音更町議会 平成22年第1回定例会 2010年3月5日
「通告いたしました住宅リフォームの助成の問題を質問いたします」
2010年3月5日、音更町議会の一般質問で、真田健男議員が質問し、町長 寺山憲二、建設水道部長 川上雅二、経済部長 西坂賢二、副町長 赤間義章が答弁しました。
- 質問者
- 真田健男 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、建設水道部長 川上雅二、経済部長 西坂賢二、副町長 赤間義章
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 真田健男
通告いたしました住宅リフォームの助成の問題を質問いたします。景気回復の兆しが見えてきたと言われておりますけれども、地方ではまだまだそのような実感はなくて、経済不況が続いていると考えます。こういう中で、仕事起こし、中小業者を支援する振興策等が求められていると考えます。それらの施策の一環といたしまして住宅リフォーム助成等の取り組みが進んでおります。この施策は、町民が住宅の改修、リフォームなどを町内業者で行った場合、その経費の一部を自治体が町民に助成する制度であります。住宅の改修を容易にするとともに、中小業者の仕事おこしにつながり、その経済効果は助成額の数十倍にも及ぶと言われております。一般的に対象は、増築を初め内装や外装、壁や屋根の修繕、塗装、バリアフリー化の改装などを含み、費用も50万円以上とか100万円以上など経費の1割以内、あるいは上限は20万円以内など、それぞれ自治体ごとに要綱などで決めて実施をしております。助成内容も、現金給付も一部にあるようでありますが、多くのところで商工会等が発行する商品券などで行われており、商店街の活性化にも貢献しているものであります。この制度は、林業振興等とも相まって、新潟県、島根県、秋田県が都道府県レベルで実現をしております。全国各地の市町村にも広がってきております。住民にも業者さんにも喜ばれる施策ですが、仕事おこし、産業振興の支援という観点で質問をいたします。一つ目に、住宅リフォームへの助成は、この十勝管内では芽室町や新得町で実施されていると聞きますけれども、どのような内容になっているのか。また、十勝管内での住宅の新築やリフォームに対する助成の実施状況、さらには音更町内での新築や増築の年間の件数等はどうなっているのか、明らかにしていただきたいと思います。二つ目といたしまして、団地造成後30年以上が経過しました柳町、緑陽台、鈴蘭、雄飛が丘を初め町内の住宅地では、少子・高齢化も進んでおり、改修の需要等は強いといいますか、高いのではないかと思います。各地の各自治体等の実施状況を参考にしてこの音更町でも実施すべきではないかと考えますが、答弁を求めるものであります。3点目ですが、定住政策的な視点で上士幌町や鹿追町でも新築住宅に対する助成を実施しております。新築住宅に対する助成も経済的波及効果は大きいと考えますが、これへの助成等についてはどのようにお考えか、明らかにしていただきたいと思います。最後に4点目ですが、町の発展や将来像を検討しております総合計画策定の中で当然論議される問題とは思いますけれども、音更町の将来の人口目標あるいは土地利用等にかかわって、新しい団地造成等は一段落していると考えますけれども、現在でも一定規模以上の宅地造成等の要望がある地域がどの程度あるのか、この点も明らかにしていただきたいと思います。以上でございます。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
住宅リフォームの助成に関する御質問について、お答えいたします。初めに、住宅リフォーム助成の管内の実施状況と町内における新築、増築等の年間件数及び経済的波及効果並びに本町での実施につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。十勝管内における助成の実施状況についてでありますが、平成17年度から事業化している芽室町におきましては、住宅建設促進奨励事業・住宅リフォーム奨励事業として、町内業者施工の住宅に対し、新築にあっては10万円、リフォームにおいては5万円の助成を行っております。また、新得町では、持ち家等住宅建築促進要綱に基づき、建築完了時に50万円を助成しておりますが、主たる施工者が町外の場合にあっては30万円とのことであります。加えて、当該住宅に係る固定資産税相当額を初年度から3年間助成することになっております。このほか、管内では上士幌町における定住促進のための取り組みを初め、鹿追町、中札内村においても、持ち家住宅の建設促進と経済的効果を目的として実施しておりますが、中札内を除く町については、いずれも、商店街の活性化を図るため、商工会が発行する期限つき商品券で助成を行っているとのことであります。なお、町内における新築・増築等の年間件数につきましては、平成20年度の住宅の建築確認申請件数で申し上げますと、新築が191件、増築等が12件で、合わせて203件となっております。次に、定住政策的な視点と地域経済の活性化を図る観点から、音更町でも住宅リフォームや新築住宅に対する助成を実施すべきとの御提言についてでありますが、本町におきましては、定住政策というよりも、働く場の確保が最も重要な課題と思っておりますので、企業誘致や地場産業の振興によって雇用の拡大を図り、地域経済の活性化につなげたいと考えているところであります。各市町村の政策は、それぞれが抱える課題や目指す方向性によって大きく異なっていることを御理解いただきたいと存じます。なお、住宅リフォームの助成につきましては、以前、山川議員の御質問でもお答えしておりますが、今住んでいる住宅をリフォームして、より快適な住環境に改善することはだれもが望むところでありますし、また、住宅関連の業種はすそ野が広く、地域経済に与える波及効果も大きいことから産業振興には有効な手段と思っておりますが、そうした意味合いにおきましては、昭和56年以前に建築した木造住宅を対象として、耐震診断や耐震補強工事を行う町民に対し、本町でも平成21年度から助成制度を設け、耐震診断については3万円、また、耐震改修については30万円を上限として助成を行い、耐震化の促進を図っておりますのもその一つと考えております。ただ、耐震化の助成に加え住宅リフォームの助成を実施するには、対象件数も多く、財政的な問題等もありますので、当面は難しいと思っておりますが、他町の実施状況や事業効果、制度に対する町民の皆さんの意見等を参考に検討したいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。最後に、現在も一定規模以上の宅地造成の要望がどの程度あるのかという御質問でありますが、過去に市街化区域への編入要望書を提出された地区は5地区で、その要望のすべてが宅地造成ではありませんが、面積としては約156ヘクタールになっているところであります。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 8番 真田健男
再質問をさせていただきます。この質問は、住宅リフォームへの助成のところが中心点で今回一般質問をさせていただいているんですが、今、これは建築関係だけではないんですが、本当に業者さん、経済不況、これを受けて大変な状況になっていると思うんです。もちろん業者さんによってそれぞれ親会社といいますか、その下請け、孫請けを含めると、どういう会社さんと一緒にやっているかというのは、それぞれの会社のやり方によって違うと思うんですが、恐らく最盛期の仕事量で言えば半分ぐらいになっているんではないかというようなことも建築関係の方々から聞くところです。特にこの3月、4月ぐらいで経営的にも大変な事態に陥るような業者さんもあるんではないかということで、それへの支援というような形で考えて質問したところです。特に全国的にもこの制度というのは、恒常的な施策としてやっているところも一部ありますが、多くは時限的な、今の不況に対応する時限的な施策として取り組んでいるところが大半なんです。今回、観光関係、宿泊助成等も出されております。それもやはり今の経済状況を反映した町の施策として評価されるものだと思うんですが、どれだけ行政がそれぞれの分野に助成、あるいは支援したらいいかというのは、当然政治判断といいますか、行政として検討してやる課題ですが、それらの一環としてこの住宅リフォームというのをぜひ考えていただきたいということで出したものであります。ですから、今の、これは建築だけじゃないんですが、とりあえず建築に関連して言いますと、仕事量だとか経営状況だとか、行政としてどんなふうに押さえていらっしゃるのか。この新築や増築等の件数、20年度の分が出されましたけれども、これは恐らく一昨年、その前等と比べれば減ってきているんだろうと思うんです。そこへどう支援が、まずは必要性の問題を議論するようなことになると思うんですが、その辺の動向はどんなふうに押さえているんでしょうか。一昨年、その前ぐらいで結構です。大まかな流れで結構ですが、恐らく下がってきているんだろうというふうに思うので、数として押さえていればまず明らかにしていただきたいと思います。
答弁 建設水道部長 川上雅二(建設水道部長は2011年3月まで)
町長から答弁、20年度の件数につきましては御答弁させていただきましたけれども、平成17年から21年までの数字を押さえているわけでございますけれども、平成17年にあっては、新築並びに増改築の確認申請の数字でございますけれども、266件ございました。また、18年につきましては300件でございまして、その後、19年につきましては232件、それから20年度は203件、21年度につきましては186件と、18年をピークに年々下がっている状況にあります。
再質問 8番 真田健男
こういう数字なんですが、時限的にでも対応するということができないものなのかどうか。多くのところでは、例えば、先ほど申しましたように、50万以上のリフォームの場合だとか100万以上のリフォームの場合、それで、その事業費の大体10%、上限は10万円であるとか20万円であるとかということをそれぞれのところで、自治体で決めるわけですけれども、時限的にそういうことを検討すると。恐らくこの答弁は、恒常的な施策として町として取り入れるのは難しいというような答弁だと思うんですが、時限的なことも検討できないのかどうか、再度、再度といいますか、その点についてお聞きをしたいと思います。
答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)
今、真田議員の御質問のとおり、時限的にやられているところが多いのかなというふうには私どもも調べた中では見させていただいています。工事費の5%から20%、金額にすると5万から30万といろいろと差はあります。その辺は承知しているところでございますし、道内でも14市町村が実施しているというふうに押さえております。また、平成22年度から池田町、幕別町さんもやられるというようなお話も聞いているところでございます。ただ、先ほども答弁で申し上げましたけれども、予算上制約が出てくるだろうという部分があろうかと思います。ただ、その中で、音更町の場合は、相当数の件数が出てきたときに、対象者が結局限定されるんではないだろうか。ある意味、先着順がいいのかだとか抽選だとか、そういった部分が出てこないのかと。そういった場合、逆に見れば不公平が生ずるおそれもあるんではないかといった部分も考えられないわけではないのかなと思っているところでございます。それと、建設事業については、すそ野が広い業界ということで、当然経済に与える影響も波及効果も大きいということで考えているところなんですけれども、個人に対する補助ということになったときに、個人の資産の形成という部分につながらないのかといった、そういった部分も懸念して今回実施ができないというような判断をさせていただいたところでございます。
再質問 8番 真田健男
まず予算規模の問題ですが、十勝管内見ましても500万とか、1千万までいっていませんよね。10分の1の予算であれば、500万の予算で5千万から1億の事業になるわけです。当然限度額を設けるとすれば、それを超える事業が当然あるわけですから。対象者が多くなって困難ではないか。どの程度のことを考えていらっしゃるんですか。先ほどの答弁の中にも耐震化の助成という問題がありました。耐震化の助成はどれぐらいの件数とどれぐらいの予算になっているんですか。総額どのぐらいを想定されているから件数がふえて予算的にも大変だという前提に立たれているのか、その点お聞かせください。
答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)
業務の対象件数というのはちょっと押さえていないんですけれども、あくまでも先ほど申し上げました確認申請の件数、上がってきている件数で押さえています。例えば制度が、例えばやったとすれば、そういった件数相当はリフォームの件数というのは出てくるのかなというような押さえではおります。件数としてはそのぐらいは出てくるんではなかろうかということであります。
答弁 建設水道部長 川上雅二(建設水道部長は2011年3月まで)
耐震のお話がございましたけれども、21年度から実施しておりますが、診断5件、それから改修につきましては5件ということで、診断につきましては3万円上限でございますけれども。あと、改造につきましては、改修につきましては30万円ということで、年間165万の予算立てをしているところでございます。
再質問 8番 真田健男
今聞きますように、耐震化の助成等、年間165万ぐらいと。ですから、リフォーム入れても年間500万でやることもできるし、1千万で。それは予算ですから。新得や芽室を見ましても、一定の申し込み期間があって、要件をクリアしているところに助成をしていると。たくさん出過ぎることが予想されるからやらないというような前提に立っているとしか思えないわけです。具体的にどれぐらいの件数の場合どれぐらいになると。ですから、今の経済状況なり業者さんの経営状況、これをどういうふうに見て、それに対して行政としてどう支援できるのか、対応していくのか、この問題なんだと思うんです。予算額自体は、これは町として決めることができるわけですから。今の状況の中で課題となるような予算は組めないのは当然わかりますけれども、この構造からいったら、500万とか1千万ぐらいの、これは耐震化とあわせてもいいと思うんですが、それは考えられないということではないだろうと思うんです。それからもう一つ、経済部長さんの答弁にありました、個人の資産形成に公的助成をすべきではないと。これまでよく言われてきた考え方だと思うんですが、どうしてそうしたらこういう制度が広がっているのか。先ほど、都道府県レベルでは3県を申しました。市町村レベルでは100自治体以上のところでやられておりますけれども、これまでの従来の考え、それは現在も当然、無視していい考えではないけれども、今の経済状況の中でそういうことに自治体としても、産業振興、経済活性化という観点からもやるべきだということで踏み込んできているわけでしょう。ですから、本当にその辺の実態を押さえて、それへの対策を真剣に考えられたのかどうかというふうに思うんです。だから、予算規模等は一定度押さえても、実施すること、これはできるのではないかというふうに思いますけれども、個人の資産形成等の考え含めて再度お聞きしたいと思います。
答弁 経済部長 西坂賢二(経済部長は2012年3月まで)
先ほど、個人の資産形成につながるんではないかという、そういった心配もあるということでお話しさせていただいたつもりなんですけれども、そういったいろいろな種々の問題を整理すべきかなということでお話をさせていただいたつもりだったんですけれども。それとあと、国が平成21年度から、耐震、バリアフリーだとか省エネの住宅リフォームの助成制度を実施しておりまして、そういったリフォーム減税での支援が受けられるという策もございます。また、3月からはエコポイント制度も創設されたということで、そういった方面の活用も含めて考えていくべきなのかなというふうに思っているところでございます。
再質問 8番 真田健男
個人資産の形成について公的助成をすべきでないということについての再度の見解はないんですが、それ以外の、エコポイント関連だとか、それらも含めても、総額幾らになるんですか。さっき県レベルのところを言いましたけれども、例えば、ことしから始まる秋田県等は、秋田、それから島根もそうですが、都道府県でやると同時に市町村でもやるというようなところも出ているわけです。県にも申請するけれども、市にも申請する。だから、自治体の仕事というのは、もちろん国の基準がまずあって、それをもとに自治体独自にいわゆる金額をふやすだとか新しいサービスをつけ加えるだとか、国基準の施策に対して上乗せをしたり横出しをしたり、それぞれの自治体で独自に、もちろん財政状況と比べてやることが自治体の仕事なんだろうと思うんです。こういう一つの考え方があるからといって、やれませんと。もちろんやれないというのも一つの判断だと思うけれども、では、やれないんならその根拠を、こういう状況だからやれないというところを明らかにすべきではないのかなというふうに思うんですが、予算規模からいったら、そんな途方もない予算が必要になるものではないと思うんです。もちろん音更の財政状況あります。きょう、午前中の議場で一言の中でも財政等の問題も出ましたけれども、5カ年計画が終わって、5カ年計画では基金に10億ぐらいを残そうというところが34億まで基金も積み上がった、各種の事業を前倒しする、この後、今回補正で出るでしょうけれども、補正予算の原資等も10億前後あると。決して音更町の規模で34億あるから大丈夫だなんていうことでは当然ない。それと同時に、200億以上、一般会計で言えばそれだけの地方債残高もある。ですけれども、本当に危なくなるような財政状況ではないんではないかな。町長、今回の町政執行方針でも4万5千町民の幸せのために町政に取り組むんだと。さらには産業振興等を含めてそれぞれ強調されておりますが、その一つの施策というふうには考えられませんか。この点では寺山町長の答弁をお聞きしたいと思います。
答弁 副町長 赤間義章(副町長は2012年3月まで)
本町の状況を言いますと、公共事業に関しては、特に建設、建築関係、学校関係めじろ押しでありまして、決して下がっていない。むしろ多いという状況でございます。それと、この補助制度の助成の関係なんですけれども、当面難しいという答弁をさせていただいておりますけれども、議員さんおっしゃるように、本当にこの程度の補助金で仕事おこしになるのか。それと、本町の場合、こういう帯広市の隣だということもあって、住宅建築している業者の方を見ますと音更町の業者ばかりじゃないんです。むしろ帯広だとか芽室、幕別、そういった方々、業者さんが来て工事をされているというのが実態なんです。そういったことを考えますと、本当にこの制度はまずは効果あるのかどうなのか。多額の費用を投入して、補助金、10万とか20万とか、幾らにするかによってもいろいろあると思いますけれども、その程度のことで本当に仕事おこしになるのか。それと、町内業者に限定するとすれば、これはちょっと違った方向に行くんじゃないのかと。帯広市もまだこれはやっていないんです。ユニバーサルデザインの関係の融資なり補助制度等を導入しておりますけれども、やっぱりそれぞれの町の置かれている状況を見ながら判断していかないと、よかれと思ってやったことがかえって住民の間に不公平が生じたり、業者さんが困るような方向になりやしないのか、町内業者、それから町外業者も。特に帯広市あたりの業者さんというのは音更の住民の方が働いているのが多いわけですから、そこのところで、妙なところで線を引くとかえって制度としてはどういうことになるのかなと、いろんな心配されることがあるものですから、これはじっくり考えて判断していかないとならないなという思いでこんな、多分意にそぐわない答弁書だったのかもしれませんけれども、やらないとは言っておりませんので、検討させていただきたいと、そのようなことでありますので、そこのところは御理解いただきたいと思います。それと、先ほど部長から話がありましたけれども、こういった経済的な問題につきまして、国のほうで税制、相当手厚い制度も今設けておりまして。だから、国がまずはやるべきであって、その後に足りないものを道なり市町村なりがやっていく、そういった姿のほうが望ましいんだろうなと、我々は今のところそういう考えでおりまして、答弁はそのようなことにさせていただいたということでございます。以上です。
再質問 8番 真田健男
そうすると、これまでよく言われていた地元業者の育成という考えはもう方向転換をしたんだと。その帯広やほかの自治体の方も町内の事業にかかわっているから。帯広も検討しているし、幕別もやることを決めた、芽室町もやっている、そのことが、音更がやったらまずいというような状況というのは発生しないんじゃないんですか。私、何かいつも、不適切なあれかもわかりませんが、石橋をたたいても渡らない音更町の姿勢がそのまま出ているのかなと。もちろん、検討するということは言われましたけれども、この問題、去年、おととしあたりから一般質問等で取り上げているんではないんです。そのたびに検討する。検討した形跡がなくて、その都度今の時点での答弁だけが返ってくる。少し不誠実じゃないのかなと思うんです。初めて質問したので、今後検討しますというんであれば納得するんですが、本当に無理な理由が納得できるんであればわかるんですが、これまでの答弁では従来と何ら変わらない、それが今の経済状況を本当に。もちろん、建設関係だけできない、それもわかります。では、この間、建設土木関係、もちろん農業はもとより、農業にやって建設土木をやって観光もというようなことでやってきていると思うんです。ですから、それぞれのバランスもとってということも、それはそれでわかりますが、本当にこれは今の音更の置かれた財政状況、あるいは施策としても無理がある。先ほど、この程度の助成で本当に仕事おこし、産業振興になるのかということも言われました。10分の1の助成であれば、500万の助成で5千万の仕事がされるわけでしょう。先ほども言ったように、それが1億に波及するかもしれん。業者さんの中には、もちろん町が仕事発注を減らしているというのも。何といいますか、町自体が減らしているんだよねと。そのこともわからないわけじゃないんです。それら総合的に判断して予算等を組んでいるのもわかるんですが、本当に大変なんだというところが、きちんと現状を把握されているのか。そこに対してどう対応するかということが求められるだろうというふうに思います。これは、これ以上やっても並行線でしょうから、検討しますということなので、もしこの問題、今までと違って、もう少し実のある検討をされるように要望をしておきたいというふうに思います。それから、3番目、4番目というのは、総合計画とかかわって人口設定をどうするかというところが中心なんです。ですから、このリフォームとちょっと違和感もあるんですが、人口目標、あるいは人口政策においてこの住宅の建設等の位置づけというものが一定の意味合いがあるんではないかということでお聞きをしているわけです。もちろん、人口が減っている町村等においては、やはり人口を、住民数を維持するというか減らさない施策として定住政策的なことで助成、そういう施策をやっているというのもわかりますし、音更はそういう状況にないということは理解しているつもりです。そういうことでつなぎとめるといいますか、そうでない状況はわかるわけですけれども、今後の音更町の人口目標をどういうふうにしようとされるのか。もちろんこれは総合計画審議会、あるいは策定委員会等で議論されることだと思うんですが、成り行き任せでいいのかな。無理に人口を設定しても、これまで、各地の総合計画等では、意欲的というか積極的というか、過大な目標を設定して、それを実現するための施策というようなことに走る嫌いもありますから、そういう設定はしないほうがいいとは思いますけれども、単に、特に手を打たないんだという考えでいいのかどうか。もちろん恐らく、審議会等で論議されますけれども、役場内の策定委員会の中でたたき台といいますか、方向性を出されると思うんです。ですから、そこのときにこの人口をどんなふうにしたいというふうに現時点で考えているのか、そのこととこの宅地造成や住宅建設への助成というのも一定度かかわってくるんではないのかなという思いがあるんですが、この辺についてはどうでしょうか。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
目標人口につきましては、総合計画審議会の中でもいろいろと論議をされているところでございますので、今私たちは客観的な今までの流れのような資料をつくって提供しているということで、目標人口については審議会の中でも相当論議をいただいていますので、私のほうから目標人口をこれだけだというような数字を述べるのは今の段階では控えたいというふうに思います。ただ、国立社会保障人口問題研究所の計数では、2035年でもって音更町の人口が4万7千もしくは4万8千というような数字が出て、5万人には届かないというような想定をしているようではございますが、私たちとしては、流れに任せるとかそういうのではなくて、やはりしっかりとした働く場所をつくっていくと、こういったことに重点を置けばおのずと人口というのは維持もしくはふえてくるんだろうというふうに思っております。いたずらに可住地面積をふやしたからといって、それに定住人口がついてくるかというと、そんなことは決してこれからの時代はないだろうというふうに思っております。日本全体が人口が減っていく中で、十勝圏も減っていきます。母都市の帯広も減っていきます。そうした中で音更町だけが可住地面積をふやしただけで人口がふえるというふうな安易な考え方は持てないだろうというふうに思っています。私どもとしては、しっかりとした働く場所をつくっていくと。そして、今いる町民の皆さんが、音更の町が住みよい町だというふうに認識していただくことが定住人口を維持もしくはふやしていくことだというふうに思っておりますので、そういうふうな施策を展開してまいりたいというふうに思っているところでございます。
再質問 8番 真田健男
大きな目標として働く場所を確保するんだということ自体はそのとおりだと私も思うんです。ただ、それは企業誘致等だけでできるものではない。現在ある仕事というか分野が活性化する、あるいは仕事量をふやすということも大事なことなんだと思うんです。仕事量がふえれば雇用だってふえるわけですから。だから、それをやったからといってどれだけの効果があるんだというのが根底にあるんだろうと思うんですが、やっぱり可能な限りそういう努力というのは私は必要なんではないのかなと。住宅リフォーム、本気で取り組んだら、それがそれこそ億単位の事業にだってなるだろうと思うんです、今否定的な見解、考え方をとられているようですけれども。その点は再度検討を要望したところですからいいんですけれども。人口目標についても、言われていること、大半理解できるところなんですが、無理な目標設定はしないけれども、やっぱり町の発展方向等を考えたら、今の段階でいろんな予測があるけれども、減らすなんていう行政の目標は出てこないと思うので、維持という線、あるいは微増、その何人にするかという具体的な数字は別としても、行政としてこういう方向で行くんだという考え方というのは一定度あってしかるべきなんではないのかなということでお聞きをしているところですが、先ほどの答弁ですべて含んでいるということなのか、その辺について、音更町としての方向性に関連して思いがあれば、最後にお聞きして終わりたいと思います。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
総合計画の策定に関して、職員の方からもいろいろと、若い職員の方からもいろいろな提言をいただいております。その中には、人口については、現状維持というふうに言ったらこれからの時代はますます減っていく方向になると。やはり少し強気に前向きにしないと現状維持もできないというような時代が来るということで、やはり音更町としては将来を見越した中で、活力ある音更町を目指すためには人口増も考えていかなければだめだというような、若い職員の多くはそういう提言をいただいている。多くを目指して、なおかつこれからの時代は現状維持ぐらいにしかならないんではないかというような意見が圧倒的でした。私もそう思います。総合計画はある程度夢も語らなければならない部分がございますので、音更町としては、今の客観的な指数の上に、さらに人口の伸びを期待しながら積極的なまちづくりを進めていく必要があるだろうというふうに思っているところでございます。それが何ぼになるという数字は今の段階で申し上げることはできませんけれども、今4万5,360人ぐらいになっているかというふうに思いますが、さらに人口については、やはり一つの活力の指数でございますので、そういった意味ではこれからも人口増を進めていく、目指していくべきだろうというふうに考えているところでございます。以上です。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
済みません。真田議員おっしゃるように、地元の業者をしっかり応援していくことが大切だというのは私も同じ認識でございます。食料にしても地産地消、そして地場産業の活力化、そういった意味からいけば、地域の産業がこれからやはり一番の、今ある企業を伸ばしていくというのが、これ、他の町村に逃げていかない。企業誘致であれば、採算が合わなくなればすぐ撤退するというようなこともございますけれども、地場産業は決してそういうことはないはずでございますので、しっかりと伸ばしていきたいというふうに思っております。建設業に関して言えば、少なくとも平成22年度については、21年度の繰り越し部分と、それから22年度の新年度予算を合わせますと普通建設事業というのは伸びております。官が発注するものと民が発注するものとのバランスの上に成り立つんだろうというふうに思います。それと、今用意しています耐震化のリフォームも、30万程度の補助金を用意しておりますけれども、56年以前に建てた木造住宅を所有している方が高齢化しているという部分もあってなかなか希望者がいないのかもしれませんが、まずはその耐震化を進めながら、官と民が一体となった経済運営というんでしょうか、そういうものを進めていかなければならないだろうと思いますし、それから、農業関係、それから産業全般に言えば、6次産業化というような施策も打ち出されておりますので、そういった方向性も十分探っていきたいというふうに思っております。以上です。