音更町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月19日
介護予防と住民主体の新たな取り組みについて
2017年9月19日、音更町議会の一般質問で、久野由美議員が「介護予防と住民主体の新たな取り組みについて」質問し、町長 小野信次、保健福祉部長 古田康弘が答弁しました。
- 質問者
- 久野由美 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、保健福祉部長 古田康弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 15番 久野由美
一般質問最後の登壇であります。大変お疲れとは思いますけれども、最後まで、お時間までよろしくお願いをいたします。通告に従い、高齢者福祉と地域包括ケアシステム、介護予防と住民主体の新たな取り組みについて一般質問を行います。介護保険法第4条に、国民はみずから要介護状態を予防するため、加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努めるとともに、要介護状態となった場合においても、進んでリハビリテーションその他の適切な保健医療サービス及び福祉サービスを利用することにより、その有する能力の維持向上に努めるものとするとあります。先日、住民参加のまちづくり講演会が行われました。講師の杉岡北星学園大学教授は、現在65歳以上の高齢者は3,400万人、10年後は3,700万人、2024年には3,900万人のピークを迎える。また、75歳以上の後期高齢者の割合は2055年には25%を超えると講演されました。既にその前の2025年には団塊の世代が全て75歳以上となります。先ほど述べた介護保険法第4条の主語は「高齢者は」ではなく「国民は」であることからもわかるように、介護予防が原点であります。高齢化が進む音更町において、地域で安心して暮らせるまちづくりが求められることは言うまでもありません。そのためにも、地域包括ケアシステムの見直しが必要と考えます。音更町包括支援事業の実施の基準に関する条例では、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員の設置をうたっていますが、本町の実態に即しているのか、適正に配置されているのかをお伺いいたします。1、音更町65歳以上高齢者人口と75歳以上高齢者人口、2、第1号被保険者数、3、自立支援、重度化防止、介護予防の新たな取り組み、4、高齢者間の支え合い、住民主体の助け合い活動社会づくり、5、住民支援員配置の考え、以上の点について見解をお伺いいたします。
答弁 町長 小野信次
それでは、きょうはレディースというお話が出ていましたけれども、大変に高尚な御質問でありますので、適切にはいきませんけれども、しっかり答えたいと思います。それでは、高齢者福祉と地域包括ケアシステム、介護予防と住民主体の新たな取り組みについての御質問にお答えいたします。本町の地域包括支援センターについては、包括的支援事業の実施の基準に関する条例により、第1号被保険者の数がおおむね3千人以上6千人未満ごとに、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員の3職種を原則各1名配置することとなっております。現状は、3職種の職員は各1名の配置で、被保険者数に対して社会福祉士と主任介護支援専門員が各1名の不足となっておりますが、配属されているほかの保健師と連携して高齢者の方々への支援を行っているところです。初めに、65歳以上と75歳以上の高齢者人口及び第1号被保険者数につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。住民基本台帳の数値で申し上げますと、平成29年8月末の総人口が4万5,050人、このうち65歳以上の方が1万2,324人で27.4%、75歳以上の方が6,229人で13.8%となっております。また、介護保険制度における第1号被保険者数は1万2,202人であり、全国的な傾向と同様に、音更町の高齢者人口と高齢化率は増加しております。次に、自立支援、重度化防止、介護予防の新たな取り組みについてでありますが、さきの重堂議員の一般質問にもお答えいたしましたが、自立支援、重度化防止に向けた保険者機能の強化については、国から提供される介護保険事業の実施状況に関する調査・分析の情報をもとに、市町村及び都道府県が介護予防、重度化防止の目標を設定し、その達成状況に応じて国からの財政的インセンティブが付与される仕組みとなっておりますが、現時点では具体的な内容は示されていないことから、その内容を確認した上で、適切に対応してまいりたいと考えております。最後に、高齢者間の支え合い、住民主体の助け合い活動社会づくり及び住民支援員配置の考えについては、関連がありますので一括してお答えいたします。平成27年3月に策定した第6期おとふけ生きいきプラン21における今後の高齢者人口の推計では、団塊の世代が75歳を迎える2025年には、総人口が4万3,451人、このうち65歳以上が1万3,093人で30.1%、75歳以上が7,345人で16.9%となっており、特に75歳以上の人口は、現在よりも1,116人増加する推計となっており、介護給付費の増大や介護保険料の増額が見込まれることから、今後は高齢者間の支え合いや住民主体の助け合い活動等、地域の多様な支える力を活用する取り組みが重要と考えております。このことを踏まえ、社会福祉協議会と老人クラブ、町が共同して、高齢者が住みなれた地域で暮らし続ける体制づくりを進めるため、介護保険の地域支援事業のメニューである生活支援体制整備事業の実施を検討しております。この事業は、生活支援コーディネーターを配置し、高齢者同士の介護予防活動や日常生活支援の取り組みを援助するとともに、現在行われている助け合い活動を把握し、さらに不足するサービスの創出や担い手の養成を行うものであります。コーディネーターは地域の生活単位を3層に区分した中で位置づけられており、市町村を全域とし、生活支援サービスの開発・普及や基盤整備を推進する役割の第1層、日常生活圏域の生活支援サービスの連携や協働を促進する第2層、利用者への生活支援サービスを提供する役割の第3層があります。なお、第3層については地域支援事業には含まれず、市町村は主に第1層と第2層について取り組むこととされております。御質問の住民支援員につきましては第3層に該当するもので、管内の町で高齢者同士の助け合いの調整や地域の声かけを行うなどの取り組みをしている事例があるところです。本町としては、まずは第1層のコーディネーターの配置を目指しているところであり、今後、本事業の実施を進めていく中でそうした必要性についても調査・研究してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 15番 久野由美
では、再質問を行います。音更町包括的支援事業の実施の基準に関する条例の第5条、先ほど御答弁の中にもありました。一つの地域包括支援センターが担当する区域における第1号被保険者の数がおおむね3千以上6千人未満ごとに置くべき専らその職務に従事する常勤の職員及びその人数は原則として次のとおりとする。1、保健師その他これに準ずる者1人、2、社会福祉士その他これに準ずる者1人、主任介護支援専門員その他これに準ずる者1人となっております。今御答弁いただいた中に、社会福祉士と主任介護支援専門員が各1名の不足となっておりますと御答弁をいただきました。これまで適正な職員配置の検討はされてきたのかどうなのか、その点をお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
お答えをさせていただきます。今、議員が言われるように、その条例の中ではそのような規定となっているところでございます。端的に申し上げまして、社会福祉士と主任ケアマネが1名ずつ不足しているところでございます。私はその状況については承知していたわけでございますが、なかなか専門職という部分について配置が難しかったところでございます。そういう認識はありましたけれども、専門職を置くということにつきまして、できていないというところでございます。検討はしてきたかということでございますが、この準ずる者1名とそれぞれあるわけでございますが、これにつきましてもなかなかそれに、準ずる者の規定に沿うような職員がいない状況もございまして、その準ずる者というものについても配置できていない状況にございます。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
同じく答弁の中で、第1号被保険者数1万2,202人と御答弁いただきました。地域包括支援センターは現在1カ所ですけれども、この第1号被保険者数から計算しますと最低でも2カ所なければならないかと思います。この点について御答弁をいただきたいと思います。それからさらに、先ほど御答弁の中でもありましたが、今後高齢化人口と高齢化率が増加していくことが見込まれるということでありましたので、今後第1号被保険者も当然増加するというふうに考えられます。であるならば3カ所の地域包括支援センターが必要となるのではないかと思いますが、この点についての御見解をお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
現在、第1号被保険者、65歳以上の方でございますが、1万2千人ちょっとという数字でございまして、この配置基準では3千人以上6千人未満、おおむねでございますけれども、それについてそれぞれ3職種は1人ずつ置くという決めでございます。でございますので、一つの区域どりでいきますと各2名ずつ配置しなければならないということになりますし、6千人単位で一つの区域を分けるとなると、そこには、その区域の包括には3職種は1人ずつということでございますので、2つに分けるか、あるいは一つの区域の中で複数の基準に合う人数の職員を配置するかという選択になってこようかというふうに思っております。以上です。その3つ目、今後第1号被保険者がふえることによりまして3つの区域どりが必要でないかということでございますが、今申し上げましたように、6千人を一つの目安として3つに分けるか、あるいはそれに見合う、配置基準に見合う専門職を複数基準に合うような人数を置くかということの選択になってこようかというふうに考えております。以上です。
再質問 15番 久野由美
では、今のところやはり音更町の人口には見合った配置にはなっていないということだと思いますけれども、では十勝管内、近隣市町村を見ますと地域包括支援センター設置の現状は同じような状態になっているんでしょうか。その点、もし情報等を得ておりましたらお示しいただきたいと思います。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
近隣の1市2町の状況で申し上げますと、2町につきましてはそれぞれ一つの包括支援センターで直営で行っている状況にございます。残る1市につきましては、四つの範囲に分けまして、四つの包括支援センターをそれぞれ別々の社会福祉法人に分けて運営していると。委託をし運営しているという状況にあると認識しております。以上です。
再質問 15番 久野由美
わかりました。では、次の自立支援、重度化防止、介護予防の新たな取り組みについてお伺いをいたします。住民参加のまちづくり講演会、杉岡教授の講演でありましたけれども、すばらしい講演でありました。杉岡教授が先進地事例として、石川県のごちゃまぜ福祉、それから大分県の中津市を挙げられておりました。しかし、御答弁の中にも、管内の町で高齢者同士の助け合いの調整や地域の声かけを行うなどの取り組みをしている事例があると御答弁いただいたところでありますけれども、多分全国の先進地と言われている池田町社会福祉協議会ではないかなと察するところでありますけれども、池田町のほうは、介護予防プログラムツールの一つとしてふまねっと運動をいち早く取り入れた自治体でもあります。ふまねっと、さらにサロンについては、これまでも堀江議員ですとかほかの方々が一般質問、また、予特、決特などでもさまざまな質問が出ているその内容ではありますけれども、社会福祉協議会が主催する事業であることは十分承知をしております。しかし、先ほど申し上げた介護保険法第4条に「高齢者は」ではなくて「国民は」となっている点からも、少し早い年齢から介護予防効果のあることに毎日の生活の中で自然と無理なく取り組めるようにすることが必要だというふうに感じます。今回、民生常任委員会で説明されているように、社会福祉法人音更町社会福祉協議会の体制強化として、老人クラブ連合会事務局業務、社会福祉士資格者の増員、生活支援コーディネーターの配置、助け合い活動の把握、各種団体のネットワーク化を業務に追加することが説明されておりました。当然別組織でありますので、別組織ではありますけれども、町が財政支援する以上は業務内容についても十分な精査が必要となってくるんではないかと考えます。その点についてはどのようにされるのかお伺いをしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
社会福祉協議会との業務の精査というふうにおっしゃいましたけれども、一緒に業務を行っていくための連携ということとして捉えたいと思うんですけれども、おっしゃるように民生常任委員会にるるそういうお話をさせていただきました。先ほど池田町の取り組みも御紹介をいただいたわけでございます。国の介護保険制度の方向性というのは、介護予防、自立支援という方向に大きくその方向性があるわけでございます。そうしたときに、社会福祉協議会の持っている地域福祉という役割、これを一緒になって、行政と一緒になり進めていくことがこの介護予防あるいは自立支援を進める上では不可欠だというふうに考えたところでございます。したがいまして、業務的には今のところ委託、そのコーディネーター、それから生活支援体制整備事業については今のところ手法としては委託を考えているわけでございますが、町も、委託したから関係ないよということではなくて、これは町の高齢者福祉施策と一緒になって進めていかなければ成果の上がらない事業だと思っておりますので、緊密に連携を持って進めていく所存でございます。以上です。
再質問 15番 久野由美
今、介護予防の基本ということで自立支援もお話が答弁の中でありました。自立とは、自分で歩けるですとかひとりでトイレに行ける、こういったことだけではありません。人と交流し、笑ったり楽しんだりすることもできて初めて社会の中で自立していると言えると思います。池田町の社会福祉協議会を、先ほども言いました、この点を例にとりますと、ふまねっと健康教室、くもん脳トレ教室、それからまるごと元気アッププログラムと介護予防に特化したサロンが運営されております。音更町のサロンを運営されている方々は毎回の企画に頭を悩ませているというのが現状であります。最終的にはお茶を飲んで楽しくお話しする時間のほうが長くなってしまったという声も聞きます。サロンの横のつながりも全くなく、コーディネートしてくれる部署もない。これまでは介護予防の活動には全く今までのようなサロン運営ではつながっていかないんではないかと危惧するところであります。自分の生活環境の中にある互助や人づき合い、地域とのつながりが必要だというふうに私は考えます。地域に居場所と役割と出番があれば、楽しみながら住民が主体的に交流し、結果として介護予防になる。それを担うのがサロンだろうというふうに私は考えております。「ふまねっと運動プログラムを介護予防・日常生活支援総合事業で取り組むことが効果的である視点~従来の運動プログラムとの比較から」という北海道教育大学釧路校の北澤教授の作成された資料がございます。その中で、ふまねっと運動の副産物として信頼、協力、互助、共助が上げられております。今回委託業務内容がふえたことにより再度社協との内容確認、先ほど御答弁いただいた中に、行政と一緒に行う、連携、また、介護予防、自立支援等を、地域福祉の役割を連携して行っていくと御答弁いただいたところでありますけれども、この関係を密にしていくためにも町と社協の連絡協議会の回数をふやすなど関係を密にしていく必要性があると考えますけれども、現在の連絡協議会等、その会議の回数と、今後ふやしていく御予定があるのかどうなのか、その点をお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
社会福祉協議会との連携体制のことでございます。議員のおっしゃるよう、連絡協議会的なものは現在ございません。必要に応じ社会福祉協議会さんと関係部署が連絡をとり合っているというのが現状でございます。ただ、先ほど来より説明して、答弁しております生活支援体制整備事業、あるいはいろいろな介護予防の事業等、町と密接にかかわるところでございますので、今後におきましては定期的に社会福祉協議会と本町の、ふだんは高齢者福祉課になりますけれども、高齢者福祉課と連絡、連携を密にし、定期的な情報交換をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上です。休憩(午後 2時07分)
再質問 15番 久野由美
では、再質問を続行いたします。大谷短大で行われておりました学生サロン、ことしは6回開催されておりました。そのうち5回は参加させていただくことができました。その中で、介護予防のふまねっと運動ですとか、それから脳トレなど、体を動かして介護予防、認知症予防が毎回本当に工夫されて楽しく行われているサロンでありました。残念ながら、大谷短大でのサロンということもあり、参加する方が本当に限られた人数だったのが残念に思いました。学生がサロンに赴き、介護予防や認知症予防のプログラムを担当してくれるという音更町独自のサロン経営ができないかというふうに思いまして、担当されている先生に、短大で待つのではなく、町内のサロンに出向くお気持ちはないのかというふうにお伺いをいたしました。先生のほうからは、来年度からはぜひそのような取り組みも行っていきたいというふうな御回答をいただいたところであります。当然、学生でありますので、春、夏、冬の長期休み、それですとか試験ですとか実習等、やはりスケジュールの調整が必要となるかとは思いますけれども、先生のほうからは、学生がとてもやはり勉強になるということで、ぜひそういった体験もさせたいという御答弁いただいたところでありました。町の特色あるサロンにしていくためには、こういったところにも呼びかけるというのは私は必要ではないかなと感じたところであります。また、先日、笑いを取り入れた活動ということで、町長が御答弁しておりましたけれども、実は今、笑いヨガが静かなブームになっております。こういった情報を発信するですとかコーディネートする、また、サロンの運営者の中では不安や苦労がたくさんあります。サロンの横のつながり、勉強会なり意見交換会なり、または愚痴の言い合いでもいいと思います。また、そういった会を、横のつながりを持つ企画、こういったものをしていく必要性があるのではないかと私は考えます。実際のところは社協さんの取り組みなのでとの御答弁になるのかなとは思いますけれども、その意見を聞くですとか、また、伝える、こういった窓口は音更町ではないのかなと思います。また、地域サロンを直接つくるというよりは地域サロンに派遣できる住民を育てる、こういったことが重要であり、それはどこが担うのか、この点について町の見解をお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
帯広大谷短期大学のサロンの御発言もございましたけれども、町内にそのような会合でありますとか福祉の専門の学生さんがいらっしゃると。人材がいるということでございまして、そういう意味では、このサロン自体はおっしゃるように社会福祉協議会の事業でございますけれども、その仲介、仲立ちを町がやるということについては私はできるものと思っておりますので、社会福祉協議会さんともそういう学生さんの御協力という部分で一度お話をさせていただきたいなと。当然短期大学のほうにもお話をさせていただきたいなと思いますけれども、町として中に入るということはやぶさかでないというふうに思っておりますので、そのような動きもとらせていただきたいというふうに思います。それから、いろいろなサロンの横のつながり、意見交換の場の設定でございます。現在町内には17カ所のサロンがあるかと思います。それぞれ独自の活動をされているとは思いますけれども、サロンを運営するに当たっての意見交換等々の場面もあってしかるべきかなというふうに思いますので、そこら辺は社会福祉協議会さんとも御相談、そういう場の設定について、設けていただけるようなことでお伝えをしてまいりたいというふうに思っております。それから、いろいろな方々、住民の方々が持っているいろいろないろいろ特色ある、笑いヨガという活動をされている団体もあると。一例でございましょうけれども。そういう方々がサロンと連携して一つのメニューとしてやっていただけることは大変いいことだと思いますので、そういう部分について町内の住民の方々の資源の活用という部分についても何がしかの方策がとれればいいなというふうに思っておりますので、繰り返しになるかもしれませんけれども、社会福祉協議会とそういう視点で今後協議をさせていきたいなというふうに考えているところでございます。以上でございます。
再質問 15番 久野由美
では次、高齢者間の支え合い、住民主体の助け合い活動社会づくりについて再質問を行います。生活支援体制整備事業が重要になってくると認識をしておりますけれども、池田町では、老人クラブ、アルファベットでLOREN、支え合いパートナーが重要な役割を担っています。この点については多分十分に把握していらっしゃるのではないかと思いますので細部まで説明は避けたいと思いますけれども、例えば今、現在音更町で実施しているごみサポート収集事業、これをLORENが運営する、また、本町が職員を使って行っている福祉除雪、このような事業もLORENで実施する。音更町もこの池田町のようなLORENに匹敵するような体制、支援を計画していらっしゃるのかどうか確認をしたいと思います。また、私は、こういったことも町の職員ではなく、こういったLORENの方々にぜひ御協力願って、町全体でお互いを支え合っていくという意味のパートナーとしての体制づくりをする必要があるのではないかと思います。この点について見解をお伺いします。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
お答えをいたします。LORENの取り組みでございますけれども、私も若干承知しているところでございます。これは池田町の老人クラブが実際やっているところでございまして、それに深くかかわっているのもまた社会福祉協議会というふうに認識をしているところでございます。御質問のごみ出しサポートでありますとか福祉除雪等々、このようなLORENの活動を利用して、利用してというか、一緒にLORENの事業として取り組むべきではないのかというようなお話でございます。確かにこういう住民主体の支え合いの活動というものが老人クラブあるいは町内会等の組織で、地域でできるということが一番これは理想かなというふうには感じております。繰り返しになるかもしれませんけれども、先ほどの生活支援体制整備事業、あるいはコーディネーターを実際来年から動かしたいなと。取り組みたいなというふうに思っておりますので、そういう中で、いろいろ調整するところもございますけれども、考え方としては、そういうボランティアであったり支え合いの活動ということでは趣旨は合致しているのかなというふうに思っておりますので、そういう点も踏まえ、御意見も踏まえた中で今後制度設計の中で検討をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。
再質問 15番 久野由美
来年度からの制度と一緒に考えていただければと思います。もう一つつけ加えさせていただければ、池田町ではLORENの活動にボランティアポイントを付与しております。介護予防などの学びの場に参加する、また、サロンの運営に携わる、こういった活動にもポイントを付与しております。ポイントがたまると、池田町の場合は現金ではなく、町内で使える商品券に交換するなどの取り組みということでありますけれども、本町で言いますと生きいきポイントがこれに当たります。生きいきポイントの有効活用も含め今後ポイント付与の活用内容を広げていく、そういったお考えはないのかどうかお伺いをいたします。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
現在の生きいきポイントの活動、ポイントの対象にソフト面の学びの場でありますとかサロンの視点を加えてということでございます。現在は、介護保険施設サービス事業所にボランティアに行ったときに、2時間に1点ということでポイントを加算しているところでございます。私どもも、担当といたしましては、さらにその対象範囲を在宅福祉系にも広げられないかということで検討しているところでございます。ただ、そういうときに誰がそのポイントの確認をするのか、あるいはどのような範囲まで広げたらいいのかというのにつきましては今検討しているところでございまして、その方向に持っていきたいというふうには思っております。これに参加することによって御自身の介護予防にもつながる、あるいは生きがいにもなると。人とも触れ合えるというものでございますので、このポイントサービスの事業については今後もう少し発展させていきたいというふうに考えているところでございます。以上です。
再質問 15番 久野由美
生きいきポイント事業を発展させると御答弁いただきました。この生きいきポイント事業については実はまだまだ要望があるんですが、今回の一般質問とはちょっとずれますので、また別の機会にさせていただきたいと思います。次に、住民支援や配置についてお伺いをいたします。御答弁の中で生活支援コーディネーターを配置しということで御説明、答弁をいただきました。第1層、第2層、第3層のくくりというものは、こちらのほうは理解をいたします。老人クラブ会員同士の支え合いということで、今後生活支援コーディネーターのほかにさらに生活活動支援員の必要性、これが必要になってくるのではないかと思いますが、この点についてどのような見解、認識をお持ちなのかお伺いをいたします。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
住民支援員でございますけれども、町長から答弁にもございましたように、ある自治体、池田町でございますけれども、そちらではそういうような方を配置して、第3層的なものだと思います。住民の方々と介護予防事業でありますとかボランティア活動に参加するための仲介をする、あるいは支援をするというような役割があるようでございます。これにつきましてはまだこれからという、第1層のコーディネーター配置がこれからということでございますので、そういう取り組みの中でそういう方が必要だというようなことになるのかどうか、そこら辺は今後このコーディネーターあるいは生活支援体制整備事業を進めていく中での一つの検討材料ということにさせていただきたいというふうに思っているところでございます。以上です。
再質問 15番 久野由美
了解をいたしました。次に、高齢者の中で元気な高齢者の割合を高める、いわゆる健康寿命を延ばす、こういった点について、そのためにも先ほども言った高齢者の生きがいにつながる居場所と役割をつくることが介護予防になると思います。また、軽度認知症を予防する、改善する、そういった場をつくることも大切になってくるんだと私は思っております。元気な高齢者づくりというのは、介護給付費や介護保険料の増額、これが抑制されるもとになるんだと推察されます。医療、介護予防、住まい、生活支援が包括的に確保される体制を地域包括ケアシステムと言い、ここに整備されている現状を包括的な体制とする仕組みを今後進めていかなければならないと考えます。そのためには、多職種連携で必要な医療が受けられるサポート、多職種連携で退院後の安心な生活をサポート、多職種連携で必要な在宅福祉サービスが受けられるサポート、多職種連携で個人の状況に合ったリハビリが受けられるサポート、このように多職種連携、さらに住民主体の助け合い活動をプラスした体制の構築が必要と考えます。これについての見解をお伺いいたします。
答弁 町長 小野信次
今久野議員さんから今一番大事なところを聞かれたなというふうに思っています。この中で、きょうの質問の中で一番大きな、今、うちの町だけじゃないとはいいながらも、我が町にとっても、どうやって、高齢化といいながら生きがいのある社会にしていくのかという中での質問だなというふうに思っております。そういう中で久野議員からの御提案もありました。この役所の中もそうでありますが、それから、今最後に言われましたけれども、多職種連携、複雑な社会構造という言葉を簡単に使う場合もありますけれども、そうじゃなくて、現況を捉えたときに、さっき久野議員が最初にお話してくれましたけれども、高齢化社会というよりも「国民は」というお話、ここにみんなが頭を変えていくべきだ、そしてまたそうなっていっているよというお話で御示唆をいただきましたけれども、まさにそういった意味からすると、この多職種連携というのはこれから特に考えていかなければならないし、さっき、連携ということは縦の並びでは解決できない、そして、さっきお話いただきましたけれども、これも教育という言葉を使うと嫌がる人もいるかもしれませんけれども、そういった意味で、多職種というものから考えても、さっきお話いただきました大谷短大さんの話も含めてあらゆる分野で今のこの社会に対してお考えをお持ちというよりも、これからこういう考え方をぜひ必要だよというプランをしっかり持っている、そういった領域の皆さん方がこれだけいるということもわかってきましたので、先ほどお話ありましたように、そしてまたさきの質問で重堂議員さんからもお話ありましたけれども、いろんな方法、そしてまた、今多職種という中で、久野議員からも提案ありましたけれども、笑いヨガという話、笑うこと、それからこうすること、それから自分に対して向き合うということ、それから人と向き合うということが、それが一つの楽しみなんだよと。こういったものから見ればそれぞれの団体が、例えばサロンという問題も、社福というか社会福祉協議会が最初は立ち上げたのかもしれないけれども、おっしゃるようにやっぱり横の連携、そして、出歩く、出向く、そういったことをどうやってこれから連携していくべきなのかといったときには、やはり今の多職種といいますか、そういった連携の中にどういうふうに我々がしっかりと取り組んでいくべきかということをやはり一度進みながら取り入れていく時期に来ているだろうというふうに思っています。今後の中で今いろいろ御提案や御示唆いただいた点を整理しながら、そしてまた、LORENということで池田町さんのお話ありましたけれども、これはやはり先んじてやられている中で、そしてまた、LORENというお言葉ありますように、社会福祉協議会と、それと、我々で言えば老人クラブの皆さん方、ただ、我が町も、先ほど御指摘がありましたように、じゃこれから老人クラブと音更町がどういうふうに向き合うんだ、あるいは社会福祉協議会にその事務委託をするという中でも、今老人クラブの皆さん方がそこに対する思いがどうなのかということも含めて、今、部長からも御答弁させていただきましたけれども、そういったことをしっかりと受けとめながら、社会福祉協議会、そして老人クラブの皆さん方、そして町というのをしっかりと向き合いながら、どういう方法があるかということも一歩進めながら、今御提案いただいた、LORENってなかなか、イニシャルで書かれて、老人クラブも悩んでいるんだね。老人クラブと言うこと自体が今老人クラブの皆さん方に説明するのに大変だと。この間も会長が来られていて、そういうお悩みもお持ちですから、その辺も含めて、みんなが支え合うということは、今までの老人クラブという名前もいいのかどうかというのも御自身たちも言われていますけれども、そういったこともきょうのこういった御提言を参考にさせていただきながらしっかりと向き合ってまいりたいなというふうに思っております。形については、今、部長のほうからお話申し上げましたように、まだまだ未熟なところもありますし、先々時間がかかるとは思いますけれども、そういった方向を見据えながら今御提案をいただいたことに皆さんともども向き合ってまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
再質問 15番 久野由美
今、町長から御答弁をいただきました。町長おっしゃるとおり、今後例えば老人クラブの意向ですとか社協さんの新しい業務委託ですとか、それから地域包括ケア、こういったものを時間を要する、確かにそのとおりだと思います。体制ができるまでの間は本当に長時間要するんではないかと私も推察するところであります。ですけれども、住民主体の助け合い活動が定着すれば、例えばなかなか進まない防災の避難行動要支援に係る自助、共助、こういった人間関係の形づくりというものが私はそこから生まれてくるんではないのかなと。期待できるんではないかと、こういうふうに思います。助ける、支える、担うという意味のサポーターではなく、仲間、協力者、友達という意味のパートナーをつくる、こういったことが重要と考えます。全員が支え合い、パートナーとなるような取り組みを期待をいたしまして、一般質問を終わります。
答弁 町長 小野信次
まさにそのことにこれからは尽きるのではないかと思います。誰がということは、本当に自分たちも気をつけなければならないんですけれども、御指摘のように、そういった頑張るぞと、前向きなことが今起きてきているわけですから、それにしっかりと向き合ってまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。