みんなの議会

小樽市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日

(1)「温室効果ガスの排出量実質ゼロ」に向けた取組推進と市長の見解について/(2)本市が実施してきた温室効果ガスの削減に向けた取組について/(3)行政評価について/(4)人口減少問題解決のための施策について/(5)企業誘致について

2020年12月9日、小樽市議会の一般質問で、秋元智憲議員が「「温室効果ガスの排出量実質ゼロ」に向けた取組推進と市長の見解について」「本市が実施してきた温室効果ガスの削減に向けた取組について」「行政評価について」「人口減少問題解決のための施策について」「企業誘致について」について質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹、産業港湾部長 徳満康浩、総務部長 中田克浩、副市長 小山秀昭が答弁しました。

質問者
秋元智憲 議員
答弁者
市長 迫俊哉、教育長 林秀樹、産業港湾部長 徳満康浩、総務部長 中田克浩、副市長 小山秀昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 秋元智憲

一般質問も最後となりましたが、質問させていただきたいと思います。初めに、「温室効果ガスの排出量実質ゼロ」に向けた取組推進について質問します。10 月 26 日、菅内閣総理大臣は所信表明演説において、脱炭素社会の実現、いわゆる温室効果ガスの排出量実質ゼロを 2050 年までに達成する目標を打ち出しました。日本は昨年、パリ協定を受けた長期戦略を策定し、今世紀後半のできるだけ早い時期に脱炭素社会を実現するとともに温室効果ガスの排出量を 50 年までに 80%削減する方針を掲げ、温暖化の抑制に取り組んできました。近年、多発する国内外での地球温暖化が影響と見られる異常気象や気候変動がもたらす脅威は予想をはるかに超え、国連環境計画ではCO2など、温室効果ガスの排出量を世界レベルで抑えないと破壊的な影響が生じるとまで言われております。このような危機的状況の中、世界ではここ1年ほどで 2050 年に温室効果ガス排出ゼロを表明する国が急速に増えており、既に 120 か国を超え、世界的な取組も進んでおりますし、国内においても温室効果ガスの排出をゼロにする脱炭素化が注目されております。具体的に温室効果ガス排出ゼロとは人為的な排出量から植物による排出量を差し引いて算出する仕組みで、排出量と吸収量が釣り合った状態を実質ゼロと呼びますが、11 月 11 日時点で国内 171 の自治体が二酸化炭素排出実質ゼロを表明し、北海道ではまだ札幌市、ニセコ町、古平町の三つの自治体にとどまっております。始めに今述べた二酸化炭素排出問題の世界、日本の潮流を踏まえた上で、市長の考えとこれまでの取組について確認をしていきたいと思います。本市では現在まで環境問題に積極的に取り組んできたとの認識を持っていますが、世界、そして国の目標達成に寄与するため、小樽市も二酸化炭素排出実質ゼロの表明をし、さらに取組を進めるべきではないかと考えますが、市長のお考えを伺います。次に、これまで本市で実施してきた温室効果ガスの削減に向けての様々な取組について、何点か伺いたいと思います。第3次小樽市温暖化対策推進実行計画についてです。この実行計画では、第1次、第2次の実行計画の効果についても示されていますが、各計画の目標値の根拠について説明ください。また、第1次、第2次ともに目標を達成しておりますが、達成に至った要因についてもお知らせください。第3次計画の計画期間は平成 24 年度から令和3年度となっています。計画期間である平成 27 年度以降、排出量の増減が見られますが、平成 28 年度、29 年度に増加した主な原因と 30 年度にかけ減少した主な理由をお知らせください。また、令和元年度以降の状況について説明願います。次に、第3次計画に記載されている平成 22 年度温室効果ガス排出量の内訳を見ますと、総排出量の55%が冬季限定排出となっています。積雪寒冷地である本市では、ある意味仕方がない部分もあると感じますが、この割合は現状どのような状況なのか、また、さらに冬期間の排出削減を進めるためのお考えがあればお知らせください。次に、職員による排出量削減のための取組についてですが、計画の中で 45 項目に上る取組を実施してきたと思いますが、成果と課題について説明してください。-140-第3次計画の計画期間は令和3年度までとなっていますが、今後、第4次計画策定までのスケジュールや課題解決への取組など、現時点で考えているものがあればお示しください。今後、小樽市として二酸化炭素排出実質ゼロを進めていく上で、現状の排出量に対する吸収量の算出が必要になってきます。現段階で示せる数字があれば、排出量と吸収量について説明してください。次に、小樽市の行政評価について質問します。行政評価については、平成 23 年から先進的な取組を行い、効果が見られる自治体の視察結果を踏まえ、小樽市独自の行政評価システムの確立に向けて、様々な質問、提案をしてきました。質問した当時はまだ、小樽市としての行政評価は試行の段階であり、いろいろと研究もされていた時期で、1年ごとに見直しなどもされてきたと認識しております。初めに、平成 24 年度、25 年度の試行を踏まえて、26 年度に本格実施となった本市の行政評価に、行政評価の目的が明記されています。人口減少、少子高齢化が進行する中で、行政ニーズは多様化していること。選択と集中の観点で限られた行財政資源を効率的に配分し、効率的な行政運営を目指していくことが求められるとしていましたが、選択と集中の観点で平成 24 年度からの事業評価の実施による財政上の効果や実施事業全体で見た場合の効果について説明してください。また、職員の業務に対する目的や成果、コスト意識の醸成、PDCAサイクルの確立という点も挙げられていましたが、それぞれ職員の定着度や、さらにはPDCAサイクルの確立についてはどのような状況なのか具体的に説明願います。現在、市では第7次総合計画の推進に合わせて施策の効果や事業の妥当性などを点検し、より効果的、効率的な施策を図ることができるよう、令和3年度からの行政評価実施に向けて準備中とのことで、現在、作業を進めているところだと思います。そこでお聞きしますが、平成 26 年度の本格実施から約7年が経過し、本市を取り巻く社会情勢も変化していますが、本格実施時点の行政評価の目的の考え方はこれまでどおり踏襲されるのか伺います。目的の考え方が変更されるのであれば、どのように変更されるのか、変更する理由と合わせお知らせください。平成 30 年度以降、現在まで行政評価を中断しています。以前にも、この点を指摘し、質問しましたが、いま一度、小樽市自治基本条例第 22 条を踏まえ、評価を実施しなかった、できなかった理由とこの間、どんな作業、議論がされてきたのか伺います。また、その間、原部、原課では、事業の評価・点検を行わなかったのか、お聞きします。次に、施策の効果や事業の妥当性の点検方法についてです。私が第2回定例会で行政評価、事業評価結果を活用した予算編成方法について質問した際、市長からは、これまでより一歩踏み込んだ答弁がありました。現状で事業の見直しといっても必ずしも進んでいっていない。危機的な状況が正しく職員に伝わっていないのではないか。また、その状況も工夫をしなければ伝わっていかないのではないか。他市の状況も検証しながら考えていかなければならないと答弁をされました。私は現状を正しく認識した答弁であったと考えていますし、私も全く同感です。市長が答弁された厳しい現状を正しく職員に伝えていく方法について、現時点で考えがあれば伺います。また、他市の状況も検証されるとのことでしたので、その状況をお知らせください。先ほども述べたとおり、現在、令和3年度から行政評価を再開するために準備を進めているところですが、これまで行ってきた評価の方法は、一次の自己評価と二次の庁内総合評価として評価調書を作成し、評価の視点などに基づき点検してきました。しかし、今までどおりの評価手法ではこれまでと変わらず事業の見直しは進まないのではないかと思っています。今後は、第7次小樽市総合計画の推進に合-141-わせた点検になるとのことで、総合計画の推進に合わせたとはどういうものか、具体的な説明をお願いします。また、施策の効果や事業の妥当性を判断するために用いる手法についても伺いたいと思います。以前から提案していますが、事業を評価していく上で、やはり欠かせないのは市民の視点に立って、客観的に判断するための外部評価ではないかと考えます。近い将来、外部評価制度も確立しなくてはならないものと考えますが、効果を出している先進地では庁内だけの評価ではなく、より市民の視点での評価を実現するために外部評価を行い、外部評価の構成員として、一般市民はもちろんですが、専門的な知識を持った有識者で、大学教授や公認会計士、社会保険労務士、企業経営者などをメンバーとして評価をしている自治体もありますが、この点について、導入に対する考えと課題などがあればお考えを伺います。次に、人口減少問題に関連し質問します。人口減少問題は小樽市にとって最重要とも言うべき課題ですが、総務省の人口推計結果の要約によれば、日本の人口は 2008 年の平成 20 年をピークに減少が進んでおり、本市では 1964 年、昭和 39 年9月の 20 万 7,093 人をピークに減少に転じ、ピーク時に比べ、今年9月の人口は 11 万 2,0961 人で、約9万4,000 人の減少。社会減は昭和 32 年から、自然減は昭和 62 年から始まっているとのこと。近年では毎年約 2,000 人のペースで人口減が進んでいる状況です。しかし、その要因は多岐にわたることから、この問題を解決していくための施策も重層的な取組が必要になってくるものと考えます。ここで、まず雇用環境に関連して伺います。初めに、本市では平成 27 年に策定された小樽市総合戦略で、人口ビジョンを示し、その中で主な課題6項目について触れられています。それは若年層の流出抑制、札幌市手稲区、西区への転出抑制、生活環境のよさをアピール、流入人口の小樽市への呼び込み、合計特殊出生率を改善する、求職者のミスマッチの改善でありますが、まず、これらの課題に対して実施した主な事業とその効果について説明してください。本年7月に改定された小樽市人口ビジョンに記載されている課題、施策の方向性の内容は改定前とほぼ変わらないものとなっていますが、その理由をお知らせください。市内では若い人の働く場がないとよく聞いたりしますが、令和元年度小樽市労働実態調査の結果では、平成 29 年度から令和元年度までの新規学卒者の採用状況が、高卒 329 人、専門学校・短大卒が 190 人、大卒 167 人で、合わせて 686 人となっています。また、同じ期間の離職者は高卒 53 人、専門学校・短大卒が8人、大卒8人の合計 69 人、単純に計算して 617 人が市内で雇用されているということでいいのか伺いたいと思います。また、617 人のうち、市内在住者の人数を把握されていましたらお示しください。また、当初雇用された 686 人はどの産業に吸収されたのか、主な産業別の内訳、把握されていれば主な職種と合わせ、採用人数をお示しください。本市では高齢化率が 40%を超え、生産年齢人口の減少が進んでいることからも今後さらに若年層の市内雇用環境を整えていくことが急務であり大事なポイントであると考えますが、私の認識では以前から全国的に若年層が希望する職種について人気が高かったのは事務職などであり、特に女性に人気が高いのも事務職であったように思います。本市でも同様にそのような傾向があったように思います。市は人口ビジョンで希望職種や労働条件などをいかに求職者に合致させるかが課題であるとしていますが、本市の若年層の希望職種、希望する労働条件などを分析して初めて対策が打てると思いますので、これまでの調査などを通して、蓄積してきた若年層の希望する職種、労働条件などを分析して見えてきた結果、課題について説明願います。-142-これまで、施策や事業として希望する職種で働けるように、市はどのような取組をしてきたのか。今後考えている施策、事業などありましたらお知らせください。次に、企業誘致の考え方についてです。第1期小樽市総合戦略の今後の施策の方向性では「強みを活かした産業振興による安定した雇用づくり」とし、「本市においては、食品加工などの優れた製造技術が集積していることから、(中略)日本海側の優位性を活かし、港を核とした物流の促進や企業誘致、創業支援などにより地場産業の振興を図り、安定した雇用を確保する必要があります」としています。この方向性を否定するつもりはありませんし、今まで以上に進めていただきたいと思います。しかし、ここに来て一つ疑問に思うのは、そもそもこの考え方は若年層が希望職種として挙げる、もしくは働きたいと思う職種なのかどうかということです。本市において若年層の流出を抑制する上で、希望職種として挙げる業種を増やさない限り、流出抑制としての効果は小さいのではないでしょうか。流出抑制という点で効果的な対策を実施する必要があると考えますが、具体的な考え、取組がありましたら伺います。宮崎県日南市では、実際に若年層が希望する吸収率の高い業種の企業を誘致することによって大きな効果を出しています。日南市では、人口減少とともに生産年齢人口の減少が進んでいたことから、行政マーケティングという考え方を取り入れ、市民アンケートや様々なデータを基に、雇用環境の現状を把握し、若年層の吸収力が高い事務職を誘致するという方向性を示しました。生産年齢人口が減少する中で、1人当たりの生産性向上とともに、新たな生産年齢人口増加のため、女性や育児中の方々などへの雇用促進、働き方の多様化といった労働市場の環境を踏まえ、IT企業の誘致を決めます。方向性が明確になり、東京のIT企業に働きかけ、結果、IT企業1社が商店街の空き店舗を活用したオフィスを開設することになり 10 人の求人を出したところ、約 300 名の応募があったそうです。このことが県内外に大きく報道されたことにより、IT企業からの問合せが相次ぎました。2018 年末でIT企業 13 社が市内に進出、129 名の新規雇用が生まれ、そのうち、約4割が新たに市民になったそうです。さらには 2021 年度末までの雇用計画が 287 名となっているとのこと。明確な方向性とターゲットとなった若年層のニーズに合致した的確な事業の実施。結果として、若者の雇用創出と空き店舗解消、まちのブランド構築といった効果が出てきております。行政マーケティングは、まちの存続・発展につながる施策を組み立てる上で、効果的な手法とも言われていますが、行政マーケティングの認識と必要性について市長のお考えを伺います。次に、地元定着についてです。さきにも述べましたとおり、平成 29 年度から令和元年度までの新規学卒者の採用状況が高卒 329 人、専門学校・短大生が 190 人、大卒 167 人で合わせて 686 人でありました。これら本市で採用された方々の初任給平均額は高卒 15 万 5,005 円、短大卒 16 万 1,601 円、大卒 17 万 7,827 円であり、厚生労働省の令和元年度賃金構造基本統計調査の概況で示された学歴別平均初任給と比べて高卒で約1万 2,000 円、短大卒で約2万 2,000 円、大卒で約3万 2,000 円少ない状況となっています。そうした中、今回のコロナ禍の影響で多くの地元企業にも多大な影響があるのも事実です。企業への支援策を進めると同時に、本市で働く新卒者や若年層への支援を考えていかなければなりません。しかし、一方で厳しい財政状況を考えると、市の単費で給付や補助など効果的な事業の実施も難しいものと思います。そこで、最大限、国や道などの事業を活用し、若年層の負担を減らす取組を行ってほしいと考えますが、現在、市で本市在住の若年層の支出割合など把握されていましたらお示しください。また、特徴的な傾向などがありましたら伺います。私も若年層の方々と懇談する機会がありますが、特に奨学金の返済が大変だという声も聞きます。い-143-ろいろ調べますと、既に本市でも小樽市奨学金、さっぽろ圏奨学金返還支援事業を行っていることを知りました。それぞれの事業内容と利用状況についてお知らせください。国では第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定とともに、地元に定着する若者の奨学金返還を支援する取組を明記し要綱も策定しましたが、地方自治体にとっても、対象となる学生にとっても、双方にとって大変有利な事業で、本市で働く若年層の支出負担軽減の一助になるのではないかと思いますが、この事業内容と対象について説明していただくとともに、この制度の導入についてお考えを伺います。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

秋元議員の御質問にお答えいたします。初めに、温室効果ガスの排出量実質ゼロに向けた取組推進と私の見解について御質問がありました。二酸化炭素排出実質ゼロの表明につきましては、昨年 12 月に環境省から都道府県や全国の市町村へ表明の呼びかけがあり、それを受け、北海道内では本年2月から7月にかけて、北海道のほか3市町が表明をし、昨日、新たに石狩市も表明したものと認識をしております。本市といたしましても、地球温暖化対策の取組は必要なことと考えておりますので、今後、他都市の事例を参考にしながら、表明について判断してまいりたいと考えております。次に、本市が実施してきた温室効果ガスの削減に向けた取組について御質問がありました。まず、第1次、第2次の本市温暖化対策推進実行計画の目標値につきましては、この計画は本市の事務事業を対象としたものでありますが、第1次計画では温室効果ガスの大半を占める二酸化炭素においては、職員一人一人の環境配慮行動により、年1%削減するとした一方で、ロードヒーティング、街路灯、病院、上下水道など、市民の安全確保等のため定量的な削減が困難な事業は現状維持といたしました。このように温室効果ガスを種類ごと、排出源ごとに積み上げ、その結果、5年間の計画期間の最終年度である平成 17 年度に、基準年の 11 年度比2%以上削減するとしたものであります。第2次計画では、国が京都議定書の発効を受け、平成 17 年4月に温室効果ガスを 20 年度からの5年間で基準年とした平成2年度比で平均6%以上削減するという京都議定書目標達成計画を閣議決定したことから、国の削減目標を達成することが本市の責務と考え、計画期間の 18 年度から 22 年度までの各年度において、2年度比で6%以上削減するとしたものであります。次に、第1次、第2次計画ともに、目標の達成に至った要因につきましては、第1次計画では、計画期間当初の3年間は、市有施設の暖房やロードヒーティングの適切な運転管理、さらに職員一人一人の環境配慮行動という、新たな取組を始めたことにより目標の達成につながったものと考えられます。また、第2次計画では、第1次計画からの取組に加え、中央下水終末処理場において、焼却炉をはじめとした汚泥処理設備を省エネタイプに更新するなど、施設の設備等を更新する際にエネルギー効率の高い機器を導入したことなどが目標達成に至った要因と考えております。次に、平成 27 年度以降の温室効果ガス排出量の増減につきましては、温室効果ガス排出量は、冬季における市有施設の暖房やロードヒーティングの稼働に伴うものが約半分を占めており、それらは気象条件に大きく左右されます。そのため 28 年度、29 年度は、27 年度に比べて冬季の平均気温が低く、降雪量も多かったことから、温室効果ガスの排出量が増加をし、30 年度は前年度に比べ、温暖で降雪量も少-144-なかったため、排出量が減少したものであります。また、令和元年度は暖冬であったため、排出量は減少をしております。次に、計画における総排出量のうち、冬季限定排出が占める割合につきましては、平成 22 年度の 55%と比較すると、ここ数年は減少傾向にあり、令和元年度は 46%となっております。また、冬季の排出削減を進めるための取組といたしましては、引き続き、市有施設の暖房とロードヒーティングの適切な運転管理を行うほか、今後見込まれる建物や設備機器の更新の際には、エネルギー効率の高い機器の導入などが必要であると考えております。次に、職員一人一人の取組の主な成果等につきましては、45 項目の取組について個別の検証はしておりませんが、職員にはエレベーターの利用を極力控えるほか、始業前や昼休みなどの可能な範囲での消灯、ノー残業デーの徹底などが浸透し、温室効果ガスの削減に寄与してきたものと認識をしております。一方で、その効果が目に見えづらいことから、今後も職員にこれらの取組を周知し、継続し続けることが課題と考えております。次に、第4次計画策定までのスケジュール等につきましては、令和3年度の前期に庁内の温暖化対策推進実行計画策定会議により、現行計画の点検、評価、改定方針の検討を行い、後期には数量的な目標や具体的な取組の検討を進め、環境審議会で御意見をお聞きした上で年度内での計画策定を予定しております。また、次期計画に向けては、さらなる温室効果ガス削減のため、これまでのソフト面での対策に加え、設備機器の更新時にエネルギー効率の高い機器を導入するなど、ハード面での積極的な対策も必要と考えております。次に、二酸化炭素の排出量と吸収量につきましては、本市温暖化対策推進実行計画は、市の事務事業を対象とした計画となっているため、全市的な排出量や吸収量は、現段階で把握しておらず、お示しすることはできません。しかしながら、今後、本市において二酸化炭素排出実質ゼロに取り組むためには、全市的な把握が必要と考えておりますので、排出量や吸収量を把握する手法について、調査・研究を進めてまいりたいと考えております。次に、行政評価について御質問がありました。まず、平成 24 年度から 28 年度まで実施した事業評価につきましては、事業評価を行った 314 事業のうち、休廃止・終了とされた事業が2件、縮小とされた事業が2件、要改善とされた事業が 47 件、拡充とされた事業が 11 件あり、総数 62 事業の見直しを行っており、事業数は限られますが、行政評価を実施した効果はあったと考えております。なお、効果額につきましては算定をいたしておりません。次に、コスト意識などの職員への定着度につきましては、これまで行政評価を実施したことにより、職員のコストなどに対する意識の高まりは見られますが、十分とは言えませんので、今後もその定着を図ってまいりたいと考えております。また、PDCAサイクルにつきましては、現在、様々な計画の中に位置づけ取り組んでいるところであります。次に、令和3年度からの行政評価の目的に対する考え方につきましては、行政評価が目指すべきものは、行政ニーズの多様化により選択と集中の観点から、限られた行財政資源を効果的に配分し、効率的な行政運営を目指していくことであると認識をしておりますので、従来の目的を踏襲したいと考えております。次に、平成 30 年度以降、評価を実施しなかった理由等につきましては、29 年度に実施した行政評価では、小樽市行政評価市民会議を設置し、外部評価をいただきましたが、施策を説明する成果指標や目標値の設定が不十分であり、評価判定をすることができないと報告をいただいたため、30 年度以降、行-145-政評価を中止していたものであります。そのため、第7次総合計画の策定に当たっては、外部評価による判定が行えるよう、各施策に掲載する指標を見直し、その項目を増やしたほか、行政評価を行う際に用いる調書の内容についても見直しを行ってまいりました。また、この間の原部、原課での事業の評価・点検につきましては、第7次総合計画の策定のときに各部において施策を検討する際に実施しているほか、毎年度の予算要求時などに各部において行うよう努めております。次に、市の財政状況の職員への周知につきましては、これまでも予算編成方針などで示してきましたが、今後においては、職員一人一人が共通課題として当事者意識を持つよう、職員研修などの機会を通じて、私から直接伝えていきたいと考えております。また、他都市の状況につきましては、今後とも先進的な取組を行っている事例を調査し、検証を進めてまいりたいと考えております。次に、第7次総合計画の推進に合わせた行政評価につきましては、基本計画に定めるまちづくり6つのテーマを構成する 32 の施策と、その施策を構成する主な事業を対象に施策評価として実施をいたします。具体的には令和3年度については満足度などの市民アンケートを実施し、その後、担当部局において、各施策に掲げる指標の進捗や達成度合いの確認を行うほか、施策を構成する主な事業を対象に実施の妥当性、施策を推進する上での優先性や有効性などの視点で点検を行い、その施策の効果や課題、今後の方向性などについて一次評価を行います。その結果を踏まえた上で、私が二次評価を行い、最終評価としたいと考えております。また、4年度については、市民アンケートは実施いたしませんが、一次評価を行った後に外部評価を行い、その結果を踏まえて上で、私が二次評価を行い、最終評価としたいと考えております。次に、外部評価の導入につきましては、評価の客観性や精度を高めることができるとともに、市としても市民の皆さんへの説明責任の機会を確保できるものと考えております。また、課題につきましては、限られた時間や体制で評価を実施することとなるため、評価する事業を選択せざるを得なくなることが上げられます。次に、人口減少問題解決のための施策について御質問がありました。まず、人口ビジョンで示された若年層の流出抑制などの主な課題6項目に対して、実施した事業などにつきましては、主な事業を申し上げますと、若者の地元定着に向けて高校生就職スキルアップ支援事業や若者就職マッチング支援事業、安心して子供を産み育てられる環境整備として、子育て世代包括支援センターの開設やこども医療費助成の拡充、不妊検査助成事業、周産期医療体制の再開などが挙げられます。なお、各事業による効果を測定することは難しいものと考えております。次に、改訂後の人口ビジョンにおける課題や施策の方向性につきましては、策定から4年が経過し、改めて人口移動の状況や市民意識を確認したところ、年齢ごとの人口動態、転出先や提出に至った理由などの傾向が大きく変わっていなかったため、改訂前とほぼ変わらないものとなったものであります。なお、施策の方向性については、第2期総合戦略の策定に当たって、社会動態の減少改善を重点項目としたことから、掲載の順序を一部変更いたしております。次に、労働実態調査における新規学卒者の採用状況につきましては、令和元年度の調査において回答のあった 248 社の平成 29 年度から令和元年度までの雇用者数で申し上げますと、採用者から離職者を差し引いた 617 人となっており、市内在住者の人数は把握いたしておりません。また、新規学卒者の採用者 686 人の産業別の主な内訳は、製造業が 202 人、医療・福祉が 184 人、教育・学習支援業が 67 人となっておりますが、職種についての把握はいたしておりません。-146-次に、若年層の希望職種を分析した課題等につきましては、これまで合同企業説明会のほか、若者就職マッチング支援事業として、企業見学会や企業出前説明会などを実施しておりますが、高校3年生を対象に開催している合同企業説明会での希望職種についてのアンケートによりますと、販売や接客、事務職が多い一方、まだ決められないとの回答も多くあるため、就職に向けた意識の醸成が課題であると捉えております。参加した生徒からは、会社の担当者の話を直接聞くことで、業種や企業に初めて興味を持ったという声があることから、希望職種に対応するために参加企業を増やすことに加え、高校1、2年生も参加できるよう対象を広げることを検討してまいりたいと考えております次に、企業誘致について御質問がありました。まず、若年層の流出抑制につきましては、これまで札幌市との近接性や港湾、交通アクセスの充実などの優位性を生かし、食料品製造業や物流関連企業などをターゲットに工業団地への誘致を進めるとともに、市中心部へは若年層を中心とした雇用の確保を目指し、IT関連企業をターゲットに支援制度を創設するなど、地区の特性に合わせた企業誘致に取り組んでまいりました。今年度には、サテライトオフィス開設を視野に入れた新たな企業誘致のアプローチとして、ワーケーションの取組を実施することとしておりますが、今後も新たな働き方や変化する企業側の動きのほか、御提案のありました若年層の希望職種など多様なニーズを捉えながら、ターゲットを定め、企業誘致の取組を進めてまいりたいと考えております。次に、行政マーケティングに対する認識と必要性につきましては、この手法は民間企業の活動における商品開発から販売戦略、広告宣伝、効果検証までのマーケティングの考え方を行政運営に取り入れていくことと認識をいたしております。これまでも企業誘致に当たりましては、設備投資動向に関する調査や企業訪問などにより、市場の動向や企業ニーズの把握に努め、マーケティングという視点を意識しながら誘致活動を進めてきたところであります。ターゲットを明確にし、効果的に事業を実施するためのマーケティングは必要と考えておりますので、さらに有効な手法を検討しながら、誘致活動を推進してまいりたいと考えております。次に、若年層の生活費などの支給割合につきましては、市にはその割合を算出するための統計データがありませんのでお示しをすることはできません。次に、さっぽろ圏奨学金返還支援事業につきましては、札幌連携中枢都市圏において、札幌市が今年度から実施している事業であり、貸与型奨学金を利用した学生が札幌市が認定する企業等へ就職をし、本市を含む札幌圏 12 市町村に居住した場合に、就職後2年目から4年目までの3年間、年間最大 18 万円、合計で最大 54 万円を支給する内容であります。利用状況といたしましては、10 月の受付開始から11 月末までで、約 30 名の申請があり、本市在住1名の申請もあると伺っております。次に、国の奨学金を活用した若者の地方定着促進事業の制度内容につきましては、この事業は本年6月1日に創設されたものであり、高校生以上の方が卒業後の居住地域を、例えば小樽市として申請した場合、卒業後の本市での居住を条件に奨学金返還の全部、または一部を支援するもので、自治体負担分の全額を算定基礎として5割の措置率で特別交付税措置されるものであります。本制度は人口定着についても効果があるものと考えておりますので、本市に適する制度設計と財政負担なども考慮しながら、導入について検討してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

秋元議員の御質問にお答えをいたします。-147-初めに、企業誘致について御質問がありました。小樽市奨学金の事業内容と利用状況につきましては、経済的な理由によって就学が困難な高校生に対し、有用な人材を育成することを目的として、返済の必要がない奨学金を給与しており、これまでに多くの方々からいただきました寄附金を原資とした小樽市奨学資金基金から毎年 70 名の生徒に対し、年額5万円を給与しております。(「議長、9番」と呼ぶ者あり)

再質問 9番 秋元智憲

何点か再質問させていただきます。初めに、二酸化炭素排出実質ゼロの表明についてでありますけれども、先ほど市長からは他都市を参考に考えていきたいということでありました。参考とするものというのは、多分、その削減の手法とか、そういうものも考えているのだろうと思うのですが、今回、私が小樽市温暖化対策推進実行計画、第1次、第2次、第3次について質問したのは、本質問でも話しましたけれども、非常に小樽市としては積極的に環境問題、特にこの二酸化炭素排出問題については積極的に取り組んできているなという、そういう思いがあってまずは質問させていただきました。その上で、今回、二酸化炭素排出実質ゼロの宣言をしないのかという質問をさせていただきましたけれども、他都市の状況をというお話でしたが、私も他都市の状況を調べましたら、実は二酸化炭素排出実質ゼロ宣言をした時点で、特に具体的な対策ですとか、計画とかがない自治体が幾つもあるのです。ただ、その宣言をして、例えば次年度にその排出ゼロに向けた具体的な計画をつくるとか、そういう文言を入れて実質ゼロ宣言をしている自治体というのは結構あるのです。今、世界的にも日本でもそういう二酸化炭素排出実質ゼロ宣言をする自治体が増えている中で、私は小樽市がここで他都市を参考にする必要はないのではないかと思うのです。今まで積極的に取り組んできているわけですし、第3次小樽市温暖化対策推進実行計画にも 45 の項目がありましたし、または市民ですとか市内企業の取組も積極的に支援するというふうに今は明記されていますし、そういう支援もしてきたと思っています。また、クールチョイスもやっておりますよね。先日も新聞の折り込みにありましたけれども、私はそういうことを考えるとちゅうちょする理由は何もないのではないかと思うのです。ここで市長がリーダーシップを示していただいて、小樽市も二酸化炭素排出実質ゼロ宣言をするのだということで、令和3年度に計画期間を終える次の計画、第4次の策定で具体的な計画を盛り込んでいくということでも構わないと思いますし、市長が宣言することによって、職員の皆さんの意識、また市民や企業の意識もさらに前向きに変わっていくのではないかと思えば、ちゅうちょする必要はないと思いますので、もう一度、二酸化炭素排出実質ゼロ宣言についての市長の御意見を伺いたいと思います。それと、行政評価のところで、平成 30 年度以降、小樽市では実際に事業評価を行われていないということを質問させていただきましたけれども、市長からは原部、原課では評価はしてきたのだというお話をいただきました。実際にその評価方法というのは、評価調書に基づいたような評価なのか、それとも違う手法を用いての評価なのか、それについてもう一度伺いたいと思います。それと、外部評価についてです。先ほど市長からは、令和4年に外部評価を行うという考えがあるという話でしたが、その外部評価の方法については、前回の平成 28 年度、29 年度に行ったような形での外部評価なのか、それとも、私は平成 28 年度、29 年度の外部評価の方法は失敗だったというふうに以前から言っておりますけれども、改めて、令和4年度に外部評価を行う方法や手法について何か考えがありましたらお答えいただきたいと思います。それと、若年層の流出抑制の部分で、様々な事業を行ってきたことをお話しいただきましたが、その-148-効果については、確かに一概に幾つ幾つとか、どれだけだというふうに示せないものもあるかと思いますけれども、その事業の効果について全く示せないというのも少し解せない話で、私たちはやはりこういう効果をもって市の事務事業がどういうふうに実施されているのか、効果がどうなのかと判断させていただいていますので、この点について今は示せないということですので、示せないのでしょうけれども、この点についてやはり、しっかりと示せるように、効果として判断できるようにするべきではないかと思いますが、もう一度お答えをいただきたいと思います。それと、市長から、いろいろとマッチング事業などをやっている中で、高校3年生にアンケートを取ったら、希望職種で高いのが販売や事務職だったということでありました。先ほど私が日南市のお話をさせていただいたのは、日南市の考え方というのは非常に若年層の方々のニーズをしっかり捉えたものだったというふうな思いで、同じことをしてほしいという思いで言ったのではないのです。本市としてはやはり本市の特性などもあるでしょうから、もしかしたら、若年層の方々が働きたい、希望するという職種が事務職ではないのかもしれませんが、販売や事務職というようなアンケート結果があったということですので、そういう結果を捉えて、市としてはその方々に小樽市にある事業所や企業に、違う職種に結びつけるというのではなくて、そういう方々に、希望職種に就いていただけるような対策というのをこれまでは行ってきたのですか。それについてお答えいただきたいのと、最後に奨学金の話です。これも一例として奨学金の話をさせていただきましたが、若年層の方々の初任給のお話もさせていただきましたけれども、本市に生活されている方々の初任給というのはやはり若干少ないということが分かるのですね。そう考えると、何か市としてできることがないのかと考えていただきたいということが1つと、その上で、私が話した方々は、非常に奨学金の支払いが負担になっているというお話でした。ある調査によれば、奨学金の借入額の平均が 324 万 3,000 円だそうです。また、月の返済額は平均1万 6,880 円となっているそうです。そういうことを考えると、小樽市で働きながらもしっかりそういう負担も、当然返済しているわけですけれども、定着・定住していただくために、こういう部分もしっかりと対策として考えていただきたいと。その上で、今回、国の制度のお話もさせていただきましたが、ぜひ、前向きに取り組んでいただきたいと。かなりの方が、もちろん制度の設計もあるのですけれども、ぜひ若い方々の定着促進のために市としても検討するにとどまらず、ぜひ導入していただきたいと思いますので、改めて答弁をいただきたいと思います。

答弁 市長 迫俊哉

秋元議員の再質問にお答えをいたします。私からは温室効果ガスの排出量実質ゼロの表明についてと、それから、若年層の流出抑制の部分についてお答えをさせていただきたいと思います。いろいろ御指摘をいただきましたけれども、二酸化炭素排出実質ゼロの表明についてでありますが、これにつきましては、御指摘もありましたとおり、世界中が異常気象、地球温暖化の関係で脱炭素の動きというのはもう社会的な要請になっているというふうに私どもとしても認識をいたしております。ただ、私としては通常こういった表明をするときには、やはりその表明をすることが目的ではありませんので、実際に何をするのかという実効性をしっかりと担保しておく必要があるのだということで、今後、他都市の取組なども参考に表明をさせていただきたいということで答弁申し上げましたけれども、秋元議員の御指摘によりますと、私どもの行ってきている実行計画の取組についても御評価もいただい-149-ておりますし、私がリーダーシップを取ることによって職員全体の意識が高まっていくということであれば、この表明については前向きに検討していきたいというふうに思っているところであります。それから、若者の地元定着に向けた取組の中で効果を測定することが難しいということでお答えさせていただきましたけれども、これは我々が反省しなければいけないのですが、この答弁に限らず、効果が分からないという答弁が今回は幾つかあるのです。こういったことも、これは本当にこういう結果ですので、お答えすることができませんけれども、しっかりと今後、事業の効果について、それぞれが把握できるようなことで庁内にもしっかり伝えていきたいというふうに思っておりますので、この件については答弁させていただいたとおり、各事業による効果を測定することは難しいということでお答えさせていただきますけれども、十分反省をさせていただきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 産業港湾部長 徳満康浩(産業港湾部長は2022年3月まで)

私からは、秋元議員の再質問の就職希望の事務系の部分の希望職種につなげるような取組をしたのかというところでの答弁させていただきたいと思います。これまでを振り返れば、例えば合同企業説明会等、就職マッチングの事業をいろいろとやっていますけれども、参加企業に対して、高校生が望む職種まで、そこをすごく意識して企業に声をかけたかと問われれば、そういう視点は少し欠けていたのだろうというところで反省すべき部分はあると思いまして、本答弁にもありましたけれども、希望職種に対応するために参加企業を増やすというようなところに視点も置いて、企業の部分を少し増やしていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 総務部長 中田克浩(総務部長は2021年3月まで)

秋元議員の再質問にお答えします。私からは行政評価について2点、お尋ねがございましたので、そのことについてお答えさせていただきたいと思います。行政評価ですけれども、平成 24 年度から 28 年度までは事業評価ということでさせていただきまして、平成 28 年度、29 年度が事業を束ねたような形で施策評価ということでさせていただいてございます。平成 30 年度につきましては、先ほど市長から答弁させていただきましたように、平成 29 年度の施策評価の際、外部の委員の方で組織している行政評価市民会議で、評価するに当たって指標とかが足りないということで、評価できないという御意見をいただいたものですから、平成 30 年度以降は行政評価は実施してございません。平成 30 年度、令和元年度、2年度の3年間はやってございません。ただ、行政評価としてはやってございませんけれども、第7次総合計画策定の際に、それぞれの施策の内容について点検などを行ってございますので、その辺を先ほど市長から答弁させていただいてございます。それと、毎年の予算編成においても、各事業の内容を点検してございますので、そういう形で、行政評価としてはやってございませんけれども、そういうような事業の点検などはさせていただいているというところでございます。それと、外部評価につきましてですが、令和3年度はまず内部で1回、新たな施策評価を実施してみて、その手順などを確認させていただきたいと思ってございます。それを終えた後、令和4年度に外部評価を導入ということで考えてございます。前回の平成 29 年度の外部評価のときの課題で指標が足りなかったものですから、評価ができないという御意見をいただいていましたので、それにつきましては、今回、総合計画を策定する中で指標も増やしておりますので、その辺の課題はクリアされているのかと思いますけれども、具体的な実施について、ど-150-ういう形でやるかにつきましては、基本的には前回のやり方を考えていますが、前回のやり方をもう一度、課題がどういうところにあったかという部分を再度検証しながら、令和4年度の外部評価のやり方は決めていきたいというふうに思っているところでございます。原部、原課で調書で評価をやっているかというお尋ねですけれども、もちろんその事業評価なり施策評価はそういう形で調書を使ってやってございました。そして、中断していた部分の総合計画の策定の部分については、もちろんその調書を作ってチェックをしているところでございます。あとは、毎年度の予算編成においては、予算編成の様式が定められてございますので、その辺でどういう部分を見直したとか、そういうような記述をするような様式になってございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 副市長 小山秀昭(副市長は2022年9月まで)

再質問の答弁が一つ漏れているようですので、私からお答えします。奨学金の支援について前向きにということでございますが、この制度は今年6月にできたばかりですので、その制度自体が本市に合うのかどうか、また、本市では今、小樽市立病院の高等看護学院においては、奨学金の返済免除をして3年間勤めるということがあるのですが、それもやはり一定程度効果がありますので、一般的に広げるにはどうしたらいいか、それについては検討させていただきたいと思っております。

出典:小樽市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日 議事録 PDF(158ページ) 間違いを知らせる