みんなの議会

音更町議会 平成17年第1回定例会 2005年3月10日

公の役割、保育園の民設民営について

2005年3月10日、音更町議会の一般質問で、佐藤英議員が「公の役割、保育園の民設民営について」質問し、町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、助役 藤井勉が答弁しました。

質問者
佐藤英 議員
答弁者
町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、助役 藤井勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 23番 佐藤英

おはようございます。通告をいたしました公の役割、保育園の民設民営についてお伺いをいたします。住民活動の全てを公が行い、そしてまた支援する時代は終えんを迎えました。地域や民間で担うことも含めた総合的政策立案と執行が望まれる昨今と認識をしております。行政が担っている事柄全般について、共通して言えることでありますので、それらを含めて伺いたいと思っておりますけれども、議論が散点してもいけませんので、保育園の民設民営化についてを中心にして、以下の点についてお伺いをいたします。一つ、民設民営化を選択した理由はいかにあるのか。二つ、業者決定の経緯と理由。三つ、今後も全町的に民設民営なのか。四つ、従来の公設公営保育園職員の処遇についてはどうするのか。以上であります。(拍手)

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

保育園の民設民営化に関する御質問にお答えをいたします。私が町長に就任以来、議会を初め町民の皆さんの御理解をいただきながら進めてまいりました行財政改革の中で、佐藤議員の御質問にもありますように、民で可能なものは、できる限り民で担っていただこうという基本的な考え方のもと、保育園の運営につきましても、一部の保育園で業務を学校法人に委託するなど鋭意取り組んできたところであります。このような中で、保育園の設置、運営に関し、なぜに民設民営方式を選択したかについてでありますが、女性の社会進出や共働き家庭の増加により、保育園に入園を希望する児童の数もふえ、定員に達する入園児童数は、5年前には100を切っていた充足率が、今年度は109%に伸び、特に近年は、ゼロ歳から2歳までの低年齢時保育や身障児保育が増加している状況にあります。また、就労形態の多様化などによる保育に対するさまざまなニーズの変化に加え、子育てと仕事の両立に悩む親が多くなるなど、子供や家庭を取り巻く環境が大きく変わってきております。このため、子育てに対する負担感を少しでも軽減するとともに、子供の健やかな成長のため、本町においても、延長保育や一時保育などの特別保育事業の実施、あるいは子育て支援センターを開設するなど、保育環境の充実に努めてまいりました。このような状況を踏まえ、現在、公設民営方式である木野南保育園については、行政報告で申し上げましたように、保育業務の受託法人が社会福祉法人を設立したことから、民間の独自性、自主性を発揮する保育環境を整備し、保育サービスの向上をより進めるため、土地、建物などを無償貸与し、保育園の設置者を新たに設立された法人とする民設民営方式に移行することといたしました。また、鈴蘭保育園の移転改築に当たりましては、建設や運営のコストを抑えることはもちろんのこと、効率、効果的な保育園の運営と保育サービスの質的向上を目指す方策として、園舎の建設構想の段階から民間事業者が主体的にかかわり、その経営力やアイデアを生かし、多様な保育ニーズにより敏感かつ柔軟に対応するため、民間がみずから設置し、運営する、いわゆる民設民営方式を選択したところであります。次に、業者決定の経緯と理由についてでありますが、鈴蘭保育園の民設民営方式による移転改築につきましては、その事業手法や設置事業者の公募要領等について、議会をはじめ保護者や関係の地域の皆さんに御説明し、御理解をいただきながら進めてきたところであり、昨年、鈴蘭保育園の設置運営事業者を募集いたしましたところ、2法人から応募があり、有識者等で構成する音更町立保育園民営化事業者選考委員会を設置し、選考審査を行ったところであります。審査手順としては、各法人から提出された保育園設計計画、保育園運営、保育計画などの書類をもとに、応募事業者から直接ヒアリングを行い、それぞれの設置運営に対する考え方を確認したところであります。選考に当たっては、まず、建設、運営、特別保育事業、法人の経営状況、特記事項の5項目を更に細分化した選定評価書を用い、持ち点により、委員により双方を優劣比較し、それぞれの委員が選考すべきとした法人の数で最終的に決定したところであります。次に、今後の全町的な民設民営の移行についてでありますが、地方分権の推進あるいは補助金の一般財源化や三位一体改革による補助制度の再編、整備など、行財政を取り巻く環境が大きく変化する中で、子供と子育て家庭を社会全体で支えるという意味において、保育園が次世代の文字通り拠点として、その力強い協力者となり続けるためには、先ほども申し上げましたように、多様なニーズに対応できる保育サービスの質的向上が求められているところであります。今後の方向性については、一挙にとは考えておりませんが、基本的には民設民営方式の方向で考えており、入所児童数の推移、あるいは施設の整備状況と老朽度から見た改修、改築時期などを見きわめながら進めてまいりたいと存じます。次に、保育所職員の処遇についてでありますが、保育士は、平成8年度を最後に採用は行っておらず、その後は臨時職員で対応してきたところであり、現在の町立保育園7園に、正職員の保育士が33名、臨時保育士が31名、計64名が在職しております。現在の職員の処遇については、設置運営主体の方向性に深くかかわることでありますが、民営化が進む都度、臨時保育士は削減することになりますし、正職員の保育士は、他の保育関連の部署へ配置することで対応することになろうと存じます。以上でございます。

