みんなの議会

音更町議会 平成14年第1回定例会 2002年3月11日

まちづくりとインフラ整備について

2002年3月11日、音更町議会の一般質問で、宮原良巳議員が「まちづくりとインフラ整備について」質問し、町長 山口武敏が答弁しました。

質問者
宮原良巳 議員
答弁者
町長 山口武敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 27番 宮原良巳

きょう午前中は、全国民の目が国会へ向いておりましたけれども、終わりましたので、午後の部はひとつまちづくりについてじっくり論じてみたいと思います。今回の定例会では、一般質問登壇者は10名でありまして、二けた台の登壇は、前回に続いて2回目であります。それぞれの各議員、登壇された方は極めて問題を掘り下げて、それぞれの問題で議論をされました。私はそれまでには及ばないと思いますけれども、通告してあります三つの項目につきまして質問をさせていただきます。まず1番目に、まちづくりとインフラ整備についてであります。私たちのまちづくりにとりましては、インフラ整備というのは、膨大な事業費を要します根幹的な大事業であります。このインフラとは、インフラ・ストラクチャーの略でありまして、一般的に社会資本のことでありますが、国や町の基盤整備に当たって使われていることは御案内のとおりであります。ところで、このインフラ・ストラクチャーの語源は、古代ローマの時代にまでさかのぼりまして、構造、基盤、建造ということでの造語だそうでございます。その広大な支配地区全土に、壮大な街道を網のように築き上げまして、すべての道はローマへ通じると称され、また同時に、ローマは一日にして成らずと言われるように、紀元前数世紀の時代から何世紀にわたって引き継ぎ、この大事業を成し遂げてきた古代ローマが、インフラ・ストラクチャーの元祖と言われるようになったというゆえんだそうでございます。しかし、古代ローマのインフラ・ストラクチャーというのは、単に軍事上の理由や優れた土木技術によってつくられたというだけではなくて、ローマ人をして「インフラ・ストラクチャーこそ人間が人間らしい生活を送るために必要な大事業」と、定義づけられたということを知りまして、こういう重要な性格にしっかり目を向けて、私たちもまちづくりに当たって学んでいく必要があるのではないかというように思うわけであります。ちょっと物の本からちょっと引用させていただきますと、ローマの道というのは、御存じのように、石畳、石づくりであります。必ず両側に歩道がつき、排水も必ずついている、あわせて上水道・下水道、広場、公会堂、競技場、公衆浴場というハード面もあわせて整備をしている。更に、また、ソフト面では治安のシステム、教育、医療、衛生、郵便のシステムなども整備をしていったという総合的な国づくり、都市づくりであったということが言われておりまして、いわば国民に対しましては、安全で高度な文化生活を提供する、そういうようなインフラ整備を進めていたと。優秀な軍人だけではなくて、優秀な政治家や思想家を登用する。元老院によって、司政官を任命してそういう国づくりをさせる、そういうシステムだったそうでありまして、ちょっと引用が長くなりましたけれども、そこで私どもは国づくりの思想ごと、私たちのまちづくりにも通じるものではないかというふうに思いますので、昨今盛んな財政論議の中におきましても財政論議だけではなくて、インフラ整備のこうした戦略的展望を持って、同時に論議を行っていくことが必要でないかと考えるわけです。そういう立場から、次の3点をお伺いをいたします。第1点、インフラ・ストラクチャーの文化的側面、要素というものをどう考えて今まで基盤整備を進めてこられたのか、こういった認識をお伺いしたいと思います。第2点では、本町のインフラ整備の状況はどうか、単に整備率だけではなくて、そこから生み出される価値、文化的な質的な高いものに結びついていく物の考え方、どう音更町の発展に寄与してきたかということをお伺いしたいと思います。評価の問題であります。第3点、今後のインフラ整備に向けて、実施計画の指標化と財政出動可能額を示して、こういった財政とインフラ整備を町民の目に明らかにするとともに、議会での論議も促す。そういう中で合意を取りつけながら、まちづくりを進める必要があるかと思いますので、そういった点をお伺いいたします。次に、2番目の生活道路の整備についてであります。本町の基盤整備は、ここ20年ほど、特に努力をしてきた分野でありまして、まさに往時を知るものにとりましては、見違えるような町に変貌をしてきたと、私は評価している一人であります。しかし、それでも住民要望や町としての課題は、後を絶たない状態でもあります。特に、地域住民にとりましては、生活道路というものが、私はここで取り上げたのですけれども、身近なものだけに極めて要望の強いものであります。しかし、これは生活道路の整備というのは、今、インフラ整備で申し上げました壮大な基盤整備とは多少異なりまして、町単独事業、そして大部分を町債に頼る、極めて財政負担が一般財源にもろにかかってくる、町長にとりましても極めて頭が痛い問題ではないかと推察いたします。しかし、町長は平成9年に町長に就任されたときに、役場の幹部職員として仕事をされていたときと違って、町内をくまなく歩いたときに、実態がこうであったのかということを痛切に感じられたと思いますけれども、かつて整備をしたつもりのものが相当傷んで、しかもそこを毎日住民が目にし、あるいは通っていって、それを何とかしてほしいという願いが、極めて強かったということを感じられたはずであります。それで、町長は就任後、生活道路の整備計画というのをつくられました。いわゆる15年計画であります。その二、三年前には、当時の建設常任委員会におきまして、今まで整備してきた簡易舗装80数%まで延びたといいながらも、年数がたって相当傷んできた、しかも下水道が入ったことによって、その傷みが加速された。したがって、これからの音更町の道路整備は、簡易舗装のやってきた時代は終わらそうと、一つの時代的な役割は終わったと、これからはきちっとした本格舗装、排水施設等も伴うものにするべきだという提言を当時の建設常任委員会で、調査のまとめとして異例でありますけれども、提出をしたことがあります。ちょうどその後、町長が就任されて、当時、簡易舗装100数十キロと言われている中で、約60キロ、正確には60.7キロメートルの特に破損のひどいところを整備しようという計画を立てられた。しかし、これとて財源の関係がありますから、気の長くなるような15年計画ということで、ここは特にひどいよと計画にのせていただいても15年目にしかならないというところも出るわけですけれども、しかし、これを手をつけられたということは、それなりの認識もあり、町民生活を向上させると、そういう努力ということで私は買うのですけれども、しかし、今日の財政状況随分議論があります。しかもこの部分の道路は、補助事業にのせられませんから、補助事業にのせると、2分の1以上はほとんど国の補助が入って、あと残りの50%か45%か、40%を町費と起債で賄うという仕組みから言いますと、非常に町の財政面から見ると、効率の悪い部分であります。それでもある程度やらなければならないし、何年か投げると、あと一挙にできるという全く見込みがない、だからこの財政問題が出てきてから、町長はどうするのかなと、私は注目をしておりました。ところが、昨年は約3億9,000万円、今年は4億円の予算をつけています。引き続き今のペースでやろうというあらわれだと、私は感じましたけれども、町の仕事はできるだけ財政負担が伴わない形で必要な事業をやるとするならば、補助事業にのせるということはやっぱり地方財政の置かれている立場から、当然なことなのですね。そういう面で、今のケースで補助のない単独事業、町債にほとんど頼る形で今後もやろうとしているのかどうなのか、これはひとつ率直なところ聞かせていただきたいし、我々も議論に参加しながら、町民の皆さんにも説明するときはする。そして、町長も無理してやりたいと言うときには我々も応援する、そういう合意の中でやらなければならない、非常に大事な財政面から見ると難しい仕事だということで、あえてこの問題を取り上げました。したがって、次の2点をお伺いします。第1点、整備15カ年計画の内容と進捗状況をお聞かせください。第2点、今後の整備の見通しについてどう考えているかお聞かせください。次に、3番目に市町村合併の動きについてであります。実は、市町村合併の問題、私は一般質問で取り上げるのは今回で3回目です。一昨年、昨年、今年と、同僚議員がこの問題を取り上げるということだったのですが、私、あえて資料も用意してなかったのですけれども、やらないということなものですから、急遽この問題を出させていただきました。この問題を何回も取り上げるというのは、私自身が合併ありきという立場でないことだけでははっきりさせておきたいのですけれども、非常に重たい問題ではないかと、しかも最近、いろいろ動きがあります。時期尚早だとか、いよいよになってからということで様子見、そんな状況のままでいいのだろうかという、そういう面での私自身の危機感があります。そういう立場で、この問題を取り上げさせていただきましたし、この議会の場で議論すること自身が町民に対する一つの情報発信であり、一緒に考えていただきたいということになるのではないかと、そういう立場でこの問題を取り上げさせていただきました。さて、最近の動きでありますけれども、十勝町村会では先月21日、合併のあり方を検討する協議会をつくるということを決めました。それから、道の町村会では、それより先、昨年の6月に合併に関する検討委員会を設置いたしました。道町村会の市町村合併の検討委員会というのは、これはある新聞によれば、方針を転換し委員会設置と、こういう見出しで報ぜられております。それまでは道町村会、または全国町村会は強制的な合併は反対という決議をして、極めて否定的な態度をとっていた、ですから少なくても検討委員会を発足して議論をするということは、方針転換と見られているわけで、確かにそういうように変わってきていると思います。更にまた、国の方針の合併特例法というのがありまして、これも何回か改正をされて、促進のいろいろな特例が追加されてきております。あめとむちということを言われますけれども、あめの部分は随分出尽くしたようです。しかし、むちはないと言っておりましたけれども、最近、先月に至りまして地方交付税の削減、これは以前から言われていたのですけれども、5万人以下の市町村に対する段階補正の見直しで減額するということで、小さい町を集中的に交付税を見直すということであります。地方交付税、財政面だけで合併論議をするのも一面的過ぎるということを私は承知しているのですけれども、音更町の財政力指数は今37%ですか、十勝町村の中で10%台は12か14あったと思います。交付税に頼る率は音更は38%、合わせて自己財源と交付税とで70%以上のある程度自由になるお金が音更町の場合はあるけれども、地方交付税に依存する比率が50%以上というのが、半分以上十勝管内にあるわけですね。これが1割減る、2割減るといったときの打撃というのは、これは計り知れないものがあって、従来どおり、行政サービスの水準を維持できるかできないかという深刻な問題に直面すると思うのですね。音更だって、減額の対象の部類に入るわけですから、あれやこれやで北海道は広いからとかという面は確かにありますけれども、しかし、合併をするという国の方針の言われている飛躍的な交通や情報システムの発展、少子高齢化、経済生活圏の広域化などなどは、そのとおりでもあるわけです。ですから、私は今の町の形、行政区の線の引き方が、よりベストだとは必ずしも思っていない。それは過去にも合併論議何回もあった、あるいは分村もあったという非常に揺れ動いてきて、この七、八十年落ちついてきているというだけなことですから、これからの町の発展というよりは、住民の生活をよくするためにどうしたらいいのだという意味で、こういういろいろなファクターを整理検討することが必要だと。いわゆる合併を検討するのではなくて、合併が必要かどうかの議論をするための材料を集める、こういうことは私は必要ではないのかなと。町長は、今までのこの問題でする発言を私もちょっとずっと考えてみましたら、合併論議は避けて通れない問題と認識している、決して合併ありきではないが検討は必要、合併問題を論議するときには、自分の町だけさえよければいいというのではなくて、十勝全体がよくなるというものでなければならない。合併というのは、住民が最終的に決めること、こういうことを言われておりまして、誠にそのとおりでありまして、冷静な判断と慎重な物の言い方だというふうに私も思います。よしんば、自分がどう考えようと、先走ってこの問題の結論的なことを言うことは、これは町長といえども今の段階では言えることではないし、言ったら混乱のもとになるし、変な思惑か何かが出てくるということで、結論は別にしていろいろな角度から検討しようというそういう姿勢は、今の段階では堅持するべきだと思います。しかし、今回の執行方針の中で町長は、本年は一歩進めて、町民の皆さんと将来の町のあり方について真剣な議論を深めてまいりたい、それこそ一歩進めた表現で、この問題について提起をされております。私は、極めて適切な姿勢だと思いますし、この問題が出てから3年、やっぱり議論はしっかりする、いざとなって慌てて拙速でやって、後に悔いを残すような結論、時間がないからということで結論出すのではなくて、基礎的な議論はしっかりして、いろいろな角度から考えて結論を出すときに、みんながそうだなというような順序がやっぱり必要、私はそのように思うわけです。それで、お伺いしたいのは、次の3点であります。町村会で、検討の協議会をつくると言いましたけれども、全員でやるのか、小委員会でやるのかわかりませんけれども、どういう形でやって、道から示された十勝の合併8パターンの検討になるのか。また、これにこだわらずに十勝全体の再編というような大枠を議論することになるのか、この議論の協議会の検討のフレームについてはどうなっているのか、お聞かせ願いたいと思います。それから、第2点は、帯広市はこの協議会に入っていないようです。もちろん十勝町村会という組織における検討協議会ですから。しかし、市町村合併問題というのは市も含めたことであって、町村だけの問題ではないはずですね。したがって、十勝町村会でこれを決めるときに、帯広を入れるか入れないかという議論があったかどうかわかりませんけれども、今の段階では帯広を入れようなんていう、そんなことを言う町村長もいないのだろうと思います。それが現実だと、市と町村との関係において。しかし、本当に市町村合併問題を議論していこうといったときに、帯広市を抜きにしては語れないのも事実ですね。例えば、市町村合併というのは、本音で言えば今の町を我々守っていきたいというのがほとんどの人の本音だと思うのです。しかし、この厳しい時代、大変に世の中が変わって、システムも状況も変わってきた中で、十勝として日本の中で、あるいは北海道の中で十勝としての競争力をつけていろいろなものを発信していく。十勝というものを主張し、十勝自体を高めていくためには、オール十勝の市でもいいではないかという意見さえちらちら出ているのは、御案内のとおりでありまして、それだって議論の対象になっていいのではないかと、いわゆる町村が一つか二つ集まる、弱者連合だけになってはいけないという面だって、議論の対象になるはずです。そういう面で、市町村合併というのは、多角的な面から議論をしていかなければならないのですが、帯広市のことについてはどういう認識に立たれていたのか、町長自身の考え方というよりは、町村会の物の考え方を聞かせていただきたいと思います。3点目は、いろいろな選択肢が出てくると思うわけですが、執行方針でも述べられている町長は、議論を起こす段階に一歩進めたい。私は、道や町村会が何か示してそれに従うということではないということだけははっきりしているわけで、町長も最後は住民が決めること、しかし、住民に情報提供しないで、今、まだまだ関心が盛り上がらないということですけれども、出るわけがない、議会だって議論していない、議会で議論しようと言ってもなかなか足並みがそろわない。実は先般、総務文教常任委員会で合併問題の視察をしてきた結果、合併問題は調査検討をするために、何らかのアクションを起こす必要があると考えるという報告書を集めて議長あてに提出するとともに、皆さんに配付したことは御案内のとおりです。しかし、アクションを起こすという我々は、委員会としてはそういう確認をしましたけれども、その後の具体的なところまで進めるだけの機は熟していない、議会自体がですね。しかし、町長は、今年は一歩進めて議論したいということになると、当然、議会も入ると思いますし、町と議会がしっかり議論することによって、町民にも情報提供できるし、議論の輪に入ってもらうという段階に進むだろうと思う。そういう面では、町村会の議論を待つのではなくて、町内で主体的にしっかり議論をする必要があると、私は強く思っていますので、どういう議論の場を町長は手順を含めて考えていらっしゃるのか、お聞かせを願いたいと思います。以上、3項目についての質問です。よろしくお願いいたします。休憩(午後 前1時59分)

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目のまちづくりとインフラ整備についてお答えをさせていただきます。町民が快適で安心して生活できる都市基盤整備として、根幹的施設である幹線道路網の整備を初め、上下水道、公園、緑地などの整備のほか、地域活動の拠点施設としてはコミュニティーセンター、文化センター、総合体育館、図書館、プールなどの社会資本の整備を積極的に進めてきたところであります。初めに、インフラ整備における文化的要素をどう認識しているかとの御質問でありますが、今、住民の価値観は物の豊かさから心の豊かさへと変化しており、都市基盤の整備についても単に利便性や機能性だけを追求するのではなく、ゆとりや潤いのある、そして障害者を初め、子供からお年寄りまでだれにでも優しいまちづくりが重要であります。と同時に、行政の文化化といいますか、建物をつくるにしても道路、公園を整備するにしてもあるいはソフト的な事業一つにしても、その精神に文化的要素を取り入れたまちづくり、あるいは施設づくりが最も大切であろうと認識しているところであります。次に、インフラ整備の評価についてでありますが、まちづくりの根幹をなす幹線道路網といたしまして、帯広北バイパスを含めた平原大橋の開通、十勝大橋のかけかえ、鈴蘭大橋の架橋に加え、北2線、北5線橋の着手、更には横断自動車道の開通も含め、当面の大きな課題については、一定の方向性が整備されるものと思っております。それと、整合性を持って宅地開発も同時に進めてまいりましたので、上下水道を初めとする、一定のインフラ整備は進んでいるものと認識をしております。