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小樽市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日

くらし応援の市政へ

2019年12月10日、小樽市議会の一般質問で、小貫元議員が「くらし応援の市政へ」について質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹が答弁しました。

質問者
小貫元 議員
答弁者
市長 迫俊哉、教育長 林秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 20番 小貫元

次に、くらし応援の市政を求めて質問します。第1に、子育て世代への支援の拡充です。日本共産党は国民健康保険料の子供の均等割の減免や医療費無料化の拡大を求めてきました。住民基本台帳の社会動態では昨年は 990 人の社会減で、20 歳から 34 歳までの若年者がマイナス 647 人、65.3%になります。35 歳から 49 歳はマイナス 143 人で、50 歳から 64 歳はプラス 15 人となっています。過去10 年の動態を見ても、20 歳から 34 歳までの社会動態は 5,581 人の社会減、71.4%。50 歳から 64 歳は10 人の社会増になります。市長は、若年者の社会動態が大きなマイナスになり、50 歳から 64 歳の年齢層でプラスになっている状況に対し、どのような見解をお持ちですか、お答えください。そのことに対し、小樽市としてこれまでどのような対策を行ってきて、その結果についてどのような見解を持っているのか示してください。第7次総合計画は、人口減少対策を柱にしています。どの計画でも国立社会保障・人口問題研究所の数字を引用しています。人口減少が進むことは間違いありませんが、小樽市としてどのように人口減少を食いとめるのか、例えば、約 20 年後の 2040 年時点における市長の人口目標を示してください。対策についてです。一つ目が若い世代の雇用環境についてです。小樽市労働実態調査によれば、正規従業員の割合は 67.4%で、そのうち 20 代は 15.4%、30 代は 19%と、40 代や 50 代と比較し、人数も割合も少なくなっています。旭川市では、国によるトライアル雇用助成金を活用して労働者をトライアル雇用し、雇用期間終了後、正規雇用として雇い入れた場合、1人5万円を支給しています。全国に目を移せば、館林市では非正規雇用の労働者を正規雇用に転換した場合に 10 万円を支給する制度を設けています。小樽市は、これまで正規雇用の推進をどのように促してきたのか、他都市の取り組みを参考にして制度をつくってはどうでしょうか。二つ目に、子育て世代を応援する上で、日本共産党が提案している医療費の助成とともに、住まいの助成の実施が必要です。5年前に私は一般質問で、かほく市の例を紹介して、若年者への住宅支援を提案しました。かほく市の若者マイホーム取得奨励金は申込件数が 1,000 件を超えました。市議会の会議録を見ますと、ことし末現在で、制度開始以来、最多の申込件数となっている。さらに、新婚さん住まい応援事業補助金についても、昨年度は制度開始以来、最多になっています。私は、第1回定例会でも大学生への家賃補助を提案してきました。借り上げ住宅の制度改善が必要なことは実績からも明らかです。子育て世代向けの新たな住宅支援策を検討することを提案します。お答えください。子育てに関連して、学校統廃合の結果、残された唯一の単独調理校である西陵中学校の給食を学校給食センターから提供することについてです。保護者 24 名から意見の提出があり、その意見を読ませていただきました。「賛成」の方でも温度が低くなることを残念に思っている方、「仕方がない」の6人のうち5人が給食がおいしいと評価しています。単独調理校の学校給食が温かくておいしいことが、保護者からの意見で明らかになりました。温かくておいしいけれども、小樽市の財政が大変、卵アレルギーのみでもアレルギーの対応ができるといって温かくておいしいものを子供たちに諦めさせることは、大人として冷たい仕打ちだと思いませんか。-70-教育長の見解を求めます。同時に、学校給食センターからの提供の撤回を求めます。次に、市民要望について、実現を求めて幾つか質問をします。一つ目は、市民会館付近の街路灯整備です。市民会館の市役所側の入り口の街灯が消えていたので、公園緑地課や生活安全課に対応をお願いし改善されました。しかし、市民会館から紅葉橋の間の公園内道路も街灯が少なく暗い状況です。小樽公園の管理として、市が街灯を整備することを求めます。お答えください。二つ目は、道道小樽港線を札幌方面から余市方面に車を走らせると、左車線は路上駐車、右車線は浅草橋前の信号で右折する車が待っているため、直進車が右車線を走ると詰まってしまうのです。だから、真ん中の車線を車が走るため、ほぼ1車線状態になり渋滞が起きています。浅草橋の交差点に右折レーンを設置し、渋滞を解消するよう北海道への要請を求めます。三つ目は、南小樽駅のバリアフリー化についてです。工事が始まり、地域住民も喜んでいるところです。工事の進捗状況と来年度の事業見通しについて説明してください。駅舎のバリアフリー化が完了した後は、駅舎と周辺道路との段差解消も急がれます。実現の見通しを示してください。四つ目は、JR朝里駅からの避難路整備として屋根の設置についてです。陳情も出されましたが、日本共産党にも相談がありました。災害対策室によれば、朝里駅周辺からの避難路は2本あります。そのうち1本は川沿いを通る道路です。この道路の途中から階段を上る神威線があります。ほかの町村では、海岸に沿った道路から高台の集落への屋根が設置された連絡通路が整備されています。小樽築港駅から銭函駅の間、特に朝里駅と銭函駅の間で列車がとまる災害が起き、津波が迫ってくる場合にどのように避難することができるのか、説明してください。冬季の災害対策として、神威線に屋根をつけ避難路として整備してはいかがでしょうか、お答えください。

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、くらし応援の市政について御質問がありました。初めに、子育て世代への支援についてですが、まず、社会動態についての見解につきましては、若年者の転出超過が多く、将来の子育て世代が減少することにより、さらなる人口減少につながるおそれがあるため、懸念を抱いているところであります。次に、これまで行ってきた対策などにつきましては、雇用や子育て、住環境などさまざまな分野の取り組みを行うことでまちづくりを進めておりますが、これまでの人口推移は国立社会保障・人口問題研究所の推計とほぼ変わらない減少を続けてきており、人口減少を抑制する効果が発現するまでは、ある程度の時間を要するものと考えております。次に、2040 年の目標人口につきましては、現在改訂作業を行っている人口ビジョンの将来展望において、国立社会保障・人口問題研究所の推計である6万 9,419 人から、約 5,000 人改善の 7 万 4,405 人と推定しておりますので、これが一つの目安になると考えております。次に、正規雇用の推進につきましては、若者の能力開発や人材育成を支援するほか、求職者と市内企業とのマッチング事業、季節労働者の資格取得支援事業など取り組みを進めてきているところでありま-71-す。御質問にありました支援制度の創設につきましては、若者が安心して働くことのできる雇用環境は地元への定着につながり、人口対策上、重要な視点でありますので、他都市の取り組みなども参考にしながら検討してまいりたいと考えております。次に、子育て世代向けの住宅支援策につきましては、子供のいる世帯へまちなかで市営住宅を供給するために、平成 29 年度から始めた既存借上住宅制度は、実績が1棟4戸にとどまっていることから、現在募集エリアの拡大など、応募要件の緩和について検討を進めております。また、将来的には市営住宅の建てかえ時に子育て世帯向け住戸を確保することも考えております。新たな子育て世代向けの住宅支援策については、財源の確保などの課題はありますが、人口減少対策としても重要な施策であると認識しておりますので、引き続き他都市の事例などを参考に検討してまいりたいと考えております。次に、市民要望についてですが、まず、街灯の整備につきましては、市民会館から紅葉橋の間の街灯が老朽化に伴い倒れるおそれがあったことから、本年7月に危険回避のため撤去したところであります。このため、議員御指摘の区間が暗い状況になっておりますので、来年度には再設置したいと考えております。次に、道道小樽港線の交差点での右折レーンの設置につきましては、道路管理者であります後志総合振興局小樽建設管理部に確認しましたところ、当該交差点については頻繁に交通渋滞が発生しており交通の円滑化を図る観点から調査・設計を実施し、右折レーンの設置に向けた検討を行っていると伺っております。次に、南小樽駅バリアフリー化工事の進捗状況等につきましては、予定では今年度、跨線橋の桁製作や、基礎の施工のほか工事の妨げとなる旅客上屋の一部撤去などを実施し、来年度は既存の跨線橋を撤去し新しいものに架けかえるとともにエレベーターを新設することになっております。しかしながら、JR北海道からは、今年度の工事におくれが生じているため、工程の詳細については現在精査中であると聞いております。次に、駅舎と周辺道路の段差解消の見通しにつきましては、駅前広場の面積が狭いことから、バリアフリー化のための設備を設置した場合、タクシー乗り場や自家用車待機場所の配置の見直しが必要になること、厳しい財政状況の中での財源確保など、実現に向けては解決しなければならない課題がありますので、今後検討をしてまいりたいと考えております。次に、朝里駅と銭函駅間で津波災害が予想される場合の避難につきましては、列車が運行中の災害の場合は、乗務員の誘導により徒歩で避難することになると思われます、次に、神威線の避難路としての整備につきましては、朝里駅周辺の避難路としては朝里本通線と柾里沢線がありますので、現在のところ避難路としての整備は考えておりません。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

小貫議員の御質問にお答えをいたします。ただいま、くらし応援の市政について御質問がございました。子育て世代への支援についてでありますが、単独調理校である西陵中学校の給食を学校給食センターから供給することにつきましては、提供によるメリットといたしましては、最新の設備で万全な衛生管理のもと調理された給食を提供できること、焼き物や蒸し物などこれまでできなかったメニューが提供可能となること、西陵中学校のみ提供できていなかった卵アレルギー対応食を提供できることなどがあります。-72-一方、デメリットといたしましては、学校給食センターで提供する汁物などの温度が若干低くなりますが、他の小・中学校と同様に保温性の高い容器を使用することにより、汁物の温度差を最小限に抑えることといたしております。これらメリット、デメリットを西陵中学校の保護者の皆様に御提案したところ、メニュー豊富化の期待など、賛成の御意見を多くいただき、さらに御案内しました保護者説明会に来られた参加者がいなかったことから、学校給食センターから提供することに御理解をいただけたものと判断をいたしました。以上のことから、令和2年4月より西陵中学校の給食につきましては学校給食センターから提供してまいりたいと考えております。今後とも安全でおいしい給食づくりに努めてまいります。

出典:小樽市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(86ページ) 間違いを知らせる