再質問 23番 佐藤英

答弁をいただきましたけれども、若干再質問をさせていただきたいと思います。この保育園の運営、あり方等については、第4期総合計画を見ましても、取り組む主な事業といたしまして、保育園の公設民営化というふうな形でうたっております。民設という言葉は、第4期総合計画には出てこないわけでありまして、その後の社会情勢等でいろいろ考え方が変わることは、これはあるかと思いますから、不磨の大典ではないという意味で、考え方が変わることはあってもおかしくないわけでありますけれども、どうも私は、この保育園の運営、あり方、こういったものについての議論を、私も民生常任委員会に所属していたことがございますので、そのときの議論からいきますと、あれ、少し趣旨が変わってきたのではないのかな、大事なことが忘れられてきたのではないかな、手段が目的化してしまって、どうも大事なことを忘れてしまっているのではないかなというふうな考えをちょっと持っておりますので、そういったことをベースにしてお伺いします。民設、それから公設それぞれ、それから民営、公営、それぞれの組み合せによって形態は変わってくるのでありますけれども、この第4期総合計画にもうたわれておりますし、また、過去、民生常任委員会の中で話が議論が進んでいたときには、これは、主にへき地保育所のあり方を中心としながら、常設もどうするのかというふうな全体をどうするのかという議論が進んでいたときの話でありますけれども、やはり公営の今までのやり方に、少し風を入れよう、お互いに切磋琢磨をさせて、いいところ、悪いところをそれぞれ見つけながら、よりよい保育環境の整備というか、保育サービスの提供を行おうではないかと、こういうふうな趣旨が、哲学が根底に流れていたと思うのですよ。しかし、今の御答弁を聞いて、それから、これまでの民設民営化に至るまでの委員会等での様子を調べてみますと、私は、どうもそういった趣旨を少し忘れてしまったのではないか、そういう気持ちを思っております。どうもお互いに切磋琢磨させてということは、公営にも公営なりのいいところは、見つければあるはずなのですよ。そしてまた見直せばいいものがあるはずなのです。例えば、民間では取り上げにくい、採算ベースには乗りにくい保育サービスのリーディングケースになるものを、あえて公営でやってみたりですね、そういうふうな検討があってもよかったのではないかなというふうに思います。それから、今、木野南で行っておられる業者の方々が非常に努力をされて、保護者の方にも好評だという話も伺っております。英語教育だとか、そういったものも取り入れて、いわゆる保育の枠だけではなくて、幼児教育というところにも目を向けてやられていると、なるほどなと。そういうふうないい例があるのであれば、従来の公営の保育園でそういったものを取り入れて、ひとつやってみようではないかとか、そういうふうな取り組みというか、切り口があっても私はよかったのでないかと思いますけれども、どうもそういったものが全然感じられない。そういった私の感じられないというのは、事実であるのかどうなのか。具体的な取り組みがどのように行われていたのか。その辺をお伺いをしたいと思います。それから、いわゆる民設ということになれば、自己資本もしくは自分たちが調達してきた資金、こういったものを中心にして設置をすると。こういったものが、私の一般的な概念の中にはあるわけでありますけれども、どうも現在の民生常任委員会での議論や資料、こういったものを見ますと、多額の債務負担ですとか、それから補助金ですとか、こういったものがですね、どうも先行しているように見受けられます。そういったものは、できるだけない形で進むのが、私は民設ではないのかなというふうに思っています。それから、これは業者を募集する際に町が出した募集要項にありますけれども、この中で、ずっといろいろと募集の条件というのが書いてありますが、建設時等の町の助成については、設置運営者に決定した法人と別途協議の上決定しますというふうに書いてあります。こういうふうな書き方というか、こういうふうな考え方では、どうも町としての保育行政を責務としなければいけない、中心的に担わなければいけない町の責務というものを、どうも放棄したような、ひとつ責任を薄めるというふうな、そういうのが見え隠れするのですよ。本来は、全部自己資金や自己調達というのがなかなか困難かな、そしてまたある程度公としての役割というものも担わなければいけないなというふうに思うことはありますから、その際には、町側として、保育行政の中心的な責務者として、確固たる予算と考え方を固めて、助成額はこの額ですと、この額の範囲内なのですと、こういうことを示して募集をかけなければ、私はいけないのではないかなと思うのですよ。決まってから、決まった業者と、あとは話をして助成額を決めますということでは、私は、どうも責任者としての覚悟というのか、手順というのが、どうもずれているとしか言えないと指摘をさせていただきたいと思います。更に、この募集に関しては、今回は入札方式は行わないで、選定方式というふうなものをとられております。ですから、選定方式をとれば、よりなおのこと私は、今言ったような条件というのは、あらかじめ整備をしていく。そして、透明性、公平性、こういったものを確保していく、担保をしておくと、こういった取り組みが必要だというふうに思いますけれども、この件についていかがお考えなのか、どのような考え方で執行されたのかお伺いをしたいと思います。邪推をしてしまえば、もしかしたらできレースだったのではないかとか、そういうふうな声が上がってしまうことを私は危惧をしたいというふうに思っております。それから、答弁の中にもありましたし、行政報告等の話にもありましたけれども、この募集に対して応じた業者数が、たったの二つだったと。この2という数字は、1ではないけれども、複数の最低数の2なのですよ。非常に少ない数字。幅広く多くの条件の中から、よりすぐれた環境の業者さんを選定していくということからいくと、このたった2で終わったのに、選定方式をそのまま行ってしまう。これはいかがだったのかなと思います。少ない業者の中から選ばなければいけないようなリスク、そういったものはどうお考えだったのか、お伺いをしたいと思います。それから、木野南保育園でありますけれども、今回の行政報告にありましたが、それから今の答弁にもありましたけれども、無償貸与して民設民営化をするというふうなことをおっしゃっております。財産を貸与して民設だと。私の常識の中では、これは私だけが間違っているかもしれませんよ。私の常識の範囲の中では、財産を人様のものから借り受けて、自分たちの民設だというのは、どうも理解ができないのですよ。財産の管理権を持っているから民設なのだ。それから、その補修や何かは、今後はその業者がやるから民設なのだと、そういうふうなお答えするかもしれないけれども、財産そのものに対して、何ら自分たちの財務的なリスクを背負わないで民設というふうな、こういう表現は私は間違っていると思うのですけれども、これは、公設民営ではないのですか。貸与するのですから、無償で、土地も建物も。私はそう認識しているのですが、これについてもお伺いをしたいと思います。それから、今後についてですけれども、一挙にはいかないというのは、そのとおりだと思います。残された保育園、今時予定されているのは、鈴蘭保育園が予定されておりますけれども、今後は宝来ですとか、順次本町地区も含め、それからへき地保育所も含めということになっていくというふうに思いますけれども、これについても、原則民設民営なのだというふうな話をおっしゃいますが、正直いいまして、園児数が非常に少ないところは、本当に民間業者が入ってきていただいて、そこの施設を運営、経営していただけるのか、やっていけるのか、ちょっと私は疑問に思うのですよ。やはり音更町全体を見回したときに、ひとつのユニバーサル的なというのですかね、なるほど原則を大事にしているねというふうなものを持つことは大事だと思うのですよ。人口密集地だから民設で、しかも、答弁の中にもありましたけれども、よりよい保育というのは民設なのだというふうなことが透けて見えてきてしまって、どうも公設の方は白旗を上げている感じ。それから公営の方も白旗を上げている感じなのだけれども、人口密集地は採算ベースに乗るのだから、民設でいくのだ、民営でいくのだ、そうではないところについては、今言われたように、少し劣っているような仕組みのまま、これはもう原則が外れても仕方がないのだというふうなことでは、私はまずいと思います。本当にへき地ですとか、そういったところまで含めて原則を貫いていかれるつもりなのか、そういったあてもあるのかどうなのかお伺いをしたいと思います。それから、人事のことになりますが、今のへき地保育所のことも含めて、それから、他の地域の常設の保育園も含めてのことと共通するのですけれども、正職員はへき地保育所、それから人口がさほど密集していない、園児数の少ないところに異動させて、そして、今の日額臨時職員は切ってしまえ、ちょっと乱暴な言い方をすると、それでいいではないか、そういうふうな魂胆がどうも透けて見えるのですけれども、そんなことでいいのでしょうかね。保育園の職務の中身、性質からいくと、若くて体力があって、より園児を預ける保護者の方々と年齢が近くて、いろいろな相談事もしやすいとか、そういった方々の人事配置というのは、あってしかるべきではないかなと思うけれども、今の形のままでいくと、正職員は年齢も高うございますから、そういった方々だけが、年齢的に偏った方々だけが保育、一つの保育園に集中してしまうと、こういうふうな考え方で、私はいいのかなと。それから、臨時の保母さんだから簡単に切れるのだというふうな、そんな考え方で私はいいのかなと思います。そのことについてもお伺いをしたいと思います。以上です。失礼しました。そこで、先ほど聞くのを忘れたのですけれども、債務負担行為と建設補助金でありますけれども、この額、いかほどというふうに考えているのか。金額提示できるのであれば、大ざっぱな金額でもいいですから、お示しいただきたいと思います。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

再質問について答弁をさせていただきたいと思います。それぞれの項目についての再質問をいただいたわけでございます。私ども全町的に、行政全般から見れば、この行財政改革の中に、この保育所というものの改革をしていこう、改善をしていこうという考え方がございます。私ども、俗に、この音更町の今行政展開の中で大きな問題になっている三大改革と称して、診療所、ターミナル、この保育所、こういうような考え方で、以前から行政改革推進本部と、そういう中で取り組まさせていただきましたし、この三つの中でも、今現在進行形というようなことで、完全に終わっているのはターミナルでございますけれども、結果的に、このターミナル、参考までに申し上げますと、16年度において黒字になったと、こういうようなことでございます。先ほど議員もおっしゃったように、民ができて、なぜ公ができないのだと、こういうような御指摘も受けるのも当然かなと思いますが、やはりひとつの月給取りというようなことで、その商売、経済、セールス、そういったものに疎いということが総じて言えるのかな、そんなことが一つの結果と出て、非常に私どもとしては、今後、やはりそういう甘い考え方は許されないと思いますし、今後、やはりそういうようなひとつの収支、経済、こういったものを十分とらえて、これからの行政展開に当たっていかなければならないだろうと、基本的にはそういうふうに思います。また、一方で、こういう国の財政難、あるいは経済不況、こういうものから、大きく今行政全般、あるいは国の交付税等、あるいは補助金、大きく今移り変わり、また、地方自治体も地方分権、こういう中で、やはり地方は地方でひとつ行政の切り回しをし、そして、できるだけ行政から、議員もおっしゃっているように、できるだけ民に託していき、民のよさを生かしていく、そういう中で、住民ニーズといいますか、そういうものにこたえていく。やはりこういうことになりますと、正直申し上げて、公よりは民の方が、言ってみれば、園長なり理事長なり、よしと言えば、もうすぐできる。こういうひとつのスピーディーさもあるのかな。そんなところに、これ、全般について言えるわけでありますけれども、この行政改革の中の一環として、この保育行政についても取り組まさせていただいているということが、この基本になると思います。また、ちょっと余計なことになるかもしれませんけれども、私どもも、単なる保育業務ということだけを考えてまいりますと、やはり今常設が七つあるわけでございます。民に二つというようなことでございますけれども、やはりそういう点からいきますと、私ども一挙にあれもこれもというようなことはできないし、十分その辺は石橋をたたき、民と公のよさ、また、欠点、利点、こういうものを考えていかなければならないですし、これは議員もおっしゃっているように、やはりある程度公というのは、ひとつのこういう児童福祉についても、ひとつの大きな役割があるわけでありますから、ただ民に移せばいいということだけにはならない。あるいは民と公のよさの比較、こういったものも当然中には出てくるのかなと。こういう保育行政全般に、私ども進めていく基本的なことでございますので、ちょっとお話をさせていただきたいと思います。特に児童数、最近は少子化時代というようなことで、ある程度市街地は若干なりとも微増をしておりますけれども、音更市街、あるいはこれらの市街地だけではなくして、へき地保育所、これあたりも、やはりトータル的に、この児童福祉という観点から当然考えていかなければならないし、また、その読みが一歩誤ると、それだけの施設規模をつくったけれども、子供の数がどんどん減った。先を読むにしても、6年先以上読み切れない、こういうものもございますし、また、保母などを採用してしまいますと、児童数は減っても保母は残る。果たしてどこで働くかと、こういう問題もございますから、一番最後の方にございましたけれども、職員の処遇の中でも、臨時をばたばた切って、正職員だけ残せばいいのか、こういうような御指摘もごもっともだと思いますけれども、ちょうど今これは改革のひずみの中でございます。ですから、私も血の通った人間でありますから、単に用が終わったから、すぐ閉鎖するということにはならないだろうと。採用条件の中で、やはりそういうような一つの区分というものをつくりながらいかなければならないし、民と公を比較した場合に、何が一番大きく作用するかというと、やっぱり賃金でございます。そういう点で、やはり民と公の違いというものがあるわけでございますので、そういった点は、やはりこれからも十分その先を見越していくということも考えなければなりませんし、また、こういう保育園児がふえるということは、学童もふえる。また、学校もふえる。こういうこともございますから、当然私どもも、やはり今後学校建築に、去年今年で10教室増築しましたけれども、これらあたりも、やはり施設整備をするといっても、将来の子供の人口動態、こういったものは十分見きわめながら、単にひとつの現象論だけで、すぐ増築すればいいということだけではなくして、やはり後々この学校に空き教室ができたということになれば、有効活用、利活用できるような、そういうこともやはり前提に物事を考えていかなければならないというふうに思っております。また、これらの幼保一元化と、こういう問題もございますので、これらあたりも、近い将来、これは間違いなくそういうふうになると。ここでもめているのは、給食がある、ないのその違いだというようなことでございますから、これらあたりも、近いうちに一本化されるのではないかな、そんな一応全体的な押さえをしながら取り組まさせていただいているところでもございます。それで、この民の関係でございますけれども、やはり公がやる場合と民がやる場合に、この民が事業主体ということになれば、国の補助金等を直接受けて事業主になれる。もちろん経営者にもなれる。こういう点もありますし、公よりも民がその開設をして運営していった場合には、その運営費のたしか12%ぐらいが、公よりも有利に、国からの、昔でいう措置費、今では交付金化されておりますけれども、そういう形になるという一つの利点もございます。そのほかのことについては、先ほど答弁の中で申し上げさせていただきました。それで、今までは、木野南保育園については、公設民営と、なぜ公設だったのかというと、学校法人格でやっていたというようなことで、このたび大谷さんの方も、やはり真剣にこれらの運営管理を考えれば、独立した一つの考え方で進めていきたいということで、福祉法人格を取ったというようなことから、今回、この民設民営という形をとるという考え方でございます。それから、資本の関係でございますけれども、自己資本あるいは建設費に係る事業量、およそ最終的にはまだ言えませんけれども、およそこれらの事業費等は3億円ぐらいかかるのかな。そのうち国の補助が2分の1ということでございます。この2分の1につきましても、今、昔であれば、補助金という形で来たからはっきりするわけでありますけれども、今、交付金化するというようなことになっているものですから、その辺が、正直申し上げて、まだ明確に国の方から示されていないということでございます。ですから、事業者が、国が2分の1、それから残り4分の1ずつが町が持つ分と、それから道が持つ分、この4分の1があるわけですけれども、ただ問題は、今こういうふうに総事業費が3億円と申し上げましたけれども、まだ道の方が、その4分の1を持つのか持たないのか。これは児童福祉だ、社会保障だというような児童福祉の関係からいって、これは国がやれ、道が持たないというようなことにもなりかねないというようなことで、その辺心配をしているわけでございますけれども、私どもも、やはりこれらの事業というのは、人口急増対策というようなことからいって、是非道も4分の1を持てと、そういう考え方で、おのずとその4分の1をまちが負担をするというようなことでございます。これらの考え方については、やはり事業主が全額出して、国から補助もらってというのが一番望ましいわけでありますけれども、本来的には、これは行政が、公がこれを行うというのが建前であり、国のそういう補助制度があるわけでございます。しかし、こういう時代背景というようなことで、ある程度今までにも柏寿協会なり更葉園なり、そういうやった経緯があるわけでありますけれども、従来は、事業費の何分の1というようなことで町が負担をさせていただき、建設費補助、それから債務保証というような形で考えているところでもございます。町も、一気にその部分全額負担ができないというようなことから、事業主に借り入れを行っていただき、その分の債務保証を町がさせていただくというような考え方で、今回も鈴蘭保育園については、そういう考え方で取り組まさせていただくという考え方でございます。それから、公募制を採っているわけでありますけれども、たまたまこういう公募をしたら、2業者しか申請今回なかったというようなことでございます。一つのものを、億単位のものをやるということでございますから、ある程度やはり競争心をあおるような件数というのが望ましいわけでありますけれども、他のこの民間の営利企業とは、ちょっと違いまして、やはりある程度こういうひとつの道に今取り組んでいる、そういう人方が、どうしてもその関心があり、是非やってみたい。1カ所よりも2カ所というようなことが、ひとつの運営の中でやりやすいというひとつの利点があるのかな。いずれにしましても、これらのことについても、2業者の中で選考委員会をつくって、最終的に1業者を選定していただいたというようなことでございます。そのほか御意見の中には、それぞれ自己資本率、あるいは事業費負担、こういったものについてというようなことでございますけれども、一応調査項目の中で、どの程度の規模を持って、どの程度の運営をしようというような考え方等については、その調書の中に、たしかあったのではないかなと、直接は出ておりませんけれども、そういうある程度係数的なもの。あるいは自己資本が一つもないということになれば、あるいは行政主導として、それでは丸々町負担なり国なり道の負担で終わってしまうというようなことからすれば、ある程度やはり自己資本も持っていただく。こういうような考え方で、最終的に1業者に絞らせていただいたと。それと、これからの考え方についても、先ほども申し上げましたけれども、今のところ、これでやめたというわけではございませんけれども、ある程度やっぱり人口急増対策というようなこともございますし、また、そういう観点から、木野地区に今のところ木野南、鈴蘭、それから宝来、この一応の3カ所というようなことで、当座、この民活でやった場合に、どういうひとつの影響なり、あるいは公と民との比較、こういったものを研究させていただいて、まず、今のところ考え方としては、そういう方向で将来ともに進めていきたいという考え方は持っておりますけれども、ただ、一挙にこれをなし遂げようという考え方は、今のところ持ってございません。そんなようなことで、とりあえず木野地域の3カ所というようなことで現在のところ考えているところでもございます。あと細かな点で、一応担当なり助役の方からつけ足して御説明にかえさせていただきたいと思います。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

従来、保育所の民営化に当たりまして進めてまいりました考え方につきましては、先ほどお話がございましたように、民を取り入れた中で、切磋琢磨して、よい保育環境をつくっていきたいというライバル意識を持って、保育の質の向上を目指していきたいというような考え方でございます。現在もそのような考え方を持っております。そのようなことで、今後も民営化を進めてまいりたいというふうに思っておりますが、現在の先ほどのお話しございましたように、木野南保育園では、幼児教育などを取り入れてやっておられるというふうなことで特色を出していただいております。それを公の方でも取り入れることができないのかというようなお話もいただきましたけれども、その辺のところも今後の課題であるというふうには思っているところでありますが、これまで地域の方々のつながりを持つために、園の開放などの事業も積極的に進めさせていただいているというようなことで、今の社会環境だとか家族の機能だとか、そういったものにいろいろ変化がある中で、経験の多い保育士が多いわけでございますので、その中で、それぞれ日常の活動の中で対応していただいているというふうに思っているところであります。これからの保育所は、選ばれる保育所づくりというものが必要であろうと思いますし、先ほどの御意見にございましたように、今後もその保育士の力をかりて、そういったような民とお互いに切磋琢磨できるような保育を進めてまいりたいというふうに思いますので、御理解をお願いしたいと存じます。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

大変申しわけございません。公で取り入れてやっているのかという御質問でございます。今までの取り組みの中では、先ほど申し上げましたような形で、いろいろなことに取り組んでいるわけでございますけれども、具体的に木野南でやっておりますような幼児教育などを取り入れるというようなことは、実際にはいたしておりませんが、日常保育の中で、今やることについて、特別なことは特に取り組んでいないわけでありますけれども、その辺のところは、これから少し検討をさせていただきたいと、このように思います。それから、応募された2法人で、最低の数でないかというふうなことで、リスクがあったのではないかというような御質問がございましたけれども、法人の募集につきましては、新聞等で応募いたしまして、多数の法人の応募をいただくようなことの手段をとったわけでございますけれども、結果的には、2法人というふうなことになったわけでございます。その中で選択をするというふうな、結果的にはなったというふうなことでございます。その法人の数がもう少し多ければ、選択の幅もいろいろあったのではないかと思いますけれども、いろいろな手段の中で、結果的には2法人だったというようなことで、これは、その辺では多少やむを得ない部分もあったなというふうには思っているところでございます。それから、無償貸与の関係でございますけれども、現実には、公設の保育所、無償貸与して、実際に民設民営という形でやっている自治体もございます。そのような中でいろいろ研究をさせていただいて、法人に無償貸与というふうな形で、今回民設民営という形をとらせていただきましたので、御理解をいただきたいと思います。民設であれば、それを無償でなくて、有償で貸し付けするというふうなこともあろうかと思いますけれども、保育業務の特殊性を考えまして、無償貸与というような形でさせていただこうとしているところでございますので、御理解をいただきたいと存じます。

再質問 23番 佐藤英

公営の従来の保育園の頑張りというのかな、健闘というのかな、そういったものは、日常の保育の中で、それはどんな職だって、日常の業務の中で自分なりにやっていると思うけれども、これだけ公設民営化という形まで総合計画にうたわれてですよ、自分たちの環境が厳しくなるなというふうに思っていれば、もっと具体的に、もっと早い時期から検討するのが当たり前でしょう。具体的なものは今後に任せてください、そんな考え方で納得しろというのは、私は難しいと思いますよ。少子化対策の象徴である保育行政に関して、その程度の認識しかない。その程度の考え方しかないということは、もう全く少子化対策、そういったことについて主体的な考え方を持っていない、欠落していると言わざるを得ない。それから、応募業者の数が少なかった、そのリスクについてというふうなことで、それは結果的に2だったと。それは結果的に2だったのは、そうでしょう。しかし、それは民設ありきだから2だったのではないですか。設備を設置することについては、財務リスクを伴うから、そこまでは行けないけれども、各種いろいろなプログラムを持っているという業者だって、中にはいたかもしれないのですよ。民設にこだわるから、民設ありきで物事スタートしているから、たった2だったのではないですか。それはどうでしょうかね。それから、答弁の中にありましたけれども、やはり公より民がすぐれているのだというふうな話がありました。民営化、民の力を使えというふうな論調を、私も常日ごろから言っておりますから、それは一見納得しそうになるのだけれども、もっとプライドを持つというのかな、もっと反骨精神持って、なにくそと、公は公で民に負けるか、そんなものがあったっていいのではないですかね。どうも答弁からは、何か簡単に白旗上げて、簡単過ぎるのですよ。それから、人事の関係ですけれども、正職員については、私は、もし今公営という形に白旗を上げている、そこで余剰人員が生まれてきたというふうなことであるのであれば、使命は終わったというふうに論理的につながっていくのですよ。ならば、そこで働いていた方については、一般行政職に転じていただいたって、いいのではないですか。首を切れなんて私言っていないのですよ。働く場を確保してあげなければいけないです。公務員法でもうたわれているし。だけれども、保育業務、保育行政という使命が終わったのだということになれば、違うところに転属させるというのは、何ら私は法律に触れることでもないし、問題ないと思いますけれども、そういうふうな検討は、なぜなさらないのかなと。ただでさえ町長部局は人数減って大変なのでしょう。そういうふうな検討がなぜ行わないのか。これもお伺いをしたいと思います。保育園に限らず、公の役割とか公の施設だとかというもの全体を議論しようと思ったのだけれども、冒頭申し上げたとおり、散点してしまうし、時間もないし、その辺につきましては、予算特別委員会もありますから、小学校のあり方だとか公共施設のあり方だとか事業のあり方だとかというのは、その場で質問させていただくことにしたいというふうに思っております。どうも答弁をずっと聞いていると、民の力を取り入れるのだという考え方は、私は否定する何ものでもありません。そのとおりだというふうに思っております。しかし、どうもね、お金がないからという視点だけで物事進めているのではないかという疑念がどうも払拭できないのですよ。信頼できる強い民間を確保して運営していただくと。その場合は、それなりの基盤を持った法人が的確だし、そういったものを選ばなければいけないというふうには私は思いますけれども、民間側の競争原理というのかな、競争環境というのが極端にないような中で、いわゆる寡占状態の中で物事が進むということは、言いかえてみれば、公に過保護に守られた赤字にならないように担保された委託、こういうものに終わってしまうのではないかなと思っております。交付金の様子がつかめない、国も道もどういうふうなことになるかわからないのだということで、町の助成額についても、まだはっきりとできないのだというふうな話でありましたけれども、民設なのですから、そういったことの財務リスクというのは、民が背負わなければいけないのですよ。そういった財務リスクを避けようと、民には押しつけられないねということであれば、公設民営でいいではないですか。そういうふうな公設民営、いわゆる財務リスクについては町が負担をしますよと。そのかわり、運営テクニックですとか、いろいろなアイデアというのは、あなた方の知恵も拝借しますよと、こういう投げかけ方であれば、私は、へき地であっても、それから園児数が少ない地域であっても、マーケットというのは存在すると思いますよ。募集されるマーケットというのは、十勝管内だけでなくたって、いろいろあるではないですか。調べてみますと、これは都市圏ですから、簡単に比べはできないかもしれないけれども、三鷹だって横浜だって、全国展開しているような業者が入ってこられて、しかも株式会社です、純然たるね。公設民営でやっておられる。その募集には、相当数の応募があったということです。もっとマーケットに対して広く条件を提示してあげて、こうでなかったらだめなのですよみたいな限定的な募集の仕方というのは、ある意味マーケットを排除していると、そういうふうに映ってしまうのですよ。もっと一番大変なのは、この辺の環境、音更町の環境の中で大変なのは財務リスクなのですから、建設をしろといったって、なかなか難しいですよ。そこを町がリスクを負いますよ、公が持ちますよということであれば、もっともっと広がってくるのではないかと思います。いかがでしょうかね。それから、切磋琢磨してと、それからお互いのいいところを勉強し合いながらということでありましたけれども、今のような状況では、どこと比べて切磋琢磨するのか。民が民同士どこと比べて切磋できる環境を整えてあげたのか。公だって、もう完全に白旗上げているような状態で、どうやって、何をターゲットにして切磋琢磨しようとしているのか。言葉はいいけれども、具体的なものが全然示されていないのですよ。一番恐ろしいのは、公、いわゆる親方日の丸と言われている、指弾されるような従来型の公よりも、悪い姿に民がなってしまわないかな。幸いなことに、今回運営をしていただくところは、非常にすぐれたところでありますから、そんなことは、単なる私の杞憂に終わると思いますけれども、そんな競争の環境のないようなところに、民だからということで安心していては、私はいけないと思います。民には民の恐ろしさはあるのですよ。競争がなくなった民というのは、公よりもっと悪いのですよ。ちょっと繰り返しになりますけれども、いわゆる公設であれば、私はそういったことの心配事の監視にもつながるし、マーケットも広がるし、民は民同士の競争、いい意味での競争があって、よりよい保育サービスが提供されるのではないかというふうに思いますけれども、この辺はいかがでしょう。町が建設すると、どうしても補助事業ですから、補助単価というのがあって、高上がりになってしまう。それから交付金についても、何やら優遇措置というのが公にはないというふうな説明でありました。交付金のそんな優遇措置なんてあるのかなと、私ちょっと勉強不足で、そこはわからないですが、仮にあるとしたら、それはそれでいいことだと思いますよ。しかし、安ければいいのだと、とにかく町の負担さえなければいいのだ、それで進め、進めということだけでは、私はいけないと思います。それはサービスを受ける住民側の利益にはつながらないからですよ。役場は助かるのです、行政改革だとかという美名のもとに。お金の負担が少ないでしょうと、見えるでしょうという形で。しかし、サービスを受けるのは住民側なのですよ。もっというと、ちびっ子たちなのですよね。彼ら、彼女たちの利益につながるような選択を私はとるべきだというふうに思います。民生常任委員会で示された資料を見ました。公立保育園民営化の考え方という形で書いております。ちょっと中を読ませていただきますが、公の枠組みの中に民を参入させ、競争原理が働いた質の高い保育サービスの提供における相乗効果と活性化が図られる保育所運営の転換が必要だと書いてあるのですよね。そして、ずっと行きますと、現在木野南保育園の保育業務を受託しているところが、社会福祉法人設立認可の手続きを進めているところでありますがとあって、委託、受託者双方にメリットのある民設民営化を考えているところである。これは、そして、ずっと行きますと、だから、原則公立保育園の考え方は、原則として民設民営方式とすると書いてしまっているのですよ。これは、そこの業者に関しては、メリットがあるから、民設という形でとらえているのだろうけれども、もしかしたら、ほかの業者は違うこと考えているかもしれないではないですか。民設だとメリットは感じない。だけれども、公設で民営で、そこの民設民営に負けないようなやり方を考えているということはあるかもしれないのですよ。なぜそんなたがをはめてですね、こんな資料をつくって、あたかも正しい考え方のような書き方するのですか。これが一般的にも通用するような、原則民設民営方式とする、こんな決め方するのですか。既にもう契約が済んでしまったような問題については、あれこれ言えない、こういったことは、いらだちを覚えながらも、仕方がないことですから、今後において、保育行政全体を見回したときに、利益はだれのためにあるのか。どう保育はあるべきなのか。見つめ直して考え直すと、そんなお考えがあるのかないのかお伺いをいたしたいと思います。以上です。

答弁 助役 藤井勉

まず、最初にお話しありました公設保育所における充実といいますか、運営の検討でございますけれども、今までも全くそういう考えがなかったといいますか、公に検討したことはないというような表現でお話しさせていただきますけれども、現実には、一時保育だとか延長保育、あるいは子育て支援センターというようなことで、公設の部分についても、それなりに現況の中で努力して、サービスを高めるようなことを全くしていないという意味ではございませんので、そんなようなことで御理解をいただきたいなというふうに思います。それから、人事の関連に関して、正職員の活用といいますか、そういうものに関して、事務職に転換してというようなお話もございました。確かにそういうことも、実は、今も既に1人事務職を兼ねてですね、保育の関係の仕事をさせていただいているような状況で、今後も全く考えられないということではありませんけれども、ただ、やっぱり保育士として採用されて、保育業務に長年携わってきたという経験は、やっぱり生かしてあげるべきだろうと。全く事務職に転換することを否定はしませんし、今後そのようなことも考えられることもあると思いますけれども、原則的には、やはり今まで習得してきたいろいろな保育業務に携わった経験は活用させていただきたいなというふうに思っております。それから、民設民営ありきという言葉の表現がございまして、先ほど来いろいろお話をいただいております。公設民営と民設民営と何が違うのかといいますと、やはり新規に建設物を建てる場合は、議員さんからお話もありましたように、建設コストの問題がございます。そんなような期待もありますし、それから、委託ですと、ある程度業務についての、これ、民営だから、全く自由というわけではございませんけれども、委託で業務をするよりも、民設民営にした場合、その自由度が高まるといいますか、枠がある程度自由度が高まることが期待できる。ですから、委託というものよりも、民設民営化の方が、保育業に関する幅の広さといいますか、そういうものが期待できるというふうなところがあるのかな。おっしゃられましたように、必ずしも民営がいいのかというようなことで、場合によっては、悪くなるのではないかというようなお話もありました。この辺は、民営をやっていただく中のひとつの約束事の中で、それぞれの報告手段、あるいはいろいろな状況の報告をいただきながら、その辺のことがないようにしていかなければならないというふうに思っておりますし、募集に関するマーケットの問題、非常に本町といいますか、北海道の十勝の地域でこういうふうな事業を進めていくということは、音更町が比較的早いのかなと思いますけれども、ほかの地域でも、必ずしも保育業務に限らず、福祉関係のこういう業務について実際にやられておりますし、特に帯広市さんあたりも、最近積極的にそのような動きが見られます。この辺の状況を見ますと、残念ながら、まだこの辺の地域では、建設コストを全て民が持ってやるようなスタイルのものは出ていないというようなこともございますし、マーケット、日本中全部広げるのがいいのか悪いのか、その辺は検討しなければならないと思いますけれども、やはり一定の区域の中で、目に見える範囲でのやっぱり企業の見きわめといいますか、そういうものも一方では必要になってくると思います。したがいまして、公募範囲、一定の区域内にやはり絞ってですね、参加業者の状況が私どもの目に見えるような範疇でのものが、とりあえずは妥当なのかなというふうに思っております。それから、民生常任委員会の資料の中でのいわゆる原則民設民営については、先ほどもお話しさせていただきましたけれども、今回の部分については、もう既にそのような形で選定が終わっておりますけれども、今、健全財政の5年計画の中でも、3園の民設民営化について検討した上での方向性をある程度定めて進めさせていただいております。それ以降については、今のところ、具体的にどこのというような話ではございませんけれども、そういう時期が来たときには、更にその今後の保育園のあり方、そういうものを広く皆さんの御意見を聞いて対応してまいりたいなというふうに思います。

出典:音更町議会 平成17年第1回定例会 2005年3月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる