音更町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月11日
北海道洞爺湖サミットと環境を守る取り組みについて
2008年3月11日、音更町議会の一般質問で、山川秀正議員が「北海道洞爺湖サミットと環境を守る取り組みについて」質問し、副町長 寺山憲二、企画部長兼財政課長兼行政改革担当 西川友則、民生部長 山川光雄、選管局長兼監査局長 谷正義、総務部長 奥村三千雄が答弁しました。
- 質問者
- 山川秀正 議員
- 答弁者
- 副町長 寺山憲二、企画部長兼財政課長兼行政改革担当 西川友則、民生部長 山川光雄、選管局長兼監査局長 谷正義、総務部長 奥村三千雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 山川秀正
それでは、通告に従いまして一般質問を行いたいと思います。まず、第1問目といたしまして、北海道洞爺湖サミットと環境を守る取り組みについてであります。ことしの7月7日から9日にかけて開かれる洞爺湖サミットでは、地球温暖化が中心課題として取り上げられる予定になっております。3月から6月には、関係閣僚会議も開かれ、ことしは地球環境問題が大きな脚光を浴びる年になると予想されていますが、政府や財界の姿勢は、食料や穀物の輸入依存による大量の石油浪費や、環境問題を経済成長の阻害要因にするなと発言するなど後ろ向きで、アメリカ、カナダと並んで、残念ながら、国連気象変動枠組条約締約国会議妨害3人組と批判されています。しかし、朝日新聞が昨年行った世論調査によると、地球温暖化の影響を感じている人は93%に上り、心配している人が92%、政府の取り組みが熱心でないと評価している人が80%、さらに、選挙で環境問題を考慮する人が74%に上るなど、地球環境問題は避けて通れない課題になってきています。しかも、本町が基幹産業と位置づけている農業が、最も早く強い影響を受けるとされており、既に農水省は昨年、九州北部の米収量減を、地球温暖化に伴う高温障害が原因と断定しました。果樹への影響は最も深刻で、リンゴやブドウ、柿などの着色不良、梨や桃のみつ症、ミカンの浮き皮、果樹全体の発芽不良等が発生しております。環境省も、国連の気象変動政府間パネルのシナリオを使った試算で、農業が最も影響を受けるとしております。そこで、洞爺湖サミットと本町のかかわりも含めて、次の点についてお伺いしたいと思います。1点目といたしまして、北海道全体で今、つくられております北海道洞爺湖サミット道民会議と本町のかかわりについてお伺いしたいと思います。2点目といたしまして、洞爺湖サミット開催による影響と、これを利用した活性化対策等についてお考えがあればお伺いしたいと思います。3点目、地球温暖化対策実行計画、音更町の19年、20年の第4期総合計画実行プランの中に入っております。この具体化についてお伺いしたいと思います。4点目、太陽光発電システム設置補助の拡大の考え。5点目、廃食用油の回収の現状と拡大の考え。これについては昨日、竹中議員も質問いたしておりますので、かぶらない形での質問にさせていただきたいと考えております。6点目、農業(食料)生産の燃料の確保と将来構想について。7点目、異常気象に対応するためにも帯広測候所の地方気象台への格上げと機能拡充の働きかけを求めたいと思います。8点目、二酸化炭素排出量削減の最も早い方法は、車の稼動距離を縮めること、このように言われております。公共交通の確保とコミバスの路線拡大について考え方をお伺いしたいと思います。続きまして2点目、水田・畑作経営所得安定対策の見直しについてお伺いいたします。この問題についても、昨日の一般質問で宮村議員が触れております。そういった点で、重複しない形での答弁もお願いしておきたいと思います。昨年スタートした品目横断的経営安定対策は、生産現場からの改善要望によって、緑ゲタの早期支払いや小麦単作加入者の黄ゲタ年内支払いなどが実現いたしました。さらに、44道府県に及ぶ農水省の地方キャラバンなどによって、名称の変更を初め、制度の基本を維持しつつ、地域の実態に即した制度見直しが行われました。この見直しによる影響と対応についてお伺いしたいと思います。1点目、面積要件について知事特認を廃止し、市町村特認が創設されました。この活用による水田・畑作経営安定対策加入者の変化が起きるのか、基本的な考え方をお伺いしたいと思います。2点目、先進的な小麦・てん菜産地の振興による農家支援の具体的内容と、19年度産に対する支払いの方法と時期について、おわかりの範囲でお答えをお願いします。3点目、収入減少補てん、昨年まではナラシ対策と言われておりましたけれども、この充実による支援の内容と、新しく10%と20%の選択制導入による掛金等の違いについてお伺いしたいと思います。4点目、国に産地づくり交付金の一時所得扱い復活を求める考えがおありかどうか。本町でもまだ1億8,700万円程度の産地づくり交付金を受け取ります。これがそのまま課税所得に算入された場合の負担増は極めて大きいものと考えます。この点についての考え方をお伺いします。最後に、国にこの水田・畑作経営所得安定対策の見直しを求め、価格政策を基本にした多面的な発展を目指す農政を求める考えがないか、制度の見直しの評価等々を含めて御答弁をお願いいたしたいと思います。以上、2点についての御答弁、よろしくお願いします。
答弁 副町長 寺山憲二(副町長は2008年12月まで)
1点目の、北海道洞爺湖サミットと環境を守る取り組みに関する御質問についてお答えいたします。ことし7月7日から9日までの3日間、洞爺湖町を会場に、北海道洞爺湖サミットが開催されます。サミットを成功させ、また、官民一体となった北海道全体の受け入れ体制を確立し、あわせて関連する事業を実施することにより、北海道の活性化を図ることを目的として、行政関係のほか、民間の経済、観光、運輸等の関係団体によって組織された北海道洞爺湖サミット道民会議が、昨年6月18日に設立されているところであります。初めに、北海道洞爺湖サミット道民会議とのかかわりについてでありますが、道町村会が道民会議の構成団体となっていることから、道内全町村において、道民会議が主導的に企画推進する取り組みとしての道民会議事業への参加や、サミットを契機として個々の市町村が取り組む連携事業を実施することなどによりかかわってくることになります。本町では、道民会議事業として道民会議ポータルサイトに町ホームページをリンクさせているほか、庁舎等で公式ポスターの掲示を行っているところであります。次に、サミット開催による影響と活性化策についてでありますが、サミット開催による影響として、開催機関の前後を含め、厳重な警備が実施されることとなっていることから、日常生活への影響や、観光客の入り込み減少などが予想されているところでありますが、現段階においてどの程度の影響があるものか、詳細な状況が把握できておりませんので、御理解を賜りたいと存じます。また、本町が独自に連携事業として実施する事業は考えておりませんが、道民会議事業への参加等で地域の活性につながるものがあれば、参加を考えてまいりたいと存じます。次に、地球温暖化対策実行計画の内容についてでありますが、この計画は、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条に基づき、町の事務事業に関し、町が率先して地球温暖化対策を進め、町みずから排出する温室効果ガスの削減を図ることを目的とするものであります。計画の内容につきましては、対象範囲を、町が所有し管理する全ての公共施設及び町が行う全ての事務事業とし、対象期間の平成20年度から24年度までの5カ年に、温室効果ガスを平成18年度対比で5%削減することを目標としております。目標に向けた取り組みとして、省資源・省エネルギーの取り組みでは、電気使用量、燃料使用量、公用車燃料の削減。資源の有効利用の取り組みでは、環境に優しい製品の利用促進、用紙類の使用量削減、水使用量の抑制、廃棄物の減量化及びリサイクルの取り組み。環境に配慮した施設整備等の取り組みでは、緑化の推進、温室効果ガスの排出抑制、水の有効利用、省エネルギー型設備等の導入。意識改革等の取り組みでは、職員に対する研修の計画的実施や、庁内LANによる情報提供など、既に取り組んでいる項目も含め、今後取り組んでいく内容として取りまとめたところであります。また、その目標達成のため庁内に推進委員会を設置し、また、実施状況については点検評価を行うこととしております。次に、太陽光発電システム設置補助の拡大についてでありますが、当該事業につきましては、今年度から実施しているところでありますが、今年度におきましては15名の申し込みがあったことから抽選となりましたが、補助の上限額に満たない申し込み者もおられましたことから、最終的に11名の方に補助しているところであります。また、申し込み時の状況でありますが、既に契約をされている方が11名、未契約者が4名となっており、申し込み時点における未契約者の意向確認では、抽選で該当とならなかった場合、来年度に設置を延期される方が1名という状況でありました。制度としては、個人資産の形成につながる補助であることから、町の補助金等交付基準により、太陽光発電システムの普及を奨励するものとして、3カ年の期間において実施することとしているところであります。したがいまして補助機関の延長について、現段階において考えてはおりませんが、今後の状況により、助成制度による普及促進が必要であれば、新たな制度を研究・検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、廃食用油の回収の現状と拡大についてでありますが、さきの竹中議員の御質問にお答えした内容と重複するところもございますが、現在、一般家庭から排出される廃食用油の回収につきましては、町内個人宅10カ所と、JAおとふけ店舗に設置された回収ポストで集められておりますが、さらに回収の拡大とリサイクルを進めるため、新たに公共施設9カ所に回収ポストを設置してまいりたいと考えております。次に、農業生産の燃料の確保と将来構想についてでありますが、農業生産における燃料につきましては、軽油を初め重油やガソリンなど、申し上げるまでもなく生産活動に欠かすことのできない重要なエネルギー源であり、近年の原油価格の高騰が農業の生産経費に及ぼす影響は大変大きいものと認識しております。主要な燃料である軽油につきましては、新年度から免税軽油に係る消費基準が、作業機械ごとの全道統一基準に改められ、厳格化されることになっており、営農活動への影響が懸念されるところであります。このような現状を踏まえ、農業用燃料の安定供給については、必要に応じ関係機関と連携し、国、道などに要請してまいりたいと考えております。また、環境に優しいクリーンな農業を構築するためにも、現在の化石燃料主体から脱却した、バイオマスを活用した取り組みが重要な課題ととらえており、今後は食料や飼料用作物と競合しない、未利用資源の利用も含めた研究開発に期待いたしているところであります。次に、気象異変に対応するためにも、帯広測候所の地方気象台への格上げと機能拡充の働きかけについてでありますが、測候所につきましては、平成18年6月に閣議決定された「国の行政機関の定員の純減について」に基づき、平成22年度までに原則として廃止し、機械化、無人化されることとなっており、道内では平成18年度以降4カ所が無人化され、現在は帯広を含む5カ所のみになっております。帯広測候所につきましては、この対象の施設となっているところでありますが、今のところ具体的なことが何も示されていない現状にありますので、存続につきまして、各関係機関とも連携し、進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。最後に、公共交通確保による二酸化炭素排出量削減の働きかけと、コミバスの路線拡大の考え方についてでありますが、生活交通路線としての路線バスの現状は、自家用車使用が交通手段としてふえていることや、少子化の影響等から通学による利用者も減っていることなどから、収支状況が悪化する傾向にあります。これらにつきましては、バス事業者の経営努力や利用状況の改善を図るなど、見直しを行ってきておりますが、赤字となった路線については国や道からの補助を受け、不足する分を沿線自治体が補助することによって運行されているのが現状であり、自治体負担が大きくなると、路線の確保自体も難しくなることから、利用促進を図ることが必須のこととなっております。このため、交通手段として、自家用車の使用から公共交通の利用に変わることは、路線バスの運営状況の改善が図られ、路線確保にもつながり、さらには二酸化炭素排出量を削減することにもなると考えておりますが、利便性や経済的な観点から、これを進めるには町民意識の大きな転換が必要となってまいりますので、広報紙等を通じ、啓発を図ってまいりたいと存じます。また、コミバスにつきましては、利用者の多くが老人などの交通弱者を対象として運行しているものでありますので、路線の拡大によって自家用車等の使用を少なくさせ、二酸化炭素の排出量削減に大きな効果をもたらすものとは考えにくく、反対に路線バスの運行に大きな影響を与えることも懸念されることから、現段階での路線拡大は難しいものと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。2点目の、水田・畑作経営所得安定対策の見直しに関する御質問についてお答えいたします。初めに、面積要件に市町村特認制度が創設されたことによる対策加入の変化についてでありますが、水田・畑作経営所得経営安定対策につきましては、制度の基本を維持しつつ、これを地域に定着させていくため、生産現場から指摘された多くの問題を受け、国が昨年12月に地域の実態に即した見直しを行ったものであります。このうち、対策加入の面積要件につきましては、物理的特例や所得特例などの既存の各種特例を活用しても対策に加入できない農業者に対し、これまでの知事特認制度にかえて、市町村が相当と認める者については、国との協議により対策への加入が認められるというものであります。具体的には、地域水田農業ビジョンに位置づけられた認定農業者等について、既存の特例要件を活用しても対策に加入できない方でも、地域農業の担い手として周囲から認められ、熱意を持って営農に取り組む人については、対策に加入できる道が開かれたものであります。現在のところ、市町村特認制度の詳細が示されていないため、平成20年度の対策加入申請時において、本町での特認対象者がどの程度になるかは把握できませんが、おおむね十数名が該当するものと考えており、今後、両農協など関係団体とも連携しながら、特認対象者への制度の周知や、国への申請事務を進めてまいりたいと考えております。次に、先進的な小麦・てん菜産地に対する支援の内容等についてでありますが、先進的な小麦等産地の振興につきましては、小麦等穀物の国際相場が急騰する中で、近年、単収向上が著しい国内の先進的な小麦産地やてん菜産地において、地域の生産力に見合った収入が確保され、次年度以降も安定的に生産し得るよう、支援策が講じられたものであります。この支援策は、担い手経営革新促進事業に、先進的小麦生産等支援対策事業として新たに加えられたものであり、平成19年度から21年度までの3年間を事業実施期間とし、北海道と九州北部の福岡県、佐賀県、及び熊本県が事業対象地域とされたところであります。事業内容といたしましては、水田・畑作経営所得安定対策加入者を対象として、産地ぐるみで実施するさらなる品質向上のための生産管理の徹底、生産コスト低減に向けた新技術の導入、安定的な生産の確保に向けた土地利用の適正化などの取り組みに、必要となる経費の一部が助成されるものであります。支払い方法につきましては、北海道担い手育成総合支援協議会が当面、3年間に到達すべき麦の品質等の目標と、目標達成に向けた全体行動計画を策定し、これを受けて、各農協等が産地としての行動計画を策定することとなり、この行動計画に従って、3年間にわたり品質向上等に取り組む旨の契約を農協等と締結した担い手に対し、北海道担い手育成総合支援協議会が農協等を通じて助成金を交付する仕組みとなっております。19年産に対する助成金の支払い時期につきましては、小麦とてん菜の一部は今年度末までに、残りのてん菜については、ことしの6月ごろに支払われる予定とお聞きしております。次に、収入減少補てんの充実による支援の内容と、補てん率選択制導入による掛金についてでありますが、収入減少影響緩和対策、いわゆる収入減少補てんにつきましては、対象農産物の販売価格の下落や収量の減少による販売収入の減少が、担い手の農業経営に与える影響を緩和するための措置であり、過去の収入額により算定される標準的収入額と比べて、当年産収入額が減少した場合に、その差額の9割を補てんするものであります。補てんの原資につきましては、10%の収入減少に備えた額をあらかじめ農業者と国が1対3の割合で拠出しておりますが、平成19年産におきましては、米の販売価格が前年を下回る水準となり、本対策で措置されている標準的収入額の10%を超えた収入減少となる事態も想定されたことから、19年産に限った緊急的な対応として、農業者の追加的拠出は求めずに、国の負担分相当額について追加して支払いが行われるよう措置されたところであります。しかしながら、このような措置は極めて異例であり、継続できるものではないことから、20年産以降については、標準的収入額の10%を超えて収入が減少する事態にも備えた制度に、仕組みが変更されたものであります。内容につきましては、毎年、農業者が10%の収入減少に対応した積立金として、積立基準収入額の2.25%の額の拠出を行う現行の仕組みを基本としつつ、農業者の選択により、20%の収入減少に対応した4.5%の額を単年度で一気に拠出できるように措置されたものであります。その際、拠出後の積立金が4.5%に相当する額を超えることになる場合は4.5%となるよう減額した額を積み立て、また積立金の残額が4.5%の水準に達している場合には、その年の拠出は不要となるものであります。このように、20年産以降の積立金の拠出につきましては、前年度の補てん額を計算した後の積立金残高に応じて、各農業者が選択した額を納付することとなります。次に、国に産地づくり交付金の一時所得扱いの復活を求める考えについてでありますが、産地づくり交付金等の米の生産調整に係る交付金の税制につきましては、平成18年まで、水田農業構造改革交付金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律、いわゆる米の臨特による特例措置として、交付金の一時所得扱いが継続されておりましたが、平成19年度税制改正において、新たな準備金制度である農業経営基盤強化準備金制度に移行されたところであります。この新たな準備金制度は、米政策改革推進対策に係るもののほか、水田・畑作経営所得安定対策や、農地・水・環境保全向上対策に係る交付金等も対象としており、認定農業者である個人や農業清算法人が、対象となる交付金や補助金を農業経営改善計画の定めるところに従い、将来、農用地や農業機械などを購入するために、農業経営基盤強化準備金として積み立てた場合に、法人は損金に、個人は必要経費に算入することができ、実質的に非課税となるものであります。また、この準備金を積み立て後、5年以内に取り崩して農用地や農業機械などに投資した場合でも、圧縮記帳により損金経理を行うことができ、実質的に非課税扱いとなります。農業経営基盤強化準備金は、その年に受領した交付金等のうち、農業経営改善計画等に記載された農業用固定資産の取得に充てるために積み立てようとする金額と、その年における農業所得のいずれか少ない金額以下の金額を積み立てることができることになっております。平成19年度におきましては、水田・畑作経営所得安定対策が導入されたことなどにより、町内でも農業所得の減少が懸念されている現状からいたしますと、新たな準備金制度を活用できる農業者はあまり多くはならないことも想定されるところではありますが、この準備金制度を活用して農用地を取得した場合には、圧縮記帳できるなど、これまでの特例措置にはないメリットもあることから、農業者の反響も大きく、今後の活用は大きくなるものと考えております。新たな準備金制度につきましては、今年度導入された制度でありますので、今後の状況を見きわめてまいりたいと存じます。最後に、国に、価格政策を基本に多面的な発展を目指す農政を求める考え方についてでありますが、平成17年3月に示されました新たな食料・農業・農村基本計画において、重要施策の1つとして平成19年度から品目横断的経営安定対策導入が明記され、その後10月に経営所得安定対策等大綱が決定されました。この対策は、いわゆる区画政策から所得政策への転換を具体化していくものであり、これまで全農家を対象に品目ごとの価格に着目して講じてきた政策が、国際ルール上、削減対象とされたことから、担い手に対象を絞り、経営全体に着目した対策に転換する大きな改革となっております。この対策は、今年度から始まったばかりでありますが、生産者からの強い改善要望などにより、今回、国も地域の意見を取り入れ、制度の基本を維持しつつ、地域の実態に即した見直しが進められておりますので、今後の状況を注視してまいりたいと思っております。いずれにいたしましても、本町の農業者が希望を持ち、将来に向かって安定した経営ができる生産基盤の構築が重要であると考えますので、今後も本対策の実施の中で、制度の内容など改善が必要なものについては、関係機関と連携し、要望してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上でございます。
再質問 6番 山川秀正
それでは、再質問をさせていただきたいと思います。まず1問目の、北海道洞爺湖サミットにかかわる部分で、洞爺湖サミット道民会議と市町村の関係なんですけれども、町村会が入っているということだったんですけれども、確かに行政とかかわる部分では町村会ということなんですけれども、その構成メンバーには、実は町村会だけではなくて、北海道町村教育委員会連合会、いわゆる教育委員会の道の組織も入っていらっしゃる。それから、当然そういった点で言えば町内にある農業団体等の道の組織も入っていらっしゃる。農協中央会、木材産業協同組合連合会、消費者団体で言えば北海道消費者協会も入っていらっしゃるし、ウタリ協会も入っていらっしゃる、北海道小学校長会、中学校長会、PTA連合会という形の中で、ほとんどの組織が網羅されているというのが現状なんですけれども、そういう状況で、先ほどの答弁を聞いていますと、公の部分では、今町村としてやっていることは、公式ポスターを張り出しているぐらい、あとはホームページへのリンクというお話だったんですけれども、そういった仕事といいますか、そういった部分以外で、具体的な要請、これから来る可能性、今の現状はわかりましたけれども、これからこの洞爺湖サミットにかかわって具体的に、こういう関係団体等々も含めてこれから予想されることというのはどんなことが想定されるか、この点についてお伺いしたいと思います。
答弁 企画部長兼財政課長兼行政改革担当 西川友則
洞爺湖サミット道民会議が6月18日に創立したということに伴いまして、道民会議事業というものと連携事業、この2つに事業が分かれているわけでございます。それで、先ほど答弁いたしましたけれども、本町につきましては、ホームページにリンクする、あるいはポスターの掲示、このようなことを考えているわけでございますけれども、他団体からの、先ほど言いました多種多様な団体がこの構成メンバーに入っていることはそのとおりでございます。ただ、現時点では教育関係、あるいはその他の団体から行政を通じて北海道に何かをするというような報告はまだ受けておりません。今後、このようなことがあるとすれば、時期が、交流プログラムといいますか、いわゆるG8の首脳と面談をするだとか、そういったものについては10月に既に締め切っているというようなこともございます。ただ、食材の提供等につきましては、随時受け付けているということもございますので、そういった動きがあるとすれば、そのことを即、道の方に伝えるような形で進めていきたいというふうに思っております。
再質問 6番 山川秀正
7月7日から9日まで、それ以降も含めてそんなに大きな働きかけはないのではないかというふうに理解したいと思います。それで、(2)の影響と活性化策、今の答弁もそこにも触れられているんですけれども、その影響という部分で、音更町が例年、定例といいますか、開催している行事等々の部分への影響等は発生するのかしないのか。あわせて防犯、先ほど警備の話が出ておりましたけれども、そういった関係で4月以降になると、先ほど午前中の榎本さんのやりとりではありませんけれども、地域のお巡りさん方がこぞって洞爺湖の方へ行って、大体4割ぐらい移動するというようなお話も伝わってきているんですけれども、そういった点で地域の防犯とか交通安全等々、防災も含めて、そういった影響等についてはどのように考えていらっしゃるのか、この点についてお伺いしたいと思います。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
洞爺湖サミットにかかわって、私の方の職員が帯広警察署の方で会議があったというふうに聞いておりますが、その中の説明は、洞爺湖サミットに関連して、やはり今議員さんがおっしゃられましたような内容になるのでという話はあったというふうに聞いておりますが、具体的に行政だとか地域住民がどういう対応をするかというようなお話はなかったというふうに聞いているところでございます。
再質問 6番 山川秀正
地域住民、行政がどういう仕事をするかはなかった、それは当然だと思うんですけれども、そういったことによって防犯、防災等々が手薄になるという現状の中で、町としてはやっぱり一定の対応というのは、私は考えておく必要があるのではないかということも思いますので、そういった点は要望しておきたいと思います。行事の部分で言えば、新聞報道によりますと、例えばよさこいあたりが日程変更になるというような話も報道されておりますけれども、そういったことは逆に本町のそういった人たちにも影響が出てくるのかなと思います。ただ、もう一つだけここの部分で確認しておきたいのは、ことしは一斉の農業委員選挙の年なんですけれども、任期が7月19日までということですから、7月13日が直前の日曜日なんですけれども、サミット等との関係、全国一斉、全道一斉に農業委員選挙をやるという部分での日程等の調整というのは、もうお済みなんでしょうか。
答弁 選管局長兼監査局長 谷正義
7月19日任期満了によります農業委員の選挙につきましては、この年に全国的に選挙が多いというふうなことから、国の方から日程等の指示が出てくるようになってございます。20年度の選挙に関しましては、今のところまだそういう指示は参っておりません。以上でございます。
再質問 6番 山川秀正
本町が直接かかわりそうなのはそんなところかなというふうに思うんですけれども、あとは是非今後も、こういった部分、いろんな影響が出てくると思いますので、そういった点では機敏な対応を求めておきたいと思います。それで、今回の洞爺湖サミット、大きなテーマ、環境というお話がされておりますけれども、そういった点で3番目に移っていきたいと思うんですけれども、地球温暖化対策実行計画については、20年から24年、5年間で18年対比5%のCO2の削減を目標に、各種の取り組みが今、報告されておりましたけれども、音更町の所有する建物全て、それからかかわる部分という点で言えば、やはり先ほどの答弁にもありましたけれども、職員、町民の皆さんの意識啓発といいますか、ここがこの環境問題を取り組んでいく上では一番大きなテーマといいますか、大きな課題、そこに町民の皆さんが目を向けていくこと、目が向くように行政としていろいろな手だてを尽くすことが一番大きな仕事かなと、私は率直に思うんですけれども、そういった点で具体的に、意識高揚、意識啓発という部分での取り組みの中で具体的な部分がありましたら、お伺いしたいと思います。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
このたび作成いたしました実行計画につきましては、対象を町の事務事業ということでございまして、町民向けの推進計画というものがございますけれども、この2つの計画によって地球温暖化の防止事業を推進していくということでございます。今回つくりました実行計画は町の事務事業に関するものでございますので、今、町が取り組んでおります節電、節水、燃料等の削減、そういった内容のものをまとめまして計画を立てているところでございます。その中で、計画としては職員がまず意識改革をしていく、そして実行するということにまず先に取り組ませていただいて、それから町民の皆さん方にも各家庭でそのような対応をしていただくような、これから仕組みづくりをしていきたい、こんなふうに思っておりまして、この計画はそのような内容のものでございますので、職員の意識改革を進め、そして削減に向けましてさらなる努力をしてまいりたい。そして、町民の方々につきましては、町の広報紙で各家庭で取り組んでいただけるものを、4月から3回連続掲載という考え方でおります。そういったことで意識啓発をしてまいりたいと思いますし、また、ホームページ等を活用して、家庭で削減の取り組みの実態を把握できるようなソフトもございますので、そういったものとか、チラシなどを窓口に置いて啓発をしてまいりたい、こんなふうに思っているところでございます。
再質問 6番 山川秀正
この地球温暖化対策実行計画、職員の意識啓発、そこの取り組みからまず始めたいということですから、是非そこの部分を前提として、4番以降に移っていきたいと思います。1つは、まず太陽光発電なんですけれども、19年から21年までの事業で、昨年の実績についてはただいま答弁もいただきまして、11名が利用したということなんですけれども、総額予算が200万で、1人は上限20万、太陽電池出力値掛ける6万円で最大20万ということで、19年度は全て使い切って、逆に言えば抽選をしたということなんです。この取り組みは今、全国どこの自治体もやっているという状況はあるんですけれども、音更町は11名だったんですが、全国的にもいろいろ調べてみたんですけれども、ちょっと多いところでは、先着順80名というところも実はあったんです、20万円上限で。確かにこれは予算を伴うことなんですけれども、先ほどの3番の部分で言えば、まず事務事業の部分でCO2削減を図るんだ、そういう意識啓発をするという部分が強調されましたけれども、そういうスタンスでこれからいろんな行政を行っていく必要があるのではないか。そのことがこれから、この4番もそうですし、5番も6番もというふうに考えているんですけれども、まず、是非、去年も抽選だったということで、ことしに移行して来る方もいらっしゃるかと思いますけれども、枠を広げる、このことがとりもなおさずCO2削減にもつながっていくし、意識啓発にもつながっていくんじゃないかというふうに、私は考えるんですけれども、そういった点で、3年間やった上で検討させていただきたいということなので、是非前向きの検討を望みたいと思うんですけれども、20年度についてもことしの予算、既に提起されていますけれども、これも前年同様の金額ということです。是非、ここを拡大する、そういうスタンスというのはどうなのか、もう一度お答えをお願いしたいと思います。
答弁 企画部長兼財政課長兼行政改革担当 西川友則
太陽光発電システムの補助の拡大についてでございます。本町といたしましては、平成19年度から太陽光エネルギーが省エネに対して最も有効という判断をいたしまして、10軒程度、そして限度額200万という予算措置をさせていただきました。19年度につきましては、先ほど答弁いたしましたとおり、15名の方の申し込みがございました。その中身を分析してみますと、この補助が、20万があるないにかかわらず、既に業者さんと契約をしているということも一方にございます。したがいまして、補助があるから太陽光パネルをつけるということではないというふうに、私どもは判断しておりますけれども、ただ、立ち上げを支援してこれを奨励するということがこの補助の目的でございますから、この200万の範囲の中で今後3年間、進めていき、そしてその後、新たな制度に取り組めるかどうか、十分検討していきたいと思っております。
再質問 6番 山川秀正
この太陽光発電にかかわってもう1点だけお聞きしたいんですけれども、太陽光発電をやって、結果的に電気が余れば北電に買ってもらう、こちら側の立場から言えば売電なんですけれども、その単価が残念ながら、私たちが使っている電気料の単価と、半分程度にしかならないという現状があるというのは事実なので、そういった、売電する単価を半分ではなくて4分の3にするとか、そういう働きかけ、何で今は半分なのか、そこの仕組みもわかっていましたらあわせて答弁をお願いしたいと思います。
答弁 企画部長兼財政課長兼行政改革担当 西川友則
単価の話でございますけれども、そこまで勉強してございません。まことに申しわけありませんけれども、この場でお答えできないということでございます。
再質問 6番 山川秀正
それでは、是非北電等、電力会社に、売電の単価を私たちが使っている部分と同じぐらいまで引き上げるという働きかけも求めておきたいと思います。それで、続きまして5番、食用油回収です。この現状と拡大の考え、これについてはきのう、竹中議員がやりとりしまして、その部分については一定理解をいたしましたので、ダブらない部分でお話をお聞きしたいと思うんです。残念ながら今、音更町の廃食用油が使われているのは石けんだけなんですけれども、全国的に言えば、食用油を回収して一番大きな取り組みにして成功していると言われているのが、実は京都議定書の発祥の地、京都議定書が結ばれた京都市なんです。京都市のデータを見てみますと、廃食用油を回収してどれだけのことをやっているかといいますと、ごみ収集車220台、市のバス80台、これを全部BDFで動かしているんです。これぐらい回収して、バイオディーゼルをつくっているというのが率直な現状なんですけれども、そういった点を音更町と比べたときに、やはり先ほどの意識啓発ではないんですけれども、将来の方向性としてはそういうハンドルの切り方、午前中、久野議員の一般質問の中でも企業誘致の話等々、ありましたけれども、例えばBDFをつくる企業、京都の場合は実は自治体が工場を持ってやっているんですけれども、そういうスタンスに立って、環境を守る取り組みとあわせて廃食用油の活用、今後のバイオ燃料の活用というところまで両方できる、言う人に言わせると、そういった点では一石四鳥にも五鳥にもなるんだという話もされているんです。音更町もそういう方向に、一遍には切れないにしても徐々にかじを切っていく必要があるのではないかというふうに、私は率直に考えているんです。そういった点で言えば、まず、工場をすぐに建てるというのは無理な話なんですけれども、回収量をどうやってふやすか、全国的にもいろいろと経験はあるそうですけれども、案外、有効な方法というのは、きのう竹中議員ももっと場所をふやしてという話をされていましたけれども、ごみステーションが一番有効、ごみステーションに回収のペットボトル等々を置いて、ごみの回収と一緒に廃食用油も回収して歩く、こういう形がコスト的にも有効な方法だと、今、全国的な経験の中から生まれてきています。そういった方向に音更町も、私はかじを切る必要があるのではないかというふうに思うんですけれども、そういった点についてお考えはどうでしょうか。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
BDF燃料につきましては、今、十勝管内では帯広と更別にあると思います。また、豊頃の方にも工場ができるというふうに聞いております。また、利用する車につきましては、更別の企業は自社の車に100%使っている、それからバス会社も今、利用されております。それから畜大などでも車で走っていると聞いております。行政では芽室と幕別の中で1台ずつ走っていると聞いております。これを大きく拡大していくということになりますと、やはり精製する工場が必要になってくると思います。そういったことから、これからどのようにこれらの企業が進出してくるかということでありますけれども、一部町内の業者の方も、取り組んでみたいというような話も聞いております。いずれにいたしましても、そういう工場がまず確保されて、そしてその原料となる廃食用油を回収していくという、両方の流れがうまくいかないとならないのではないかというふうに思っております。竹中議員さんからも、環境複合事務組合での取り組みというお話もございました。京都のような形になりますと、やはりそういう大きな組織の中で対応していくということになるのかなと思いますけれども、いずれにいたしましても、それらの状況を見ながらやってまいりたいと思いますし、今回、新たに公共施設で回収してまいりますけれども、現在、石けんで使われている部分では十分足りておりまして、その残りは別なものに、家畜の飼料等の原料の一部となっていたりするという状況でございまして、BDFの利用を今後、高めていく必要があるのではないかというふうには思いますけれども、いずれにいたしましてもそのような状況の中で、これからの状況を見て取り組んでいく必要があるのではないかというふうに考えております。
再質問 6番 山川秀正
今、部長の答弁の中にもありましたけれども、豊頃町がやっているといいますか、まだ建物は建設途中だったんですけれども、私もことし、行って見てきたんですけれども、豊頃町が今つくっている組織、十勝搾油作物推進協議会、会長さんは豊頃町長さんですけれども、あといろいろな方が入っていらっしゃる。実はそこに、十勝川温泉旅館組合も構成メンバーなんです。ここの構成メンバーになっているということは、自分たちの宿で使った油をそこへ持っていって、BDFに活用するんだなというふうに理解したんですけれども、町内の、十勝川温泉旅館組合あたりがちゃんと構成メンバーとして、既にそういうところに参加していて、そういう事実もあるわけですから、そういった点では音更町もそういった方向にかじを切っていくということを求めておきたいと思います。当然、自治体が集めた、今のところどこの自治体も、全国的に見てもBDFにするプラントをつくるか、石けんにするプラントをつくるか、どっちかということなんですけれども、何でもかんでも今までの自治体、自己完結型でやっていたんですけれども、そこは求めませんけれども、お互いに広域の中での協力、協働の関係を利用しながら、今ある組織を活用していく。例えば豊頃の組織で言えば、北海道の補助金をもらって、当然、豊頃町長が頭で、全体で6億近い予算を使ってやっているわけですから、そういったところに例えば当面はお願いすることだって可能だと思いますし、そういったことも是非、そういう方向にかじを切っていく参考にしていただけたらなというふうに思っています。それで、そことも大きくかかわってくるんですけれども、農業の燃料と将来構想という部分なんですけれども、ことしの燃料、免税軽油については、今副町長から御答弁いただいた、まさにそのとおりと。それで、今までは平成13年の十勝支庁がつくった基準で免税軽油の交付をしていた。ことしから、全道的に言えば市町村合併があったりして、市町をまたいで、そういう農協、農家さんも大分出てきていると。そういう状況の中で、どうも市町単位の基準というのが実態にそぐわなくなって、全道単位の基準をつくった、それが全体としては、十勝の農業の大型化とほかの地域の農業の規模、それからトラクター等々を含めての作業体系の違いによって、どうも十勝は若干、免税軽油が減る傾向にあるということはお聞きしたんですけれども、具体的な話を聞きますと、例えばその基準の中で一番影響が大きいのは、酪農家の装置が一番大きいというふうに言われています。今までの十勝の基準と、今度の全道の基準を比べたときに、大体6割ぐらいに基準が落ちている。そういった点では酪農・畜産の部分が影響が一番大きいと言われていますので、是非そういった点で、方策はないのかとお聞きしたら、あると言っていますので、ほかの作業等々を加える、ラッピングだとかそういったことを作業としてやっているのであれば、それはそれでまた別にカウントしますよということですから、是非そういった方向を、相談を受けたらお話ししていただいて、必要な量を確保できるように求めておきたいと思います。それで、この中での将来構想なんですけれども、先ほどは、今のいろいろな研究といいますか、いろいろな思考、そういった部分に期待をするというお話だったんですけれども、先ほど豊頃の話もしましたけれども、ここは菜種油をつくってという話なんです。まだ、菜種油をつくってそれを燃料にということには、直接はどうもいっていないようですけれども、例えばドイツあたりでは、SVOシステムと言って燃料を自給自足する、菜種油をですね。そういうシステム、そういう農家が生まれてきていると。それで、先日十勝支庁にお話を聞きましたら、今、十勝管内の農家は、大体1ヘクタールにドラム缶1本程度の軽油が使われている。それで菜種は今、大体100キロとれたら3割が油になると言われています。そういうふうにして計算しますと、大体、私は今ちょうど36ヘクタールぐらいつくっているんですけれども、36ヘクタールぐらいつくっている農家は、大体6ヘクタールぐらい菜種をつくれば、自分のトラクターを1年間、動かすことができる。そういう試算も十勝農試あたりではできているそうです。だからそういった点では、行政として例えば化石燃料に頼らない、そういう方向を打ち出していくことも必要になってくるのではないかというふうに、私は率直に思っているんですけれども、今、中国産ギョーザ問題等々、自給率の向上ということが盛んに言われている状況の中で、やはり自分たちの農業、生産を続けていく上では、化石燃料にいつまでも頼っていられるかどうかということは不安を抱いているわけですから、そういった方向というのは、私は是非模索してほしいというふうに思うんですけれども、検討の値があるかどうか、その点も含めて御答弁をお願いしたいと思います。
答弁 副町長 寺山憲二(副町長は2008年12月まで)
菜種をつくってBDFとして燃料にするという新聞報道を私も読みました。多分、そこで引っ張り合いになるのは、食料と燃料との引っ張り合いになるのかなというふうに思いますが、いずれにしても今の作業体系の中で、化石燃料がなくなれば営農できなくなることは間違いございませんので、その点につきましては、そういう事態になりそうなときには、協議しながら、どういった方策がいいのか検討はしていきたいと思っております。
再質問 6番 山川秀正
この点については今回は問題提起しておきたいと思いますので、是非検討をよろしくお願いしたいと思います。続きまして7番の測候所の関係なんですけれども、先ほどお話がありましたとおり、2010年に測候所廃止予定ということなんですけれども、十勝管内の面積というのは、本州付近で言えば秋田県とか岐阜県に匹敵する大きさがある。全道の面積の13%というふうに言われています。そういった点で農業を基幹産業としている部分、それから今、異常気象の中での防災情報、防災対策、そういった点でも測候所の果たす役割というのは、非常に大きいというふうに考えています。そういった点で音更の議会でも、平成18年6月議会に帯広測候所存続に関する要望意見書というのを議決して上げている。それで、先ほどの答弁でも、関係機関とも協調しながら、是非存続に向けて取り組みを強めていきたいということなんですけれども、是非、農業だけではなくて防災、そういう視点からも測候所の果たしている役割、これはだれもが一致する課題だと考えています。そういった点で、先ほどそういう努力はするということなんですけれども、改めてそういった点で、気象台への格上げ、測候所は残さないというのが今の方針だそうですから、残るには帯広測候所を気象台へ格上げする、そういう取り組みを是非音更の首長さんあたりが、その運動の先頭に立っていただきたいということを求めたいと思いますけれども、その点についてお考えをお願いします。
答弁 副町長 寺山憲二(副町長は2008年12月まで)
測候所につきましては、先ほど答弁をさせていただいたとおり、廃止というよりも無人化になるという感じかなと、今思っておりますが、ただ、国土交通省の部分では、無人化を原則としますけれども、注意・警報を出す役割の帯広と、高層観測を行う根室については特別な扱いを考えたいというような話もございましたので、こういったことを後ろ盾にしながら、存続に向けて努力してまいりたいと考えてございます。
再質問 6番 山川秀正
それでは次、8番目の部分、ここは先ほどの答弁では、残念ながらコミバスの路線拡大は今の状況ではできないというお話だったんですけれども、設問の趣旨は十分わかっていただいて触れていただいたかなと思っております。CO2を削減する、その一番大きな方法は、先ほども言いましたとおり、この車社会を少しでもハンドルを切り直すこと、1日500メートル、走る距離をそれぞれが減らせばCO2削減が莫大な量になるというふうにも言われています。そういった点での公共交通の確保と拡充、コミバスは残念ながらその一環ではないというのが今、町の認識だそうですけれども、当然、一定程度路線が拡大して、走る距離が伸びれば今まで車で動いていた人だって、コミバスで動こうという発想になる。逆に言えば、そういう発想になるように意識啓発することも含めて、私は求めておきたいというふうに思います。それで、ここの部分で1つお伺いしておきたいのは、そういった点で今持っている公用車を減らす考えがないのかという部分と、きのうの一般質問の御答弁の中に、ハイブリッド車の導入を考えているというお話があったんですけれども、そういった点でハイブリッド車がCO2削減という部分での、本当に特効薬になるのか。ハイブリッド車、乗り方によっては今の1,300ccクラスの車の方が燃費もCO2の問題も非常に効率がいいというお話もお聞きしたことがあるんですけれども、そういった点でハイブリッド車の導入という部分も含めて、公用車を減らすという考えとあわせて答弁をお願いしたいと思います。
答弁 総務部長 奥村三千雄(総務部長は2010年3月まで)
現状の中で、今、町の所有車につきましては102台ございます。そのうち、各施設等に町の名義で貸し出しているバス等々、各法人に貸し出している部分がございます。それを抜いて、スクールバスを抜いておよそ60台程度の部分になってこようかと思います。現実的には集中管理の部分で19台、使用させていただいておりますけれども、現状の中では万度に使っているような状況もございます。通常はそれぞれの原課の所有車もございますので、空きの部分の中でそれぞれ使用させていただいて、運行をしているような状況でもございます。現時点で最低限の部分で運用をしているというふうな認識をしております。これまで一定程度、削減するものについては削減させていただいたような状況もございますが、今現在の台数は、現状の部分でいけば最低限の保有台数だというふうに認識しているところでございます。それと、ハイブリッド車の関係でございますけれども、今現在、保健センターの所有車で1台、使用させていただいております。これまで集中管理等の部分の中で、一定程度更新が図られる場合においては、そういったハイブリッドカーを導入させていただきたいという形で対応を考えていたところでもございます。集中管理車の方の車が古くなってきておりますので、そういった中で一定程度、計画的に入れかえをさせていただきたいというふうには考えております。ただ、議員言われたように、走行距離等々によっては一定程度、燃料的なものについてはあまり変わりがないというお話もお聞きしております。ただ、現行の部分の中でかなり、公用車で遠くにといったらおかしいですけれども、管外に出ることも多いかと思いますので、一定程度そういった使用方向の部分も決めたような形の中で、そういった形のものを一定程度、計数的なものをちょっと開いたりというふうに考えておりますので、今の段階ではそういった形で使用させていただきたいというふうに考えているところでございます。以上です。