ただ、町民要望には限りがありませんので、不足している部分については、鋭意進めてまいりたいと存じます。次に、インフラ整備に向けての実施計画の指標化と、それに向ける財政可能額を示す必要があるのではないかという御質問でございますが、インフラ整備は長期的展望に立ち、計画的なまちづくりと、特に宅地開発との整合性を持った中で進めていくことが必要であります。このようなことで、市街地については市街化区域の拡大と合わせ、その時点で都市計画決定を必要とするものなどは、都市計画事業を受け入れての整備が必要でありますので、国の補助事業の動向や町の財政状況の判断のもとで、そのときそのときの状況を見きわめて進めていかなければならないものと思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、生活道路の整備についてでございますが、本町市街地内道路、いわゆる宅内道路につきましては、昭和50年代前半に舗装化の強い住民要望を受け、既存路盤に防じん処理をするといった暫定的な整備を進めてきた経過がございますが、凍結などにより著しく支障を生じていることから、平成9年度から15年計画で248路線、約60キロの市街地内道路再整備事業を計画し、年次的に整備を進めているところであります。平成13年度までの進捗状況は、整備済みで68路線、距離にして1万5,300メートル、また、整備中が4路線、距離にして400メートル、未着手が176路線、距離にして4万5,000メートルとなっており、現在、整備中も含めると25.9%の進捗率となっており、極端に悪いところについては、おおよそ整備が進められてきたと考えているところであります。近年の厳しい財政状況にあって、今後の整備につきましては、優先する路線を的確に判断しながら、引き続き計画的に進めてまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、3点目の市町村合併の動きについてお答えをいたします。市町村合併につきましては、合併をした自治体に対し、財政優遇措置がとられる合併特例法の期限が、平成17年3月31日となっております。十勝町村会においてもこれらの合併問題について、十勝全体としてどう取り組んでいくかなどについて研究、検討していく必要があるということで、新年度早々に(仮称)十勝町村行政のあり方検討会議を設置するということで、このほど話し合いが持たれたところであります。今後、この合併検討会議において、将来に向けた地方財政運営の見通し、あるいは当面の課題となっている地方交付税の配分見直しなどの影響を含め、本年中に何らかの方向性を出していくことで、十勝全体としての論議をすることとなっております。検討事項の具体的なものとしての合併論でありますけれども、人口3万人以上規模の組み合わせ、人口5万人以上の組み合わせ、人口10万人以上の組み合わせ、あるいは十勝36万人の大合併、十勝5ブロックの組み合わせ、あと、道の示す8パターンの組み合わせなどが考えられるところでございます。今、申し上げましたのは、あくまでも今考えられることでありまして、このほかにも実際の論議が始まりますと、いろいろな御意見が出てくるのかなと、そのように想像、推察するところでございます。なお、帯広市の参加についてはどうかという御質問でありますけれども、この検討会議は町村会でありますので、必要に応じてオブザーバーとして参加されるのではないかと思います。これも先ほど議員がおっしゃったように、やはり十勝全体ということになりますと、十勝の市は帯広市でございますから、これは参加なしで論ずるべきものではないというふうに思いますから、そういった観点でのお話し合いということになれば、帯広市組織そのものからは、町村会でございますので部外者ということからすれば、関係するオブザーバーというような形の中で、いろいろな御意見、あるいは意見の交換、そういうものがなされるのではないかなと、そのように思うところでございます。それから、質問の中でございましたように、生活道路の整備について、今後、どうかというようなことで、おかげさんで26%近くの整備状況でございます。できるだけこれらのものについては、完全な道路ということが一番理想的でありますけれども、なかなかそれをやっていたのでは整備が追いつかない。また、財政的にも大変というようなことから、今までの整備に加えまして、どうしても湿地のところについては排水を整備するとかそういうような形の中で、できるだけ湿地のところについては深めに整備をするというような形で、従来行ったような一律何十センチの範囲でやるというようなことではなしに、実情に応じて、できるだけそういう整備をするというような形でございます。ただ、正直申し上げまして、これらについてはできるだけ順番等については地域の連合会長さん、あるいは近くの町内会長さん、そういう御意見をいただいた上で、ひどいところから随時整備をしていくというような手法をとらさせていただいております。ただ、財政というようなことから言いますと、ある程度こういう時期でございますので、若干今までのような率、進捗というような形ではいかない一面も出てくるのかなと。今現在、実際には臨時財政特例債といいますか、その形の中で臨時市町村道という事業がありますけれども、その中で今、整備をさせていただいているわけでございます。今後、やはりこういう財政でございますから、なかなかやりたくても現実的には多少やはり経済の状況が好転するまで、若干この率を低くするというようなこともあり得るのかなと、そのように現在考えているところでもございます。最後の方になりますけれども、次、町内でも並行して論議の場が必要になってくるのではないかという御質問でありますけれども、合併問題につきましては、将来のまちづくりの選択肢の一つとして、取り組まなければならない課題であります。昨年は、庁内に市町村合併問題等研究会を設置し、行財政などの現状分析、合併についての情報収集等に取り組み、その内容等については、町の広報を通じて5回のシリーズで合併問題について、一定の情報を町民の皆さんに提供してまいりましたが、本年は2回になりますが、講師を招くなどして市町村合併シンポジウムを開催し、これら合併問題に対する町民の皆さんの意識を高めるほか、各団体やいろいろな集まりを通じ、町民の皆さんに一緒になって、これらの合併問題を論議する場を設けていきたいと考えてございます。なお、このことにつきましては、あらかじめやはり町と議会とでしっかり音更町の将来を見据えて論議をし、その上で町民へのいろいろな合併についての研修会といいますか、こういう交換をしてはというお話がございます。先ほども申し上げましたように、町村会といたしましても、あくまでもこれは一定の結論を出すというものではございませんし、また、先ほどの河田議員にもお話させていただいたところでもございますけれども、これらの合併問題については、一応資料として広報などで13年度取り組まさせていただきました。そういうものを参考にしながら、いろいろなパターンの中でのメリット・デメリット、こういうものを率直に町民の皆さん方とお話をさせていただき、最後はやはり一つの選択肢としては、町民自ら考えていただくというのも一つの手法ではないかなと、そういうふうに思いますし、ただ、私どもといたしましては、議会との関係といいますか、それらの意見交流なり、あるいは町村としての今後のあり方といいますか、こういうものを考えていかなければならないのかな、そのように存じますし、それらの考え方の基本となるのは、やはり今の現状の中で音更町として行政サービスが低下することなく、将来ともにその可能性があるのかということが基本の中の一つにもなるだろうし、また、今回の合併等については財政的な措置ということが一つの特例法の中でうたわれておりますし、16年3月まで3万人合併すればということもございますし、17年3月までには4万人合併すればと、こういう市並みの扱いなり、交付税を続けて交付するという、そういう一つの恩典措置があるわけでありますけれども、もう一つは、行政との現状の中で音更町そのものが発展する可能性といいますか、維持繁栄するのかというようなことも考えた上でいかなければなりませんし、また、合併するということは相手が居ることでございますから、音更町のみの考え方でいかないという面もありますから、相手方もやはりそれなりのメリットといいますか、繁栄されるということが合併の大前提になってくるのではないかなと、そのように思います。いずれにしても町村会として、今年中に一定の町村会としての方向づけといいますか、そのパターンはいろいろな形ができてくるのかなというふうに推測をするわけでありますけれども、そういう中から我が町として、どのメニューが音更町にとって最高のメニューなのか、そしてまた町民が望む幸せで、音更町が発展していく方向性、こういうものを考えていく必要があるのではないかなというふうに思っているところでございます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 27番 宮原良巳

一定の答弁をいただきましたが、再質問をいたします。1番目のまちづくりとインフラ整備につきましては、文化化といいますか、一定の基盤整備を進めていく中で文化化というものを考えていくという、それぞれの今まで進められた物の考え方の説明をいただきましたので、おおよそそういうことで本町も進められてきて、少なくても何年か前のある調査で、札幌圏について十勝圏の住みやすさ、定住志向が高いというアンケート結果が出ていましたけれども、地元紙でも調べたやつでは、十勝管内では音更町の定住志向85%、帯広市の35%を上を行ってトップであると。80%以上は3市町でありましたけれども、音更がトップということで、私も音更町のまちづくりは間違ってなかった、いい方向でお互いに力を合わせてやってきて、住みたい町、これからも住んでいたい町、そういう評価はあるのではないか。住んでいる立場からは、いろいろまだまだあるのでしょうけれども、限られた中でいいまちづくりを進めてきた方だと、こういうアンケート結果からも評価する一人であります。しかし、昨今の財政論議の中で私が一番危惧するのは、こういう面がなくて質という面が軽視されて、コスト面だけ言われがちではないのかなと、もちろん財政を抜きにしてはやれませんけれども、やっぱり目指すものというものはきちっと持つ、問題は財政ですから、それはスピードの面で調整していくべきもので、いろいろなものを進めるに当たって、中途半端なものをつくって後でまたやり直すということ、愚だけは繰り返さない。音更が町として単なるベッドタウン、音更方面は農村の音更町、住宅地は帯広のベッドタウンという二つに分かれていた従来の町の性格が、音更町という一体化された中で音更町民としての意識や、ここで住んでいて生活を楽しむ、あるいは人材が集まってくる、子供を育てる環境がいい、こういうようになってきたのは本当にこの20年ぐらいのことだと、私は思うのですよ。そういう面では、やはり質の高いまちづくりを進めてきたし、ちょうど時を同じくして、それまで学校建設に十数年かけて近代化を全部やるまでは全部我慢したのは、文化センターをあのように立派なものを建てれるようになった、建物だけではなくて、建てるときに皆さん方参加して数年間いろいろやってきた。議会も公共施設整備特別委員会を初めとして2回特別委員会をつくって、どういうものをつくるかという町民との議論やら、関係団体とも議論をしてきた。その中で、文化センターを建てるときは、関係の町民が主力になって、我々のできることを出し合って、文化の彩りを備えることをプラスアルファでやろうではないかという協賛会もできた。誠に異例なこと、しかし、立派過ぎるという批判も当時からありましたけれども、これはつくってみて大変な利用率であり、また、質の高いもの、そしてそういうものが育っている、みんなが大事にしていこうという誇りを持つ施設になってきた、こういうところから音更町の一体感を持てるようなスタートが、あの辺が私原点だったと思うのですよ。橋や道路ができるだけでは行ったり来たりで、帯広へ行けば全部便利、病院も帯広へ行けばいいのだと、当時の助役が答弁した記録があります。音更に病院をという提言をしたときに、そういう時代から考えて医療機関も整ってきた中で、私たちはこの町に住んでいることで利便性だけではなくて喜びを感じる、そういうまちづくりをしていく。先日、総務文教委員会で視察してきた掛川市という、生涯学習のまちですけれども、ここが道路をつくるのでも橋をつくるのでも、つくることによる付加される価値というものを皆さんと議論していく、あるいは意義づけするというか、それをやっている。それが自分たちを高めるとともに、まちをよくしていく、まちに誇りを持っていく、それが生涯学習だということなのですね。ですから、し尿処理場も単なる処理するのではなくて、そこで自然環境や水質をよくするという学習の場にしていって、し尿処理することを原点にして物を考えていこうと。そういう生涯学習という、アプローチの仕方は違うけれども、まちづくりのインフラ整備の中に文化性とか質とか品格そういうものをつくっていく、そういうことを必要だということを私強調したいのです。それで、1点目の文化的側面については、余り詳しくは説明をされませんでしたけれども、私、今申し上げましたような音更町のまちづくりは間違ってなかったと、こういうやつは今後も継承して発展させていきたいという立場で、このことについての再答弁は求めません。第2点は、整備状況の評価という面では、4本の十勝大橋、バイパス、一定の整備を進めてきたということで、それはそのとおりで、本当に本町の骨格的なものは進んできたということですけれども、やっぱり全て単独事業ではなくて関連させる物の考え方というのは、持っていく必要があるのではないかと。先ほど古代ローマの話なんていうのは、今の時代に通用しない面もありますけれども、思想的な面という分には学ぶ必要はあるのではないかという、まちづくりのインフラ整備についての哲学なり思想というのは、常に持っていただきたいなという意味で、あえて申し上げましたので、これも結構です。3点目については再質問お願いします。実施計画というのを総合計画を進めるに当たってつくっていますよね、それ我々に示されないわけですね、財政論議をして資料出せと言えば一定もの出ます。しかし、そういう町の実施計画と財政を絡めて、一緒に議論をするという習慣が、我々のところにないのですよね、議会との関係においてないのだから、一般町民との関係においてもあるわけがない。最近、財政も台所というやつを立てて、財政の説明を3年ほど続けてやってきておりまして、あれは一つの前進だと思うけれども、我々の目指すまちづくり整備をこの程度、何年間でやるというやつが出てこないのですよ。したがって、実施計画はつくっているはずですから、その内容もう少しわかる形で財政計画と一緒に出して、皆さんにコンセンサスを得ながら進めるということまで、一歩進めることについてはいかがでしょうか、そういう面で、この3点目を私、実は求めているわけです。それから、2番目の生活道路の件でありますけれども、15カ年計画持って引き続き進めていきたいということですから、それはそれで結構なことですけれども、財政面について余り触れられなかったのですけれども、同じ1,000万円なら1,000万円をもろに投入する事業がこれだと思うのですね。例えば、去年の柳町地先の東2線の道路を3,000万円の予算ついたとき、町費が2,200万円、国の補助が55%、5,000万円の起債のうち80%は国の交付税で措置される。したがって、あと残った20%、1,000万円が将来払っていく借金、町費の2,200万円と1,000万円の借金を返していくと、合計3,200万円が3,000万円事業費のうちの30%が町の負担、同じ町費を使うにしても事業量これだけあるわけですね。限られた予算を使うときには、できるだけ補助事業にのせようということで、担当が今まで努力していること、私はわかっています。できるだけのせたいと、のせれないやつを臨時市町村道整備債、あるいはふるさと農道整備債、今年はどちらも1億数千万円ずつ予算計上されているのは。従来ペースを維持して随分頑張っているなということがありますけれども、財政上との厳しい中でもこれをやって少しでもよくなって後で伸ばすというのではなくて、厳しい時代もこのペースを守っていって15年でやると、そういう受けとめ方でよろしいのですか。それならそういうことでいいのですけれども、その辺を1年、1年判断するということでは私ないと思うのですね、財政編成のときに今年は半分に削れやとか、そういうことではないのだろうと思うのですね。そういう意味で、15カ年計画に対する考え方をただしているわけでありますので、財政との関係において、もう一度説明をお願いしたいと思います。それから、市町村合併の動きにつきましては、おおよそそういうことなのだろうなと思います。第1点については、いろいろなパターン、全て枠組みとしては検討していくけれども、結論を出すものではないと、方向づけ、どう選択するかということはあると思うけれども、少なくても町村会で話し合うときに、その町の置かれている状態だとか、おおよその感じというのはだんだん出てくるのではないかなと思いまして、これは町村合併というのは相手があることですから、思惑を持って先走りしたり、一方的なことは全くできないのは事実ですけれども、共同のテーブルについて話し合う中で、おのずと共通の認識というのは出てくることは、非常にいいことなのだろうと思うけれども、そういうことを少しでも町村長が出すときに、地元の議論をしないまま出すことは、私はあってはならないという立場で、先ほどから申し上げたのですよ。少しでも論議の土台があってしゃべるのでなかったら、私どもは町長がどっち向いていくのかなという、そんな立場には議員という立場からは立つわけにいかない。今までの町長の発言は、私は適切だったと思うけれども、これから一歩進めるときには、町内での一定の議論の中で議論のあったやつも踏まえた発言というのは、必要になってくるのだろうなと、そんなことを考えるわけです。そういう意味で、第1点目につきましては、町村会としての取り組み方ですから、そういう説明で今日のところは諒とします。第2点については、町村会としての検討組織なので帯広は入らないと、しかし、その必要性、あるときにはオブサーバーという、それも町村会自体の決め方の問題ですから、私はいいと思うのですけれども、やっぱり大枠を話し合うときには、必要な段階というのはあるのだろうなと。そういう中で、音更はどう考えたらいいのかなというのが、ある程度思い描けるような状況というのはなければならない。財政がどうだとか、数字的なことだけ比較して提供されてもならないし、やっぱり将来に向けてあり方というものを目指すときには、いろいろな選択肢を出てくるときの判断材料というのは大枠の中でなければ、音更だけがどうしてもやむを得ず迫られて合併を施行する、そんなことではないはずなので、十勝町村会のリーダーですから、町長は、そういう立場でひとつ対応していただきたいということであります。これは要望です。それで、最後に今年はシンポジウムとか各団体との議論、話し合いというようなことを今年のスケジュールに上げられました。議会との関係はどうされます、議会自体がいろいろばらばらな意見みんな持って、26人全員違うと思うのですが、これ当たり前。しかし、議論をしようということについては、土俵をつくろうということについては、時期が来たら行くと思うのですけれども、町長は各団体とも議論してみたい、議会と議論をしてみるということで呼びかけ町長がするか、あるいは議会から呼びかけるかどちらかはわかりませんけれども、議会との関係についてはどうでしょうか。例えば、新聞の社説で、地方分権と合併問題と時代の中で、議会のあり方を論じた社説が、ある新聞社でありました。今の議会は、この重責を果たせるかという論調でした。相談あったことだけ審議する、相談に乗る、審議する、議会としての日常的な調査活動やら住民に対して議会自体がアプローチしていない、こんなことではいけないという論調でした。それから、地元紙は、定数論議か何かのときのことだったと、あるコラムで、議会は役場をリードするような議論が必要ではないのかという、そういうこともありました。ですから、私は議会はもっとやるべきだという立場なのですけれども、まだ、そういう話し合いをする場にまで行っていませんけれども、そういう立場に私は立ちたいと思っているのだけれども、立つべきだと思うし、時期もそうなってきている、時期的にもですね、思っているのですが、町長としてはこの点はいかがお考えでしょうか。以上、再質問とします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

ただいまの再質問でございますけれども、まず、1点目のまちづくり計画といいますか、そういうインフラ整備に伴う財政との整合性をとってというようなお話でございます。先ほども総合計画の中には、当然、実施計画というのがあるわけでありますけれども、私どもも単にこういう財政が苦しいから、計画も何も立てないで行き当たりばったりと、決してそういうことを申し上げているわけではございません。たとえ財政が苦しかろうとも、インフラ整備という考え方の基本はやはり持つべきだろうと、そして先ほど議員がおっしゃったように、やはり財政の浮き沈みというものがございますから、それはその年によって100メーター行くものが場合によっては10メーターという、極端ですけれども、それが50メーターになったりという一つの進捗状況というものは、やっぱり財政によって変化があるのかなと。そういう変化があるときにこそ、こういう計画をしっかり持っているということが特に大切でもあろうと思いますし、先ほど御答弁申し上げましたけれども、その都度、その場に応じてと、こういうようなことでございますけれども、これらのことにつきましては、一つの基本的な考え方だけをきちっと計画を持ち、多少この10年間の総合計画のスパンの中でできないものもあり得るだろうけれども、その基本とするところはしっかり持って考えていくべきだろうと、そのように思います。ただ、こういう非常に先の読めない、来年のことすらも読み切れないというような時代背景がございます。なかなか財政計画等の整合性というのは、非常に今の時期は特に難しいのかなと、そんなことを考えますと、残念ながら毎年毎年の予算という一つの組み方によって、それが一つのヒアリングであったり実施計画であったりというようなことが、とかくここ苦しい財政状況の中ではありがちでございます。ただ、考え方につきましては、御説のとおりでもございますし、私どももそれぞれの部門別の計画というようなものもございますし、また、特に最近ではバリアフリーだとかユニバーサルデザインだとかノーマライゼーション、いろいろな横文字があるわけでありますけれども、言い替えればだれもが当たり前に生活できる、こういうことがこれからのまちづくりをつくっていく上において、必要であろうというふうに思っておりますので、そのように御理解をしていただきたいなと、そのように存じます。それから、これも財政にかかわることでございますけれども、生活道路といいますか、大きな幹線道路の整備というものが号線によって、あるいは橋の例だとか、そういうようなことの大型事業がどんどん入ってきているわけでありますけれども、これらの整備をするといいましても、今、国の新規事業すらもなかなか認めにくいと。現段階では、既存の今の規定、実施されている継続事業をまず最優先してというようなこともございますので、新規事業というのが非常に難しい時代に入ってきております。そんな中で、できるだけ私どもも補助があるから何でもという、決して飛びつくようなそういうものだけではなしに、やはり我が町に是非ともこれは必要なものというようなものについては、できるだけ私どもとしては補助事業というようなものが、どうしてもこれから必要になってくるだろうと。そんな点では、先ほどお話ありましたように、ふるさと農道整備事業、これも今の計画で終わるのかどうか、これも暫定的な扱いでもございます。臨時市町村道につきましても、先ほど申し上げましたような宅内道路といいますか、そういうものにひとつ重点を置いてやっているということでございます。ただ、これらのふるさとにつきましても臨時市町村道につきましても、あくまで起債事業でございますから、やはり先ほども申し上げましたけれども、起債というものは借りれば返さなければならないと、こういうことがございますし、ますます今後の歳入欠陥というものが出てくれば、おのずとある程度こういう起債事業等も縮小していかなければならないということも、今から考えておかなければならないということでございます。いずれにしましても表通り、広い道路だけが整備されるということだけではなしに、一歩裏道といいますか、そういうものに目を向けていかなければなりませんし、また、場所によっては農村道といいますか、農道そのものもかなりまだ遅れているところもございますから、やはりそういうものを考えながら取り組んでまいりたいと、そのように思っているところでもございます。市町村合併問題において、非常に難しいなということを感じますし、一言一言が責任問題という、私の一言が場合によっては音更町のこれが意見だと、こういうようなことにもなりかねないというだけに、非常に慎重を要するのかなというふうに思っております。ただ、音更町という中においては、いろいろなことが今想定されるわけでありますけれども、先ほども申し上げておりますように、できるだけ町民との一つの対話形式といいますか、こういうようなことから、やはり町民とは接した中でいろいろなことが想像できるというようなもの。また、町民からの要望といいますか、考え方というが当然出てくるだろうと。ただ、議会と町ということの中で一定の共通理解、共通認識というものを一緒に持ってないと、非常に私は今後、外部へ出ての発言というのは、物言えないというようなことになります。ですから、私自身はあくまでもフランクに考えるというわけではございませんけれども、いろいろなことが想定されますから、町村会としても決定的な結論を一つに絞り込んでいくということでもございません。これから、新年度に入ってからということになっておりますけれども、ただ、自分自身考えるのは、あくまでも合併論議というのは複数の町、それが二つ以上でありますから、全部も複数のうちということになるわけでありますけれども、そういう考え方の中には、まずもって8パターンにこだわるわけではございませんけれども、少なくてもやはり1町村で、なかなかどこの町村長の立場におきましても一定の方向づけというのは出しにくいだろうと。それから、そんな点からすると、私自身は、どういうことに今後方向転換されるかわかりませんけれども、自分としては少なくても複数というようなことになれば、北ブロックごとの先ほど申し上げた5ブロック制ということも、一つの案の中には考えられるのかなと。そんなことからすれば、北ブロックあたりとしてどういう意見を、それぞれ持つかというような考え方も必要であろうと思います。御質問にありましたように、町と議会との関係をどうするかと、そういう意見調整なり、意見交換会なり、そういうようなことは特に何らかの形で、どういうふうに進めるかは別にしまして、やはりこれから音更町も統合というようなことを考えた場合に、やはり議会と町との関係といいますか、これもまた町民、差しおいて決定するということにはならないのかなというふうに思いますけれども、常にその辺の意見交換といいますか、そういうことも場合によっては私どもも町村会の流れの中で、そういうものを常に情報交換をしながら議会ともお話し合いをしていく、あるいは今年も町民とのいろいろな形の中でディスカッションをしていきたいと、そういうことも考えておりますので、また、町民の声なども含めた考え方というようなものについても一定の集約をしながら、議員の皆さん方ともそれがどういう委員会になるのか、形はわかりませんけれども、そういう意見の常に交換だけはするような場を持ちたいというようなことで、これの問題につきましては、また、議長さんとも十分御相談をさせていただきながら、この必要性を私は思っておりますので、それらのことについて御相談をさせていただきたいと。それはあくまでも協議をする場、話し合いをする場というようなことの場でお願いをしたいと思っているところでもございます。以上でございます。

再質問 27番 宮原良巳

1番目のインフラ整備の関係につきましては、実は平成5年に地方拠点都市に帯広圏が指定をされまして、相当大きな期待が寄せられました。結果的に、希望自治体が多くて、第1次から第3次ぐらいまで、あそこもここもということになって本当に指定されたメリットはなかったのですが、事業内容自体も財政支援というのは、音更はほとんどメリットがなかったのですが、そのときの議論を振り返ってみて、大都市の一極集中を廃して地方都市の魅力アップのためにということでした。帯広を中心にした1市3町が、それぞれ出し合って、出し合っただけで、本当の帯広圏としての役割分担まで論議は進まなかったけれども、少なくとも音更はコミュニティースポーツゾーンというものを設定して、一定のものを提出して認められているのですね。こういう中で、議論をしたことを私は忘れないし、大切にしていきたい、これが今のインフラ整備の基本に、私自身もそのときに勉強させてもらいましたから、あるのですよ。今、財政が厳しいからといろいろ、あれも切れこれも切れという、中途半端なものをつくってでもよしとする風潮がないわけでないけれども、私はまちづくりの根幹的なものだからしっかり守っていく、しかし、財政というのは無視できないのだから、スピードの問題である。どこを我慢するかという議論、しかし、将来とも捨てるわけではない、こういう魅力あるまちづくり、質の高い品格のあるまちづくりを目指すというこの基本だけは、お互いに持っていかなければならないだろうということを申し上げたいし、物、金、優先ではなくて、物、金というのは住民生活を高めるための手段ですから、そういう目指すもの。生涯学習の話に戻ってしまうと、ちょっとまた小さくなってしまうのだけれども、そこに物の考え方が、どれだけ価値を高めるようにしていくかということをまちづくりの基本にしてもらいたい、このことは私の考え方を申し上げておいて、参考にしていただきたいと思います。二つ目の生活道路の整備につきましては、財政のことはさることながら、表通りだけでなくて裏通りも整備していきたいという、強い町長の意思表明があったという受けとめ方で、これはいいとか悪いとかという問題でありませんから、町長の説明を受けとめさせていただきます。3番目の市町村合併につきましては、今の段階におきましては、町長の言われているようなことで進めることが適切であるし、しかし、議論はもう少し急いで、住民の皆さん方にも見える形で、あるいは情報を提供できるだけの中身のあるものを国が出しているパンフレットの焼き直しだけでなくて、生の音更町における議論を音更町に置きかえた場合どうなのだろうという、そんな議論が起きて、また、そういう議論をする場が我々も参加できることを期待し、そして町民にどんどんそういう情報を提供していく、一緒に考えていただけるという状況をつくっていくように進めていただきたいということを要望しまして、終わります。

出典:音更町議会 平成14年第1回定例会 2002年3月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる