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小樽市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月15日

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について

2021年6月15日、小樽市議会の一般質問で、中村岩雄議員が「新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について」質問し、市長 迫俊哉、保健所長 田中宏之が答弁しました。

質問者
中村岩雄 議員
答弁者
市長 迫俊哉、保健所長 田中宏之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 中村岩雄

それでは、質疑及び一般質問をさせていただきます。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種についてです。まず、市内医療従事者へのワクチン接種について、北海道の市内医療機関への意向調査によると、接種希望者は約8割、希望しない方は約2割と第1回定例会でお聞きしましたが、医療従事者等の対象者数、接種回数、接種率、ワクチン配分量(確定分)をお知らせください。また、道におけるワクチン配送について、どのような方法で行っているのかお知らせください。次に、市民へのワクチン接種スケジュールについて。高齢者(65歳以上)基礎疾患を有する方、16歳から64歳の方へのワクチン接種について、接種対象者数と目標接種回数、速報値としての接種回数、接種率、ワクチン配分量の確定分、予定分、接種対象とその開始日などの接種状況をお知らせください。個別接種が可能か否か、また、実施できる場合の曜日や時間帯などについて、市内医療機関に対して調査を実施されましたが、調査結果を受け、どのような体制で開始したのかお知らせください。高齢者施設での接種について、施設に意向調査を行いましたが、その調査の内容と調査結果をお知らせください。また、高齢者施設従事者と施設利用者の同時接種の可否について検討してこられたと思いますが、その結果をお知らせください。小樽市の集団接種について、6月26日土曜日の事業開始に向け補正予算の提案がありましたが、接種の対象となる人の地域や年齢層、医療従事者等スタッフの体制、土日に実施する時間帯について御説明ください。厚生労働省事務連絡に伴う対応についてです。新型コロナウイルスワクチンの余剰が発生した場合の取扱いについてでは、接種予約キャンセルが出た場合にワクチン廃棄を防ぐ目的があり、接種券がなくても余剰分接種が可能とされています。小樽市はどのような仕組みで対応しているのか、また廃棄したケースがあるのかお答えください。新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施における電話や情報通信機器を用いた診療の活用についてでは、電話や情報通信機器を用いて予診を行うことが可能であると示しました。集団予防接種会場、在宅、僻地、離島での活用が有効です。この活用について市のお考えをお聞かせください。今年3月の厚生労働省事務連絡、ワクチン接種をめぐる事務連絡で、視覚障害者向けの郵便物での点字表記検討などを求めていますが、小樽市の対応はどうなっていますかお答えください。厚生労働省からは、アメリカ、ファイザー社製ワクチンの接種対象年齢を現行の16歳以上から12歳以上に引き下げる旨の通知が出ています。小樽市としては具体的にどのような準備を進めているのかお聞かせください。6月1日付事務連絡では、6月21日から企業や大学において職域(学校などを含む)単位でワクチンの接種を開始することを可能としています。-83-そこでお尋ねします。内容と小樽市としての関わりを御説明ください。最後に、今後の見通しについて。ワクチン接種全般を通して、今後の見通しについてお聞かせください。以上、再質問を留保して終わります。

答弁 市長 迫俊哉

中村岩雄議員の御質問にお答えいたします。ただいま、ワクチン接種について御質問がありました。初めに、市内医療従事者等へのワクチン接種についてですが、まず医療従事者等の対象者数や接種回数、接種率、ワクチン配分量につきましては、対象者数は約8,700人、接種回数は6月9日現在、1回目が6,332回、2回目が4,565回、合わせて1万897回であり、接種率は62.6%となっております。ワクチン配分量は5月20日までに1万4,595回分が供給されております。次に、北海道のワクチン配送方法につきましては、まず北海道が委託をしている配送事業者により、ワクチンメーカーから基本型接種施設1か所に直接配送され、同施設で保管をいたします。基本型接種施設では、毎週末までに4か所の連携型接種施設ごとに、ワクチン必要量を取りまとめて梱包をし、翌月曜日に道の委託事業者へ引き渡し、火曜日に連携型接種施設へ配送しております。次に、市民へのワクチン接種スケジュールについてですが、まず、65歳以上の高齢者の接種状況につきましては、高齢者への接種は5月24日から開始をしており、接種対象者数は約4万6,000人、目標接種回数は接種率70%として約6万4,400回、接種回数の実績は6月9日現在、1回目が1万1,361回、2回目が4,565回、合わせて1万5,926回となっており、目標接種回数に対する接種率は24.7%となっております。次に、基礎疾患を有する方の接種対象者数は、国の推計方法により約9,000人、目標接種回数は接種率70%として約1万2,600回を見込んでおり、60歳から64歳の方は6月30日から、60歳未満の方は7月15日から接種開始を予定しております。なお、この方々は今月中旬から市内医療機関で先行予約を受け付けます。次に、一般の16歳から64歳の方の接種対象者数は約4万8,000人、目標接種回数は、接種率70%として約6万7,200回を見込み、60歳から64歳の方は6月30日、60歳未満の方は7月15日からそれぞれ接種開始を予定しております。ワクチン配分量は高齢者用として6月末までに8万8,530回分が供給されることが確定しております。次に、市内医療機関の調査結果を受けた接種開始時の体制につきましては、医師会と相談の上、平日に49か所の市内医療機関で診療時間内に実施する個別接種を中心とした体制で開始していくことといたしました。次に、高齢者施設への調査結果につきましては、本年2月に高齢者施設79か所に対して、入所者の接種について希望する接種方法や、嘱託医、協力医の有無、接種対象者数に関する調査を行いました。結果といたしましては、調査した95%の施設が、施設内の医師が接種をする、受診の際に接種をする、外部の医師に巡回接種をしてもらうと、何らかの形で接種を実施するとの回答がありました。また、医師が配置されている介護老人保健施設は、施設内の医師による接種を、医師は施設内にいないが協力医がいる施設は協力医による巡回接種の希望があり、結果的には全ての施設で医師の配置が可能となり、施設内での接種を実施することとなりました。-84-次に、高齢者施設従事者と施設入所者の同時接種につきましては、本年4月30日に高齢者施設に対して、施設入所者と従事者の同時接種に関する文書を送付し、協力医と相談の上、接種体制が整った場合には同時接種が可能である旨お知らせをしております。同時に、接種を行う協力医に対しましても、高齢者施設での同時接種を進めていただくよう文書により依頼をしております。次に、集団接種につきましては、市内全域の65歳以上の高齢者を対象に6月26日土曜日から7月31日土曜日までの土曜日と、7月11日を除く日曜日の10日間とし、会場はウイングベイ小樽、イオン側の4階フロアで10日間で約8,000回の規模で実施をいたします。開設時間及び医療従事者の体制につきましては、現在、医師会、薬剤師会と検討中ですので、詳細が決まり次第報道機関を通じ、また、市のホームページなどによりお知らせをいたします。次に、厚生労働省事務連絡に伴う対応についてですが、まず接種予約のキャンセルの対応につきましては、個別接種においては5月24日付で余ったワクチンの対処について、本市の考え方を市内医療機関に対し文書によりお示ししております。その内容といたしましては、まず、国の考え方に基づき、医療従事者や高齢者施設従事者の方への接種を優先して検討いただき、次に65歳未満のかかりつけ患者などへ接種していただくよう調整をお願いしております。集団接種においては、効率的な接種を進めるため、待機リストの作成を検討する必要があるものと考えております。また、ワクチンの廃棄については医療機関からは聞いておりません。次に、集団接種会場における電話や情報通信機器の活用につきましては、本市では会場に医師を配置いたしますので活用の予定はありません。次に、ワクチン接種における視覚障害者への対応につきましては、予約に関する対策などは特に行っておりません。今後、集団接種会場などにおいて障害のある方が利用する場合も想定をし、対応について検討してまいりたいと考えております。次に、ファイザー社製のワクチンの接種対象年齢が16歳以上から12歳以上に引き下げられたことに対する対応につきましては、本市においても12歳以上を接種対象者とし、60歳未満の方と同時に接種券を送付し、接種希望者は接種を受けていただくことといたします。次に、職域接種につきましては、内閣官房の資料によりますと、職域接種とは、地域の負担を軽減し接種の加速化を図るため、賛同する企業や大学において職域単位での接種を可能とすること。医療従事者や会場などは企業や大学が自ら確保をし、自治体の接種事業に影響を与えないこととあります。職域接種を希望する場合は、直接国に申請することとなり、接種の実施に関して小樽市が関与することはありません。次に、今後の見通しについてですが、まずは国の要請に従い、7月末までに接種を希望する高齢者の2回目の接種を完了することを優先してまいりますが、今後は基礎疾患をお持ちの方や65歳未満の方への接種を確実に進めてまいります。なお、65歳未満の方々につきましては、これまでの実績どおり進むと仮定すると、10月末までには完了することが見込まれます。(「議長、4番」と呼ぶ者あり)

再質問 4番 中村岩雄

それでは、再質問いたします。ワクチン余剰が発生した場合の取扱いについてなのですけれども、今いろいろお聞きしましたが、余剰が発生する場合というのはいろいろなケースがあると思います。当然、予約キャンセルが出る場合、-85-これもまたいろいろなケースがあると思うのです。土壇場でキャンセルにあったとかですとか、あるいは事前に時間的に余裕がある場合のキャンセルでは、対応がやはり若干、違ってくるかというふうに思うのです。それから、接種券がなくても接種可能ということなのですが、接種券がない場合も多分まだ未発送の方々が多数いらっしゃいますよね。そういう方々が対象になるのか、あるいは今後、それから発送後に例えば紛失してしまったと、本当は受け取っているはずなのだけれども、発送後に紛失してしまった方で接種券がないというような場合なども、これもまたいろいろなケースがあると思うのですが、現在の仕組みでいろいろなケースが出てきた場合に、またどういう対応の仕方をするのかというのはいろいろなことを考えていかなくてはならないと思うのですが、その辺についてもう少し詳しい御説明があればと思うのですが、いかがでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 保健所長 田中宏之

中村岩雄議員の再質問にお答えをいたします。ワクチンに余剰が出た場合の対応、いろいろなケースがあって、それぞれ想定してどのような対応を取ることを考えているのかというお尋ねでしたけれども、確かに議員が御指摘のとおりに、このキャンセルが出てくる場合も、急に具合が悪くなってとか都合がつかなくなって医療機関での接種を断念される方、あるいはかなり前から都合がつかなくなったりして行けなくなったという方、いろいろなケースがあるかと思います。いずれの場合についても、小樽市の、特に接種というのは、個別接種、各医療機関で行っていただくということを中心に据えておりますので、この50か所の医療機関それぞれがどのように、突然のキャンセルが入った場合に接種をほかの人に行うかということも考えていただくということが基本ということで、その各医療機関がどういう方針で臨んでいただきたいかということを、先ほど御答弁申し上げたような、基本的には接種順位に従っていただきたいということなのです。あと、そういった医療従事者であるとか、65歳以上の方がもしいなかったら65歳未満の方でもかかりつけの患者等に声をかけていただくようにあらかじめ準備をしておいていただきたいということは申し上げて、その旨、医療機関からも特段それに対し意見等もなく、対応していただいているというふうに考えております。まだ65歳未満の方には接種券は送っておりませんので、接種券のない状態で接種を受けていただくということになりますが、今後その接種券が65歳未満の方にもお手元に届いたときには、その接種券を接種を受けた医療機関に持っていっていただきたいということを、医療機関には周知をしているところでございます。そのような対応で、きめ細かな対応はやはり医療機関でなければできないというふうに考えておりますので、そこはある意味、基本的な考え方のみをお示ししてお任せをしているという状況でございます。

出典:小樽市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月15日 議事録 PDF(99ページ) 間違いを知らせる