚美
生まれてきた大切な子どもです。そしてこれだけ有効性のある検査、これは100%にして、全ての子どもが受けられるように優先すべき課題の施策だと思います。自治体独自の、本町でも独自の子育て支援策というのは様々あります。国の制度であったり、北海道と分け合って負担するというものもあります。この事業に関しては平成18年度をもって国庫補助が廃止され、平成19年度から地方交付税措置されているものと私は認識しております。少子化対策に関する地方単独措置として総額において大幅な拡充がされることにより所要の財源が確保され、市町村に対して地方交付税措置がなされているということですね。しかも厚生労働省は、平成19年1月に最初の通達を出して以来、平成28年3月、平成28年9月、平成29年12月と通算4度にわたる異例の回数で新生児聴覚スクリーニング検査の普及を求める通達を都道府県に、そして道は市町村に出しており、先ほども申し上げましたが、生活保護費受給の方も含めて、出生した100%の新生児の全員が検査を受けることを求めています。この交付税措置について町の認識はどうだったのでしょうか。お伺いします。休憩(午前11時28分)
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
先ほどの御質問でございました交付税の関係でございますけれども、こちらの検査に係る事業につきましては、おっしゃられるとおり平成18年に国庫補助が廃止されたということで、平成19年度から地方交付税包括算定経費、項目については少子化対策という大きなくくりの中で措置されておりまして、その当時で、概算でございますけれども、1,300万円ほど措置されております。また、昨年度につきましては、同じ項目で、少子化対策ということで引き続き措置されておりまして、おおむね700万程度措置されているということで把握しております。以上でございます。
質問 11番 不破尚美
ただ、地方交付税措置されているといっても限りある財源です。実際に検査費用として補助するかどうかということは各市町村の裁量に任され、最後は町長の政策判断かという状況かと思います。町として検査の重要性、必要性を認識しているのであれば、当然助成してよろしいのではないでしょうか。行政は、交付税措置は色がついていないからわからないなどと言って、ほかのほうに使ってしまうということが往々にしてあるという話も聞きます。ですから、町長、これはぜひ優先して早くやっていただきたい。本町が検査費用の公的補助をすぐに実施していただきたい。そういう課題だと私は思うんです。あえて言わせていただきますけれども、先ほど出生数をお聞きしました。年間約二百数十人、令和2年度4月からは把握しておられないということでしたが、1人5,500円で計算しても年間120から130万円です。まだ町長から最後の御答弁いただいておりませんけれども、先ほどの答弁で、いつからというふうに明確な時期もお聞きしていないんですけれども、来年度とは言わずに今年度から、今年度はまだ始まって2カ月ですから、4月までさかのぼって助成してもいいのではないでしょうか。生まれてきた子ども達のために、子育て支援策の最たるものだと私は思います。1人でも多くの子どもが、聴覚に障がいがあっても、課題があっても安心してしっかりと支援、療育を受けて幸せな人生を送っていけるまずまず第一歩のところであります。町のほうでその第一歩を支えていく、生まれてきた子ども達を応援していくために町長に大いなる決断していただきたいと強く申し上げます。小野町長、いかがでしょうか。最後に、この事業について私なりに調べさせていただき、具体的な話、申し上げさせていただきました。真摯に受けとめていただいてありがとうございます。やはり安心して子どもを産んで育てていく、そのためには母子保健事業との連携も重要ですし、さまざまな支援を考えていく、大切ということで、そういった思いからこの公的補助を早急に実現していただくことを強く要望いたしまして私の質問を終わります。
答弁 町長 小野信次
不破議員の切々と言うよりも鬼気にまさる質問に、改めて背筋が伸びる思いをしたところであります。何といいましても子育て、そして最初の切り出しで不破議員がおっしゃっていただきました少子化。人口減少問題という話はよく出る。そして、総合計画の中でも、5期総もそうだった。6期総も人口減少問題。しかし、その人口減少問題がどういうところに起きているのか。少子化だということはわかる。少子高齢化という話で。今不破議員が一番大事なところを申し上げていただいた点、それは、この二、三年だけ見ても子どもの減少、先ほど数字の中で、平成30年が286人、そして去年、令和元年が257人、これだけ見ても、産み育てる数の減少といいながらも大きな減少傾向だというふうに思っていますし、それと十勝管内全体、1市18か町村を見たときに、私も不破議員からのこの御質問をいただいたときに、子どもの状況というのは十勝管内どうなっているのか。あわせて、1市18カ町村の中でこのことに取り組んでいる町、取り組んではいるけれども、今不破議員がおっしゃったように、これに補助をしている、支給をしている町、1市18か町村の中に10町村。市はしていない、新聞発表になっているように。そういう中で、じゃ支給している町にはどういうところが多いのかといったら、やはり最初に人口減少という中で子ども、少子化ということに目がいっていた町だということが明確に私も知ることができました、あなたのおかげで。1市18か町村の中で、我が町は伸びゆく要素はいっぱいあるけれども、その中で早く人口減少の中で少子化が進んでしまったのがほかの町村であったなと。うちの町はまだそれでも子どもが、例えばさっきおっしゃったように10年前、四百数十人のお子さんが生まれていた。自然増と自然減の対比の中では、まだお子さんが生まれるほうが多かった。でもそれが逆転してきたという今の現象。それがまだ、ほかの町村はそこで底をついている状態で、そこの数字は動かなくなってきている。でも我が町は更にそれが、まだ底に向かってお子さんの数が減り続けているというこの現象を見たときに、今お話にあったように、決断すべきだというよりも、やはり重要なものだというふうに改めて考えているところでもあります。答弁の中で、このことについては検討させていただくという、前向きな検討ということでお話をさせていただいております。あわせて、先般の石垣加奈子議員から、私が町長になってから、2017年から子育てに対することには、いい意味で努力をしているということは認めるよと。しかしまだまだというお話もありました。その中の一つとして、このことについては、千人の子どもさんの中の1人か2人がこの可能性というのか、その病理的な、あるいは障がいを持って生まれてくるという統計を見たときに、どの子を一人とっても、検査をして、そして療育によって生活に不自由がなく暮らせるものだということがわかっているんだとしたら、100%この検査を受けていただけるでなくて、受けることが当たり前のように条件づくりをしていくということはまさに不破議員のおっしゃったとおりだというふうに思っています。それを受けながら、ここでいつからやるということを言いなさいというお話もあるけれども、それはそれとして、今日の議論の中の共有をした考え方を受けながら、できるだけその期待に沿うように進めてまいりますので。今闇の声が聞こえるけれども、頑張ってやるということでひとつ御理解をいただくということに尽きると思いますけれども、このことを受けて、悩める状態じゃないんで、進めてまいりますので、その点を御理解をいただき、今日の御質問に対して感謝を申し上げたいというふうに思っております。ありがとうございました。