音更町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月16日
行政組織機構の見直しについて
2011年6月16日、音更町議会の一般質問で、高瀬博文議員が「行政組織機構の見直しについて」質問し、町長 寺山憲二、総務部長 高木収、経済部長 西坂賢二が答弁しました。
- 質問者
- 高瀬博文 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、総務部長 高木収、経済部長 西坂賢二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 20番 高瀬博文
通告に従いまして、次の2点について質問をいたします。1、行政組織機構の見直しについてであります。自主・自立のまちづくりを進めるに当たり、社会経済情勢の変化や厳しい財政環境に対応して、行政のスリム化、持続可能な財政構造の確立、時代の変化に対応した行政運営の構築が必要であると言われております。本町においては、行政改革に取り組む中、事務事業全体を見直し、大きなものとして、サイクリングターミナルの廃止、保育園の民営化、国保診療所の廃止がなされてまいりました。さらに、平成17年度から財政健全化5カ年計画が着実に進められる中、音更町集中改革プランに基づき、平成17年の292名の職員定数に対し、17名程度の削減がなされたことを評価するものであります。しかし、行政組織は、日々変化する社会経済情勢や行政ニーズに対応した組織であるとともに、組織内の指揮命令系統や責任の所在をより明確化し、事務処理能力の向上を目指す組織であるものと考えております。その上で、次のことについてお伺いをいたします。(1)、各部における職員の配置定数と予算額について。(2)、各部において、より一層の責任体制の確立と社会情勢に的確に対応するために組織機構の見直しの考えはあるかどうかであります。大きな2番目として、音更町土地改良区の今後についてであります。音更町土地改良区は、昭和46年に、十勝土地改良区、音更土地改良区、万年土地改良区の3土地改良区が合併し設立され、土地改良事業を施行することを目的とした法人であります。土地改良区は、本町農業の基盤整備において重要な役割を果たしてきたと理解しておりますが、今後の土地改良区の運営指導における町の対応についてお伺いをいたしたいと思います。以上であります。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
1点目の行政組織機構の見直しについての御質問にお答えいたします。初めに、各部における職員の配置定数と予算額についてでありますが、職員の定数につきましては、音更町職員定数条例において、町長部局234人、水道事業事務部局12人、議会事務部局4人、教育委員会事務部局29人、選挙管理委員会事務部局1人、監査委員事務部局2人、農業委員会事務部局3人の合計285人と定められております。平成23年度の各部の配置職員数と予算額につきましては、議会事務局4人、予算額1億8,610万5千円、総務部53人、予算額19億8,843万8千円、企画部18人、予算額28億9,212万9千円、民生部77人、予算額64億3,556万4千円、経済部36人、予算額11億7,823万円、水道部局27人、予算額15億4,537万2千円、教育部26人、予算額19億6,416万2千円となっており、一般会計に占める職員数は241人となっております。これに国保会計ほか5特別会計の職員数32人を加えると全体では273人の職員数となり、定数に対して12人少ない状況となっております。次に、責任体制の確立と社会情勢に的確に対応するための組織機構の見直しの考えについてでありますが、職員数につきましては、御質問にありますように、業務の民間委託等を進めるとともに、財政健全化5カ年計画と並行して定数管理計画を推進し、現在の人員となっているところであります。一方、事務量は、国、道からの権限移譲により増加しておりますが、特に医療や福祉、農業等の分野ではさまざまな制度改正が行われ、新たな計画の策定を初めとする事務事業がふえている状況にあります。本町は今や人口4万5千人を超える大きな町となり、行政に対するニーズも多様化し、きめ細かい町民サービスが求められております。さらに、今後、地方分権が進むことによって、福祉や環境、防災などの安心・安全なまちづくり、産業連携による特色ある産業と雇用の創出など、行政の役割と責任はより重いものになるものと思っております。こうした時代背景を踏まえながら、国の制度改正があれば迅速に対応し、町の施策に反映させることができるようなスピード感のある組織体制づくりが求められており、組織内の情報の共有や指示命令系統の確立、横断的な課題に対処するための役割分担の明確化など、有機的に機能する組織機構が必要であると認識しております。これらの課題に対処するためには、必要に応じて新たな部署の設置も検討しなければならないものと思っておりますが、職員にあっては、十分にその能力や技術を発揮することによって、現在の職員数を基本として対応したいと考えております。具体的には、昨年来、部長職を中心として組織機構の見直しの必要性とあり方について検討をしているところでありますが、町民目線に立った、町民にわかりやすく利用しやすい組織であるとともに、窓口のワンストップサービスの充実を念頭に置いて、次年度から新たな組織機構でスタートすることができるよう鋭意取り組んでまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。2点目の音更町土地改良区の今後の町の対応についての御質問にお答えいたします。土地改良区は、一定の地区内で農業施設の建設、維持管理、農地の整備など、いわゆる土地改良事業を実施することを目的として、土地改良法に基づいて設立される法人で、運営費は、組合員の負担により賄われることとなっております。現在の音更町土地改良区は、昭和46年に3土地改良区が合併し、音更町全域を事業区域として土地改良事業を実施しているほか、事業資金の借り入れや償還業務を行っており、運営については、主に水田賦課金と事業賦課金により賄われております。町といたしましては、基幹産業である農業を支え、我が国の食料自給率と供給力を高めていくためにも農地と農業水利施設の機能保全は重要であり、土地改良区は今後もその責務を担っていくものと考えております。なお、高瀬議員からは、平成21年6月の定例会でも同様の御質問があり、その際にも、大事な機関として位置づけていきたいという答弁をしておりますが、事業等の縮小や水田面積の減少に伴う歳入の不足などにより厳しい運営状況が予想されることから、組織の効率化や運営の見直しを行うこともあわせて説明させていただいたところであります。その後も、役職員で構成する音更町土地改良区運営検討協議会で今後の土地改良区運営について検討をしてきておりますが、現在の町内全域を事業区域としていること自体に問題が生じているところであります。先ほど申し上げましたとおり、土地改良事業を実施し、その成果を維持していくために必要な経費については、当該区域内に農地を有する組合員の賦課金により賄われるものであることから、全町を事業区域とした場合、水田地帯以外の畑地帯の組合員からも賦課金をいただかなければならないこととなります。このことは、昨年9月に実施されました北海道による定期検査においても、事業区域の決定について指摘を受けているところであります。音更町土地改良区運営検討協議会では、運営基盤の強化を図る方策として、水田かんがい区域に加えて明渠排水路の維持管理事業を実施するための区域設定が可能かどうかを検討したところでありますが、明渠排水路は町と土地改良区との管理が混在するため、全町を土地改良区の事業区域にすることは不可能であること、また、土地改良区管理の明渠排水路に係る農地だけから賦課金を徴収することは公平性を保てないとの意見集約がなされております。このようなことから、畑地帯を土地改良区の事業区域とすることは非常に困難であり、土地改良区の区域縮小は避けられないものと存じますが、土地改良区において、将来を見据えた種々の見直しが行われるものと思っております。なお、仮に事業区域が縮小となった場合には、水田地帯中心の土地改良区となりますが、畑地帯での暗渠排水などいわゆる面事業については町で実施することが可能でありますので、今後とも生産性の向上を図り、農家経済の安定のために必要不可欠な土地改良事業をより一層推進してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 20番 高瀬博文
御答弁をいただきました。次年度から新たな組織機構でスタートしたいと。ぜひそういうふうにしていただきたいと思うわけであります。きょうの私の質問でありますけれども、日々変化する社会経済情勢、そして行政ニーズに対応した行政組織をつくっていく上で、指示命令系統の明確化、そして責任体制の確立を考えたときに、部局といいますか、部署の配置人数であるとか、予算規模も考慮に入れたものであるべきだという私は考えを持っているわけです。その部分で、各部の職員の配置状況、そして予算額をお聞きしたわけでありますけれども、23年度の給与明細表というのをベースにしながら御答弁をいただいたのかというふうに思っておりますけれども、まず職員数、これを他の町村と比べてみると、これは町村議長会からの資料でありますけれども、21年度の住民基本台帳をベースにした場合、本町は193人、職員1人当たりに対して町民193人という数字であります。全道の中では、七飯町が204名ということで、これが一番職員1人当たりの人口が多いわけですけれども、本町は2番目と。管内では、芽室が124人、幕別が119人、一番比率が大きい陸別町では38人に1人が町職員というようなことで、この数字を見るとまずまずなのかなという職員の数であります。そして、経常収支の人件費の割合、これは本町は19%、全道の中では、由仁町の17%、長沼町の18.3%、利尻町の18.9%に次いで全道で4番目の人件費の少なさ、これは、先ほどの答弁もありましたけれども、業務の民営化でありますとか財政健全化をきちっと実行されて、管理された上でこういう数字になってきたというふうに私も評価するところであります。本題に戻りますけれども、一般会計に占める職員の数241名、これはわかりましたけれども、特別会計の職員、月額の臨時の方も入れた部署的な配下の指揮命令系統ではトータルでどのぐらいになるかという部分で、多分数字の持ち合わせ、すぐ出ると思いますけれども、特別会計も張りつけていただいて月額の臨時職員も張りつけた場合、各部署でどういう数字になるかをお伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
最初の町長からの御答弁で申し上げました職員の数につきましては、一般会計の人数で申し上げております。特別会計につきましては、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、この三つの会計がいわゆる民生部門に属するというふうに思います。この3特別会計の職員の数が13名ございます。したがいまして、民生部門は、一般会計では77名でございますが、その特別会計の13名を加えますと90名ということになります。また、この3特別会計の事業費、82億400万ございます。したがいまして、特別会計と一般会計の民生部門を合わせますと146億4千万ほどになります。全体の52%を超えるような割合の事業費になっております。また、下水道事業会計、簡易水道事業会計、水道事業会計、この3つの特別会計もございます。これらはいずれも建設水道部の部局に該当するというふうに思いますので、これらの3会計にかかわります職員の数が19名ございます。そして、この3会計の事業費が36億5,700万ほどございます。したがいまして、建設水道部の職員数にこれらを加えますと、人数では、先ほど27名と申しましたが、19名加わりまして46名、事業費では合計で52億249万7千円、全体の18.5%になるといったことになります。全会計合わせますと、職員の数は273名、予算額で285億1千万ほどになるという数字でございます。以上でございます。失礼いたしました。月額の職員につきましては全部で60名おります。そのうちの54名が民生部門、その他の部門では、教育部門に6名といった配置になっております。失礼いたしました。
質問 20番 高瀬博文
今、特別会計と月額の方まで入れられて、議会が4名、総務部門が53名、そのうち税務関係の方が19名いると。企画が18名ですか。民生部門が77名に13名に54名、これで144名、民生部だけで144名という、総数が333名のうち144名が民生部門と。経済が36名ですか。建設が水道と入れて46名、教育が32名と。これ、職員の配置状況を見ると、明らかに民生部門だけが突出しているというのがはっきり見えてくるという配置状況になると思うんです。調べてみると、木野支所ですか、木野支所の取り扱いが総務部門になっておりますけれども、木野支所の設置条例を見ますと、支所の内容、第3条にありますけれども、戸籍に関すること、住民登録に関すること、印鑑の証明等、火葬の許可等ということで、明らかにこれは民生部門の内容なわけですけれども、総務部門でカウントしていると。総務に関することも当然あります。使用料と、そして木野地域町民センターの管理、そのほか町長が認めたことというような文章で内容はありますけれども、これ、職員の配置ということでは総務ということになっておりますけれども、この辺、機構図、機構的にはいずいところはないんでしょうか。この辺答弁をお願いしたいと思います。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
木野支所の所管についてのお尋ねでございます。今御質問にございましたように、木野支所は総務部の出先機関という位置づけでございます。ただ、出先機関ではございますけれども、木野支所の設置条例ということで、単独の支所としての位置づけをしております。所管区域というのがございまして、所管区域は北9線の以南、南側というのが一応所管区域というふうに定めております。所掌する事務につきましては、今まさにお話のあったとおりでございまして、その大部分は、本庁におきましては戸籍関係とか住民票の関係といったような民生部門に属している事務を主につかさどっているのも事実でございます。ただ、木野支所におきましては、その都度町民の方の御要望におこたえした中で柔軟な事務の対応をしているという現実もございまして、現在では、公営住宅の入居の申し込み等も受けさせていただいております。件数は少ないかとは思いますけれども。そういったことで、主には確かに民生部門の仕事を主として扱っておりますけれども、税の収納を含めて、民生部門以外にかかわる御相談、それから仕事も実際に町民の方への対応をさせていただいておりますので、ウエートはともかく、一応民生部門以外のことも担当しているという中で現在は総務の出先機関といった位置づけになっているということで御理解いただきたいと思います。
質問 20番 高瀬博文
今の機構上はそういう答弁になってくるのかなというふうに思うわけですけれども、これ、私の考えの中では、人員の配置も含めて、予算もある程度考慮した中で部署設定をしていくべきだという論点で持っているわけですけれども、民生部の当初の一般会計の予算、64億3,500万、そして、特別会計、先ほど部長から82億ぐらいということで、合計146億という話がありました。この民生部の64億、これが十勝管内的にはどういう数字なのかというふうにいろいろ調べてみますと、18町村で21年度の歳出、一般会計の歳出総額が60億ぐらいの町村が物すごく多い。鹿追町66億、新得64億、中札内48億、更別63億、大樹64億、池田66億、豊頃47億、陸別47億というような形で、我が町の民生費よりもほぼ同格か規模が小さい一般会計の町が半分ぐらいある。それだけ本町の民生費というのは大きいという数字、人口も当然いますから大きい。そういう中で、現状の配置、これで部署内の情報の共有、そして指示命令系統、その上で責任体制の明確化をより一層発揮できる組織機構にすべきだと。先ほど、次年度から組織機構を見直していくという御答弁をいただきましたけれども、部長職で今までいろいろな形で検討されているというふうにお話を聞きました。その部長さん方の論議の中で、我が町の民生部門の職員の多さと予算規模の多さを念頭に置いた今後に対する検討としての、そのこれが課題ですよという位置づけをその中でされているかどうか、それについてお伺いします。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
民生部門のお尋ねでございますけれども、民生部門、確かに職員の数も予算額も最も多いものとなっております。また、民生部門におきましては、先ほど木野支所の点で御指摘がございましたけれども、やはり出先機関といたしまして保健センター、地域包括支援センター、それから保育園が5園、母子通園センター、それから子育て支援センターといったような出先機関も多く持っている実態にございます。どうしても出先機関も多い、そして、そこにもそれぞれ職員が配置されておりますことから、全体的な、いわゆる今おっしゃられました情報の共有ですとか指示命令系統、こういったことの迅速さ、あるいは正確さ、こういったことをどうやって担保するのかといったことがやはり課題であろうというふうに思っております。今日的な状況では、メールというようなこともございますので、必ずしも決裁等ですべて文章で、すべて時間をかけて持ち回るといったようなことばかりではございませんので、緊急を要するものにあってはメール配信というようなことで、瞬時に出先機関にももちろん伝わると。あるいは出先機関から民生部長なり所管のところにも伝わるといったことも補完的にやっているのも実態でございます。また、そうは申しましても、人が要ることでございますので、実際に懸案事項については担当者がやはりそれぞれ持ち寄りまして実際に検討会議をするといったようなこと、そして方針を決めるといったような実務的な作業も出てくるのもまた事実でございます。今申し上げましたようなことにつきましては、昨年来、部長職を中心に組織機構のあり方の検討会やっておりますけれども、その中でもやはりそのような点が課題となっているのもまた実際ございます。ただ、今申し上げましたような出先機関をすべて単純に分けるということがすべて問題の解決になるわけでもないだろうと思っております。本庁の中の民生部門のあり方、こういったことも含めて検討しなければなりません。また、そうなりますと当然、全庁的な業務の見直し、全庁的な組織機構のあり方にもすべて波及することでございます。ただ、私どもといたしましては、職員のそういった指示命令系統、責任体制、これは町民のサービスに当たる上で基盤となる、根幹となる部分だというふうには思っておりますけれども、あくまでも組織機構は町民目線に立ちまして、町民の方が来庁していただいたときに、あるいは問い合わせするときに最もわかりやすいような、そして便利であるような、そういった組織機構をやはり念頭に置いて検討には当たりたいと。そういった両面から組織機構の見直しを今進めているところでございますので、御理解いただきたいと思います。
質問 20番 高瀬博文
私なりの考えですけれども、この行政組織機構の見直し、これに当たっては、私は部署が一つふえてもいいと思っているんです。それは、部長さん、課長さん、係長さん、これが本当に命令系統がきちっとした組織系統ができている、そんな上で情報も共有化されていると、そして町民に対してきめ細かなサービスができると、まずこれが第1点。さらに、指示命令系統、これがきちっと確立されていることによって、国の制度改正に即座に対応できる。その上で、そういうラインがきちっとできた上でより一層の責任体制の確立、明確化、これを位置づけた機構改革であるならば私は部長が1人ふえてもいいというぐらいに思っているんです。それについて、今の私の考えについてどういう見解を持っていますか。
答弁 総務部長 高木収(総務部長は2014年3月まで)
今御提言いただきました、場合によっては部をふやすことも、部長職をふやすことも効果的な手段ではないかという御提言でございます。私どもといたしましても、先ほど御答弁させていただきましたが、職員数につきましては現在の、現在273名ですけれども、273名あるいは275名といった、ここを一つの基本線にはしたいと思っております。財政健全化5カ年計画、この中にあわせまして定員の適正化計画、これを実行いたしました結果が今でございますので、これは今後、事務事業、そういったことの見通しの中では、全くいじらないということではございません。必要に応じてそれはふやすことも場合によってはあるとは思っております。ただ、基本はそこに置きたいと。その中で効率的な組織機構のあり方検討いたしまして、その中で、部の数をふやす、それによって責任体制あるいは指示命令系統、こういったことが今よりも向上する、より町民の方にサービスがしやすくなるということであればそういったこともぜひ前向きに検討していきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 20番 高瀬博文
全道一の町でありますから、組織においても風格といいますか、やっぱり厚みがあって私はいいと思うんです。例えば、市で言う滝川市、これは4万3千人ぐらいの人口、登別市ですか、こちらは5万4千人ぐらい、そういう中も、この民生部門に関しては、市ですから、市民生活部と保健福祉部みたいな形で分けた中で、支所もいろんな形で、税務課もいろいろ区分けされていますけれども、そんな形で、そういう機構図になって、福祉であるとか子供たちに対する部分での厚みがあるんです。予算規模としてはほとんど同じような形で本町はありますから、やはりその辺も考慮して機構改革に当たってもらいたいと思うんですけれども、寺山町長、もう2年経過して、どのような機構図なら自分の思いを遂げられるぞという意識をお持ちだと思うんです。ぜひそういう意思を通せる機構図を出していただきたい。我々議会としてはそれをチェックするということですから、お互いにそれは機能、権能を果たしながらやればいいと思いますので、寺山町長にぜひこの辺の心意気をお伺いしてこの質問は終わります。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
高瀬議員の御質問に今総務部長答弁いたしましたが、総務部長に対しましては、機構の見直しについては、部長答弁いたしましたように、町民の皆さんがわかりやすい組織、決して職員を厚遇するというようなことでポストをふやすとかそういうことではなくて、必要な部署については設けていくようにというようなことで、今話題になっている民生部、それから、来年からは下水道が企業会計になります。今度企業会計が水道と下水道というふうになるということになれば、そういったことも含めながら、町民の皆さんが使い勝手のいいような組織機構ができればというふうに思っておりまして、その辺についても指示をしているところでございます。また、木野支所のあり方についても、今住民保険課が民生部にあるというような関係でもって、おっしゃるとおり、木野支所は総務部所管の出先のような形になっておりますけれども、そこのところが交差しているような状況もございます。その辺についても、ちょっとわかりにくい部分もございますので、見直す対象として今指示をしているところでございます。以上です。
質問 20番 高瀬博文
土地改良区の今後についてに移らせていただきます。町長から答弁をいただきまして、再質問が要らないぐらいのきっちりした答弁をいただいたわけですけれども、確かに2年前、寺山町長が就任した折に、土地改良区に対してどういうスタンスで、どういうイメージを持っていられるかということで確かに質問をさせていただきました。そのときに、「基幹産業である農業を支え、我が国の食料自給率と供給力を高めていくためにも農地と農業水利施設の機能保全は重要であり、土地改良区はこの責務を今後とも担っていくものと考えております。厳しい経営になりますけれども、組織の効率化と運営の見直しを図り、組合員にとってよりよい土地改良区を目指していきたい」と、このような答弁していただいて、非常に基盤整備の重要性でありますとか土地改良区の認識をきちっととらえていただいて、ありがたい答弁をいただいたなと、このようにそのとき思ったわけです。ただ、去年、昨年ですか。昨年の暮れあたりから、どうも関係者の中から、道の監査で監査指摘をもらったと。そういう中で、現況として同じような土地改良区の運営が難しくなってきたんだという話をちらっと聞いたわけです。それで今回こういう形で、それが本当なのかどうなのかというか、今後どうなるんだろうという部分で、町の土地改良区の運営についてお伺いしたいということでお聞きしたわけですけれども、先ほどちらっと答弁の中でも道の監査指摘について述べられておりましたけれども、これ、運営等に関することであろうと思いますけれども、もう一度この監査指摘の内容の趣旨を、論旨をお伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)
今の御質問の監査の指摘でございますけれども、平成22年の9月16、17日に北海道の検査を受けております。主要な指摘事項はございませんでしたけれども、是正及び改善する事項ということで、まずやはり維持管理計画、これは、現行の維持管理計画の見直しを平成15年から行っていないというようなことで、早急に手直しをしなさいという指示をいただいております。ただ、これにつきましては、先ほど答弁でも申し上げておりますけれども、今後改良区はどういった形であるべきかということも関係していきますので、現在のところにつきましては検討中というようなことで回答もさせていただいたところでございます。あと、地区、組合員についてきちっと整理をしなさいと。これは一番重要な土地改良区にとって法定書簿でありますので、土地原簿、組合員名簿の整理をということで、それにつきましては、昨年の、平成23年、今年の3月に一応整理は終わらせていただいているところでございます。また、定款だとか諸規定も一部改善の指示がございましたけれども、若干その辺については、ちょっと意見の食い違いといいますか、とり方の違いがあったということで、その辺については一応理解はいただいてということになってございます。あとの細かい点で予算の、決算の会計経理等について指摘があって、それはおおむね改善はさせていただいているところでございます。以上でございます。
質問 20番 高瀬博文
今までは、賦課金をいただいていないけれども、音更全域をエリアとしていたと。その部分を明確にしなさいというふうにとればいいんですか。ですから、要するに水田賦課金をもらっているところがエリアで、賦課金をもらっていないところはエリアじゃありませんよというふうにとらえればいいのかなと。そういうイメージだと思うんですけれども、今は営農戸数といいますか農家戸数七百何戸あると思うんですけれども、もしかそのときにその賦課金だけの縮小されていくエリア、土地改良区という形になったときに、組合員数と地域といいますか、エリアといいますか、これはどのぐらいのイメージを持った形になるのか。一部、上然別の一部と下士幌ですか、そんなふうにちょっとイメージ的にはあるんですけれども、その辺どんなイメージを持ったらいいのか、伺いたいと思います。
答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)
改良区のほうの運営検討協議会で、道の指摘もいただいておりますので、土地改良法を遵守した形の土地改良区ということで今後は進めていかなければならないだろうというふうなことでございます。ただ、これにつきましても、今後、理事会、総代会、組合員の意見を踏まえた中で北海道や土地連の指導を仰ぎながら進めていくことになろうかと思っております。それで、今賦課している水田地帯の面積が555.7ヘクタールほどございます。それで、そこに今住まわれている、住まわれているといいますか、そこで営農をやられている組合員の方が113名。ですから、もしそういう形になれば、おおむねそういった規模の土地改良区になるのかなと。ここで言いますと、場所で言いますと上然別地区、下士幌地区、それと旭地区と、おおむねそういった地区での改良区といった形になるのかというふうに思っております。ただ、先ほど答弁でも申し上げましたけれども、今まで、土地改良基盤整備をやる場合において、借り入れ等の業務については土地改良区がやってきたわけでございますけれども、今度は、いろいろと今後も道営事業等事業が進められると思いますけれども、それらについては町がやって、町が申請して、あと農協等で借り入れを起こしていただくというような、そういった形で考えていけば、そう農業者の方には迷惑はかからないで、従来どおり進めれるのかなというふうには思っているところでございます。
質問 20番 高瀬博文
3土地改良区が合併した時点から、畑から賦課金を取らないよという約束のもとでというのが私たちも若いときから聞いておりまして、その前提に立っていて、では今賦課した場合にはどうなんだという部分はなかなか難しい、それが現実なんでしょうね。そういうことで、水田の賦課金を取っているだけの場所、エリアという部分でいくと113戸ですか、非常に縮小されていく、これもやむを得ない事態なのかなというふうに私も理解するわけですけれども、ただ、縮小するにしても、解決していかなければならない部分が結構あると思うんです。例えば、今まで組合員が借りていた償還金、これがスムーズに農協等に借りかえできていくのか、そして、水利権ですか。これ、水利権の更新等も当然起きてくると思うんですけれども、これを町でできるのか、区で継続してやるのか、本当に必要なのかという部分も含めて。そして、頭首工ですか。これも資産としていろいろなものが、そのほかにも土地改良区でいろんな資産がございますよね。こういうのを一定のめどを立てた中で、縮小していくのにやっぱり期間が必要なんだろうなと思って見ているんです。そういう部分での、縮小はしていくという方向性は出ているけれども、どのぐらいの期間をかけながらこういう形まで持っていくのか、イメージとして持っていればお伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)
今、運営検討協議会のほうで考えられているのは水田を主とした土地改良区ということでございますので、水田の活用の所得補償交付金制度が今継続している間につきましては、当然水田施設の、かんがい施設の維持管理だとかは必要になってきますし、また、例えば交付金制度が廃止になっても、当然かんがい施設を廃止するまでの間については維持していかなければならないという部分がございます。また、償還金については、改良区で借り入れを起こしておりますので、繰り上げ償還をしない限りはそのまま償還を続けていかなければなりませんので、改良区という組織そのものは残さざるを得ないんだろうなというふうに思っています。ただ、それが整理されれば解散という形になると思いますけれども、当面は、今のある改良区、全町をかぶしている改良区を縮小する、水田の改良区という形で縮小するのにおおむね4年程度はかかるのかなというふうに今見ているところでございますけれども、今後いろんな課題だとか整理をしていった中でちょっと、若干スケジュールは変わるかもしれませんけれども、一応その程度で解決していきたいなというふうに考えております。
質問 20番 高瀬博文
今のお話聞きますと、今営農戸数、組合員が700戸以上いますかね。その方が最終的に113戸になっていくと。600戸前後の方は組合員資格を失っていくということですよね。その中の113戸で土地改良区を運営していってもらうということになるのかなと思うんですけれども、これで最後にしますけれども、そういう部分で縮小していく、そういう中で、組合員もしくは組合員資格を失っていく方、今後基盤整備含めて明渠の維持管理、先ほどの答弁ではやっていきますという話でしたけれども、どうしても事業費等が先細りになっていくんじゃないかなと、こうやっぱり不安を感じるんです。いろいろ調べてみると、北海道土地改良事業団連合会、土地連というんですか、これに士幌の小林町長が理事に入っている。土地改良区も何もない、町村代表という形で入っているんですけれども、そういうのを見ると、ある程度事業的には今後も継続した上で、そう心配したことはないのかなというふうに私は思っているんですけれども、組合員というのはやっぱりまた違う視点を持っていますから、そういう部分で、町がしっかりサポートした中で今後とも基盤整備を進めますみたいなことを今の段階でもお伺いして、質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
土地改良区については、私どもと違う団体ではございますが、私理事長なものですから、その辺のすみ分けはちょっとしにくい部分がありますが、その辺については御容赦をいただきたいと思います。今、部長が答弁したように、土地改良区については、道の指摘もいただきながら、今は水田のところからしか賦課金を取っていない。土地改良区が整備した、また管理している明渠の受益のところについては、本来的には畑であっても賦課金を徴収しなさい、ただし、隣にある音更町なりが整備した明渠、管理しているところについては、それは土地改良区は賦課金をかけられないというようなことでもって、同じ農地でありながら、どっちが事業主体でやっているかによって賦課金が取れるか取れないかというような矛盾点が出てきますので、それはできないだろうというようなことで、畑地からの賦課金は不可能だろうというようなことでございます。それで、今のその水田のところについては555ヘクタールというふうにお話をさせていただきましたが、現在つくっているのは5ヘクタールでございます。そんな中で、今産地交付金というのが出ていますから、555ヘクタールから賦課金は取れますけれども、これが将来的にどうなるかによっては当然土地改良区が運営できないというような事態も発生してまいりますし、また、道の指摘からは、これからは土地改良区の会計も複式会計にしなさいというようなことでございます。複式にするということになれば資産を全部洗い出しをしなければならないということからいけば、下水道のときもそうでしたけれども、数千万のお金が要るというようなことからいけば、土地改良区としてはそれだけの負担に耐えられないというようなことから、組織の見直しもやむなしかなというふうに思っているところでございます。そうした中で、今お話がございましたように、道の土地連についてはすべての市町村が入っておりますし、また、農協も入っております。必ずしも土地改良区が入っているというわけではございませんので、それらについてはこれからも、万が一土地改良区がなくなったとしても、連携は可能だというふうに思っております。そんな中で、団体営の土地改良事業については町が事業主体になってできますし、それについては、音更町の基幹産業を守るためでございますので、町としても、それはしっかりとやっていかなければならないことに対しては、土地改良区があるなしにかかわらず、しっかりとやっていきたいというふうに思っているところでございます。また、水利権の問題だとか、それからかんがい施設のこれからの問題というのは、かなり多額の金額でもって、もしも水利権を返しなさいと言ったら、頭首工を壊して返せという話になれば、これは極めて大きな問題でございます。それらについては、国や道に対して、そういった、もしも返すということになれば、そういった事業を組んでいただくような要請活動もしていかなければならないのかなというふうに思っていますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
先ほど、高瀬議員の組織機構のところで、来年4月から下水道会計については企業会計にするというふうに申し上げましたけれども、今の段階では来年の4月に向けて作業を進めているということで、発言を訂正させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。