音更町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月4日
幼児教育無償化による保育事業について
2020年3月4日、音更町議会の一般質問で、小澤直輝議員が「幼児教育無償化による保育事業について」質問し、町長 小野信次、保健福祉部長 重松紀行、子ども福祉課長 松井政人、企画財政部長 渡辺仁、副町長 高木収が答弁しました。
- 質問者
- 小澤直輝 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、保健福祉部長 重松紀行、子ども福祉課長 松井政人、企画財政部長 渡辺仁、副町長 高木収
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 小澤直輝
それでは、通告に従いまして2点御質問をさせていただきます。まず1点目ですけれども、幼児教育無償化による保育事業についてでございます。昨年10月より幼児教育無償化が実施され、3歳から5歳児の保育園、幼稚園が無償化となり、0歳、2歳児の住民税非課税世帯も無償化の対象となりました。これにより全国約300万人が対象となり、政府が掲げる全世代型社会保障の大きな一歩を踏み出しました。しかし、一方では現場から課題の声も少なからず出てきております。政府も、こういった声を反映させるため、課題解決に向けて検討しているところです。今後の町の保育事業についてお伺いいたします。1、幼児教育無償化による事業者及び利用者の反応は。2、保育事業に関わる現在の町の課題と今後の施策は。3、今後、保育看護師の配置の考えは。続きまして、新たな地域コミュニティの創設について御質問いたします。現在我が国が抱える課題の中で最も重要視されているのが少子高齢化の問題でございます。少子高齢化が進むことで将来多くの問題が想定されますが、その問題の一つが、地域コミュニティの希薄化が上げられます。これから人口減少により地域コミュニティが縮小することで、例えばひとり暮らしのお年寄りの孤立死の増加や町内会の脱退数がふえ、さらに加入減少による機能低下など、さまざまな社会問題が起こるとされています。政府は、新たな地域コミュニティ形成や地域づくりの担い手として関係人口創出・拡大事業を推進し、地域政策を打ち出しました。今後の地域コミュニティについて伺います。1、現在、町で把握している地域コミュニティの数は。2、今後、新たにコミュニティ事業を立ち上げる団体に対しての町の支援体制は。3、今後、町として関係人口創出・拡大事業などの地方対策事業を推進する考えは。以上、御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
1点目の幼児教育無償化による保育事業についての御質問にお答えいたします。はじめに、幼児教育無償化による事業者及び利用者の反応についてでありますが、少子化対策として、生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児教育の重要性と、子育て世代の教育や保育に要する負担軽減を図るため、幼児教育・保育の無償化が昨年10月から実施されております。本町では、昨年の10月1日現在、保育園等の認可施設を利用する1,005名と認可外保育施設や新制度未移行の幼稚園を利用する66名の合計1,071名の児童が対象となっております。また、本年の下半期において無償化される保育料、利用料の総額は約1億1千万円で、平均すると児童1人当たり月額約1万7千円になるものと見込んでおります。保護者など利用者からは、保育園等に通う全ての児童に対して幼児教育・保育に係る実質負担が軽減されることから、この無償化制度を高く評価し、歓迎されているところですが、これまで副食費を含めて保育料として納入していたものが、副食費は無償化の対象とならないことから、これも対象としてほしかったとの声も聞かれるところです。また、無償化による保育ニーズが高まっていることから、事業者においては、引き続き質の高い保育の提供や受入枠の確保の必要性について再認識しているとお聞きしております。次に、保育事業に関する現在の町の課題と今後の施策についてでありますが、本町を含め、保育士不足については全国的な課題となっており、民間保育施設15カ所を対象に昨年5月に実施した実態調査においても、各施設では、園児に対する配置基準人数は満たしているものの、より質の高い保育を提供するために確保したい人数には至っていないという結果になっております。保育士不足の解消に向けては、人事院勧告に準拠した賃金単価の引き上げや処遇改善加算を導入するなどの改善が図られておりますが、本町や民間事業者も依然として保育人材の確保には苦慮している状況であります。本町においては、新聞広告や求人サイトへの掲載、保育士養成施設へのダイレクトメールの発送に加え、本年度は民間事業者と協力して製作した潜在保育士発掘のためのチラシを全戸配布するなどの取組みを実施しております。また、新年度においては、保育士の労働環境の向上を図るため、労働安全衛生法上の義務付けがない小規模の民間保育施設が行うメンタルヘルスの取組みに対して支援することとしており、今後も保育士確保の効果的な手法については、他市町村の事例なども研究しながら取り組んでまいりたいと考えております。また、本町では、3歳未満児の受入枠の確保についても課題となっているところであります。少子化の進行により、本町の平成31年3月末の3歳未満の人口は925人で、26年からの5年間で約16%に当たる176人が減少しているものの、共働き世帯の増加や、29年度からは道の保育料軽減支援事業によって、一定の所得要件はあるものの、第2子目以降の3歳未満児の保育料が無償となるなど保育需要は年々増えており、本年度当初の利用申し込み時には、認可施設の利用を希望する3歳未満児は73人増加しております。本町では、宝来こども園、緑陽台認定こども園の建替えに当たり受入枠を増やしてまいりましたが、3歳未満児の受入れについてはこれまでと同様に厳しい状況であることから、現在、各民間事業者と受入枠の拡大に向けて協議を進めており、町内の認可外施設1カ所と小規模保育事業者の併設について調整を行っております。また、この受入枠の確保については保育士不足とともに密接に関連しており、保育士の雇用を促進することにより、安定的な受入枠の確保とより質の高い保育の提供が見込めることから、安心して子供を産み育てられる環境づくりを進めていくためにも、今後も各民間事業者と連携を図りながら、これらの課題への対応を進めてまいります。最後に、保育看護師の配置についてでありますが、町内の認可保育施設における看護師等の配置の現状につきましては、音更認定こども園と宝来こども園でそれぞれ1名ずつ、また、小規模事業保育所のリトルちっぷすおとふけでは半日のみの1名を配置しております。音更認定こども園と宝来こども園では、病児保育事業の実施に伴い看護師を配置しており、前者は体調不良児対応型を、また、後者は病後児対応型をそれぞれ実施しております。また、町内の小児科・内科医院1カ所において病児対応型保育事業を実施しており、各保育施設等で保育中の子供が急病となった場合、各保育施設まで車両で迎えに伺い、同医院の専用スペースで引き続き保育業務を行っております。なお、この病児対応型につきましては、新年度から町民の利用料の半額を助成することで保護者の負担軽減を図ってまいりたいと考えております。御質問の保育施設における看護師の配置につきましては、本町では、これら病児保育事業を推進することにより、安心な子育て環境の整備に取り組んでいることから、現在のところ実施する考えは持ち合わせておりませんので、御理解をいただきたいと存じます。2点目の新たな地域コミュニティの創出についての御質問にお答えをいたします。初めに、町で把握している地域コミュニティの数についてでありますが、コミュニティは、まちづくり基本条例で定めているとおり、町民が協働意識を持って構成する多様な集団及び組織であるとともに、町民及び町は、地域社会の担い手として、コミュニティの役割を尊重し、その活動を推進するものとしております。コミュニティの代表的な組織については、まちづくりを推進していく上での最大のパートナーである町内会及び行政区と捉えており、現在181の地域で組織されております。また、広域的な機能を持つ連合町内会については23組織があり、これらの団体によって地域に根差した活動が行われております。その他、老人会や老人クラブが55団体、ボランティア団体としては、音更町社会福祉協議会に登録している団体として36団体が活動し、町内を所在地として活動しているNPO法人は8団体あります。また、子育てをはじめ文化やスポーツなどのサークル、花や緑のまちづくりに関わる団体、アダプト・プログラム事業を行っている企業などが情報を共有しながら、それぞれ目的を持った自主的な活動を通じて、まちの活性化や連帯感の醸成につながっているものと認識しております。次に、新たなコミュニティ事業を立ち上げる団体に対しての町の支援体制についてでありますが、協働のまちづくりを推進するに当たって、コミュニティ組織とは常に情報を共有し、町の各所管で相談できる体制を整えております。各種団体や事業に対する助成等は、補助金等交付基準に基づき、庁内の補助金等適正化委員会による評価を経て交付しております。事業の実施に当たっては、その内容が町の施策や計画と合致しているかに加えて、団体の事業内容等の補助目的との整合性など、補助金等の交付の妥当性を検証するとともに、公平性及び透明性を確保しつつ、効果的な運用に努めているところです。また、町内会等が取り組む事業については潤いと思いやりの地域づくり事業により支援しておりますが、こちらについては、実態に合わせて使い勝手をよくするなど、必要に応じて見直しを行いながら内容を充実させ、町民が住みやすく、安心して暮らせる地域づくりを支援しております。最後に、関係人口創出・拡大事業等の地方対策事業の推進についてでありますが、関係人口につきましては、移住した定住人口や観光に訪れた交流人口などとは別に、地域や地域に住む人々と多様にかかわる人のことと定義されております。地方においては、人口減少や高齢化により地域づくりの担い手不足に直面している中、地域によっては、都市部などから若者を中心に、その地域と関わりを持つことで、その中に入り始めており、こうした人材が地域づくりの新たな担い手となることが期待されております。国は、このような地域外からの交流の入り口を増やすことを目的として、関係人口創出・拡大事業を実施し、将来的な定住人口の増加につなげる取組みを行っております。この事業は、その地域にルーツがある方やふるさと納税の寄附者など、既に地域との関わりを持つ方や、これから関わりを持とうとする方に対して、継続的なつながりを持てるような機会等を提供する地方公共団体の取り組みをモデル事業として採択することにより、国から地方公共団体へ委託する形で、1団体当たり最大700万円が支援されるものであります。現時点でこの事業を活用するような取り組みはありませんが、本町における関係人口の取組みといたしましては、町の出身者で組織するふるさと音更札幌会や東京音更会には両会を合わせると200名以上の会員がおり、毎年総会の開催時には町をはじめ町内の各団体の代表などが参加してまちの近況を報告するとともに、交流を深めているところです。また、これまでに全国の約10万3千人の方から、ふるさと納税の御寄附をいただいておりますが、これらの寄附を通じて子育て支援や教育環境の充実、産業振興の取組みを進めており、寄附金の使途についてはホームページでも公表しております。さらに、新年度から、国の地方創生推進交付金を活用して、十勝管内18町村と東京都の台東区、墨田区が連携し、人や企業、団体が一過性ではない深い交流を継続することによって、関係人口の創出・拡大を目指す取組みを行うこととしております。地域コミュニティは協働のまちづくりを進める上で大切なパートナーでありますし、その活動が縮小することは持続的なまちづくりにとっても好ましくありません。そのような新たな地域コミュニティとして関係人口の方々のお力添えをいただくまちづくりも、今後は重要となってまいりますので、このような活動や取組みなどの支援を継続・強化していくとともに、本町に企業のテレワークの拠点を誘致する可能性など、新たな関係人口の創出に向けた取組みについて次期総合計画の策定においても検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。休憩(午後 2時00分)
再質問 8番 小澤直輝
答弁ありがとうございました。それでは再質問をさせていただくんですけれども、幼児教育無償化のところに関してなんですけれども、実はこれ10月に昨年実施したんですけれども、公明党のほうで緊急に幼児教育無償化のアンケートを昨年11月11日から12月20日の間で実施しまして、延べ利用者1万8,922名、事業者8,502名、計2万7,424名のアンケートを実施いたしました。私も幾つかの事業者に、また、利用者にお願いをしてアンケートを実施したところであります。最終報告日として2月6日に最終報告となったんですけれども、今町側の答弁もあったとおり、利用者の声としましては、幼児教育無償化の評価というのは、87.7%の方が「評価する」ということでなっておりまして、また、これによって「負担が減った」という利用者の声が65.5%ということで、おおむね無償化の対する評価というのは出ているんであろうというふうに思います。さらに踏み込んで、利用者の方から今後取り組んでほしい政策ということでアンケートを実施したところ、「保育の質の向上」というのが最も高くて、50.1%なります。これは、当面、町の答弁にあったように、保育士不足によってサービス低下がなされるのではないかという心配の声からそういった保育の質の向上というのがありました。さらには「0歳、2歳児の無償化対象拡大」というのが38.8%ありました。これは今、現時点では制限されているところなので、全ての0歳、2歳児も無償化してほしいという声です。もう一つは「給食費」、これは副食費のところになるんですけれども、ここも30.9%ありました。「障がいのある子供の教育・保育の充実」が27.4%、「児童待機対策」というので36.6%というふうにありました。そこで再質問なんですけれども、これらの結果を受けて、私もいろんな利用者の方に聞いているんですけれども、確認の上で、現在町の待機児童数というのは実際どのくらいなのかお聞きします。お願いいたします。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
大変申し訳ございません、ただいまこちらに、原課のほうには資料はあるんですけれども、ちょっと持ち合わせてございませんので、お時間をいただきたいなというふうに思いますけれども、よろしいでしょうか。
再質問 8番 小澤直輝
じゃ、後で資料をいただければ大丈夫です。わかりました。さらにこの利用者の声の中で、そのほかの利用者の声の中で実は意外に多かったのが、小1プロブレムの問題を取り上げている保護者、利用者の方が多くいたことがありました。これは、入学した実際に生徒が環境になじめずに集団行動ができない、周りと違う行動をしてしまうという意味で学級崩壊の要因につながるという部分でございます。こういった問題、気にしている利用者、保護者の方が声として少なからずいるということなんです。そこで再質問なんですけれども、現在、町内の小学校との連携状況というのはどういった連携をしているのか、お聞きしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
保育園のほうに学校の先生等々と連絡取り合いまして、次年度入学する児童につきましてどういう状況なのかという情報交換をさせていただいております。以上でございます。
再質問 8番 小澤直輝
この問題、よく聞くのが、近くの保育園等に入園できずに、住んでいる小学校区外のところに保育園に行って、その後地元の小学校に行くと誰も知り合いがいないというところで、そういった部分でなかなか環境になじめずにいる方々が少なからずいるということで、そういった問題の声も実は今回のアンケートの中でも出ておりました。さらに、発達障がいの疑いがあるという園児が確認された場合、町側としてどんな対応を今現在とられているのかお聞きしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
行動等に気づく点等がありました児童につきましては、発達支援センター等の職員に来ていただいて観察していただいて、どういう状況なのかというのを把握していただき、それに基づいて対応しているということでございます。以上でございます。
再質問 8番 小澤直輝
これは年度でいうと人数は変わると思うんですけれども、平均としてどのぐらいの方が利用されているんでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
時間をおとりいただきまして大変ありがとうございます。すみません、まず発達等の支援等が必要な子供の数につきましては80名程度というふうに把握しているところでございます。
答弁 子ども福祉課長 松井政人(子ども福祉課長は2020年3月まで)
待機児童の今現在の状況ということであります。それで、1月1日現在ということでありますけれども、0歳児が16名、1歳児が9名、2歳児が4名、3歳児が2名、4歳児が1名、合計で32名ということになっております。
再質問 8番 小澤直輝
待機児童のところは、これは潜在待機児童の数を含んでということでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
潜在待機については含んでいない実数でございます。
再質問 8番 小澤直輝
今後、この0から2歳児が今増えているということと共働き世代が非常に増えているというところでこういった数字になっているのかなというふうに思います。そこの部分を、課題としては保育士不足をどういうふうに解決するかというところなんですけれども、続きまして事業者の声もアンケートしていますので、全て紹介すると時間がかかりますので、するんですけれども、この施設の安定的な経営に期待する政策ということでアンケートをとりましたら、「人材育成・人材確保支援」というのが87.8%という物すごい高い数字で、全国どこも大変だということがわかります。また、「事務費負担軽減」が61.9%、「運営費の補助」が60.7%ということで、この数字も大変高くなっております。この事務費の負担というのは、幼児教育無償化によって事務量が増えたというところと、あと、もともと副食費と授業料が一緒になっていたものを分けて考えなければいけないということで、その事務費負担が増えたということでそういったお答えが出ております。さらに、保育の質の向上のために必要なものはということでこれは事業者に聞くと、「処遇改善」というのが83.9%、「スキルアップ」が74.1%、「配置改善」が51.6%、「施設設備の整備」が50.2%ということになっております。こういう数字を見ても、処遇改善というのは今国でも少しずつなされているんですけれども、もともと水準が低い中で処遇改善されていますので、今後これも国等にもお願いしながら要請しなければいけないというふうに思っております。その中でも、事業者の声の中でもこの人材の育成、さらに人材確保というのが大きな焦点になろうかと思います。今いろんな方法で人材確保をされていると思うんですけれども、現時点でどのぐらい、音更町内にある事業所がハローワーク等々に出している求人というのはどのぐらい数あるのかというのは把握しているでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
保育士不足の関係でございますけれども、以前私どもで調査した結果でございますけれども、36名が不足という、申しますけれども、基準には定員数は達しているんですけれども、先ほどからお話しありましたように、保育の質の確保等々の点で必要な人材ということで調査した結果、36名が不足ということで回答をいただいておりますので、36名程度の募集をされているのかなというふうに考えているところでございます。
再質問 8番 小澤直輝
実際に私も子どもが保育園に通っていますので、そういう現場を見たり、役員をしているのでいろんな声聞くんですけれども、正直言ってなかなか大変そうな現場の雰囲気はあるんです。やっぱりこれは子どもの数が、うちの園でも160人ぐらいの子どもがいますので、それを先生方が本当に一生懸命になってやっていただいている現状があって、その部分でもう少し保育士がいればいいなというふうには私も非常に肌で感じているところなんですけれども、そこで御提案というか御要望なんですけれども、今、大体求人を探しにいくとき、いろんな媒体あるんですけれども、ハローワークに行く方が多いかというふうに思います。その中で、今インターネットでも簡単に求人見れますので、私も現在の保育の求人票を見させていただいたところでございます。これ、求人票のつくり方というのが実はありまして、選ばれる求人のつくり方というのが実はあるんです。これはハローワーク等とかいろんな就労支援している関係機関がやっているんですけれども、こういうものを実際に今求人票を見直してやっていただきたいというふうに思います。具体的に何をやるのかというと、具体的な情報をより詳しく載せることが非常に重要だということです。結構求人票とかを見ると金額がかなり幅があって、15万から24万ですよといった。この幅は一体何かというところも含めて、そういうところも全部詳しくハローワークに実は備考欄に載せることができるんです。そういった部分でぜひちょっと求人票を見直していただきたいなというふうに思うんですけれども、あともう一点、音更町で例えば保育士等を採用する説明会を事業所さんで集まっていただいて開催するということも実は有効な手段ではないかなというふうに思います。じかにそういった採用担当者とそういう人が話をすることでそういう考えている人が背中を押せるような、そういった説明会も開催もお願いしたいと思うんですけれども、その辺いかがでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
ただいま保育士不足解消に向けた手だてにつきまして二つ貴重な提案をいただきましたので、事業所と話し合いをしながら、どういった形がいいのか検討しながらしていきたいというふうに考えております。
再質問 8番 小澤直輝
ぜひよろしくお願いします。もう一点、あと保育看護師の配置のところなんですけれども、これもアンケートの中で、子どもの急病による保護者の対応ということで、なかなか職場を簡単に抜けられないという状況もあるということで、これは少数意見なんですけれども、そういう声が実際に出ていると。私のところで通っている園の子どもの保護者の方に聞いても、「なかなか難しいときありますよね。」ということでお話しあったりとかするんですけれども、今それがすごく本当に大きな課題なのかと言われるとなかなか難しいところなんですけれども、あえて私もここの看護師とか保健師を実際に配置することでいろんなメリットがあるんじゃないかなということを考えるわけなんです。例えば子どもの健康管理とか保健指導という、あとは急な体調不良やけがへの対応ということで、実際に音更の認定こども園さんではやられているということで、すばらしい取組みだというふうに私は認識しています。さらに子どもの健康診断とか歯科検診の補助、こういった形にも非常にメリットとしてはあるのかなというふうに思います。さらには、保育士等の健康診断のサポートや保健指導も担えるということがこの中ではメリットとしてはあります。ただ、デメリットとかもありまして、実際にそればかりやっているわけではいけないので、一緒に保育事業をやったりとか給与の面も、そういったところもデメリットとしてはあるんですけれども、ただ、こういう要は医療ケアのところも実は事業者さんの声では、上げてはいないんですけれども、30%ぐらいはそういったものが必要なんじゃないかという声は今回のアンケートの中ではいただいております。ここの部分については、もう質問終わるんですけれども、幼児教育というのは非常に効果が大きいというのが、これ、最初の御答弁いただいたとおり、人格形成の基礎を担う幼児教育の重要性というふうに言っているので、当然認識はしているというふうに思うんですけれども、これは子どもの知能や情緒に及ぼす影響は大きいということで、世界の各国の研究者が分析して示しているというところで、幼児教育は子どもの知能指数のみならず、意欲、忍耐力、協調性を含む社会的・情緒的能力と呼ばれるものを大きく改善する、子どもの人生に大きな影響を与えるということで、実際に子どもから大人になるまで追跡調査をしている国もありまして、それが実際に効果を出しているという研究もあるそうです。さらには、子どもの攻撃性、多動性を減少させる効果があると。さらに言うと、保育園は母親の幸福度を高めるといった、こういった分析もありまして、保育園、幼稚園も含めてこういった、ただ預けてするということではなくて、子供たちにとっても親にとっても非常に重要な施設であるというふうに、事業であると認識するものでございます。さらに、特に母親なんですけれども、子育てストレスを軽減させ、子供のしつけの質を高めると。保育園は家族の幸せに貢献しているんだという、そういった学者のお話もあります。こういったところを総合すると、やはり今後、様々な課題、諸問題出てきておりますけれども、知恵を出し合って乗り切っていきたいというふうに考えております。次に、地域コミュニティの創設ということで、非常に詳しい御答弁いただきましてありがとうございます。これは、私が訴えたいところでは、実は今国のほうでも注目している関係人口というところと、あとサードプレイスという言葉がありまして、これは、家庭でもなく、職場でもなく、居心地のよい第三の居場所ということでサードプレイスというふうに言われていまして、これは今全国各地で広がっているところです。サードプレイスというのは、第三の居場所なんですけれども、3つの型があるということで、1つがマイプレイス型ということで喫茶店とか図書館、2つ目が社交交流型ということで、居酒屋とかそういったところが出されています。第3、目的交流型、これは地域のサードプレイスと言われているんですけれども、サードプレイスの中でもこの目的交流型が非常に大事であるというふうな、総務省の中でも言われているところでございます。この定義としては、中立性である、会話が中心であること、社会的平等の担保、利便性、常連の存在、遊び心がある、目立たないこと、もう一つの我が家みたいに様々な定義があるんですけれども、私はこれも聞く上で最初に思ったのは、町のヒーローズなんかはまさにそうだなと。私も毎週行かせて、今はちょっとコロナウイルスで行けなくて残念なんですけれども、そういう役割を担っているなと。私も実際に食事をするときにもいろんな方とお話しができるということで、まさに今町がやられているところのサードプレイスの、ヒーローズはまさにそこに当たるんではないかというふうに思っております。さらに、このサードプレイスというのはすごく幅広く定義がありまして、どういったものがあるのかというと、子ども食堂、コミュニティカフェ、2地域による居住、ワーケーション、廃校の活用、プロボノ、イノベーション教育、中山間地域のアクティブラーニング、シニア雇用、生涯学習、故郷のくんいき、フューチャーセンター、こういった幅広いものがサードプレイスとして全国各地に今広まっているところでございます。先ほど関係人口のところでも詳しく定住人口、交流人口、関係人口のお話をされていたんですけれども、やはり重要なところは、答弁でも書いているように、地域づくりの担い手というのをどういうふうに今後つくっていくかというところが課題として直面している。さらに、若者を中心にどうやって変化を生み出して人材を地域に入れるかというところが関係人口として期待されているところなんですけれども、そこで改めてちょっと再質問というか御提案したいんですけれども、子ども食堂、今3つ目できるということであるんですけれども、大人食堂というのぜひ創設してほしいなというのがありまして、これは、高齢者の方でも、なかなか一人でいると外に出られない方々もたくさんいらっしゃるということで、そういった方々が気軽に来れるという部分もありまして、こういう大人食堂の創設というのは、少しずつ全国で広がっているんですけれども、ぜひ御提案したいなと思うんですけれども、今町のほうとしてはどういうお考えがあるのか、お願いいたします。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
サードプレイスとして、自宅なり職場なり、もう一つ存在するところ、心が安らぐところということだと思います。その中で、3つ目の子ども食堂につきましては、これから、予算委員会の直前なんですが、新年度においても予算措置をしているということで、町内3つ目の子ども食堂として期待をしているという部分であります。それで、今大人食堂の御提案ということでございますが、今そういった、我々がタウンミーティングなりまちづくり懇談会なり行っている中で、町民の方から大人食堂と言われたことは実際にない状況でございます。ただ、ヒーローズで、近所に住まわれている高齢の方が来ているという意味では、役割としては、今のそういった機関の中でそれを、役割を担っていただいているものもあるのかなと。ですから、そういったニーズというものをしっかりと調査といいますか、そういったものを受けながら、そういった必要性なり、それは検討してまいりたいという考えでございます。
再質問 8番 小澤直輝
もちろん、今ヒーローズのお話も出ましたけれども、今後裾野を広げていただきたいというふうに考えております。さらに、このサードプレイスの中ではシニア雇用というところがやっている自治体もありまして、企業によってはこのシニア雇用を積極的に採用しているというところで、岐阜県の中津川のある企業では、シニア雇用を実際に求人票、求人を出すときに、60歳以上の人を希望しますというような大々的にやったりとか、そういった部分もありますので、今実際にセブンイレブンさんがやっているんですけれども、それをどんどん拡大、ぜひしていただきたいと思います。セブンイレブンだけじゃなくていろんな企業と今後つながりながら、このシニア雇用という部分も、これもサードプレイスの中でも非常に重要な部分であります。さらには廃校活用というところも一つ、今音更町もありますけれども、この活用もサードプレイスと関係人口というところをつくる上で非常に重要な部分であると思います。もう一点言いますと、キャリア教育、今音更高校、帯広大谷短期大学ありますけれども、このキャリア教育というところも関係人口、サードプレイスというところでは大きな関わりを持てるという部分で、これは室蘭工業大学で実際にやっているんですけれども、さまざまな授業を各学校に行って、高校とかそういったところに行ってキャリア教育をしているという部分で、詳しく述べると時間がかかりますので述べませんけれども、そういった部分で、現在そのサードプレイスというところが非常に重要になっている、関係人口が重要になっているというところです。最後に御質問しますけれども、この今やっている総務省の事業というのが、今段階では考えていないということであるんですけれども、ぜひこの国の事業の採択をしていただきたいなと。とっていただきたいなというふうに思います。すごく私もホームページ等で見るとさまざまな事業がなされていて、非常に有効な事業ではあるなというふうに思います。ただ、さまざま企画、プロポーザルしなければいけないので、準備等もあるので大変だとは思うんですけれども、ぜひこの点をお願いして私の質問を終了させていただきたいと思います。ありがとうございました。
答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)
1点目の幼児教育について、まず、大変貴重な御提言も含めていただきました。何といっても子どもは本町の宝でございますし、将来を担う大事な人材です。早い時期から、教育というお言葉いただきましたけれども、やはり保育というところが今、音更は民間事業者さんにも入っていただいて、まさに官民あわせていい意味で競争して質の高い幼児教育、これを目指していければなと思っております。その中で、また、いろいろな障がいをお持ちのお子さんだとか発達障がいのお話もありました。そういったことについても、いち早くそういう場面で気づきができればまた早い対応も可能になってくると。それが将来お子さんのためにもきっとプラスになるんだろうなと思いますので、そういった単に預かるというところからやっぱり一歩踏み出すというのは大変大きなことじゃないかなというふうに思います。それから2点目の地域コミュニティの創設、新たな地域コミュニティということで、サードプレイスを中心にさまざま御提言いただきました。今おっしゃっていただいたようなことが全国各地で今、自治体の中で、これもいろんなアイデアを出しながら、そして地元の資源だとか、それからいろんな、その地域だけじゃなくて、姉妹町だったり、ふるさと会だったり、あるいは企業さんだったりということで、いろんなつながりを模索する中で関係人口ということを今まさに、これも一つ、アイデアを出しながら競っているという部分だと思います。これ、まちづくりにとって、単に人口政策をする、人口対策をするということだけではなくて、まさに地域の中で活性化していくという、内から活性化していくという意味で大変大事な要素だなと思っていますので、すぐ今うちが、うちの町で交付金事業に採択できるものが、ちょっとたまはない状況ではありますけれども、これについては鋭意これからも総合計画の中でまた検討していくことになろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。