みんなの議会

音更町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月22日

(1)経営所得安定対策と制度の見直しの働きかけについて/(2)農地、水、環境保全向上対策について

2006年9月22日、音更町議会の一般質問で、山川秀正議員が「経営所得安定対策と制度の見直しの働きかけについて」「農地、水、環境保全向上対策について」について質問し、町長 山口武敏、経済部長 早川芳夫、農政課長 吉田隆史、福祉課長 今村茂、民生部長 山川光雄が答弁しました。

質問者
山川秀正 議員
答弁者
町長 山口武敏、経済部長 早川芳夫、農政課長 吉田隆史、福祉課長 今村茂、民生部長 山川光雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 6番 山川秀正

通告に従いまして、一問一答方式で2問について質問をさせていただきたいと思います。まず、1点目といたしまして、経営所得安定対策と制度の見直しの働きかけについてであります。来年度から、経営所得安定対策等実施要綱と銘打った戦後農政を根本から変える農政改革が実施されようとしております。今までの価格保障を廃止し、一部の規模の大きな農家や集落営農だけを担い手に限定し、所得補償をするという品目横断的経営安定対策、更に農業者や農業団体による新たな受給調整や産地づくりを進める米政策改革、そして、地域において農地、水、環境の良好な保全と質的向上を図るための農地、水、環境保全向上対策の三つの具体化が来年度からスタートします。そこで、本町にとって影響が大きい品目横断経営安定対策と、農地、水、環境対策について、過去の質問と重複しないようにお伺いをしたいと思います。また、この政策を進めるに当たって、この法案の採決に当たって中川農水大臣が参議院での法案採決に先立って特に発言を求め、農政の大転換として導入されるこの新しい経営安定対策は、その実効性に未知の部分も少なくないことから、今後その政策効果をしっかりと検証し、必要に応じて適切な見直しを検討してまいりたいと考えております。よろしく御承認のほどお願い申し上げますと発言。最初から、今後の見直しを認めるものとなっており、積極的な働きかけを冒頭でお願いをしておきたいと思います。まず、1点目、品目横断経営安定対策についてでございます。基幹産業が農業、このように山口町長初め発言する機会が多いわけですけれども、音更町がこの政策にどのようなかかわりを持っていくつもりなのかお伺いをしたいと思います。2)支援対象から除外される農家が音更町で発生するのか、現状をお伺いをしたいと思います。3)秋まき小麦の播種作業が既に始まっていますが、私たち農家は、農協との間で出荷契約を結んでおります。出荷契約面積全てが、支援対象になる可能性があるのかお伺いをしたいと思います。4)市町村ごとの面積単価が出されましたが、その算出根拠をお伺いしたいと思います。5)今年を含めた直近3カ年、16、17、18年ですけれども、この生産実績により面積支払が行われることになっておりますが、今年が不作であれば外すことにしたと中川農水大臣が述べたと、十勝毎日新聞に報道されております。その、今年が不作であれば外すことにしたという具体的な内容についてお伺いをしたいと思います。6)農業共済金の発生した年は、生産実績から除外することが現実的な対応と考えます。関係機関に働きかけを求めたいと思います。2番目といたしまして、農地、水、環境保全向上対策についてであります。1)営農活動への支援と協働活動への支援の具体的な内容についてお伺いをしたいと思います。2)本町での事業実施は、具体化しているのか、また、どう制度が変われば本町で活用することができるか、その点についてお伺いをしたいと思います。3)地域ごとにさまざまな形態で道路の草刈りや明許排水の維持管理が行われており、土地改良区等から補助金が出されております。これらの事業、これがこの農地、水、環境対策の対象にならないのか。また、対象にするにはどのような手だてが必要なのか、この点についてお伺いをいたしたいと思います。大きな2問目といたしまして、原油価格高騰に関する諸対策についてであります。原油価格の高騰に伴い、灯油、ガソリン、軽油など、石油製品が値上がりを続けており、町民生活はもとより、業者の経営への影響も懸念されております。更に、これから迎える冬期間には、灯油を中心に大きな需要が起こり、影響が更に大きくなると考えられます。そこで、次の3点についてお伺いをしたいと思います。1点目といたしまして、石油製品価格の今後の動向をどのようにとらえているのかお伺いをします。2点目といたしまして、町内業者への影響と対応について、現状認識とさらにはその手だてについてお考え方をお伺いをしたいと思います。3点目といたしまして、これから迎える寒い冬を暖かに過ごすためにも、福祉灯油の実現を求めたいと思います。その検討内容も含めて、具体的な答弁をお伺いをしたいと思います。以上、2問について御答弁よろしくお願いします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の経営所得安定対策と制度見直しに関する御質問についてお答えをいたします。初めに、品目横断的経営安定対策に地方自治体がどのようなかかわりを持っていくのかとのことでありますが、この政策は、我が国農業の構造改革を加速化するとともに、国際ルールに対応し得るように、それまで全ての農業者を対象として個々の品目ごとに講じられてきた対策を、意欲と能力のある担い手に重点を置いた施策へと見直すものであります。地方自治体しては、今年6月に国会で成立した農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律に沿って、国が行う政策であるため、この制度自体に対して、地方自治体の直接的なかかわりはありませんが、農業者から必要書類の請求や確認などの依頼があった場合には、関係機関と連携協力し速やかに対応するよう求められておりますので、そのように対処してまいります。いずれにいたしましても、農業を基幹産業とする本町にとって、大変大きな政策転換と受けとめておりますので、各関係機関、団体とも連携を密にし、音更、十勝の農業が衰退することのないよう注視するとともに、実施内容等に見直しの必要があれば、強く要請してまいりたいと考えております。次に、支援対象から除外される農業者についてでありますが、現時点での両農協への聴き取り調査では、この対策の対象作物を作付けしている農業者は665戸、このうち加入要件を満たしている農業者は627戸、今後要件を満たす見込みがある農業者が11戸で、合計638戸であります。残りの27戸につきましては、規模縮小や作物の変更などにより新対策に加入しない農業者が23戸、検討中が4戸となっております。ただ、この農業者数は予定であり、各農業者の意向や農地の移動などにより、これからも動く可能性があるもので御了承願います。次に、秋まき小麦の支援対策についてでありますが、品目横断的経営安定対策に加入した農業者につきましては、農協などと契約した秋まき小麦が支援対象となります。ただし、今回播種する面積につきましては、生産条件不利補正交付金のうち、毎年の生産量品質に基づく支払につきましては、全て対象となりますが、過去の生産実績に基づく支払につきましては、あくまでも平成16年から18年までの実績に基づいて支払われるもので、農業者個々の過去の実績と、今回播種する面積を比較しなければ一概に支援対象になるとは言い切れません。つまり、過去の生産実績に基づいての支払につきましては、過去の生産実績が対象、毎年の生産量、品質に基づく支払につきましては、実際にこれから播種する面積が支援対象ということになります。次に、面積単価についてでありますが、さきに国から過去の生産実績に基づく支払の算定に用いる面積単価が公表されました。この単価は市町村別に定められているもので、本町は秋まき小麦が10アール当たり3万6,319円、大豆が2万4,814円、てん菜が2万8,960円、でん粉原料用バレイショが4万2,768円となっております。この単価の算出方法は、全国における面積単価を、同じく全国における単位面積当たり収穫量で除して各市町村の単位面積当たり収穫量を乗ずるということになっております。ちなみに、全国の面積単価は小麦が2万7,740円、大豆が2万230円、てん菜が2万8,910円、でん粉原料用バレイショが3万7,030円、全国の単位面積当たり収穫量は、小麦が388キログラム、大豆が203キログラム、てん菜が5,760キログラム、でん粉原料用バレイショが4,350キログラムとなっております。次に、過去3年間の生産実績から災害年を除外する件及び農業共済のかかわりについて一括してお答えをさせていただきます。国が定めた品目横断的経営安定対策実施要綱によりますと、対象作物を生産する一つの圃場、または複数の圃場が災害により収穫皆無になった場合に、その年の生産量を実績から除外することができるという規定になっております。御質問にあります大臣発言を受けて、農林水産省がこの適用についての詳細を検討しているという新聞報道もあったところですが、今のところ情報は入ってきておりません。農業共済とのかかわりもあわせて、引き続き情報の収集をしながら対応してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。最後に、農地、水、環境保全向上対策について一括してお答えをさせていただきます。国は、平成19年度から農地や農業用水など資源の保全とその質の向上を図るため、農地、水、環境保全向上対策を導入することとしております。この対策は、地域において農地、水、環境の良好な保全と質的向上を図るため、農業生産にとって最も基礎的な資源である農地、農業用水などの保全向上に向けて、地域の皆さんが地域ぐるみで取り組み、協働活動と環境に優しい農業に取り組む営農活動に対し支援するものであります。協働活動は、農業者だけではなく、農業者以外の人を含めた活動組織をつくり、地域資源の適切な保全管理、例えば、現在本町においては、道路や河川の愛護組合などが実施しております農道、農業排水路などの草刈り、泥上げや施設の簡単な補修などを行う基礎部分と、施設の延命化を図るための保守点検、動植物の生態系に配慮した施設の適正管理などを行う誘導部分の2項目に対し支援するものであります。また、営農活動は協働活動を実施地区内において、農業生産に化学肥料や農薬の使用を大幅に減らすなど、環境に優しい優しい農業への取り組みに対し支援するものであります。協働活動に対する国の支援金額につきましては、10アール当たり水田で1,700円、畑で600円、草地で100円となっております。更に、地方自治体と国と同額を持たなければならないことになっておりますので、北海道と市町村の負担も負担も生じてまいります。本町でもこの対策の導入を検討しておりますが、活動組織立ち上げには、農業者だけではなく、農業者以外の参画が必要なこと。また、その活動組織が事業計画書の作成や交付金の会計経理など全てをやらなければならないこと、1町村全域を一区画とするとしての設定はできないことなど、更に制度の内容や詳細がまだ見えていないことなどから、現在行われている道内15地区の実践例などを見きわめた上で考えてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。2点目の原油価格高騰に関する諸対策についての御質問にお答えをいたします。初めに石油製品価格の今後の動向についてでありますが、原油価格の高騰による石油製品価格の推移につきましては、町内取扱業者における平均単価でお答えいたします。石油製品でありますが、灯油、ガソリン、軽油の価格は、平成14年9月期ころから上昇しており、灯油が当時約43円でありましたが、現在は約84円、ガソリンが当時約94円でありましたが、現在は約141円、軽油が当時約73円でありましたが、現在は約124円という状況になっておりまして、この約4年間に大きく上昇しております。国は、原油価格は今後も高水準で推移すると予測しておりますので、価格の大きな下落はないものと考えております。次に、町内業者への影響とその対応についてでありますが、町内業者における影響、度合いについての実態把握はできておりませんが、今年7月に北海道が実施いたしました調査結果を見ますと、原油価格上昇により運送業を初め農業関連企業、観光業、サービス業などの各業界において生産コストに影響が出ており、経営を圧迫しているとの回答が多く出されております。なお、北海道では、平成17年9月22日から原油価格高騰に伴う関連中小企業等経営金融相談室を設置し、原油価格の高騰に伴って影響を受ける中小企業者の経営及び金融に関する対策がとられており、この制度等の情報につきましては町のホームページで相談室設置当初からPRをしているところであります。いずれにいたしましても、景気動向がまだはっきりしていない北海道経済にあって、原油価格の不安定要素は景気回復への足かせにつながらないことを願っております。最後に、福祉灯油の実現についてでありますが、本町では福祉灯油の名目で現金、あるいは現物給付する制度はございませんが、冬期間に増嵩する生活費の一助としていただくために、生活困窮世帯を対象に、歳末法外援護費の支給を行っております。平成18年度から、支給金額については世帯割を廃止して、世帯員1人当たり1万円を支給することとし、またこれまでの民生委員調査方式から民生委員の意見を付した申請方式に改めるとともに、対象者を明確化して実施することといたしております。十勝管内の福祉灯油の実施状況を見ますと、実施主体、支給方法の違いはあるものの、1市3町で生活困窮者に対する福祉灯油の支給を行っておりますが、本町における歳末法外費の支給額は、他の市町村と比較しても、決して少ないわけではございません。したがいまして、現在のところ新たに福祉灯油を支給する考えはいたしておりませんので、御理解をいただきたいと存じます。以上で答弁とさせていただきます。

再質問 6番 山川秀正

それでは、やれないこともはっきり述べられたわけですけれども、再質問の方をしたいと思います。まず、品目横断対策についてでございますけれども、そのそもそも論といいますか、地方自治体のかかわり方という部分なんですけれども、今、町長の答弁によりますと、国の制度だと。それで、農業者から依頼があった場合は対応するけれども、それ以外については具体的に今の時点ではということだったのですけれども、まず1点目といたしまして、本町で両農協に加入していない農業者の方、先ほど支援対象農家戸数、要件クリアした人が638戸というお話あったのですけれども、この中で、町長が今答弁のあった形で農協に入ってないので、是非町の方を窓口にという、そういう方がいらっしゃるのかどうなのか、まずこの点からお答えをお願いしたいと思います。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

ただいまの御質問の、いわゆる両農協に関して、いわゆる非農家の方々かと思いますが、これらの方につきましては、昨年の12月に全町的な品目横断の説明会を町でやりました。それで、案内はさせていただいて、今後、加入しない方については町の方で相談業務にのっていくという考え方であります。以上です。(「すみません、ちょっと聞こえなかったのでもう一回お願いします」という声あり)

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

非農家の方につきましては、非農家でない、非組合員の方につきましては、昨年12月に品目横断の町で説明会をやりましたけれども、それで御案内を差し上げて、今後これらの方についてもこの制度の相談といいますか、そういう内容等の説明を更に進めたいというふうに考えてございます。

再質問 6番 山川秀正

非組合員の方には役場から案内を差し上げたということなんですけれども、その差し上げた戸数ですか、農家戸数が何戸今いらっしゃるのかという部分がちょっと聞き取れなかったので、この点についてお伺いをしたいなと思うのですけれども、なぜここにという、こだわるかといいますと、音更町が今回の政策の中で、さっき、町長の答弁の中でも、基幹産業農業ですというお話あったのですけれども、基幹産業農業というスタンスの割に、今回の、確かに今のところかかわり方ができないんだというようなそういうスタンスかもしれませんけれども、全国的な例、道内的な例を見るとやっぱり自治体が音頭をとって集落営農を組織してたり、先ほどの答弁の中で、残念ながら4品目つくっているけれども、この支援対象にならない農家が27戸いるというお話だったのですけれども、だから、そういった、そしたら27戸の人たちをどういうふうに支援対象に包括していく、そういうスタンスというのは私は求められるのではないかというふうに率直に思っているので、そういうその農協任せというスタンスは、私、是非改める必要があるのでないかというふうに思っているのですけれども、そういった点から農協に加入していない農家戸数、それらに対する対応がどうなっているかという部分が、ちょっと数についてどんな状況かという部分もまず答弁お願いします。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

農協に加入していない戸数は4戸でございます。

再質問 6番 山川秀正

その4戸の方は、今回の638に含まれているというふうに考えてよろしいのですね。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

はい、そのとおりこの中に入っています。

再質問 6番 山川秀正

それで、含まれているということで安心はしたのですけれども、そういった点で、ちょっと基本的なスタンスとしてやはり、例えばなかなか数字にはっきりしないから、本町の農業にとってこの政策の変更がどう影響を及ぼすのか、経済的にどう影響を及ぼすのかというのがなかなか見えないとは思うのですけれども、ただ、見えない見えないと手をこまねいているわけではないと思うのです。きっと来年から本町の農家にとっては、どの程度収入が減るかとかそういう試算は一定されているのかと思うのですけれども、そこら辺についてはどうでしょうか。本町農業全体の生産額等も含めて、それから個々の農家にとってどの程度の影響額といいますか、収入がふえるのか減るのか。減るとしたらどのくらい減るのかという、そういう掌握はされているのでしょうか。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

この制度の中で、どのような交付がされるのかという額の確定まだしておりませんので、私どもの方としては今後どうなっていくだろうという推計はしてございません。できない状況でございます。

再質問 6番 山川秀正

今、実は私昨日、農協へ行ってきて、平成15年、16年、17年度実績に基づく品目横断的収入額の仮試算表というのを実はつくってもらったのですけれども、当然、生産実績にカウントされるのは16年、17年、18年ですから、それをまだ、18年の数字は確定していないので、15年からということで試算をしていると、農協は今。組合員から要望があればといいますか、依頼があればあなたの収入はどの程度になるのか。ただし、15年実績だから18年実績と比べたときに数字は動きますということを前提にしながらやっているわけですけれども、その総体的な見方として、音更町では大体5%から7%減るだろうと、収入が、こういうふうに大体試算をしているようなんですけれども、試算の結果、そういう結果が出ているということなんですけれども、そういった、農協は当然そういった試算をしているけれども、行政はそういった点で言えば、ちょっと数字的に積み上げがないから、なかなかできないんだというスタンスなんですけれども、是非この点は改めていただいて、これから将来にわたっても音更町の農業を振興していくという部分では、この政策とかかわりを持たないでということにはならないわけですから、是非このスタンスは改めるように、そして是非積極的な、逆に言えば農協と懇談、音更には二つ農協あるわけですから、行政としてはやはり両農協の実態つかむ、その一町村、一農協とまた状況違うわけですから、そういった点も含めてそういう細かな対応を求めておきたいと思います。それで、この件については、また一番最後の部分でちょっと触れたいと思いますけれども、その2番目ですけれども、27戸が残念ながら今のところ要件をクリアしていないと。それで、そのうち加入しないというふうにはっきりしている人は23戸、検討中は4戸というのが今の時点の意思ですということなんですけれども、この23戸は加入しないということはどういうふうになるのですか。例えば、今年の時点で農業を断念するのか、支援を受けない形で、4品目以外の作物をつくるのか、それとも4品目のうち何ぼかはつくるけれども、それは独自に販売ルートをつくり出そうとしているのか、この23戸は今どういう動きになろうとしているのか、この点についてお伺いをしたいと思います。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

検討中の4戸以外の27戸の関係なんですけれども、これらにつきましては、規模縮小といいますか、あるいは農地の貸付、あるいは作物の変更、あるいは土地の全地賃貸あるいは売買というようなことも考えているようでございます。以上です。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

済みません、検討中の4戸を除いた23戸の内訳といいますか、でございますけれども、規模縮小、農地の貸付ですとか特定作業の委託、あるいは作物の変更、あるいは農地の売買というような内訳になってございます。

再質問 6番 山川秀正

その23戸のうち、実際に自分、本人が全地賃貸なり売買なりという形で、農業から離れる、農業を継続するのは断念するという方は何戸いらっしゃるのですか。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

そのうち、おおよそ、今の現時点では11戸というふうに聞いてございます。

再質問 6番 山川秀正

残念ながら、この新たな政策の部分で11戸が農家の継続を断念したという点なんですけれども、私この問題何回か取り上げて、やはり農業を続けようとしている意欲のある人が、この新たな政策転換によって農家を離れるような事態が生まないように求めていたのですけれども、そこが残念ながら音更町でも11戸出たという点については非常に残念なんですけれども、ただ、これは今の時点の数字だと。それで、19年度は加入しないけれども、20年度からでも加入といいますか、要件さえクリアすれば加入する、これも可能だというふうに、私は理解しているのですけれども、そこは間違いないですか。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

今の例ですけれども、今年はだめでも来年というようなことはございます。

再質問 6番 山川秀正

是非そういった方が、19年度はだめにしても、20年度から経営に復帰できるというような、そういう可能性は行政としても、支援もしていただきたいなということを、これも要望しておきたいと思いますけれども、それで、具体的な話として3番目の部分にちょっと入りたいのですけれども、小麦の件なんですけれども、実際に今播種作業が始まっていると。それで、秋まき小麦については当然播種前契約ですから、播種する前に農協との間で契約しているわけですけれども、人の例を出したらそれこそ失礼に当たりますから、ちょっと自分の話をしたいと思うのですけれども、この試算によりますと、それこそさっき言いましたとおり15、16、17、3カ年の実績という、そこの前提でちょっとお話をしてほしいのですけれども、実際私が今年農協と播種前契約をした面積は1,340アールと。それで、過去3年間の生産実績に基づいて試算して、俗に言う緑のげたと言いますか、面積支援、先ほど町長が音更町は10アール当たり3万6,319円と説明あったのですけれども、この面積支援を受けれる面積、試算したら1,308アールと。私の場合は32アールだけ緑のげた、その支援が受けられない。要するに3万6千なにがしの支援が10アール当たり受けられないということなんですけれども、私自身はそれこそ麦の面積、ここ10年ぐらいほとんど同じ面積をつくっていると、そういう状況でも結果としては残念ながらこういう結果出るのです。これがだから、一定程度面積にいろいろ動きが大きかったりなんだりすると、もっともっとこの差が激しくなるのでないかと。そうすると、結局、さっき説明のありましたとおり、俗に言う、今言われております金色の政策の部分、3割の支援ですか、3割の支援しかそこ受けれないと。それで、3割の支援と販売金額で大体1俵どのくらいになると押さえているのでしょうか。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

ただいまの質問でございますけれども、いわゆる3割といいますか、これは毎年の生産量ですとか、申請に基づく支払ということでよろしいのか。この数量当たり単価は、全国一律の単価でございまして、麦のAランク、1等ですと1俵2,110円というような数字になっております。

再質問 6番 山川秀正

2,110円と、それに麦の販売単価ですね、当然、これオンされるわけですから、麦の販売単価が2,376円。これ足し算すると大体4,480円くらい、4,500円ちょっと切れるくらいの金額なんです。その緑のげたの部分、面積支援が受けれないと1俵4,500円の麦にしかならないのですよね。それで、ちなみに秋まき小麦が生産費、10アール当たりの生産費というのはどの程度か。6万3千数百円なんです。4,500円の麦を10俵とっても4万5千円。全算入による生産費というのは10アール当たり6万3千円ですから、6万3千数百円。結局そこで1万8千円ずつ赤字になっていく、そういう仕組みになっているのですけれども、そういった点で、今度の制度という部分、新たな制度の部分の中で、是非改善を求めたいというふうに思っているのは、まず一つは、なぜそういう仕組みになるかといったら、面積支援をはじき出す町村ごとの基礎単収といいますか、基準単収数、町村ごとの基準というよりも実績単収で、実単収。これの、例えば秋まき小麦の場合について、規格外のAランク製品以外の、規格外のAランクもこれに含まれていると。だから、実反収が、農家それぞれが国に言って麦作経営安定資金を受けている数量よりも高いと。だから面積で割り返すと、結局支援する面積が少なくなっているというふうに、そういう仕組みなんですけれども、そういった点で農政事務所、統計事務所にこういう町村の実反収の中に規格外のAランク入っているというような押さえはされていたのでしょうか。それとも、その実反収が、農家がそれぞれ販売している、販売して麦作経営安定資金をいただいている数値とイコールというふうに認識されていたのかどうか。この点についてはいかがでしょうか。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

ただいまの部分ですけれども、私ども、資料といいますか、情報で得ているのは、いわゆる最初にお話ありました面積単価、面積単価等につきましては、いわゆる標準的な生産費から販売収入を差し引いた値をベースにして、これを基礎にしてはじいているというように聞いてございます。ちなみに、小麦でございますと標準的な生産費が5万7,840円、販売収入が1万7,486円と、それと生産条件に関する不利、いわゆる生産費から販売収入引きました4万400円というのがございますが、これの70%というのがいわゆる面積単価というように回っているということで、それ以外の、今詳細のこれらの言った数字の内訳等は示されておりませんので、ちょっと私どもは把握できないという状態です。以上です。

再質問 6番 山川秀正

面積単価の算出の仕方は、今、部長が説明したとおりなんですけれども、だから面積単価は、さっき町長の答弁でもありましたとおり、今4万400円の70%だから、国の平均でいうと2万7,740円になるのですけれども、本町の場合は当然全国平均よりも高いわけですから、3万6,319円になっているということだと思うのですけれども、ただ、私が言ってるのは、その個人の面積支援の割り出し方というのは、本人が国に販売したといいますか、麦作経営安定資金の交付を受けた数量を町村の実反収で割り返すのです。だから、その町村の実反収に、残念ながら製品でない規格外のAランク、更に言いますと、それぞれ今どこの農協もそうですけれども、自分の農協の麦を有利に販売したいと。だから、農協独自で規格をつくって販売しているといいますか、よその農協よりうちの農協の麦の方が品質いいという、そういうセールスポイントを得るためにも農協独自で規格をつくっていると。統計事務所の、この実反収というのは農業、昔で言いますと、検査しておりましたその検査規格ありますよね。その検査規格に入った収量がこれだけですという部分なんです。だから、音更町の過去3年間の小麦の実反収というのは、15年度が593キロ、16年度が544キロ、17年度は495キロということで、これが実反収なんですけれども、これがイコール音更町麦作経営安定資金の交付を受けている数量とイコールになれば何も問題ないのですけれども、そこがイコールにならないと。だから、さっき冒頭で言いましたとおり、質問の冒頭で述べました是非こういった部分は制度の改正を働きかけてほしいということなんですけれども、その点についてはいかがですか。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

今の反収、本町の実反収でございます。それから、本人のいわゆる生産数量といいますか、これらにつきましては、生産数量につきましては対象農業者が申告するという形になってございまして、その本町の実反収につきましては、面積換算いたしまして農政事務所で計算するという仕組みになってございまして、今、議員からお話あったように規格外といいますか、それらのことにつきましてはちょっと今後研究させていただきたい。ただ、今現在はこういうことで示されて進むということになってますから、これを今ちょっとこれから要請して変えるということができるのかどうか。ただ、今さっきお話したように、それらをもうちょっと研究させていただきたいというふうに思ってございます。

再質問 6番 山川秀正

今から制度の変更ができるかどうかという部分では、先ほど質問の中川農水大臣が参議院で法案の採決に当たってこういう発言をしていると。未知の部分が多いから今後も見直すことはあるんだと発言をしているわけですから、是非そういった、これも当然中川農水大臣は麦作経営安定資金の交付数量と町村の反収がイコールだというふうにとらえているかもしれないわけですから、その中に規格外のAが入っているとか、農協がそれぞれ検査規格よりももっといい麦をつくるため検査基準を農協独自でつくって、有利に販売するため努力しているとか、そういったことが加味されてないという部分を、やはりきちっと反映していただきたいというふうに、これについて要望しておきたいと思います。それから、そういう状況の中で、特に5)ですけれども、中川農水大臣が8月6日、十勝毎日新聞の取材に応じて、新制度の移行に、今年の作柄が基準に入ってしまっては困る農家も出ると。そこは、今年が不作であれば外すということにしたというふうに、十勝毎日新聞の8月6日付に報道されているのです。それで、その外すことにしたということで、先ほどの町長の答弁を聞いていますと、収穫が皆無の場合はそういう定義だということなんですけれども、不作と皆無というのは大分開きがあるのでないかというふうに私は率直に思っているのですけれども、そういった点はどんな、収穫が皆無という定義と、それから不作という定義ですか、そこら辺についてはどのような認識をお持ちでしょうか。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

ただいまの話でございますけれども、我々の得ている今までの話では、災害時の特例というような、除外する年度ですね、それらにつきましては、一つは、風水害などの災害によるというようなことで、今ただいまお話にあった収穫が皆無と、全然とれなかったというようなことと、もう一つは、土地改良事業によってその当該年が作物がとれなかったというようなことで、恐らく今のお話の中で皆無と不作との定義といいますか、いわゆる一般的に皆無というのは、不作ということではなくして、全然収穫がなかったというようなことだろうと思う。ただ、お話にありますように、中川大臣が当方の方で見てそういうお話があったということは事実でございまして、先ほど町長の答弁にもありましたように、それらについてはまだ農水省の方から我々は情報も得てませんので、今後注目していきたいなというふうに思ってございます。

再質問 6番 山川秀正

是非、音更町の農業を振興するという、そういう立場から働きかけていただきたいと。その収穫が皆無、例えば共済の皆無という定義づけだったら、本当にゼロなんですけれども、例えば共済で春先にするにしても、当然一本も作物が立っていない、そんな状況ないわけです。それは10%見たり20%見たり、畑によって違うわけですけれども、そこで10%を見ました、20%見ましたということは、もう皆無ではないのです。そうすると、残念ながら今の農水省の言っている皆無という定義では、今年の実績が入ってしまう。18年の実績が入ってしまう、そういう可能性が非常に高いのではないか。だから、農水大臣が言っている不作という定義はそうでないと思うのです。当然作物が悪い。その発言の前提としてどこを意識したかといったら、十勝管内の風害と九州方面の大雨被害、これを両方意識したというようなことなんですけれども、そういった点で、是非その不作という方向を全面に立てて、実績から18年を除外すると。それで、私が具体的に提起しているのは、共済金の支払いを受けた年、当然共済金というのは不作だから、被害を受けたから支払いを受けることができるのですけれども、そういう支払いを、共済金の支払いを受けた年については、是非その実績から外してほしいという、私はそういう要望をしているし、是非、町長にもそういったスタンスで農水省や国に働きかけてほしいというふうに思っているのですけれども、この点について御答弁をお願いします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

ただいまの件でありますけれども、実際に現大臣がそれだけのことを言ったということは、間違いなくその実施の可能性があるのかな。たまたま、今、内閣改造があるようでありますけれれども、引き続き何か名前がまた挙がっているようでございますから、私どもとして、もちろん地元の声、あるいはこれ地元だけにならず、やっぱり全国的な農家の大きな課題なのかなと。ただ、今ちょっとこれ本人に聞いてみなければ皆無、あるいは不作というこの区分け、これによってやっぱり一言で違う、そんなに違うものなのか、同じ意味合いを指しているのか。こうやってみれば、やはり意味合いは違うと思うのです。ですけれども、本人が言ったということは、不作あるいは皆無、そういったものも作物が思ったより、例年作よりとれなかった、そういうようなことの表現が完全に皆無と不作との区分けして2段階の考え方があるのか、その辺は直接本人に会った機会に、是非これ確認もしたいと思いますし、これ本人に会わなくても秘書を通じてそれを確認しようと思ったらすぐできるわけでありますから、その辺のところ。ただ、議員がおっしゃるようにその辺の取り扱いに一貫性もなければならないですし、この辺のことについては直接当事者といいますか、そんなところも確かめながら、また今お話あったような議員の考え方等についても直接話す機会があれば、是非、今年だけの問題ではないというふうにおもいますので、その点は私なりに努力してみたいと、そのように思います。

再質問 6番 山川秀正

今の町長の答弁で、是非そういった方向でお願いをしておきたいと思います。それで、なぜ18年実績、不作の年を実績から除外してほしい、この要望を強くするかというと、要するに、先ほど説明のありました黄色の政策の部分、これについては3年後に見直すという方向は大体はっきりしているのですけれども、緑のげたといわれている面積支援の部分は、これをいじったらそれこそ緑の政策でないのだから、なくなるのだから、これは将来にわたって動かすことはまずないだろうということなんです。だからこそ悪い年、不作で被害を受けた年が実績に入ってしまうと、非常に農家にとっては経営がすぐ厳しくなってしまう。そういう支援しか受けられなくなってしまうわけですから、当然そういう点で不作の年を実績から除外していただきたいという根拠、そこにあるということも是非理解をしてほしいと思いますし、その緑のげたの部分の政策が未来永劫続くかどうかという、今の農水省の見解が、私の理解が間違っているかどうか、この点についてもし間違っているというのであれば、是非それは指摘してほしいと思うのですけれども、その点についてはいかがですか。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

過去の生産実績の方は、16、17、18、この3年間でというようなことでございまして、黄色のという話ございました。数量当たりの単価の方は、当面3カ年といいますか、19、20、21、この3カ年は固定というように聞いてございます。

再質問 6番 山川秀正

あと品目横断について、ちょっと最後にしたいのですけれども、実は先ほど答弁の中で秋まき小麦は3万6,319円、支援水準がありますというお話だったのですけれども、麦には秋まきと同時、春まきもあると。それで、本町の春まき小麦の支援水準、面積支援水準1万2,011円なんです。それで、上士幌町、鹿追町、新得町、清水町、中札内村、更別村等々、十勝管内ほとんどの町村2万376円なんです。春まき小麦をつくっている実績のある音更町が残念ながら1万2千円。実績のない町村が2万円を超えている。これも私は本当に大きな矛盾だなと思っているのですけれども、この点については、なぜこういう数字がでてくるのかちょっと教えていただきたいのですけれども。

答弁 農政課長 吉田隆史(農政課長は2007年9月まで)

この関係につきましては、私たちもかなり危惧してございまして、再三この資料が出た段階からうちの方も農林省、または道庁、または全農を通じましていろいろ調査をさせていただいておりました。ただいままできてる状況としましては、この辺のところが皆目つかめないというのが現状です。一つ考えられるのが、これ見てもわかりますとおり、士幌、帯広、反収自体の方なんですけれども、士幌、帯広、音更が低いと。帯広と音更が低いというのがちょっと読みとれるところかなと思います。農協の担当者などと話している段階では、直接農家から政府業者に流れた部分がカウントされていない、または過去の実績を立ち上げてきてますので、まるっきりつくらない年もありましたので、それもカウントされて年数で割られているのでないだろうかと。あと、ほかのところの一律2万何ぼの数字は、これが多分ベースだろうというふうにしてとらえてございます。うちの方も、内容等につきましてはなるべく早めに知りたいということで確認作業はしてございますけれども、現状、今日きた回答ではわからないという回答がきてございます。以上でございます。

再質問 6番 山川秀正

残念ながら数字を積み上げて出したものでないからわからないというふうに答えているのが正解なのかと思うのですけれども、これは、算出根拠は共済組合、農済なんです。農済の町村ごとの引き受け反収、農済の場合、例えば私が麦の生産実績がない場合については、その近隣の平均反収というのは当然私の最初の基準反収になるのですけれども、それが春まき小麦でいえば、十勝管内、生産実績のないところは一律2万376円。だけど生産実績があるから残念ながら半分ぐらいの支援しか受けれない。これは、つくってない町村はこの数字が逆に言えば、たとえ5千円でも1万円でも全然何も影響もないのですけれども、実際につくっている農家がいる本町にとっては大きな影響があるのです。だから、これも私は大きな矛盾だなと思って率直に見ているのですけれども、是非この点についても、町長も助役も首を振ってくれてますので、そういった点では矛盾だというふうには感じてくれたのかと思いますので、是非そういった矛盾を働きかけていただきたいなと思います。それから、品目横断ついてはそういった点で、冒頭言いますとおり、今の制度の中でもまだまだ矛盾があるし、それこそ何回も言いますけれども、農水大臣も見直しはやるんだということ明言しているわけですから、そういった点で、冒頭に戻ります音更町基幹産業農業、農業の振興を図っていくという上でもそういうスタンスで取り組んでいくことを強く求めて、品目横断については終わりにしたいと思います。それから、2点目の、農地、水、環境保全向上対策についてでございますけれども、具体的な内容については今お聞きしたのですけれども、協働活動の場合、具体的に利用できるとしたら、やはり協働活動かなというふうに私は率直に思っているのですけれども、その協働活動の場合、本町は今のところ水田はほとんどなくなっているのですけれども、北海道、水田が1,700円で、畑が600円ということなんですけれども、この支援を受けるにはさっきの説明によりますと、国が2分の1出して、あと道と本町が4分の1ずつ出して、結局、畑でいえば1,200円の金額になると。これで事業をするということだと思うのですけれども、その形で事業をするときに、さっきも、冒頭質問のところでも言いましたけれども、本町ではなかなか、答弁によりますと今のままでは利用が難しいと。だから、道内15地区のちょっと動向、様子も見ながら検討していきたいということなんですけれども、どういうふうにといいますか、制度がこういうふうに変われば、実は利用しやすいんだと、こういうふうに変われば本町としても取りこんでいけるんだという、そういう構想というのはお持ちなんでしようか。この点についてお伺いをしたいと思います。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

私どもも、この制度をちょっと今モデル的にやっているところ、あるいは19年度から走るところの状況を見きわめたいというふうに思っているのは、まず一つには、今お話ありましたように、面積、例えば畑でありますと600円、これは国の支援が600円、地方が600円、道と町村で各いわゆる4分の1ということで1,200円ということなんですが、畑の単純にこれ面積でいくわけです。それで、この区域どりは多分集落といいますか、耕区単位内のエリアになってくるのではないかなというふうに思ってございます。それで、この対象の事業としては、最初にお話ありましたように土地改良区のいわゆる明許維持費というのは、いわゆる1,100万円ぐらいでやってます。それとそのほか道路河川愛護組合で400万円ちょっとだろうと思いますが、そういう事業は対象になるというようなことでございます。それで、今お話の中で、どれがクリアできればというような話なんですが、実際にはその対象事業はあるのですけれども、本当にこの面積当たりの金額を全部使い切らなければならないというところが一つございます。それともう一つは、一町村が、町村が負担するのは、国が2分の1、道が4分の1、町が4分の1というようなことで、いわゆるそれらに対する財政措置もしてほしいなというふうに思ってございます。いろいろ項目としてはあるのですけれども、作業委託とか業者に委託してもいいとか、全体の事業の比率、何パーセント程度比率があったらいいのかとか、そういう制限は設けてほしくないなと思ってございます。それと、最終的には、これは当面19から23の5カ年の事業でございまして、将来的にはそういう機運が高まったら多分そのこの補助制度はなくなるのではないかというふうにも思ってございます。それらを踏まえて、モデル的にやってる15地区ですか、それらの状況を見きわめたいと。また、来年は19年度も管内でも8市町村が取り組むというような話聞いてございますけれども、それらあたりも見きわめたいなというふうに考えてございます。以上です。

再質問 6番 山川秀正

時間の関係もありますので、次に移らせていただきたいと思いますけれども、是非、現実問題として本町でもそれぞれ地元で、道路愛護組合とか排水組合がそういった作業を担っているのは事実ですから、そういう担っている組織が使いやすいような形というのをつくり出していただきたい。それで、今、部長の答弁最後の方で、国の2分の1と、あと北海道と音更町の両方足して、2分の1足すと、お金を使いきれないという、そういう懸念もあるということだったのですけれども、そういう形であれば、例えば、国の補助だけでこの事業を走らすことができないのか、600円、1,700円の国の補助だけで。その自治体というのは、今財政も大変だし、北海道もそうですけれども、そういった状況の中で全道的に話を聞いてもそこの負担がやっぱり大変だから、なかなか取り込めないんだと。だから、国に対して国だけの補助、600円、1,700円、それだけを活用してこの事業を取りこむ方法ないのかという、そういう要請をしている自治体が実は道内でも何ぼかあるのですけれども、是非本町も、そういうことも模索の一つに入れていただきたいということを要望しておきたいと思います。それで、2番目なんですけれども、原油価格の高騰に対する諸対策という部分ですけれども、価格の動向は下落の可能性は非常に少ないと。これから石油製品が下がる可能性は非常に少ないということなんですけれども、私もちょっと調べさせていただいたら、先ほど町長も答弁されてましたけれども、値段、この5年間で、灯油でいえばこの5年間のうち一番安かったのが平成14年3月1日、42円。今現在は、消費税をオンすると87円ぐらいになっているという状況なんですけれども、実に107.1%、そうやって計算すると経由が66.7%、ガソリンが46.4%も値上がりしている。この事実は本当に明白なんですけれども、そういった状況の中で、先ほど道の施策については業者の部分等々、原油高騰対策に対する道の施策については町のホームページにも載せてあるんだというお話だったのですけれども、その道の調査の内容を見ますと、調査件数、全体で千件と。それで、十勝管内、地域でいえば十勝100件ということなんですけれども、この100件の中で、そしたら本町の業者は調査対象になっているかどうかとか、そういう点は把握されているのですか。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

今のですけれども、町内の件数は申しわけないですけれど、我々の方で把握はしていないという状況です。

再質問 6番 山川秀正

残念ながらいろいろな調査といいますか、そういう中小業者や町内業者の部分の営業活動とかいろいろな部分、実態とか、そういった部分の調査というのがなかなか一つの自治体ではできないからやらないんだという部分がずっと、いろいろな問題、過去からいろいろな問題取り上げてきました。そこがずっと残念ながら一貫して流れているのですけれども、そこをやっぱり改めていかないとといいますか、町内業者の実態を把握するそこの努力から始めていかないと、きっと対策も生まれてこないんだなと思うのです。実態がわからないで、ただ対策だけ打つということはならないわけですから、是非そういった、今回道の調査の内容を見ても、経営を圧迫しているほどでないが影響がある。経営を圧迫しているという、そういった方が今回千件の調査の中で、全体でいえば86%がそういう認識を持っているということですから、しかもそういった状況の中で、例えば本町の部分でもサービス業、ホテルとか温泉とか、そういった部分でも80%を超える業者がそういう経営を圧迫しているとかそういう影響が出ているという、そういう認識を持っているわけですから、そういった一つの実態調査をするということをまず求めておきたいと思うのですけれども、物理的に、本当にいろいろなそういう経営状況をつかむとかということが不可能なのか、やれるとしたらどういうことだったらできるのか、その辺についていかがですか。

答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)

先ほど、本町では対象件数把握していないというような答えをさせていただきました。それで、道の中で、ホームページの中でもそうなんですけれども、景気変動対策の特別貸付という制度を設けていまして、それらの申し込みにつきましては、本町では1件の申し込みがあったというふうに押さえてございます。ちなみに、十勝管内では5件、北海道では34件というように押さえてございます。それと、町単独で調査ができないのかという、この種の調査というのは、単独でやってできないことはないのかもしれませんけれども、ただ、こういう傾向としては、管内あるいは道内的にこういう油関係のものですと、傾向としては道当たりの調査を参考にしてやっていくのが合理的ではないのかなというふうに思っているところでございます。

再質問 6番 山川秀正

どっちが合理的かといったら、やっぱり小さい自治体がきちっとやる。そして対策を打つという方が、きっと具体的なきめ細かな対応ができるのでないかと、私は率直に思いますので、是非そういった部分の検討を求めておきたいと思います。それで、時間の都合もありますので、最後の福祉灯油の問題に入らせていただきたいと思いますけれども、先ほどの町長の答弁では、残念ながら本町には歳末法外援護費があると。それで、福祉灯油という、名称はともかくとして、そういう形での事業は今のところ考えていないということなんですけれども、まず1点お伺いをしたいのですけれども、生活保護における冬期加算、北海道の場合は1人でも2万2、3千円というひとり世帯でも2万2、3千円ぐらいという冬期加算があるのですけれども、その冬期加算の中での灯油といいますか、する上での灯油の単価なんていうのは出ているのですか。もし出ていたら教えてほしいのですけれども。休憩(午後 2時35分)

答弁 福祉課長 今村茂(福祉課長は2007年3月まで)

先ほど御質問のございました生活保護費の冬期加算についてお答え申し上げます。生活保護費の冬期加算につきましては、一般生活費の認定基準の中で生活扶助の第2類という区分になってございまして、その中で地区別冬期加算額が定められております。これにつきましては、都道府県別の区分で金額が分かれております。先ほど、若干議員の方から金額の御提示がございましたけれども、この地区別冬期加算額につきましては、北海道については第1区になってございまして、金額を申し上げますと、世帯員の数が1人の場合が1万9,970円でございます。参考までに2人になりますと2万5,850円でございます。先ほどの御質問は、この中に灯油はどれくらいかというようなことにつきましては、この中身については示されておりませんので、この分、灯油がこの金額のうち幾らかというのはお答えはいたしかねるところでございますが、仮にこれを都道府県別の差で申し上げますと、東京都については第6区になってございまして、1人の場合に2,530円でございます。したがいまして、この差額が1万7,440円、例えば2人になりますと東京都が3,280円でございますので、この差額が2万2,570円ということになろうかと思います。ある意味、この差額が厳寒地であるがゆえの経費のかかる分というふうに御理解いただいても構わないのではないかというふうに思っておりますので、そのように御理解いただきたいと思います。

再質問 6番 山川秀正

冬期加算の内容、中身は示されていないからわからないということなんです。ちょっとこれ以上さき、踏み込んでのやりとりということにもならないと思うのですけれども、生活保護費の中に冬期加算でなくて、薪炭費、薪と炭ですか、漢字で言えば、薪炭費という位置づけが冬期加算でなくてきちっと位置づいているということなんですけれども、それが灯油代に相当するかどうかということとは是非その薪炭費ということで位置づいているという部分はあるということで、その点についてもう少し、今日のやりとりでなくて、後日で結構ですので、ちょっと詳しい資料を教えていただきたいと思います。それで、いずれにしても、先ほどの答弁では歳末法外援護費に尽きるんだということなんですけれども、実は、昭和60年の12月定例会で、福祉灯油について質疑をしておりまして、その質疑の内容なんですけれども、当時、金子町長はこのように答弁しているのですけれども、2点目の福祉灯油の関係でございますが、これからの厳しい冬を迎えまして、生活基盤の弱い世帯につきましては、なお一層厳しい生活を強いられることと思われます。御質問の福祉灯油につきましては、社会福祉協議会で実施しております歳末助け合い募金と町で措置しております法外援護費と合わせて、冬期生活資金として毎年支給しておりますが、57年には灯油の高騰により人員割と世帯割、それぞれ50%アップを図ったような事例もございますが、その後も引き続き措置を講じているところでございます。要するに、57年以降の部分で、先ほど言いましたとおり、名目はともかくとして、50%加算をしたのですという、実は音更町でも事実があると。それで、道内でも、今町村合併が進んでまして、町村のカウントがなかなかとりづらいのですけれども、いずれにしても50は切ったけれども四十七、八の自治体が、名目はいろいろありますけれども、実質的には福祉灯油というような形の中での支援をしていると。それで、そういった状況にあるのですけれども、先ほどの答弁では十勝管内は四つの町村やっているということなんですけれども、その道でもちょうど割合的には同じぐらいなのかなと思うのですけれども、町長が昨日の答弁でも、音更町の福祉政策はほかと比べて劣っているなんて決して思っていませんと明言されていましたけれども、そういった点で、ぜひその劣っていないという部分で言えば、こういった部分も検討の余地ないのか。実際に今回、今のところそういうことはやれないという答弁だったのですけれども、どういう検討をされてやれないという答えを導き出したのか、この点についてちょっとお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

お答えをさせていただきます。今年、行財政の見直し、こういう中での歳末法外援護費というのは、いろいろこういう福祉計画等をやる上において、いろいろ御意見をいただいております。いろいろ委員会、審議会、そういう形の中でのいろいろ町民の方からも、やはりこういう財政難ということで、現金給付的なものは、やはり今後控えるべきだと、そういう時代ではないと言うような御意見もいただいているわけでございます。しかしながら、議員もおっしゃるように灯油一つ見ても旧の値段からすればリッター当たり41円も上がっていると、こういう実態で、非常に生活の中にもこれらの灯油等に十分な暖房がとれないというようなことも考えられるような時世なのかなと、そのように思います。今、御意見ありましたように、先ほど、現在のところというようなことで申し上げたわけでありますけれども、先ほどもお聞きしますと、町民の方から、音更町議会に対して陳情書が灯油、福祉灯油制度の実施というような陳情書が出ております。その中で、先ほどの一応考え方としては今申し上げたようなことでございますけれども、もっとこれらを実施するというようなことになれば、よく町民の方、あるいは議員の皆さん方のいろいろな意見、こういうのも聞く必要があるのかなと、そんなふうにも思っているところでもございます。いずれにしましても、こういう陳情書が出ておりますので、その中でまた委員会との御意見も聞いた中で今後取り組んで今ということも必要なのかなというふうに思っております。今、答弁をさせていただいたわけでありますけれども、町としてはどの程度の範囲に押さえていくのか、そういうようなこともございますし、たまたま、これ歳末援護の関係につきましても、1戸当たりの補助と、その中に生活する人数というようなことで補助いたしておりましたけれども、今申し上げたようなことで、一応、当面現時点というようなことでは、この民生灯油そのものは思い切ったことできないのかなといいますのは、この歳末の援護費そのものも生活全体に対する助成措置というようなことでありますから、決して灯油は別だというようなことでございません。その中で、今申し上げたようなことで一応の答弁ということは先ほど申し上げたことに変わりはないというようなことでございますけれども、今こういう陳情書等も出ておりますので、そういう中で多くの議員さんの意見、考え方、こういうものをお聞きをしながら最終的に判断をさせていただきたいと、そういうふうに思っておりますので、そのように御理解していただければなと、そのように存じます。

再質問 6番 山川秀正

今、町長からそれこそ含みをもった御答弁をいただきましたので、これ以上質問は終わりにしたいと思うのですけれども、ちょっと最後に、これも制度としてお聞きだけしておきたいのですけれども、現在、先ほど道内でも50近くの町村が福祉灯油の制度、何らの形で残していると。それで、それに対して北海道は地域政策総合補助金運用方針の中で、それらの事業をやっている市町村に対して補助を出しているのですけれども、その補助の内容といいますか、ということは当然町村が単独でなくて、道も一定程度、その福祉灯油に先例をつけたのは北海道が3千円から始めたということなんですけれども、北海道は打ち切ったけれども、補助だけはまだ残っているということなんですけれども、その補助の内容にといいますか、これを活用することによって町村の持ち出しもまた大分違ってくるのではないかというふうに私は率直に思っていて、こういった活用も含めて、是非今の町長の含みのある答弁の中で検討をもう一度していただきたいということを強く要望しておきたいと思いますけれども、この道の補助の内容についてだけ御答弁をお願いして質問を終わりたいと思います。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

今お話ございました道の補助でございますが、地域政策統合補助金ということでございまして、その中の高齢者等の冬の生活支援事業というものでございます。その事業の内容につきましては、老人家庭や障害者家庭等の住宅周辺の除雪に利用するために除雪ロータリー車を設置する事業とかと3点ほどございますが、該当するものといたしましては、イのところに高齢者障害者等で所得等の低所得の状況にある方々に、燃料費を初めとする冬期間の増嵩経費に対する支援を行う事業というような内容になってございます。更に具体的には、燃料の購入費、暖房器具の購入費、冬用衣類等の購入費。また対象世帯につきましては、高齢者世帯、障害者世帯、母子世帯であって、町村民税の非課税世帯とする。生活保護世帯は除くと。それから、それに準ずる世帯であるとともに、市町村が必要と認める世帯についても対象世帯とすることができるというような規定になってございます。本町では、この事業を申請いたしまして、70万円の補助金をいただいてございまして、この補助制度はこれを町も2分の1上乗せして事業を行うということで、140万円の事業ということになってございます。実際には、16年度では514万円の事業、17年度では626万円の事業というようなことの事業費で、現在、歳末法外援護費として実施している状況でございます。以上でございます。

出典:音更町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月22日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる