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浦幌町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月7日

関係人口創出のためのインフラ整備

2025年12月7日、浦幌町議会の一般質問で、高橋匠議員が「関係人口創出のためのインフラ整備」について質問し、町長 井上、まちづくり政策課長 辻が答弁しました。

質問者
高橋匠 議員
答弁者
町長 井上、まちづくり政策課長 辻

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 高橋匠

通告に従い、一般質問させていただきます。関係人口創出のためのインフラ整備。昨今、浦幌町では宿泊容量が不足傾向にあります。従前の工事関係者や浦幌町への企業の出張関係者はもとより、町が進める大学連携事業に関連する大学生の実習や農業インターンなど、関係人口の増加とともに夏季など来町者が集中する時期は宿泊容量が逼迫していると考えられます。一方、浦幌町の宿泊事業者に目を向けると、高齢化等を主たる要因として今後宿泊容量は減少していくことが予想されます。ふるさと住民登録制度の一般質問でご答弁いただいたとおり、関係人口の拡大とつながりを深めることは浦幌町の重要施策の一つであり、宿泊容量の確保やリモートワークの環境整備や情報発信は、関係人口の拡大を目指す上で重要なインフラだと考えています。町として関係人口創出のためのインフラ整備をどのように考えているか。

答弁 町長 井上

高橋匠議員のご質問にお答えします。関係人口創出のためのインフラ整備についてでありますが、本町では町内外の多様な人々とのつながりを育み地域の活力を高めていくため、関係人口の創出、拡大に向けた取組を推進しております。これらの取組を効果的に進めるためには、町を訪れる方々が安心して滞在できる宿泊機能の確保と拡充、リモートワークが可能な通信環境の整備、そして町の魅力や取組を的確に伝えるための情報発信体制の充実が不可欠であると認識しております。宿泊機能の確保、拡充に向けた方策の検討につきましては、現在提供されている宿泊施設の実態を正確に把握することが必要であると考えております。今後は、民間事業者が運営する旅館等の空室率や稼働状況等について調査を行い、その結果を踏まえて必要な対応を行ってまいります。次に、リモートワークなど多様な働き方に対応できる環境の整備につきましては、リモートワークが可能な施設である常室ラボやうらほろスタイル複合施設フタバ、さらには移住を検討する方々が実際の暮らしを体験できる移住体験住宅を整備し、利活用を図っております。これらの施設は、町内外の方々が本町と関わるきっかけづくりの場として重要な役割を担っており、引き続き適切に運営、活用を進めてまいります。次に、情報発信体制の充実につきましては、現在町ホームページや町公式SNS、ラインなどを活用し、町内外へ様々な情報を提供しております。これまでは町民向け、町外者向けといった対象を明確に区分せず同一の情報発信を行ってまいりましたが、情報の受け手や目的に応じた発信方法の工夫が求められていると認識しております。今後は発信する情報のターゲットを明確化し、より効果的で戦略的な広報体制を構築することが重要であると考えております。また、リモートワークが可能な施設の情報発信につきましては、現在浦幌町就業促進ポータルサイト、つつうらうらを活用して情報を発信することを予定しております。現在その掲載内容や構成等について準備を進めているところであり、利用を希望される方々に対して施設の特徴や利用方法などが分かりやすく伝わるよう、充実した情報提供に努めてまいります。人口減少に歯止めをかけることが難しい中、これらの基盤整備を着実に進めながら、本町の魅力を生かした多様な交流の場を創出し、持続可能な地域づくりを目指してまいります。以上、高橋匠議員の答弁といたします。

再質問 高橋匠

では、再質問させていただきます。今年の夏、実習で浦幌町に滞在する大学生が延泊を希望したところ、宿泊場所がなくて予約されていた方と相部屋を急遽お願いするといった事例があったと聞いております。浦幌町では、子どもの想い実現事業ですとか、大学連携事業、あと農業インターン事業などによって多数の大学生が来町しておりまして、地域への経済効果、好影響があるということですとか、あと今年の夏は浦幌の子どもたちに対するオープンカレッジをやっていただいた等の事例もあって、これは非常にすばらしい取組であるなと思っています。今後中長期も含めた大学生の来町を増やしていくことがまちづくりに私はつながると考えているのですが、あとさらに民間のインターンで来町されている方など、私も把握し切れていないようなケースもあると考えています。ただ、大学生が来るとなると、どうしても夏休みに集中するというのは避けられないのかなと考えておりまして、宿泊容量が減少していくことが予想される浦幌町では、宿泊キャパを超える事例が今後も出てくるのではないかなと思っています。町としては、今後宿泊を伴う来町者を増やしていきたいのか、またそれに伴う宿泊キャパの問題をどのように考えているのか伺います。

答弁 まちづくり政策課長 辻

お答えいたします。議員がおっしゃるとおり、本町の様々な事業展開によりまして大学生など若い世代の方々が本町に関わる事例が多くなってきております。こちらの取組につきましては、今後の本町にとって重要な取組だということは認識をしております。今後も宿泊を伴う来町者につきましては、可能な限り受入れのほう拡大していきたいと考えております。宿泊施設の稼働状況の調査と併せまして現在の町有の遊休施設ですとか、利用頻度の低い公共施設につきまして利活用できないか検討のほう進めていきたいと考えております。あわせまして、既に整備している移住体験住宅の利用緩和によるさらなる活用の検討など、フタバですとか、東山町にあります宿泊滞在施設といった施設も含め関係人口の拡大に向けて取組を進めていきたいと考えております。以上です。

再質問 高橋匠

実態調査をされるとご答弁いただきましたので、その結果をもってから戦略を練っていく必要があるのではないかなと考えています。今後関係人口を増加させていく中で大学生の来町が夏休みに集中するという特徴を考えると、新たに宿泊容量、今ご答弁いただいたとおり増加する手段というのが遊休施設の利活用ですとか、移住体験住宅の緩和というところだと感覚的ではあるのですが、減少する容量を補うのはちょっと難しいのではないかなと。また今年のように泊まれないという事例が出てくるのではないかなと考えるのですが、その辺りいかがでしょうか。

答弁 町長 井上

議論の内容を確認するために、あえて反問権を使わせていただきます。まず、再質問いただいた内容についてでありますが、今現在フタバとか東山町アパートに宿泊されている方、それは町の事業として来られている主に大学生の方が中心になっていると把握しております。今高橋議員が言われている宿泊容量、町内の宿泊に関する部分のキャパの話だと思いますが、それは町に関係する事業で来られる大学生の方の宿泊容量のことなのか、それともそもそも民間施設の宿泊容量のことなのか、その点について議論をこれからしっかり精度を高めるためにも確認させていただきたいのが1点。また、もう一点、もし高橋匠議員の中で考えるそういったキャパの関係でイメージ感ありましたら、お聞かせいただければよりこちらとしてもしっかりとした答弁できるのかなと思いますので、その2点について確認させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

再質問 高橋匠

すみません、前提条件を提示せずにちょっと方向性が定まらない質疑をしてしまって申し訳ありません。ご質問いただいたことでちょっと建設的な議論のきっかけになるかなと思っております。ありがとうございます。私が課題意識を持っているのは民間事業と町事業の両方でありまして、町長にご確認いただいたとおり、それはちょっと分けて考えていかなければいけないなと考えています。町事業に関しては、遊休施設の改修ですとか、一定程度の宿泊容量は確保できるのかなと思われます。今年延泊、泊まれなかったというのも非常に多かったという話を聞いているわけではないので、もともと町事業ですと町の事業を目的に来るので、それが重ならないように、それができる、できないという話はもちろんありますが、することで容量のコントロールというか、泊まれる数、来る学生の数というのはある程度コントロールできるのかなと思っています。また、解決策の一案として、容量を増やすという意味で町営住宅の目的外利用というのができるのではないかなと。こちらピーク時の緊急避難的にやることで今後関係人口が増加するのを機会ロス、機会損失のリスクというのも減らしていけると思いますし、まだ今そういった事例はないとは思うのですが、例えばリモートワークで二、三か月の中期というよりちょっと長期に係るような滞在をしたいと、それも町の事業に絡んでという方が来たときの受皿にもなるなと思っておりますので、町営住宅の目的外利用、そちらぜひご検討いただきたいなと思っております。民間事業について、民間がやることですので、町として直接的に手段を講じるというのは難しいのかなというのは重々承知しているのですが、今後実態調査でニーズ把握をしていくとご答弁いただきましたので、ビジネスチャンスはそこにあるのではないかなとは思っています。関係団体とそういったところ、調査した情報を情報共有を行うことで、今浦幌町は空き家が少しずつ増えていっていますが、そちらの民泊の活用、それもちろん町がやることではないですが、そこに宿泊容量があふれていて、この時期にこのぐらい人来ますよという情報さえあれば、では民泊やってみようという民間事業者が出てくる機会にもなるのかなと思っています。また、今後行っていただく宿泊施設の実態調査の結果、ちょっと私もどういった形でやるのか知りたいなとは思っているのですが、恐らくピーク時は短期間、町営事業も宿泊容量は不足しているのかなと思っているのと、あと民間というか、今ビジネス顧客で来ている方々も浦幌に泊まれなくて帯広から、帯広に泊まって浦幌に来ているという方がいるというのも耳にしておりますので、そこがどういった理由で帯広に泊まられているのかというところの調査、どのぐらい泊まれない数があるというだけではなくて、そもそも何で泊まれないのかというか、何が目的なのかというところもぜひ知りたいなと思っていまして、例えば浦幌町に泊まると朝食がないという理由なのであれば、町の飲食店事業者とそういった情報を提供することで、宿泊事業者と飲食店事業者が協業することでさらに浦幌町に泊まる目的にできるのではないかなと思っています。そういったところが私が今考えている案ではあります。以上です。

答弁 町長 井上

ただいま高橋議員からいただいた意見について回答させていただきますが、町の事業で来られている方々、そしてまたあるいは民間の宿泊施設を持たれている方々、どちらに対しても今宿泊容量に関して課題があって、それを増やしていくというような、そういった向きだとお話をお伺いして感じました。言われるとおり、先ほどまちづくり政策課長から答弁させていただきましたが、まず町の所有している施設に関して、そこで町の事業に関連して宿泊を求めてこられる、今は主に大学生を中心としている方々、これは町としても関係人口の創出のためにもっと増やしていきたいと感じています。ただ、ピーク時における部分では、大学生は主に夏休み等を利用して来られるものですから、同じ時期に多くの方が来られるという事情の中から、今うちに持っている施設をもってしてもなかなか全ての方を泊めさせていただくことができないというような、そういった状況がありましたから、町としては今公共施設、遊休施設の中で多少の改修をしながらでもそういった方々が一時的に住めるような、そういった可能性を今後前向きに検討していきたいと思います。もう一方、民間事業の宿泊に関しまして町として直接はアプローチはできませんが、ただ高橋議員がおっしゃるとおり町の今ニーズに関して情報発信をすることで、もしかしたら先ほど言われたとおり朝食がたまたま浦幌で提供できる場所がないので、あえて帯広のビジネスホテルから浦幌の何らかの事業や工事や、そういったところのために通っていただいている方がいるとするならば、そういったことで朝食の提供をできる飲食店の方にアプローチをかけれるとか、あるいはこれも分かりませんが、今都会のほうでは民泊と自分の住居を開放しながら、一部そういったことが許されているというのも聞いておりますので、そういった発想も新たに広げるためにも、町としてもそういったニーズ把握したものを積極的に情報発信していくことで、お互い民間も町も宿泊容量という部分での確保が進むのかなと思いましたので、町としてもしっかりとその点については留意しながら進めていきたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 高橋匠

私が意図しているところというか、課題感を持っているところ町としてご対応いただけるということで前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございます。今現状大学生ですとか、ビジネス顧客というところと、あとさらに、ちょっと以前リモートワークに関する環境整備の質問をさせていただいたことがあったのですが、これからそういう増やす余地のあるというところを考えていってもいいのかなと考えています。今都市部、東京ですとか、大阪ですとか、夏が暑くてもう過ごしたくないという方は年々増えていっているという印象がありまして、もちろん職業によってリモートができる方、できない方というのはいらっしゃるのですが、そういった方にとって浦幌町の環境というのは恐らくすごくいい環境だと思っております。あと、それをどういう枠組みでやるかというところは置いておいてですが、浦幌町、私は誇れる教育地盤があると思っています。リモートワークと一緒に子どもも連れて一家で来るですとか、もう本当に様々な売りにできるものといいましょうか、浦幌が誇れるもので外の方を呼んでいくということが私はできるのではないかなと思っておりますが、そういった新しいところを増やしていくというところについてどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 井上

お時間要しまして、大変失礼しました。ただいまのご質問に対してお答えします。リモートワークに関して、これからそういったものを増やしながら関係人口や浦幌に来ていただく方を増やしていく、そのためにはどうしたらいいかというようなご質問だったかと思います。町として具体的にはすぐにこの場所とは言えませんが、今浦幌町である、先ほどと繰り返しの答弁かもしれませんが、公共施設の有効利用、それを一部の場所ではなく関係機関も共有させていただきながら、今どういったものがあるか、潜在的にそれをしっかりと調べながら、そしてリモートワークができる場所を創設していく、そのことに関しては前向きに考えてもいいのかなと思っておりますので、ただ一方でこういったリモートワークをする場所があるということを全国の方々にお知らせする、発信するという機能も併せて強化させていただきながら関係人口創出に努めていきたいと考えています。以上です。

再質問 高橋匠

以前関係人口のときに質問させていただいたとおり、今来ていらっしゃる方々のニーズ調査をされるというご答弁そのときいただいたわけですが、私大事だと思うのは、もう既にできる場所もありますし、情報の整理等々はしなければいけないのですが、やるよということだと思っています。浦幌町として次の夏からリモートワーク受け入れますと宣言をするだけでやるのだなと受け取っていただける方は多いので、もちろん今まだ整理しなければいけないところですとかいうのがあるというのは承知しておりますが、もう既に浦幌町に何度か訪れていただいている方々に浦幌町来夏からリモートワーク本格的に始めますと、ぜひ来てくださいと言うだけでも私は効果がありますし、あと来ていただいた方々に足りないところどこですかって、もっとどうなればまた次の夏来たいと思いますかというのの繰り返しでブラッシュアップしていって、そしてそれが口コミになっていくという形なのかなと思っておりますので、今冬に入りかけの時期ではありますが、来春ですとか、そういったところぜひご検討いただきたいと思っております。その辺りいかがですか。

答弁 町長 井上

ただいまのご質問にお答えします。本町としても関係人口の創出というのは、これからの取り組んでいかなければならない課題だと思っておりますので、そういった面におきましては都市部の方が過ごしやすい時期に本町に来ていただいて仕事をしながら暮らしてもらう、そういった部分は狙いでありますから、今高橋議員が言われたとおり町としてもしっかり体制を整備しながら、また情報発信をしていく、これがまずは前提だと思っております。また、先ほどいただいた来ていただいた方からご指摘をいただく。こんなことをしたらいいよ、もっとこうしたらいいよという、そういったご提供いただくアドバイスも真摯に受け止めながら、より効果的な事業の展開ができるように努めてまいりたいと思います。以上です。

出典:浦幌町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月7日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる