音更町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日
幼児教育・保育の無償化に伴う町の対応と待機児童対策について
2019年6月18日、音更町議会の一般質問で、神長基子議員が「幼児教育・保育の無償化に伴う町の対応と待機児童対策について」質問し、町長 小野信次、保健福祉部長 重松紀行が答弁しました。
- 質問者
- 神長基子 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、保健福祉部長 重松紀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 神長基子
通告に従いまして、幼児教育・保育の無償化に伴う町の対応と待機児童対策について一般質問を行います。幼児教育・保育を一部無償化する子ども・子育て支援法が、本年5月10日の参議院本会議で改定されました。これによりまして、いよいよ本年10月1日から幼児教育・保育の無償化が始まります。保育料における保護者負担の無償化自体は好意的に受けとめられる点もあると思いますが、その一方では給食実費化や逆進性のある消費税の増税分を財源としている点など、幾つかの問題が残されたままであると認識しております。2015年から政府が推し進めている子ども・子育て支援新制度のもとで、本町の保育行政は目まぐるしく変化いたしました。そうした中、無償化後も幼児教育・保育を提供する町内すべての施設で、公平性、安定性の保たれた保育サービスが提供されること、そして、保護者を悩ませている待機児童の問題を早期に解消することが今大きな課題であると考え、以下の点をお伺いいたします。1、子ども・子育て支援新制度が本町の幼児教育、また、保育行政に与えた影響は。2、今回行われる無償化の目的について、町の見解は。3、無償化によって町の財政に与える影響額は。4、無償化に伴い、新たに副食費の支払いが発生する児童数とその影響額は。5、4の児童を対象として、本年10月1日以降、副食費に対する公費負担を行う考えは。6、本町の待機児童の現状と今後の対策は。7、保育士不足が引き起こしている問題をどのように把握しているか。改善に向けて、全ての保育施設を対象とした実態調査を行う考えは。以上、御答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
幼児教育・保育の無償化に伴う町の対応と待機児童対策についての御質問にお答えいたします。初めに、子ども・子育て支援新制度が本町の幼児教育や保育行政に与えた影響についてでありますが、子ども・子育て支援新制度につきましては、幼稚園と保育園の両方のよさをあわせ持つ認定こども園の普及を図ること、保育の場をふやして待機児童の解消を図ること、地域の実情に応じた子育て支援の充実を図ることなどを主な内容として、平成27年4月から実施されております。本町においては、妊娠期から子育て期にわたる総合的な支援を行う子育て世代包括支援センター事業を初め、養育支援が特に必要な家庭に訪問して養育に関する指導・助言を行う養育支援訪問事業、病気の子どもを預かる病児保育事業、学童保育所の受け入れ学年の拡充など、各家庭の実情に応じてサービスが選択できるよう、きめ細かな子育て支援策の充実を図ってきたところであります。また、この間、認定こども園が4カ所、3歳未満児を対象に少人数保育を行う小規模保育事業保育所2カ所が新たに開設され、待機児童対策に向けた保育の受け皿が拡大したところであります。次に、今回行われる無償化の目的に対する町の見解についてでありますが、保育料の無償化につきましては、少子化対策の観点から、幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳児までと、住民税が非課税となる低所得者世帯のゼロ歳から2歳児までの児童全てを対象として保育料を無償とするものであり、認可外保育施設を利用する場合も、一定額まで保育料が軽減されるものであります。国を挙げて子育て世代が安心して子どもを生み育てられる環境づくりが必要とされる中で、この施策により子育てや教育に関する保護者負担が軽減されることは、少子化対策に大きく寄与するものと期待しているところであります。次に、無償化によって町の財政に与える影響額についてでありますが、無償化の対象となる保育料は、現行の町立、民間を合わせた1億80万円と町が子育て世帯に対する経済的支援として独自に引き下げを行ってきた4,500万円を合計した1億4,580万円となります。無償化に必要な費用については、民間の施設に対しては国が2分の1、道及び市町村がそれぞれ4分の1を負担しますが、町立の施設は市町村が全額を負担しますので、保育料に係る町の負担は3,705万円となります。また、認可外保育所や幼稚園での預かり保育などの子育て支援サービスの利用料1,233万6千円についても無償化の対象となりますが、この費用については民間施設の保育料と同様の負担割合になることから、これに係る4分の1相当の308万4千円を合わせた4,013万4千円が無償化に係る町の負担となります。なお、この負担額につきましては、本年度は地方特例交付金で措置されます。次年度以降は地方消費税交付金の増額分がその財源として充てられ、不足する場合は普通交付税で措置されることになっております。次に、無償化に伴い、新たに副食費の支払いが発生する児童数と影響額についてでありますが、保育園等で提供しているおかずや牛乳、おやつの副食費については保育料に含まれておりましたが、無償化の対象から除外されたため、各施設において実費徴収することになりました。本年度当初の認可施設における在籍児童数は1,374名で、このうち無償化の対象となる児童は1,018名でありますが、幼稚園及び認定こども園の幼稚園部分の利用者は、これまでも副食費を含めた給食費を保育料とは別に実費負担としておりました。保育園及び認定こども園の保育部分を利用する764名については、副食費を含めて保育料として納付していたもので、副食費の負担は従前と変わることはないところです。ただし、この副食費については免除制度が設けられていることになっており、世帯収入が360万未満相当の世帯に属する児童と第3子以降の児童は支払いが免除されるため、副食費の対象者は511名となります。なお、本町における実費徴収額は、国の基準と同額の1人当たり月額4,500円とし、今年度は半年分で2万7千円ですが、通年では5万4千円を予定しております。次に、副食費に対して公費負担を行う考えについてでありますが、副食費の取り扱いについては、これまでも幼稚園等では基本的に実費徴収、保育園では保育料に含まれて保護者が負担してきたものですが、こうした現行制度における幼稚園と保育園の副食費負担の考え方が保育料の無償化によって公平性を欠くことになる点を考慮して見直しが図られたものと受けとめております。副食費については、今回の無償化によって保護者の負担増とはならないものと認識しているところですが、仮に町が負担する場合は、多額の一般財源が経常的に必要になることから、難しいものと考えております。次に、本町の待機児童の現状と今後の対策についてでありますが、本年4月1日時点では、特定の保育園を希望しているなどの理由による潜在待機児童は14名おりましたが、待機児童は発生しておりません。これは、本年4月から宝来こども園が開園したことに加え、鈴蘭保育園の子育て支援事業の機能移転に伴う保育室の確保、また、各施設との職員配置の見直しや部屋割りの調整等により、待機児童の発生が懸念される3歳未満児の当初募集数を前年と比較して48名分多く確保したことによるものと考えております。しかしながら、4月以降の利用申込は前年を上回るペースとなっていることから、6月1日現在の待機児童は10名、潜在待機児童が8名となっております。待機児童のうち2名は認可外保育所に在籍し、8名は自宅となっています。また、潜在待機児童のうち1名は企業主導型保育所に在籍し、7名は自宅ですが、このうち5名は特定の園を希望しており、2名は育児休業中となっています。なお、年度途中の入園申し込みについては、保護者の希望をお聞きした上で、受け入れ可能な保育を随時案内しておりますが、その時点で入園できない場合は、待機の登録をいただき、受け入れが可能となった時点で速やかに入園いただけるよう、引き続き利用調整を図ってまいります。本町は、今後も、民間が運営する各保育施設との連携を強化するとともに、新たに設置された企業主導型保育所や認可外保育所とも調整を図りながら、効果的な待機児童対策を講じてまいりたいと考えております。最後に、保育士不足の要因による問題の把握と改善に向けて、全ての保育施設を対象に実態調査を行う考えについてでありますが、全国的に保育士不足が問題となっておりますが、国の平成25年度の調査によりますと、保育士として就業を希望しない理由については責任の重さ、事故への不安が大きな要因であること、また、職場環境の改善については、賃金が希望に合わないという理由が最も多かったところです。こうした状況にあって、国は、保育士の確保を図るため、25年度から順次、処遇改善加算や人事院勧告に準拠した賃金の引き上げ等を行っており、29年度からは、新たに技能経験を積んだ職員に対する処遇改善が図られたところです。本町においては、町立、民間を問わず、ここ数年は応募数が減少しており、このことが、いずれは受け入れ児童数の減少や保育の質の低下を招くおそれもあるため、憂慮すべき問題であると認識をしております。本年5月に、認可外保育所を除く民間の各保育施設に対してアンケートによる実態調査を行っておりますが、ほとんどの施設において、配置希望数に対して実雇用人数が不足していると回答しており、園児に対する保育士の配置基準を満たしてはおりますが、配置基準より加配して運営している実態からすると、町立を含めた全体では常勤保育士が36名不足している状況となっております。町立、民間のいずれにあっても、新たに新聞広告や求人サイトへの掲載、保育士養成施設へのダイレクトメールの送付、出産等による離職者への電話がけなどを行ってまいりましたが、採用につながるケースが少なく、より効果的な手法を模索している状況にあります。今後とも各保育施設の実態把握に努めるとともに、十分な保育環境が確保できるよう指導してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 3番 神長基子
答弁によりますと、新制度、子ども・子育て支援新制度なんですけれども、ちょっと新制度ということで短縮して言わせていただきます。新制度で認定こども園が4カ所、また小規模保育の事業の保育所が2カ所、音更町内では新たに開設されたということで、保育の受け皿は拡大したという答弁をいただきました。新制度で、文部科学省のデータによりますと、保育所、幼稚園、それから認定こども園、また地域型保育事業の全ての施設で急増しているんですけれども、2014年は、全部含めてですが、3万6,650カ所だったのが、これが、この後新制度が始まったことによって新たな施設も加わり、2018年で4万4,386カ所と急増したというようなことがデータで載っておりました。ここでその施設、事業ごとに見てみますと、保育所と幼稚園というのは減少傾向にあって、認定こども園と地域型保育事業というのがふえていると。こういう傾向があるというふうに載っておりました。音更町も同様な状況にあるのかなというふうに認識をしております。それから、新制度で大きく変わった部分というのが法的な位置づけなんですけれども、保育所というのは児童福祉法の第24条第1項、ここに位置づけられる施設だったと思うんですけれども、認定こども園や地域型保育事業というのはこの24条の第2項に位置づけられている。第2項というのは、私はこれは法的には行政の関与は比較的少ないというような認識をしております。つまり、新制度がスタートしたことによって行政のかかわりの少ない施設、事業、ここに保育施設がシフトしていっている、そういったふうに私は認識しているわけなんですけれども、まずここについては町の認識としてはどのようにお持ちでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
ただいまの2項の部分に該当する施設でございますけれども、そちらにつきましては、認可と確認という行為に対して市町村のほうで行いまして、それに基づきまして給付作業というものを実施しているということで、かかわり合いについては、そういったことでかかわり合っているということでございます。以上です。
質問 3番 神長基子
済みません、ちょっと私の聞き方が悪かったのかもしれないので。1項では保育実施責任というのが市町村には課せられている。この1項というのはありながら、2項というのが新制度でつけ加えられる。この2項というのは、保育実施事業者を確保するということが市町村の任務として加わった。これが新制度で大きく保育行政として変わった部分なんではないかなというふうに捉えているんです。この第2項というのはいわゆる実施責任ではございませんので、保育実施事業者を確保するという部分でいきますと、直接的な施設と行政とのかかわりでいいますと行政のかかわりは少ない、そういった施設や事業が新制度の中ではシフトしていっているんだというようなことで私は認識しているんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
そのような視点でございましたら、私どもそのような認識をしているというところでございます。以上です。
質問 3番 神長基子
わかりました。それで、新制度によって音更町でも保育の受け皿は拡大したという答弁をいただきました。保育部分で町全体でどれだけ拡大したのかというところなんですけれども、特に3歳未満児、0、1、2歳、ここの部分での受け皿がどうなったかというところなんですが、本町で新制度前、2014年時点と比較しての数字というのをまず明らかにしていただきたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
0歳児から2歳児までの合計ということで年度別に、過去5年ぐらいでよろしいでしょうか。はい。それでは、平成27年度につきましては当初定員につきましては307名、平成28年度につきましては同じく362名、平成29年度につきましては369名、平成30年度につきましては362名、そして平成31年度につきましては410名というふうになっております。
質問 3番 神長基子
年度ごとで教えていただきましたけれども、当初は307定員だったところが410ですね。ということは、0、1、2のこの受け皿というのもやはりふえているということで間違いないかなと思います。第2項、第1項という先ほどお話しもさせていただいたんですけれども、いわゆるこの第2項に位置づけられる部分で施設にウエートが置かれてきた。受け皿は拡大した中で、この特に0、1、2歳のところなんですけれども、低年齢保育の部分で、いわゆる規制緩和というのが進んで、先ほどのような法的な位置づけが変わったことによって行政と保育の関係性もこの点、新制度が始まってから大きく変わった点であるかなというふうに思っているんですけれども、そこで保育の質的な面ではどのような影響が出ていると町のほうでは思っておりますか。影響が出ていないであればそれはそれであれなんですけれども、まずその点について明らかにしていただきたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
今回の新制度の導入によりましてまず二つのことが言えるということでございまして、一つについてはただいま議員がおっしゃいました量の改善、そして質ということで、こちら二つにつきましては両輪ということで、ともにバランスよく推移していかないとならないというふうな認識はしているところでございまして、質につきましては、大きなものにつきましては、まず一つ目としては、3歳の子供に対する職員の割合等につきまして、配置基準に対しての加算項目ということで配置基準改善加算というようなものも設けられまして、その辺につきましては、町内の各保育施設につきましてはそういったものを導入して加算をいただいているという現状が一つございます。それと保育士の処遇改善やキャリアアップに係る研修が充実してきたということで、こちらにつきましても本町の保育士につきましては受講しているというふうに聞いているところでございます。以上でございます。
質問 3番 神長基子
今の答弁ですと、研修も充実している、また、職員の配置基準加算というのも新たに加えられたことですとか保育士さんの処遇改善、こういった部分で保育の質はある程度確保されてきたというような認識であるのかなというふうに思います。ここについては、後で待機児童対策ですとか保育士不足というところでの再質問の中でもまた触れさせていただきたいなと思います。無償化の部分について再質問させていただきたいんですけれども、今長時間保育のニーズが高まっているというふうなことも聞かれております。無償化が始まることによって今長時間保育というのがさらに利用が増加していった場合に、今例えば保育士不足だとかいろいろな保育の課題が悪化していくのではないかというような懸念も持っているんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
保育の課題ということでございますけれども、ニーズがあって、今12時間ということで、1時間延長ということで長時間保育等については対応しているということでございますけれども、そういった意味で保育士の関係、多分職員の、保育士の充足等の関係は出てくるとは思うんですけれども、そういった課題に向けて、もしそういった課題が出てくれば、それは一つずつ解決していかなければならないというふうに考えておりますし、その長時間保育のニーズについては最大限、できる限り町としても対応していかなければならないというふうに考えているところでございます。以上です。
質問 3番 神長基子
ニーズがさらに高まっていくのではないかというようなことはここで、これから先のことはちょっと確定ではないのであれなんですけれども、最大限の対応はしていくということで答弁いただきましたので、その点については了解をいたしました。それで、その無償化の目的に対する町の見解ということで答弁もいただいたわけなんですけれども、保護者の負担軽減というところなんですが、保育料というのは応能負担です。なので、無償化すると所得が高い世帯ほど恩恵が大きくなるというような認識を私は持っているわけなんですけれども、2号認定のお子さんを育てていらっしゃる世帯で、例えばでいきますと、年収が400万円の世帯ですと、無償化によって無料になるのは年額で32万4千円、年収800万円の世帯の場合ですと年額69万6千円というような試算も出ております。単純な比較なんですけれども、ここだけ見ましてもやはり所得の高い世帯ほど恩恵が大きいのかなというふうに思います。全ての保護者の理解を得られるのかどうかといったところで懸念を抱くわけなんですけれども、そういった認識はお持ちなのかどうかお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
ただいまの質問でございますけれども、年収に応じて当然私ども段階別に、所得段階をもとに保育料を徴収しているわけでございますから、その所得の割合に応じて保育料は段階的に上がってくるという中で、無償化するということになりますと、その支払っている額については無償化になったということで生じてこないということでございます。その額につきましては所得に応じてそれは変わってくるということでございまして、恩恵ですとかそういったちょっと意味合いというか、1人の子供に対する保育に関する無償化ということでございますので、そういった金額の違いは出てくるのかなとは認識しているところでございます。
質問 3番 神長基子
答弁の中では、無償化、この施策によって子育てや教育に関する保護者負担が軽減されることは少子化対策にも大きく寄与するものと期待しているというふうに答弁いただいたわけなんですけれども、今のような応能負担の保育料が無償化になるというところで、高所得世帯ほど、私の言い方では恩恵があるというふうになるんですけれども、期待できる部分だけでもないのかなというふうに実は思っております。無償化の目的ということで見解をお伺いしたわけなんですけれども、実際、これは国がやろうということになって始まりますけれども、女性の就業率を向上させるということが一つこの無償化を始めることの狙いだったのかなというふうに認識をしております。それが、2017年の12月に国によって新しい経済政策パッケージというのが策定されました。これは二つの分野で構成されていて、一つは、女性や高齢者の就業率を上げることで就業者をふやすという、このことがまず一つと、もう一つが、就業者が減っても生産性が下がらないように、IT技術などを活用して生産性を高めると。これが2017年のときに新しい経済政策パッケージということで策定されたんです。この1点目の女性や高齢者の就業率を上げることで就業者をふやすというのがあるんですけれども、ここの具体的な方策が要するに無償化、幼児教育・保育の無償化と、それから待機児童解消、ここに当たるんだと私は認識しているわけなんですけれども、その点はいかがでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
ただいまの御質問でございますけれども、私どもといたしましては、少子化対策ということで無償化を実施するというふうな認識でいるところでございます。以上でございます。
質問 3番 神長基子
国によっては今私が言ったような部分、女性の就業率を向上させるんだといったこともこの無償化と大きくかかわっているんだということはここで申し上げておきたいなというふうに思います。音更町としては少子化対策として取り組んでいくんだというそのことはここで確認いたしましたので、ここについては終わりたいと思います。次に、町の財政に与える影響額についてということで、詳しく答弁をいただいたわけなんですけれども、無償化そのものは、国全体でですけれども、必要な財源が年間で約8千億円というふうに報道等で私も聞いたわけなんですけれども、そのうち保護者負担の軽減が6割、残りの4割が市町村の負担軽減というふうに聞いております。この市町村の負担軽減、4割が今までそれぞれの市町村が独自に保育料を軽減したこの減免額に相当するというふうに理解をしているわけなんですけれども、答弁の中では、音更町独自に引き下げを行ってきた4,500万円というふうにございました。この部分が、単純にはちょっといかないのかもしれないんですけれども、無償化によって浮くと言ったらいいのか、そういった部分で新しい新たな財源として考えていいのかどうか。その場合の活用についての考え等もあればお示しいただきたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
国の財源措置ということで市町村分が4割ということで、こちらの今回の無償化に係る町の負担分ということで、独自削減分ではなくて、町全体で無償化に当たっての負担分についての額ということで認識しております。それと、4,500万ということでございますけれども、先ほど答弁でもさせていただきましたけれども、こちらにつきましては、本年度につきましては地方特例交付金、そして来年度は地方消費税交付金。で、足りない部分につきましては、不足した部分につきましては来年度以降は地方交付税で補填されるということでございまして、この独自削減分の4,500万につきましては、こちらにつきましては今申し上げたような財源でございまして、こちらにつきましては一般財源ということでございますので、本年度につきましては既に当初予算等々も成立しておりまして、その中で一般財源としていろいろな事業、例えばでございますけれども、乳幼児等医療費の助成の拡充ですとか障がい児の受け入れに必要な保育士の加配に対する委託料の単価の見直し等々いろんな事業に一般財源として溶け込んだ中で使用されていると。使われているというふうに認識しているところでございます。以上です。
質問 3番 神長基子
今の説明で大体わかりましたので。はい。では、単純に浮いた財源というふうにはちょっと捉えられないのかなと思いましたので、その一般財源というくくりの中で変わらず子育て支援等の財源として使っていただければというふうには思いますので、よろしくお願いいたします。それから次に、無償化に伴って副食費が、新たにその支払いが発生する児童数、それから影響額というふうなことで答弁をいただいたわけなんですけれども、副食費の対象者が、免除制度、ここに該当するお子さんを除くと511名ということです。通年で5万4千円ということなので、大体2千万ぐらいになるのかなというふうには思っているんですけれども、今回十勝管内の町村の中では、ここの部分を要するに公費として負担するという考えを今回の6月の定例議会の中で提案しているというようなこともお聞きをしております。なぜかというところでは、町の子育て支援策として、保育における食育の重要性や子育て世帯の定住促進を目的にというようなことで副食費を公費負担とすると。10月1日からということで、そういった資料もありました。この保育に関しては、給食、副食費が発生するということは、いろいろ国会の中でも議論はされてきたというふうに思っているんですけれども、問題点の一つとしては、今までこの部分応能負担だったところが応益負担ということになるんです。だから、支払い能力にかかわりなく費用を一律に負担するというようなものに大きく変わるんです、同じ負担なんですけれども。そういう部分と、もう一つの問題点として、実費徴収化に至ったその主な動機についてはどのように理解されていますか。休憩(午前11時57分)
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
午前中の副食費につきましての御質問につきましてお答えしたいと思います。まず1点目の応益負担についての御質問でございますけれども、現行制度におきましては保育料の中に副食費として4,500円ということで含まれておりましたので、今回の無償化に当たりましては保育料部分の無償化ということでございますので、副食費につきましては保育料の中から出して、その分を実費を負担していただくということでございます。それから、2点目の実費徴収を行うことにつきましては、現在幼稚園が副食費については実費負担を既に行っております。今回保育料を無償化するということになりましたら保育園との公平性を欠くということになりますので、その辺を憂慮し、見直しが図られたものというふうに受けとめておりますし、なお、生活保護世帯、それからひとり親世帯につきましては既に副食費につきましては免除されておりますし、今回の無償化に当たりましては、年収360万円未満の世帯につきましては無料とするというふうになるというふうに聞いているところでございます。以上でございます。
質問 3番 神長基子
問題点は私のほうから午前中指摘をさせていただいていたんですけれども、この部分、保育料から今までは含めていた部分を、副食費を切り離すといったところではいろいろな団体からも意見が上がっていた、そういった経過がありながらも、国としては、要するに幼稚園と保育所におけるこの保護者の負担方法を統一化していくんだということで、公平性を考慮した場合の策だというふうな理解はするんですけれども、基本的に今までは保育の中ではこれはやっぱり含まれて、保育料として考えられてきたわけなんです。幼稚園、保育園一元化ということも、大きな流れの中にあることも理解はしているんですけれども、決して全てが統一できない部分といいますか、その成り立ちも違いますから、そういった部分では結構難しいところもあるのではないかなというふうに思っております。私としては、この副食費はやはり保育料としてというか、食育の一環として保育料に含めてやはり公費負担すべきなんではないかと。きのうは国保の部分で子供の均等割というお話もございましたけれども、大きくはやはり国がその財源を確保すべきであろうというふうには思っております。しかしながら、今回そういった結論は出しておりませんので、実際音更町では511名が副食費は支払うということになると。今までも含まれていた部分だから負担がふえるという考えではないということではあると思うんですけれども、やはり負担は負担なんです。特に未就学児というのは、小学校に上がる前までに集団の中でいろんな風邪というか感染症だとかというのも多くかかるので、一月に例えば一月の半分しか登園できなかった、そういったことも多々起こるわけなんです。そういう中でもやはり一律で払っていかなければならないというところには今までも保護者の中では矛盾を感じていた、そういった部分でもあるわけなんです。今回は公費で負担するということは難しいという答弁いただきましたので、今ここでこれ以上申し上げるつもりはないんですけれども、子育て支援の一環としてぜひここは検討していただきたい、そういったことで申し上げておきたいと思います。それでは次に待機児童の部分に入っていきたいと思うんですけれども、今年度は待機児童は発生しておりませんということで答弁をいただきました。いろいろ施設さんのほうでも協力をしていただいた部分もあって48名分多く確保できたという、こういった答弁もいただきました。この施設さんのほうでいろいろ利用調整する中で協力をしていただいたのかなというふうに思うんですけれども、今音更町は保育施設が、保育の部分でですけれども、保育所、認定こども園、それから小規模保育も含めてですが、11施設あると思うんですけれども、このうち実際に定員を100%とすると定員を超過している施設というのはどれくらいあるのか、その点をまず明らかにしていただきたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
ただいまの御質問でございますけれども、7施設というふうに把握しているところでございます。以上です。
質問 3番 神長基子
11施設あるうち7施設ということです。では半分以上の施設が要するに定員を超過した状態で受け入れてくださっているということで、それで今年度は待機児童というのは実際にはゼロというようなことだと思うんですけれども、この超過しているという状態が、何と言いますか、常態化していると言うんですか。今年度だけに限らず、ここ数年常態化しているという施設があるのかどうなのか。これは、定員超過という状況が2年連続である場合は給付費の減算措置というのも適用されるというようなことをちょっとお聞きしたわけなんですけれども、そういった部分での施設に対する影響だとかというのもあるのかどうなのか、その点をお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
ただいまの御質問でございますけれども、各保育園におきましては、認可を受けるときに利用定員というものを定めさせていただきまして、その後、利用定員を一応基本として運営していくわけでございますけれども、先ほど減算というお話もあったところでございますけれども、この利用定員に1.2倍をした定員数までは一応減算の対象にならないということで、そういったことでございますので、施設等に利用定員を超えて1.2倍の超えない人数であれば受け入れても、そういった施設に対しましてのそういった減算措置等は生じないというふうに聞いているところでございます。以上でございます。
質問 3番 神長基子
今御説明ですと1.2倍は、今音更町の中ではそれを超えている施設はないということですね。しかしながら、定員超過している施設がこれだけあるということは、本当に質が保たれているのかというところではちょっと疑問もやはりあるわけなんです。最初のほうの答弁で、保育の質というのはある程度確保されていながら受け皿を拡大してきたというふうなこともおっしゃられましたけれども、いま一度、保育の質というのはどういう観点で音更町では捉えていらっしゃるのか、その点についてお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
保育の質という御質問でございますけれども、保育を実際に運営していく段階に当たっては、保育所保育指針ですとかガイドラインというものが整備されておりまして、それに基づき保育をするということで、質はその時点で保たれているということで、さらにそれを超えて手厚い保育等を実施していく段階においては、さらに保育士さんの数ですとかそういった施設の内容ですとか事業の内容等々について手厚い保育という部分でまた生じてくるというふうに認識しているところでございます。以上でございます。
質問 3番 神長基子
ガイドラインに基づいてというところは、最低限そこはそうなんだろうなというふうに思っていて、具体的に音更町としてはこういったことが質を保つということなんじゃないかと、そういったお答えも欲しかったなとは思うんですけれども、ガイドラインの中で私も特に重要なフレーズだなと思うのは、やはり子供にとって最善なことを提供していくという。子供にとって最善なことなんです。それが、ただ単に、受け皿を拡大していくんだ、保育士を確保していくんだというその数字的な部分だけでは決して見えない部分もありまして、やはり子供たちがそこで落ちついて、安定した状態で一日の多くの時間を過ごすわけですから、そういう中で子供たちが安心して過ごせる、それを見て今度保護者も安心して働きに行ける、そういったことを確保できるということが保育の質なんでないかなというふうに私は思うんです。そこはぜひ観点として、中心部分で持っていただきたいなというふうに思います。この最初の答弁で、待機児童の対策、これからも講じていくということではありますが、民間が運営する施設との連携を強化するということが答弁にございました。この春柳町保育園が民営化されて、子育て支援センターもそれに伴って民間さんのほうで担っていくというふうになってスタートしていると思います。町のある保育士さんの声なんですけれども、これから先自分たちの、この音更町の子供たちを音更町はどんなふうに育てようと考えているのか、そういったところを今まではそういった支援センターだとかが体現、町民に対してそれを体現してあらわしていく場だった。そういう場所がだんだんと少なくなっていっている、そういった印象もお持ちの方もいらっしゃいます。今実際支援センターは4カ所ありますけれども、三つの法人さんがこの運営を担っていただいている。そういった中で、音更町の保育はこういうふうに、子育て支援はこういうふうにしていくんだ、そういったものを現場で伝えていくということが今まで以上に重要になっていくのではないかなというふうに思うんですけれども、この連携強化というあたりはどのようにお考えなのか、具体的にお示しいただきたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
私ども民営化、いろいろな事業を民営化に移行させているわけでございますけれども、まずいろんな事業を民営化するに当たっては、今まで町立でやっていた部分で、民営化になったことで劣る部分があってはいけないというふうに考え、そういった考えをもとに、それぞれの事業については移行期間等を設けながら、スムーズに運営が始まっていくように民営化に当たってそういった事業を進めておりまして、今いろいろと、公でやるのと民でやるというその、やはり町民の皆さんの部分でそういった認識をお持ちになられるというのは私どもも理解するところでございますけれども、今まさに4月から実施しているわけでございますけれども、そういった認識を取り除いて、今民営化になったおかげでさらにより充実した保育指導等ができるような体制を整えていきたいということで、さらに私どももいろいろ、今もそういった職員の方たちとはいろいろ情報交換等もしておりますので、それが劣っている部分があればさらに密にこれからもやっていきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 3番 神長基子
職員の皆さんとの情報交換をさらに密にしていくんだということですので、ぜひともそこはお願いしたいなというふうに思います。それでまた、新たに設置された企業主導型保育所や認可外保育所とも調整を図りながらというふうに答弁をいただきました。音更町は今、企業主導型保育事業を行っているのは二つの施設があるというふうに認識をしております。ここについては、基本的には企業の従業員さんが安心してお子さんを育てられるような、そういう環境を企業がつくっていくということで設置されたというのが大きな目的であるというふうに認識をしておりますが、しかしながら、認可か認可外かという単純な話になると、やはりこれは認可外というような位置づけになると思います。それぞれに鋭意努力はされていると思いますので、私はこの施設自体を否定することはありませんけれども、ただ、町として待機児童対策の中心点にこの企業主導型事業の保育所、保育施設を、また認可外施設というものを位置づけているのかどうなのか。もしそうだとすると、そこについてはやはり認可施設であるべきなんではないかなというふうに私は考えるんですけれども、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
今、議員もおっしゃられておりましたとおり、企業主導型保育所につきましては全国的にいろいろと問題等も発生しているというふうには聞いているところではございますし、私どもも認識しているところでございますけれども、先ほど議員さんもおっしゃられましたとおり、せんだっても民生常任委員会の皆様に御視察していただきましたけれども、企業主導型保育、我が町の企業型保育所につきましては、すばらしい保育環境で、町立ですとか認可保育施設に劣らない保育を今実施しているのではないかというふうに認識しているところでございますし、また、この企業主導型保育については多様な働き方にも対応する施設ということで位置づけられておりまして、これからさまざまなニーズに対しても応えていっていただけるのかなというふうに考えているところでございます。それで、この企業主導型保育所につきましては、半分が地域枠という設定がございます。残念ながら認可保育所に入られない方がそちらのほうに行かれるという実態も私どもとしては認識しているところでございます。ただ、本当に待機児童対策につきましては、施設、それから保育士等が配置できまして、施設等、許容される、利用される、収容できる人数、児童数がふえて解消するのが一番でございますけれども、残念ながらそういうところに、4月1日時点で待機児童はいないんですけれども、その後入園申し込み等があって潜在的待機等が発生しているという中で、企業主導型保育所を利用されるというのはやむを得ないのではないかというふうに認識しているところでございます。以上でございます。
質問 3番 神長基子
やむを得ない策としてというのでは私も理解いたしますので。ただ、長期的な視点で見た場合に、やはり認可施設というのが確保されていることが保護者にとってもお子さんにとっても望ましいことであるというふうに考えております。ですので、これ以上ちょっとここでは提案が難しいのかなと思いますけれども、認可外施設に関しては、これから認可化という形でぜひ認可施設として運営できるような内容に促していけるような、そういった手だても必要になってくるのではないかなというふうに申し上げておきたいと思います。最後に保育士不足の部分についてなんですけれども、全ての保育施設を対象に実態調査を行ってみてはということで提案をさせていただきました。今回、ことしの5月、認可外の施設を除いて民間の保育施設に対してアンケートによる実態調査を行ったということで、その中で全体では常勤の保育士が36名不足していると、こういった状況を答弁いただきました。また、この内容が、ちょっとアンケートの内容を私確認できていないんですけれども、今後の保育士不足の対策を打つ上でほかにヒントになり得るものがあったのか、その調査で何が見えたのか、その点についてお示しいただきたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
私ども5月にアンケート調査を実施させていただきましたけれども、その中で調査した結果わかってきたことと申しますのは、まず正規職員が何名いらっしゃって、常勤、短時間・一般パートの職員がどういった割り合いでいらっしゃるというのと、あと年代構成、年齢構成等について判明したというのと、あと離職者の数等の割合等が判明したというのが主なものでございます。それと勤務年数の状況も判明したということでございます。以上です。
質問 3番 神長基子
内容についてはわかりました。その結果について、別な場でまた具体的にお聞きしたいなと思いますので。そういった調査を行ったということなんですけれども、保育の質ということで先ほどからお話をさせていただいていますが、そういう観点からいきますと、この保育士不足の状況、今結構な割合で短時間パートさんが現場にいらっしゃるんではないかなというふうに思っております。長時間保育のニーズが今も高まってきているという中では、早朝の保育だったり延長保育、そういったところに対応していくためにはやはり現場の正職だけでも全然足りないというようなことも聞かれております。有資格者をやはりここではふやしていくことが大切であるというふうに私は考えております。新制度のもとでは資格がなくても保育に従事できる、そういった範囲が広がっているように思うんですけれども、私はやはりこの流れはどうなのかなと。保育者にはやっぱり資格を必修とするような流れを再度つくっていかなければいけないんではないかなというふうに感じているわけなんですけれども、音更町としてはこの辺はどういった考えをお持ちでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
資格を有しない方も保育に当たれるということでございますけれども、やはり専門的な知識を持っている保育士さんというのは、保育の質を高めていく、また手厚い保育をしていく上では欠かせないものであるというふうに音更町としては考えているところでございます。以上でございます。
質問 3番 神長基子
余り考えには相違がないのかなというふうに思うんですけれども、そうすると、いろいろな対策を打って保育士不足に対処していこうという、そういったことも音更町としては努力されているんだと思うんですけれども、今働いていらっしゃる臨職の、臨時職員の方、この方たちに対して、全てとはいかないと思うんですけれども、望む場合は正規化ということでそれを促していく、そういったこと、働きかけはできないのかどうなのか、音更町として。その点についてはいかがでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
今、町立保育園でのパートの方の正職員化ということの御質問かと思いますけれども、そちらにつきましては、常勤化ということで希望者につきましては促しているということを実施しております。以上でございます。
質問 3番 神長基子
町立に対してはということですので、民間施設に対してはそこまで踏み込んだことは町としては難しいものなのかと思うんですけれども、できる限り臨時で働いている方々を正規化していく、ここに重点を置いて今後の保育士不足への対策というのを講じていく必要があるんではないかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。最後になりますので。今回無償化が始まりますけれども、10月から。少子化対策として期待する、そういった側面もあるとは思うんですけれども、実際はこれは雇用対策なんだと、国としては。そういった部分では、保育をめぐってまず最優先すべき課題である待機児童対策、それから保育所を確保するということが進んでいない中でこの無償化が行われるということには、やはり質が本当に保たれていくのか懸念するところであります。音更町としてどういうふうに保育を充実させていくのか、それを考えるときに、まず何よりも子供たちの最善の利益、ここが確保されること、最優先に考慮をすべきことであると思います。それがまさに保育の質を保つということにつながるんではないかと思います。そこに共通した思いがあるのであれば、ぜひ次の子ども・子育ての計画の中にもそういった考えを反映させて施策を打っていただきたいというふうに思いますので、その点を申し上げまして私の質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 小野信次
神長議員の、国が打ち出した言ってみれば無償化、これに伴う我が町としてはどういう考えを持っているのか、あるいは今後にあってどういう姿勢で臨むのかということで、大変大きなテーマだなというふうに思っています。しかしながら、この制度は制度としてしっかり生かしながら、しかしまた、今御指摘にあったように、その中での保育の低下につながらないような、あるいは副食の問題、これらも一つには、食べる食べ物の中では、その負担を持ってもらわなければならないという部分もこれはあると思うんです。そういった意味では、全部が全部今神長議員がおっしゃられた部分について共通する部分ばかりとはいかないかもしれませんけれども、しかしながら、それにかわれるかどうかは別にして、やはりお子さんを育てる皆さん方にとって、うちの町として、音更町として皆さん方を支える上では、それと直接かかわらないにしても、保育をしていく上で、今年度から取り組む子育て応援チケットというような形で、一昨年は、神長議員も御利用いただいた57日以上の一時保育というようなことで、あらゆる点を尽くしながらそういったものに、皆さん方から今御提案いただいたことも含めながら、この施策をまた立てながら対応していきたいなというふうにも思っていますし、今いただいた御提言も含めて、これからもしっかり、それがどう当てはまるのかということも見きわめながら取り進めていきたいというふうにも思っております。あわせて、今御心配をいただいております保育士の確保、これは本当に日本中そうでありますし、特に人材の確保という中で一番難しいのは、我が町にあっても大谷短期大学さんと連携を保ちながら保育士さんの育成に努めてきているところですけれども、なかなか、何とか保育士の部分では大谷短大さんも人材確保というか学生さんの確保もしていただいておりますけれども、これが地元音更に必ずしも反映されるという状況にはないことも、またこれも事実であります。しかしながら、常に今神長議員さんが言っていただいたような視点を忘れないでこれからも子育てといいますか、それ全般を通して、この無償化でただ甘んじないようにひとつこれからも気をつけながら行政に当たってまいりたいと思いますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。ありがとうございました。